「大手キャリア」とは?
「大手キャリア」という言葉を聞いたことがありますか?最近では格安SIMが注目を受けているため、その比較対象としてよく耳にすることも多いのではないでしょうか。
「大手キャリア」とは「大手の通信キャリア」のことを指しています。大手キャリアは自社で通信回線網を設置して、独自に通信サービスを提供しているのです。
日本においては「三大大手キャリア」とも言われ、具体的には「au」「ドコモ」「ソフトバンク」のことを指します。
大手キャリアについて知っておくことは、スマホを快適に使うために非常に重要なこと。大手キャリアのなかでもそれぞれ別のメリットやデメリットがあるため、自分のライフスタイルなどに合わせて検討することが大事です。
大手キャリアについての情報を頭に入れておき、しっかりと自分に合ったものを選べるようになりましょう。
大手キャリア1「au」
大手キャリアの1つ目は「au」です。auは2000年にIDO(日本移動通信)とDDIセルラーグループ(各地域のDDIセルラー系会社)が一本化してできあがったブランド。2005年にはツーカーも合併しました。
auが携帯業界に革命的な技術を持ちこんだことは非常に有名な話。「着メロ」「着うた」「LISMO」というような音楽サービス。音楽再生機能がついた携帯電話。携帯でテレビが見られるワンセグ対応携帯を発売したのもauでした。
auはいまの日本の携帯業界にはなくてはならなかった存在なのです。
大手キャリア2「NTTドコモ」
大手キャリアの2つ目は「NTTドコモ」です。NTTドコモはずっと名前が変わらないブランドで、1992年から存在しています。
それまで携帯電話というのは「通話」がメインの機能でしたが、そこに「メール」「インターネット」の機能を統合させたのがNTTドコモ。つまり、いまのスマホのような使い方をし始めたのがNTTドコモなのです。そこからauやソフトバンクも同じような機能を備えるようになったのです。
また、携帯電話に支払い機能をつけたのもNTTドコモが先駆けです。
大手キャリア3「ソフトバンク」
大手キャリアの3つ目は「ソフトバンク」です。ソフトバンクの名称は今まで以下のようにして変わってきました。
- J-フォン(1999年)
- ボーダフォン(2003年)
- ソフトバンクモバイル(2006年)
- ソフトバンク(2015年)
さらに、携帯電話にカメラの機能をつけたのはソフトバンクが最初にやったこと。2000年にJ-フォンから発売された携帯電話が「写メール」というサービスを持ち合わせており、それが「写メ」として世間一般的に定着したのです。
そして、ソフトバンクの名前を一気に広めるきっかけになったのが、2008年に日本初上陸したiPhoneを発売したこと。その後、auとNTTドコモが追うようにしてiPhoneを発売し始めました。
格安SIM提供会社について
最近話題の格安SIMを知っていますか?聞いたことはあるけど、詳しいことはよくわからないというひとも多いはずです。しかし、格安SIMについて知らないままにしていると安くできるところを安くできず、毎月5,000円も損しているかもしれません。
ここでは格安SIM・格安SIM提供会社について解説します。
いまの携帯料金が高いと思っているひとや、あまり通話やキャリアメールアドレスを使っていないというひとは絶対に見逃せない情報です。
ぜひ、これからの参考にしてください。
「MVNO」とは?
「MVNO」とは「Mobile Virtual Network Operator」の略称で、「仮想移動体通信事業者」という意味をもちます。簡単にいうと格安SIM提供会社のことを指していて、前述の大手キャリアが管理している通信回線を借りて、サービスを提供しているのです。
それに対して、大手キャリアは「MVNO(Mobile Network Operator)」と呼ばれています。
「MVNO」の特徴
MVNOの特徴は以下のとおりです。
- 月額料金が安い
- 契約期間が短い
- スマホを安く買える
- 多くのスマホが使える
- 自分にあったプランが選べる
- 独自サービスがある
やはり最も注目なのは「月額料金が安い」という特徴。しかしながら、そのほかにもたくさんの特徴があるのです。
安さ以外の特徴を無視して格安SIMを敬遠するのは非常にもったいないこと。しっかりと以上のような特徴は押さえておきましょう。
「MVNO」の種類
MVNOにはたくさんの種類があります。大手キャリアといわれると3社のことを指しますが、MVNOとなると400社近くもあるのです。
それぞれにたくさんの特徴があるのですが、全部のMVNOを頭に入れておくことは非常に難しいです。しかし、だからといって1社も理解していないのは大きな機会損失になります。
ここではよく知られているMVNOの10社を紹介します。そのMVNOは以下のとおり。
- UQ mobile
- 楽天モバイル
- nuroモバイル
- y.u mobile
- BIGLOBEモバイル
- HISモバイル
- IIJmio
- OCN モバイル ONE
- mineo
- エキサイトモバイル
さらには、最近では大手キャリアもMVNOへの流れを意識してか、以下のような新料金プランを発表しました。
- povo(au)
- ahamo(ドコモ)
- LINEMO(ソフトバンク)
これらの新料金プランは通常のプランよりも安いものになっており、その安さは格安SIMに迫るほどです。
大手キャリアと格安SIMの違い
大手キャリアと格安SIMの違いを知っていますか?多くのひとが「格安SIMは今話題だけど…」と詳しいことは知りません。
大手キャリアと格安SIMの違いを知らないと、無駄に高い月額料金を払うことになったり、流行に流されて大きな損をしてしまったりします。
ここでは大手キャリアと格安SIMの違いを解説。具体的には「料金」「通話」「回線」の3つの観点から違いを見ていきます。
スマホの買い替えやキャリアの乗り換えを検討しているひとには確実に必要な情報です。ぜひ参考にして、自分にマッチしたものを選べるようになりましょう。
大手キャリアより格安SIMのほうが安い
ご存知のとおり、大手キャリアよりも格安SIMのほうが月額料金が安いです。
なぜなら、格安SIMを提供しているMVNOは自社で通信設備を借りているから管理費用があまりかからないから。また、大手キャリアとは違って店舗を構えていないことも、月額料金を安く設定できる理由なのです。
よって、場合によっては大手キャリアのプランよりも格安SIMのプランのほうが月額5,000円以上安くなる場合もあります。
大手キャリアよりも格段に安いのが格安SIMの大きな魅力です。
格安SIMより大手キャリアのほうが通話料金が安い
大手キャリアのほうが格安SIMよりも通話料金が安いことを知っていましたか?
格安SIMはデータ通信を中心とした料金設計になっています。よって、通話料金においては大手キャリアより高かったり、かけ放題のプランがなかったりするのです。
ですので、頻繁に通話する人や長く通話する人は格安SIMではなくて大手キャリアでプランを組んだほうがお得になることも。
自分がどれくらい通話するのかを考えて、どちらで契約するのがより経済的なのかを考えておきましょう。
格安SIMより大手キャリアのほうが回線速度が速い
格安SIMを契約してから多くのひとが後悔するのが「大手キャリアよりも回線速度が遅い」ということです。より快適な回線を求めるなら大手キャリアで契約するのがおすすめ。
格安SIMが大手キャリアよりも回線速度が遅いのは、格安SIMが提供している通信回線はあくまで大手キャリアから借りたものであるから。限られた数の回線を借りているので、多くのひとが回線を使っている時間帯には回線が混み合ってしまいがちなのです。
たとえば、平日の通勤時間帯や夜、休日などは回線が混み合って、格安SIMのスマホは遅くなってしまうのです。それに比べて、大手キャリアはたくさんの回線をもっているので、なかなか混み合うことがないのです。
回線速度を気にするひとは格安SIMではなく、大手キャリアを選んだほうがいいかもしれません。
格安SIMスマホの回線速度が遅いときの対処法
格安SIMスマホは大手キャリアよりも回線が混み合いやすく、非常に遅くなりやすいです。
しかしながら、もしかするとあなたのスマホが遅いのは回線のせいではないかもしれません。スマホの回線速度が遅くなってしまうのはほかにも理由があるのです。
ここでは格安SIMスマホの回線速度が遅いときの対処法を紹介します。3分もあればできるものもあれば、なかには手間や時間がかかってしまうものも。
格安SIMスマホが遅いなと感じたら、大手キャリアへの乗り換えをすぐに考えるのではなくて、まずは以下の対処法を行ってみましょう。
スマホを再起動する
スマホの回線速度が遅いときには、スマホの再起動が効果的です。3分もあれば簡単にできるうえ、ほとんどの場合、スマホの再起動によって問題が解決します。
なぜなら、スマホを再起動することによってバックグラウンドで開かれていたアプリを強制的に終了したり、キャッシュを削除したりできるからです。それによって、圧迫されていたメモリを解放できるのです。
スマホの機種によって再起動の方法は違うので、それぞれの公式サイトなどで確認しておきましょう。
スマホの回線が遅いと感じたら、まずは再起動を試みるのがおすすめです。
スマホをアップデートする
スマホをアップデートしていないひとは、アップデートしておくようにしましょう。
アップデートすることによってスマホが重くなると思っているひともいますが、実は不具合の修正や動作が軽くなることによってスマホが軽くなる可能性があるのです。
アップデートには少々時間がかかることがあるので、寝る前などにアップデートを設定しておけば、朝きたらスマホがサクサク動くようになっているかもしれません。
特別な理由がない限りは、できるだけ最新のOSにアップデートしておくようにしましょう。
使っていないアプリを終了・削除する
使っていないアプリは終了したり削除したりしておきましょう。
なぜなら、使っていないアプリがバックグラウンド機能によって開いていることによってメモリを消費してしまうから。また、重いアプリがスマホにインストールさせているだけで、ストレージを圧迫してしまっているのです。
メモリやストレージがいっぱいになってしまっていると、スマホの回線速度も遅くなってしまいます。
バックグラウンドからアプリを終了するのは簡単ですが、一度インストールしているアプリをアンインストールするのはなかなか躊躇してしまうもの。ですが、スマホの快適な回線のためには仕方ありませんので、使っていないものはアンインストールしてしまいましょう。
出来るだけWi-Fiを使う
以上のどの方法を使っても回線速度が改善されない場合には、格安SIMである限り解決できない問題かもしれません。
前述のとおり、格安SIMは大手キャリアから通信設備をレンタルして使っているので、限られた通信設備しか利用できないのです。それによって回線が混み合ってしまい、回線速度が落ちてしまいます。
この問題を解決するためには「なるべくWi-Fiを使う」ことを意識しておくことが大事。
出先でもWi-Fiを使えるスポットはたくさんあります。そして、もちろん自宅ではWi-Fiを使ったほうがいいのです。
できるだけ快適なWi-Fi機器を求めているなら、フレッツ光一択。フレッツ光の通信速度は最大でWebサイトをクリックした瞬間に表示されるほどの速さです。サクサク動くという表現がとてもマッチするような回線ですよ。
さらに以下のサイトから申し込めば、最大85,000円の現金キャッシュバックや豪華特典が受け取れます。
格安SIMを自宅で快適に使うにはフレッツ光のWiFiがおすすめです。

格安SIMに乗り換えるなら
これを機に大手キャリアから格安SIMに乗り換えたいと思っているひともいるでしょう。
しかし、格安SIMを提供してくれている事業者は日本に400社近くもあります。よって、どの事業者と契約したらいいのかわからなくなってしまいますよね。
自分と合わない格安SIMを契約してしまうと、いくら安いとはいってもお金が無駄になってしまいます。そこで、誰が選んでも間違いない格安SIMスマホを紹介します。
ここでおすすめする格安SIMは「OCNモバイルONE」です。
OCNモバイルONEはNTTドコモのサービスエリアに対応しています。月額料金も安く、平均速度も比較的速い格安スマホ・SIMサービスです。また、OCNの光回線である「OCN光」とセットで契約することで、毎月最大1,100円も安くなります。
下記サイトから申し込めば、キャッシュバックかWiFiルーターがもらえます。できるだけ安くスマホとWi-Fiを手に入れたければ、OCNがおすすめです。
