スマホ回線の種類を知っていますか?
急ですが、「スマホ回線」と言われて何が思い浮かびますか?
「ソフトバンク回線」や「ドコモ回線」のように、大手携帯キャリアの名前がついた回線が思い浮かんだひともいるでしょう。ほかにも最近話題の「5G」が真っ先に思い浮かんがひともいるでしょう。
どれも正解です。どれも「回線」として知られているものだから。しかし、「回線」にはもっとたくさんのものがあるのです。
たくさんの「回線」を知っておくことは自分を助けることにもつながります。たとえば、回線の種類を知っておくことで自分にぴったりなプランを見つけられたり、無駄なお金を払わなくてよくなったり。
そこで、この記事ではスマホ回線の種類について解説します。スマホ回線の種類や役割を頭に入れることで、よりお得で快適にスマホを使いましょう。
スマホ回線の種類を知っておく必要性
スマホ回線の種類を知っておくことは必要です。なぜなら、知らないままにしていると使いたいスマホが使えなかったり、せっかく契約したスマホが使えなかったりするから。
ここではスマホ回線の種類を知っておく必要性を深掘りして紹介します。
回線の種類といってもたくさんあるもの。種類だけでなく特徴も覚えておくことによって、自分がどの回線を使うべきなのかも分かります。
スマホ回線の種類はできるだけ頭に入れておくようにしましょう。
使えるスマホが違うから
スマホ回線は種類によって使えるスマホが違うのです。なぜなら、大手キャリアで購入したスマホにはSIMロックが施されているから。
SIMロックとは、そのスマホを購入したキャリアのSIMカードしか使えないというもの。たとえば、ソフトバンクでスマホを購入したときにはソフトバンクのSIMカードしか使えないので、ソフトバンク回線しか使えないのです。
しかしながら、SIMロックを解除することでどの回線でも使えるようになります。SIMロック解除はインターネット上から無料で行うことが可能。回線を契約するまえに、自分の回線の特徴などを踏まえて「SIMロック解除をして違う回線を使いたい」と思ったときにはSIMロックの解除をするようにしましょう。
通信エリアが違うから
実は回線によって通信エリアが違うこともあります。
よって、場所によってはドコモ回線はつながりやすいけど、ソフトバンク回線は遅くて、au回線はまったくつながらないなんてことも。
回線の種類を知らないと、自分の住所やよく行く場所と回線の通信エリアを見比べないで契約してしまいがち。すると、あなたが住んでいる地域では契約した回線があまり安定していないなんてことになるかもしれません。
回線の種類を頭に入れておくことによって、せっかく契約したスマホがつながらないなんてことを防ぎましょう。
通信速度が違うから
大手携帯キャリアの名前がついている回線ではなく、「5G」や「4G」などの回線の種類を知っておくことは通信速度の違いを意識するうえで非常に重要となるもの。
特に格安SIMスマホを使っているひとはこれらの違いを理解しているだけで、回線速度を上げられるかもしれません。
具体的には「3G」「LTE’」「4G」「5G」の4種類の特徴さえ押さえておけば大丈夫です。
大手携帯キャリアの名前がついている回線以外も、しっかりと覚えておくようにしましょう。
スマホ回線の種類
大手携帯キャリアの名前がついている回線を耳にしたことがありますか?大手携帯キャリアといえば「ソフトバンク」「ドコモ」「au」の3つのこと。
それらの名前がついた回線は社名の頭文字をとることで「Sタイプ(ソフトバンク回線)」「Dタイプ(ドコモ回線)」「Aタイプ(au回線)」と呼ばれることもあります。
これら3つの種類と特徴には、大きな違いがあるわけではありませんが、知らないと回線を契約したあとに「あっちの回線にしておけばよかった」と後悔してしまうことも。
ここではそのような後悔を防ぐために、スマホ回線の種類と特徴を解説します。
どのキャリアでスマホを買おうか迷っているひとや、SIMフリーのスマホを使っているひとはぜひ参考にしてみてください。
ソフトバンク回線
大手キャリアの名前がついた回線の1つ目としてあげられるのが「ソフトバンク回線」。「ソフトバンク回線」は頭文字をとることで「Sタイプ」と呼ばれることもあります。
「ソフトバンク回線」の特徴は以下のとおりです。
- ソフトバンクでスマホを購入したひとが使う
- ソフトバンクの通信エリアを利用できる
- 登山道でも問題なく通信できる
- 山ごとに通信つながる登山道がわかる
以上のような特徴を必要としているひとはぜひソフトバンク回線を契約しましょう。
ドコモ回線
大手キャリアの名前がついた回線の2つ目としてあげられるのが「ドコモ回線」です。「ドコモ回線」は頭文字をとることで「Dタイプ」と呼ばれることもあります。
「ドコモ回線」の特徴は以下のとおりです。
- ドコモでスマホを購入したひとが使う
- ドコモの通信エリアを利用できる
- 専用のアンテナが多く設置されている
- 山や海などでも問題なく通信できる
以上のような特徴を必要としているひとはぜひドコモ回線を契約しましょう。
au回線
大手キャリアの名前がついた回線の3つ目としてあげられるのが「au回線」。「au回線」は頭文字をとることで「Aタイプ」と呼ばれることもあります。
「au回線」の特徴は以下のとおり。
- ドコモでスマホを購入したひとが使う
- ドコモの通信エリアを利用できる
- 世界遺産やキャンプ場でもつながる
- 山や海などでも問題なく通信できる
以上のような特徴を必要としているひとはぜひau回線を契約しましょう。
4Gや5Gなどの回線の種類
最近「5G」という言葉をよく耳にしませんか?しかしながら、外でスマホを使っていると「4G」と表示されているひとも多いはず。
4Gや5Gなどの回線の種類を把握しておかないと、スマホのデータプランを選ぶときに間違ったものを選んでしまい、無駄にお金を払ったり、なかなかつながらないプランで契約したりしてしまうかも。
ここでは4Gや5Gなどの回線の種類を紹介します。
特に格安SIMを使ったスマホを利用しているひとや、その利用を検討しているひとには必須の情報です。ぜひ参考にして、自分が納得できるプランを選べるようになりましょう。
3G
3Gは「3rd Generation」の略で、2000年代から主流になってきた通信システムです。1Gや2Gの時代を経て、3Gの時代は非常に長く続きました。
しかしながら、「ソフトバンク」「ドコモ」「au」の大手携帯キャリアでは「3Gはこれからなくなっていくであろう」とされています。なぜなら、3Gよりも通信速度が速い4Gや5Gが主流になってきているから。
そうは言っても3Gはまだまだ現役の通信システム。地域によっては3Gにしか対応していないところもあるほどです。
LTE
LTEは「Long Term Evolution」の略称。3Gが主流であった時代から、4Gの時代へとスムーズに移行するための作られた通信システムです。よって、「3.9G」と呼ばれることもあります。
とはいえ、LTEは後述する4Gの一部と正式に認められているもの。よって、「4G/LTE」と表示されたり、自社が抱えているLTEサービスを4Gサービスとして提供している事業者もいるほどです。
4G
4Gは「4th Generation」の略で、3Gが主流だった時代を継いで、現代の主流となっている通信システムです。よって、スマホも4Gに対応しているものがほとんど。
しかしながら、一部地域ではまだまだ4Gが対応しておらず、3Gしか対応していないことも。その場合には通信システムが自動的に3Gに切り替わります。現時点でもどんどんと4G対応エリアは拡大しており、いずれ3Gはなくなって4Gが完全に普及するとされています。
5G
最近話題の5G。こちらはもちろん「5th Generation」の略称名です。4Gでも十分にデータの送受信がスムーズにできるのですが、5Gでは4Gをはるかに超えるほど高速なデータ通信が可能。
しかしながら、まだまだ普及しているものではなく、5G契約しているSIMカード・機種、そして対応している場所でない限り使用できません。
これから対応エリアや対応機種はどんどん増えていくことになるでしょう。
固定回線の種類
固定回線にもいくつかの種類があります。スマホ回線などのように時代とともに高速化が求められ、みるみるうちに進化を遂げてきました。
固定回線の種類も覚えておくことによって、これからまた新しい回線が出てくることになったときにスムーズに移行できることでしょう。現代ではほとんど使われていない回線もありますが、歴史として覚えておくと豆知識として話せますよ。
ぜひ頭に入れておきましょう。
ダイヤルアップ
ダイヤルアップは、現代ではほとんど使われていたいインターネット接続方法のひとつ。電話回線を利用することによって、インターネット接続を行います。
ダイヤルアップのなかに含まれている「ISDN」という接続方法は「2024年に終了する」とNTT東西によって発表されており、それによってFAX配信業務に対して影響が出ることが予想されます。
しかしながら、完全にFAXがなくなるわけではありません。今使っているFAXの配信形態によっては2024年以降も問題なく使えますので、しっかりと確認しておきましょう。
ADSL
ADSLも電話回線を利用してインターネット接続を行う方法。しかしながら、使えば使うほど料金がかかってしまうダイヤルアップとは違って定額制であり、ダイヤルアップのころに比べて通信速度がはるかに速いものでした。よって、2000年の初め頃から急速に普及したのです。
そのADSLも2024年には終了するとされています。現代では後述する光回線が主流となっていますが、まだまだADSLを利用しているひともいるのが現状です。
光回線
現代のインターネット接続の主流となっているのが光回線です。光回線とは、光ファイバーを利用したインターネット回線のことを指しています。
ADSLに比べると若干料金が高くなってしまうものの、高速で安定したインターネット接続ができるというメリットがあります。
新型コロナウイルス感染症の影響によってテレワークが進み、家庭でのインターネット接続環境は快適な作業をするためになくてはならないものとなりました。これからもしばらくは光回線が主流の時代が続くことになるでしょう。
それぞれの回線のおすすめ
この記事では3つの回線を紹介しました。しかし、それぞれの回線において自分に合ったものを選ばないと、いくら高速通信に対応しているものを使っても効果は半減です。
「高くても高速通信ができるものを」と思い切って高いプランを契約したとしても、実際に自分に合ってなければそのお金は無駄になってしまいます。
ここではそれぞれの回線のおすすめについて紹介します。
現在回線に悩んでいるひとや、現在使っている回線を変更しようと思っているひとはぜひ参考にしてみてください。
スマホ回線は自分に合わせたものを
スマホ回線は自分に合わせたものを選ぶのが一番いいでしょう。なぜなら、「ソフトバンク回線」「ドコモ回線」「au回線」のそれぞれに違ったメリットがあるから。
前述のとおり、それぞれの大手携帯キャリアがどの部分に力を入れているのかによって、つながりやすい場所とつながりにくい場所があるのです。
SIMフリーのスマホを使っていたり、SIMロックを解除したスマホを使っていたりするひとは、自分のライフスタイルやよく行く場所を考えて回線を選ぶようにしましょう。
固定回線はフレッツ光で
固定回線は、もちろん光回線がおすすめです。料金はADSLよりも若干高くなってしまいますが、その代わりに高速で安定したインターネット接続を手に入れられるから。
しかし、光回線にもたくさんの種類があります。そこでおすすめなのが「フレッツ光」。
フレッツ光の魅力は、なんといってもその通信速度の速さです。最大で1Gbpsの速度でWebページや動画などが楽しめます。1Gbpsは、Webページをクリックした瞬間に表示されるほどの速さ。
さらに以下のサイトでフレッツ光を申し込めば、最大85,000円のキャッシュバックや豪華特典をもれなく受け取れます。
固定回線はフレッツ光できまりでしょう。

格安スマホとWi-Fiをセットでお安く
これを機に格安スマホに買い替えたいという方もいるのではないでしょうか?
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さらに「OCN光」という光回線とセットで申し込むことによって、割引も可能。
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