総務省が発表している白書の中に、携帯電話の契約数が出てきます。
令和2年版の白書の中では、2019年度末時点における移動系通信(携帯電話、PHS及びBWA)の契約数は1億8,661万(前年度比3.4%増)になっています。
2022年1月時点での概算値では、日本の人口は1億2,544万人ですから、一人一回線以上を大きく上回っています。群雄割拠の陣地取り合戦の中で、NTTドコモは頭一つ抜け出ています。
3大キャリアと呼ばれる大手三社の中で、auのKDDIグループは27.6%(前年同期比0.2ポイント増)・ソフトバンクグループは21.8%(前年同期比0.9ポイント減)に対して、NTTドコモは37.3%(前年同期比0.6ポイント減)になっています。
データの年度は未だオンライン専用プランの「ahamo」運用前で、現在は多少の動きが数値には出ていると思われますが、大きなシェア変動はありません。
ポケットベル・携帯電話の時代から、NTTドコモは日本の移動通信を牽引してきたトップランナーで、多くのユーザーに揺るぎない信頼を得ています。
docomoの信頼は、歴史だけでは無く中身が伴っていることがあります。
大手3大キャリアの人口カバー率は何処も99%を超えていて、猛追している新しいキャリア楽天モバイルも、2022年1月には人口カバー率が96%に到達しています。
数値だけを見れば、どこも大差が無い感じもしますが、人口カバー率とは500メートルに区切られたメッシュの50%以上で利用出来るエリアの指標にしか過ぎません。
具体的な現在は主力である4G/LTEの基地局数を見ると、令和2年の総務省のデータでは、auが179,198・SoftBankが172,807に対して、docomoは249,142と大きな開きがあります。
参考までに、楽天モバイルが96%を達成した2022年1月の基地局数は、34,392です。
人口カバー率では、大手キャリアの99%には3%及ばないだけの数値ですが、同じ99%の数値にするためには、単純計算して現状の2倍から3倍にあたる100,000の基地局を設置する必要が有ります。
日本中どこでも繋がる称号を守るために、5Gのアンテナ基地局設置にもdocomoは前のめりで、競合の2社を現状は大きく引き離しています。
そんなdocomoの回線を利用して、無制限にインターネットに繋ぐ方法を解説します。
NTTドコモとは
日本における移動通信の歴史は、NTTドコモの歴史と言っても過言ではありません。
簡単にドコモの歴史を見てみましょう。
企業の歴史
1968年にポケベルのサービスを始めた時には、NTTの前身である日本電信電話公社からのリリースでした。
1979年にスタートした自動車電話サービスが、今に繋がる携帯電話サービスの元祖ですが、その当時もまだdocomoの存在は無く、日本電信電話公社が提供していました。
1985年には日本電信電話公社が民営化され、日本電信電話株式会社(NTT)が設立され、国の方策として移動体通信業務の分離に進む中、1991年に設立された「エヌ・ティ・ティ・移動通信企画株式会社」がdocomoのルーツです。
同年にはエリアごと(北海道、東北、東海、北陸、関西、中国、四国、九州)に、各地域移動通信企画が設立される中、1992年にはdocomoブランドが9社でスタートします。(この時は「NTT DoCoMo」)
2000年に「株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ」へと称号が変更されて、2008年には全国8社に分かれていた地域ごとのドコモを、中央が吸収合併して1社になり、コーポレートブランドロゴを「NTT DoCoMo」から「NTT docomo」に変更しています。
2020年には上場を廃止して、NTTの完全子会社になりました。
扱うサービス
扱うサービスは、多岐に渡ります。
頭に「d」の付く、dTV・dヒッツ・dマガジン・dショッピング・dトラベルなどのコンテンツサービスや、dカード・d払いなどの金融決済サービス等を行っていますが、主力になるのは通信事業です。
先に挙げたサービスは、基本的に通信を使って行うもので、携帯通信事業が将来において土管化(回線を敷設し、保守するだけの存在になってしまう事)に対応する事に備えていると言えます。
ドコモ光の光回線サービスや、衛星電話サービスも行っていますが、通信事業の主力はモバイル通信サービスで、4GのLTE (Xi) サービスに加えて、5Gの整備が進んでいます。
ドコモの回線を使ってインターネットを利用する方法は、複数あります。
d Wi-Fiを利用する
従来からドコモユーザーに提供されてきた、外出先で利用出来る「docomo Wi-Fi」は、2022年2月8日をもってサービスを終了しました。
それに変わるサービスとして、「d Wi-Fi」に昇華しています。
ドコモユーザー以外でも、無料で無制限に利用出来る
以前のサービス「docomo Wi-Fi」は、ドコモユーザーに限られていましたが、「d Wi-Fi」は門戸を広げて、他社契約ユーザーやMVNO(格安SIM)を利用しているユーザーでも、「dアカウント」と「dポイントカード」を登録していれば、ドコモの安全で安定した通信を、日本全国のWi-Fiスポットで、無制限に0円で利用する事が出来ます。
雑誌が読み放題のサブスクリプション「dマガジン」や、QR コード決済「d払い」・ポイントの「dポイント」は、ドコモユーザー以外でも契約が出来て、それに併せたドコモ経済圏構築の一環です。
「docomo Wi-Fi」では同時接続端末は1台のみで、ノートパソコンやタブレットの接続には追加料金330円が必要でしたが、「d Wi-Fi」では無料で5台まで同時接続が可能です。
通信速度も充分
外出先で利用する公衆Wi-Fiスポットは、実際に利用してみると使い物にならないくらい遅い事も珍しく有りません。無料で利用出来る場合には、その確率が更に上がります。
実際の利用者が通信速度を計測している、みんなのネット回線速度では、「d Wi-Fi」の利用者が計測した結果を見ることが出来ます。(表示は「docomo Wi-Fi」のままになっています)
1,650件の平均値では
平均Ping値: 38.89ms
平均ダウンロード速度: 55.5Mbps
平均アップロード速度: 54.39Mbps
になっていて、外出先において無料で利用出来るWi-Fiスポットとしては、十二分に実用的な速度です。
申込み利用方法
「d Wi-Fi」を利用するには申込みが必要で、申込時に「dアカウント発行」「dポイントクラブ入会」「dポイントカード利用登録」の条件をクリアしている必要が有ります。
ドコモユーザーでなくても、「d払い」を利用しているならクリアしているはずです。
「dアカウント設定アプリ」からd Wi-Fi設定をすることで、ドコモユーザー以外の利用者も、自動で接続する事が出来ます。
「dアカウント設定アプリ」は、ドコモ端末にはインストールされていますが、他社端末やSIMフリー端末にはインストールされていません。
○Android dアカウント設定アプリ
○iOS dアカウント設定アプリ
表示される手順に従って、dアカウント等を入力設定していってください。
dアカウントをお持ちで無い方は、新たに作成することも可能です。
インストールが済んだら、画面一番下のその他を選択します。
「d Wi-Fiのお申し込み」をタップして
申込みに進み
接続設定を行います。
これで、自動的に接続が出来る様になります。
より詳細が知りたい方は、公式ページで御確認ください。
「d Wi-Fi」は、全国の鉄道や駅前・ショッピングセンターや店舗・ホテルなどで利用出来ます。
ただ、「d Wi-Fi」は、ドコモ回線を無制限に利用出来ますが、外出先でも限定されたエリアでのみ使用が可能で、当然自宅では利用ができません。
ドコモ回線を利用する
「d Wi-Fi」のエリア外では、ドコモ回線でインターネット接続をするのには、自宅を含めてドコモと契約したSIMを利用する必要が有ります。
スマートフォンを使う
ドコモユーザーなら、ドコモ回線でインターネットの利用する最も簡単な方法が、契約しているスマートフォンをそのまま利用する事です。
気軽に利用する事は出来ますが、簡単に無制限利用は出来ません。
ドコモのプランを見てみましょう。
○5Gギガホプレミアプラン 容量無制限 月額7,315円
このプランでは、現在容量無制限で利用する事が出来ます。
しかし、加入には5G対応スマートフォンが必要で、新たな出費が掛かり、多くの従来からの4Gスマートフォンでは、利用する事が出来ません。
5Gの端末としては、スタンダードなXperia 10 III SO-52Bの販売価格は51,480円で、ハイスペックなモデルは軒並み10万円を超え、Galaxy S21 Ultra 5Gは151,272円です。
家族3人で利用すれば1,100円の割引きが効きますが、3人の月額通信料はオプションや通話料・端末分割料を除いても18,645円が掛かります。
○ギガホプレミアプラン 容量60GB/月 月額7,205円
現実的なのは、多くのユーザーが利用しているギガホプレミアプランです。
しかし、こちらは無制限のインターネット利用は出来ません。
家族3人で利用すれば1,100円の割引きが受けられますが、3人の月額通信料はオプションや通話料・端末分割料を除いても18, 315円が掛かります。
ポケットWi-Fiを使う
ドコモのポケットWi-Fiルーターを利用すれば、ドコモ回線を利用してインターネットの利用が出来ます。
ドコモではデータ通信サービス専用のプランを用意しておらず、前述のスマートフォンプランと変わりません。
無制限で利用するためには、「5Gギガホプレミアプラン」を契約する必要が有り、割引き前の価格は月額7,315円になります。
スマートフォンで「5Gギガホプレミアプラン」を契約している場合は、「5Gデータプラス」プランが利用出来て、月額1,100円で済みますが、その場合に利用出来るデータ容量は30GBが上限になり無制限の利用は出来ません。
また、利用にはNTTドコモの5GポケットWi-Fi端末が必要になり、「Wi-Fi STATION SH-52B」は35,604円で販売されていて、「Wi-Fi STATION SH-52A」は68,904円で販売されていて、新たな費用が掛かります。新しい技術の5Gに対応させる必要が有るため、従来からあるモバイルWi-Fiルーターよりも高額になっている上に、端末の割引き制度は現状存在していません。
完全な無制限では無い
「5Gギガホプレミアプラン」では、条件によって無制限に利用出来る事を標榜していますが、「ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合があります」との注意書きが有ります。
多大なコストを支払っても、利用方法や時間帯によっては、制限が掛かる事も知っておく必要が有ります。
コストパフォーマンスを考えれば「ドコモ home 5G」
(出典:GMOとくとくBB ドコモ home5G)
ドコモ回線の無制限インターネット利用で、コストパフォーマンスを考慮すれば「ドコモ home 5G」が最適な手段です。
圧倒的なコスパを実現
月額料金 4,950円の価格は「5Gギガホプレミアプラン」よりも安く、家族で利用しても月額料金は変わりません。
家族3人で利用すれば、一人当たりの金額は1,650円になります。
多くのユーザーが自宅でのインターネットの利用が多く、外出時のみに携帯電話会社の回線を利用して、前述の「d Wi-Fi」スポットを利用すれば、小さい容量のプランに契約を変更するか、オンライン専用プランや格安SIMを利用する事で、通信費トータルを抑える事が可能になります。
通信費をトータルで下げる事が可能
2022年1月27日に株式会社MM総研は最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」を公表しています。
(出典:MM総研)
このデータ使用量は、自宅以外での携帯電話会社の回線を利用した時のみです。
「1GB」31.5%・「2GB」10.7%・「3GB」16.5%で、58.7%のユーザーが3GB以下の通信量に留まっていて、約75.4%のユーザーは累計「7GB」までで収まっています。
単純に平均をとれば8.95GBになりますが、数値の中央値は3GBになります。
たとえば、LINEMOでは3GBのプランを月額990円で提供しています。
(出典:LINEMO公式)
本体価格は39,600円ですが、月々サポートで毎月分1,100円割代金分を、36回割引で行われるため、実質料金は無料です。
更に、上記キャンペーンサイトにて「home 5G プラン」の新規契約と「HR01」のご購入でamazonギフト券18,000円分がプレゼントされます。
しかし通信制限は考えられる
「home 5G プラン」では、通信制限について明確な容量は明示されておらず、基本的には無制限でインターネットの利用が可能です。
しかし、以下の注意書きがあります。
“ネットワークの混雑状況により、通信が遅くなる、または接続しづらくなることがあります。また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。なお、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。”
実際の制限基準は明らかにされていませんが、ネット上の声を拾うと、概ね3日間で30GB程度の利用で制限が掛かるという情報が上がってきています。
通信量は増加しています
YouTubeの視聴者は増加の一途で、動画視聴のサブスクリプション利用が一般的になり、高画質化が進んでいます。
時代の要請とコロナ禍の影響で、リモートワーク・オンライン会議・オンライン授業も増えています。
これらの利用が進むにつれて、インターネットの利用量が増加しています。
総務省は、2021年7月に固定系ブロードバンドインターネットにおけるトラヒック(通信量)の実態を把握するためインターネットサービスプロバイダ(ISP)9社(「(株)インターネットイニシアティブ」、「NTTコミュニケーションズ(株)」、「(株)NTTぷらら」、「(株)オプテージ」、「KDDI(株)」、「JCOM(株)」、「ソフトバンク(株)」、「ニフティ(株)」及び「ビッグローブ(株)」)や、インターネットエクスチェンジ(IX)5団体等の協力の下で、2021年5月のインターネット回線の集計と試算を発表しています。
(出典:総務省)
赤い折れ線グラフ、固定系ブロードバンド回線の扱うデータ量は年々増加の一途で、ここ数年は特に急激に右肩上がりになっています。(前年同月比25.6%増)
1契約(1回線)あたりに換算すれば、1か月当たりの下り(ダウンロード)が約175GB利用です。
2020年国勢調査の速報集計では、1世帯当たりの人数全国平均は2.27人ですから、1回線あたり、少なくとも2台から3台のスマートフォンが、Wi-Fi回線を利用していると考えられ、それ以外にパソコンやタブレット、テレビでの動画鑑賞等を1人あたり77GB程度は、毎月利用している計算になります。
「スマートフォンの利用」「モバイルWi-Fiルーター」や「据え置き型無線ホームルーター」は、工事不要で手軽にドコモ回線を利用出来ますが、光回線と比較すれば速度や安定性で劣る事は間違いありません。
無線回線では避けて通れない利用制限も、光回線ではありません。
インターネットの利用には「光回線」が最適
「無線回線」と比較して、通信速度・通信品質は「光回線」の方がずっと高く、家族みんなで快適に利用出来るWi-Fi環境の構築が出来て、実質月額料金でも大差ないか、マンション集合住宅では安価になります。
光回線の工事が出来ない等の理由が特になければ、「光回線」で自宅のネット環境を構築するのが理想的です。
光回線が利用出来ないのは、以下のケースです。
光回線が利用出来ないケース
開通までの時間が無い
光回線を利用するためには、基本的に工事が必要になり、申込みをしてから2週間程度は開通までに時間が掛かります。
何らかの理由で、それ以下の短期間にインターネット回線の準備が迫られる場合には、「据え置き型無線ホームルーター」の設置など、他の手段を検討してください。
エリア対象外
日本全国、殆どの地域はカバーされていますが、「フレッツ光」回線がお住まいの近くに敷設されていない場合は、残念ながら利用が出来ません。
NTT西日本エリア
富山県 / 石川県 / 福井県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県
NTT東日本エリア
北海道 / 青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 東京都 / 埼玉県 / 千葉県 / 神奈川県 / 山梨県 / 新潟県 / 長野県
詳しいエリアや提供の可否は下記サイトへお問い合わせください。
工事が出来ない
マンション集合住宅の場合は、共有スペース内まで光ファイバーケーブルを、近くの電柱から引き込む事が必要になります。
工事を行う為には、賃貸物件なら大家さん・購入物件なら管理会社の許可と住民の同意が必要になってきます。時間や手間も掛かり簡単には出来ませんが、同意と許可が取れれば工事をする事は可能です。
しかし、建物に構造上の問題(たとえば共有スペースに、回線設備機器を置く場所が無いケースや、配管をする事が出来ない為に光ケーブルを引き込む事が出来ない等)が有る場合は、回線工事を行う事は現実的に困難です。
さらに、共有スペースから各戸への配線工事も必要になり、こちらも大規模な工事になるため、必ず同意と許可を取らなくてはいけません。また、建物の構造上の問題で配線が出来ないケースもあります。
日本中の多くのマンション集合住宅で、最も共有部分に数多く引き込まれている光回線が「フレッツ光」です。
フレッツ光の利用形態
全国で利用出来る光回線「フレッツ光」の利用形態は、2通り有ります。
「フレッツ光」を含めた光回線をインターネットに利用するのには、別途に接続業者プロバイダとの契約が必要です。
回線利用費はNTT東日本・西日本に支払い、接続料をプロバイダへ支払う事が一般的でした。ユーザーにとっては、「フレッツ光」+「プロバイダ」と2箇所で契約を結んで、月額料金も別々に支払う必要があり、トラブルが発生した時や、要望を伝えたくても窓口が二箇所あるのは、ユーザーにとってデメリットが大きく、ワンストップで契約支払いが出来るシステムを望む声が大きくなってきました。
出典:NTT西日本*一部改変
光回線をユーザーとの直接契約を結ぶシェアが、巨大企業NTTの独占状態になれば、競争原理が働かなくなり、普及が加速しないと考えた国の意向もあって、NTT東西は、フレッツ光回線の卸業務への移行へ、大幅な方向転換をします。
NTTは光回線の卸事業へ注力して、卸し提供を受けたプロバイダを中心とした事業者が、プロバイダ機能と回線をワンセットにしたサービスを提供する「光コラボ」が、2015年2月から開始されました。
出典:NTT西日本*一部改変
現在個人の契約は「光コラボ」・法人の契約は「フレッツ光+プロバイダ」が主流になっています。
「光コラボ」を扱う事業者は、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が有ります。
「フレッツ光」を個人利用するなら、「光コラボ」の方が月額料金は安くなり、特典キャンペーンのメリットも大きくなります。
「光コラボ」なら、高品質なインターネットのWi-Fi利用環境を安価に構築出来て、数多くある光コラボサービスの中から、自分にメリットの有るサービスを吟味することが可能で、スマートフォンの「セット割」やオンライン専用プラン、格安SIMを自由に組み合わせて利用出来ます。
では、具体的にオススメの光コラボレーションをご紹介します。
スマホの「セット割」、キャンペーン充実の「@TCOMヒカリ」がオススメ
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
「セット割」が適用される光回線で、最もオススメするのは@TCOM(アットティーコム)ヒカリです。auの「スマートバリュー」、UQモバイルの「自宅セット割」、ドコモ回線の格安SIMであるLIBMO(リブモ)の「LIBMO×光セット割」など、複数のスマホキャリアとのセット割ができます。
@TCOMヒカリは自社データセンターを保有し、自社光ファイバーケーブルを運用するなど、単にプロバイダとしてだけで無く、豊富な技術力が有り人気があります。
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
数ある自宅セット割回線の中から@TCOMヒカリをオススメするのは、キャッシュバックを利用して、自宅セット割に加えてトータルの通信費を節約出来るからです。
(出典:UQ mobile 公式)
1年間の実質支払額を、自宅セット割+キャッシュバックを加えて、シミュレーションしてみましょう。
自宅に光回線を導入すれば、外出時だけ携帯電話回線を利用するだけで良く、多くのユーザーは月に3GB程度の通信量で収まっています。UQ mobileの「くりこしプラン +5G」3GBを利用したと仮定します。
マンションタイプ | 戸建てタイプ | |
月額料金 | 3,850円 | 5,170円 |
ヒカリ電話 月額料金 | 550円 | 550円 |
年間料金 | 52,800円 | 68,640円 |
キャッシュバック | 33,000円 | 35,000円 |
UQ mobile 3GB | 990円 | 990円 |
スマートフォン年間 | 11,880円 | 11,880円 |
通信費支払い総額 | 31,680円 | 45,520円 |
実質支払い月額 | 2,640円 | 3,793円 |
マンションタイプでは、光回線を導入してスマートフォンを維持しても、実質月額費用は2,640円で収まります。
他にも、@TCOMヒカリをオススメする理由が沢山有ります。
工事費無料
光回線の導入には工事が必要で、実際に技術者や工事業者が動く為、工事費が掛かります。
@TCOMヒカリの場合、最大19,800円の工事費が掛かりますが、工事費が無料になるキャンペーンを行っています。
キャッシュバック
新規契約だけのオプション無しで、戸建てタイプ35,000円・マンション集合住宅タイプで33,000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンを行っています。
Wi-Fiが使える無線Wi-Fiルーターを選ぶ事も出来ます。
12ヵ月の間、月額料金割引
契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。戸建てタイプで5,610円が12ヵ月間は5,170円になり、マンション集合住宅タイプでは、4,180円が12ヵ月間は3,850円になります。
auをスマートフォンでご利用中ならお得に
現在auのスマートフォンをお使いなら、auスマートバリューが利用出来ます。1台あたり毎月最大1,100円の割引きが受けられ、年間では13,200円もお得になります。
家族で利用していれば、大きなメリットになります。
格安SIM「LIBMO」がお得に使える
(出典:LIBMO公式)
データ容量 | データ+音声通話+SMS | データ+音声通話+SMS +10分かけ放題 |
@T COMヒカリ 月額割引額 |
3GBプラン | 980円(税抜891円) | 1,750円(税抜1,591円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
8GBプラン | 1,518円(税抜1,380円) | 2,453円(税抜2,230円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
20GBプラン | 1,991円(税抜1,810円) | 2,926円(税抜2,660円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
30GBプラン | 2,728円(税抜2,480円) | 3,663円(税抜3,330円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
UQ mobileのプランでは、3GBでちょっと足らないユーザーは次の15GBしか有りませんが、ドコモのエコノミーMVNOという位置づけの格安SIMであるLIBMOでは8GBプランが有ります。
外出時に動画視聴などを利用する方は、UQ mobileでは25GBプランが自宅セット割で2,970円になりますが、LIBMOの30GBプランは割引き後2,508円になり、通信費が節約出来ます。
今使っているのがau回線プランのユーザーは、LIBMOに乗り換える事で、更に大きな通信費の節約が可能になります。