ECと呼ばれる、ネット通販の市場が毎年伸びています。
矢野経済研究所が2021年11月に発表した、2020年の国内消費者向け通販の市場規模は、12兆1960億円の規模と推計されています。
通販サイトの利便性を支えるのに、大きな役割を担っているのが宅配便事業者です。
注文した物が日本中の多くのエリアで翌日、またはサイトや注文時間によっては当日に配達される事もあり、「申し込んだからには、早く手元に欲しい」という、せっかちになった現代人のニーズに応える事が、ネット通販が躍進する上で大きな役割を果たしています。
インターネット回線の導入にも、「申し込んだからには、早く利用したい」と思うのは当然です。
しかし、光回線の導入には回線工事が不可欠で、申込みをしてから一定の時間を必要とする事は否めません。
そのため、たとえば「ソフトバンクエアー」の様な、工事不要な無線のインターネット回線なら、機器が到着すればコンセントに挿すだけで利用可能になるため、早く利用したいニーズには応えられます。
進化を続ける無線回線でも、回線の安定感や実際に利用出来る速度を比較すれば、「光回線」を凌駕する手段は、今のところ有りません。
それならば、「光回線」の導入工事がまでの期間が短く、申し込んでからいち早く使える回線を探す事が最適です。
ネット検索すれば、NTT東西の「フレッツ光」が比較的工事が早い旨が出てきます。
他社の回線と比較しながら、実際にどうなのか?解説します。
光回線利用には工事が必要
安定した回線品質を無制限に利用するインターネット回線手段には、「光回線」が最適です。
「光回線」の導入には、基本的に工事が必要です。
サービス提供エリア以外では工事が出来ない
回線サービスにより、提供されているサービスエリアは異なります。
「光回線」は無線回線とは異なり、利用したい居住建物の近くまで回線が来ていない場合は、導入工事を行う事が出来ません。当然、その「光回線」を利用する事は出来ません。
工事不可の物件では、光回線は利用出来ない
マンション集合住宅では、共有スペースまで引き込み工事が完了している回線なら、簡単な工事だけで利用出来る様になる可能性大です。
原則として、共有スペースまで引き込まれていない光回線サービスは、利用する事が出来ません。
引き込まれていない回線サービスを希望する場合や、引き込まれている光回線が無い場合には、共有スペースまでの引き込み工事を行う必要が有ります。
工事を行う為には、賃貸物件なら大家さん・購入物件なら管理会社の許可と住民の同意が必要です。多くの手間と時間が掛かるケースが殆どで、積極的にオススメは出来ません。
居住する建物が利用可能かどうかは、利用したい光回線の公式HP等上で、確認する事が可能です。
賃貸でも戸建ての場合は、大家さんの許可さえ取ることが出来れば工事は可能で、「光回線」を利用する事が出来ます。
構造上の問題で工事が出来ないケースもある
利用したい建物の構造上の問題で、回線導入工事が出来ない場合が有ります。
たとえば、マンション集合住宅の場合では、回線設備機器を置く必要のある共有スペースに、充分な空きが無い場合や、配管上の問題で光回線を引き込む事が出来ないケースが有ります。
また、共有スペースへの機器設置が可能であっても、各戸への配線工事が必要で、大規模な工事になるため、必ず同意と許可を取る必要があります。
戸建ての場合、多くの通常工事では壁に穴を空けること無く完了しますが、建物の構造上どうしても穴を空ける必要が有り、大家さんなどの所有者が認めないケースなどが考えられます。
回線サービスによって、工事までの期間は異なる?
工事の内容や申し込んでからの期間だけでなく、光回線によって工事が完了するまでの時間は大きく異なります。
3月・4月の春先や9月10月の秋口頃、引っ越しシーズンで人が動く時期に重なると、開通までの時間が大幅に伸びる可能性があります。
基本的に工事には立ち会いが必要で、回線によっては宅内工事と宅外工事が別日になっている事もあり、仕事などの様々な都合を考慮して日程調整すれば、さらに開通日は遅くなっていきます。
回線別の具体的な期間を見ていく前に、日本に敷設されている「光回線」サービスを見ていきましょう。
数多いサービスが有ると誤解なさる方も多いですが、実際に敷設されている光回線の種類は、それほど多くは有りません。
実際に敷設されている光回線
ICT市場専門のリサーチ会社、株式会社MM総研の2021年9月発表のデータによれば、全国的に広く普及しているのは、NTTグループ(NTT東日本+NTT西日本)の2303.4万件であり、そのシェアは半数を大きく超える7割弱に達しています。
(出典:MM総研)
グラフ2番手のKDDIは主に「auひかり」で、NTTグループに続くシェアを獲得しています。
KDDI回線では、実際に施設した光ファイバーケーブルのエリアは限られていて、大半のエリアはNTTの光ファイバーケーブルを使用しています。「ダークファイバー」と呼ばれる、NTTで使われていない回線を利用しています。ユーザーの窓口として、NTT東西は一切出てきません。窓口はKDDIになります。
続く「オプテージ」は関西電力系で、提供されるエリアは関西地区に限定されています。
その次のソニーネットワークコミュニケーションズは、「NURO光」を運営しています。
「NURO光」も、auと同様にNTT光ファイバーケーブルを利用した「ダークファイバー」を使っています。ユーザーとNTT東西の関係もKDDIと同様です。
表中には「ソフトバンク」や、同様にキャリアである「楽天」も出てきません。
ソフトバンクは「ソフトバンク光」・楽天は「楽天ひかり」を運営している事は広く知られていますが、この表に出てこないのは、自社で光回線を敷設しているのではなく、また、「ダークファイバー」の利用でもなく、NTTの光回線「フレッツ光」を使う「光コラボ」だからです。
「フレッツ光」の契約形態には、2通りあります。
フレッツ光の契約形態
「光回線」をインターネット利用するには、接続業者プロバイダの契約が必要になります。
「NURO光」はプロバイダがSo-netに限定され、料金もソニーネットワークコミュニケーションズに対して支払い、「auひかり」もKDDIに支払います。支払いは一箇所です。
「フレッツ光」は、回線利用費はNTT東日本・西日本に支払うのとは別に、接続料をプロバイダへ支払う事が一般的でした。ユーザーにとっては、「フレッツ光」+「プロバイダ」と2箇所で契約を結んで、月額料金も別々に支払う必要があります。
出典:NTT西日本*一部改変
光回線をユーザーとの直接契約を結ぶシェアが、巨大企業NTTの独占状態になると、競争原理が働かなくなり、光回線の利用普及が加速しないと考えた国の意向もあり、NTT東西は、個人利用のフレッツ光回線の販売を卸業務に大きく舵を切りました。
そんな経緯で、卸し提供を受けたプロバイダを中心とした事業者が、プロバイダ機能と回線をワンセットにしたサービスを提供する「光コラボ」が、2015年2月から開始されました。
出典:NTT西日本*一部改変
現在個人の契約は「光コラボ」・法人の契約は「フレッツ光+プロバイダ」が主流になっています。
(出典:光コラボ申込サイト)
前述の「ソフトバンク光」も「楽天ひかり」も、これらの「光コラボ」の一つです。
そのため、たとえば「ソフトバンク光」の回線工事に要する時間は、「フレッツ光」の工事に要する時間であり、「楽天ひかり」の工事までの時間に差違は生じません。
全国展開している「光回線」の工事までの期間を考える場合、遡上に乗せて検討するのは、「フレッツ光」「auひかり」「NURO光」の3つになります。
回線別で実際に掛かる工事までの期間
auひかり
申し込んでから開通するまでの目安としては、ンション集合住宅で概ね2週間から1ヵ月程度・戸建てでは概ね1ヵ月から2ヵ月程度が必要です。
NURO光
申し込んでから開通するまでの目安としては、マンション集合住宅タイプで、1ヵ月から4ヵ月程度・一戸建てで1ヵ月から3ヵ月程度が必要です。
エリアによっては、更に時間が掛かるケースも有ります。
福岡県、佐賀県、岐阜県、北海道エリアは工事状況によって、さらに1~2カ月程度は余力を見ておく必要が有ります。
「auひかり」「フレッツ光」の回線工事は1回で完了するのに対して、「NURO光」は、「宅内工事」「屋内工事」が別の日程で行われます。
宅内屋外のどちらも立ち会いが必要で手間が掛かる上に、スケジュールの調整をすれば、さらに開通までの期間が延びます。
フレッツ光
申し込んでから開通するまでの目安としては、概ね2週間から1ヵ月程度です。
「フレッツ光」は他社回線よりも、比較的工事が早く完了する可能性が高いと言えます。
工事完了までの期間に差が出るのは何故か?
上記の内容は通常の場合であり、繁忙期(人の移動が多い3月から4月の期間など)では、より完了までに時間が掛かる事も多く、回線の種類やエリアによっては、数か月から半年以上掛かるケースも有ります。
そんな場合、「フレッツ光」の必要な期間は「auひかり」や「NURO光」と比較すれば、より優勢性が出ています。
その理由について、考察してみます。
工事業者
光回線の工事を行うのは、プロスタッフの人的作業が伴います。それをこなしていくのは、専門の工事業者が中心です。
NTT東西は、最も早くから「光回線」を全国に敷設するだけでなく、電話線工事の時代から付き合っている工事業者も多く、多くの仕事をコンスタントに長期間出している事もあって、融通の利く優秀な業者を数多く確保している事が、他回線と比較して期間の差として如実に表れます。
ダークファイバーを含む主導権
「NURO光」では全部・「auひかり」でも多くの部分で、NTTが敷設した「フレッツ光」の「ダークファイバー」を利用している事も関係しています。
社内調整がスムーズに行く事に加えて、営利を追求する企業体として自社サービスを優先するのは至極当然で、光回線工事のスケジュール管理における主導権を、NTT側が持っている事も理由の一つに挙げられます。
フレッツ光なら立ち会い工事不要で、簡単に開通することも
光回線の導入に際して行われる工事内容は、回線が異なっても大きな差はありません。
NTT東西の「フレッツ光」を例に、具体的に説明します。
工事には「無派遣工事」と「派遣工事」が有り、「派遣工事」には「無派遣工事」の内容も含まれています。
戸建ての光回線の工事内容
(出典:NTT東日本 一部改変)
光ファイバーケーブルを、電柱から戸建て建物の外壁まで引き込んだ後に、屋内へケーブルを通します。
電話線の配線を利用して併用するケースや、エアコンのダクトの隙間等から引き込む事が出来れば、壁に穴を開ける必要もありません。
マンション集合住宅の光回線の工事内容
(出典:NTT東日本 一部改変)
光回線が引き込まれているマンションの場合、宅内工事を行えば光回線は開通します。
日本中の多くの建物や、マンション集合住宅に引き込まれているのは、圧倒的に「フレッツ光」です。前述の様に「フレッツ光」が入っている場合は、数多くのサービスが有る「光コラボ」が全て利用出来ます。
工事時間は建物の形状や状況によって変化しますが、概ね1時間から2時間程度です。
無派遣工事が可能なのは、NTT東西の「フレッツ光」「光コラボ」だけ
既に光回線を利用する設備が整っている建物では、上図の派遣工事の部分を改めて行う必要が無い場合です。
工事業者が現場まで出向いて工事を行わずに、NTTの局舎内だけで光回線の工事が完了します。
工事が簡単に完了するため、工事費は安くなり、申込みから利用出来るまでの期間も短くなるメリットが有ります。
無派遣工事が可能なのは、NTT東西の「フレッツ光」と、その回線を利用してサービスを提供する「光コラボ」だけです。
「auひかり」「NURO光」「電力系・ケーブルテレビ系」では、「無派遣工事」で完了する事は無く、必ず「派遣工事」が必要です。
無派遣工事で完了する可能性
居住する部屋に「光コンセント」が有れば、無派遣工事だけで光回線が利用出来る様になる可能性が有ります。
(出典:SoftBank公式ページ*一部改変しています)
一戸建てでは、建て売り物件の一部や、中古物件では「光コンセント」が有るケースは少なく有りません。
以前の所有者や使用者が「フレッツ光」を利用していた場合、「無派遣工事」で利用出来る可能性があります。
マンション集合住宅では、「光コンセント」が設置済みの物件が数多くあります。
「光コラボ」を選ぶポイントは?
申込みをしてから、開通までの工事が早い回線・「無派遣工事」だけで完了する回線は、「フレッツ光」です。
前述のように、個人契約するなら別途プロバイダ契約をするのではなく、「光コラボ」を選択した方が、大きなメリットが有ります。
数多い選択肢が有る「光コラボ」の中で、何をポイントにして選ぶのか?大切なのは通信費トータルの費用です。
単純に光回線の月額支払い費用が安いサービスが、通信費トータル費用でも最も安いとは限りません。
スマートフォン契約の見直し
自宅に「光回線」を導入してWi-Fi環境が整えば、通信会社の回線利用は外出時だけに限られる事になります。
特に3大キャリアを契約しているユーザーは、「無制限・大容量」プランになっているケースが多く、そのまま継続してはコスパが酷く悪くなります。
外出時だけで見れば、利用するデータ量は大幅に限られてくる事が一般的です。統計で見てみましょう。
2021年8月26日に株式会社MM総研は最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年7月時点)」を公表しています。
(出典:MM総研)
このデータ使用量は、自宅以外での携帯電話会社の回線を利用した時のみです。
「1GB」31.8%・「2GB」11.7%・「3GB」14.1%で、57.6%のユーザーが3GB以下の通信量で収まっていて、約75.2%のユーザーは累計「7GB」までになっています。
単純に平均をとれば8.72GBになりますが、数値の中央値は3GBです。
3GBから7GB程度の利用容量では、当然「無制限・大容量」プランは不要です。
キャリアの小容量プランへの変更する事でも通信料は下げられますが、小容量中容量での3大キャリアプランは割高です。
その容量帯に価格メリットの有る、「サブブランド」や「格安SIM」にスマホ契約を変更する事によって、通信費は更に下げる事が出来ます。
「光コラボ」では、特定のスマホ回線と「セット割」が設定されている多くのサービスが有り、組み合わせる事で受けられる割引きまで考慮することで、通信費トータル費用は大幅に下げることが可能です。
キャッシュバック特典
支払う費用だけで無く入ってくる金額も、結果的に通信費トータルの費用を下げます。
キャッシュバック特典の内容は、何処で契約しても同じでは有りません。
(*何処で契約しても、利用出来る回線品質やサポートは同じです。)
公式の特典に加えて、独自の特典がゲット出来る可能性の有る代理店契約がお得です。
キャッシュバック特典内容は、代理店によっても異なります。
携帯電話ショップも代理店の一種ですが、必要経費が少ない事で、キャッシュバック用の財源が確保できる、「人気のあるオンライン代理店HP」での契約が、大きなメリットを掲げているケースが多くなっています。
これらのことを考慮して、具体的にオススメな「光コラボ」をご紹介します。
豊富な特典で実質費用の安さが光る「@TCOMヒカリ」+「LIBMO」
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
「セット割」が適用される光回線で、最もオススメするのは@TCOM(アットティーコム)ヒカリです。auの「スマートバリュー」、UQモバイルの「自宅セット割」、格安SIMであるLIBMO(リブモ)の「LIBMO×光セット割」など、複数のスマホキャリアとのセット割が可能です。
@TCOMヒカリは自社データセンターを保有し、自社光ファイバーケーブルを運用するなど、単にプロバイダとしてだけで無く、豊富な技術力が有る人気の「光コラボ」です。
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
格安SIM LIBMO
格安SIMの「LIBMO」と組み合わせる事で、通信費トータルは大きな節約が可能です。
(出典:LIBMO公式)
データ容量 | データ+音声通話+SMS | データ+音声通話+SMS +10分かけ放題 |
@T COMヒカリ 月額割引額 |
3GBプラン | 980円(税抜891円) | 1,750円(税抜1,591円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
8GBプラン | 1,518円(税抜1,380円) | 2,453円(税抜2,230円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
20GBプラン | 1,991円(税抜1,810円) | 2,926円(税抜2,660円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
30GBプラン | 2,728円(税抜2,480円) | 3,663円(税抜3,330円) | 220円(税抜200円)/月割引 |
3GBプラン980円が、@TCOMヒカリと「セット割」を適用することで、月額760円になるので、マンションタイプの場合なら760円+4,180円=4,940円がトータルの通信費になります。
キャッシュバックで、実質の支払い費用はもっと安くなります。
キャッシュバック
新規契約だけのオプション無しで、戸建てタイプ35,000円・マンション集合住宅タイプで33,000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンを行っています。
Wi-Fiが使える無線Wi-Fiルーターを選ぶ事も出来ます。
それに加えて、1年間割引きが受けられます。
12ヵ月の間、月額料金割引
契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。戸建てタイプで5,610円が12ヵ月間は5,170円になり、マンション集合住宅タイプでは、4,180円が12ヵ月間は3,850円になります。
その上、工事費も無料になるキャンペーン中です。
工事費無料
光回線の導入には工事が必要で、実際に技術者や工事業者が動く為に、工事費が掛かります。
@TCOMヒカリの場合、最大19,800円の工事費が掛かりますが、工事費が無料になるキャンペーンを行っています。
乗り換え違約金を全額負担してもらえる「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
ソフトバンクは自社で光回線の敷設は行わず、「フレッツ光」を使用する「光コラボ」でサービスを提供しています。
月額料金は、一戸建てタイプで5,720円・マンションタイプで4,180円です。
今利用している回線の契約解除違約金を負担してもらえる
現在「モバイルWi-Fiルーター」や「据え置き型無線ホームルーター」を利用しているユーザーが、「光回線」を導入した多くの場合、今までの回線は不要になります。
購入する時には気にしていなくても、実際に解約を検討すると問題に上がってくるのが「違約金」です。
利用しているサービスや、利用期間や端末の残債などで様々なケースが有りますが、20,000円以上の費用請求が有る場合もあります。光回線では撤去費用も含めて、10万円近くになる事も有ります。
「ソフトバンク光」では、ソフトバンク以外の他社回線の解約に伴う違約金の費用を、最大100,000円まで(光回線の場合)全額負担するキャンペーンを行っています。
違約金だけでなく、回線撤収費用や機器の支払い残債も対象になります。(無線タイプ回線の最大金額は42,000円です)
「セット割」も有ります。
ソフトバンク光のセット割
ソフトバンクのスマートフォンでも「おうち割光セット」適用で、1台あたり月額1,100円の割引きがあります。
しかし、前述の様に光回線を導入することにより、無制限プランは必要無く、小容量プランでは割高です。
光回線を導入したら、ソフトバンクのキャリア回線をそのまま利用した、サブブランドの「ワイモバイル」に乗り換える方がずっとお得になります。
「ワイモバイル」を「ソフトバンク光」と組み合わせることで、「おうち割光セット(A)」が適用され、1台あたり毎月1,188円の割引きが受けられます。
ワイモバイルとは?
(出典:ワイモバイル公式)
「ワイモバイル」はサブブランドで、オンライン専用プランとは異なり、街にある携帯電話ショップで契約や相談が出来ます。
月額料金はメインプランよりも安価で、更に「セット割」が適用されることで格安SIMの価格と比較しても、大きな遜色がありません。
通信容量/コース名 | 月額料金 | セット割 | 支払料金 |
3GB/Sプラン | 2,178円 | 1,188円 | 990円 |
15GB/Mプラン | 3,278円 | 1,188円 | 2,090円 |
25GB/Lプラン | 4,158円 | 1,188円 | 2,970円 |
公式に行っているキャンペーン特典に加えて、代理店契約なら更にお得なキャッシュバックや豪華特典がゲット出来ます。
店舗やオフィス等の業務用途なら、サポート充実の「フレッツ光」
(出典:フレッツ光申込サイト)
業務用途の法人契約の場合は、「光コラボ」よりもプロバイダを別契約する、「フレッツ光+プロバイダ」の方がオススメです。
豊富なノウハウがあり、比較的早く工事が完了出来るメリットもあります。
他にも多くのメリットが有ります。
キャッシュバックが充実
光回線販売を担う代理店では、キャッシュバックキャンペーンを行っている事がありますが、個人契約では「光コラボ」のみが対象で、「フレッツ光」は個人事業主や法人のみが対象になっている事が大半になっています。
来店者向けWi-Fiの提供
セキュリティを考えた上で、店舗全体でお客様全体が快適に利用出来るWi-Fi環境の構築が可能です。
経費として計上し易い
フレッツ光は法人契約の場合、請求書での支払いが可能になります。
光コラボやフレッツ光でも個人契約の場合には、クレジットカードでの支払いが一般的で、請求書・領収書の発行が有りません。
同時接続機器の台数
フレッツ光の個人契約では、端末の接続台数は10台までが推奨されています。
法人契約のオプション契約(NTT東日本ではフレッツ光ネクスト プライオ1やフレッツ光ネクスト プライオ10・NTT西日本ではフレッツ光ネクスト ビジネスタイプ)を結べば、同時接続台数に制限が無くなります。