インターネットの利用には回線と、接続業者プロバイダが必要になります。
プロバイダは回線と一対になっているケースと、選択できるケースがあり、回線の手段としては「光回線」と「無線回線」の2つがあります。
ここで言う無線回線とはWi-Fiの事ではなく、通信事業者であるドコモなどの回線を利用したスマートフォンの利用や、ソフトバンクエアーなどの無線で接続するホームルーターの事を指しています。
公称値と呼ばれる回線速度の数値は、最新の無線回線が上回っているケースもありますが、実際に利用できる通信速度や安定感では、光回線を上回るインターネット回線は現状無く、インターネットの回線手段として光回線が最適です。
言うまでも無く光回線は有線の光ファイバーケーブルを使い、利用には個別の家庭に有線接続が必要になります。
一戸建て住宅では近くまで来ている光回線を、個別に各戸に引き込む事で利用ができる、ある意味シンプルな形態になっていますが、マンション集合住宅では大きく異なります。
大規模なマンションで、それぞれ各戸に光回線を個別に入れた状況を想像してみると、各部屋に放たれた光回線が交錯して収拾が付かない状況になるのは明らかですよね。
そのためマンション集合住宅の光回線利用では、建物の共有スペース内まで光回線の引き込み工事を行い、MDFと呼ばれる電話線なども含めた通信回線を建物内に供給する基盤に接続しています。
MDFから建物内の各戸までも、有線で回線を届ける必要があります。
建物内に既にある配線回線設備がある場合もありますが、基本的には光回線の契約後に各戸とMDFを有線で繋ぎます。
その配線方式は一つではなく、「光配線」「VDSL」「LAN」の3つがあります。
この選択は契約者の任意ではできず、これまでの建物の既存の利用状況と設備内容、契約者数や建物の構造などを勘案してNTT側が判断します。
日本中の多くの建物の共有スペース内まで既に引き込まれている光回線は、圧倒的にNTT東西の光回線フレッツ光です。
フレッツ光マンションタイプを利用するには、この「光配線」「VDSL」「LAN」の配線方式によって契約内容が異なるケースがあり、通信速度も異なってきます。
3つの違いを解説しながら、フレッツ光のインターネット利用で、コスパの良いお得な利用方法まで解説していきます。
「光配線方式」
3通りある配線方式で、最も高品質なインターネット利用が出来るのは「光配線」方式です。
一般的に広く利用されているフレッツ光の公称値は1Gbps(1,000Mbps)になっていますが、建物内にある各戸までの配線方式が光回線の場合は、そのまま各戸に光回線のクオリティで届くため、理論上の通信速度上限も同じ1Gbpsになっています。
今後に引っ越しを予定している場合にマンションを選ぶのに、各戸に光配線・光コンセント設置済みの記述があれば、後述する無派遣工事が可能になり、転居後に短期間でインターネット回線が開通します。
大まかな通信の流れ
近くまで来ている光回線を、建物内の共有スペース内のMDF室まで引き込み工事を行います。上の図では電柱から引き込んでいますが、地下を通っている光回線を引き込む場合もあります。
MDF室にあるスプリッタと呼ばれる振り分け機器から、各戸まで光回線で接続されます。
各戸に届いた光回線は、直接ONUと呼ばれる回線終端装置に繋がれる場合と、部屋に光コンセントが設置されて、ONUと光回線で接続する場合があります。
ONUにパソコンを接続すればインターネットが利用できますが、セキュリティと複数端末を利用するためには、Wi-FiルーターをLANケーブルで接続して、パソコンをLANケーブルでルーターと繋いだり、Wi-Fiを使ってスマートフォンやタブレットなどの端末を繋いだりして、インターネットへの接続を行います。
フレッツ光の月額料金
フレッツ光の月額料金は、配線方式によって利用出来るプランが変わってきます。
また、同じプランでも同じ建物内での利用者契約者世帯数でも、料金が変わってきます。
利用世帯数による区分け
世帯数の区分けから見ていきましょう。
NTT東西ともに区分け名称は同じですが、内容は微妙に異なっています。
ミニ
NTT東日本では、同じ建物内で4世帯以上の契約が見込まれる場合になっています。
NTT西日本では、同じ建物内で6世帯以上の契約が見込まれる場合になっています。
プラン1
NTT東西共に、同じ建物内で8世帯以上の契約が見込まれる場合になっています。
プラン2
16世帯以上という世帯数はNTT東西共に同じですが、NTT西日本では他と同様に契約が見込まれる場合になっていますが、NTT東日本では代表者から一括で申込み可能な場合になっています。
区分けによる料金の違い
マンション集合住宅では、1本の導入された光回線を共有する利用形態になるため、同時利用する契約者が多いほど月額料金は安価になり、最も高額なのは「ミニ」で最も安価なのは「プラン2」になります。
一例として、NTT東日本のギガラインタイプでは、「プラン2」では月額料金3,355円ですが、「ミニ」では月額料金4,455円になり、同じプラン内容でも支払額が変わってきます。
同じサービスでも月額1,000円以上の差が出るので、安価な区分けでの利用を希望したくなりますが、NTT側で区分けは決定されるためユーザーの希望は通らず、契約者数が見込めないとNTT側が判断すれば提供されないケースもあります。
プラン別の月額料金
光回線方式で建物内に配信できる場合の通信速度は、フレッツ光の公称値1Gbpsをフルに利用する事ができますが、プランによって最大通信速度の制約があります。
月額料金は基本的に大きく変わらないか同一のため、敢えて制限のかかるプランを選択する理由は無く、最大通信速度が利用出来るプランの選択が最適です。
一例として、最も安価なプラン2の月額料金を見てみましょう。
最大通信速度 | 月額料金 | ||
NTT東日本 | ギガラインタイプ | 1Gbps | 3,355円 |
ハイスピードタイプ | 200Mbps | 3,025円 | |
マンションタイプ | 100Mbps | 3,025円 | |
NTT西日本 | スーパーハイスピードタイプ隼 | 1Gbps | 3,520円 |
ハイスピードタイプ | 200Mbps | 3,520円 | |
マンションタイプ | 100Mbps | 3,520円 |
プロバイダ料金が別途必要
光回線を使ってインターネットを利用するには、接続業者プロバイダの契約が別途必要になります。
プロバイダは概ね月額1,000円前後で、多くのプロバイダの中から選択する事ができます。
「VDSL配線方式」
建物内に光配線で各戸への接続が困難な場合は、多くの建物に設置済みの銅線の電話線を利用する事で各戸に配信する方法が「VDSL」方式です。
VDSL方式では通信速度に大幅な制限がかかり、共有スペース内まで1Gbpsの光回線が引き込まれていても、各戸で利用出来るのは100Mbpsが上限です。
通信速度が遅くなる事に加えて、同時に利用する契約者が多い場合には、さらに遅くなる可能性があります。
大まかな通信の流れ
近くまで来ている光回線を、建物内の共有スペース内のMDF室まで引き込み工事を行うまでは、光回線方式と同じです。
光回線がそのまま利用出来るのは、このMDF室までになりますので、ONUと呼ばれる回線終端装置は光回線方式とは異なりMDF室に設けられるだけで、ここから各戸に電話線で配信されるのに集合型回線終端装置が用いられます。
電話線を使って各戸に到達した後は、各戸に設置するVDSL宅内装置に繋がります。
固定アナログ電話回線と共用のため、電話機はVDSL宅内装置に接続して、Wi-FiルーターにLANケーブルを使ってVDSL宅内装置に接続します。
Wi-FiルーターにLANケーブルでパソコンを接続したり、スマートフォンやタブレットをWi-Fiで接続したりして、インターネットを利用できるようになります。
フレッツ光の月額料金
VDSL方式しか利用出来ない建物では、1Gbpsが最大通信速度になっているプランの契約はできません。
また、最大通信速度が200Mpbsになっているプランを契約しても、VDSL方式の建物では最大通信速度が100Mbpsに制限があります。
契約者数によってプランの月額料金が変わるのは、光回線方式のところでご説明したのと同様です。
プラン別の月額料金
VDSL方式で利用出来るプランと月額料金を、光回線方式と同様にプラン2の月額料金を見てみましょう。
最大通信速度 | 月額料金 | ||
NTT東日本 | ハイスピードタイプ | 100Mbps | 3,025円 |
マンションタイプ | 100Mbps | 3,025円 | |
NTT西日本 | マンションタイプ | 100Mbps | 3,520円 |
プロバイダ料金が別途必要
接続業者プロバイダの契約が別途必要になるのは、光配線方式と同様です。
プロバイダは概ね月額1,000円前後で、多くのプロバイダの中から選択する事ができます。
「LAN配線方式」
比較的小規模な「インターネット対応」と記述がある集合住宅では、建物内の共有スペースまで引き込まれた光回線と各戸がLANケーブルで接続されているタイプがあり、これが「LAN」配線方式です。
光配線が困難な建物で電話線を利用するVDSL方式よりも、安定した回線品質が期待出来るため、LAN方式が用いられる事もあります。
この場合の回線速度に関しては、建物内に使われているLANケーブルの性能に大きく依存していて、理論的には1Gpbsに対応したLANケーブルが使われていれば、フレッツ光の公称値である1Gbpsの利用も不足なく利用出来ます。
しかし、設置された時代によっては大きく下回るスペックのケーブルが利用されている事も多く、1つの光回線を擬似的な大家族で利用するイメージになるため、LAN方式の通信速度の上限は100Mbps程度に留まっている事が多くなっています。
大まかな通信の流れ
近くまで来ている光回線を、建物内の共有スペース内のMDF室まで引き込み工事を行うまでは、光回線方式と同じです。
光回線がそのまま利用出来るのは、このMDF室までになりますので、ONUと呼ばれる回線終端装置は光回線方式とは異なりMDF室に設けられるだけで、ここから各戸に集合型回線終端装置を経て、建物内のLANケーブルで届けられます。
LAN方式は他の配線方式とは異なり、各戸にONU(回線終端装置)やVDSL宅内装置が必要ないため、室内に設けられたLANコネクタにWi-FiルーターをLANケーブルで接続すれば、インターネットが利用出来るようになります。
フレッツ光の月額料金
ONUやVDSL宅内装置はNTT東西から貸し出されるため、その必要が無いLAN方式では月額料金が他の配線方式と比較して安価になっています。
プラン別の月額料金
最大通信速度が100Mまでのプランしか、利用する事はできません。
契約者数によって料金が変わるのは他の配分方法と同様です。
LAN方式の月額料金を、他の方式と同様にプラン2の月額料金を見てみましょう。
最大通信速度 | 月額料金 | ||
NTT東日本 | ハイスピードタイプ | 100Mbps | 2,640円 |
マンションタイプ | 100Mbps | 2,640円 | |
NTT西日本 | マンションタイプ | 100Mbps | 2,860円 |
プロバイダ料金が別途必要
接続業者プロバイダの契約が別途必要になるのは、LAN方式でも他の配線方式と同様です。
プロバイダは概ね月額1,000円前後で、多くのプロバイダの中から選択する事ができます。
フレッツ光マンションタイプの工事費は?
フレッツ光のマンションタイプの工事費は、配線方式を問わず、22,000円になっています。
NTT東西で料金に変わりはありませんが、分割の場合は若干異なってきます。
NTT東日本では初回3,300円・2回目以降779円/月×23回、最終回783円になっています。
NTT西日本では初回3,300円・2回目以降813円/月×22回、最終月814円になっています。
光回線のフレッツ光が共有スペース内まで引き込まれていても、立ち会いの必要な宅内工事が基本的には必須で、建物の形状や配線状況などにもよって変わりますが、概ね1時間から2時間程度の工事を要します。
しかし、条件が揃っていれば工事が必要無い「無派遣工事」で、インターネットが利用出来る可能性があります。
無派遣工事とは?
(出典:NTT東日本 一部改変)
フレッツ光の導入工事には、建物の共有スペース内の工事と個別宅内の工事である、工事業者が出向いて工事を行う「派遣工事」と、NTTの局舎内で行う無派遣工事の2種類が行われます。
しかし、建物内では既にインターネットが利用出来る状況が全部整っている場合、派遣工事は必要が無くなり、無派遣工事だけで完了します。
無派遣工事だけで完了する場合は、通常なら2週間から1ヵ月程度を要する工事までの期間が最短1週間程度に短縮される事があり、工事費も状況によって数千円の範囲で収まります。
実際に無派遣工事だけで完了するかどうか?については、NTTの判断が必要になり申込みをしてみるまで解りませんが、部屋の中の壁に接続するパーツが設置されている場合は、無派遣工事で利用出来る確率が高くなります。
光配線方式では「光コンセント」・VDSL方式では「モジュラージャック」・LAN方式では「LANポート」が設置されているのは目安になりますが、完全に活きている状態になっているかは外から判断ができず、NTTの確認が必要になります。
マンションでフレッツ光の個人契約なら「光コラボ」がメリット大
フレッツ光のマンションタイプを利用するのに、建物内の配線方式の様々な違いを解説してきましたが、ここまで述べてきたのは全て光回線に「フレッツ光」を利用して、接続業者プロバイダは別契約の場合です。
(出典:NTT西日本*一部改変)
しかし、このフレッツ光の利用形態は法人契約が主流になっています。
(フレッツ光の法人契約では登記上の法人である必要は無く、個人事業主や店舗も法人契約が可能です)
![](https://bb-navi.jp/img/common/ogimage.png)
フレッツ光の利用方法はもう一つ「光コラボ」があり、個人契約ではこちらが主流になっています。
(出典:NTT西日本*一部改変)
フレッツ光をマンション集合住宅で個人契約して、インターネットを利用するには「光コラボ」の方が、メリットが数多くあります。
契約先が1箇所にまとまる
光コラボはNTT東西から光回線の卸し提供を受けたプロバイダが、ワンストップのサービスを提供しています。
申込み先・契約先が一箇所になる事で煩雑にならず支払も一箇所になり、トラブル時にも窓口が一箇所になり、状況に応じて問い合わせ窓口を変える必要もありません。
契約戸数に関係無く月額料金が同じ
フレッツ光では同じプランでも、建物内の利用契約者数に応じて月額料金が変わりますが、光コラボでは戸数に関係無く同一料金で利用ができます。
光コラボは建物内の配線方式によって月額料金が変わらないだけでなく、通信速度の制限も無く公称値はフレッツ光と同じ1Gbpsです。
ただし、建物内の配線方式によって利用が出来る理論上の通信速度の上限は変わらず、配線方式の制限以上に速くはなりませんが、お住まいの建物内の配線方式が一新されて光回線方式が利用出来る様になれば、プラン変更無く1Gbpsが利用出来るようになります。
同じプロバイダ利用でも光コラボの方が安価
フレッツ光+プロバイダ契約の合算料金よりも、プロバイダが提供している光コラボの方が月額料金は安くなります。
フレッツ光+プロバイダという組みあわせは同じなので、利用できる回線品質も全く同じで、支払だけが安くなります。
光コラボを提供しているのは、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社がありますが、人気のプロバイダで2箇所契約と光コラボの月額料金を比較してみましょう。
@nifty光 | ビッグローブ光 | ソフトバンク光 | @TCOMヒカリ | ||
光コラボ | マンション 月額 | 4,378円 | 4,378円 | 4,180円 | 4,180円 |
フレッツ光+プロバイダ | マンションプロバイダ料金 | 1,045円 | 990円 | 1,045円 | 1,320円 |
東日本マンション月額計 | 4,400円 | 4,345円 | 4,400円 | 4,675円 | |
西日本マンション月額計 | 4,180円 | 4,125円 | 4,180円 | 4,455円 |
フレッツ光の月額料金は、1Gbpsが利用できる高速プランで、もっとも安価なプラン2で計算しています。
たとえば、@TCOMヒカリをプロバイダにした2箇所契約では、東日本エリアで月額合計4,675円・西日本エリアで月額合計4,455円になりますが、光コラボなら4,180円で利用できます。
フレッツ光で建物の契約者数がもっと少ないプラン1やミニでは、もっと月額料金の差が広がります。
オンライン専門代理店ならキャッシュバックもあり!
法人利用が主流のフレッツ光+プロバイダ契約は、公式でキャンペーンを行っていなくても、オンライン専門代理店では独自特典としてキャッシュバックキャンペーンを行っているケースがあります。
しかし、その場合でも個人契約は対象外になりますが、オンライン専門代理店での契約なら光コラボは個人契約でキャッシュバック特典が受け取れます。
公式で特典が出ている場合も、オンライン専門代理店で契約すれば、特典の両取りが可能になり更にお得です。
通信費トータル費用が下げられる
数多くある光コラボでは、毎月のスマートフォンの料金に割引きを適用する「セット割」を行っているケースが数多くあります。
有名どころでは、ドコモのスマホプランを利用している場合に、光コラボの一つであるドコモ光を契約すれば、スマホ1台につき毎月最大1,100円の割引きが現在適用されている割引きに加わり、ソフトバンクのスマホプランを利用している場合には、光コラボの1つであるソフトバンク光を契約すれば、同様に毎月最大1,100円の割引きが受けられます。
家族4人で利用しているなら、最大合計4,400円の割引きが毎月受けられるので、新たに契約した光コラボの月額料金の大半が補えるので、高速の光回線が実質無料で利用ができるようなものです。
しかし、光回線が自宅に導入されればスマホプランに無制限・大容量プランは不要になります。
最もデータ利用が多い、自宅でのスマホ利用がWi-Fi接続で光回線を利用するためです。
自宅に光回線が導入されているスマホユーザーの多くは、月に3GB未満程度の利用が多く、そんな小容量プランで収まるなら月額料金は格安SIMの方が圧倒的に安くなります。
更に光コラボには格安SIMにセット割を適用している事もあり、安価な格安SIMの月額料金が更に安くなるため、家族で乗り換えれば通信費トータル費用を大幅に下げる事が可能です。
通信費トータル費用を下げるマンション利用にオススメの「光コラボ」
マンションで光コラボを利用するのにあたり、前述のメリットを享受できて通信費トータル費用を下げる、オススメの光コラボを具体的にご紹介しましょう。
au回線を利用するなら「ビッグローブ光」+「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
auのサブブランドである「UQモバイル」のセット割対象になる光回線サービスには、複数の選択肢があります。
その中で、同じKDDIグループの企業が運営する、「光コラボ」の「ビッグローブ光」がおすすめです。
光コラボはNTT東西の光回線「フレッツ光」を使って、光回線を使ってインターネット利用に不可欠な接続業者プロバイダが提供している光回線サービスです。
フレッツ光は47都道府県全県で利用ができる唯一の光回線で、都市部だけでなく郡部まで広がっている人口カバー率も最も高く、日本で最も利用がしやすい光回線です。
マンションで光回線を利用するためには、原則として建物の共有スペース内まで導入工事が完了している必要がありますが、日本で最も導入済みになっているのはフレッツ光です。
フレッツ光の提供エリアや、フレッツ光対応マンションでは、「光コラボ」を利用することができますので、ビッグローブ光は日本全国で幅広く利用が可能になっています。
プロバイダとしてのビッグローブは日本を代表する老舗で、多くのノウハウと技術力に定評があります。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円です。
キャッシュバック
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
![](https://b-hikari.com/img/common/ogimage.png)
工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
![](https://b-hikari.com/img/common/ogimage.png)
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
auのサブブランドのUQモバイルなら、高品質な通信キャリアauの通信回線を安価に利用することができて、ビッグローブ光と併用することで「セット割」が適用されます。
auのメインプランにある、家族割とセット割の併用はできませんが、元々の価格が安いのでコスパは良くなります。
具体的にセット割を適用した、UQモバイルのプランを見てみましょう。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,354円 | 4,730円 | 6,556円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,531円 | 7,095円 | 9,834円 |
家族4人 | 5,060円 | 4,708円 | 9,460円 | 13,112円 |
自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランはUQモバイルにはありませんが、それよりも毎月1GBの余裕がある4GBのミニミニプランが、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用ができます。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
UQモバイルのミニミニプランを家族4人で利用して、ビッグローブ光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 9,251円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 10,351円 |
*auPAYカードで支払う場合
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で9,251円・戸建て利用で10,351円になります。
自宅では高速無制限、外出先では通信キャリアの回線品質が、コスパ良く安価に利用することができます。
ソフトバンク回線なら「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」では、「ソフトバンク光」を併用することで、「セット割」が適用されます。
ソフトバンク光も、ビッグローブ光と同様にNTT東西の光回線「フレッツ光」を利用する「光コラボ」です。
そのため日本全国の広い範囲、多くの建物でソフトバンク光を利用することが可能です。
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円です。
キャッシュバック
ソフトバンク光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
![](https://sb-hikari.com/img/common/ogimage.png)
工事費無料キャンペーン
ソフトバンク光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルなら、高品質な通信キャリアソフトバンクの通信回線を安価に利用することができて、ソフトバンク光と併用することで「セット割」が適用されます。
ソフトバンクのメインプランにある、家族割とセット割の併用はできませんが、元々の価格が安いのでコスパは良くなります。
具体的にセット割を適用した、ワイモバイルのプランを見てみましょう。
プラン名 | S | M | L | ||
容量 | 4GB | 1GB未満 | 20GB | 1GB未満 | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,915円 | 4,015円 | 2,915円 | 5,115円 |
セット割 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,265円 | 2,365円 | 1,265円 | 3,465円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,530円 | 4,730円 | 2,530円 | 6,930円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,795円 | 7,095円 | 3,795円 | 10,395円 |
家族4人 | 5,060円 | 5,060円 | 9,460円 | 5,060円 | 13,860円 |
自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランはワイモバイルにはありませんが、それよりも毎月1GBの余裕がある4GBのプランSが、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用ができます。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
ワイモバイルのプランSを家族4人で利用して、ソフトバンク光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 4人 | 9,053円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 10,593円 |
*PayPayカードで支払う場合
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で9,053円・戸建て利用で10,593円になります。
自宅では高速無制限、外出先では通信キャリアの回線品質が、コスパ良く安価に利用することができます。
ドコモ回線なら「ドコモ光」+「irumo」
(出典:ドコモ光公式)
ドコモユーザーには、新プランの「irumo」へ乗り換えが最適です。
ドコモ光と安価な小容量プランirumoを併用することで、毎月のスマホ代に「セット割」が適用されます。
ドコモ光も前述のビッグローブ光・ソフトバンク光と同様の「光コラボ」のため、全国のフレッツ光が利用できる場所や建物などで、幅広くドコモ光を利用することができます。
ドコモ光の形態は前者の2つとは少々異なり、複数のプロバイダが選択できて、月額料金で分かれる、タイプAとタイプBの中から選ぶことができます。
ドコモ光のおすすめプロバイダは、ドコモ自身が提供している「OCN」です。
OCNブランドはNTTグループのインターネット事業を、別会社として長年支えてきた高い技術力を有し、ドコモ光のタイプB選択肢の中にありましたが、企業合併によりOCNはドコモに吸収されたことで、安価に利用ができるタイプAに変更になりました。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金はマンションタイプ4,400円です。
キャッシュバック
ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
![](https://service.ocn.ne.jp/hikari/ocn-internet/docomohikari/tokuten/img/ogp_202408.jpg)
工事費無料キャンペーン
ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
irumoのセット割
![](https://cache.irumo.cilite.docomo.ne.jp/common/images/img_ogp.png)
irumoは新しいドコモの小容量プランです。
従来のドコモの小容量プランは、使った分によって支払い額が変わる従量制プランでしたが、irumoは容量でプラン選びができるタイプに変更されています。
安価に利用ができるirumoですが、れっきとしたドコモのプランの一つであり、ドコモの無制限プランと同じ通信品質が利用できます。(0.5GBプランを除く)
ドコモ光と併用することで、毎月のスマホ代が割り引かれる「セット割」が適用されます。
irumoには家族割は無く、セット割しか利用することはできませんが、元々の価格が安いのでコスパは良くなります。
具体的にセット割を適用した、irumoのプランを見てみましょう。
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
セット割 | 0円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
単身利用 | 550円 | 1,067円 | 1,727円 | 2,277円 |
家族2人 | 1,100円 | 2,134円 | 3,454円 | 4,554円 |
家族3人 | 1,650円 | 3,201円 | 5,181円 | 6,831円 |
家族4人 | 2,200円 | 4,268円 | 6,908円 | 9,108円 |
自宅に光回線がある場合に最適な3GBのプランは、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,067円で利用ができます。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
irumoの3GBプランを家族4人で利用して、ドコモ光(タイプA)と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で8,668円・戸建て利用で9,988円になります。
自宅では高速無制限、外出先では通信キャリアの回線品質が、コスパ良く安価に利用することができます。