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ドコモ光を安くするには?品質変わらず、通信費を削減するおすすめの方法を解説

光コラボ

ドコモは、日本で最大の利用者数を誇る携帯電話会社です。全国津々浦々までショップを展開して、地域密着で手厚いービスを提供しています。

 

そのショップに来店した時に

 

「自宅に光回線未導入なら、ドコモ光がお得ですよ!」

 

と、勧誘を受けた方も多いでしょう。

 

資本主義に存在する企業として、売上拡大を追いかけるのは当然の事です。新規顧客獲得のコストは、既存ユーザーの維持に比べて5倍以上のコストが掛かると言われています。シンパシーを感じてくれている既存顧客への、新しい提案は日夜行われています。

 

別のサービスを加入してもらうことで、長期的に安定した囲い込みに繋がる事も、理由にあります。

 

通信事業は総務省管轄管轄事業で免許制であり、国民の共有財産である電波を利用するため、過度なユーザーの囲い込みは価格の高止まりに繋がるという意向に抗する事ができず、従来のスマホ契約プランとスマホ機種本体の長期値引きや、契約期間の2年縛りなどユーザーの囲い込みに効果の有った手段が使えなくなり、光回線はそれらに変わる手段としてドコモにとって重要度を増しています。

 

ドコモを取り巻く環境が大きく変化する中で、ドコモ自身も大きく変わりつつあります。

今後の長期戦略を見据えた上で、人気の格安SIM「OCNモバイルONE」を提供していたドコモ子会社のNTTレゾナントの吸収合併を行い新規募集の停止、それに伴ったドコモのプランの再編と新プランを2023年7月からスタートさせています。

 

ドコモの新プランも考察しながら、ドコモ光ユーザーの通信品質を変えないで費用だけを削減する、具体的な通信費トータル費用の見直し方法を解説します。

 

 

ドコモ光の月額料金を把握

料金を下げるために、まずは現状のドコモ光の月額料金の把握から始めましょう。

 

「ウチは大きな割引きが適用されているから、ドコモ光の月額料金を把握するのは難しいなぁ・・・」

 

というのは、勘違いですよ。

 

ドコモスマホユーザーが併せてドコモ光を利用すると、セット割が提供されてスマホ代は確かに安くなりますが、光回線サービスのドコモ光の月額料金自体は変わりません。

家族で利用している場合も同様です。家族割はドコモのスマホ代に適用されるもので、ドコモ光の月額料金に変わりはありません。

 

ドコモ光の料金は2タイプある

ドコモ光は、NTT東西の光回線フレッツ光と接続業者プロバイダをワンセットにした「光コラボ」です。

 

 

(出典:NTT西日本*一部改変)

 

通常の光コラボはプロバイダが提供しているため、光コラボを選べばプロバイダが決まるのですが、ドコモ光は少々特殊で複数のプロバイダが選択できて、選択するプロバイダによって月額料金が2タイプあります。

 

戸建て料金 マンション料金
タイプA 5,720円 4,400円
タイプB 5,940円 4,620円

 

タイプA 利用出来るプロバイダ (2023年6月30日まで)

タイプAで利用出来るプロバイダは、GMOとくとくBB・BIGLOBE・ドコモnet・Tigers-net.com・plala・DTI・andline・BB.excite・エディオンネット・@nifty・SYNAPSE・ic-net・楽天ブロードバンド・hi-ho・ネスク・TiKiTiKi・SIS です。

 

タイプB 利用出来るプロバイダ (2023年6月30日まで)

タイプBで利用出来るプロバイダは、TNC・OCN・@TCOM・AsahiNet・WAKWAK・ちゃんぷるネット です。

ちゃんぷるネットは、サービス提供エリアが沖縄県内のみとなり、県外での利用は出来ません。

 

タイプBの利用者はタイプAに変更でドコモ光は安くなる

何らかのこだわりが有る方は別ですが、単純にインターネットを利用するだけなら、タイプAを利用する方が月額料金は安くなります。

 

タイプBのユーザーがタイプAに変更するのには、ドコモショップかドコモのインフォメーションセンター(151)に電話連絡する事で簡単に行えます。

 

事務手数料として3,300円が必要になりますが、長期的に考えれば確実にドコモ光の費用は確実に安くなります。

 

OCN利用者はタイプAの「OCNインターネット」に変更で安くなる

プロバイダ一覧表記のところに、2023年6月30日までの記述がありますが、これは2023年7月にドコモグループの再編によって、タイプAの「ドコモnet」「plala」、タイプBの「OCN」の新規募集を停止した事にあります。

 

既存の利用者は原則そのまま利用継続ができます。

また、新たにタイプAに、「OCNインターネット」が加わりました。

 

OCNはNTTグループの人気ブランドで知名度も高く、多くのドコモ光利用者からも選ばれていますが、タイプBでOCNを利用しているユーザーは、タイプAのOCNインターネットに変更する事で、変わらない通信品質を継続しながら月額料金だけを安くする事が可能になります。

 

タイプBのOCNユーザーは、タイプAの「OCNインターネット」に変更することで、品質は変わらず安くなります。

 

 

「ahamo」+「ドコモ光」ユーザーが安くする方法

ドコモのメインプランである「ギガホプレミアプラン」や「ギガライトプラン」のユーザーだった方で、月額料金の高さや使い勝手の悪さに閉口していた場合、ahamoに乗り換えを行っているケースも多くなっています。

 

ドコモ光を併せて利用していたユーザーは、ahamo乗り換えでスマホプランのセット割が適用外になりますが、それでもahamoへの乗り換えを行っているのは、ネットリテラシーが高く、ドコモメインプランで得られるドコモ光のセット割を適用した通信費トータル費用よりも、乗り換えた方が安くなるというシビアな計算があると推察できます。

 

新登場の「ahamo光」への乗り換えで安くなる

 

(出典:ドコモ公式

 

ahamoは20GBの中容量を担うオンライン専用プランで、従来のドコモプランの価格帯の常識よりも大幅にコスパが良い反面、ドコモ光と併せて利用して得られるセット割や、家族割などの割引制度が全て対象外になっていました。

 

しかし、ahamoユーザーにはドコモ光を利用する価格メリットは無く、ドコモは他の光回線への乗り換えによるユーザーの流出を防ぐ手段として、ドコモ光の割引きではなく、新たにahamoユーザー専用の光回線サービス「ahamo光」を、2023年7月からスタートさせました。

 

マンション集合住宅で利用する「ドコモ光」の安価なタイプAの月額料金は前述のように4,400円ですが、「ahamo光」は3,630円になっていて大幅に安く、同じく戸建て利用での「ドコモ光」は5,720円ですが、「ahamo光」は4,950円になっていてコスパは大幅に良くなります。

 

ドコモ光のユーザーでahamoを利用している場合、My docomo(マイドコモ)から、ahamo光へ料金プラン変更だけで簡単に乗り換えが完了します。

もちろん、新たな光回線の導入工事やインターネットが利用できない期間も生じません。

 

ahamoユーザーでドコモ光利用者は、ahamo光へ乗り換える事で安くなります。

(*ahamoユーザー以外では、ahamo光は利用する事ができません)

 

 

ahamo光での料金シミュレーション

具体的にどれくらい安くなるのか、計算してみましょう。

 

家族5人のシミュレーション

ahamo+ドコモ光

ドコモユーザーが家族でahamoに乗り換えて、ドコモ光はそのまま利用しているケースです。

 

ドコモ光 スマホ 家族 合計
マンション 4,400円 2,970円 5人 19,250円
戸建て 5,720円 2,970円 5人 20,570円

 

ahamo+ahamo光

ahamo光へ乗り換えた場合、以下になります。

 

ahamo光 スマホ 家族 合計
マンション 3,630円 2,970円 5人 18,480円
戸建て 4,950円 2,970円 5人 19,800円

 

単身世帯のシミュレーション

ahamo+ドコモ光

一人暮らしの若い世代で、ドコモプランからahamoへの乗り換えが多くなっています。

 

その場合の通信費トータル費用は、以下になります。

 

ドコモ光 スマホ 家族 合計
マンション 4,400円 2,970円 1人 7,370円
戸建て 5,720円 2,970円 1人 8,690円

 

ahamo+ahamo光

ahamo光へ乗り換えた場合、以下になります。

 

ドコモ光の割引きがスマホ1台につきに設定されていて、家族が多ければ割引き額も多くなりますが、ahamo光では光回線サービスの月額料金自体が安くなり、家族の人数で割引き額が変わらない事も単身利用者にとってはメリットです。

 

ahamo光 スマホ 家族 合計
マンション 3,630円 2,970円 1人 6,600円
戸建て 4,950円 2,970円 1人 7,920円

 

ドコモのプラン見直しで通信費トータル費用を安くする

ドコモユーザーがドコモ光の光回線サービスの月額料金を下げる具体的な手段は、これまで述べてきたような手段が考えられます。

 

しかし、ドコモのメインプランユーザーで、ドコモ光のタイプAの利用者にはドコモの光回線サービスの月額料金を下げる具体的な手段はありません。

 

その場合は、通信費トータル費用を下げる事を主眼にして、プランの見直しが最適です。

 

「ギガホプレミアプラン」ユーザーの通信費トータル費用

ギガホプレミアプランはドコモの主力メインプランで、利用するのが4Gスマホと5Gスマホで月額料金と利用できるギガの量が変わってきます。

 

5Gギガホプレミアプランは、容量無制限を月額7,315円で提供されていて、4Gのギガホプレミアプランは、容量月に60GBを月額7,205円で提供されています。

 

適用される割引

ギガホプレミアプランで適用される割引きを確認しておきましょう。

 

家族割

家族で3回線以上利用すれば、毎月のスマホ代から1,100円の家族割が適用されます。

 

4Gギガホプレミアプランで家族5人と仮定すれば

 

月の支払料金は(7,205円-1,100円)×5人=30,525円

 

になります。

 

ドコモ光のセット割

ドコモ光を併用して自宅で利用している場合、スマホ1台につき月額1,100円のセット割が適用されます。

 

先に計算した家族5人分の割引適用額にセット割を加えれば

 

月の支払料金は30,525円-(1,100円×5人)=25,025円

 

になります。

 

月に3GB未満割

4Gギガホプレミアプランは月に60GBの容量が利用できますが、月に3GB未満しか利用しなかった場合には、1,650円の割引きが自動的に適用されます。

これは、5Gギガホプレミアプランでも同じです。

 

家族5人が全員月に3GB未満の利用しかしなかった場合、先に計算した家族5人分の割引適用額にこの割引きを加えれば

 

月の支払料金は25,025円-(1,650円×5人)8,250円=16,775円

 

になります。

 

ドコモ光を加えた通信費トータル費用

マンション集合住宅で利用している場合

家族全員が月に3GB未満のギガ消費に収まっていれば、家族割とセット割を適用して

 

(スマートフォン料金)16,775円+(ドコモ光)4,400円=21,175円

 

になります。

 

戸建て住宅で利用している場合

家族全員が月に3GB未満のギガ消費に収まっていれば、家族割とセット割を適用して

 

(スマートフォン料金)16,775円+(ドコモ光)5,720円=22,495円

 

になります。

 

「ギガライトプラン」ユーザーの通信費トータル費用

月に60GBや無制限が利用できるギガホプレミアプランで、3GB未満の場合に割引きが受けられるのは良心的だと言えますが、それなら最初から小容量の「ギガライトプラン」にした方がコスパは良いのでは無いか?計算してみましょう。

 

ギガライトプランで月に3GB未満程度の利用はステップ2に当たり、月額利用料は4,565円になっています。

 

適用される割引

ギガライトプランで適用される割引きを確認しておきましょう。

 

家族割

家族で3回線以上利用すれば、毎月のスマホ代から1,100円の家族割が適用されます。

 

ギガライトプランで同様に家族5人と仮定すれば

 

月の支払料金は(4,565円-1,100円)×5人=17,325円

 

になります。

 

ドコモ光のセット割

ドコモ光のセット割はギガホプレミアプランとは異なり、ステップ2の場合は月額550円の割引きに減額されます。

 

先に計算した家族5人分の割引適用額にセット割を加えれば

 

月の支払料金は17,325円-(550円×5人)=14,575円

 

になります。

 

ドコモ光を加えた通信費トータル費用

マンション集合住宅で利用している場合

ギガライトプランで3GB未満程度のステップ2で、家族割とセット割を適用して

 

(スマートフォン料金)14,575円+(ドコモ光)4,400円=18,975円

 

になります。

 

ギガホプレミアプランで3GB未満だった通信費トータル費用と比較して、毎月2,200円安くなる計算になります。

 

戸建て住宅で利用している場合

ギガライトプランで3GB未満程度のステップ2で、家族割とセット割を適用して

 

(スマートフォン料金)14,575円+(ドコモ光)5,720円=20,295円

 

になります。

 

ギガホプレミアプランで3GB未満だった通信費トータル費用と比較して、毎月2,200円安くなる計算になります。

 

ドコモ光+ギガライトプランで安くなりますが・・・・・

ギガホプレミアプラン+ドコモ光のユーザーは、スマホプランをギガライトプランに乗り換えた方が、通信費トータル費用は安くなります。

 

自宅に光回線サービスのドコモ光が有れば、自宅でのスマートフォン利用もWi-Fiで使うのでドコモプランのギガを消費しません。

 

ギガ消費は外出時のWi-Fiが無い環境だけに限られ、そのためドコモ光を併用して割引きを適用しているギガホプレミアプランユーザーの多くは、加えて3GB未満の割引き適用者が多くなります。

 

ドコモ光のセット割がギガライトプランに乗り換えて減額されても、通信費トータル費用は安くなる事が先の計算で解りました。

 

しかし、2023年7月のプラン改定により、ギガライトプランの新規募集は停止していて、ギガホプレミアプランからの乗り換えはできなくなっています。

 

ドコモの新しくなったプランで、最適な乗り換え先を検討してみましょう。

 

ドコモの新プランで安くなる最適な乗り換え先は?

ドコモのプランは、既存のプランの「ギガホプレミアプラン」と「ギガライトプラン」の新規募集は停止されていて、新プランの「eximo」と「irumo」に一新されています。

 

月に3GB未満程度のギガ消費の、乗り換えに最適なプランはどれか?

プランの詳細を見ていきながら検証してみましょう。

 

2023年7月1日からプラン内容が大幅に変更になった、ドコモの新プラン詳細については以下も併せて是非ご覧下さい。

 

404 NOT FOUND | フレッツ光 NEWS
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eximo

 

(出典:ドコモ公式

 

Eximo
容量 1GB未満 1~3GB未満 3GB~無制限
基本月額 4,565円 5,665円 7,315円
家族割 1,100円 1,100円 1,100円
セット割 1,100円 1,100円 1,100円
dカード 187円 187円 187円
割引き後月額 2,178円 3,278円 4,928円

 

基本月額料金は5Gのギガホプレミアプランと同額なので、一見するとギガホプレミアプランのモデルチェンジ版とも捉えられますが、ギガライトプランまで包括したプランと考えた方が妥当です。

 

3GB未満程度の利用の場合、ギガライトプランと比較してセット割が満額の1,100円に増額されていますが、割引きをフル活用した場合の金額は月額3,278円で、家族5人で利用した場合のスマホ代は16,390円になり、ギガライトプランで14,575円だった事を考えれば、乗り換えるメリットは基本的にありません。

 

irumo

 

(出典:ドコモ公式

 

irumo
容量 0.5GB 3GB 6GB 9GB
基本月額 550円 2,167円 2,827円 3,377円
家族割 0円 0円 0円 0円
セット割 0円 1,100円 1,100円 1,100円
dカード 0円 187円 187円 187円
割引き後月額 550円 880円 1,540円 2,090円

 

新プランの「irumo」は、既存のドコモプランを変更したものとは異なり、格安SIMだったOCNモバイルONEを下敷きにして出したプランだと考えられます。

 

格安SIMではなくドコモの新プランになった事で、基本月額料金は大幅に値上がりしていますが、各種割引きを適用させることで従来のドコモプランよりも大幅に安く利用する事ができる小容量プランになっています。

 

同様に家族5人で割引きを適用した、通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。

 

「irumo」+「ドコモ光」の通信費トータル費用シミュレーション

irumoの3GBプランに割引制度をフル活用すれば、月額料金はスマホ1台880円になります。

家族5人で利用した場合のスマホ代は、合計月額4,400円になります。

 

マンション利用でirumoの3GBプラン+ドコモ光

(スマートフォン料金)4,400円+(ドコモ光)4,620円=9,020円

 

戸建て利用でirumoの3GBプラン+ドコモ光

(スマートフォン料金)4,400円+(ドコモ光)5,720円=10,120円

 

最も安価だったギガライトプランの場合は月額2万円前後だった通信費トータル費用が、新プランのirumoに乗り換える事で、月額1万円前後で利用できる事になり、ドコモ光を含めた費用を確実に安くできます。

 

もっと安くする方法は?

通信品質を変えずに通信費トータル費用を安くする手段として、ドコモ光+irumoにする事は効果的ですが、更に安くする方法を考えてみましょう。

 

光コラボ「@TCOMヒカリ」+格安SIM「LIBMO」で更に安くなる

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト

 

ドコモ光から光回線サービスを「@TCOMヒカリ」へ乗り換える事で、通信品質を変えずに安くなります。

 

ドコモ光も@TCOMヒカリも同じNTT東西の光回線「フレッツ光」を使う「光コラボ」の一つで、ドコモ光の月額料金が高額なタイプBでプロバイダの@TCOMは提供されています。

 

このタイプBの利用状況は

 

(光回線)フレッツ光+(プロバイダ)@TCOM で利用している事になりますが

 

@TCOMヒカリの場合の利用状況も、プロバイダの@TCOMがフレッツ光をワンセットにして提供しているため

 

(光回線)フレッツ光+(プロバイダ)@TCOM で利用して