世界はコロナ禍の呪縛から少しずつ抜け出す傾向にあり、規制が緩和されて行き来が出来るようになってきました。
コロナ禍の中では一種の鎖国に近い状態だったので、ネットやテレビの情報だけでは得られない、肌感覚の情報は途絶えていましたが、それが見える様になってくると、今の日本の厳しい立ち位置がより鮮明になってきました。
需要の回復と生産が追いついていないことや、ロシアによるウクライナ侵攻の影響も有り、世界的な物価高になっている中で、賃金がずっと上がっていないのは日本だけです。
「ニューヨークで軽いランチを食べたら、3,000円を超えた」
「イタリアでピザとサラダをお昼に頼んだら、軽く5,000円を超えた」
この手の話を聞いた当初は、ちょっと大袈裟なのかとも思いましたが、残念ながらこれが現実です。
日本の全国時給平均額は961円ですが、カリフォルニア州の時給平均は15ドル程度になっていて、現在の為替レートで換算すれば2,200円を超えます。
加えて2023年からは、ファーストフードの時給を上げる法律が決まっていて、最低時給は22ドルになります。
これを換算すれば、時給で3,200円を超えます。
「世界の物価高に比べれば、日本の物価は抑えられている」と、政治家は胸を張りますが、賃金の視点が抜けているのか、解っていて詭弁のロジックを駆使しているかは不明ですが、一般的な庶民は、上がらない給料の中で物価高に対応していくしかありません。
自衛の手段について、雑誌やテレビなどでも紹介される機会が増えていますが、効果的なのは毎月掛かっている固定費の見直しです。
給料が上がらない中での物価高対応は、毎月のコンスタントな出費を抑える事が最善策です。
現代社会において不可欠なインフラの一つになっている、インターネットの通信費を節約する具体的な方法を解説します。
節約はしたくてもインターネット利用は欠かせない
(出典:令和3年通信利用動向調査の結果)
総務省が令和4年5月に、「令和3年通信利用動向調査の結果」を公表しています。
そのデータを見てみましょう。
インターネットの利用は普及が広がり、現役世代では利用者が9割を超えていて、老若男女を問わず生活の中にあります。
固定費を抑えるために節約を考えても、インターネット無しで生活することは最早考えられません。
インターネットを行うには回線の確保が必要になり、それは固定費として毎月掛かるため、回線を見直す事で、ストレス無く安価に利用する手段を探っていきましょう。
手始めにインターネットを利用している端末を、同データから見てみます。
インターネットに利用する端末は?
(出典:令和3年通信利用動向調査の結果)
最も簡単にインターネットを利用する手段として、やはり多くのユーザーが利用しているのはスマートフォンです。
通信会社とプラン契約をしている、有効なSIMが機能しているスマホなら、特別な作業や手順を踏むこと無く、スマホだけでインターネットが簡単に利用出来ます。
元々、インターネットの利用に使われる端末はパソコンが主流で、現在はトップの座をスマホに譲っていますが、テレワーク・在宅ワーク等で仕事に使う場合はパソコンが必要になりますし、大画面での作業の方が効率は良いことも確かです。
コンテンツの充実と共に増加している動画視聴の広がりも、端末が多様化する要因になっています。
スマホよりパソコンの画面の方が大きいですし、気軽に大画面を持ち運べるタブレットや、インターネットテレビが増加しているのも、それが理由です。
増加するテレビ等大画面でのインターネット接続
(出典:令和3年通信利用動向調査の結果)
動画視聴もそうですが、通常のweb閲覧でもスマホで見る場合とは異なり、パソコンやテレビでのインターネット利用は、データ消費量が大きくなります。
実際のテレビで利用するインターネットの使い方は、統計データを見ても一目瞭然です。
(出典:令和3年通信利用動向調査の結果)
トップにある無料動画共有サービスは、YouTubeやAbemaTV等が考えられます。
YouTubeをフルHDで視聴を楽しんだ場合、1分あたりの通信量は34.2MBで、1時間では2GB強・3時間の利用では6.1GBを超えてきます。
休日前の夜や休日に利用するだけでも、1ヶ月ではかなりのデータ量を消費します。
テレビのリアルタイム視聴や録画視聴を含む、視聴スタイルが変わってきています。
TVerなどのテレビ局が主体になって、インターネットを使った見逃し配信が充実して、自分の都合の良い時間に、録画さえ行わずに、好きなテレビ番組を見ることが出来る環境が既に出来ています。
これも、インターネットを利用しなければ成り立ちません。
ビデオレンタルも遠い昔の話で、有料動画サービスのサブスクリプションが充実しています。
Netflixの4K高画質は1分間に116.7MBを消費するので、1時間では7GB・3時間では21GBを消費します。
今後も、インターネットの利用で大量のデータを消費する傾向は、一層強くなっていく事は疑う余地がありません。
インターネットの通信費を安くする方法を考えた時に、利用に支障が出るような節約の仕方では、ストレスが溜まり精神衛生上良くないだけでなく、仕事を含む生活の中で問題が起こってしまっては意味がありません。
大容量をストレス無く利用出来る事を考慮した上で、通信費を安くする方法を考えてみましょう。
ネットの通信費を安くする方法① 「テザリング」
新たな回線契約や、新たな機器の購入などが必要無く、今利用しているスマートフォンを、インターネット回線の基地局として利用するのが「テザリング」です。
テザリングを利用する方法は?
テザリングで別端末を使ってインターネットを利用するには、契約している通信会社によって対応が異なります。
テザリングの利用を申請して行う場合や、別オプションになっている場合、標準で利用が可能な場合など様々です。
利用するスマートフォンによっても、対応出来ない機種もあります。
大前提ですが、スマホでテザリングを行う場合の契約プランは、無制限・大容量プランへ加入している事が前提です。
利用したデータ分を支払う従量制のプランでは、非常事態以外に利用する事は根本的に向いていません。
テザリングを利用する方法は、以下があります。
Wi-Fiテザリング
一般的にテザリングの利用で、最も多いのがWi-Fiテザリングで、スマホをWi-Fi基地局として機能させる方法です。
通常この機能はOFFになっているため、利用時にはONに変える必要が有ります。
機種やOSによっても異なりますが、、設定画面でネットワークとインターネットの中から、テザリングの項目を探して、Wi-Fiアクセスポイントの使用をONにします。
アクセスポイントのパスワードは伏せ文字になっていますが、タップする事で見ることが可能ですし、任意のパスワードに変更する事も可能です。
アクセスポイント名とパスワードを確認したら、接続したい端末(パソコンやタブレットなど)からWi-Fiを探して、先ほど確認したアクセスポイントに接続して、タップして見たパスワードを入力すれば、インターネットに接続することが出来ます。
Bluetoothテザリング
Wi-Fi接続は複数の端末で同時利用が可能ですが、Bluetoothテザリングでは、ペアリングした1台の端末しか同時利用が出来ません。
Wi-Fi接続に比較して接続出来る距離は短く、通信速度も遅くなります。
この接続方法のメリットは、電池の消耗が比較的に抑えられる事です。
ストレス無くインターネットの利用が出来て節約も出来るか?
スマホプランと端末が、テザリングに対応しているなら、新たな費用が発生する事無くインターネットの利用が出来るため、節約方法として効果がありそうです。
しかし、結論から申し上げれば、テザリングを通常利用するインターネットにするのは、明らかに無理が有ります。
スマホを毀損する
特に多く利用されるWi-Fi接続では、電池の消耗が激しく、バッテリーを繋ぎっぱなしでの利用が避けられません。
充電をしながらのスマホ利用は、メーカーでも推奨はしておらず、バッテリーの寿命を短くしますので、直接スマホの寿命を縮めることに繋がります。
年々高額になっているスマホを犠牲にしていては、節約としては本末転倒です。
データ容量制限に掛かる
スマホの無制限のプランに加入していても、テザリングは無制限に利用する事は、多くの場合で出来ません。
auとソフトバンクの無制限プランは、明確に月に30GBまでの制限が有る事を明記していますし、ドコモを含めて一定期間に通信量が大きくなった場合には、通信速度が制限されます。
その場合、普段利用するスマホに確実に支障が出ます。
ネットの通信費を安くする方法② 「SIMフリーWi-Fiルーター」
利用しているスマホとは別に、インターネット回線を用意する方が現実的です。
通信費を抑えながらインターネットを利用する方法として、無線タイプのWi-Fiルーターを使用する方法があります。
種類としては、持ち運び可能な「モバイルWi-Fiルーター」と、コンセントで利用する「ホームルーター」があります。
どちらも通信会社各社から販売されていますが、より節約度が高いのは、それらを利用するよりも、ルーター端末機器を自分で用意して、適切な格安SIMも入手して、組みあわせて利用する事です。
SIMフリーのWi-Fiルーター
スマホでテザリングしたのと同様に、Wi-Fi基地局として機能させられる機器が無線ルーターで、インターネット回線利用の専用設計がされているため、多くのメリットがあります。
自分で用意する場合、一般的な電気屋さんなどで入手する事は難しく、Amazonなどの通販で入手する必要が有ります。
「simフリー ルーター」で検索すれば、簡単に出てきます。
SIMフリーとは、通信会社を選ばないという意味です。
15,000円程度で入手出来る機種があります。
具体的に商品例を見てみましょう。
富士ソフト +F FS040W モバイルWi-Fiルーター SIMフリー FS040WMB1
主要三社(ドコモ・au・ソフトバンク)への回線対応を明示していますし、バッテリー駆動だけでなく、バッテリーを外してUSB給電も可能など使い勝手も良く、専用のホームキットも販売していて、ホームルーターとしての利用も想定されています。
アイ・オー・データ Wi-Fiルーター SIMフリー 4G/LTE
自宅で利用するホームルーターで、主要三社だけでなく、楽天モバイルにも対応している事を明確に謳っています。
特に楽天モバイルの利用を主に想定しているようで、幅広いバンドへの対応だけでなく、利用するバンドを固定する機能も備わっています。
楽天モバイルでは、利用し放題が可能になっているのは楽天回線(バンド3)に繋いだ時だけで、楽天モバイルの電波が掴めない場合には、自動的にau回線(バンド18)を掴みに行く仕様になっています。au回線では月に利用出来るデータ量は5GBまでなので、バンド指定が出来るルーターなら、意図しない繋ぎ方を回避出来ます。
PIXELA(ピクセラ) SIMフリー ホームルーター PIX-RT100-AZ
自宅で利用するホームルーターです。
こちらもキャリア4社への対応を謳っています。
バンドが選べるのも同じで、楽天モバイルでの利用も想定されています。
先のホームルーターはLANポートが1つですが、この機種は4つのLANポートが備わっているのもメリットです。
利用するSIM
データ通信に利用するSIMを入手します。
3大キャリアの無制限プランを利用している方なら、無線ルーターを使えば、テザリングではなく通常の状態での利用出来るメリットがありますが、そのままルーターにSIMを挿してしまえば、電話が掛かってきても受ける事さえ出来なくなり、利用方法としてオススメしません。
かと言って、新たに同プランのSIMを入手したのでは、新たに毎月7,200円を超える支払が発生するため、節約とは程遠くなります。
SIMフリールーターに使用するSIMは、格安SIMを新たに契約して使う方が賢明です。
契約するSIMはデータ通信専用プランでもOKですが、以前は毎月700円程度違った音声SIMとの価格差は、現在殆ど無くなったか少額のため、後々通常のスマホにも転用できる音声プランも、価格差によっては対象になります。
ただ、格安SIMは小容量プランの価格メリットは大きいのですが、大容量プランになると高額になるため、殆ど動画視聴をしないなどの、データ消費をさほどしないユーザーでないとメリットが出せません。
具体的な格安SIMの例を見てみましょう。
LIBMO
(出典:LIBMO公式)
ドコモ回線を使った格安SIMです。
データ通信専用のSIMも、音声が使えるSIMも月額料金は同じなので、音声付きSIMを選んでおけば、使い回しが効きます。
20GB容量のプランで月額1,991円・30GBのプランで月額2,728円です。
イオンモバイル
ドコモとauが回線としてありますが、データ専用はドコモ回線のみで、200円程度が音声付きSIMより安くなる上に、実際に利用出来る通信速度も早くなる傾向があります。(リアルに経験済み)
格安SIMには珍しい、大きな容量までカバーするプランがあります。
40GBプランで月額3,938円・50GBプランで月額5,038円です。
楽天モバイル
(出典:楽天モバイル公式)
4番目のキャリアであり、格安SIMではありませんが、データ無制限が安価に利用出来ます。
楽天回線が問題無く掴めるお住まいなら、無制限利用が月額3,278円で使えます。
ストレス無くインターネットの利用が出来て節約も出来るか?
通信会社から機器を入手するよりも安くなりますが、一括で購入する費用が掛かります。
15,000円程度だったとして2年利用すると考えれば、月割りで600円程度の機器代になり、通信料に加える必要が有ります。
また、楽天モバイルを除けば容量制限があるため、大きなデータ量を利用するのには無理が有ります。
無制限の楽天モバイルでも、利用の仕方によっては制限が掛かります。
楽天モバイルでは、電波が掴めない場所も多く(公式でエリア内になっていても)、格安SIM以上に現実には利用出来ないリスクが存在します。
ルーターとSIMを自分で入手してのインターネット利用は、一定のメリットも有りますが、不具合が起こった時に相談する場所は事実上無いに等しく、自分で解決するスキルもある程度必要になります。
ネットの通信費を安くする方法③ 「モバイルWi-Fiルーター」の契約
通信会社がサービスを提供している「モバイルWi-Fiルーター」なら、特別なスキルも必要無く直ぐに利用が出来ますし、万が一のトラブルにも対応してもらえる安心感があります。
では、具体的に安価に利用出来て節約出来るのか?例を見ていきましょう。
楽天モバイル
(出典:楽天モバイル公式)
②の中でもご紹介しましたが、楽天モバイルの電波が利用出来るエリアなら、無制限のデータが安価な月額料金で利用出来るメリットがあります。
さらに、初めて楽天モバイルを使うユーザーなら、ルーター端末もポイント還元により実質無料で入手出来ます。
無制限の利用でも月額3,278円は安いです。
しかし、電波を利用するインターネット回線は、例外なく制限があります。
楽天モバイルでも、無制限を標榜する一方で、“公平なサービス提供のため速度制御の場合あり”と明示しています。
具体的なデータ量は公表されていませんが、利用者の口コミでは概ね1日に10GB程度の利用で制限が掛かる様です。
クイックWiFi
(出典:クイックWiFi公式)
月に100GBの容量を、月額3,718円で利用出来ます。
格安SIMでは存在しなかった、月に100GBのデータ容量は、多くのユーザーにとって事実上の無制限利用が可能だと言えます。
楽天モバイルは電波が掴めるか?が大きなデメリット・心配事ですが、クイックWiFiでは3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の電波の中で、利用する場所により最適な回線を自動的に掴むクラウドSIMタイプです。
使い方に制限が無く、自由に月に100GBが利用出来るのもメリットです。
キャッシュバックキャンペーンも行われています。
詳細は以下をご覧下さい。
GMOとくとくBB WiMAX
(出典:GMOとくとくBB WiMAX公式)
WiMAXは通信速度に定評が有り、その中でも最安級なのが「GMOとくとくBB WiMAX+5」です。
36回に分割支払いをする605円の端末代込みで、月額料金は2ヵ月目まで2,079円・3年まで4,434円です。
端末代を支払い終える37ヵ月目以降の月額料金は、4,444円になります。
WiMAXの電波が届くのは通常のキャリア回線と比較して狭く、利用する場所によっては使えないケースもあります。
auの回線を利用する事も可能ですが、月額1,100円が加算される上に、15GBまでの容量制限があります。
新規契約で、23,000円のキャッシュバックキャンペーンも行われています。
ストレス無くインターネットの利用が出来て節約も出来るか?
利用の仕方や電波の掴み具合に問題が無ければ、通常のインターネット利用に大きな支障は無く利用出来ます。
モバイルルーターは筐体サイズが小さいため、持ち運びが出来るメリットが有りますが、送受信やWi-Fi用のアンテナも必然的に小さくなることから、通信速度が高くなく、通信品質も良いとは言えません。
Wi-Fiの飛ぶ範囲も狭いことから、他の部屋で利用する事も難しく、メイン回線としての利用は難しいと言えます。
家族がいた場合、誰かが持ち出せば他の家族はインターネットの利用が出来なくなるため、快適に利用が出来るのは、それほど大容量を消費しない、単身者のワンルームマンションでの利用などに限られます。
ネットの通信費を安くする方法④ 「ホームルーター」の契約
無線を使ったインターネット回線としては、家庭で使う据え置き型の「ホームルーター」が、最も回線速度が速く安定しています。
Wi-Fiの飛ぶ範囲も広く、家族で利用する事が出来るインターネット環境が、コンセントに挿すだけ実現します。
有線LANポートも装備されていて、光回線を導入した環境に最も近いと言えます。
しかし、無線回線の中ではそうですが、通信速度や品質も光回線には遠く及びません。
新世代の5Gも登場していますが、実際に利用出来る回線品質では現状光回線の方が上です。
ホームルーターは、大手キャリア3社からリリースされています。
ドコモ home 5G HR01
(出典:GMOとくとくBB ドコモ home5G)
〇月額料金 4,950円
〇本体価格 39,600円 (月々サポートで毎月分1,100円が36回に渡り割引されるため、本体費用は実質無料で利用が出来ます。)
新規契約と専用端末のご購入で、amazonギフト券18,000円分プレゼントのキャンペーンも行われています。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12
(出典:UQ WiMAX公式)
〇月額料金 1・2年目4,268円 3年目以降4,950円
〇本体価格 11,088円
本体価格は安価ですが、利用による割引制度は無く、36回払いで月額308円を支払う必要があります。
WiMAXを使うホームルーターなので、モバイルルーターで説明したデメリットが同じ様にあります。
ソフトバンクエアー
(出典:SoftBank Air 公式)
〇月額料金 1年目3,080円 2年目以降5,368円
〇本体価格 71,280円 (月々割で毎月分1,980円が36回に渡り割引されるため、本体費用は実質無料で利用が出来ます。)
「Airターミナル5 GoGoキャンペーン」を行っていて、1年間の月額料金から毎月2,288円が割引きされて、月額3,080円で利用出来ます。
公式サイトではキャッシュバックキャンペーンは行っていませんが、オンライン代理店ではキャッシュバックキャンペーンを行っています。
詳細は以下をご覧下さい。
ストレス無くインターネットの利用が出来て節約も出来るか?
実質月額も、3大キャリアで無制限プランを利用するよりも安く、家族で利用出来る事も考えれば頭数で費用を割ることも出来るため、家族でそれぞれ無制限・大容量プランを契約しているよりもコスパに優れていて、通信費の節約に繋がります。
具体的な金額を、3社で比較してみましょう。
ソフトバンクエアーが安い
(出典:ソフトバンクエアー申込サイト)
いきなり結論ですが、通信費が節約出来るホームルーターは「ソフトバンクエアー」です。
キャッシュバックまで考慮して、実際に2年間利用した場合の実質金額を比較します。
ドコモ home 5G | WiMAX +5G | ソフトバンクエアー | |
基本月額 1年目 | 4,950円 | 4,268円 | 3,080円 |
基本月額 2年目 | 4,950円 | 4,268円 | 5,368円 |
2年間合計金額 | 118,800円 | 102,432円 | 101,376円 |
キャッシュバック | 18,000円 | 5,278円 | 33,000円 |
2年間実質合計 | 100,800円 | 97,154円 | 68,376円 |
実質月額料金 | 4,200円 | 4,048円 | 2,849円 |
実質の月額支払い費用を比べれば、他社では4,000円を超える中で、ソフトバンクエアーでは月額3,000円を切っていて、通信費が節約出来ます。
しかし安価ではあっても、新たな費用が発生するだけでは節約とは言えません。
通信費のトータル費用を安くする方法
ホームルーターを導入したら、家族のスマホの家での利用は全てWi-Fi環境で利用するため、契約プランのギガは消費しません。
そのため、無制限・大容量プランは不要になります。
プラン内容は外出時に利用するデータ量を基準にすれば良く、多くのユーザーは3GB未満程度しか利用していません。
ホームルーターを利用するなら、スマホプランは小容量プランで充分であり、格安SIM等の安価なプランに乗り換える事で、通信費のトータル費用は節約出来ます。
ソフトバンクエアーならワイモバイルの格安利用が可能
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクエアー利用者がワイモバイルを利用する場合、「おうち割光セット(A)」が適用されます。
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、格安SIMではなくキャリア回線なので、比較すれば元々の月額料金は高くなっていますが、セット割を利用する事で格安SIM並の価格で利用が可能になります。
通信容量/コース名 | 月額料金 | セット割 | 支払料金 |
3GB/Sプラン | 2,178円 | 1,188円 | 990円 |
15GB/Mプラン | 3,278円 | 1,188円 | 2,090円 |
25GB/Lプラン | 4,158円 | 1,188円 | 2,970円 |
家族3人で3GBプランを利用した場合の通信費のトータル費用は、2,849円(2年間の実質月額料金)+990円×3人 = 5,819円 になります。
現在ご利用の、通信費のトータル費用と比べてください。
多くの方が、節約が実感できる金額になると思います。
光回線でもインターネットの通信費は節約できる
インターネットのデータ消費量が、年々増加している事は先に述べた通りで、通信制限を一切受けずに、本当の意味で無制限に高速通信利用を楽しむ為には、光回線が最適です。
先述のホームルーターのところで、家でのインターネット利用は別回線の一本にまとめて、スマホは小容量プランに変更する事で、通信費のトータル費用を抑える方法は光回線でも有効です。
具体的に見てみましょう。
@TCOMヒカリ
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
モバイルルーターのところでも書きましたが、安価に利用出来る格安SIM「LIBMO」の月額料金が、@TCOMヒカリと組みあわせて利用する事でセット割が適用されて、更に安くなります。
LIBMOのセット割
(出典:LIBMO公式)
セット割で、毎月のスマホ代から220円の割引きが最大5人まで受けられます。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
マンションで家族3人が、光回線に@TCOMヒカリ+3GBプランのLIBMOを利用した時の、通信費のトータル費用を計算してみましょう。
4,180円(@TCOMヒカリ)+2,280円(LIBMO 3GB×3人分)=6,460円
で、自宅での無制限で高速な通信環境が家族みんなで利用出来ます。
外出時に動画視聴をするなど、大容量が必要な方でも、LIBMOなら割安に利用が出来ます。
キャッシュバック
キャッシュバックを得て通信費に充てる事で、更に節約が可能です。
@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
12ヵ月の間、月額料金割引
契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。
戸建てタイプでは月額440円が割引きされ、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引きされます。
戸建てタイプで5,610円が12ヵ月間は5,170円になり、マンション集合住宅タイプでは、4,180円が12ヵ月間は3,850円になります。
より一層、通信費が下げられます。
工事費無料
@TCOMヒカリの場合、最大19,800円の工事費が掛かりますが、今なら工事費が無料になるキャンペーンを行っています。