「ホームルーター」は自宅のコンセントに挿すだけで、インターネットの利用ができるWi-Fiが使えるようになり、スマホだけでなくパソコンやタブレットなどの端末や、対応しているTVなどを家族で楽しめるようになる便利な固定回線です。
自宅のインターネット利用のWi-Fi回線として代表的な「光回線」は、ホームルーターを大きく上回る優位性がありますが、光回線は導入をするのに工事が必要であり工事当日には立ち会いが必要で、申し込んでから工事の日までは一定の期間を要します。
そのため、コロナ禍以降はホームルーターの需要が一気に増加しました。
以前のホームルーターの市場はソフトバンクが大半を占めていましたが、ライバルであるドコモ・KDDIも本腰を入れるようになり、現在は3大キャリアで群雄割拠の状態になっています。
このホームルーターの市場に2023年になって割って入ったのは、日本で最後発の通信キャリアである「楽天モバイル」です。
最後発の通信キャリアとして、スマホプランは既存の3大キャリアに対抗すべく、価格破壊とも言える安価なプランを提示してきましたが、ホームルーターは果たしてどうなのか?
楽天モバイルが提供しているホームルーターは、既存の3大キャリアと比較して安いのか?メリットはあるのか?について、解説していきます。
楽天モバイルのホームルーターの「料金」は他3社と比較して安いか?
ホームルーターの料金には、もちろん月額料金もありますが、ホームルーターを利用するためには本体機種代の費用負担が必要であり、逆にキャッシュバックキャンペーン等の特典があれば、実質安い料金になるので差し引く必要があります。
楽天モバイルを加えた4社のホームルーターの、これらを含めた料金の比較から始めましょう。
「Rakuten Turbo5G」 楽天モバイル
(出典:楽天モバイル)
「Rakuten Turbo5G」は楽天回線を使うホームルーターですが、他の楽天モバイルの商品やスマホプランとは異なり、楽天モバイルの電波が利用できないところでは、パートナー回線のauを使うことができません。
そのため利用する場所の楽天モバイルの電波状況によっては、正常なインターネット通信ができないケースも考えられます。
インターネットの無制限利用をすることができる点では、他の楽天モバイルの商品やスマホプランと同様ですが、「Rakuten Turbo5G」の月額料金は異なっています。
2025年1月23日から本体機器は2代目にリニューアルされましたが、次世代規格「Wi-Fi 6(ax)」に対応した以外には軽量化が図られましたが、機能的には前機種からの大きな進化は見られません。
そのため、製品名についても「Rakuten Turbo5G」で変わりません。
容量と月額料金
無制限 6ヶ月目まで 月額0円 7ヶ月目以降 月額4,840円
本体代金が別途に月々1,732円(初回のみ1,744円)×24回=41,580円 かかります。
キャッシュバック
現在、キャッシュバックキャンペーンは行われていません。
「ドコモ home 5G HR02」 ドコモ
(出典:GMOとくとくBB ドコモ home5G)
「ドコモ home 5G HR02」は、ドコモ回線を利用するホームルーターです。
容量と月額料金
無制限 4,950円
本体料金
71,280円 (月々サポートで毎月分1,980円割代金分を36回割引で実質無料)
キャッシュバック
「home 5G プラン」の新規契約と「HR02」のご購入でamazonギフト券20,000円分がプレゼントされます。
![](https://gmobb.jp/service/docomo5g/common/images/ogimage.jpg?1739149106)
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」 KDDI
(出典:UQ WiMAX公式)
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」はKDDIが提供しているホームルーターですが、メインに利用する電波はauとは異なるWiMAX回線を利用しています。
WiMAXは通信速度に定評がありますが、電波が届く提供エリアはauの電波より狭くなっています。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」ではau回線の利用もできますが、オプションのプラリアモードを使う必要があり、月額料金がその場合は1,100円加算(スマホのセット割を併用すれば無料)されて、プラスエリアモードの1ヶ月の利用量には30GBの制限もかかります。
容量と月額料金
無制限 1年目(13ヵ月)月額4,268円 2年目以降 月額4,950円
本体料金
27,720円ですが、「UQ WiMAXおトク割」が現在は適用されていて、21,780円が割引されて5,940円で購入ができます
キャッシュバック
現在、キャッシュバックキャンペーンは行われていません。
「ソフトバンクエアー ターミナル5」 ソフトバンク
(出典:ソフトバンクエアー公式)
「ソフトバンクエアー ターミナル5」は、ソフトバンクが提供しているホームルーターです。
メインで利用している電波は通常のソフトバンク回線とは異なりますが、接続が悪い場所ではソフトバンクの電波に繋がります。
その場合でも容量制限は無く、別料金もかかりません。
最新の次の機種として「ソフトバンクエアー ターミナル6」が登場していますが、コスパを考えるなら「ソフトバンクエアー ターミナル5」が優位であり、実用上の問題も無いためお得です。
容量と月額料金
無制限 6ヶ月目まで 月額1,980円・ 以降 月額5,368円
本体料金
本体機種代は71,280円ですが、毎月分割代金の同額1,980円を36回割引で実質無料になります。
キャッシュバック
ソフトバンクエアーを代理店契約すると、今なら29,000円のキャッシュバックキャンペーンが行われています。
![](https://s-air.jp/img/common/ogimage.png)
楽天モバイルのホームルーターは「料金」の安さに優位性は無い
楽天モバイルのホームルーターの料金の安さを他の3社と比較すると、結論として優位性は無いと言えます。
月額料金は他社と比較して高くありませんが、機種代の料金負担が重いことに加えて、キャッシュバックも用意されていないことがその要因と言えます。
具体的に2年間の、それぞれのホームルーターを利用した費用を計算して比較してみましょう。
4社のホームルーター 2年間の実質費用
提供企業 | ドコモ | KDDI | ソフトバンク | 楽天モバイル |
サービス名 | ドコモ home 5G HR02 |
HOME 5G L13 | ソフトバンクエアー Airターミナル5 |
楽天モバイル Rakuten Turbo5G |
基本月額 1年目 | 4,950円 | 4,268円 | 3,674円 | 4,152円 |
基本月額 2年目 | 4,950円 | 4,950円 | 5,368円 | 6,572円 |
機種代実質 | 0円 | 5,940円 | 0円 | 41,568円 |
2年間合計金額 | 118,800円 | 116,556円 | 108,504円 | 128,688円 |
キャッシュバック | 20,000円 | 0円 | 29,000円 | 0円 |
2年間実質合計 | 98,800円 | 116,556円 | 79,504円 | 128,688円 |
実質月額料金 | 4,117円 | 4,857円 | 3,313円 | 5,362円 |
*ドコモHR02のキャッシュバックは、Amazonギフト券
*ソフトバンクエアー Airターミナル5の1年目料金は年間の平均月額
*楽天モバイル Rakuten Turbo5Gの月額料金は、24回分割の月額1,732円を含む
楽天モバイルのホームルーターの2年間の実質費用を計算すると、他3社と比較して最も高額になり、安くありません。
最もコスパが良いのは、ソフトバンクエアーが圧倒的です。
楽天モバイルのホームルーターの「メリット」を他3社と比較すると?
残念ながら、安さにおいては楽天モバイルのホームルーターに、他3社と比較しての優位性はありませんでした。
楽天モバイルのホームルーターの「メリット」について、考えてみましょう。
楽天ポイントが貯まる・使える
楽天モバイルのホームルーターのメリットとして、普段から楽天市場などの楽天グループのサービス利用者には、ポイントの利用ができることがあります。
「Rakuten Turbo5G」の月々の支払い時に、100円(税別)につき楽天ポイントが1ポイント貯まります。
楽天ポイントは1ポイント1円として、「Rakuten Turbo5G」の月々の支払いに利用することができて、楽天市場などで買い物をするときに使うこともできます。
通常の楽天会員が楽天市場で買い物をするときに得られるポイントは1倍(100円(税別)につき1ポイント)ですが、「Rakuten Turbo5G」ユーザーはポイント+2倍(100円(税別)につき2ポイント)が加算されます。
楽天のサービスを普段から利用しているユーザーには、「Rakuten Turbo5G」を利用するメリットがあります。
楽天モバイルスマホユーザーは20,000ポイント還元
楽天モバイルのスマホ「最強プラン」を利用中のユーザーが、「Rakuten Turbo5G」を申し込むと楽天ポイントが20,000ポイント還元されます。(申し込み前のエントリーが必要)
楽天モバイルのスマホプランの利用者は、ポイントが+4倍されるので、「Rakuten Turbo5G」の+2倍と通常の1倍を加えれば、楽天市場の買い物時に7倍(7%)のポイントが獲得できます。
このように、「Rakuten Turbo5G」のメリットは、楽天ユーザーと極めて親和性が高いことが挙げられます。
ホームルーターとしての本質部分で「Rakuten Turbo5G」のメリットを探るべく、他3社と比較してみましょう。
提供エリアで「Rakuten Turbo5G」のメリットは? 残念ながら無い
ホームルーターは無線回線を使ってインターネットを利用するため、提供エリアになっていない場所や、電波の届かない場所で正常に利用することはできません。
アンテナ基地局数で楽天モバイルは他の3社と比較して大きく劣り、人口カバー率では当然ですが後塵を拝しています。
楽天モバイルは開業当初、遠くまで飛んで障害物に強い周波数帯(電波)であるプラチナバンドの認可が無かったのですが、現在は獲得して認可を受けています。
しかし、その整備は都内の一部に現状は限定されていて、その恩恵は多くの場所で受けられていません。
スマホプランやモバイルルーターでは、その欠点を補うべく、パートナー回線としてauの電波を利用することができますが、「Rakuten Turbo5G」ではパートナー回線を使うことができない仕様になっています。
そのため、アンテナ基地局の位置と利用する建物内の場所によっては、正常に利用することができないケースが出てきます。
日本中の様々な場所や建物内で利用できる利便性の点で、他3社と比較して楽天モバイルのホームルーターにメリットは無いと言えます。
通信速度で「Rakuten Turbo5G」のメリットは? 残念ながら無い
ホームルーターを提供している各社が公表している通信速度を比較しても、楽天モバイルのホームルーターが劣っていることはありません。
しかし、この通信速度は「公称値」と呼ばれている計算上の理論値であり、実際に使える通信速度とは大きく乖離しています。
大事なのは実際に利用できる通信環境ですが、ホームルーターは利用する環境や場所によって大きく異なります。
参考になるのは、ユーザーが実際にインターネットを利用する中で計測している「みんなのネット回線速度」です。
楽天モバイルのホームルーターと他3社で、直近3ヶ月の平均値を比較してみましょう。
提供企業 | ドコモ | KDDI | ソフトバンク | 楽天モバイル |
サービス名 | ドコモ home 5G HR02 |
HOME 5G L13 | ソフトバンクエアー Airターミナル5 |
楽天モバイル Rakuten Turbo5G |
平均Ping値 | 44.38ms | 44.84ms | 41.83ms | 50.85ms |
平均ダウンロード速度 | 214.7Mbps | 177.85Mbps | 153.23Mbps | 102.68Mbps |
平均アップロード速度 | 19.72Mbps | 23.54Mbps | 11.43Mbps | 37.3Mbps |
Ping値
Ping値は数字が小さいほど、反応速度レスポンスが良いことを示します。
他3社と楽天モバイルのホームルーターを比較すれば、大きく劣ることはありませんが、順位とすれば最下位になります。
ダウンロード速度
通信速度は、数値が大きいほど速いことを示します。
インターネットを快適に利用するためには、ダウンロード速度が重要です。
一般的なインターネット利用では、家族で利用する場合でも100Mbps程度が出ていれば問題は無く、全てのホームルーターがクリアしています。
しかし、他3社と楽天モバイルのホームルーターを比較すれば、楽天モバイルのホームルーターは大きく劣っていると言わざるを得ません。
今後もインターネット利用量は増加傾向にあり、家族で同時に大容量のコンテンツ利用などをした場合には、不具合が出る可能性を否定できません。
アップロード速度
アップロード速度は、通常のインターネット利用で大きな影響は及ぼしませんが、動画のアップデートが完了するまでの時間などに影響があります。
他3社と比較すれば、楽天モバイルのホームルーターの数値が最も速いと言えますが、利用するユーザーにそれほどのメリットはもたらしません。
スマホ代を安くする「セット割」は楽天モバイルのホームルーターには無い
通信費トータル費用を安くする手段として効果的なのは、自宅のWi-Fi回線と特定のスマホプランを組み合わせて、家族分を含めて毎月のスマホ代の割引が受けられる「セット割」の適用です。
最もインターネットのデータ量を消費する自宅でWi-Fi回線を利用できれば、動画視聴などで大量に自宅でデータ利用しても、契約しているスマホプランのギガを消費しません。
そのため、外出時に必要なギガをスマホプランで確保すれば良く、多くのスマホユーザーは外出時3GB/月程度しか使いません。
「セット割」が適用される安価な小容量プランを組み合わせれば、通信費トータル費用は下げることが可能になります。
「ドコモ home 5G HR02」のセット割
(出典:ドコモ公式)
ドコモの小容量プラン「irumo」では「ドコモ home 5G HR02」と併用することで、スマホ1台につき月額1,100円の割引が適用されて、3GBのプランなら1,067円で利用することができます。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」のセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」とauのスマホプランを併用しても「セット割」の適用は受けられますが、小容量プランをau回線で利用するなら、auのサブブランド「UQモバイル」の方がお得で、セット割の適用もできます。
「セット割」を適応すると、UQモバイルの4GB/月が利用できる「ミニミニプラン」が月額1,265円で利用できます。
「ソフトバンクエアー」のセット割
(出典:ワイモバイル公式)
「ソフトバンクエアー ターミナル5」とソフトバンクのスマホプランを併用しても「セット割」の適用は受けられますが、小容量プランをソフトバンク回線で利用するなら、ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」の方がお得で、セット割の適用もできます。
「セット割」を適応すると、ワイモバイルの4GB/月が利用できる「プランS」が月額1,265円で利用できます。
「Rakuten Turbo5G」のセット割はない
「Rakuten Turbo5G」は楽天モバイルと併用しても、「セット割」の適用はありません。
楽天モバイルの最強プランでは、セット割が無くても3GBまでなら月額1,078円で利用ができます。
しかし、たとえば3.5GBを利用した場合、月額料金は2,178円になります。
楽天モバイルのスマホプランに「セット割」が無いことを逆手にとれば、自宅のWi-Fi回線は自由に選ぶことができるメリットになりますが、「Rakuten Turbo5G」のメリットにはなりません。
最も通信費トータル費用が安いホームルーターはソフトバンクエアー
(出典:ソフトバンクエアー申込サイト)
ホームルーターを利用するのにあたり、機種代やキャッシュバックキャンペーン等の特典を含めて料金を計算して、他のメリットを勘案した上で、最もおすすめできる通信費トータル費用が安いのは、「ソフトバンクエアー ターミナル5」を自宅に導入して、スマホプランに「ワイモバイル」を併用して「セット割」を適用させる利用方法です。
3年間の費用計算でも「ソフトバンクエアー」が安い
先ほどは2年間の費用について計算しましたが、3年間でも計算してみましょう。
提供企業 | ドコモ | KDDI | ソフトバンク | 楽天モバイル |
サービス名 | ドコモ home 5G HR02 |
HOME 5G L13 | ソフトバンクエアー Airターミナル5 |
楽天モバイル Rakuten Turbo5G |
基本月額 1年目 | 4,950円 | 4,268円 | 3,674円 | 4,152円 |
基本月額 2年目 | 4,950円 | 4,950円 | 5,368円 | 6,572円 |
基本月額 3年目 | 4,950円 | 4,950円 | 5,368円 | 4,840円 |
機種代実質 | 0円 | 5,940円 | 0円 | 41,568円 |
3年間合計金額 | 178,200円 | 175,956円 | 172,920円 | 186,768円 |
キャッシュバック | 20,000円 | 0円 | 29,000円 | 0円 |
3年間実質合計 | 158,200円 | 175,956円 | 143,920円 | 186,768円 |
実質月額料金 | 4,394円 | 4,888円 | 3,998円 | 5,188円 |
*ドコモHR02のキャッシュバックは、Amazonギフト券
*ソフトバンクエアー Airターミナル5の1年目料金は年間の平均月額
*楽天モバイル Rakuten Turbo5Gの月額料金は、24回分割の月額1,732円を含む
3年間で計算しても、ソフトバンクエアーのコスパは群を抜く安さになります。
4人家族の通信費トータル費用はいくら?
自宅にソフトバンクエアーを導入して、スマホプランにはワイモバイルを家族4人で利用した場合の、セット割適用後の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンクエアー | ワイモバスマホ 4GB |
家族 | 合計 |
5,368円 | 1,265円 | 4人 | 10,241円 |
家族4人の通信費トータル費用は月額10,241円で賄うことができて、コスパが抜群に良いおすすめの利用方法だと言えます。
導入工事が可能なら「光回線」がおすすめ
快適にインターネット利用を楽しむなら、導入工事の手間をかけても自宅のWi-Fi回線には「光回線」をおすすめします。
「光回線」の通信速度が圧倒的に速い
今後はコンテンツの大容量化や、利用頻度の増加を含めてインターネットのデータ通信利用は広がっていくことが確定的です。
家族で快適に利用するためには、速い通信速度環境が必要です。
前述の、ユーザーが実際にインターネットを利用する中で計測している「みんなのネット回線速度」で、ホームルーターの数値4社と光回線の直近3ヶ月の通信速度を比較してみましょう。
提供企業 | ドコモ | KDDI | ソフトバンク | 楽天モバイル | 光回線 |
サービス名 | ドコモ home 5G HR02 |
HOME 5G L13 | ソフトバンクエアー Airターミナル5 |
楽天モバイル Rakuten Turbo5G |
|
平均Ping値 | 44.38ms | 44.84ms | 41.83ms | 50.85ms | 17.8ms |
平均ダウンロード速度 | 214.7Mbps | 177.85Mbps | 153.23Mbps | 102.68Mbps | 530.7Mbps |
平均アップロード速度 | 19.72Mbps | 23.54Mbps | 11.43Mbps | 37.3Mbps | 441.2Mbps |
どの数値を比較しても、ホームルーターに比べて光回線は圧倒的に上回っていることが解ります。
本当の意味で無制限利用ができるのは「光回線」
無線回線のホームルーターも無制限利用を標榜していますが、長期間の継続利用や短時間での大量利用時など使い方によっては、制限がかかることがあることが各社ともに明記されています。
どんな使い方をしても、一切の制限をうけることが「光回線」ではありません。
おすすめの光回線サービスは「光コラボ」
光回線を戸建て利用するには、近くまで光回線が来ている提供エリアになっている必要があり、マンション利用するには、建物の共有スペース内まで導入工事が完了している光回線しか原則として利用ができません。
他の光回線と比較して、全国に圧倒的に広い提供エリアを持ち、多くの建物の共有スペース内まで工事が完了しているのはNTT東西の光回線「フレッツ光」で、工事が完了するまでの期間も短くなっています。
フレッツ光をコスパ良く利用するには、NTT東西と直接契約をするのではなく、NTT東西がフレッツ光の卸提供を受けているプロバイダが提供している「光コラボ」が最適です。
フレッツ光の提供エリアや、フレッツ光が導入済みのフレッツ光対応マンションでは、「光コラボ」の利用が可能になっています。
光コラボは安価にインターネット利用が可能な光回線サービスであり、数百を超える光コラボが存在していて、「セット割」が適用できるものもあります。
お得に利用ができて通信費トータル費用を節約できる、「光コラボ」と「スマホプラン」を併用して「セット割」が適用される組み合わせをご紹介します。
auユーザーには「ビッグローブ光」+「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
auのスマホを現在利用しているユーザーなら、au回線をそのまま使うサブブランド「UQモバイル」にスマホプランを乗り換えて、セット割が適用される光コラボの「ビッグローブ光」を導入することで、通信費トータル費用を安く抑えることができます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
![](https://b-hikari.com/img/common/ogimage.png)
工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
![](https://b-hikari.com/img/common/ogimage.png)
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割
UQモバイルをビッグローブ光と併用して「セット割」を適用させると、4GB/月のミニミニプランが、月額1,265円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,801円・戸建て利用10,901円になり、安く快適にインターネット利用ができます。
ソフトバンクユーザーには「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
ソフトバンクのスマホを現在利用しているユーザーなら、ソフトバンク回線をそのまま使うサブブランド「ワイモバイル」にスマホプランを乗り換えて、セット割が適用される光コラボの「ビッグローブ光」を導入することで、通信費トータル費用を安く抑えることができます。
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ソフトバンク光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
![](https://sb-hikari.com/img/common/ogimage.png)
工事費無料キャンペーン
ソフトバンク光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
ワイモバイルのセット割
ワイモバイルでは4GB/月のプランSが、「セット割」を適用させれば月額1,265円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 指定オプション | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,603円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 11,143円 |
*PayPayカードで支払う場合
*セット割の適用には光電話等の[おうち割 光セット(A)]適用に必要なオプションの契約(月550円)が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,603円・戸建て利用11,143円になり、安く快適にインターネット利用ができます。
ドコモユーザーには「ドコモ光」+「irumo」
(出典:ドコモ光公式)
ドコモで無制限プランの「eximo」や「ギガホプレミアプラン」を利用しているユーザーは、小容量プラン「irumo」に乗り換えて、光コラボのドコモ光を導入して併用することで「セット割」を適用させて、通信費トータル費用を安く抑えることができます。
ドコモ光は利用するプロバイダの選択ができますが、おすすめは安価な利用が可能なドコモ自ら提供しているタイプAの「OCN」です。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
![](https://service.ocn.ne.jp/hikari/ocn-internet/docomohikari/tokuten/img/ogp_202408.jpg)
工事費無料キャンペーン
ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
irumoのセット割
![](https://cache.irumo.cilite.docomo.ne.jp/common/images/img_ogp.png)
「irumo」とドコモ光を併用することで「セット割」が適用されて、3GB/月が月額1,067円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用8,668円・戸建て利用9,988になり、安く快適にインターネット利用ができます。