従来の光回線の通信速度を大きく凌駕する10ギガの光回線サービスが、提供エリアの広がりと共に利用者が拡大しています。
特にNTT西日本エリアにお住まいの方で、この新世代の光回線サービスにご興味があるなら、プロバイダの「andline(アンドライン)」には要注目です。
フレッツ光クロス対応プロバイダ「andline」とは何か?その通信速度は速いのか?解説していきます。
フレッツ光クロス対応プロバイダ「andline」とは?
フレッツ光クロス対応プロバイダ「andline」とは何なのか?
順番に解説していきましょう。
フレッツ光クロスとは?
(出典:NTT東日本)
フレッツ光クロスについて、まずはお話しします。
光回線を唯一47都道府県全県で利用することができるのは、NTT東西の光回線「フレッツ光」です。
このフレッツ光は、広く普及している光回線の標準になっていると言っても良く、通信速度の公称値は1Gbpsになっています。
「フレッツ光クロス」は、同じNTT東西の次世代を担う新規格の光回線として、従来の10倍の公称値となる通信速度10Gbpsのサービスとして、2020年にサービスがスタートしています。
フレッツ光クロスの提供エリアは、従来のフレッツ光と比較すると、サービス開始当初では極めて限られた場所でしか利用することができず、さらには戸建ての利用に限られていて、マンションでは使うことができず、固定電話のひかり電話も利用ができないなど、多くの制約がありました、
しかし、1Gbpsのフレッツ光には及びませんが、現在では10Gbpsのフレッツ光クロスも提供エリアが年々広がっていて、マンションでも利用が可能になり、ひかり電話も使えるように改善されて、フレッツ光クロスの利用者が増加しています。
通信速度の公称値とは?
(出典:フレッツ光お申し込みサイト)
通信速度の「公称値」は計算上の理論値であり、最大速度と記されることもあるもので、実際にその通信速度で利用ができることを保証するものではありません。
実際の通信速度の実態と傾向を掴むのには、ユーザーが利用回線の通信速度を計測している「みんなのネット回線速度」が参考になります。
フレッツ光クロス(公称値10Gbps)の通信速度レポート
公称値10Gbpsのフレッツ光クロスの直近3ヵ月の平均値は
平均Ping値: 14.47ms
平均ダウンロード速度: 1353.34Mbps
平均アップロード速度: 1496.91Mbps
フレッツ光ネクスト(公称値1Gbps)の通信速度レポート
公称値1Gbpsのフレッツ光ネクストの直近3ヵ月の平均値
平均Ping値: 20.91ms
平均ダウンロード速度: 355.85Mbps
平均アップロード速度: 263.66Mbps
実際に利用ができる通信速度の差は?
フレッツ光クロスの10Gbpsを実際に利用している通信速度と、フレッツ光の1Gbpsを実際に利用している通信速度には、10倍の差は出ていませんが大きな差があります。
最もインターネットの快適利用に影響が大きいダウンロード速度は、数値が大きいほど速く、10Gbpsのフレッツ光クロスと1Gbpsのフレッツ光の差は3.8倍になっています。
Ping値は反応速度を表していて、数値が小さいほどレスポンスが良いことになります。
反応速度が大事になるオンライン対戦ゲームでは、15ms以下のPing値が要求されるものもあり、この数値をクリアするにはフレッツ光クロスが最適です。
従来のフレッツ光ネクスト利用者は簡単にフレッツ光クロスに切り替えができるのか?
フレッツ光ネクストもフレッツ光クロスも、同じNTT東西の光回線ですから、フレッツ光ネクストを現在利用しているユーザーで興味を持たれる方もいらっしゃると思います。
しかし、フレッツ光ネクストとフレッツ光クロスは全く別の光回線の扱いであり、フレッツ光ネクストユーザーがフレッツ光クロスを導入する場合でも、新たな導入工事が必要になります。
フレッツ光クロス対応プロバイダとは?
(出典:NTT西日本 *一部改変)
次に、フレッツ光クロス対応「プロバイダ」についてご説明しましょう。
光回線でインターネットを利用するために、回線の他に必要になるのがインターネットの接続業者「プロバイダ」です。
膨大に世界中に広がっているwebの世界で、目的のデータが置いてあるサーバーへの接続は、回線は直接することができず、プロバイダがその役割を担っています。
プロバイダごとに接続するノウハウは異なり、そのため接続の効率も異なることから、同じ光回線を使っても通信速度は異なってきます。
プロバイダの全てがフレッツ光クロスに対応しているわけではない
フレッツ光のプロバイダは、数百を超える数多くが存在していますが、フレッツ光クロスに全てのプロバイダが対応はしていません。
10Gbpsのフレッツ光クロスの利用ができるプロバイダが、フレッツ光クロス対応プロバイダです。
フレッツ光クロスでインターネット利用には2つの契約が原則必要
フレッツ光クロスでインターネット利用をするためには、フレッツ光クロスの契約をNTT東西と行い、別途でフレッツ光クロス対応のプロバイダと契約を行う必要があります。
光回線のフレッツ光クロスを提供しているNTT東西では、直接プロバイダ業務の提供を行っていません。
そのため、契約先や支払い先は2箇所になる利用形態が基本になります。
プロバイダ「andline」とは?
(出典:andline)
プロバイダの「andline」は、フレッツ光クロスの対応プロバイダの一つです。
運営している企業は、東京の新宿に本社を構える株式会社アイキューブ・マーケティングです。
「andline」の通信速度は速いのか?
「andline」の実際に利用ができる通信速度について、同様に「みんなのネット回線速度」で、直近3ヶ月の平均値データを見てみましょう。
フレッツ光クロス × andline(アンドライン)の通信速度レポート
直近3ヵ月のフレッツ光クロス × andlineの通信速度レポート
平均Ping値: 15.71ms (フレッツ光クロスの平均値14.47ms)
平均ダウンロード速度: 1064.99Mbps (フレッツ光クロスの平均値1353.34Mbps)
平均アップロード速度: 1222.95Mbps (フレッツ光クロスの平均値1496.91Mbps)
他のプロバイダの通信速度も参考に掲載いたします。
プロバイダ @TCOM(アットティーコム)
直近3ヵ月のフレッツ光クロス × @TCOMの通信速度レポート
平均Ping値: 9.4ms
平均ダウンロード速度: 1483.63Mbps
平均アップロード速度: 856.64Mbps
プロバイダ hi-ho(ハイホー)
直近3ヵ月のフレッツ光クロス ×hi-hoの通信速度レポート
平均Ping値: 27.99ms
平均ダウンロード速度: 925.78Mbps
平均アップロード速度: 869.37Mbps
プロバイダ WAKWAK(わくわく)
直近3ヵ月のフレッツ光クロス × WAKWAK の通信速度レポート
平均Ping値: 9.88ms
平均ダウンロード速度: 694.75Mbps
平均アップロード速度: 563.72Mbps
プロバイダ SYNAPSE(シナプス)
直近3ヵ月のフレッツ光クロス × SYNAPSEの通信速度レポート
平均Ping値: 25.85ms
平均ダウンロード速度: 833.38Mbps
平均アップロード速度: 607.9Mbps
プロバイダ BB.excite(BBエキサイト)
直近3ヵ月のフレッツ光クロス × BB.exciteの通信速度レポート
平均Ping値: 11.55ms
平均ダウンロード速度: 850.77Mbps
平均アップロード速度: 1052.73Mbps
プロバイダ ビッグローブ
直近3ヵ月のフレッツ光クロス × BIGLOBEの通信速度レポート
平均Ping値: 13.97ms
平均ダウンロード速度: 1176.3Mbps
平均アップロード速度: 1201.0Mbps
「andline」の通信速度は平均値を下回るが十分に速い
「andline」の通信速度の直近3ヶ月の平均値データでは、フレッツ光クロスの平均値データを下回っています。
しかし、この通信速度は従来の1Gbpsのフレッツ光の平均値の概ね3倍の速さで、十二分に速い通信速度が利用できると言えます。
通常のフレッツ光と比較して利用者が少ないフレッツ光クロスであり、その中の対応プロバイダとしても「ニフティ」「ビッグローブ」「OCN」などのメジャーブランドと比較すれば、「andline」の知名度は高くなく、直近3ヵ月の計測者の件数は82件に留まっています。
(*ニフティでは1,645件・OCNでは1,595件の計測者が同時期にいます)
実際に利用ができる通信速度は、計測者が使っているパソコンなどの端末性能や、Wi-Fiルーターなどのスペック性能などによっても大きく変わるため、計測者の絶対数が少ない場合は、今後は大きく数値内容が変化していく可能性もあります。
大手メジャーブランドのプロバイダに対抗するため、「andline」が打ち出しているのが月額料金の安さです。
andlineは西日本「withフレッツ」対応プロバイダで最安値
フレッツ光クロス対応プロバイダの「andline」は、最安値級の安価な月額料金でサービスを提供していて、NTT西日本ではフレッツ光クロスの料金とプロバイダ料金の、まとめて請求が可能な「withフレッツ」プロバイダになっています。
「withフレッツ」とは?
先にご説明したように、フレッツ光クロスをインターネット利用するためには、NTT東西とフレッツ光クロスの契約を行い、別途でフレッツ光クロス対応プロバイダとの契約も行って、支払い先はNTT東西とプロバイダの2箇所になります。
「withフレッツ」は、対応しているプロバイダの中にある限られたプロバイダが、NTT東西とフレッツ光クロスを契約する時に、NTT東西を窓口として同時に契約が可能で、支払い先も2箇所ではなくNTT東西からの請求一本にまとめられるものです。
「andline」は、NTT西日本の「withフレッツ」プロバイダリストに入っている一つです。
NTT西日本「withフレッツ」プロバイダリスト
NTT西日本で、フレッツ光クロスの「withフレッツ」プロバイダリストにあるのは、9つのプロバイダです。
NTT西日本フレッツ光クロス「withフレッツ」プロバイダ一覧 | |
プロバイダ名 | 月額料金 |
andline | 1,078円 |
ASAHIネット | 1,320円 |
BIGLOBE | 1,650円 |
hi-ho | 1,980円 |
OCN | 1,815円 |
WAKWAK | 1,320円 |
@nifty | 1,650円 |
BB.excite | 2,420円 |
SYNAPSE | 1,980円 |
andlineはNTT西日本「withフレッツ」最安値
9つあるNTT西日本「withフレッツ」の中で、「andline」の月額料金は1,078円と最安値です。
「andline」なら、NTT西日本でフレッツ光クロスの申し込みと請求を一本化できて、安価な月額料金でフレッツ光クロスを利用することができます。
フレッツ光クロス+andlineの合計費用は?
NTT西日本「withフレッツ」のandlineを利用する場合の費用は、以下の通りです。
月額料金
フレッツ光クロス 5,720円+andline1,078円=6,798円
フレッツ光クロスを2年契約(2年ごとに満了する当月と翌月・翌々月の解約月以外の解約では4,180円の解約金)することで、「光はじめ割クロス」の適用が受けられて、フレッツ光クロスの月額料金6,930円が2年目までは2,750円の割引が受けられて4,180円になり、3年目以降は1,210円の割引が適用されて5,720円になります。
andlineの月額料金は、初月無料で1年間は550円で利用することができて、13ヵ月目以降は1,078円になります。
フレッツ光クロスと同様にandlineの契約も2年で、2年ごとに満了する当月と翌月・翌々月の解約月以外では1ヵ月分の料金と同じ解約金が発生します。
回線工事費
フレッツ光クロスの導入工事費として、22,000円がかかります。
NTT東日本でandlineを利用する場合は?
NTT東日本で一括請求に利用ができる「withフレッツ」のプロバイダリストに、「andline」は入っていません。
フレッツ光クロスと別契約することで、同じ月額1,067円の料金で利用することができます。
店舗やオフィスなどのビジネス利用には「ビッグローブ」がおすすめ
(出典:フレッツ光申込サイト)
フレッツ光クロスを店舗やオフィスなどのビジネス利用をする場合のプロバイダは、ビジネスに必要なオプションサービスが充実していて使い勝手が良い、「ビッグローブ」がおすすめです。
サーバーの運用などに必要な固定IPアドレスも安価に利用が可能で、快適な超高速通信を利用したい、店舗・オフィス・個人事業主・法人ユースに最適です。
「ビッグローブ」は代理店契約の方が月額料金を安く利用できる
プロバイダとしてビッグローブ利用の月額料金は、前述のように1,650円になっています。
しかし、同じビッグローブというプロバイダを利用するのに、公式やNTT東西の「withフレッツ」で契約をするよりも、代理店で契約した方が安価な月額料金1,320円で利用することができてお得です。
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「ビッグローブ」は代理店契約なら「キャッシュバック特典」がある
代理店契約なら、フレッツ光クロスとプロバイダ「ビッグローブ」の契約を、ワンストップで行うことができます。
さらに利便性だけではなく、代理店契約をすれば「キャッシュバック特典」が得られます。
法人・SOHO・個人事業主の方が、「フレッツ光クロス+ビッグローブ」のビジネス利用契約を代理店ですると、現在45,000円のキャッシュバック特典を受け取ることができます。
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フレッツ光クロスの工事費用を支払っても、キャッシュバック特典でお釣りがきますね。
どの窓口で契約しても、サービス開始後の一切の差違はありません。NTT東西の豊富なビジネスオプション利用や、NTT東西の持っているノウハウを自社に活かすこともできます。もちろん、先にご紹介した「光はじめ割クロス」の適用もできます。
10ギガのフレッツ光クロス利用は「光コラボ」が安くなる
(出典:NTT西日本*一部改変)
フレッツ光クロスを利用する方法として、ここまで見てきた回線+プロバイダの契約をする以外に、「光コラボ」で使う方法があります。
光コラボとは?
「光コラボ」は、NTT東西が光回線フレッツ光クロスをプロバイダに卸提供を行い、プロバイダが自社業務とワンセットにして提供されている、公称値10Gbpsの光回線サービスです。
店舗やSOHO・個人事業主などの法人利用では、フレッツ光クロスとプロバイダ契約の利用形態が主流ですが、個人利用では「光コラボ」が契約の主流になっています。
光コラボでは契約先がプロバイダの一箇所のみで、NTT東西とは直接契約をしませんし、担当窓口も支払い先もプロバイダだけに集約する利便性があります。
加えて、光回線とプロバイダの別契約をするよりも、月額料金が安価になることもメリットです。
主な10ギガの光コラボをピックアップして、月額料金を見てみましょう。
主な光コラボ(10ギガ)の料金
戸建て 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
GMOとくとくBB光 | 月額5,940円 工事費26,400円 → 実質無料 | 25,000円 | なし | 3年 | なし |
BB.excite光 10G | 月額6,380円 工事費22,000円 → 実質無料 | 月額割引をCB 換算(1,936円×12ヶ月)23,232円 | なし | なし | なし |
iijimoひかり | 月額6,380円 工事費28,600円 → 実質無料 | – | IIJmio *iijimoひかりから月額660円割引 |
2年 | 3,000円 |
ビッグローブ光 | 月額6,160円 工事費28,600円 → 実質無料 | 50,000円 | au UQ mobile |
3年 | 4,620円 |
@nifty光 | 月額6,380円 工事費22,000円 |
40,000円 月額割引をCB 換算(1,100円×22ヶ月)22,000円 | au UQ mobile |
3年 | 4,840円 |
@TCOMヒカリ | 月額6,380円 工事費22,000円 → 実質無料 | 35,000円 月額割引をCB 換算(550円×12ヶ月)6,600円 | au LIBMO UQ mobile |
2年 | 3,300円 |
ドコモ光×OCN | 月額6,380円 工事費 → 無料 | 55,000円 月額割引をCB 換算35,280円 |
docomo | 2年 | 5,500円 |
ドコモ光×GMO | 月額6,380円 工事費 → 無料 | 30,000円 月額割引をCB 換算35,280円 | docomo | 2年 | 5,500円 |
ドコモ光×@nifty | 月額6,380円 工事費 → 無料 | 35,000円 月額割引をCB 換算35,280円 |
docomo | 2年 | 5,500円 |
ソフトバンク光 | 月額6,930円 工事費26,400円 → 実質無料 | 28,000円 月額割引をCB 換算(6,430円×6ヵ月)38,580円 | SoftBank ワイモバイル |
2年 | 6,930円 |
フレッツ光クロスは「光コラボ 10ギガ」としての利用が安い
いずれを比較しても、回線とプロバイダを契約した場合の合計料金よりも、「光コラボ」10ギガが安く利用することができます。
先ほど見た、NTT西日本の「withフレッツ」を利用した場合の金額と、「光コラボ」10ギガの料金を比較してみましょう。
プロバイダ名 | 月額料金 | フレッツ光クロスNTT西日本 | 合計 | 光コラボ |
BIGLOBE | 1,650円 | 5,720円 | 7,370円 | 6,160円 |
OCN | 1,815円 | 5,720円 | 7,535円 | 6,380円 |
@nifty | 1,650円 | 5,720円 | 7,370円 | 6,380円 |
BB.excite | 2,420円 | 5,720円 | 8,140円 | 6,380円 |
光コラボでフレッツ光クロスを利用すれば、全く同じ通信環境を概ね毎月1,000円以上も安く利用することが可能です。
先にご紹介した、安価に利用ができる「andline」とフレッツ光クロスの合計費用(6,798円)よりも、光コラボの方が安くなります。
10ギガの光コラボも代理店契約がお得
10ギガの光コラボも、代理店契約がキャッシュバック特典などお得です。
こちらも、どの窓口で契約してもサービス開始後の一切の差違はありません。
通信速度にこだわらないなら1ギガの「光コラボ」利用が高コスパでおすすめ
フレッツ光クロスの10Gbpsの高速通信を魅力的に感じるユーザーも多いですが、コスパで選ぶなら広く普及している1Gbpsの光コラボで、十二分にインターネットの快適利用を満喫できます。
月額料金も、1ギガの光コラボの方が10ギガの光コラボよりも安価に提供されています。
1Gbpsの通信速度で通常のインターネット利用に不足無し
実際に利用ができる通信速度において、1,000Mbps以上が使える環境の10ギガサービスと比較して、350Mbps程度の通信速度に留まる1ギガのサービスが大きく劣っている印象を持つ方もいらっしゃいますが、現在の通常のインターネット利用においては、1ギガのサービスで不満を感じることは殆どありません。
最も通信速度が必要になる高精度の動画視聴をする場合でも、必要な通信速度は概ね50Mbps程度でしかありません。
家族がバラバラに通信速度を必要とするコンテンツを同時利用しても、350Mbps程度の通信速度であれば問題は基本的に起きません。
ビジネス利用などで大量のデータのアップロード・ダウンロードを頻繁に行う、自前のサーバーを接続して大量のデータやり取りを行うなどの用途では、10ギガのメリットを享受することができます。
しかし、一般的な家庭でのインターネット利用においては、将来的にはわかりませんが現在は少々オーバースペックだとも言えます。
機材も1Gbps用が安価に提供されている
10ギガの光回線サービスをフルに利用するためには、10ギガに対応した機器・周辺機器を購入して揃える必要があります。
広く普及している1ギガ用の機器は比較的安価に購入することができますが、10ギガに対応した機器はまだ高額に販売されているケースが多く、パソコンやスマホなどの利用端末も高性能で高価なタイプでしか、10ギガの超高速の通信速度の恩恵を活かすことができません。
一般的なインターネット利用には、コスパの良い1ギガの「光コラボ」がおすすめです。
1ギガの「光コラボ」をコスパ良く利用する方法3選
具体的にコスパ良く利用ができる、1ギガの「光コラボ」のおすすめ3選をご紹介しましょう。
光回線の利用料だけでなく、毎月のスマホ代まで含めた通信費トータル費用の節約ができる利用方法のポイントになるのが、安価に提供されている3GB/月程度のスマホ小容量プランを、特定の光回線と併用して適用される「セット割」の利用です。
自宅で光回線のWi-Fiが利用できれば、自宅のスマホ利用で契約しているスマホプランのギガを消費することが無くなります。
そのため多くのスマホユーザーは、外出時に利用するための3GB程度の容量プランで賄うことが可能になります。
通信品質とキャンペーンで選ぶなら「ビッグローブ光」+「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
フレッツ光クロスの項でもご紹介しましたが、老舗プロバイダであるビッグローブの豊富なノウハウを、1ギガの光コラボ「ビッグローブ光」なら、快適な通信環境をコスパ良く利用ができます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
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工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、導入工事の費用が発生します。最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
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引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割と4人家族の通信費トータル費用
(出典:UQ mobile公式サイト)
ビッグローブ光は、「au」のスマホプランで「セット割」の適用が受けられます。しかし、3GB程度の小容量の利用では、「au」のスマホプランのコスパは良くありません。
同じ回線品質を安価に利用できる、auサブブランドの「UQモバイル」がコスパ良く利用することができて、「ビッグローブ光」と併用することで「セット割」の適用も受けられます。
「UQモバイル」に「セット割」を適用させることで、4GB/月の容量のスマホプラン「ミニミニプラン」を月額1,265円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算します。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,801円・戸建て利用10,901円で収まり、コスパは抜群です。
月額料金をとことん抑えるなら「@TCOMヒカリ」+スマホ「LIBMO」
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
高い回線品質を誇るプロバイダ「@TCOM」も、光コラボの「@TCOMヒカリ」ならコスパ良く利用ができておすすめです。
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
キャッシュバックキャンペーン
@TCOMヒカリでは現在、キャッシュバックキャンペーンの利用ができます。
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月額料金12ヵ月割引キャンペーン
@TCOMヒカリを新規契約すると、契約時から12ヵ月間月額料金が割り引かれます。戸建てタイプでは月額440円が割引されて、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引されます。
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工事費無料キャンペーン
@TCOMヒカリを新規導入する場合、最大22,000円の工事費が掛かりますが、今なら工事費が無料になるキャンペーンを行っています。
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LIBMOのセット割と4人家族の通信費トータル費用
(出典:LIBMO公式)
自宅の光回線に「@TCOMヒカリ」を導入して、ドコモ回線を使う安価な格安SIM「LIBMO」を併用することで、「セット割」の適用が受けられコスパ良く利用できます。
格安SIMの「LIBMO」にセット割を適用させることで、3GB/月の容量のスマホプランが月額760円という低料金で利用ができるため、徹底的にコスパを追求するユーザーにおすすめです。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算します。
@TCOMヒカリ | LIBMO 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 760円 | 4人 | 7,220円 |
戸建て | 5,610円 | 760円 | 4人 | 8,650円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用7,220円・戸建て利用8,650円で収まり、コスパは抜群です。
「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」もコスパ抜群
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
1ギガの光コラボで2位のユーザー数を誇る、人気の光コラボ「ソフトバンク光」もおすすめです。
ソフトバンクのスマホプランは小容量利用ではコスパが悪く、サブブランドの「ワイモバイル」の併用がおすすめで、「セット割」も適用できます。
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ソフトバンク光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
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工事費無料キャンペーン
ソフトバンク光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
ワイモバイルのセット割と4人家族の通信費トータル費用
(出典:ワイモバイル公式)
ワイモバイルの4GB/月のプランSは、「セット割」を適用させれば月額1,265円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 指定オプション | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,603円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 11,143円 |
*PayPayカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)
*セット割の適用には光電話等の[おうち割 光セット(A)]適用に必要なオプションの契約(月550円)が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,603円・戸建て利用11,143円でコスパ抜群です。