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フレッツ光の全戸加入プランとは?プロバイダはどうする?

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光回線を利用する場合の契約は、原則として利用者が契約を行い支払いもおこないます。

 

これは一戸建てでも、マンションなどの集合住宅での利用も変わりません。

 

しかし、集合住宅の光回線利用においては、少々異なる契約・利用形態があります。

 

それが、NTT東西の光回線「フレッツ光」を使った「全戸加入プラン」です。

 

フレッツ光の「全戸加入プラン」とは何か?

 

インターネットを利用するために不可欠な、「プロバイダ」はどうするのか?

 

について、解説していきます。

 

 

フレッツ光の「全戸加入プラン」とは?

 

(出典:NTT西日本

 

フレッツ光の「全戸加入プラン」とは、マンションオーナー・管理会社・管理組合などが光回線のフレッツ光を建物の全戸に一括導入の契約をして、フレッツ光の月額料金の支払いも利用者が個別に各戸で行うのではなく、一括して契約者が支払うフレッツ光の利用形態プランです。

 

NTT東日本の管轄するエリアでは4戸以上、NTT西日本が管轄するエリアでは6戸以上の建物で、フレッツ光の「全戸加入プラン」は導入が可能になっています。

 

建物オーナーが「全戸加入プラン」を導入する理由は?

「全戸加入プラン」のフレッツ光の月額料金の支払いは、建物のオーナーや管理会社などの契約者がする必要があり、利用者である入居者への請求はされません。

 

実際には、家賃にフレッツ光の費用分の上乗せを行っていたり、共益費に加算されているなどが行われている可能性はありますが、基本的には利用者である入居者に費用負担が生じることはありません。

 

オーナー側に費用負担が生じても「全戸加入プラン」を導入する理由は、不動産価値の向上にあります。

 

現在の生活スタイルの中では、居住する場所で高速のインターネットが利用できることが不可欠な方が多くなっています。

 

入居を検討している方にとって目に留まる、「全戸加入プラン」を導入している物件が掲げている「インターネット無料」の文言は、大きな吸引力のある魅力的な物件価値になります。

 

また、高速通信が可能なインターネット回線を利用するのに、毎月の費用負担が生じないことは入居者満足度の向上に繋がり、オーナー側には安定した長期間の継続入居が期待できる好循環を生み出します。

 

 

「フレッツ光導入済み」マンションとの違いは?

入居物件を検索していると、数多くの「フレッツ光導入済み」「フレッツ光対応マンション」などの表記を見かけることがありますが、これらの建物と「フレッツ光の全戸加入プラン」の建物は明確に異なります。

 

マンションなどの集合住宅でフレッツ光を含めた光回線を利用するためには、建物の共有スペース内まで導入工事が完了している光回線しか、原則として利用することができません。

 

「フレッツ光導入済み」の建物では、光回線のフレッツ光が建物の共有スペース内まで引き込み工事が完了していて、入居者が個別に契約を行うことによって、フレッツ光の利用が可能になっていることを表しています。

 

利用が可能になっているだけで、フレッツ光の契約申し込みは入居者が個別に行う必要があります。

 

 

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フレッツ光を各戸に導入するための工事も個別で行う必要があり、この工事には契約者の立ち会いが原則として必要で、申し込みを行ってから工事が完了して利用できるようになるまでには、概ね2週間から1ヵ月程度の期間を要します。

 

「フレッツ光の全戸加入プラン」でも、利用申し込みはする必要があります。しかし、全戸で既にフレッツ光が利用できる環境が整っているため、立ち会いの必要な工事は必要が無いことが一般的で、申し込みを行ってから概ね1週間程度の短期間で利用ができるケースが多くなっています。

 

入居する物件を検索していても、「フレッツ光の全戸加入プラン」導入済みと表記されることは基本的になく、「フレッツ光無料」や「インターネット無料」などの表記が圧倒的に多くなります。

 

フレッツ光「全戸加入プラン」の通信速度は?

フレッツ光「全戸加入プラン」の建物で各戸が使える通信速度は、オーナー側でしている契約プランの内容・利用するエリアや建物の状況によって変わります。

 

NTT東日本エリアの場合

NTT東日本の「全戸加入プラン」には、200Mbps(公称値)のプランと1Gbps(公称値)のプランの2種類があります。

 

これは入居者が通信速度を選択できるのではなく、契約者のオーナー側がNTT東日本と契約したプランの内容によって変わります。

 

この通信速度は公称値と呼ばれている、理論上の計算した数値であり、実際に利用ができる通信速度は大きく低下します。

 

200Mbpsプランの契約されている「全戸加入プラン」建物では、実際に利用ができる通信速度は100Mbps前後や、それを下回ることも十分にあり得ますので、高解像度の動画視聴や家族利用をする場合に、通信速度に不満が出てくるケースも考えられます。

 

フレッツ光が利用できる状態の建物ですから、一般的に広く普及している1Gbps(公称値)の契約に変更することも可能ですが、その場合(200Mbpsプランから1Gbpsプランへの変更)は建物で契約している「全戸加入プラン」からは外れることになり、「インターネット無料」を享受している入居者は、個別に支払う費用負担が生じます。

 

また、建物の共有スペース内から各戸へは、建物内の配線設備を利用するので、「光配線方式」の建物ならばフレッツ光の1Gbpsのポテンシャルを活かせますが、それ以外の「LAN方式」「VDSL方式」の配線方式しか利用できない建物の場合では、必然的に通信速度は遅くなるため、200Mbpsプランから1Gbpsへの変更を行っても意味が無いか、プラン変更を受け付けてもらえないケースもあります。

 

光配線方式の建物で1Gbps(公称値)を利用する場合、一般的なインターネット利用において不満や不具合が出てくる可能性は低いのですが、フレッツ光クロスが提供されている場所にある建物なら、10Gbps(公称値)の超高速光回線の利用も可能です。

 

その場合も、入居者は「全戸加入プラン」からは外れることになり、個別に費用の支払いが発生します。

 

 

NTT西日本エリアの場合

NTT西日本の「全戸加入プラン」には、1Gbps(公称値)のプランと10Gbps(公称値)のプランがあります。

 

これは入居者が通信速度を選択できるのではなく、契約者のオーナー側がNTT西日本と契約したプランの内容によって通信速度が変わります。

 

この通信速度は公称値と呼ばれている、理論上の計算した数値であり、実際に利用ができる通信速度は大きく低下します。

 

NTT東日本と比較して、NTT西日本の「全戸加入プラン」の通信速度が速くなっているのは、利用ができる建物の配線方式を「光配線方式」だけに限定していて、フレッツ光のポテンシャルが発揮できない「LAN方式」「VDSL方式」の建物では、「全戸加入プラン」の契約を引き受けていないからです。

 

そのため、NTT西日本エリアの「全戸加入プラン」の建物は、「光配線方式」の建物だと判断ができるため、快適なインターネット環境を利用ができる可能性が高いと言えます。

 

1Gbpsプランの契約をしている「全戸加入プラン」建物でも、フレッツ光クロスが提供されている場所にある建物なら、10Gbps(公称値)の超高速光回線の利用も可能です。

 

その場合は、入居者は「全戸加入プラン」からは外れることになり、個別に費用の支払いが発生します。

 

「全戸加入プラン」でフレッツ光のオプション契約は可能?

フレッツ光が提供しているオプションは、「全戸加入プラン」の建物でフレッツ光を利用する場合でも契約することが可能です。

 

  • フレッツ・テレビ:月額料金825円
  • ひかり電話:月額料金550円
  • リモートサポートサービス:月額料金550円
  • セキュリティサービス:月額料金440円

 

これは、フレッツ光が提供しているオプションの一例で、どれも月額料金が発生します。

 

「全戸加入プラン」でフレッツ光を契約しているのは入居者各戸ではなく、あくまでオーナー側ですが、フレッツ光のオプション契約は各戸が個別に行い、料金も個別に支払う必要があります。

 

 

フレッツ光の「全戸加入プラン」のプロバイダは?

 

(出典:NTT東日本

 

「全戸加入プラン」で提供されているのは、基本的に光回線「フレッツ光」であり、インターネットを利用するためには、回線の他にインターネットの接続業者である「プロバイダ」が必要になります。

 

一般的なフレッツ光のインターネット利用では、NTT東西とフレッツ光の契約を結んで、別途にプロバイダとの契約を行います。

 

フレッツ光の「全戸加入プラン」が導入されている建物では、建物によって(オーナー側の事情)プロバイダの扱いが変わってきます。

 

オーナー側がプロバイダも契約している場合

「全戸加入プラン」でオーナー側がプロバイダも一括契約しており、入居者に提供している場合は、入居者はプロバイダのことを考える必要が無く、インターネットの利用ができます。

 

プロバイダは3つある

フレッツ光に対応しているプロバイダの数は数百社を超えていますが、フレッツ光「全戸加入プラン」を契約しているオーナー側が一括契約できるプロバイダは以下の3社に限定されています。

 

  • Asahi Net
  • ぷらら
  • WAKWAK

 

プロバイダ3社の中から契約時にオーナー側が1社を選択するので、フレッツ光の「全戸加入プラン」でインターネットを利用する時に入居者が使うプロバイダは限定されています。

 

フレッツ光の利用中に「全戸加入プラン」が導入されたらどうなる?

新築物件だけでなく、すでにフレッツ光が導入されている建物でも、入居者サービスや不動産価値を上げるために、後になってから「全戸加入プラン」が導入されるケースもあります。

 

たとえば、プロバイダまで込みの「インターネット無料」を打ち出すサービスが、居住している建物に新たに導入された場合、すでに個別契約でフレッツ光の契約をしているユーザーは、「全戸加入プラン」に変更することで、毎月支払っていたインターネットの利用料金が無料になります。

 

費用は発生するが使うプロバイダは自由

利用できるプロバイダは前述の3社に限定されているので、「全戸加入プラン」で契約しているプロバイダ以外の、他のプロバイダを利用しているユーザーは、既存プロバイダを解約する必要があります。(期間や解約月によって解約費用が発生するケースがあります)

 

メールアドレスを変更したくないなど、使っているプロバイダを変更したくない場合は、フレッツ光は「全戸加入プラン」に切り替えて、使っている既存のプロバイダを継続利用することも可能ですが、プロバイダの費用は「インターネット無料」の建物でも、個別に支払う必要があります。

 

光コラボ利用の場合は解約が必要

注意が必要なのは、フレッツ光とプロバイダが一体型の「光コラボ」を契約しているケースです。

 

光コラボユーザーは、既に光回線のフレッツ光を利用中ですが、「全戸加入プラン」に切り替えることはできず、使っている光コラボを解約する必要があります。

 

たとえば、「全戸加入プラン」のプロバイダで一括契約ができるリストにあった「Asahi Net」は、NTT東西からフレッツ光の卸提供を受けて、自社のプロバイダ業務とワンセットにして、

 

光コラボの「Asahi Net光」を個別契約で提供しています。

 

「全戸加入プラン」でプロバイダを「Asahi Net」に一括契約している建物では、

 

フレッツ光(光回線)+Asahi Net(プロバイダ)

 

が利用形態になり、光コラボの「Asahi Net光」でも回線とプロバイダは基本的に同じです。

 

サービスとしては同じでも、「全戸加入プラン」を利用するためには、光コラボの「Asahi Net光」は解約する必要があります。(期間や解約月によって解約費用が発生するケースがあります)

 

オーナー側がプロバイダを契約していない場合

「全戸加入プラン」が導入されている建物でも、オーナー側がプロバイダの契約はせずに、フレッツ光の提供だけを行っているケースがあります。

 

この場合は、入居する利用者が個別にプロバイダの契約を行い、個別にプロバイダ費用は支払う利用形態になります。

 

一般的に回線料金と比較してプロバイダ料金の費用は安いので、入居者は自分の利用したいプロバイダを自由に選択することが可能で、回線費用まで負担するよりも安価な支払いでインターネットの利用ができます。

 

でも、プロバイダの契約って、どこで契約して良いのか?どのプロバイダを契約したら良いのか?などなど、疑問がでてくると思います。

 

そんな時に頼りになるのが、プロバイダのみの契約を取り扱っている代理店です。

 

 

「全戸加入プラン」のプロバイダ契約は代理店に相談が最適

「全戸加入プラン」の建物の入居者がプロバイダを契約するなら、複数のプロバイダが用意されていて選ぶことができる代理店を利用するのが最適です。

 

利用したい状況などについて、気軽に相談をしながらプロバイダ選びができますし、初めての方にも適格なアドバイスを無料で受けることもできて、キャッシュバック特典も受けることができます。

 

 

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「全戸加入プラン」で既存のプロバイダに不満のあるユーザーも、気軽に相談ができます。

 

 

以下、おすすめするプロバイダ3選も具体的にご紹介しましょう。

 

 

おすすめプロバイダ① OCN

 

(出典:フレッツ光お申し込みサイト

 

日本で一番選ばれているプロバイダが「OCN」で、フレッツ光を提供しているNTTグループのドコモによって運営されています。

 

回線品質に大きな影響を及ぼす、バックボーンと呼ばれる接続回線も世界有数で、高品質なインターネットを安価に利用することができます。

 

プロバイダの申し込みをしても、実際にインターネット利用ができるのか?不安に感じる方には、「OCN開通とことんサポート」で専門スタッフがご自宅を訪問して設定作業を請負います。(初回訪問時無料、パソコン1台のインターネット基本設定)

 

訪問設定までは必要がない場合でも、電話にて接続・設定方法を聞きながら設定することも可能です。(無料)

 

「全戸加入プラン」にお住まいのユーザーは、月額990円(1Gbpsプラン)の負担でご利用になれます。

 

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おすすめプロバイダ② @TCOM

 

(出典:フレッツ光お申し込みサイト

 

回線速度に定評があるプロバイダとして、「@TCOM(アットティーコム)」もおすすめです。

 

信頼と実績も厚く、ドコモ光の選べるプロバイダでは、高品質で高額な「タイプB」に名を連ねていて、auひかりのプロバイダの一角も担っています。

 

「全戸加入プラン」にお住まいのユーザーは、月額1,320円(1Gbpsプラン)・2,200円(10Gbpsプラン)の負担でご利用になれます。

 

@T COM(アットティーコム)サービス内容・料金
NTT東日本/NTT西日本のフレッツ光クロス、フレッツ光ネクストに対応したプロバイダ「@T COM(アットティーコム) 」のサービス内容や料金についてご案内。安定した高速通信を利用したい方にはおすすめのプロバイダです!

 

 

おすすめプロバイダ③ ビッグローブ

 

(出典:フレッツ光申込サイト

 

KDDIグループが提供している老舗プロバイダの「ビッグローブ」は、特に店舗・オフィス・個人事業主・法人などのビジネス利用におすすめです。

 

サーバーの運用などに必要な固定IPアドレスを安価に利用できて、ビジネスに必要なオプションサービスも豊富に用意されています。

 

「全戸加入プラン」にお住まいのユーザーは、月額1,320円(1Gbps・10Gbpsプラン共通)の負担でご利用になれます。

 

BIGLOBE(ビッグローブ)のサービス内容
フレッツ光クロス、フレッツ光ネクスト対応の法人向けのプロバイダ「BIGLOBE」のサービス内容や料金についてご案内。老舗プロバイダ事業者による高品質なサービスが1,320円でご利用できます!

 

 

プロバイダのみ契約または乗り換える具体的な手順は?

「全戸加入プラン」にお住まいのユーザーが、プロバイダの申し込み・乗り換えの具体的な手順は以下の通りです。

 

1.プロバイダのみ契約の窓口に申し込み

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プロバイダの申し込みを行ってください。

 

2.登録完了のお知らせが到着

申し込みが完了すると、数日後にプロバイダからインターネットの利用に必要な、「ユーザーID」「パスワード」などが届きます。

 

代理店で申し込みをした場合でも、プロバイダから届きます。

 

3.設定を行う

記載されている内容の手順に従って、インターネットの接続設定を行ってください。

 

設定後は、新しいプロバイダに正しく設定されているか?確認してください。

 

以下のサイトで確認することができます。

 

プロバイダ(ISP)の確認・判定
このページでは今現在接続しているIPアドレスを基にお使いのプロバイダ(ISP)を判定します。IPv4・IPv6接続それぞれのプロバイダを確認することが出来ます。WiFi↔モバイル回線の切り替え、IPoE接続サービスの確認などに利用出来ます。

 

 

4.乗り換えの場合は利用していたプロバイダの解約

プロバイダの乗り換えの場合は、それまで利用していたプロバイダに解約の連絡を行ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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