スマホの無制限プラン利用ユーザーは、自宅でも外出先でも自由に無制限にインターネットを使うことができます。
そのため、大きなデータ容量を消費する動画視聴等の利用も、使うギガの量を気にせずに使う事ができます。
無制限プランのユーザーは、敢えて自宅に光回線を導入する必要性を感じていない方も多いと思いますし、費用負担のコスパ面から考えても、今の支払っているスマホ代だけで負担なのに、新たに光回線の費用が毎月の固定費である通信費に加わる事は、現状では負担が大きすぎて無理だと感じている方も多いと思います。
その考え方は、果たして本当に正しいのか?
利用者の多い、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の「スマホ無制限プラン」と、「光回線とスマホプランを併用」した場合に、コスパの良いのはどちらなのか?
毎月支払う、両者の通信費トータル費用の徹底比較を行い解説していきます。
「スマホ無制限プランのみ」vs「光回線とスマホプランを併用」費用負担の内訳
「スマホ無制限プランのみ」vs「光回線とスマホプランを併用」で、単純に毎月かかる費用負担の内容を比べてみましょう。
スマホ無制限プラン |
VS |
光回線+スマホ |
||
支払い費用 |
スマホプラン料金 |
スマホプラン料金 |
光回線料金 |
この状態で比較をすれば、当然新たな光回線の費用が加算される「光回線とスマホプランを併用」の方が、毎月の通信費トータル費用は増加して、コスパは悪くなるように見えます。
しかし、この比較のポイントになるのは、光回線が自宅で利用できる環境ができれば、スマホだけでインターネット利用をしていた時に契約していた、無制限プランを継続して利用する必要性が、多くのスマホユーザーには無くなるということです。
スマホの最大利用場所は「自宅」
(出典:ソフトバンク)
このグラフは、ソフトバンクが調査した全国1,200人に聞く、スマホの通信利用に関する実態調査からの引用です。
スマートフォンを利用する場所としては、自宅が圧倒的に多くなっていて、自宅では光回線を利用したWi-Fiを使うことで、契約している通信会社のスマホプランのギガは、自宅で消費することが無くなります。
つまり、ギガ消費が短時間で大きくなる、高解像度の動画視聴を頻繁に長時間行っても、自宅ならスマホプランのギガは消費しません。
腰を落ち着けて動画視聴するなら、やっぱり自宅というユーザーが多いですよね。
そのため自宅に光回線でWi-Fiが利用できるユーザーの最適なスマホプランは、外出時に利用するギガ数だけを賄えれば良いことになりますので、スマホの無制限プランは不要ということになります。
外出時だけに限定すれば、それほど大きなギガ消費をしているケースは少なく、多くのスマホユーザーは小容量プランでOKになります。
具体的にどれくらいのギガ容量があれば大丈夫なのか?
これについてのデータも見てみましょう。
自宅で光回線が利用できれば3GB程度のプランが最適
(出典:MM総研)
このデータは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用です。
Wi-Fiを利用した場合のデータ通信量は含まれず、契約しているスマホプランのギガの消費のみを表しています。
利用者が多いギガ容量帯は、月に3GB未満になっていることが解ります。
毎月10GB以上を利用しているユーザーは、概ね自宅でWi-Fiを利用していない、無制限プランなどのスマホユーザーであると推察できます。
そのため、自宅に光回線でWi-Fi環境が整っているユーザーの多くは、3GB程度の小容量プランが最適であると言えます。
「スマホ無制限プランのみ」vs「光回線とスマホ3GB程度の小容量プランを併用」が正当な比較
スマホ無制限プラン |
VS |
光回線+スマホ | ||
支払い費用 | スマホプラン料金 (無制限プラン) |
スマホプラン料金 (3GB程度の小容量プラン) |
光回線料金 |
そのため、両者のコスパを正当に比較するなら、「スマホ無制限プランのみ」vs「光回線とスマホ3GB程度の小容量プランを併用」が正当な比較になります。
コスパの良い小容量プランは?
3大キャリアでも小容量プランは提供されていますので、現在利用している無制限プランを同じ通信キャリアの小容量プランに乗りかえるのが、最も簡単な手段です。
しかし、3大キャリアの小容量プランのコスパは必ずしも良くありません。
無制限プランでも小容量のみの利用になった月は、各社割引制度が設けられていて、小容量プランに乗りかえるよりもコスパが良いケースもあります。
*ドコモでは3GB未満の利用で1,650円割引
*auでは旧プランでは3GB未満の利用で1,650円割引・2024年12月3日にスタートした新プランでは1GB未満の利用で1,650円割引
*ソフトバンクでは旧プランでは3GB未満の利用で1,650円割引・2023年10月3日にスタートした新プランでは2GB未満の利用で1,650円割引
「セット割」の適応でスマホ代は安くなる
特定の光回線とスマホプランを併用することで、「セット割」という割引制度が適用されます。
セット割を適用させることで、毎月のスマホ代は家族の分まで含めて安くなり、通信費トータル費用を下げるコスパの良い利用方法になります。
「セット割」が適用されるコスパの良い小容量プランの選び方
コスパを考えたスマホプランの乗り換え先としては、同じ周波数帯(電波)を使っている安価なスマホプランを提供しているところで、かつ「セット割」の適用が受けられることがポイントになります。
通信キャリアによって使っている電波が異なるため、今使っているスマホがプラン乗り換え後にも継続利用のできることが、余分な出費を抑えてコスパが良くなります。
安価に利用ができるスマホプランとして、「格安SIM」を連想する方も多いと思いますが、格安SIMは通信キャリアから回線の一部を借り受けて運用されているため、3大キャリアの無制限プランを利用していたユーザーには、通信速度で不満が出る可能性が高くなり、おすすめできません。
特に同じ時間帯に利用者が集中する、通勤時間帯やお昼休みなどでは、格安SIMの通信速度は極めて遅くなるケースが多くなります。
そのため選び方の手順としては、利用している(スマホを購入した)通信キャリアと同じ電波で安価な小容量プランのスマホプランに乗り換えを選択 > 選択したスマホプランに「セット割」が適用される光回線を選択することが、コスパの良い「光回線とスマホプランを併用」になります。
3大キャリアの無制限プランのコスパ
「スマホ無制限プランのみ」vs「光回線とスマホプランを併用」の、対決比較の構図がはっきりしたところで、3大キャリアの無制限プランから具体的な月額料金を確認していきましょう。
ドコモ eximo
(出典:ドコモ公式)
現在のドコモの無制限プランは、2023年7月に行われたプラン改定により、現在新規契約受付しているのは「eximo」です。
旧来の無制限プラン「5Gギガホプレミアプラン」と比較して、無制限利用時の月額料金の変更はありませんが、小容量の利用時の区分けとして1GB未満が追加されています。
無制限利用の月額料金
7,315円
プランの詳細
eximo | |||
容量 | 1GB未満 | 1~3GB未満 | 3GB~無制限 |
基本月額料金 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 |
割引制度
家族で3回線以上の利用時に、「家族割」でスマホ1台につき1,100円の割引が適用されます。
家族で2回線の利用時に、「家族割」でスマホ1台につき550円の割引が適用されます。
eximo | |||
容量 | 1GB未満 | 1~3GB未満 | 3GB~無制限 |
基本月額料金 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 |
家族割3人以上割引額 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
家族割2人割引額 | 550円 | 550円 | 550円 |
家族割2人総額 | 8,030円 | 10,230円 | 13,530円 |
家族割3人総額 | 10,395円 | 13,695円 | 18,645円 |
家族割4人総額 | 13,860円 | 18,260円 | 24,860円 |
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用は、月額24,860円になります。
au 使い放題MAX 5G/4Gプラン+
(出典:au)
auの無制限プランは、2024年12月3日のプラン改定により、現在新規契約受付しているのは「使い放題MAX 5G/4Gプラン+」です。
旧プランの「使い放題MAX 5G/4Gプラン」と比較すると、月額料金が220円値上がりしていて、小容量の利用区分が3GB未満から1GB未満に変更されています。
また、無制限利用を謳っているプランではあっても、「使い放題MAX 5G/4Gプラン+」では200GB/1ヵ月を超えた場合は、通信速度が5Mbpsに制限されることも明記されました。
無制限利用の月額料金
7,458円
プランの詳細
au 使い放題MAX 5G/4Gプラン+ | ||
容量 | 1GB未満 | 無制限 |
基本月額料金 | 5,807円 | 7,458円 |
割引制度
家族で3回線以上の利用時に、「家族割」でスマホ1台につき1,210円の割引が適用されます。
家族で2回線の利用時に、「家族割」でスマホ1台につき660円の割引が適用されます。
au 使い放題MAX 5G/4Gプラン+ | ||
容量 | 1GB未満 | 無制限 |
基本月額料金 | 5,808円 | 7,458円 |
家族割3人以上割引額 | 1,210円 | 1,210円 |
家族割2人割引額 | 660円 | 660円 |
家族割2人総額 | 10,296円 | 13,596円 |
家族割3人総額 | 13,794円 | 18,744円 |
家族割4人総額 | 18,392円 | 24,992円 |
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用は、月額24,992円になります。
ソフトバンク メリハリ無制限プラン+
(出典:ソフトバンク)
ソフトバンクの無制限プランは、2023年10月のプラン改定により、現在新規契約受付しているのは「メリハリ無制限+」です。
旧プランの「メリハリ無制限」と比較すると、月額料金が187円値上がりしていて、小容量の利用区分が3GB未満から2GB未満に変更されています。
また、無制限利用を謳っているプランではあっても、「メリハリ無制限+」では200GB/1ヵ月を超えた場合は、通信速度が4.5Mbpsに制限されることも明記されました。
無制限利用の月額料金
7,425円
プランの詳細
メリハリ無制限+プラン | ||
容量 | 2GB未満 | 無制限 |
基本月額料金 | 5,775円 | 7,425円 |
割引制度
家族で3回線以上の利用時に、「家族割」でスマホ1台につき1,210円の割引が適用されます。
家族で2回線の利用時に、「家族割」でスマホ1台につき660円の割引が適用されます。
メリハリ無制限+プラン | ||
容量 | 2GB未満 | 無制限 |
基本月額料金 | 5,775円 | 7,425円 |
家族割3人以上割引額 | 1,210円 | 1,210円 |
家族割2人割引額 | 660円 | 660円 |
家族割2人総額 | 10,230円 | 13,530円 |
家族割3人総額 | 13,695円 | 18,645円 |
家族割4人総額 | 18,260円 | 24,860円 |
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用は、月額24,860円になります。
では、これらの「スマホ無制限プランのみ」の通信費トータル費用と、「光回線とスマホプランを併用」した場合の通信費トータル費用を、現在利用している通信キャリア別にコスパの良い利用方法を具体的にして、それぞれ比較していきましょう。
auユーザーには「UQモバイル」+「ビッグローブ光」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
現在auで購入したスマホをご利用中のユーザーは、小容量プランを安価に利用できる、auのサブブランドである「UQモバイル」の乗り換え利用が最適で、併用するセット割が適用される光回線には、「ビッグローブ光」の選択がコスパ良く利用できます。
「UQモバイル」を「ビッグローブ光」と併用することにより、「セット割」で毎月のスマホ代が家族分を含めて最大1,100円の割引が適用されます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
auユーザーがUQモバイルに乗りかえても、UQモバイルはauと全く同じ電波・回線を利用するので、スマホの継続利用が可能で通信品質も同じです。
auの無制限プラン「使い放題MAX 5G/4Gプラン+」「使い放題MAX 5G/4Gプラン」を利用していた方が乗りかえても、通信品質は同じでインターネット利用のストレスを感じることがありません。
auのサブブランドである「UQモバイル」のプランと、「セット割」後の月額料金を見ていきましょう。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,354円 | 4,730円 | 6,556円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,531円 | 7,095円 | 9,834円 |
家族4人 | 5,060円 | 4,708円 | 9,460円 | 13,112円 |
自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランよりも毎月1GBの余裕がある4GBのミニミニプランでは、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用が可能になります。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用を比較
UQモバイルのミニミニプランを家族4人で利用して、ビッグローブ光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 9,251円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 10,351円 |
*auPAYカードで支払う場合
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で9,251円・戸建て利用で10,351円になります。
auの無制限プラン「使い放題MAX 5G/4Gプラン+」利用時の費用24,992円と比較すれば、マンション利用時月額15,741円・戸建て利用時月額14,641円が安くなり、「スマホ無制限プランのみ」よりも「光回線とスマホプランを併用」した方が、コスパは圧倒的に良くなります。
単身世帯利用時のコスパは?
家族ではなく、一人で利用した場合のコスパも比較してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 1人 | 5,456円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 1人 | 6,556円 |
無制限のスマホプランを一人で利用する場合は家族割の適用が無いので、月額料金は7,458円になります。
こちらも「スマホ無制限プランのみ」よりも、「光回線とスマホプランを併用」した方がコスパは良くなります。
ソフトバンクユーザーには「ワイモバイル」+「ソフトバンク光」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
現在ソフトバンクで購入したスマホをご利用中のユーザーは、小容量プランを安価に利用できる、ソフトバンクのサブブランドである「UQモバイル」の乗り換え利用が最適で、併用するセット割が適用される光回線には、「ソフトバンク光」の選択がコスパ良く利用できます。
「ワイモバイル」を「ソフトバンク光」と併用することにより、「セット割」で毎月のスマホ代が家族分を含めて最大1,650円の割引が適用されます。
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ソフトバンク光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ソフトバンク光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクユーザーがワイモバイルに乗りかえても、ワイモバイルはソフトバンクと全く同じ電波・回線を利用するので、スマホの継続利用が可能で通信品質も同じです。
ソフトバンクの無制限プラン「メリハリ無制限+」「メリハリ無制限」を利用していた方が乗りかえても、通信品質は同じでインターネット利用のストレスを感じることがありません。
ソフトバンクのサブブランドである「ワイモバイル」のプランと、「セット割」後の月額料金を見ていきましょう。
プラン名 | S | M | L | ||
容量 | 4GB | 1GB未満 | 20GB | 1GB未満 | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,915円 | 4,015円 | 2,915円 | 5,115円 |
セット割 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,265円 | 2,365円 | 1,265円 | 3,465円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,530円 | 4,730円 | 2,530円 | 6,930円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,795円 | 7,095円 | 3,795円 | 10,395円 |
家族4人 | 5,060円 | 5,060円 | 9,460円 | 5,060円 | 13,860円 |
自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランよりも毎月1GBの余裕がある4GBのプランSでは、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用が可能になります。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
ワイモバイルのプランSを家族4人で利用して、ソフトバンク光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 4人 | 9,053円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 10,593円 |
*PayPayカードで支払う場合
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で9,053円・戸建て利用で10,593円になります。
ソフトバンクの無制限プラン「メリハリ無制限+」利用時の費用24,860円と比較すれば、マンション利用時月額15,807円・戸建て利用時月額14,267円が安くなり、「スマホ無制限プランのみ」よりも「光回線とスマホプランを併用」した方が、コスパは圧倒的に良くなります。
単身世帯利用時のコスパは?
家族ではなく、一人で利用した場合のコスパも比較してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 1人 | 5,258円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 1人 | 6,798円 |
無制限のスマホプランを一人で利用する場合は家族割の適用が無いので、月額料金は7,425円になります。
こちらも「スマホ無制限プランのみ」よりも、「光回線とスマホプランを併用」した方がコスパは良くなります。
ドコモユーザーには「irumo」+「ドコモ光」
(出典:ドコモ光公式)
ドコモユーザーには、2023年7月にスタートした新しい小容量プランの「irumo」への乗り換えが最適です。
併用するセット割が適用される光回線には、「ドコモ光」の選択がコスパ良く利用できます。
「irumo」を「ドコモ光」と併用することにより、「セット割」で毎月のスマホ代が家族分を含めて最大1,100円の割引が適用されます。
ドコモ光はNTT東西の光回線フレッツ光を使う光コラボの一つですが、他の光コラボとは異なる例外的な形態になっていて、月額料金で分かれるタイプAとタイプBの複数のプロバイダの中から、契約時に選択が可能になっています。
ドコモ光を利用するのに、コスパの良いおすすめプロバイダは、ドコモが自ら提供している「OCN」です。
OCNブランドはNTTグループのインターネット事業を、別会社として長年支えてきた高い技術力があり、ドコモ光の月額料金が高いタイプBに名を連ねていましたが、NTTグループ内の企業合併によりOCNはドコモに吸収されたことで、現在のOCNは安価に利用ができるタイプAに変更されています。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
irumoのセット割
(出典:ドコモ公式)
従来のドコモの小容量プランは、使った分によって支払い額が変わる従量制プランでしたが、irumoではプラン容量ごとになっている、一般的なスマホプランに変更されています。
安価に利用ができるirumoですが、通信品質は無制限プランと同じで、eximoやギガホプレミアを利用していたユーザーでも、同じ通信品質が利用できます。(0.5GBプランを除く)
そのため安価なプランであっても、乗りかえたことによるインターネット利用のストレスを感じることがありません。
使っている電波も共通で、ドコモで購入したスマホが問題無く利用ができます。
ドコモ光と併用することで、毎月のスマホ代が最大月額1,100円割り引かれる「セット割」が適用されます。
具体的にセット割を適用した、irumoのプランを見てみましょう。
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
セット割 | 0円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
単身利用 | 550円 | 1,067円 | 1,727円 | 2,277円 |
家族2人 | 1,100円 | 2,134円 | 3,454円 | 4,554円 |
家族3人 | 1,650円 | 3,201円 | 5,181円 | 6,831円 |
家族4人 | 2,200円 | 4,268円 | 6,908円 | 9,108円 |
自宅に光回線がある場合に最適な3GBのプランは、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,067円で利用が可能になります。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
irumoの3GBプランを家族4人で利用して、ドコモ光(タイプA)と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で8,668円・戸建て利用で9,988円になります。
ドコモの無制限プラン「eximo」利用時の費用24,860円と比較すれば、マンション利用時月額16,192円・戸建て利用時月額14,872円が安くなり、「スマホ無制限プランのみ」よりも「光回線とスマホプランを併用」した方が、コスパは圧倒的に良くなります。
単身世帯利用時のコスパは?
家族ではなく、一人で利用した場合のコスパも比較してみましょう。
ドコモ光 | irumo 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 1人 | 5,467円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 1人 | 6,787円 |
無制限のスマホプランを一人で利用する場合は家族割の適用が無いので、月額料金は7,315円になります。
こちらも「スマホ無制限プランのみ」よりも、「光回線とスマホプランを併用」した方がコスパは良くなります。