インターネットの速度によって何にどのような違いがあるかと言えば、例えばスマホの「ギガ」を使い切ってしまった後にウェブサイトが開けなくなってしまったり、動画が再生できなかったりする場合のイメージがわかりやすいでしょう。
まさにネット接続の「速度規制」によって、インターネットが使い物にならなくなってしまう状態の典型例です。だからこそ、自宅でのインターネット接続の際にはできるだけ高速な回線を使いたいというのが多くの意見ですが、ではマンションなどの集合住宅に住んでいる際、どのような高速な回線があるのでしょうか。
インターネット接続の回線速度はどのくらいのものが必要か?
普段インターネットを使っていると、その速度によって快適さが違うことがよくわかると思います。その速度に関して、まずはどのような目安で選べばいいかを理解しておく必要があります。
現在で最も速い光回線のスピードは最大10Gbps
インターネット接続のスピードは年々高速化されており、最近では「最大10Gbps」と表記されるサービスが登場し始めました。これまで「速い」と言われていたのが「最大1Gbps」でしたので、その10倍の速度が出る回線がこれです。(一部サービスではこの倍の20Gbpsというものも登場しています)
この単位、bpsとは1秒あたりに通信できるビット数を意味し、10Gとは10ギガとなりますから、1秒間に10ギガのデータを送受信できるということになります。余談ですが一般的にファイルのサイズを表す「〜バイト」とビットは異なり、1バイト=8ビットとなります。
実際に使う場合にどのくらいの速度が必要か
そのような単位や数値の話をしてもピンとこないかもしれませんので、実際にインターネットを使うシーンの事例をあげながら、接続回線のスピードについて考えていきましょう。
インターネットの利用方法は人それぞれとは思いますが、特に速度について意識するのは動画再生など、マルチメディアを扱うサイトを利用しているときではないでしょうか。YouTubeでお気に入りの動画を見ているときに再生が途中で止まってしまったり、なかなか再生が始まらないのは、接続している回線が遅くなってしまっているからです。
もちろん外出先でスマホを使って見る際に、先ほどお話しした容量制限に引っかかってしまい、低速モードになっていればこのような状態になるわけですが、せっかく自宅内に回線を引くのであれば、動画の再生やあるいは音楽聴き放題サービスなどをストレスなく楽しめるスピードを確保しておきたいものです。
スペックだけではわからない実効速度
10Gbpsが高速光インターネット接続の最速サービスということは確かなのですが、10Gbpsに限らず表記されている数値が本当に実際に利用できるのかは気になるところでしょう。
結論から言えば、この数値は理論的に出せるはずの数値であり、実際に利用する際に使えるのはこれ以下のスピードになってしまいます。ですから10Gbpsのサービスと契約しても、ほとんどの場合それ以下のスピードしか利用できません。
しかしこれは10Gbpsに限った話ではなく、1Gbpsなどのこれまで主流となっていたインターネット接続サービスも同様で、1Gbpsを契約したのに実際には数10M(メガ)bpsやそれ以下でしか使えないということもよくあります。
とはいえ実際のスピードが数10Mbpsであっても、例えばYouTubeで最高画質の「4K」動画を再生しても必要となる数字は20Mbps程度なので、その程度の速度が出ていれば一般的なインターネットの利用には全く問題ないといっても良いでしょう。
マンションで最も速い最大10Gbpsの光回線が使えるのか?
さて、前置きがやや長くなってしまいましたが、マンションタイプではどのような高速の光回線が使えるかについて説明をしていきます。
マンションタイプの光回線は、一戸建てタイプの光回線とはやや種類が異なります。回線自体は同じなのですが引き込みの手間が違ってくるのです。
マンションの場合は自分でサービスを選びにくい
マンションタイプと戸建てタイプの何が違うかと言えば、それは宅内に回線を引き込むための工事です。戸建ての場合は戸別に工事をするためわかりやすいのですが、マンションタイプの場合はマンションの建物に対して一つの回線を引き込み、そこから各戸に分配するという形になるため、自分の部屋だけに高速の光回線を引き込もうと思っても、なかなか難しくなります。
実際に新たにインターネット回線を導入する方法はケースバイケースですが、多くの場合はすでに何らかの回線が引き込まれていて、それを自分の部屋で使えるように手続きするという形になるはずです。
場合によってはマンションの管理者や大家さんと直接交渉し、自宅にだけ回線を引く工事をするという方法もないわけではありませんが、そこまで手間をかけるほどのものではないことがほとんどでしょうし、そのような交渉を承諾してくれるような管理者も少ないはずです。
低階層の場合は戸建てタイプが引き込める可能性も
ただしどうしてもマンションで高速な光回線の接続サービスを使いたいという場合、1階や2階といった一戸建ての住宅と同等の高さの低階層の場合は、状況によっては戸建てプランとして契約できるケースもあります。
もちろんこの場合も建物に穴を開けたり、各部屋に新たに回線を開通させるという工事が必要となりますので、建物の管理者と事前に交渉する必要はあります。
しかし、どうしても高速回線が必要という状況であるのなら、高階層の部屋の場合は工事が現実的にできないのに比べ、戸建てと同じような工事で開通できる低階層であれば可能性が高まりますので、一度サービス提供会社などに相談してみても良いでしょう。
マンションの光回線で最大10Gbpsを提供しているのは?
マンションで一番速い光回線の最大10Gbpsサービスを利用したい場合、どのようなサービスを見つけることができるでしょうか。現在、提供されている光回線の一覧は以下の通りとなります。
フレッツ光クロス 最大10Gbps エリア・建物限定
auひかり 最大10Gbps エリア・建物限定
NURO光 最大10Gbps エリア・建物限定
光コラボ 最大10Gbps(ドコモ光、ビッグローブ光など) エリア・建物限定
ドコモ光 最大10Gbps
ビッグローブ光 最大10Gbps
ソフトバンク光 最大10Gbps
電力会社系の光回線 最大10Gbps エリア・建物限定
eo光 最大10Gbps 関西エリア・建物限定
コミュファ光 最大10Gbps 東海エリア・建物限定
ピカラ光 最大10Gbps 四国エリア・建物限定
BBIQ光 最大10Gbps 九州エリア・建物限定
このように日本全国を対象に10Gbpsに対応しているのは、NTTの回線を使ったフレッツ光クロス、KDDI回線を使ったauひかり、ソニーが提供するNURO光、そしてフレッツ光の10Gbps回線をNTT以外の業者が借り受けて使う光コラボ、また地域限定で提供している電力系の光回線ということになります。
これらの事業者が提供しているエリアかつ提供可能なマンションでのみ利用できる可能性があります。
高速光回線が使えない場合はどうなるのか
では最速の10Gbps光回線が使えないとない場合はどうすれば良いのでしょうか。
その場合は既存の1Gbpsなどの全国エリアに展開し、マンションにも引き込まれている回線を利用することになります。
ただし引き込みした時期が古い場合、1Gbpsすら使えないという物件もあるかもしれませんので、もしマンションなどの集合住宅に引っ越す場合、回線速度を重視するのであればどの程度の速度の光回線が開通しているのかを事前に確認する必要もあるでしょう。
マンションタイプで高速光回線を使うのは時期尚早?
マンションタイプでは新規で高速光回線を開通させるのは、若干ハードルが高いということが分かりましたが、実際にマンションで10Gbpsという高速な光回線を利用する必要があるのでしょうか。
実は回線速度が早くても実際にはフルスペックで使えないなどといった事情もありますので、一度よく検討してみる必要があります。
最大10Gbpsの速度が有効に使えない理由とは
回線速度とはその名の通りインターネット接続する回線のスピードにすぎません。そのスピードに対して、インターネットのホームページやコンテンツが置かれているサーバーなどのスピードも、ユーザーがパソコンやスマホでそれを閲覧したり再生したりするスピードに影響します。
たとえ回線が速くても、その速さを活かすためには実はそのサーバーの処理スピードも影響し、いくら回線が速くてもサーバーが遅ければ意味がなくなってしまいます。
回線もサーバーも共にどのくらいのユーザーが利用しているかによって速度が変わってきますので、速い回線を使っていればコンテンツの閲覧が快適になるかと言えば、そうでもないのです。
サーバー以外にもインターネット接続のための様々な機器類のスペックによっても速度は落ちてしまいます。様々な条件が揃って初めて10Gbpsという回線を活かし切ることが可能となるのです。
実はほとんどのインターネット利用では10Gbpsはオーバースペック
そのほかにも10Gbpsというスピードをどのように活用するか、もし高速光回線の契約を検討しているのなら自分の利用法をチェックする必要があります。
前述の通りYouTubeの再生に関しては既存の回線でも十分ですから、高速光回線を利用しなければならないという理由は非常に限られてきます。
例えば仕事で数ギガバイトのファイルをすぐにダウンロードしなければならないといったような使い方であれば、10Gbpsの回線は非常に役立つかもしれません。あるいは回線速度を活かせば、いち速くサーバーにアクセスできますからチケットの争奪戦などに対しても高速な光回線は有効です。
このようなある種特殊な使い方であれば、高速光回線はその真価を発揮します。しかしそのような使い方を必要としないのであれば、ほとんどの日常的なインターネットの利用ではオーバースペックでそこまでのスピードが必要ないというのが現実です。
現実的には1Gbpsのサービス利用がオススメの理由
高速回線が一概にベストな選択ではないとしたら、実際にはどのような回線を利用したら良いのでしょうか。
10Gbps回線の対応エリアはまだ限定的
前述の通り10Gbpsの光回線も多くの業者が提供しているように見えますが、実はまだほとんどの地域で対応せず利用できないのが現状です。
そのためエリア内でのマンションであれば利用できる可能性はありますが、そうでなければ新たにマンションまで回線を引き込まなければならないケースも出るため、なかなか現実的には利用できません。
なぜなら10Gbpsサービスがスタートしてから建てられたマンションであれば新築時に回線引き込み工事をしているかもしれませんが、サービススタート前に建てられたマンションは改めて回線工事が必要となるからです。
前述の通りマンションで新しいインターネット接続サービスを追加や変更するためには、マンション管理者の同意などが必要となりますので、手軽に利用開始するわけにはいかないのです。
現時点で最もコスパが高いのは最大1Gbpsの光回線
さて、最大10Gbpsという高速回線はそのスペックだけを見れば非常に魅力的なものではありますが、現実的に自宅でインターネットを利用するときに、そこまでのスピードが必要かと言えば必ずしもそうではありません。
前述の通りYouTubeの最高画質の動画を視聴する際にはG(ギガ)ではなくその下の20M(メガ)bpsの速度で十分ですし、動画の再生以外に高速な回線が必要となるケースはほとんどありません。つまり、10Gbpsという高速なネット接続スピードが本当に必要となるシーンというのは、非常に限られていて、一般的ではないと言えるのです。
さらに10Gbpsのサービスを契約した場合、月額利用料は若干高くなるため、普段そこまでのスピードが必要ないのに月々余分な料金を払うのはもったいないとも考えられます。
そうであるのなら必要十分なスペックを備えた従来型の最大1Gbpsのインターネット接続の方が、YouTubeの高画質動画をストレスなく再生でき、料金も今までとあまり変わらないということで、よりコスパに優れているということになります。
コスパの良い光回線とスマホのセットおすすめ3選
ビッグローブ光 + UQモバイル のセット利用
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
現在auで購入したスマホをご利用中のユーザーには、小容量プランを安価に利用できる、auのサブブランドである「UQモバイル」の利用が最適です。
「UQモバイル」を光コラボの「ビッグローブ光」と併用することにより、「セット割」で毎月のスマホ代が家族分を含めて最大1,100円の割引が適用されます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円です。
キャッシュバック
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
auユーザーがUQモバイルに乗りかえても、UQモバイルはauと全く同じ電波・回線を利用するので、スマホの継続利用が可能で通信品質も同じです。
auのサブブランドである「UQモバイル」のプランと、「セット割」後の月額料金を見ていきましょう。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,354円 | 4,730円 | 6,556円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,531円 | 7,095円 | 9,834円 |
家族4人 | 5,060円 | 4,708円 | 9,460円 | 13,112円 |
自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランよりも毎月1GBの余裕がある4GBのミニミニプランが、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用が可能です。
家族3人で利用した場合の通信費トータル費用
UQモバイルのミニミニプランを家族3人で利用して、ビッグローブ光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 3人 | 8,173円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 3人 | 9,273円 |
*auPAYカードで支払う場合
家族3人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で8,173円になり、auユーザーが自宅にコスパ良くWi-Fi環境を整える手段として最適です。
ソフトバンク光 + ワイモバイル のセット利用
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
現在ソフトバンクで購入したスマホをご利用中のユーザーには、小容量プランを安価に利用できる、ソフトバンクのサブブランドである「ワイモバイル」の利用が最適です。
「ワイモバイル」を光コラボの「ソフトバンク光」と併用することにより、「セット割」で毎月のスマホ代が家族分を含めて最大1,650円の割引が適用されます。
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円です。
キャッシュバック
ソフトバンク光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ソフトバンク光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクユーザーがワイモバイルに乗りかえても、ワイモバイルはソフトバンクと全く同じ電波・回線を利用するので、スマホの継続利用が可能で通信品質も同じです。
ソフトバンクのサブブランドである「ワイモバイル」のプランと、「セット割」後の月額料金を見ていきましょう。
プラン名 | S | M | L | ||
容量 | 4GB | 1GB未満 | 20GB | 1GB未満 | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,915円 | 4,015円 | 2,915円 | 5,115円 |
セット割 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,265円 | 2,365円 | 1,265円 | 3,465円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,530円 | 4,730円 | 2,530円 | 6,930円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,795円 | 7,095円 | 3,795円 | 10,395円 |
家族4人 | 5,060円 | 5,060円 | 9,460円 | 5,060円 | 13,860円 |
自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランよりも毎月1GBの余裕がある4GBのプランSが、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用が可能です。
家族3人で利用した場合の通信費トータル費用
ワイモバイルのプランSを家族3人で利用して、ソフトバンク光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 3人 | 7,975円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 3人 | 9,515円 |
*PayPayカードで支払う場合
家族3人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で7,975円になり、ソフトバンクユーザーが自宅にコスパ良くWi-Fi環境を整える手段として最適です。
ドコモ光 + irumo のセット利用
(出典:ドコモ光公式)
ドコモユーザーには、2023年7月にスタートした新プランの「irumo」へ乗り換えが最適です。
ドコモ光と安価な小容量プランirumoの併用で、毎月のスマホ代に「セット割」が適用されコスパ良く利用ができます。
ドコモ光はNTT東西の光回線フレッツ光を使う光コラボの一つですが、他の光コラボとは異なる例外的な形態になっていていることが特徴で、月額料金で分かれるタイプAとタイプBの複数のプロバイダの中から、契約時に選択することができます。
ドコモ光を利用するのに、コスパの良いおすすめプロバイダは、ドコモが自ら提供している「OCN」です。
OCNブランドはNTTグループのインターネット事業を、別会社として長年支えてきた高い技術力があり、ドコモ光の月額料金が高いタイプBに名を連ねていましたが、NTTグループ内の企業合併によりOCNはドコモに吸収されたことで、現在のOCNは安価に利用ができるタイプAに変更されています。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円です。
キャッシュバック
ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
irumoのセット割
(出典:ドコモ公式)
従来のドコモの小容量プランは、使った分によって支払い額が変わる従量制プランでしたが、irumoではプラン容量ごとになっている、一般的なスマホプランに変更されています。
安価に利用ができるirumoですが、あくまでドコモのプランの一つであり、ドコモの無制限プランと同じ通信品質が利用できます。(0.5GBプランを除く)
使っている電波も共通で、ドコモで購入したスマホが問題無く利用ができます。
ドコモ光と併用することで、毎月のスマホ代が最大月額1,100円割り引かれる「セット割」が適用されます。
具体的にセット割を適用した、irumoのプランを見てみましょう。
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
セット割 | 0円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
単身利用 | 550円 | 1,067円 | 1,727円 | 2,277円 |
家族2人 | 1,100円 | 2,134円 | 3,454円 | 4,554円 |
家族3人 | 1,650円 | 3,201円 | 5,181円 | 6,831円 |
家族4人 | 2,200円 | 4,268円 | 6,908円 | 9,108円 |
自宅に光回線がある場合に最適な3GBのプランは、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,067円で利用ができます。
家族3人で利用した場合の通信費トータル費用
irumoの3GBプランを家族3人で利用して、ドコモ光(タイプA)と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用を計算してみましょう。
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 3人 | 7,601円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 3人 | 8,921円 |
家族3人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用で7,601円になり、ドコモユーザーが自宅にコスパ良くWi-Fi環境を整える手段として最適です。
まとめ
10Gbpsというスペックは非常に魅力的で、この数値が実行速度として使えなかったとしてもなお従来の接続速度の数倍は速い速度が期待できるため、できれば10Gbpsを契約したいという気持ちも当然のものです。
しかし実際にはまだ対応エリアが非常に限定的なため契約できなかったり、対応エリアだったとしてもそこまでの速度を現実的に使いこなせなかったりするのであれば、意味が半減してしまいます。
その点従来のフレッツ光や、フレッツ光コラボでお得な条件が見つかるのなら、当面は速度的にも十分満足できるレベルで利用できるはずです。
自分のネットの使い方と回線速度のスペック、そして料金という要素をよく検討することが、コスパに優れたネット回線選択のポイントになるということを理解して、満足できる回線に乗り換えてみてください。