インターネットが利用できるようになる前の時代は何か疑問が出てきたら、納得のいく答えを得るまでのプロセスは、今とは比較にならないほど困難を伴いました。
たまたま身近に歩く百科事典みたいな方が居るなら良いのですが、都合良くそんな人は居ませんし、森羅万象に通じている事なんて実際には不可能です。
子供の頃は親や先生に聞く事が最も手軽ですから、昔にその役割を担っていた方達は、今よりもずっと大変だった事でしょう。
多くの情報を簡単に引き出す事のできる時代だからこそ、溢れるような情報量の中から、自分にとって適正な内容をチョイスする能力が問われているのですから、贅沢な悩みです。
一方で、インターネットで情報をとりに行くのは能動的である必要がありますが、受動的に情報が受け取れる電話勧誘には注意も必要です。
総務省は「消費者保護ルールの在り方に関する検討会」において、2020年6月より検討課題について検討を開始し、2021年9月に報告書を取りまとめました。
その内容は、~消費者保護ルールの見直しに関する電気通信事業法施行規則改正について~に出てきますが、全国消費生活情報ネットワークシステム(PIO-NET)に寄せられた苦情の件数と総務省における総受付件数のうちで、光回線サービスの電話勧誘による苦情が、全体の25.4%を占める2位になっています。
電話勧誘が全部悪いとは言いませんが、「事実を告げないウソ」「勧誘目的であることを告げない勧誘(このエリアでは安くなるので、その連絡です等)」「断っても執拗に勧誘」など、国としても看過できない内容が並んでいて、原則書面交付後に納得して契約しない限り、電話勧誘だけでは契約を認めない法改正を打ち出しました。
能動的に情報をとりにいく方に光コラボとは何か?を基本的な事からご説明すると共に、オススメの回線を比較しながら解説していきます。
光回線とは?
光ガラス繊維で出来ている、光ファイバーケーブルを使った通信回線のことを「光回線」と言います。
光回線以前の電話線に使われた銅線と比較して、より多くのデータを距離による毀損が無いまま、やりとりする事ができる、現在の通信手段としては最も速い通信回線です。
数値上の速さだけなら、新世代の5Gを使う無線回線が光回線を上回る速度を標榜する事が有りますが、ここで用いられる数値は理論上の理想値(公称値と呼ばれています)であり、実際に利用出来る速度を比較すれば、多くのロスが出る無線回線よりも、光回線の速度が上回っています。
他の回線手段と実速度を比較
インターネットを利用する回線手段として、光回線以外に無線を使うタイプがあります。
コンパクトサイズでバッテリー駆動が可能、持ち運びが出来る「モバイルルーター」、回線工事が不要で、自宅のコンセントに挿すだけでインターネットが即開通する「ホームルーター」と、実際の回線速度を比較してみましょう。
公称値では無く、実際の利用者が計測している数値を見るのに、みんなのネット回線速度があります。それぞれ人気のサービスをピックアップして、比較してみましょう。
Rakuten WiFi Pocket の通信速度レポート「モバイルWi-Fiルーター」
直近3ヶ月に計測された338件のRakuten WiFi Pocketの測定結果から平均値
平均ダウンロード速度: 25.9Mbps
平均アップロード速度: 25.64Mbps
ソフトバンクエアー の通信速度レポート「ホームルーター」
直近3ヶ月に計測された14,315件のソフトバンクエアーの測定結果から平均値
平均ダウンロード速度: 75.54Mbps
平均アップロード速度: 8.18Mbps
フレッツ光ネクスト の通信速度レポート 「光回線」
直近3ヶ月に計測された66,024件のフレッツ光ネクストの測定結果から平均値
平均ダウンロード速度: 273.16Mbps
平均アップロード速度: 223.03Mbps
インターネット利用には光回線が最適
光回線は、安定して高速のインターネットを楽しむ事ができます。
多くのデータを一気に使う家族での同時利用や最近増えている、アップロード速度が50Mbpsは欲しいzoomなどのweb会議でも、余裕を持って対応できます。
無線を利用した回線の場合、無制限を標榜していても、使い方によっては制限が掛かる事が避けられません。これは途中のロスとキャパシティの関係で、やむを得ない事情があります。
しかし光回線なら基本的に利用量の制約が無く、自由に無制限に利用する事ができます。
実際に敷設されている光回線
既存の回線を利用しない光回線は全く新しく敷設する必要があり、資金面だけでなく回線を街中に張り巡らせる必要があるため、実際に光回線を敷設できるのは、何らかのインフラ設備を所持している企業に基本的には限られます。
具体的には、NTT東西(電話線の電柱)・各地の電力会社(電線の電柱)・各地のケーブルテレビ(有線の電柱)に集約されます。
そのため、実際に敷設されている光回線の種類は、それほど多くは有りません。
MM総研の2022年5月発表のデータによれば、全国的に広く普及しているのは、NTTグループ(NTT東日本+NTT西日本)の2326.6万件であり、そのシェアは半数を大きく超える7割弱に達しています。
(出典:MM総研)
NTT東西が敷設運営している光回線は、「フレッツ光」です。
「auひかり」などを展開しているKDDIがNTTグループに続くシェアですが、実際に自社で敷設した光回線ケーブルは極めて限られていて、多くのエリアはダークファイバーと呼ばれる、NTT東西が使用していない回線を借り受けて運営しています。
独自運営のため、フレッツ光にはカウントされません。
オプテージは関西電力系の光回線で「eo光」を運営しています。
関西電力管内にエリアは限定されていて、利用出来る地域は限られていますが、グラフの中では唯一登場している電力系の光回線です。
ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する光回線「NURO光」も、auと同様にフレッツ光の「ダークファイバー」を使っています。こちらも独自管理をしているため、フレッツ光にはカウントされません。
光回線が利用出来るのはサービス対象エリアのみ
一戸建てで光回線を利用するためには、自宅近くまで来ている回線を引き込む必要があります。
自宅近くまで光回線が来ていない場合は、光回線を利用する事ができません。
マンション集合住宅では、近くまで光回線が来ているだけでなく、建物の共有スペースまで引き込み工事が完了している光回線しか、事実上利用する事ができません。
利用できるエリアは、先ほどの光回線のシェアグラフと概ね一致します。
オプテージのeo光は関西エリア限定ですし、KDDIのauひかりやソニーネットワークコミュニケーションズのNURO光も、利用出来るエリアは限られています。
フレッツ光は日本全国の多くの場所で利用することが可能になっています。
マンション集合住宅の共有スペースに入っている光回線は、先のシェアグラフよりも顕著で、日本中の数多くのマンション集合住宅に導入されている光回線は、圧倒的にフレッツ光が多くなっています。
世界的に評価の高い技術力で、日本中にいち早く光回線を普及させた「フレッツ光」がインターネットを利用する回線として最適です。
プロバイダとは?
プロバイダとは、「インターネット・サービス・プロバイダー」を省略したもので、ISPと呼ばれる事もあります。
インターネットの利用には、プロバイダの存在が不可欠です。
(出典:NTT東日本)
これは光回線に限らず、どんな回線でも同じです。
たとえば、ドコモの契約をしているスマホでインターネットを利用する場合、回線はドコモ回線を使って、プロバイダはドコモが担っています。
支払い先がドコモ一箇所で、プロバイダが限定されているため、意識する事はありませんが、回線だけではインターネット利用が出来ません。
プロバイダは利用者をインターネット上で特定する「IPアドレスの交付」と、世界中の不特定多数のサーバーにアクセスする道筋を付ける、案内人としての「ピアリング」を行っています。
光コラボとは?
フレッツ光のサービスが始まった当初は、NTT東西とフレッツ光の契約をして、別途プロバイダとの契約をする形態で利用していました。
(出典:NTT西日本*一部改変)
今でも法人契約ではこの形態の契約も多いですが、個人契約ではプロバイダがNTT東西から回線の卸し提供を受けて、ワンストップで契約する「光コラボ」が多くなっています。
(出典:NTT西日本*一部改変)
先ほどのドコモの例でも出しましたが、回線とプロバイダが一体になっている契約の方が、簡潔で解りやすくメリットがあります。
異なるのは、光回線を提供しているNTT東西がプロバイダを運営しているのではなく、プロバイダが顧客との契約をしているという点であり、巨大企業NTTの独占を防ぎたい国の意向が働いています。
光コラボは光コラボレーションを略した呼び方で、2015年の2月からスタートしている契約形態です。
光コラボを扱う事業者は、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社があります。
フレッツ光の個人利用には「光コラボ」が最適です。
光コラボ10社を比較
数多い「光コラボ」の中から、人気のサービスを具体的に比較してみましょう。
基本的にマンション集合住宅での利用と、一戸建てで利用する場合には月額料金が異なります。
この価格差は、マンション集合住宅では引き込んだ回線を入居者で共有するため、直接引き込んで独占利用する一戸建てよりも安価になっています。
表に記載しているのは、月額料金や工事費の他、キャッシュバックの金額も掲載しています。
特典キャッシュバック
光コラボでは、新規加入契約者に対して、特典キャッシュバックを出しているケースがあります。
特典キャッシュバックは、回線サービスを提供している企業の公式HPで出している事もありますが、代理店ではそれに加えて独自の特典キャッシュバックを設けているケースがあり、同じ契約をするならば両取り出来るため代理店契約の方がお得です。
公式と代理店での契約は、契約後のサービスには一切違いが無く、回線のクオリティも同じです。
代理店の種類としては、「携帯電話ショップ」「大型家電量販店」などの対面タイプとオンラインに特化した「オンライン代理店HP」の2タイプがあります。
光コラボの提供企業から、別途代理店用にキャッシュバック用の財源が出る事はありません。
そのため、代理店独自のキャンペーンを行うには、代理店の成功報酬の中から財源を捻出する必要が有ります。
人件費や家賃、広告費などが嵩むリアル代理店では経費が掛かるため、多くの場合で独自キャッシュバック財源を確保する事が困難です。
そのため、人件費や家賃などが抑えられる「オンライン代理店HP」の方が、ユーザーにとってメリットの大きい独自の特典を出せる傾向にあります。
オンライン代理店でも出せる特典は一律ではなく、人気のある契約者を多く獲得している代理店ほど、内容は厚くなるのは必然です。
表中では、人気のオンライン代理店のキャッシュバック特典を加味しています。
セット割引
ドコモ・au・ソフトバンクを利用しているユーザーは、同じ光回線を利用する事でスマホ代の割引きが受けられる「セット割」が、光回線を選択する際の大きな材料になっていますが、光回線と組み合わせて割引きが受けられるのは、3大キャリアだけではありません。
数多い光コラボの中には、組み合わせて利用するとスマホ代が安くなる「セット割」を提供しているサービスも少なくありません。
オススメするのは、安価に領できる格安SIMが、「セット割」で更に安くなるサービスです。
今利用しているスマホを継続して使うのに、セット割が利用出来る光コラボを探すのも一つの手です。
しかし、自宅に光回線が利用出来る様になれば、スマホの自宅利用はWi-Fiを使うので、ゆっくり自宅で動画視聴などを楽しんでも、通信会社の回線を利用する事が無いため契約しているギガを消費しません。
外出時のみに通信会社の回線は限られるため、多くのユーザーには無制限・大容量プランは不要であるのは明白です。
2022年1月27日に株式会社MM総研は最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」を公表しています。
(出典:MM総研)
これは、スマホの通信会社の回線利用のみのデータ量で、Wi-Fi環境での利用は含んでいません。
多くのユーザーは3GB以下のプラン契約でも、問題が無い事がわかります。
3大キャリアにも3GB以下の小容量プランの設定は有りますが、月額5,000円前後と割高です。
格安SIMでは3GBのプランが1,000円以下で用意されている事も多く、更にセット割が適用されれば安価になり、家族みんなで乗り換える事で、通信費のトータル費用が大きく削減できます。
契約期間と違約金
光回線の多くは、契約期間とそれに伴う違約金を設けています。
ASAHIネット光のように、例外的に契約期間が経過すれば、いつ解約しても違約金が掛からないサービスもありますが、多くの場合では解約月以外の解約は違約金が発生します。
2022年7月から施行された電気通信事業法によって、違約金の金額は1ヵ月の月額料金以下に定められ、違約金の金額は大幅に下がっています。
それ以前の契約には、原則として適用されません。
光コラボマンション集合住宅タイプの比較一覧表
マンション 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
GMO光アクセス | 月額3,773円 工事費22,000円 → 実質無料 |
5,000円 | 無し | 2年 | 無し |
Excite MEC光 Ipv6接続 |
月額3,850円 工事費22,000円 → 実質無料 |
月額割引をCB換算 2,783円 |
無し | 無し | 無し |
ソフトバンク光 | 月額4,180円 工事費31,680円 → 実質無料 |
25,000円 | SoftBank ワイモバイル |
2年 | 4,180円 |
@TCOMヒカリ | 月額4,180円 工事費22,000円 → 実質無料 | 28,000円 月額割引をCB 換算3,960円 |
au LIBMO UQ mobile |
2年 | 2,200円 |
楽天ひかり | 月額4,180円 工事費22,000円 |
(楽天モバイル同時 加入で6カ月0円) |
無し | 3年 | 4,180円 |
ASAHIネット光 | 月額4,488円 工事費22,000円 | 30,000円 月額割引をCB 換算18,720円 |
au | 1年 | 4,488円 |
@nifty光 | 月額4,378円 工事費22,000円 |
22,000円 月額割引をCB 換算24,200円 |
au UQ mobile |
3年 | 3,630円 |
ビッグローブ光 | 月額4,378円 工事費28,600円 |
45,000円 | au UQ mobile |
3年 | 3,000円 |
ドコモ光 | 月額4,400円 工事費 → 無料 | 37,000円 | docomo | 2年 | 4,180円 |
So-net光 L | 月額5,995円 工事費29,040円 | 月額割引をCB 換算29,975円 | au UQ mobile |
なし | なし |
光コラボ一戸建てタイプの比較一覧表
戸建て 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
GMO光アクセス | 月額4,818円 工事費22,000円 → 実質無料 |
5,000円 | 無し | 2年 | 無し |
Excite MEC光 Ipv6接続 |
月額4,950円 工事費22,000円 → 実質無料 |
月額割引をCB 換算2,783円 |
無し | 無し | 無し |
楽天ひかり | 月額5,280円 工事費22,000円 |
(楽天モバイル同時 加入で6カ月0円) |
無し | 3年 | 5,280円 |
ビッグローブ光 | 月額5,478円 工事費28,600円 |
45,000円 | au UQ mobile |
3年 | 4,100円 |
@TCOMヒカリ | 月額5,610円 工事費22,000円 → 実質無料 | 30,000円 月額割引をCB 換算5,280円 |
au LIBMO UQ mobile |
2年 | 3,300円 |
ASAHIネット光 | 月額5,698円 工事費22,000円 |
30,000円 月額割引をCB 換算18,720円 |
au | 1年 | 5,698円 |
ソフトバンク光 | 月額5,720円 工事費31,680円 → 実質無料 |
25,000円 | SoftBank ワイモバイル |
2年 | 5,720円 |
@nifty光 | 月額5,720円 工事費22,000円 |
32,000円 月額割引をCB 換算24,200円 |
au UQ mobile |
3年 | 4,840円 |
ドコモ光 | 月額5,720円 工事費 → 無料 | 37,000円 | docomo | 2年 | 5,500円 |
So-net光 L | 月額7,095円 工事費29,040円 | 月額割引をCB 換算35,475円 | au UQ mobile |
なし | なし |
光コラボの選び方
スマホは小容量プランへ乗り換え前提で
先にも述べましたが、光コラボなどの光回線が自宅に導入されたら、多くの方にとって3大キャリアの無制限・大容量プランは必要が無く、その場合に無駄な費用を毎月払い続ける事になります。
安価な小容量プランへ、スマホ契約を家族で切り換える前提で光コラボも選んだ方が得策です。
光回線は長期利用になるケースが多い
回線工事が必要で、引っ越しをするなどの移転するケースを除けば、光回線は同じサービスを継続して長期間利用する傾向にあります。
令和2年6月に発表された、総務省による電気通信市場の分析結果を見ると、10年以上継続して、同じ光回線サービスを利用しているユーザーが33.2%と、最も大きな数字になっています。
(出典:総務省)
光回線の月額料金の差も長期間では大きな差額になりますが、セット割の適用で逆転するケースも大いに考えられます。
たとえば、月額220円のセット割を家族4人で適用させれば、合計880円安く利用出来る計算になり、10年間では利用しなかった場合と比較して105,600円の差が出ます。
トータル費用で考える
長期間のスパンで考えても、工事費や違約金の支払い金額や、入ってくるキャッシュバック金額も加味してトータル金額を考える必要が有ります。
「GMO光アクセス」は月額料金が安く魅力がありますが、スマホのセット割適用がありません。
たとえば、家族4人でマンション利用した場合、10年間の実質金額は447,760円になります。
「Excite MEC光」も月額料金が安く、工事費がキャンペーンで無料ですが、やはりスマホのセット割が無く、キャッシュバックに該当する割引きも小さいことから、同様の計算では、456,060円になります。
「@TCOMヒカリ」はこの2社に比較して月額料金は高めですが、工事費は無料キャンペーン中で、格安SIM「LIBMO」のセット割適用とキャッシュバックにより、違約金を支払う前提でも、同様の計算をすれば359,160円と大幅に安くなります。
回線品質で選ぶ
光コラボは同じフレッツ光回線を使っているので、どこでも回線品質が変わらないと考えがちですが、同じ回線を利用してもプロバイダによって回線品質は変わります。
バックボーン
(出典:NTT東日本*一部改変)
バックボーンはインターネットの世界に繋がっている回線の太さと考えて良く、プロバイダごとに背景が異なっています。
ピアリング
インターネットはプロバイダの様なネットワーク同士が認証しあって、お互いに接続出来るようになることで、経路情報やトラフィックを交換する関係の事をピアリングと呼びます。
この能力差もプロバイダごとに有るため、数多くのステップを踏む経路しか持っていないプロバイダでは、遠回りを強いられ利用速度は遅くなる傾向になります。
プロバイダの違いによる回線速度の比較
同じフレッツ光で、プロバイダの速度を比較してみましょう。
前述のみんなのネット回線速度でピックアップします。
フレッツ光の平均速度
直近3ヵ月のフレッツ光ネクストの通信速度レポート
平均ダウンロード速度: 285.06Mbps
平均アップロード速度: 215.82Mbps
プロバイダ OCNの速度
直近3ヵ月のフレッツ光ネクスト × OCNの通信速度レポート
平均ダウンロード速度: 293.49Mbps
平均アップロード速度: 206.88Mbps
プロバイダ hi-hoの速度
直近3ヵ月のフレッツ光ネクスト × hi-hoの通信速度レポート
平均ダウンロード速度: 118.98Mbps
平均アップロード速度: 159.01Mbps
同じ回線を利用しても、実際の利用できる通信速度は、プロバイダによって大きく変わります。
実質料金とお得なセット割で選ぶ光コラボ3選
おすすめの光回線①「ビッグローブ光」+「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
auのサブブランドである「UQモバイル」のセット割対象になる光回線サービスには、複数の選択肢があります。
その中でおすすめするのは、同じKDDIグループの企業が運営する、「光コラボ」の「ビッグローブ光」です。
プロバイダとしてのビッグローブは日本を代表する老舗で、多くのノウハウと技術力に定評があります。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバック
ビッグローブ光のキャッシュバックキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割
auのサブブランドのUQモバイルなら、ビッグローブ光と併用することで「セット割」が適用されて、auで購入したスマートフォンをUQモバイルに乗りかえても、問題なく継続利用することができます。
具体的にセット割を適用した、UQモバイルのプランを見てみましょう。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン+ | |
容量 | 4GB | 1GB未満 | 15GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,354円 | 4,730円 | 6,556円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,531円 | 7,095円 | 9,834円 |
家族4人 | 5,060円 | 4,708円 | 9,460円 | 13,112円 |
自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランよりも毎月1GBの余裕がある4GBのミニミニプランが、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用ができます。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
UQモバイルのミニミニプランを家族4人で利用して、ビッグローブ光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 9,251円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 10,351円 |
*auPAYカードで支払う場合
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,251円・戸建て利用10,351円でコスパ良く利用ができます。
おすすめの光回線②「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」では、「ソフトバンク光」を併用することで、「セット割」が適用されます。
ソフトバンク光は先のランキングでも解るように、速い実効速度を実現しています。
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバック
ソフトバンク光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ソフトバンク光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルなら、ソフトバンク光と併用することで「セット割」が適用されます。
具体的にセット割を適用した、ワイモバイルのプランを見てみましょう。
プラン名 | S | M | L | ||
容量 | 4GB | 1GB未満 | 20GB | 1GB未満 | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 2,915円 | 4,015円 | 2,915円 | 5,115円 |
セット割 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 |
単身利用 | 1,265円 | 1,265円 | 2,365円 | 1,265円 | 3,465円 |
家族2人 | 2,530円 | 2,530円 | 4,730円 | 2,530円 | 6,930円 |
家族3人 | 3,795円 | 3,795円 | 7,095円 | 3,795円 | 10,395円 |
家族4人 | 5,060円 | 5,060円 | 9,460円 | 5,060円 | 13,860円 |
自宅に光回線がある場合に最適な、3GB程度のプランよりも毎月1GBの余裕がある4GBのプランSが、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,265円で利用ができます。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
ワイモバイルのプランSを家族4人で利用して、ソフトバンク光と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 4人 | 9,053円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 10,593円 |
*PayPayカードで支払う場合
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,053円・戸建て利用10,593円でコスパ良く利用ができます。
おすすめの光回線③「ドコモ光」+「irumo」
(出典:ドコモ光公式)
ドコモユーザーには、新プランの「irumo」へ乗り換えが最適です。
ドコモ光と安価な小容量プランirumoを併用することで、毎月のスマホ代に「セット割」が適用されコスパ良く利用ができます。
ドコモ光は光コラボの一つですが、前者の2つの光コラボとは少々異なる例外的な形態であり、複数のプロバイダが選択できます。
そのため、ドコモ光は月額料金で分かれるタイプAとタイプBの中から、契約時にプロバイダを選ぶことができます。
ドコモ光のおすすめプロバイダは、ドコモ自身が提供している「OCN」です。
OCNブランドはNTTグループのインターネット事業を、別会社として長年支えてきた高い技術力を有し、ドコモ光のタイプB選択肢の中にありましたが、企業合併によりOCNはドコモに吸収されたことで、安価に利用ができるタイプAに変更になりました。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバック
ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
irumoのセット割
irumoは新しいドコモの小容量プランです。
従来のドコモの小容量プランは、使った分によって支払い額が変わる従量制プランでしたが、irumoは容量でプラン選びができるタイプに変更されています。
安価に利用ができるirumoですが、れっきとしたドコモのプランの一つであり、ドコモの無制限プランと同じ通信品質が利用できます。(0.5GBプランを除く)
ドコモ光と併用することで、毎月のスマホ代が割り引かれる「セット割」が適用されます。
具体的にセット割を適用した、irumoのプランを見てみましょう。
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額料金 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
セット割 | 0円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
単身利用 | 550円 | 1,067円 | 1,727円 | 2,277円 |
家族2人 | 1,100円 | 2,134円 | 3,454円 | 4,554円 |
家族3人 | 1,650円 | 3,201円 | 5,181円 | 6,831円 |
家族4人 | 2,200円 | 4,268円 | 6,908円 | 9,108円 |
自宅に光回線がある場合に最適な3GBのプランは、セット割を適用すればスマホ1台につき月額1,067円で利用ができます。
家族4人で利用した場合の通信費トータル費用
irumoの3GBプランを家族4人で利用して、ドコモ光(タイプA)と併用してセット割を適用した場合の、1ヵ月の通信費トータル費用をシミュレーションしてみましょう。
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用8,668円・戸建て利用9,988円でコスパ良く利用ができます。