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【2023年7月】格安SIMスマホの回線速度を比較!ランキングで発表

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新世代の通信規格5Gの登場に併せるように、「IoT」という言葉もよく聞くようになりました。

「IoT」はInternet of Thingsを略したもので、直訳すれば「物のインターネット」です。

従来は機器単独で成り立っていたものが、インターネットを通じて他のサーバーやクラウドサービスなどに接続されて、相互に情報交換が出来る仕組みの事を指しています。

 

しかし、この機能は最近になって登場したのではありません。

身近なところでは、クルマに搭載されるカーナビがあります。

トヨタ自動車の「G-BOOK」を搭載した純正カーナビは、単に道案内をするナビ機能以外に、出先からでも車両へのアクセスが可能であったり、リアルタイムで渋滞回避ルートを計算する機能だったり、地図更新が行える他、プラグインハイブリッド車には、充電ステーションでの充電情報の把握が出来るなど、先進の機能を搭載しています。「G-BOOK」は、2002年からサービスを開始している「IoT」です。

 

「G-BOOK」は、古くから行われているサービスでも、現在でも多数のユーザーがいます。

しかし、このサービスは2022年3月31日で終了しました。

便利に使っていたユーザーにとっては非常に困る話ですが、残念ながらどうしようもありません。

なぜなら、「G-BOOK」が使用している通信は3Gだったからです。

 

3Gサービスは、俗に言う「ガラケー」ではメインに使われてきた電波規格ですが、スマートフォンの時代に入り、高速の4G LTEに取って代わられました。

現在はそれに変わる5Gにキャリア各社は注力していて、3世代を維持していくことは合理的で無く、古い世代にどこかで見切りを付けることも致し方有りません。

 

KDDIのauは、3Gサービスを2022年3月31日に終了しました。

「G-BOOK」はauの回線を使用していたため、同時に終了を余儀なくされたのがその理由です。

ソフトバンクでは2024年1月、ドコモでは2026年3月に3Gサービスの終了時期が決まっています。

 

サービスが終了すれば、3Gを利用する「IoT」機器だけでなく、携帯電話でも通話やメールも利用出来なくなります。

 

このガラケーユーザーは、終了までにスマートフォンに乗り換える必要があり、通信各社はこれをビジネスチャンスと捉えて、顧客獲得に余念がありません。

以前はガラケーとスマートフォンには、利用の月額料金に大きな差が有り、乗り換えに躊躇する要因になっていましたが、現在では様相が大きく変わり、安価に利用出来るプランが増えています。

 

安価にスマホが利用出来る様になった理由の一つに、格安SIMがあります。

格安SIMは文字通り安く利用出来る通信という認識でも間違っていませんが、アンテナや回線設備などを大手に間借りして、運営しているサービスです。

もう少し詳細を掘り下げながら、実際の格安SIMの回線速度を比較して、ランキング形式で発表と解説をしていきます。

 

そもそもSIMって何?

スマートフォンは、インターネットに接続してこそ能力を発揮します。

インターネットに繋がずにスマートフォンでできる事は大幅に限られて、殆ど用を足しません。

 

スマホをインターネットに接続する手段としては、大きく2つの方法があります。

 

1つ目はWi-Fiに繋ぐ方法です。

スマホプランを通信会社と契約しなくても、繋ぐ事ができるWi-Fi環境下ではインターネット接続ができます。

 

2つ目はSIMを使う方法です。

通信会社とプラン契約をしてSIMと呼ばれるチップをスマートフォンに挿入して、契約者であることを認識させながら電波を掴む方法があります。

 

SIMの契約によって、できることが異なる場合があります。

大手通信キャリアに普通に契約すれば、インターネットに接続してデータ通信を行う・SMS(ショートメール)の利用・電話通話を行う事ができます。

これらもSIMがあって初めて可能であり、電話通話ができるSIMでは電話番号がSIMに紐付けされています。

 

SIMによって、電話番号やデータ通信プランの容量が制御されているため、契約時に購入したスマートフォンだけでなく、使うSIMに対応している別のスマートフォンにSIMを差し込んでも、基本的に同様に利用する事ができます。

 

スマホの機種によっては、物理的に存在しているSIMではなく、eSIMと呼ばれる、機器本体に内蔵されているSIM機能を書き換えることで、利用出来るタイプも増えています。

 

eSIMはSIMの発送到着を待つ時間が必要無く、オンラインの手続きを経れば利用ができるようになるメリットがあります。

 

提供されているSIMの種類

SIMを発行している企業は数多くありますが、「キャリア」「キャリアのサブブランド」「キャリアのオンライン専用プラン」「格安SIM」に振り分けることが出来ます。

「民泊SIM」と呼ばれるタイプも以前は有りましたが、現在では少なくなっています。

 

電波は国民の共有財産であり、通信サービスは認可事業です。

許可無く勝手に電波を利用すれば、罪に問われます。

 

この電波を管理しているのは総務省ですが、先の様な振り分け方はしていません。

基本的には「MNO」と「MVNO」の2つに分けられています。

 

MNOとは?

MNOはMobile Network Operatorを略したもので、「移動体通信事業者」の意味です。

 

国から認可を受けて、回線やアンテナ基地局などを自前で用意する必要があります。

そのため通信速度を含めた通信品質や繋がりやすさ・カバーしている提供エリアは、各社が個別に行うアンテナ基地局の絶対数や設置場所などによって変わり、認可を受けている周波数帯によっても異なります。

 

具体的にみてきましょう。

 

日本のキャリア

MNOはキャリアと呼ばれる事の方が多く、国から免許を受けた事業者が、認可を受けた周波数帯でのみ運用出来る認可事業であり、日本で認可を受けて通話とデータ通信サービスの営業をしているのは「ドコモ」「au」「ソフトバンク」「楽天モバイル」の4社のみです。

 

MNOとして国から認可を得ることは、容易ではありません。

全国にアンテナや設備を建設する詳細な工程表を提出し、実行出来る資本力を示して、国に認められる必要が有ります。

 

日本でのキャリアは、先の3社に固定されていましたが、これが携帯料金の高止まりに繋がっていると国が考えていた良いタイミングで、楽天モバイルが手を挙げた事により、久しぶりの新規参入が認められました。

 

認可されている周波数帯(4G)

具体的に国から認可されている、各社の周波数帯も見ておきましょう。

新世代の5Gが登場しましたが、まだ現状メインで利用されているのは4Gです。

 

総務省が割り当てている各キャリアの周波数帯は、以下の通りです。

 

バンド 周波数帯 使用するキャリア
1 2GHz帯 docomo・au・SoftBank
3 1.7GHz帯 docomo・au・SoftBank・楽天モバイル
8 900MHz帯 SoftBank
11 1.5GHz帯 au・SoftBank
18 800MHz帯 au
19 800MHz帯 docomo
21 1.5GHz帯 docomo
26 800MHz帯 au
28 700MHz帯 アジア太平洋共通バンド(docomo・au・SoftBank)
41 2.5GHz帯 Wireless City Planning・UQ コミュニケーションズ
42 3.5GHz帯 docomo・au・SoftBank

 

周波数帯の違いで、電波の飛ぶ特性が変わります。

800MHz帯前後の周波数帯はプラチナバンドと呼ばれていて、建物などの障害物を避けて遠くまで届く特性があり、現状この周波数帯域を持っていない最後発の楽天モバイルは、繋がりやすさで不利な状況にあります。

 

また、複数の周波数帯を利用できる場所も多く、そんな場所では単独の周波数帯だけでなく、複数の周波数帯を同時に束ねて利用する、キャリアアグリゲーションと呼ばれる接続方法で、回線速度を上げています。その点でも一つの周波数帯しか認可されていない、楽天モバイルの通信速度は不利になります。

 

認可されている周波数帯(5G)

利用できる場所が徐々に増えている5Gの周波数帯についても、具体的に見てみましょう。

 

5Gは2つの周波数帯「sub6」と「ミリ波」の大きく2タイプがあります。

「sub6」は周波数が低い帯域幅で、「ミリ波」は高い帯域幅になっています。

 

2つの違いは、通信速度と遠くまで届く事のバーターになっています。

 

通信速度が圧倒的に速いのは「ミリ波」で、5Gのイメージになっている次世代の超高速通信が実現できるのは「ミリ波」ですが、電波の届く範囲が狭く、現在の4G並の繋がる利便性のためにはアンテナ基地局数の整備を待つ必要があります。

 

また、5Gに対応しているスマートフォンは少なく、非常に高額になっています。

 

それに対して「sub6」は4Gと比較して劇的な速度向上は望めませんが、「ミリ波」と比較して電波の届く範囲も広くなっています。

比較的安価なスマートフォンにも「sub6」対応の機種が増えてきており、利用がしやすくなっています。

 

各社の5G周波数帯の割り当ては以下の通りです。

 

「sub6」

バンド 周波数 使用するキャリア
n77 3.7~3.8GHz au
n77 3.8~3.9GHz 楽天モバイル
n77 3.9~4.0GHz SoftBank
n77 4.0~4.1GHz au
n78 3.3~3.8GHz docomo(3.6~3.7GHz)・au
n79 4.5~4.6GHz docomo

 

「ミリ波」

バンド 周波数 使用するキャリア
n257 27.00GHz~27.40GHz 楽天モバイル
n257 27.40GHz~27.80GHz docomo
n257 27.80GHz~28.20GHz au
n257 29.10GHz~29.50GHz SoftBank

 

 

サブブランド

キャリアが運営するメインブランド以外に、価格を安価にした「サブブランド」を展開しています。

 

具体的には、auの「UQモバイル」・ソフトバンクの「ワイモバイル」があります。

2023年6月現在では、ドコモにはサブブランドがありません。

 

サブブランドの立ち位置は、時代の変化に合わせて柔軟に変更されています。

以前はメインブランドから一定の距離を保って、安価に利用出来る格安SIM的なポジションを担っていました。

しかし、資本関係の変化や時代ニーズの変化によって、現在は一体感を強めていて、同一店舗内にあって自由に行き来が出来たり、隣り合わせで営業したりする形態が増えています。

 

サブブランドではメインブランドと全く同じ回線を利用していますが、月額料金だけが安くなります。

メインブランドとの立ち位置の違いは、サブブランドは小容量プランを安価に提供する事に特化しています。

メインブランドは無制限・大容量をメインとしていて、小容量で充分な顧客が、安価なプランを求めた場合の、他社への流出を防ぐ受け皿としてサブブランドが存在しています。

 

逆にサブブランド契約者が大容量を使うニーズが出てくれば、速やかにメインブランドへ誘導を行います。

 

現在のメインブランドとサブブランドは、ユーザーのニーズに対して柔軟に対応することで、補完し合う関係になっています。

 

2つの差別化という点では、スマートフォンの最新機種はメインブランドでしか扱わない事が多くなっています。

容量だけでなく、サブブランドユーザーの最新スマホへのニーズも、メインブランドに誘導する循環になっています。

 

オンライン専用プラン

MNOのサービスの中では最も新しく、2021年の春に各社スタートしていますが、きっかけは2018年まで遡ります。

 

2018年の当時官房長官だった菅義偉氏は、「携帯電話料金は4割引き下げる余地がある」と発言して、通信業界が震撼しました。

世界の主要国で比較した場合、当時の携帯電話料金は高止まりの弊害が如実に表れていて、実際に世界でトップクラスの高額料金だったデータが根拠になっていました。

 

その後、菅義偉氏は総理になって、より一層この問題に取り組みました。

キャリアは当初はサブブランドの値下げでお茶を濁すつもりでしたが、それを国と総務省は許さず、比較データの基準値になっていた20GBにおいて、従来よりも大幅に安いプランを出す必要にキャリア各社は迫られました。

 

収益の柱になっているメインプランの値下げは避けたい思いが有り、そこでショップの経費を掛けずにコストダウンを図れるオンライン専用プランが生まれました。

 

ドコモが「ahamo」・auが「povo」・ソフトバンクが「LINEMO」を、オンライン専用プランとして提供しています。

当初は20GBのプランで横並びでしたが、その後は各社の個性が出る内容に進化しています。

 

利用する回線はサブブランドと同様に、キャリア回線をそのまま利用するプランです。

 

オンライン専用プランのデメリットは?

オンライン専用プランは、それまでの料金体系とは大きく異なる安価なプランであるため、店頭での契約や契約後のフォローを原則行わない事をエクスキューズしていますが、安価に提供するオンライン専用プランへのメインプランからの乗り換えが増加すれば、ストレートに企業収益に大きな影響が出るため、それを避けたい思惑も透けてみます。

 

ショップが利用できない他にも、オンライン専用プランでは通常のプランには無いデメリットが存在しています。

 

一つ目は、×××@docomo.ne.jpなどのいわゆるキャリアメールアドレスが利用できない事です。

多くのスマホユーザーは、Gmailやicloudメールを利用しているため大きな支障はありませんが、利用しているサイトなどにキャリアメールを登録しているユーザーや、高齢者を中心にキャリアメールをメインのアドレスとして利用している層には、乗り換えの抑止力になります。

 

二つ目は、各種割引制度がオンライン専用プランでは利用できない事です。

複数の家族で同一のキャリアを利用する場合、メインブランドでは家族割り引きが適用されています。

自宅にキャリアが指定している、光回線などのインターネット回線も併せて利用している場合は、セット割が適用されています。

 

たとえばドコモの場合では、2つの割引きを併せて毎月スマホ1台につき最大2,200円の割引きが受けられ、この割引きを失いたくないユーザーにとって乗り換えの抑止力になっています。

 

家族が多い場合など特にその傾向がありますが、割引きの絶対額を基準にして考えると、結果的に通信費トータル費用が高くなる事が多くなります。

実際に支払う費用額で比較して見極める事が、通信費トータル費用を安くします。

 

MVNOとは?

MVNOはMobile Virtual Network Operatorを略したものです。

和訳するなら「仮想移動体通信事業者」です。

 

総務省によるMVNOの定義は、「MNOの提供する移動通信サービスを利用して、又はMNOと接続して、移動通信サービスを提供する電気通信事業者であって、当該移動通信サービスに係る無線局(基地局)を自ら開設しておらず、かつ、運用をしていない者」になっています。

 

もうちょっと解りやすく、ご説明してきましょう。

 

仮想とは?

MNOとの和訳を比較すれば、仮想という文字が付いている事が違いです。

 

この仮想とは、自社でアンテナ・回線設備を持たずに、仮想の設備を利用した通信事業者の意味であり、MNOから回線の一部を間借りして、通信サービスを行っています。

 

MVNOは大きな投資を必要とせず、資金面だけで無く技術面も含めて参入へのハードルが低くなっていて、サービスを提供する企業は多く、競争は激しくなっています。

より経費を掛けない、オンラインを中心とした集客・契約で、安価な利用料金を設定しています。

 

本来、格安SIMとはMVNOの事を指しています。

 

MVNOのデメリットは?

MVNOはキャリア回線の一部を間借りして利用するため、回線速度ではキャリアに及びません。

 

その理由をイメージでご説明しましょう。

 

 

走行車線で例えると、MNOが数車線全部を通行に利用ができるのに対して、一部を借りて運営しているMVNOでは、限られた車線の走行しかできません。

 

制限された車線の中だけでも、通常走行ができる混み具合ならば快適に走行が可能です。

しかし、混み合ってくると走行できる快適性や速度が変わってきます。

 

 

具体例としては、格安SIMでは朝の通勤時間帯・お昼休み・帰宅時間帯など、多くの利用者が同時に使う時間帯では、キャリアと比較して通信速度は遅くなる可能性があります。

 

格安SIMは繋がりにくい?

一部では、格安SIMは繋がりにくいという誤解があります。

 

格安SIMでは前述のように回線利用の制限はありますが、利用できる電波の周波数帯は全くキャリアと同じです。

 

たとえば、ドコモの電波を利用する格安SIMでは、ドコモが繋がる場所では格安SIMも繋がりますし、ドコモが繋がらない場所では繋がりません。

 

利用するスマートフォンが対応しているなら、前述の異なる周波数帯を束ねて利用するキャリアアグリゲーションも、格安SIMで利用する事ができます。

 

MVNO各社で通信速度は変わる?

MVNOは自社で回線やアンテナ基地局を所有していないため、ドコモ・au・ソフトバンクの回線の一部を借りて運営しています。

 

同じキャリアの電波を使う(借りている)MVNOなら、どこでも同じか?という疑問が出てきますが、契約者数と借りている回線の太さのバランスで通信速度など回線品質は大きく変わってきます。

 

たとえば、同じドコモ回線を使用しているMVNO各社でも、通信速度は同じになりませんし、au・ソフトバンクを利用するMVNOも同様です。

 

格安SIMを運営する企業は、間借りする回線を太くすれば(1車線を借りていたのを2車線にするイメージ)回線速度は相対的に速くなりますが、コストが増加して収益が下がります。

 

逆に間借りする回線を細いまま維持すれば、利用者が増加することにより収益は上がります。

しかし、この格安SIMは通信速度が遅い!という評判が多くなれば、ユーザーの他社への流出へと確実に繋がり、新しいユーザーの獲得も困難になり、格安SIMとして企業存続さえ難しくなります。

 

そのため、収益と通信速度のバランス如何で、格安SIMで利用できる通信速度は大きく変わります。

これは、企業の考え方や財務状況が色濃く反映されるため、MVNOはサービスを提供する企業によって、通信速度を含めた回線品質は異なってくると言えます。

 

 

回線速度の基礎知識

各社で異なる回線の通信速度を具体的に見ていきますが、回線速度の比較ランキングを見ていく前に、速度についての基本的な事を簡単に知っておいた方が、出てくる数字の意味もよく解りますよ。

 

回線速度は、インターネットを快適に利用出来る大きな要因です。

サクサク動く状態には、利用する端末の処理スペックなど複数の要素が影響しますが、その中でも回線速度は大きく影響しています。

 

回線速度の基本的な事から、簡単にご説明していきましょう。

 

回線速度の単位

通信速度の単位は「bps」です。数値が大きくなるほど高速になります。

 

bpsはBit per secondを略したもので、1秒間にデータを転送出来る量を表しています。

 

1,000bpsは1kbpsで、1,000kbpsが1Mbpsになって、1,000Mbpsは1Gbpsと表記されます。

現在の、光回線の主力になっている回線速度は1Gbpsになっています。

 

回線速度の「上り」と「下り」

通信速度には「上り」と「下り」があります。

 

「上り」はアップロードとも呼ばれていて、写真やデータなどをサーバーにアップしたり、zoomなどのweb会議では自分の音声や画像を届けたりする際に関係する速度です。

 

「下り」はウェブページを閲覧したり、動画を視聴したりする場合の速度で、一般的な利用において、サクサク感に大きく影響するのは「下り」です。

 

サクサク利用するのに必要な速度

何をするかで、必要な通信速度は変わってきます。

 

・メール・LINE 128kbps~1Mbps

・ウェブ閲覧

テキスト中心のサイト 1Mbps

大きな写真が混在しているサイト 10Mbps

 

・動画視聴 解像度により5Mbpsから20Mbps

・zoomなどweb会議 50Mbps

 

この数値に届かなくても、利用が出来ないということではありません。

あくまで、サクサク利用が出来る目安の回線速度です。

 

公称値

先ほどの光回線速度の1Gbpsは、公称値と呼ばれるサービスを提供している側が発表している通信速度です。

 

この数値は計算上の理想値であり、実際に利用して出る速度ではありません。

様々なロスなどが現実の利用には発生して、実際の利用速度を計測すれば、公称値には大きく届かない事が一般的です。

 

有線を使う光回線と比較して、無線を通信手段に使うキャリアや格安SIMの回線速度はロスが大きく、利用する場所の環境によって大きく差がでる事が多く、計算上の数値である公称値と実際に利用できる回線速度には、より大きな開きが出ます。

 

実際に回線を利用しているユーザーが、通信速度を計測した結果が公表されているサイトとして「みんなのネット回線速度」があります。

 

様々な要素で通信を行っている一般ユーザーが計測する数値は、一定数の平均値をとれば回線速度の傾向を掴むことができます。

 

実際の速度計測に影響すること

多くのユーザーが実際に利用する中で計測したデータであるため、その信憑性に関しては目安にする数値として間違いはありません。

 

しかし、以下の事を考慮してデータを見る必要が有ります。

 

スマホのスペック

同じ回線を利用していても、スマートフォンの処理能力によって、回線速度は変わってきます。

 

ネットリテラシーが高いユーザーが多く利用する格安SIMは、ハイスペックな機種を利用している事が多く、データ数値が速くなる傾向にあります。

 

逆に、リテラシーがそれほど高くない一般的なユーザーは、知名度が高いサービスを利用する傾向にあり、相対的に見れば速度が速い回線でも、利用するスマホのスペック差が影響して、数値が低く抑えられている傾向があります。

 

また、自分で利用するスマホのスペックが低かったり、古い機種を長期間利用したりしている場合は、使用している同じ通信回線の表示されているランキングの数値に、大きく届かないケースもあります。

 

ユーザー数

契約ユーザー数が少ない格安SIMでは、相対的に通信速度が速くなる傾向があります。

先ほどのイメージで考えると、仮に1車線しか借りていなくても、走行する車の絶対数が極端に少ない状態なら、快適に走れるということです。

 

みんなのネット回線速度」では、統計データに一定数以下は反映されませんが、何らかの意図や思惑を持って様々な方法を用いて、ハイレベルな環境下に絞って複数回の計測を繰り返す輩がいた場合、本来の数値とは異なるデータが反映されているケースがあります。

 

MMD研究所では、18歳~69歳の男女40,000人を対象とした「2023年2月通信サービスの利用動向調査」を発表しています。調査期間は2023年2月3日~2月6日です。

 

 

(出典:MMD研究所

 

メイン利用は、キャリアが「docomo(22.3%)」「au(13.1%)」「SoftBank(9.1%)」「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(7.4%)」で、昨年同時期と比較すると全てのキャリアメインプランは、全体の中でシェア割合を落としています。

 

オンライン専用プランが「ahamo(5.3%)」「povo(2.4%)」「LINEMO(1.3%)」で、こちらは昨年同時期比較で全てのプランのシェア割合が向上しています。

 

サブブランドは「Y!mobile(9.5%)」「UQ mobile(7.1%)」で、こちらもシェアは増加傾向になっています。

 

これらのMNOの合計シェアでは90.3%になり、格安SIMのMVNOは全体の9.7%に留まっています。

 

MVNOは概ね10人に一人のユーザーしか獲得していませんが、その中に格安SIMの数百社が存在しています。

 

最大手はOCNモバイルONEで、mineo・IIJmioが続いています。

 

 

(出典:MMD研究所

 

多少の差は有っても、ユーザー数と計測件数には相関関係が発生するのは当然です。

そこを大きく外れている場合には、何らかの作為が働いていないか?データにフィルターをかけて見る必要があります。

 

格安SIMは時間帯で数値が大きく異なる

格安SIMは回線を全部利用しない形態のため、利用者が集中する時間帯には、ある程度の速度低下が発生することを否めません。

 

逆に、何らかの意図を持った人間が、利用者が少ない早朝の時間帯などに集中して計測を行えば、実態からは離れた良好な数値が出ている可能性が有ります。

 

MNOキャリア通信速度ランキング

直近3ヵ月のMNO下り通信速度ランキングです。格安SIMと比較する為に、見ておきましょう。

 

参考のために、前回(2022年10月)のデータも併記します。

 

順位 事業者名 通信速度平均(測定件数) 前回(2022年10月) 前回
1位 NTTドコモ 126.68Mbps (3330件) 208.03Mbps (3584件) 1位
2位 ahamo 94.85Mbps (1477件) 135.05Mbps (1197件) 2位
3位 ソフトバンク 93.82Mbps (1905件) 119.29Mbps (2860件) 3位
4位 LINEMO 80.16Mbps (506件) 60.47Mbps (324件) 7位
5位 au 75.55Mbps (2061件) 75.7Mbps (2358件) 4位
6位 UQ mobile 74.41Mbps (56件) 58.29Mbps (1764件) 8位
7位 Y!mobile 72.18Mbps (1092件) 65.46Mbps (906件) 6位
8位 povo 69.74Mbps (1233件) 66.47Mbps (1406件) 5位
9位 楽天モバイル(キャリア) 55.58Mbps (1233件) 58.09Mbps (3767件) 9位

 

(出典:みんなのネット回線速度) 2023年6月16日時点

 

みんなのネット回線速度でのMNOランキング表記では、UQモバイルとワイモバイルが入っておらず、MVNOの範疇で扱われています。

 

これは、この2つのサブブランドが昔はMVNOだった時代があったので、その頃からフォーマットが変わっていない事だと推察出来ます。

 

上記の表は、同じ時点でのMVNOのランキングで表記される数値で、本来のMNOの一覧の中にサブブランド2つを取り込んであります。

 

ランキング1位は、前回と同様に王者ドコモです。

 

少々気になるのは、全体的に回線速度が前回よりも低下しているということです。

この原因を推察すると、5G基地局を拡大する中で思ったようにユーザーを捌き切れていない、いわゆるパケ詰まりと呼ばれる事態が発生している影響に重ねて、データ利用の需要が増加している事が考えられます。

 

今後は、時間の経過と共に各社対策を講じて改善に向かうと思われます。

 

全体的に見ればドコモ回線の回線速度が速く、躍進が見られるのはLINEMO(前回7位→4位)とUQモバイル(前回8位→6位)で、楽天モバイルは絶対的な基地局不足・単一周波数帯でキャリアアグリゲーションが利用できない事などの要因もあって、定位置の最下位に甘んじています。

 

1位から9位まで出ている回線速度で、前述の必要な速度はクリアしているため、実際に利用するのに不都合は出ません。

 

では、格安SIMの回線速度ランキングを見ていきましょう。

 

MVNOキャリア(格安SIM)通信速度ランキング

直近3ヵ月で30名以上が測定している回線の、下り通信速度ランキングです。

 

順位 事業者名 通信速度平均(測定件数) 前回(2022年10月) 前回
1位 スターモバイル 70.05Mbps (487件) 29.78Mbps (275件) 10位
2位 日本通信SIM 58.84Mbps (343件) 39.95Mbps (273件) 9位
3位 nuroモバイル 54.15Mbps (721件) 55.16Mbps (728件) 4位
4位 ペンギンモバイル 48.47Mbps (515件) 81.89Mbps (461件) 1位
5位 OCN モバイル ONE 48.32Mbps (708件) 61.3Mbps (613件) 3位
6位 LIBMO 40.82Mbps (74件)
7位 mineo 40.64Mbps (1409件) 41.38Mbps (1043件) 8位
8位 LinksMate 39.99Mbps (123件) 79.61Mbps (106件) 2位
9位 イオンモバイル 37.04Mbps (146件) 52.21Mbps (140件) 5位
10位 IIJmio 35.91Mbps (1100件) 49.46Mbps (759件) 7位
11位 LINEモバイル 35.41Mbps (55件) 50.69Mbps (105件) 6位
12位 BIC SIM 25.67Mbps (65件)
13位 BIGLOBEモバイル 14.63Mbps (160件) 11.55Mbps (172件) 11位

 

(出典:みんなのネット回線速度) 2023年6月16日時点

 

1位から4位

1位と4位はMVNOの中では大手とは呼べない、比較的規模の小さい企業のサービスです。

ユーザーの絶対数が少ないことで回線速度が高い可能性もありますが、それなら測定件数が多いことが気になります。

 

4位のペンギンモバイルは、前々回の測定件数はMNOのahamoに迫る1102件で、ユーザー数から考えれば極めて不自然であり、前回と今回はそれに比べれば半分以下になっていますが、規模から考えればいかにも不自然な件数になっています。

 

1位のスターモバイルは、前回と前々回は270件強だった時も、ユーザー数比較で不自然だと思いましたが、今回は487件という大幅増加になっていて更に不自然です。

 

日本通信SIMとNUROモバイルは大手MVNOの一つで、ユーザー数と件数のバランスにも不自然な点は無く、概ね実態が反映されていると考えられます。

 

5位から13位

速度数値や測定件数から見ても、実態に近い数値が提示されていると考えられます。

 

「OCNモバイルONE」は、NTTグループの運営から資本関係の移動があり、ドコモが2023年7月から運営するようになります。

ユーザー数の増加が著しく、MVNOでトップになってもランキングのポジション低下は起こっていません。

 

続くLIBMOは前回まで圏外でしたが、今回からランク入りしているだけでなく、6位という好ポジションを得ています。

これは運営するTOKAIコミュニケーションズが単純に間借りするMVNOとは異なり、他社に格安SIMを供給出来るMVNEであるというポジションで高い技術力を有し、3社しか許されていない全国のドコモショップで販売される「エコノミーMVNO」の一つであり、ドコモのお墨付きを得ている信頼性があります。

 

12位に初登場したBicSIMは、Bicカメラが販売する格安SIMですが、中身は10位にある大手のIIJmioと全く同じです。

 

前回まではMVNOの楽天モバイルも掲載されていましたが、楽天モバイルはMNOに注力していて、それ以前に行っていた格安SIMの楽天モバイルの現在新規募集は行っておらず、今後収束する方向にあるためと考えられます。

 

 

自宅のスマホ利用は快適で安価になるWi-Fiがオススメ!

スマートフォンで動画視聴などの、大量のデータを消費するのは自宅利用が多くなっています。

 

自宅に安定したインターネット回線を導入してWi-Fiが利用できる環境を構築すれば、1本の快適なインターネット回線を家族みんなで利用ができて、スマホの契約プランギガを消費する事も無くなるため小容量プランでの運用が可能になり、新たにWi-Fi用の回線費用が発生しても、通信費トータル費用は下げられる可能性が大きくなります。

 

導入回線による通信速度の違い

自宅でインターネットを利用する回線としては、通信会社の契約回線を利用するだけで無く、「光回線」「ホームルーター」「モバイルルーター」を導入してWi-Fi接続する手段があります。

 

これらの回線でも、利用できる回線速度がそれぞれ異なります。

 

各回線タイプの直近3ヵ月の平均値を、同様にみんなのネット回線速度で見てみましょう。

 

回線 Ping 下り 上り
光回線 27.2ms 375.3Mbps 339.1Mbps
ホームルーター 81.4ms 174.0Mbps 19.3Mbps
携帯キャリア 58.4ms 85.5Mbps 19.0Mbps
格安SIM 77.1ms 55.2Mbps 11.2Mbps
モバイルルーター 86.0ms 50.0Mbps 13.0Mbps

 

(出典:みんなのネット回線速度

 

通信速度を考えれば、自宅でMNOやMVNOの回線を利用してインターネットを行うよりも、「光回線」の方が断然オススメです。

キャリア回線の4倍以上の速度が出ていて、複数の家族で同時利用しても問題無く快適に利用することができます。

 

「上り」では更に圧倒的な差が有り、「光回線」を利用すればzoomなどweb会議利用などで、自分の動画やデータが固まるリスクが大幅に回避出来ます。

 

しかも、「光回線」なら利用する容量の制限が一切無く、自由に使いたい放題の利用が出来る環境が出来て、ギガの枯渇に対して気にする必要が全く無くなります。

 

通信費トータルコストが下がる

 

 

Wi-Fi環境が出来れば、自宅でのスマートフォン利用は、通信会社の回線利用をしません。

特に複数の家族で利用する場合、一本の光回線契約で共有出来るため、割安に利用出来ます。

 

また、外出時のみの利用に限定される通信会社の回線は、契約プランを小容量プランに変更する事が出来て、安価な小容量プランに乗り換えても実際の利用には大きな支障がありません。

キャリアの無制限・大容量プランに契約しているなら、光回線を導入して小容量にすることにより、大幅に通信費トータルコストを下げる事が出来ます。

 

その根拠も含めて、以下ご説明しましょう。

 

ソフトバンクが調査した、全国1,200人に聞く、スマホの通信利用に関する実態調査を見ると、スマートフォンを利用する場所として、自宅が94.6%になっています。

 

 

(出典:ソフトバンク

 

2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」を見てみましょう。

 

 

(出典:MM総研

 

このグラフでは、スマホで通信会社の契約プランギガを消費したデータ容量数のみが対象になっています。

 

自宅では契約しているギガを消費しない環境になれば、外出時のWi-Fi環境が無い場所での利用時のみの消費になり、LINEでやり取りを行う・メールのチェックや送信・webで情報チェックなどでは大きなデータは消費しません。

 

グラフを見ても一目瞭然ですが、3GB以下にユーザーが固まっていて、最も多いユーザー層は1GB未満が突出しています。

 

自宅にインターネット回線があるスマホユーザーなら、多くの場合で無制限・大容量プランは必要が無く、3GB程度の小容量プランの利用が最適です。

 

小容量プランなら「格安SIM」の利用が最適で、家族で乗り換える事により通信費トータル費用は大きく下げる事が可能になります。

 

安価に利用出来る格安SIMですが、Wi-Fi利用回線と組み合わせる事で、「セット割」が適用される事を考慮すれば、更にお得に利用する事が出来ます。

 

具体的に、快適にかつ安価に利用出来る、Wi-Fi導入回線と格安SIMの組み合わせをご紹介します。

 

 

通信費トータル費用を下げて快適に利用できるオススメの「光回線」+「セット割適用SIM」

光回線の導入工事ができる環境にお住まいなら、Wi-Fiを利用するインターネット回線には光回線が最適です。

 

快適な速さを自宅では家族全員で楽しんで、スマホプランはセット割が適用される安価な格安SIMやサブプランを利用する事で、通信費トータル費用は下げる事が可能になります。

 

光回線「@TCOMヒカリ」+格安SIM「LIBMO」

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)

 

@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。

 

@TCOMヒカリは自社データセンターを保有し、自社光ファイバーケーブルを運用するなど、単にプロバイダとしてだけで無く、豊富な技術力が有り人気があります。

 

格安SIM「LIBMO」とのセット割

 

(出典:LIBMO公式)

 

自宅に光回線「@TCOMヒカリ」を導入して、セット割が適用されるスマホプランの格安SIM「LIBMO」に家族で乗り換えれば、コスパ良く快適にインターネット利用が楽しめます。

 

格安SIMと一口に言っても数多いサービスがありますが、前述のようにLIBMOは全国のドコモショップでも販売を認めている、「エコノミーMVNO」3社に選出されています。

 

高い技術力に加えて、会員数に応じた適正な回線増強を行っている事が認められ、安価なサブブランドを持っていない、ドコモのプランでは不足する価格ゾーンを補う一役をLIBMOは担っています。

 

LIBMOのプラン内容と、セット割を適用した価格を見てみましょう。

 

納得プラン

@TCOMヒカリと組みあわせる事で、スマホ1台につき毎月220円のセット割が最大5契約まで適用されます。

 

〇納得プラン
データ容量 通常料金 @T COMヒカリ
月額割引額
実質金額
3GBプラン 980円 1回線 220円/月割引 760円
8GBプラン 1,518円 1回線 220円/月割引 1,298円
20GBプラン 1,991円 1回線 220円/月割引 1,771円
30GBプラン 2,728円 1回線 220円/月割引 2,508円

 

セット割適用後の3GBプランは、月額760円で利用する事ができます。

 

家族4人で利用した場合の通信費トータル費用は、マンション7,220円・戸建て8,650円で賄えますから、一人分のキャリアメインプランの月額料金と大差ない価格で利用できることになります。

 

ゴーゴープラン

このプランも@TCOMヒカリと組みあわせる事で、スマホ1台につき毎月220円のセット割が最大5契約まで適用されます。

 

スマホのインターネット利用は自宅が主で、外出時には通話が中心という利用の仕方をするユーザーには、かけ放題と最低用量を組みあわせたゴーゴープランにすれば無駄がありません。

 

〇ゴーゴープラン
プラン 通常料金 @T COMヒカリ
月額割引額
実質金額
500MB

5分かけ放題
1,100円 1回線 220円/月割引 880円
500MB

10分かけ放題
1,320円 1回線 220円/月割引 1,100円
500MB

かけ放題
1,980円 1回線 220円/月割引 1,760円

 

セット割を適用させれば月額1,760円という安さで、「かけ放題スマホ」が利用できます。

 

キャッシュバック

新規契約だけのオプション無しで、キャッシュバックが受けられるキャンペーンがあります。Wi-Fiが使える無線Wi-Fiルーターを選ぶ事も出来ます。

 

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12ヵ月の間、月額料金割引

契約から12ヵ月の間、月額料金が安くなります。戸建てタイプでは月額440円が割引きされ、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月に渡って割引きが受けられます。

 

工事費無料

光回線の導入には工事が必要で、実際に技術者や工事業者が動く為、工事費が必要です。@TCOMヒカリの場合、最大19,800円の工事費が掛かりますが、今なら工事費が無料になるキャンペーンを行っています。

 

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光回線「ビッグローブ光」+サブブランド「UQモバイル」

 

(出典:ビッグローブ光申込サイト)

 

老舗プロバイダが運営する「ビッグローブ光」の月額料金は、一戸建てタイプで5,478円・マンションタイプで4,378円です。

 

UQモバイルのセット割

【公式】格安sim・格安スマホ UQ mobile オンラインショップ|KDDI
UQモバイルの公式オンラインショップ。スマートフォン、ケータイなどの最新製品はもちろん、電池パック、充電器などのオプション品のご購入もできるほか、お得なセールなども実施中!

 

 

ビッグローブ光では、サブブランドのUQモバイルのセット割が適用され、通信費トータル費用を大幅に下げる事ができます。

 

UQモバイルのプラン内容は2023年6月1日に改定されています。

自宅に光回線があるなら毎月4GBまで利用ができる「ミニミニプラン」(月額2,365円)がオススメです。

 

セット割を入れたスマホ1台の月額料金は、(UQモバイル ミニミニプラン)2,365円-(セット割)1,100円=1,265円 で利用ができます。

 

au PAYカードを支払方法に指定すれば、更に187円が割引きされて月額1,078円になり、格安SIMの価格と遜色が無くなります。

 

キャッシュバックキャンペーン

オンライン専門代理店で契約を行うと、キャッシュバックが受け取れます。

詳細は以下をご覧下さい。

 

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工事費無料キャンペーン

ビッグローブ光の導入には最大で19,800円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。

 

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引っ越し移転時の工事費用も無料

光回線を利用していて引っ越し転居を行う場合、引っ越し先で再度回線導入工事が必要になります。

 

ビッグローブ光では最初の導入工事費だけでなく、その後に何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になっています。

 

 

光回線を利用できない場合の通信費トータル費用を下げるオススメの組み合わせは?

建物の事情や引っ越しが決まっているなど、光回線の導入が困難な場合の、通信費トータル費用を下げるWi-Fiが利用できるインターネット回線と、セット割が適用されるスマホプランも解説します。

 

ホームルーター「ソフトバンクエアー」+サブブランド「ワイモバイル」

 

(出典:ソフトバンクエアー申込サイト)

 

何らかの理由で光回線が導入出来ない場合、「ホームルーター」の導入でWi-Fi環境を構築する事をオススメします。

 

ホームルーターはキャリア各社から提供されていますが、コスパの良さを考えれば、「ソフトバンクエアー」が最適です。

 

ソフトバンクエアーの月額料金は、1年目3,080円 2年目以降5,368円で、他社と大きく変わりませんが、代理店契約で得られるキャッシュバックキャンペーンを含む金額で費用を比較すれば、そのコスパは圧倒的にメリットがあります。

 

キャッシュバックキャンペーン

オンライン専門代理店でソフトバンクエアーに契約をすると、キャッシュバックキャンペーンを行っています。

キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。

 

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2年間実質の支払い額を比較

キャッシュバック込みで、他社のホームルーターとソフトバンクエアーの2年間の実質支払額を比較してみましょう。

 

ドコモ home 5G HOME 5G L13 ソフトバンクエアー 楽天モバイル
Rakuten Turbo
基本月額 1年目 4,950円 5,038円 3,080円 6,572円
基本月額 2年目 4,950円 5,720円 5,368円 6,572円
機種代実質 0円 27,720円 0円 41,568円
2年間合計金額 118,800円 129,096円 101,376円 157,728円
キャッシュバック 18,000円 0円 33,000円 0円
2年間実質合計 100,800円 129,096円 68,376円 157,728円
実質月額料金 4,200円 5,379円 2,849円 6,572円

 

月額料金以外に機種代がかかるサービスでは、月額料金に機種代の分割料金を加えています。

 

単純に機種代込みの月額料金2年分の費用から、キャッシュバック金額を差し引いたのが実質金額です。

 

他社では最も安い「ドコモ home 5G HR02」でも実質金額は4千円台を超えていて、「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」では5千円台超え、「Rakuten Turbo5G」では6千円台半ばを超えていますが、最も安い「ソフトバンクエアー」では唯一3,000円を切る2千円台が実現していて、抜群のコスパを誇ります。

 

 

ワイモバイルのセット割

 

(出典:ワイモバイル公式)

 

ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」は、ランキングでも上位に位置する高品位なMNO回線で、高品質なソフトバンク回線の全てを安価に利用が出来ます。

 

「ソフトバンクエアー」+「ワイモバイル」でセット割りを適用することにより、格安SIM並の支払料金になります。

 

通信容量/コース名 月額料金 セット割 支払料金
3GB/Sプラン 2,178円 1,188円 990円
15GB/Mプラン 3,278円 1,188円 2,090円
25GB/Lプラン 4,158円 1,188円 2,970円

 

 

単身者なら「楽天モバイル」のモバイルWi-Fiルーター

 

(出典:楽天モバイル公式

 

単身者が導入するWi-Fi回線として、モバイルルーターもオススメです。

 

自宅での利用だけでなく、外出先にも鞄にモバイルルーターを忍ばせておけば、行くところで全てWi-Fiが利用できる環境になり、スマホプランは通話と最低量のギガプランだけでの運用が可能になるため、通信費トータル費用を下げる事が可能になります。

 

モバイルルーターでのオススメは、楽天モバイルのWi-Fiルーターです。

 

現在の楽天モバイルは、「最強プラン」一本になっています。

このプランと以前のプランの違いは、楽天モバイルが利用できないエリアで使っていたパートナー回線のauにあった、月に5GBまでの制限が無くなったことにあります。

 

au回線と楽天モバイル回線の同時利用はできず、au回線で利用できる周波数帯は800Mkzだけであるため、キャリアアグリゲーションは使えませんが、地下や建物内などの楽天モバイル回線が利用出来ない場所など、一旦は打ち切られたauのパートナー回線を再度利用ができるようになっています。

 

プラン変更があっても、どれだけ利用しても月額3,278円の価格は変わらずメリットが有ります。

 

5分かけ放題の通話プランに500MBが予備として利用できる、前出のLIBMOゴーゴープランなら、(楽天モバイルWi-Fiルーター)3,278円+(LIBMOゴーゴープラン)1,100円=4,378円になります。

 

この通信費トータル費用で、国内通話5分まで何度でもかけ放題のスマホと、無制限に利用可能なインターネット環境が手に入り、家の内外を問わずスマホも含めてパソコンやタブレットも無制限で利用する事が可能になります。

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