「インターネットの料金が高い」
「通信速度が遅い」
そんな理由から、プロバイダ変更を考えているけれど、どうやって選べばいいかお悩みではありませんか?
ネットのプロバイダは数100社以上あると言われ、選択肢がありすぎて自分に合った1社を見つけるのは一苦労ですが、毎月かかる費用や通信速度、解約時の流れを事前に確認しておくことで、失敗なく乗り換えることができます。
この記事ではプロバイダを乗り換える時に、失敗しない選び方を解説しています。
乗り換えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
プロバイダとは?
インターネットを利用するには、「回線の契約」と「プロバイダの契約」が必要です。
回線契約は、光回線、ADSL、CATVなどのことで、インターネットと自宅を繋ぐ「線」を契約することを指します。
プロバイダーはこの「回線」を管理する接続事業者で、回線を提供する通信会社とユーザーを繋いでいます。
最近は回線業者とプロバイダーは一緒になっていることが多く、光回線とプロバイダーがセットになっている「光コラボレーション」は、契約の手間がかからずトラブルがあった時の問い合わせも一本化されているため便利です。
プロバイダ乗り換えに工事は必要?
プロバイダを変更する時に工事が必要と思っている人も多いですが、自宅にすでに光回線が引いてあるのなら工事は不要です。(CATVから光回線へ変更、など回線ごと変える場合は必要です。)
最近のマンションは初めから光回線やCATVの回線を引いているところが多いため、新たに工事をしなくて良い場合もあります。
引っ越しと同時にプロバイダを乗り換えようと考えているのなら、事前に管理会社に回線が引いてあるのか確認をしておきましょう。
既に回線が引いてあるのなら、契約をしようと考えているプロバイダにも「回線は自宅に引いてありますが、工事費用はどうなりますか?」と確認をしておきましょう。
プロバイダを乗り換えるメリット
ここからは、プロバイダを変更するメリットについて解説していきます。
速度が速くなる
速度は回線によって決まるので、プロバイダによって回線そのものが速くなるということはありません。
光回線の速度は1Gbpsが主流ですが、CATVなら320Mbps、というように、回線の種類によって速度は変わります。
しかし、プロバイダが採用している通信方式によっては、元の回線が出しているスピードをどれだけ安定させるかが変わってくるので、結果的に「速度が速いプロバイダ」が存在することになるのです。
現在プロバイダの数は100社以上と言われていますが、所有する設備が脆弱であると速度が安定しないため、あまり名前を聞いたことのない事業者は速度測定ツールを利用して参考にしてみると良いでしょう。
(みんなのネット回線速度 )

料金が安くなる
家庭の固定費の中で、最も見直ししやすいと言われるのがネット回線費用です。
各社ホームページをみると、同じ光回線でも各社金額は様々で、キャンペーンを活用すれば半分近く料金が安くなることもあり得ます。
注意しなければならない点が、「月額基本料金のみ」で判断しないことです。
インターネットを利用するには、基本料金の他に様々な費用がかかりるため、「ルーター」「セキュリティ」など、全て含めた料金で比較しましょう。
また、キャンペーン適用価格で考えてしまうと、終了後には予想外の料金に上がってしまい後悔することもあるので、通常価格で比較することをおすすめします。
割引特典が適用になる
プロバイダによっては、スマホや電気と一緒に契約する割引が受けられる「セット割」を提供しているので、別々で契約するより安く利用できます。
スマホとセット利用で割引があるプロバイダは、ドコモ光、ソフトバンク光、auひかりが良く知られており、スマホのプランによって月額利用料金が1,000円~安くなります。
格安スマホでもセット割を実施しているプロバイダはいくつかあり、@TCOMヒカリ、ビッグローブ光、ソフトバンク光などでサービス提供されています。
格安スマホの場合は、スマホの料金自体が安いため割引金額は200円~と3大キャリアに比べ少ないですが、光回線と合わせても5,000円程度におさまるので通信費を全体的に安くしたいという人にはおすすめです。
プロバイダを乗り換えるデメリット
プロバイダを変更することで、出来なくなくなることや料金が発生することもあるので、乗り換え前には必ず把握しておきましょう。
解約金がかかる
携帯電話業界では、2019年10月1日より契約期間に指定がある「〇年縛り」が廃止され、自由に事業者間を行き来できるようになりましたが、固定回線の業界では変わらず存在しています。
ほとんどのプロバイダは「2年更新型」「3年自動更新」など更新期間以外に解約すると10,000円前後の解約金がかかり、工事費用を分割して支払うようになっている場合は残っていれば支払いが必要です。
「契約は2年更新だけど、工事費用は3年で払い終わる」のように、期間をずらしているプロバイダもあるので、乗り換え前には確認しておきましょう。
メールアドレスが使えなくなる
プロバイダから付与されたメールアドレスは、解約すれば使用できなくなります。
プロバイダメールをメインで使用している場合は、各社300円程度の月額使用料を支払えばそのまま使い続けることができますが、利用頻度が少なければ乗り換えを機にGmeilやyahooメールなどのフリーアドレスに移行するのも良いでしょう。
以前は金融機関などの申し込みや、サイトによっては会員登録時にフリーメールは受付不可の所もありましたが、最近ではフリーメールで困る場面はほとんどありません。
レンタル機器は返却する
プロバイダ契約時にレンタルしていた機器があれば、解約時に返却しなければなりません。
代表的なレンタル機器は「モデム」や「ルーター」です。
「契約期間中は無料」や、レンタル利用料金を支払って使っていた場合は忘れずに返却しましょう。
返却時に破損していたり返却を忘れたりしてしまうと、違約金がかかる場合もあります。
月額使用料が重なる時期が発生する
現在のプロバイダを解約する日と乗り換え後のプロバイダのサービス開始日は、計画的に設定しておかないと、二重に料金が発生してしまいます。
新規契約時の月額使用料は日割りや無料のプロバイダが多いですが、注意しなければならないのが今使っているプロバイダの解約日です。
解約の場合は日割りではなく月額料金が全額かかってくる場合もあるので、月初めに解約すると使用していないのに料金が発生し無駄になってしまいます。
また、乗り換え後のプロバイダの開通が終わらないうちに解約をしてしまうと、ネットが使えない時期が発生してしまいます。
このようなトラブルを避けるためにも、初月の月額料金を日割り計算にしているプロバイダを選べば安心して手続きを進められるので確認しておきましょう。
プロバイダの選び方
プロバイダを選ぶ際は、以下のポイントをクリアしている事業者を選べば失敗せずに快適なネットライフを過ごすことができます。
最新の通信方式に対応しているか
インターネットの速度を決めるのは「回線」ではありますが、プロバイダが採用している通信方式によっても変わってきます。
回線速度は同じでも「通信方式」が高速に対応しているか否かで、通信速度に差が出るのです。
「IPoE IPv6通信」という新方式を採用しているプロバイダは、従来の「PPPoE IPv4通信」方式よりも混雑しにくいため、高速通信を実現させます。
プロバイダを選ぶときには、IPoE IPv6通信、または新旧両方に対応するPoE IPv4 over IPv6通信 を採用しているプロバイダがおすすめです。
月額料金(レンタル/セキュリティソフト)
インターネット利用に必要な費用は、月額の基本料金だけではありません。
安全に利用するためのセキュリティソフトや、Wi-Fi利用にはルーターが必要なのでこれらの費用のことも考えておきましょう。
セキュリティソフトは、1年ライセンスで4,000円~、3年ライセンスなら7,000円ほどで手に入ります。
自分でソフトを購入する方法もありますが、オプションとして基本料金にプラス500円ほどでセキュリティを付けられるプロバイダもあります。
ルーターも、自分で用意するのであれば家電量販店などで5,000円~で購入できますが、プロバイダによってはレンタル提供しているところもあるので「どれを選べばいいのか良くわからない」という人は、プロバイダが準備している機器をレンタルすれば間違いありません。
ルーターをプレゼントするキャンペーンを実施しているプロバイダもあるので、各社ホームページで確認しておきましょう。

サポート体制は十分か
トラブルが無ければサポート体制はそれほど気にする必要はありませんが、設定方法やネットに繋がらなくなった時に自分で対処できないという人は、プロバイダのサポート体制は重視するべきです。
コールセンターの対応時間や訪問サポートの有無など、困っている時に問い合わせの窓口が開かれていないプロバイダと契約すると、トラブル時に対応が遅く問題が解決しません。
スマホやパソコンと違い、ネットは一度繋がってしまえばサポートセンターに連絡することはほとんどありませんが、引っ越しや解約時の手続きに手間がかかかる事業者は避けた方が良いでしょう。
解約時にかかる費用
光回線の業界では、残念ながら未だ「縛り」があります。
1年~2年の期間を設けているところが多く、3年更新など契約期間が長くなればなるほど基本料金を安くしているプロバイダが一般的です。
その他ルーターの返却や工事費用の清算方法など、更新月に解約した場合とそうでない場合にかかる金額は、おおよそで良いので知っておきましょう。
乗り換えにおすすめのプロバイダ3選
これまで解説した条件に当てはまるおすすめのプロバイダをご紹介いたします。
おすすめ①「ビッグローブ光」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
フレッツ光のコラボ「ビッグローブ光」に、スマホプランは高品質なau回線をそのまま使う、auのサブブランド「UQモバイル」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータル費用を抑えられます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバック
ビッグローブ光はキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
「UQモバイル」はau回線を利用していますので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。
また、auで購入したスマートフォンを利用中のユーザーにも最適です。
UQモバイルをビッグローブ光と併用して「セット割」を適用させると、4GB/月のミニミニプランが、月額1,265円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,801円・戸建て利用10,901円になり、通信費トータル費用を抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。
おすすめ②「ソフトバンク光」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
「ソフトバンク光」に、スマホプランは高品質なソフトバンク回線をそのまま使う、ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータル費用を抑えられます。
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバック
ソフトバンク光はキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
「ワイモバイル」はソフトバンク回線を利用していますので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。
また、ソフトバンクで購入したスマートフォンを利用中のユーザーにも最適です。
ワイモバイルでは4GB/月のプランSが、「セット割」を適用させれば月額1,265円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 指定オプション | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,603円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 11,143円 |
*PayPayカードで支払う場合
*セット割の適用には光電話等の[おうち割 光セット(A)]適用に必要なオプションの契約(月550円)が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,603円・戸建て利用11,143円になり、通信費トータル費用を抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。
おすすめ③「ドコモ光」
(出典:ドコモ光公式)
光コラボの「ドコモ光」に、スマホプランは高品質なドコモ回線の新しく登場した小容量プラン「irumo」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータル費用を抑えられます。
ドコモ光は利用するプロバイダの選択ができますが、おすすめは安価な利用が可能なドコモ自ら提供しているタイプAの「OCN」です。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバック
ドコモ光はお得なキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

irumoのセット割
(出典:ドコモ公式)
「irumo」はドコモプランの一つなので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。
また、ドコモで購入したスマートフォンを利用中のユーザーにも最適です。
「irumo」とドコモ光を併用することで「セット割」が適用されて、3GB/月が月額1,067円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用8,668円・戸建て利用9,988円になり、通信費トータル費用を抑えられるコスパ抜群の組み合わせです
プロバイダの乗り換えには事前準備を忘れずに!
プロバイダを乗り換えるには、解約時にかかる費用やインターネットを利用できない期間が発生しないように事前に確認が必要です。
新プロバイダを決める時は、料金や速度の安定性など最も重視するポイントを決めて選び、解約時にかかる費用や手続き方法まで確認をしておけば失敗しません。
キャンペーンやセット割を上手く活用し、ご自身の環境に合ったプロバイダを見つけてくださいね。