2023年9月22日に、総務省が最新の2023年8月分の消費者物価指数を発表しています。
消費者物価指数とは何か?総務省の説明では、「全国の世帯が購入する家計に係る財及びサービスの価格等を総合した物価の変動を時系列的に測定するもの」とされていて、簡単に要約すると、基準になる時点から物価がどれくらい変動しているのか?を表しています。
今回発表されたデータは、2020年を基準に作成されているので、3年前からどれくらい物やサービスの価格が変化しているのかを表し、数値が100なら横ばい、100以上なら値上がり、100以下なら値下がり傾向を表します。
ウクライナ戦争や円安の影響もあり、体感的に物価高を実感する昨今ですが、数値的に見ても顕著で、今回の総合指数(全体の価格動向)は105.9になっています。
消費項目別に分けられた10大費目指数も、軒並み100以上の数値が並んでいますが、注目すべきは「交通・通信」の項目で、唯一100以下の97.4が記されています。
交通と通信が一項目にまとめられていますが、運賃や自動車諸経費が値下げは聞いたことが無く、最近のガソリン代の高額さを考えれば、それらを上回る通信費の支出減が行われて、100を切る数値になっている事は明らかです。
確かに2020年と比較して、安価なスマホプランの登場など支出を抑える要素はありますが、既存の契約しているプランが値下される事は基本的に無く、多くのユーザーが通信費を節約するために、何らかの行動を起こしている他に説明がつきません。
一人暮らしのインターネット利用方法において、通信費を節約する具体的な方法とおすすめの契約プランを解説します。
1ヵ月のデータ量はどれくらいで足りるのか?
(出典:総務省)
究極の節約はインターネットを利用しない事ですが、多くのスマホユーザーにとって生活の中に既に深く入り込んでいるのは明白で、現実的には無理な話です。
インターネットの利用を我慢する事によっての節約も、ストレスが溜まり様々な支障が出てくる事も火を見るより明らかです。
大量に利用できる環境を維持していく事は、毎月の通信料の支払いも比例して高額になる事は間違いありませんので、実際にどれくらいのデータ量が利用できれば良いのか?から考えてみましょう。
一人あたりのインターネット利用量平均は1ヵ月「90GB」
上記のグラフは、2023年8月に総務省が発表している。2023年5月のインターネットの通信量からの引用です。
グラフからは1回線につき毎月200GB程度を利用していますが、この容量は家族で利用しているケースも含まれていますので、最新の国勢調査の世帯人数から計算すれば、概ね一人が1ヵ月に利用するデータ量は90GB程度になる事が解ります。
我慢してストレスを溜める事無くインターネットを利用するには、1ヵ月に概ね90GBから100GBを利用できる事が目安であり、その通信環境を如何に安価に構築出来るか?が重要になります。
スマホプランだけの運用でデータ容量を確保して節約する方法は?
日本のスマホユーザーの約9割近くは、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)を利用しています。
3大キャリアのプラン構成は、無制限プランか従量制の小容量プランであり、1ヵ月に90GBから100GB程度を利用するためには、無制限プランの契約をするしかありません。
3大キャリアの無制限プラン
具体的に3大キャリアで無制限プランを利用した場合の、月額料金を確認してみましょう。
ドコモ
eximo 従量制 3GB以上最大無制限 月額7,315円
既に新規契約受付が終了している、以前の無制限プランを利用しているユーザーも多いと思います。
5Gギガホプレミアプラン 容量無制限 月額7,315円(2023年6月30日で終了)
au
使い放題MAX 4G・5Gプラン 容量無制限 月額7,238円
ソフトバンク
メリハリ無制限プラン+ 容量無制限 月額7,425円
2023年10月3日にソフトバンクはプラン改定を行い、従来のメリハリ無制限プランの新規加入はできなくなっています。
メリハリ無制限プラン 容量無制限 月額7,238円(2023年10月2日までで受付停止)
スマホ以外の機器端末利用には制限も
スマホプランだけでの回線運用は、タブレットやパソコンなどの利用時にも問題が発生する可能性があります。
スマートフォンをWi-Fiの基地局にして、他の機器や端末でインターネットを利用する手段として「テザリング」がありますが、利用できる機器には制限があり常時接続する事も難しく、スマホのバッテリーを毀損する事にも繋がりかねません。
また、auの使い放題MAXプランとソフトバンクの旧プランであるメリハリ無制限では、テザリングできる1ヵ月の容量が30GBに制限され、ソフトバンクの新プランメリハリ無制限+でも月に50GBの制限があります。
無制限に利用ができるのはスマートフォン使用時に限られれば、より大量のデータを消費するパソコンなどの端末は利用しにくいと言えます。
3大キャリアの無制限プランは横並びで乗り換えても節約はできない
無制限プランは3大キャリアで月額7,000円から7,500円程度の横並びで、その中で具体的な乗り換えの「行動」を起こしても、消費者物価指数に現れた様な節約に繋げる事は不可能だと言えます。
auでは「UQモバイル」・ソフトバンクでは「ワイモバイル」という、月額料金が安価になっている「サブブランド」を展開していますが、プラン内容は小容量から中容量になっていて、90GBから100GBを利用できるプランは用意されていません。
一人暮らしのスマホプランのみで通信環境を運用する場合、節約できる可能性があるのはオンライン専用プランになります。
100GBが利用できるオンライン専用プランは?
一人あたりの平均データ消費量の約100GBが、スマホプランだけで利用できるオンライン専用プランを見てみましょう。
ahamo
20GB 月額2,970円 国内通話5分かけ放題込
80GBのオプションは月額1,980円
ドコモのオンライン専用プラン「ahamo」は、ベースが月に20GBの容量が利用できるプランですが、オプションの大盛りで80GBを加えれば月額4,950円で100GBの容量が利用できます。
ただ、平均的なデータ量以上を消費する、動画視聴などのヘビーユーザーでは、1ヵ月の途中で容量不足で利用ができなくなる可能性があります。
povo
auのオンライン専用プラン「povo」は、従来のスマホプランとは大きく異なり、利用するデータ量を事前にトッピングします。
1ヵ月に100GBの容量を基準にしてトッピングするなら、150GBのトッピング(有効期間6ヵ月)が12,980円です。
単純に1ヵ月100GBを利用するなら、3ヵ月でこのトッピングを2回行うので、12,980円×2回÷3ヵ月=約8,653円 が1ヵ月の通信料になります。
3大キャリアの無制限メインプランよりも、この計算した金額では高くなってしまいますが、それほどインターネットのデータ消費を行わないスマホユーザーにとっては、極めて合理的です。
無制限のメインプランでは、余程の小容量に留まらない限り月額料金は一定ですが、povoのこのトッピングでは月に25GB程度の利用の場合、1ヵ月あたりの利用料は2,160円程度にしかなりません。
このタイプのユーザーにとって、データ容量が必要になれば利用可能な環境を持ちながら、毎月2,000円+α程度の月額料金はリーズナブルで、足らなくなればトッピングを新たにすれば快適な通信環境が維持できます。
使い放題MAXプランにある、テザリングの制限もpovoなら無く、他の端末の利用も使い勝手が良くなると言えます。
しかし前述のように、平均値程度のデータ量を利用するユーザーには、割高になる事は留意する必要があります。
一人暮らしなら「モバイルルーター」の導入で通信費は節約できる
快適な通信環境と節約を両立させるなら、スマホの無制限プランだけの運用ではなく、インターネット回線として「モバイルルーター」の導入が最適です。
モバイルルーターとは?
モバイルルーターは、小型軽量のインターネットデータ通信が可能なWi-Fiの基地局で、もちろん導入工事も不要です。
バッテリー駆動が可能であり、自宅だけでなく外出時にも自分だけのWi-Fiの基地局として利用が可能です。
家族で利用するインターネット回線としては、誰かがモバイルルーターを持ち出す事で自宅のインターネット回線が無くなるため向いていませんが、一人暮らしならそのデメリットも問題がありません。
モバイルルーターがあればスマホプランに無制限は不要
「今の通信費だけでも高いと思っているのに、新たに費用がかかるモバイルルーターの導入なんて無理!!」だと、短絡的に考える必要はありません。
確かにモバイルルーターの月額費用は発生しますが、月に100GBが利用できるモバイルルーターなら、自宅や外出先でも場所を問わず、多くのスマホユーザーが自由にインターネットを利用できる環境が構築出来るので、スマホプランに無制限は当然必要が無く、極論を言えば通話ができるプランならOKという事になります。
現実的には、バッテリー切れやモバイルルーターを忘れたなどのトラブル時対応のために、通話ができる小容量プランに乗り換えるのが最適です。
安価に利用ができるスマホの小容量プランに乗り換えれば、新たに発生するモバイルルーターの月額料金を加えても、通信費トータル費用として節約が可能になります。
スマホでテザリングを行うよりも、モバイルルーターを利用する方が自由度も大きく広がり、高額になっているスマートフォンを毀損するリスクも大きく軽減できます。
月に100GBが利用できるオススメの「モバイルルーター」は?
月に100GBが利用できるモバイルルーターで、オススメを具体的に見ていきましょう。
「楽天ワイファイポケット」
(出典:楽天モバイル)
楽天モバイルのモバイルルーターは、無制限のデータ容量が安価に利用できます。
容量と月額料金
無制限 3,278円 (従量制で20GB以下の利用時には料金が安くなります)
楽天モバイルのプランは、3GBまでの利用なら月額1,078円・20GBまでなら2,178円・それ以上は無制限に利用しても3,278円で打ち止めの従量制になっていて、利用しない・利用量が少ない月は安くなります。
本体料金
モバイルルーターを利用するためには、本体を入手する必要があります。
7,980円(本体購入と同時に回線申込みで1円)
楽天モバイルのモバイルルーターは、回線契約と同時に購入する事で、端末本体価格が7,979円割引きされて1円で購入できます。
キャッシュバック
契約時にキャッシュバックがあれば、間接的に通信費の節約が可能になります。
楽天モバイルのモバイルルーターでは、現在キャッシュバックキャンペーンは行われていません。
「クイックWiFi」
(出典:クイックWiFi公式)
クイックWiFiは「クラウドSIM」を採用していて、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の全ての電波の中から、利用する場所や状況に応じて、その都度に最適な電波を自動的に選択します。
快適な通信回線を、日本中の多くの場所で利用する事ができます。
容量と月額料金
100GB 3,718円
クイックWiFiは、1ヵ月に利用できる容量が100GBの制限があります。
しかし、多くの利用者の平均値を超えているので、実用上の問題は多くのユーザーに起きないと言えます。
本体料金
端末本体価格は、月額料金に込みになっているので不要です。
キャッシュバック
今なら、8,000円のキャッシュバックをしています。
「GMOとくとくBB WiMAX」
(出典:GMOとくとくBB WiMAX公式)
WiMAXは通信速度に定評があり、多くのプロバイダから提供されています。
その中でオススメするのは、最安値級の「GMOとくとくBB WiMAX+5G」です。
容量と月額料金
無制限 12ヵ月目まで3,784円・35ヵ月目まで4,334円・36ヵ月目以降5,104円
高速通信を無制限に利用ができて、1年目は月額3,784円で利用ができます。
WiMAXの電波が利用できないエリアではau回線も使う事ができますが、月額1,100円のプラスエリアモードのオプション料金が必要になり、1ヵ月に利用できるデータ量も30GBまでの制限があります。
本体料金
27,720円(770円×36回)
キャッシュバック
GMOとくとくBB WiMAXでは、現在25,500円のキャッシュバックキャンペーンを行っています。
モバイルルーターと組み合わせる最適な「スマホプラン」は?
前述のように、モバイルルーターを導入したら無制限プランは必要ありません。
3大キャリアのメインプランでも小容量プランはありますが、コスパが悪く積極的には決してオススメしません。
現在利用している電話番号を持って、別の安価なスマホプランへの乗り換えが最適です。
安価なスマホプランの乗り換えと、電話番号を持って手続きをするMNPの詳細については、以下も併せて是非ご覧下さい。
モバイルルーターと組み合わせて利用する、オススメなスマホプランを見てみましょう。
通話が多いなら「楽天モバイル」
(出典:楽天モバイル公式)
楽天モバイルは、月に3GBまでの容量が1,078円で利用ができます。
更に楽天Linkを利用すれば、電話通話料も無料でかけ放題になります。
3大キャリアのかけ放題オプションは2,000円近くかかるので、大幅にお得です。
たとえば、クイックWiFiと楽天モバイルのスマホプランを組み合わせれば、(クイックWiFi)3,718円+(楽天モバイル)1,078円=4,796円 の通信費トータル費用になります。
この金額で何処でも繋がる快適なインターネット環境と、電話通話かけ放題の環境が維持できて、通信費が節約できます。
ソフトバンクユーザーなら「LINMO」
ソフトバンクユーザーなら、利用しているスマホをそのまま使える、ソフトバンクのオンライン専用プラン「LINMO」もオススメです。
高品質なソフトバンクの回線で、3GBまでの容量が月額990円で利用できます。
たとえば、楽天モバイルのモバイルルーターとLINEMOを組み合わせれば、(楽天ワイファイポケット)3,278円+(LINMO)990円=4,268円 の通信費トータル費用になります。
ドコモ・auユーザーなら「IIJmio」
格安SIMのNo.1シェアを誇る「IIJmio」は、ドコモ回線とau回線が用意されていて、ドコモ・auユーザーは利用しているスマホがそのまま利用できます。
IIJmioの2GBプランなら、月額850円で利用できます。
たとえば、クイックWiFiとIIJmioの2GBスマホプランを組み合わせれば、(クイックWiFi)3,718円+(IIJmio)850円=4,568円 の通信費トータル費用になります。
電話は待ち受け専用でデータ利用も不要なら「povo」
電話は待ち受けに利用ができさえすれば良く、モバイルルーター以外の保険としてのスマホデータ容量も不要なら、「povo」が最適です。
データ利用を行わなければ基本料がかからず、電話も待ち受けだけなら費用がかからないので、モバイルルーターの料金だけで運用できます。
注意点としては180日以上一定の課金が無い場合に、解約される可能性があるという事です。
一人暮らしで快適な通信環境に加えて節約するなら「ホームルーター」
節約しながら、より快適な通信環境を構築するなら、「ホームルーター」がオススメです。
通信キャリア4社から、ホームルーターはサービスが提供されています。
ホームルーターとは?
ホームルーターもモバイルルーターと同じく無線を利用するため、導入工事が不要でコンセントに挿すだけで、自宅にWi-Fi環境でインターネットの利用が可能になります。
モバイルルーターと異なるのは、安定した100Vの電源を使用して、筐体サイズが大きいため内蔵されたアンテナサイズに余裕があり、より安定した高速通信と、Wi-Fiの飛ぶ範囲が広くなります。
デメリットとしては、モバイルルーターとは異なり、外出時に持ち出す事ができないため、自宅以外でのWi-Fiが利用できない場所では、スマホプランのギガを消費するという事です。
ホームルーターで回線品質はどれくらい良くなる?
回線品質の良さを比較する場合、回線速度が解りやすい目安になります。
重要なのは動画視聴やweb閲覧を快適に行うのに利用する、ダウンロード(下り)速度です。
サービスを提供している会社が発表している通信速度は、「公称値」と呼ばれる計算上の理論値で、実用速度とは大きく乖離しており、この比較には大きな意味がありません。
実際に利用できる速度の目安になるのは、利用しているユーザーが回線速度を計測した数値が公表されている「みんなのネット回線速度」が参考になります。
直近3ヵ月の平均速度を比較した数値は、以下の通りです。
回線 | Ping | 下り | 上り |
ホームルーター | 81.4ms | 136.8Mbps | 18.6Mbps |
モバイルルーター | 86.0ms | 56.4Mbps | 13.9Mbps |
重要な下り速度では、平均してホームルーターの方が、モバイルルーターの倍以上の通信速度が出ている事が解ります。
Ping値は反応速度で数値が小さいほど俊敏になり、ゲームなどのレスポンスに影響しますが、ホームルーターの方が快適に利用できる傾向にあるのは明らかです。
外出時に利用するギガはどれくらいあれば良いのか?
(出典:MM総研)
外出時にどれくらいのスマホ契約プランギガを消費するのかは、個々によって大幅に異なります。
しかし、動画を普段から外出先で視聴する習慣が無いユーザーなら、webのチェックやLINE・メールでのやり取り、MAP利用などの一般的な使い方では大きなギガは消費されていません。
上記のグラフは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用です。
このグラフはWi-Fiを利用しない、契約プランのギガだけを1ヵ月にどれだけ消費しているかのデータで、多くのスマホユーザーは月に3GB未満であり、最も多いのは1GB未満の利用者層であることが解ります。
そのため、自宅にWi-Fi回線の「ホームルーター」があれば、自宅でのインターネット利用はギガ消費のカウントがされませんから、多くのスマホユーザーは3GB程度のプランで事足りるという事になります。
これは、先ほどのモバイルルーターと組み合わせて利用する、小容量の最適なスマホプランでOKということで、当然ですが無制限プランは多くのユーザーに必要ありません。
具体的に4社から出ている、「ホームルーター」のサービスを見てみましょう。
4社のホームルーターを比較
通信キャリア4社(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)から提供されている、ホームルーターのサービスは、どれも無制限の利用が可能になっています。
ただし、無線を利用するインターネット回線では、一度に大量のデータを使うなどの利用の仕方によっては制限がかかる事が避けられません。これはモバイルルーターでも同様です。
「ドコモ home 5G HR02」
(出典:GMOとくとくBB ドコモ home5G)
ドコモが提供しているホームルーターが、「ドコモ home 5G HR02」です。
利用するスマホはどの通信会社を利用しているのかは一切関係が無く、auやソフトバンクのスマホだけでなく、格安SIMやサブブランドのスマホなど、利用するスマホを選びません。これは他のホームルーターも同様です。
容量と月額料金
無制限 4,950円
IIJmioの2GBプランと組み合わせれば、(ドコモ home 5G HR02)4,950円+(IIJmioの2GBプラン)850円=5,800円 の通信費トータル費用になります。
本体料金
71,280円 (月々サポートで毎月分1,980円割代金分を36回割引で実質無料)
キャッシュバック
「home 5G プラン」の新規契約と「HR02」のご購入でamazonギフト券18,000円分がプレゼントされます。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」
(出典:UQ WiMAX公式)
auのKDDIが提供しているホームルーターが、「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」です。
容量と月額料金
無制限 1年目(13ヵ月)4,268円 2年目以降4,950円
IIJmioの2GBプランと組み合わせれば、(Speed Wi-Fi HOME 5G L13)4,950円+(IIJmioの2GBプラン)850円=5,800円 の通信費トータル費用になります。
本体料金
19,800円(月々550円×36回)*クレジットカードで通信料支払の場合
キャッシュバック
キャッシュバックキャンペーン(最大17,820円)は行われていますが、UQモバイルかauのスマートフォンプランと組みあわせる必要があり、支払い方法にも制限があるため積極的に推せません。
「ソフトバンクエアー ターミナル5」
(出典:ソフトバンクエアー公式)
ソフトバンクが提供しているホームルーターが、「ソフトバンクエアー ターミナル5」です。
現在「SoftBank Air ハッピープライスキャンペーン」が行われていて、1年間お得な料金で利用が可能です。
60歳以上の方は更にお得で、「60歳以上向け!SoftBank Air 割引サポート」では2年間の間は月額3,080円で利用ができます。
容量と月額料金
無制限 1年目3,278円 2年目以降5,368円
IIJmioの2GBプランと組み合わせた1年目は、(ソフトバンクエアー ターミナル5)3,278円+(IIJmioの2GBプラン)850円=4,128円 の通信費トータル費用になります。
本体料金
71,280円 (月々割で毎月分1,980円割代金分を36回割引で実質無料)
キャッシュバック
ソフトバンクエアーは、ソフトバンクショップでも契約が出来ますが、オンライン代理店での契約の方が、独自に行っているキャッシュバックキャンペーンの分だけお得になります。
詳細は以下で御確認ください。
公式のキャンペーンや特典は、オンライン代理店の契約でも同じ様に適用されますし、契約してからの月額料金やサービス内容なども含めて全く同じです。
契約場所による一切の不利益や差違は、利用する中でありません。
「Rakuten Turbo5G」
(出典:楽天モバイル)
楽天モバイルが提供しているホームルーターが、「Rakuten Turbo5G」です。
楽天モバイルのスマホプランやモバイルルーターでは、楽天の電波利用できない場所でauの電波を利用できますが、楽天のホームルーターでは利用できる電波が楽天回線だけに限定されているため、利用するご自宅が楽天モバイルの回線が掴めない場所では利用できません。
楽天モバイルのホームルーターでは、1年間月額料金が割引きになるキャンペーンを行っています。
容量と月額料金
無制限 1年目1,980円 2年目以降4,840円
IIJmioの2GBプランと組み合わせた1年目は、(Rakuten Turbo5G)1,980円+(IIJmioの2GBプラン)850円=2,830円 の通信費トータル費用になります。
本体料金
41,580円 (24回払いで月額1,732円・楽天カード支払限定で48回払いも可能になり月額866円 *初回請求分のみ24回は1,744円・48回は878円)
キャッシュバック
楽天モバイルのホームルーターでは、キャッシュバックキャンペーンは現在行われていません。
一人暮らしで更に快適な通信環境とコスパなら「光回線」
無制限にデータ利用ができて、最も安定している回線なのは「光回線」です。
光回線は他と比べてどれくらい快適な通信環境か?
光回線の回線速度をホームルーターの時と同様に、利用しているユーザーが回線速度を計測した数値が公表されている「みんなのネット回線速度」で、直近3ヵ月を比較してみましょう。
回線 | Ping | 下り | 上り |
光回線 | 27.2ms | 365.1Mbps | 350.7Mbps |
ホームルーター | 81.4ms | 136.8Mbps | 18.6Mbps |
モバイルルーター | 86.0ms | 56.4Mbps | 13.9Mbps |
光回線の通信速度は他の回線と比較して圧倒的で、下りはこれから家族が増えても全く問題が無い速度が出ていますし、増えている在宅ワークで通信環境が問題になる、zoomなどのweb会議などの利用時に重要な上りの通信速度も圧倒的に優位です。
コスパを考えれば「光コラボ」+「格安SIM」に「セット割」
通信費トータル費用のコスパを良くするには、安価な光回線と安価な格安SIMを組み合わせて利用するだけでなく、格安SIMにセット割が適用される光回線サービスの選択が重要です。
光回線は「光コラボ」が最適
光コラボは、NTT東西の光回線「フレッツ光」の卸し提供を受けた接続業者プロバイダが、ワンセットにしてサービスを提供している光回線サービスです。
フレッツ光は47都道府県全県で利用できるだけでなく、幅広いエリアで提供がされていて、圧倒的に多数のマンション集合住宅にも導入されているため、最も利用しやすい光回線であり、「光コラボ」はそのメリットをフルに活かす事ができます。
光コラボなら格安SIMにセット割適用がある
また、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が、光コラボを提供しています。
数多いサービスの中には、安価に利用できる格安SIMに対して、毎月のスマホ代を更に割り引く「セット割」を設けているケースがあります。
一人暮らしで通信費を節約できるコスパの良い契約プランで、オススメの組み合わせをご具体的に紹介しましょう。
一人暮らしでオススメな光回線「@TCOMヒカリ」+格安SIM「LIBMO」+「セット割」
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
「@TCOMヒカリ」は適時回線増強を行うだけでなく、自社データセンターを保有していて、自社光ファイバーケーブルを運用するなど、豊富な技術力によって裏付けられた実力が認められている人気の光コラボです。
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
格安SIMのLIBMOに乗り換えて併用すれば、通信費トータル費用は節約が可能です。
LIBMOのセット割
(出典:LIBMO公式)
LIBMOのセット割を適用した月額料金は、以下の通りになっています。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
@TCOMヒカリとLIBMOを組みあわせる事で、スマホ1台につき毎月220円のセット割が最大5契約まで適用されます。
「LIBMO」は他社に回線やシステムまで供給するMVNEとしての高い技術力を持ち、全国のドコモショップでも販売される、「エコノミーMVNO」の認定をドコモから受けています。
自宅では@TCOMヒカリをWi-Fiで利用するので、大半のスマホユーザーに最適な3GBプランが、セット割を適用すれば月額760円で運用できます。
具体的に、通信費トータル費用を計算してみましょう。
マンション集合住宅でご利用の場合
(@TCOMヒカリ マンション)4,180円+(LIBMO 3GBセット割適用)760円=4,980円
戸建てでご利用の場合
(@TCOMヒカリ 戸建て)5,610円+(LIBMO 3GBセット割適用)760円=6,370円
光回線は高いという印象をお持ちの方も多いと思いますが、セット割を格安SIMに適用すれば、無制限プランよりも安価であり、他の回線利用時と比較しても大きく変わらないか、むしろ安い事がお解り頂けたと思います。
キャッシュバック
@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
工事費無料キャンペーン
光回線の導入には工事が必要になります。
今なら、@TCOMヒカリの導入工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
12ヵ月間月額料金の割引
新規契約で契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。
戸建てタイプでは月額440円が割引きされ、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引きされます。