光回線を自宅で利用する場合、基本的に導入工事を避けることができません。
限られた数のプロフェッショナルが、日夜全国の現場で汗を流しています。
一つとして同じ環境では無い中で、経験とノウハウを駆使して、依頼主の声を聞きながら、美観や資産価値まで考慮した上で、光回線の工事は粛々と進められています。
プロが丹精込めて行う仕事には、当然対価が発生します。
この場合、平たく言えば工事費ですが、実際に光回線の工事費がどれくらい掛かるのか?
光回線の工事はどんな事を行うのか?
気になっている方に、人気の光回線の工事内容や工事費だけで無く、月額支払料金にも踏み込んで、お得な光回線サービスを解説します。
工事をしてでも光回線の利用が最適なのか?
以前は有線ケーブルで接続していたものが、次々に無線に置き換わっています。
ヘッドホンやプリンターなど、有線ケーブルを取り回す事無く利用が出来れば、利便性は大きく向上します。
そもそも、インターネット利用に最も使われる端末のスマートフォンは、無線で利用することが前提になっています。
素朴な疑問として、そんな時代にあって工事をしてでも、光回線の利用が最適なのか?考えて見ましょう。
工事が必要無いインターネット回線は?
通信会社のプラン契約をしたスマートフォンを利用する以外にも、無線でインターネットを利用する手段はあります。
スマートフォンを使用する頻度と時間は自宅が多く、一つの別回線を導入する事で、それを家族で利用できるようになれば、個々に契約しているスマホプランのギガ消費が減少するため、安価な契約プランに移行して、通信費はトータルで下げる事が可能です。
具体的な無線の回線手段としては、「モバイルWi-Fiルーター」「ホームルーター」があります。
工事不要で簡単に導入する事ができます。
モバイルWi-Fiルーター
単身者のインターネット回線手段としては、有効だと言えます。
自宅だけで無く外出先でも利用ができる為、契約するプラン内容によっては、スマホを通話契約だけにする事も可能になります。
しかし、Wi-Fiの飛ぶ範囲が狭く回線速度も遅いため、家族で利用する回線には向いていません。
ホームルーター
工事不要でコンセントを挿すだけで利用ができる利便性がありながら、光回線でWi-Fi環境を構築した時に最も近い条件での利用が可能になります。
しかし、回線速度が光回線に比較して遅く、それは新世代の5Gでも同じです。
光回線の工事ができない事情があるか、引っ越しを控えているユーザーで無ければ、光回線を導入した方が賢明です。
無線方式では、公共のインフラとも言える電波を使用するため、無制限を標榜しているサービスでも、利用の仕方によっては制限が掛かります。
実際の速度の違いは?
サービスを提供している側が発表している速度の数値は、公称値と呼ばれる計算上の理論値でしかありません。
実際に利用しているユーザーが計測した速度は、みんなのネット回線速度で公表されています。
代表的なサービスで、回線ごとの速度の違いを見てみましょう。
Rakuten WiFi Pocketの通信速度 (モバイルWi-Fiルーター)
(出典:楽天モバイル公式)
Rakuten WiFi Pocketの測定結果からの平均値
平均ダウンロード速度: 29.53Mbps
平均アップロード速度: 17.12Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の通信速度 (ホームルーター)
(出典:UQ WiMAX公式)
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の測定結果からの平均値
平均ダウンロード速度: 122.8Mbps
平均アップロード速度: 18.05Mbps
フレッツ光ネクストの通信速度 (光回線)
(出典:フレッツ光申し込みサイト)
フレッツ光ネクストの測定結果からの平均値
平均ダウンロード速度: 283.42Mbps
平均アップロード速度: 214.87Mbps
工事をしても光回線の導入が最適
家族で利用しても、全く問題が無い回線速度に加えて、有線だから出来るロスの少ない安定感は光回線だからこそです。
無線を利用した場合、アンテナ基地局からの距離や、周りの環境によってもロスが大きくなり、最大公約数である上記の数値も出るとは限りません。
インターネット利用に有線の光回線導入が多い理由は、それが最も高速で安定していることにあります。
では、具体的な光回線の工事内容を見ていきましょう。
基本的な光回線の工事内容は?
NTT東西が敷設している、最もサービスエリアが広く、多くのマンション集合住宅にも導入されている「フレッツ光」の例で、工事内容を見ていきましょう。
戸建ての光回線の工事内容
戸建ての開通工事を、簡単に説明します。
光回線の戸建て工事費用は、NTT東西の「フレッツ光」とフレッツ光とプロバイダがワンセットになった「光コラボ」では、19,800円ですが、他の光回線では「auひかり」では42,250円・「NURO光」では44,000円です。
工事内容の難易度などによっては、更に費用が掛かる場合もあります。
(出典:NTT東日本 一部改変)
光ファイバーケーブルを、電柱から戸建て建物の外壁まで引き込みます。
その後、屋内へ光ケーブルを通します。
以下の様に、電話線の配線を利用して併用するケースや、エアコンのダクトの隙間等から引き込む事が出来れば、壁に穴を開ける必要はありません。
(出典:NTT東日本)
多くの戸建てでは、電話線配線かエアコンダクトを利用することで、光回線を通すことが出来ます。構造上の問題や位置の問題で困難な場合でも、以下の様にドア・窓や、換気扇等の隙間を利用する方法も有ります。
(出典:NTT東日本)
マンション集合住宅の光回線の工事内容
マンション集合住宅の光回線開通工事を、簡単に説明します。
光回線のマンション集合住宅工事費用は、NTT東西の「フレッツ光」とフレッツ光とプロバイダがワンセットになった「光コラボ」では、22,000円ですが、他の光回線では「auひかり」では33,000円・「NURO光」では44,000円です。
工事内容の難易度などによっては、更に費用が掛かる場合もあります。
(出典:NTT東日本 一部改変)
光回線が共有スペースまで引き込まれているマンションなら、宅内工事を行えば光回線は開通します。
その場合の工事時間も建物の形状や状況によって変化しますが、概ね1時間から2時間程度です。
共有部分からの配分方法には、以下の3通りのケースがあります。
(出典:NTT東日本公式ページ*一部省略しています)
マンション集合住宅で各戸への配線方法は既に存在している事が多く、その場合ユーザーが選択することは出来ません。配線方式は、建物の構造や時代背景によって決まってきます。
工事不要の無派遣工事とは?
先の図を見て頂くと、派遣工事の範囲と無派遣工事の範疇が、戸建てでもマンション集合住宅でも存在しています。
無派遣工事とは、既に光回線を利用する設備が整っている場合では、派遣工事の部分が必要無くなり、実際に工事業者が現場まで出向く事が無く、NTTの局舎内だけで光回線の工事が完了するケースです。
その場合には工事費が安くなり、申込みから利用出来るまでの期間も短くなるメリットが有ります。
具体的な工事費金額としては、ケースバイケースですが数千円の範疇で収まり、通常の工事よりも大幅に安くなります。
注意が必要なのは、無派遣工事が可能なのは、NTT東西の「フレッツ光」と、その回線を利用してサービスを提供する「光コラボ」だけです。
「auひかり」「NURO光」「電力系・ケーブルテレビ系」では、「無派遣工事」で完了する事は無く、通常通りの工事が必要になります。
光コンセントが部屋に設置されている場合では、無派遣工事で光回線が利用出来る確率が高くなります。
(出典:SoftBank公式ページ*一部改変しています)
工事費の分割払いは?
工事費は、分割払で支払えるサービスが殆どです。
工事費が実質無料!といサービスも有ります。
注意が必要なのは、無料で工事を行って貰えるのではなく、分割払で工事費が計上されて、同じ金額の割引きが契約期間中にはあるケースです。
たとえば、3年の分割払になっていれば、完全に工事費が無料になるまでには3年間が掛かります。引っ越しなどの都合によって回線解約の必要が出た場合、工事費残債の一括清算をする必要が有ります。1年で解約した場合には、残りの24回×毎月の工事費=工事費残債 が発生します。
申し込んでから工事完了開通するまでの期間は?
光回線の工事は、内容にもよりますが基本的に1日で完了出来る内容です。
しかし、申込みをしてから工事が行われるまでには時間が必要で、回線によって期間は変わってきます。
3月、4月の春先や9月、10月の秋口頃、引っ越しシーズンで人が動く時期では、限られた人員で工事を行う為、開通までの期間が長くなる可能性があります。
全国展開している、主な光回線の開通までの期間を見てみましょう。
auひかり
「auひかり」では、マンション集合住宅で概ね2週間から1ヵ月程度・戸建てでは概ね1ヵ月から2ヵ月程度が、工事完了までに必要な期間です。

NURO光
「NURO光」では、マンション集合住宅タイプで、1ヵ月から4ヵ月程度・一戸建てで1ヵ月から3ヵ月程度が、工事完了までの目安です。
地域によっては、NURO光では掛かる時間が更に伸びるケースがあります。
福岡県、佐賀県、岐阜県、北海道エリアは、その時の工事状況によって変わりますが、概ね1~2カ月程度を上記にプラスする必要があります。
また、通常は1日で完了する光回線の工事ですが、「NURO光」は、「宅内工事」「屋内工事」が別の日程で行われるケースが多くなっていて、その場合では合計2日間の工事立ち会いが必要になります。

フレッツ光
「フレッツ光」では、概ね2週間から1ヵ月程度と、他の回線と比較して、概ね回線工事期間が短くなっています。
短い理由は色々有りますが、最も大きい理由として、NTTグループは実際に作業を行う工事業者との付き合いが古く、仕事量がコンスタントに多い事もあり、多くの動ける人間を確保している事が挙げられます。

光コラボって何?
ここまでにも、フレッツ光とプロバイダをセットにした「光コラボ」と解説してきましたが、光コラボについて、もう少し詳しくご説明します。
インターネット利用には、回線とプロバイダが必要です。
(出典:NTT東日本)
この図では回線がフレッツ光になっていますが、光回線だけでなく全ての回線で、インターネット利用には、プロバイダが必要です。
たとえば先述の、楽天モバイルのモバイルルーターRakuten WiFi Pockeでは、回線を楽天モバイル+プロバイダを楽天モバイル という形態でインターネットを利用しています。
契約先が楽天モバイルだけなので意識しませんが、フレッツ光では同じ回線でも、300を超えるプロバイダを別契約で利用する事が出来ます。
出典:NTT西日本*一部改変
2014年頃までは、この形態でしか利用出来なかったのですが、2015年頃からはNTT東西から回線の卸を受けたプロバイダが、ワンセットにしてサービスを提供する「光コラボ」が個人契約の主流になっています。
出典:NTT西日本*一部改変
「光コラボ」を扱う事業者は、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が有ります。
一見するとNTTグループのライバルにしか見えない、ソフトバンクが運営する「ソフトバンク光」や楽天が運営する「楽天ひかり」も、フレッツ光を利用する「光コラボ」のサービスの一つです。
それでは、光コラボを含めた全国展開している光回線の中から、人気のサービスをピックアップして、工事費や月額料金を見てみましょう。
人気光回線の工事費用や月額料金を一覧で紹介
ごく一部の例外を除き同じ回線であっても、一戸建てとマンション集合住宅では月額料金が異なります。
マンション集合住宅の工事費用や月額料金
マンション 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
GMOとくとくBB光 | 月額3,773円 工事費25,300円 → 実質無料 |
5,000円CB | なし | 3年 | なし |
エキサイトMEC光 | 月額3,850円 工事費22,000円 → 実質無料 |
月額割引をCB換算 253円×12ヵ月 実質3,036円 |
なし | なし | なし |
DTI光 | 月額3,960円 工事費26,400円 → 実質無料 |
月額割引をCB換算 440円×12ヵ月 実質5,280円 |
au DTI SIM |
なし | なし |
ソフトバンク光 | 月額4,180円 工事費31,680円 → 実質無料 |
25,000円CB | SoftBank |
2年 | 4,180円 |
@TCOMヒカリ | 月額4,180円 工事費22,000円 → 実質無料 |
28,000円CB 月額割引をCB換算 330円×12ヵ月 実質3,960円 |
au LIBMO UQ mobile |
2年 | 2,200円 |
楽天ひかり | 月額4,180円 工事費22,000円 |
( 加入で6カ月0円) |
なし | 3年 | 4,180円 |
iijmioひかり | 月額4,356円 工事費28,600円 → 実質無料 |
月額割引をCB換算 726円×12ヵ月 実質8,712円 |
iijmio | 2年 | 3,000円 |
@nifty光 | 月額4,378円 工事費22,000円 |
32,000円CB 月額割引をCB換算 726円×12ヵ月 実質22,000円 |
au UQ mobile |
3年 | 3,630円 |
ビッグローブ光 | 月額4,378円 工事費28,600円 → 実質無料 |
32,000円CB | au UQ mobile |
3年 | 3,000円 |
ドコモ光 × OCN | 月額4,400円 工事費22,000円 → 無料 |
37,000円CB | docomo | 2年 | 4,180円 |
ドコモ光 × GMO | 月額4,400円 工事費22,000円 → 無料 |
10,000円CB | docomo | 2年 | 4,180円 |
ドコモ光 × @nifty | 月額4,400円 工事費22,000円 → 無料 |
20,000円CB | docomo | 2年 | 4,180円 |
So-net光 L | 月額5,995円 工事費29,040円 |
月額割引をCB換算 実質29,975円 |
au UQ mobile |
なし | なし |
NURO 光 | 月額3,850円 工事費44,000円 → 実質無料 |
25,000円CB | SoftBank | 3年 | 3,850円 +撤去費 |
auひかり タイプG | 月額4,730円 工事費33,000円 → 実質無料 |
40,000円CB 月額割引をCB 換算9,440円 |
au UQ mobile |
2年 | 2,730円 +撤去費 |
フレッツ光 | 月額3,575円~ +プロバイダ料 工事費22,000円 |
東日本 35,000円CB 西日本 45,000円CB (業務用途が適用) |
なし | 2年 | 東:1,650円 西:2,200円 |
一戸建ての工事費用や月額料金
戸建て 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
GMOとくとくBB光 | 月額4,818円 工事費26,400円 → 実質無料 |
5,000円CB | なし | 3年 | なし |
エキサイトMEC光 | 月額4,950円 工事費22,000円 → 実質無料 |
月額割引をCB換算 253円×12ヵ月 実質3,036円 |
なし | なし | なし |
DTI光 | 月額5,280円 工事費26,400円 → 実質無料 |
月額割引をCB換算 440円×12ヵ月 実質5,280円 |
au DTI SIM |
なし | なし |
楽天ひかり | 月額5,280円 工事費22,000円 |
( 加入で6カ月0円) |
なし | 3年 | 5,280円 |
iijmioひかり | 月額5,456円 工事費28,600円 → 実質無料 |
月額割引をCB換算 726円×12ヵ月 実質8,712円 |
iijmio | 2年 | 3,000円 |
ビッグローブ光 | 月額5,478円 工事費28,600円 → 実質無料 |
32,000円CB | au UQ mobile |
3年 | 4,100円 |
@TCOMヒカリ | 月額5,610円 工事費22,000円 → 実質無料 |
30,000円CB 月額割引をCB換算 実質5,280円 |
au LIBMO UQ mobile |
2年 | 3,300円 |
ソフトバンク光 | 月額5,720円 工事費31,680円 → 実質無料 |
25,000円CB | SoftBank |
2年 | 5,720円 |
@nifty光 | 月額5,720円 工事費22,000円 |
32,000円CB 月額割引をCB換算 726円×12ヵ月 実質22,000円 |
au UQ mobile |
3年 | 4,840円 |
ドコモ光 × OCN | 月額5,720円 工事費22,000円 → 無料 |
37,000円CB | docomo | 2年 | 5,500円 |
ドコモ光 × GMO | 月額5,720円 工事費22,000円 → 無料 |
10,000円CB | docomo | 2年 | 5,500円 |
ドコモ光 × @nifty | 月額5,720円 工事費22,000円 → 無料 |
20,000円CB | docomo | 2年 | 5,500円 |
So-net光 L | 月額7,095円 工事費29,040円 |
月額割引をCB換算 実質35,475円 |
au UQ mobile |
なし | なし |
NURO 光 | 月額5,200円 工事費44,000円 → 実質無料 |
60,000円CB | SoftBank | 3年 | 3,850円 +撤去費 |
auひかり | 月額5,610円 工事費41,250円 → 実質無料 |
40,000円CB 月額割引をCB換算 実質11,220円 |
au UQ mobile |
3年 | 4,730円 +撤去費 |
フレッツ光 | 月額4,730円~ +プロバイダ料 工事費22,000円 |
東日本 35,000円CB 西日本 45,000円CB (業務用途が適用) |
なし | 2年 | 東:4,950円 西:4,400円 |
光回線を選ぶポイント
一部のサービスだけ並べても、結構なボリュームになります。
この中から、最適な光回線を選択するポイントを整理します。
個人契約で「フレッツ光+プロバイダ」はメリットが無い
表の一番下にある「フレッツ光」は、月額費用が安いので目が行きますが、別途プロバイダを契約する必要が有ります。
「フレッツ光+プロバイダ ソフトバンク」と、光コラボの「ソフトバンク光」を比較した場合、どちらも光回線にはフレッツ光を利用して、プロバイダにソフトバンクを利用しますので、契約形態が異なるだけで中身は同じです。
しかし、支払う料金は変わってきます。
@nifty光 | ビッグローブ光 | ソフトバンク光 | @TCOMヒカリ | ||
光コラボ | マンション 月額 | 4,378円 | 4,378円 | 4,180円 | 4,180円 |
フレッツ光+プロバイダ | プロバイダ料金 | 1,100円 | 1,100円 | 1,320円 | 1,320円 |
東日本マンション月額計 | 4,455円 | 4,455円 | 4,675円 | 4,675円 | |
西日本マンション月額計 | 4,235円 | 4,235円 | 4,455円 | 4,455円 |
同じ回線クオリティを利用しても、「光コラボ」の方が支払料金は安くなります。
たとえば、「フレッツ光(光回線)+@TCOM(プロバイダ契約)」で、東日本エリアでマンションにお住まいの場合には月額4,675円になりますが、「@TCOMヒカリ(光コラボ契約)」では月額4,180円になります。
現在個人契約の主流は「光コラボ」で、販売する正規代理店でもこちらに力を入れているため、月額料金が安い事に加えて、特典キャッシュバックも光コラボのみに展開しているケースが多くなっています。(ちなみに、法人契約については逆の現象が起きています)
個人で「フレッツ光+プロバイダ」を契約する理由は、基本的にありません。
スマホを含めたトータルで安い「セット割」
月額料金が安い方が、家計に優しいのは間違いありません。
しかし、光回線を選ぶポイントとしては、単純に光回線の月額料金だけでは無く、スマホの料金まで含めた通信費全体を抑える方策を取る方が、より家計に優しいと言えます。
自宅に光回線が入れば、スマホプランは小容量に変更
自宅に光回線を導入したら、最もスマホを利用する自宅では、Wi-Fi環境を使ってインターネット利用するため、通信会社の回線利用は外出時だけに限られます。
特にキャリアで無制限・大容量プランを契約中のスマホは、光回線開通後も継続するメリットの有る方は、殆ど居ません。
月に利用するデータ量は3GB程度までが多い
2022年1月27日に株式会社MM総研は、最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」を公表しています。
(出典:MM総研)
このグラフは、通信会社の回線利用で、月のデータ消費量のユーザー数を表したものです。
左側の小容量利用者が、一目見て多い事が解ります。
「1GB」31.5%・「2GB」10.7%・「3GB」16.5%の数値は、3GBまでの利用者がスマホユーザーの6割近くになっていて、75.4%のユーザーは累計「7GB」までに収まっています。
単純に平均をとれば8.95GBになりますが、数値の中央値は3GBである事を考えれば、多くの利用者は、3GB程度のプランでOKという事になります。
小容量の通信費は「格安SIM」が安く、セット割を適用させればもっと安くなる
キャリアは無制限・大容量プラン以外に、小容量プランも設定していますが、割高です。
家族割り等の割引きを考慮しても、3GBで月に4,000円から5,000円程度です。
小容量プランの利用なら、キャリアプランに変更するのではなく、格安SIMに乗り換えれば、大幅に通信料が下がります。
一例として、TOKAIコミュニケーションズが運営している「LIBMO」の月額料金を見てみましょう。
(出典:LIBMO公式)
3GBでは1,000円を切る価格で利用出来るため、家族で乗り換えれば、差額分で光回線の月額料金が捻出出来るだけでなく、通信費の総支払額も節約することが可能になります。
光コラボにある数多いサービスの中から、好みのスマホ回線を組み合わせて、毎月のスマホ料金が割引される「セット割」が適用されれば、さらに通信費を下げることが出来ます。
通信費を下げる「セット割」を最大限に活用できる、オススメの光回線を見ていきましょう。
通信費を下げるおすすめの光回線とスマホの組み合わせ3選
通信品質とキャンペーンで選ぶなら「ビッグローブ光」+スマホ「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
フレッツ光のコラボ「ビッグローブ光」と、スマホプランは高品質なau回線をそのまま使う、auのサブブランド「UQモバイル」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータルの費用を安く抑えられます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンションタイプは月額4,378円、一戸建てタイプは月額5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光はキャッシュバックが受け取れるお得なキャンペーンを行っています。

引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
「UQモバイル」はau回線を利用していますので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。また、auで購入したスマートフォンも、そのまま利用できるのでauユーザーにも最適です。
UQモバイルをビッグローブ光と併用して「セット割」を適用させると、4GB/月のミニミニプランが月額1,265円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル 4GB | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引
*セット割の適用には光電話のオプション契約が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータルの費用は、マンション利用の場合は月額合計9,801円・戸建て利用の場合は月額合計10,901円になり、通信費トータル費用を安く抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。
月額料金をとことん抑えるなら「@TCOMヒカリ」+スマホ「LIBMO」
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
光コラボの「@TCOM(アットティーコム)ヒカリ」とドコモ回線の格安SIM「LIBMO」のセット利用をおすすめします。
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプは月額5,610円、マンションタイプでは月額4,180円です。
@TCOMヒカリも、フレッツ光を使う「光コラボ」です。
5年連続表彰された回線品質
@TCOMヒカリは、通信速度を表彰するRBB SPEED AWARDに5年連続で表彰されました。インターネットの快適な通信に重要なのは、何より通信速度です。
光コラボはどれもフレッツ光と同じ光ファイバーを使っているため、最大通信速度は1Gbpsです。しかし、光コラボで利用するプロバイダによって実際の通信速度は変わります。光コラボであれば速度は一律というわけではありません。
自社計測ではなく、第三者機関により通信速度で高く評価された@TCOMヒカリなら通信速度も期待できます。
新規工事費無料
@TCOMヒカリは、新規工事費が無料です。光コラボで提供されるNTT回線には基本工事費が定められています。しかし、@TCOMヒカリはこれら基本工事費が実質無料です。
新規工事費を請求する光コラボもある中、基本工事費実質無料の特典が用意されているのはありがたいです。
月額料金12ヶ月割引
@TCOMヒカリは、月額料金12ヶ月割引の特典を受けられます。特典のおかげで、月額料金は
- 戸建て:通常5,610円 → 1年目5,170円
- マンション:通常4,180円 → 1年目3,850円
となり非常にお得です。
キャッシュバックキャンペーン
@TCOMヒカリは、キャッシュバックキャンペーを実施しています。

LIBMO セット割引
(出典:LIBMO公式)
@TCOMヒカリは、格安SIMの1つであるLIBMOとのセット割引を提供しています。セットで利用すれば、LIBMOの月額料金が毎月220円割引されます。
LIBMOは、20GBプランが業界トップラスに安い税込1,991円で提供されています。LIBMOは、ドコモ回線を利用しているため、今ドコモのスマホを使っていれば通信に必要なSIMカードを差し替えるだけで簡単に乗り換えられるのが魅力です。
格安SIM「LIBMO」の安価な月額料金が、光回線サービスを@TCOMヒカリにする事でセット割が適用され、通信費のトータル費用を下げるコスパの良い乗り換えになります。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
家族4人で@TCOMヒカリとLIBMOを利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
@TCOMヒカリ | LIBMO 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 760円 | 4人 | 7,220円 |
戸建て | 5,610円 | 760円 | 4人 | 8,650円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用の場合は月額合計7,220円、戸建て利用の場合は月額合計8,650円になり、通信費トータル費用を安く抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。
NTTグループでまとめるなら「ドコモ光」+スマホ「irumo」
(出典:ドコモ光公式)
光コラボの「ドコモ光」に、スマホプランは高品質なドコモ回線の新しく登場した小容量プラン「irumo」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータルの費用を安く抑えられます。
ドコモ光は利用するプロバイダの選択ができますが、おすすめは安価な利用が可能なドコモ自ら提供しているタイプAの「OCN」です。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ドコモ光はお得なキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

irumoのセット割
(出典:ドコモ公式)
「irumo」はドコモプランの一つなので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。また、ドコモで購入したスマートフォンを利用中のユーザーにも最適です。
「irumo」とドコモ光を併用することで「セット割」が適用されて、3GB/月が月額1,067円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータルの費用を計算してみましょう。
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータルの費用は、マンション利用の場合は月額8,668円、戸建て利用の場合は月額9,988円になり、通信費トータル費用を安く抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。
サービスエリア内なら「NURO光」もおすすめ
(出典:NURO公式)
NURO光は提供エリアも限定されていますが、条件が合うなら回線速度とキャッシュバックには魅力があります。
NURO光の月額料金は、3年契約で5200円です。
NURO光の回線の速さや特徴に関しての詳細は、「NURO光のキャッシュバックはお得?他の光回線と料金や特徴を比較」も、是非併せてご覧下さい。

キャッシュバックキャンペーン
NURO光では、現在キャッシュバックキャンペーンが行われています。

NUROモバイルのセット割
(出典:NUROモバイル公式)
NUROモバイルのセット割は、他のセット割とは異なり6ヵ月の限定になっています。
また、既存ユーザーは対象外で、セット割を適用させるには、NURO光の申し込みを済ませて、専用ページからNUROモバイルを申し込む必要があります。
しかし、NUROモバイルの3GBは月額料金が792円と割安に設定されています。
店舗やオフィス等の業務用途なら「サポート」が充実している「フレッツ光」がおすすめ
(出典:フレッツ光申込サイト)
店舗やオフィス・個人事業主・SOHOなど業務用途の利用なら、NTT東西のフレッツ光の契約を行い、プロバイダを別々に契約する「フレッツ光+プロバイダ」の契約がおすすめです。
ビジネス利用でNTT東西と直接付き合えるのは、大きなメリットがあります。
光回線の個人利用では回線の卸提供をプロバイダに行う光コラボをメインとして、業務用途の利用ではNTT東西と直接契約をする方向でメリハリを付けているため、魅力のあるサービスを数多く用意しています。
安心な24時間サポート
フレッツ光は、「フレッツ光 24時間出張修理オプション」が用意されています。店舗・オフィスのインターネット回線は、ビジネスの効率や売上に直結するからこそ、安心して使えるバックアップ体制が重要です。
フレッツ光故障時のサポートは、通常9時から17時までに限定されています。しかし、多くの店舗・オフィスはこれより早い時間帯に始業し、これより遅い時間帯まで営業していることでしょう。フレッツ光 24時間出張修理オプションを使えば、夜間から早朝にかけて生じたトラブルもフレッツ光が対応してくれます。
フレッツ光 24時間出張修理オプションは、契約しているプランに応じ、月額2,200~3,300円で利用できます。初期費用はかかりません。
来店者向けWiFi「ギガらくWi-Fi」
フレッツ光は、来店者向けのWi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi」があります。
フレッツ光を契約し、ギガらくWi-Fiを店内で提供すれば、来店者は無料でWi-Fiインターネットにつなげられます。集客しやすくなったり顧客満足度が高くなったりします。例えば、飲食店で” インスタ映え ”を狙っている場合等は、気軽にシェアできるインターネット環境を整備するのは重要ですよね。
フレッツ光のギガらくWi-Fiは無料のWi-Fiとして有名なため、来店者は安心して使えます。
安価で充実した「ひかり電話」
フレッツ光は「ひかり電話」が充実しています。
通常のひかり電話なら、月額料金550円から利用可能です。店舗やオフィスで1個の電話の場合は、通常のひかり電話を選べるでしょう。
フレッツ光では、さらに「ひかり電話オフィスタイプ」「ひかり電話オフィスA」を用意しています。
ひかり電話オフィスタイプは、法人・事業者向けの光IP電話です。最大32個の電話番号を提供可能で、さらに最大8件の同時発着信にも対応します。電話によるサービス受注やお客様対応を充実させたいオフィスに最適です。
ひかり電話オフィスAは、最大7,000個の電話番号を提供し、最大300件の同時発着信に対応します。
事業規模やニーズに合わせて、様々なひかり電話を選べるのがフレッツ光の強みです。
高額キャッシュバックでお得
フレッツ光の代理店は、個人向けのサービスではキャッシュバックを対象としていないことが多いため、キャッシュバックを受け取れないと思われがち。しかし、フレッツ光の法人契約では、法人や個人事業主向けの高額キャッシュバックが用意されています。個人向けより高額な場合も少なくありません。というのも、法人は引っ越しや乗り換えが比較的少ないからです。
「光コラボじゃないとキャッシュバックがない」と思っていたなら、一度フレッツ光の正規代理店のキャッシュバックをチェックしましょう。想像以上に高額でお得です。


プロバイダのみの契約変更も可能
フレッツ光+プロバイダを別々に契約すれば、プロバイダのみの契約変更が可能です。
プロバイダの通信速度に不満があるなど、利用開始後に変更したい場合にも簡単に契約変更ができます。
契約変更後も光回線のフレッツ光を使う通信環境は変わらず、工事等の必要は無く手続きを行い、プロバイダの設定変更のみで完了します。
プロバイダのみ契約変更の窓口は、複数のプロバイダを取り扱っている代理店が相談しやすく、独自のキャンペーンを行っているのでお得です。

