年末や年度末になると、日本中何処に行っても道路工事が増えていると体感します。
人が出る時に無理矢理やらなくても、普段から少しずつ行えば、こんな渋滞にはならないのに・・・と、愚痴の一つも言いたくなります。
予算消化のための悪しき習慣と言われる事もありますが、事実はともかくとして、実際に多くの人が拘わって動く以上、無計画に時期が来たから行う様では、現実的に働く人は集まりません。年末や年度末で人が多く動く時期だから、ある意味悪目立ちするという側面も考慮する必要があります。
突然そのジャンルの働き手が大きく増加する事は、冷静に考えればあり得ない話で、それを生業としている就業者は、季節や時期によって劇的に変化するとは考えにくく、限られた一定数の人間が、行う場所や工事内容が日々変わる中で向き合っています。
光回線を自宅で利用する場合、基本的に導入工事を避けることが出来ません。
限られた数のプロフェッショナルが、日夜全国の現場で汗を流しています。
一つとして同じ環境では無い中で、経験とノウハウを駆使して、依頼主の声を聞きながら、美観や資産価値まで考慮した上で、光回線の工事は粛々と進められています。
プロが丹精込めて行う仕事には、当然対価が発生します。
この場合、平たく言えば工事費ですが、実際に光回線の工事費がどれくらい掛かるのか?光回線の工事はどんな事を行うのか?気になっている方に、人気の光回線の工事内容や工事費だけで無く、月額支払料金にも踏み込んで、お得な光回線サービスを解説します。
工事をしてでも光回線の利用が最適なのか?
以前は有線ケーブルで接続していたものが、次々に無線に置き換わっています。
ヘッドホンやプリンターなど、有線ケーブルを取り回す事無く利用が出来れば、利便性は大きく向上します。
そもそも、インターネット利用に最も使われる端末のスマートフォンは、無線で利用することが前提になっています。
素朴な疑問として、そんな時代にあって工事をしてでも、光回線の利用が最適なのか?考えて見ましょう。
工事が必要無いインターネット回線は?
通信会社のプラン契約をしたスマートフォンを利用する以外にも、無線でインターネットを利用する手段はあります。
スマートフォンを使用する頻度と時間は自宅が多く、一つの別回線を導入する事で、それを家族で利用出来るようになれば、個々に契約しているスマホプランのギガ消費が減少するため、安価な契約プランに移行して、通信費はトータルで下げる事が可能です。
具体的な無線の回線手段としては、「モバイルWi-Fiルーター」「ホームルーター」があります。
工事不要で簡単に導入する事が出来ます。
モバイルWi-Fiルーター
単身者のインターネット回線手段としては、有効だと言えます。
自宅だけで無く外出先でも利用が出来る為、契約するプラン内容によっては、スマホを通話契約だけにする事も可能になります。
しかし、Wi-Fiの飛ぶ範囲が狭く回線速度も遅いため、家族で利用する回線には向いていません。
ホームルーター
工事不要でコンセントを挿すだけで利用が出来る利便性が有りながら、光回線でWi-Fi環境を構築した時に最も近い条件での利用が可能になります。
しかし、回線速度が光回線に比較して遅く、それは新世代の5Gでも同じです。
光回線の工事が出来ない事情が有るか、引っ越しを控えているユーザーで無ければ、光回線を導入した方が賢明です。
無線方式では、公共のインフラとも言える電波を使用するため、無制限を標榜しているサービスでも、利用の仕方によっては制限が掛かります。
実際の速度の違いは?
サービスを提供している側が発表している速度の数値は、公称値と呼ばれる計算上の理論値でしかありません。
実際に利用しているユーザーが計測した速度は、みんなのネット回線速度で公表されています。
代表的なサービスで、回線ごとの速度の違いを見てみましょう。
Rakuten WiFi Pocketの通信速度 (モバイルWi-Fiルーター)
(出典:楽天モバイル公式)
Rakuten WiFi Pocketの測定結果からの平均値
平均ダウンロード速度: 25.12Mbps
平均アップロード速度: 23.07Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の通信速度 (ホームルーター)
(出典:UQ WiMAX公式)
Speed Wi-Fi HOME 5G L12の測定結果からの平均値
平均ダウンロード速度: 122.8Mbps
平均アップロード速度: 18.05Mbps
フレッツ光ネクストの通信速度 (光回線)
(出典:フレッツ光申し込みサイト)
フレッツ光ネクストの測定結果からの平均値
平均ダウンロード速度: 283.42Mbps
平均アップロード速度: 214.87Mbps
工事をしても光回線の導入が最適
家族で利用しても、全く問題が無い回線速度に加えて、有線だから出来るロスの少ない安定感は光回線だからこそです。
無線を利用した場合、アンテナ基地局からの距離や、周りの環境によってもロスが大きくなり、最大公約数である上記の数値も出るとは限りません。
インターネット利用に有線の光回線導入が多い理由は、それが最も高速で安定していることにあります。
では、具体的な光回線の工事内容を見ていきましょう。
基本的な光回線の工事内容は?
NTT東西が敷設している、最もサービスエリアが広く、多くのマンション集合住宅にも導入されている「フレッツ光」の例で、工事内容を見ていきましょう。
戸建ての光回線の工事内容
戸建ての開通工事を、簡単に説明します。
光回線の戸建て工事費用は、NTT東西の「フレッツ光」とフレッツ光とプロバイダがワンセットになった「光コラボ」では、19,800円ですが、他の光回線では「auひかり」では42,250円・「NURO光」では44,000円です。
工事内容の難易度などによっては、更に費用が掛かる場合もあります。
(出典:NTT東日本 一部改変)
光ファイバーケーブルを、電柱から戸建て建物の外壁まで引き込みます。
その後、屋内へ光ケーブルを通します。
以下の様に、電話線の配線を利用して併用するケースや、エアコンのダクトの隙間等から引き込む事が出来れば、壁に穴を開ける必要はありません。
(出典:NTT東日本)
多くの戸建てでは、電話線配線かエアコンダクトを利用することで、光回線を通すことが出来ます。構造上の問題や位置の問題で困難な場合でも、以下の様にドア・窓や、換気扇等の隙間を利用する方法も有ります。
(出典:NTT東日本)
マンション集合住宅の光回線の工事内容
マンション集合住宅の光回線開通工事を、簡単に説明します。
光回線のマンション集合住宅工事費用は、NTT東西の「フレッツ光」とフレッツ光とプロバイダがワンセットになった「光コラボ」では、16,500円ですが、他の光回線では「auひかり」では33,000円・「NURO光」では44,000円です。
工事内容の難易度などによっては、更に費用が掛かる場合もあります。
(出典:NTT東日本 一部改変)
光回線が共有スペースまで引き込まれているマンションなら、宅内工事を行えば光回線は開通します。
その場合の工事時間も建物の形状や状況によって変化しますが、概ね1時間から2時間程度です。
共有部分からの配分方法には、以下の3通りのケースがあります。
(出典:NTT東日本公式ページ*一部省略しています)
マンション集合住宅で各戸への配線方法は既に存在している事が多く、その場合ユーザーが選択することは出来ません。配線方式は、建物の構造や時代背景によって決まってきます。
工事不要の無派遣工事とは?
先の図を見て頂くと、派遣工事の範囲と無派遣工事の範疇が、戸建てでもマンション集合住宅でも存在しています。
無派遣工事とは、既に光回線を利用する設備が整っている場合では、派遣工事の部分が必要無くなり、実際に工事業者が現場まで出向く事が無く、NTTの局舎内だけで光回線の工事が完了するケースです。
その場合には工事費が安くなり、申込みから利用出来るまでの期間も短くなるメリットが有ります。
具体的な工事費金額としては、ケースバイケースですが数千円の範疇で収まり、通常の工事よりも大幅に安くなります。
注意が必要なのは、無派遣工事が可能なのは、NTT東西の「フレッツ光」と、その回線を利用してサービスを提供する「光コラボ」だけです。
「auひかり」「NURO光」「電力系・ケーブルテレビ系」では、「無派遣工事」で完了する事は無く、通常通りの工事が必要になります。
光コンセントが部屋に設置されている場合では、無派遣工事で光回線が利用出来る確率が高くなります。
(出典:SoftBank公式ページ*一部改変しています)
工事費の分割払いは?
工事費は、分割払で支払えるサービスが殆どです。
工事費が実質無料!といサービスも有ります。
注意が必要なのは、無料で工事を行って貰えるのではなく、分割払で工事費が計上されて、同じ金額の割引きが契約期間中にはあるケースです。
たとえば、3年の分割払になっていれば、完全に工事費が無料になるまでには3年間が掛かります。引っ越しなどの都合によって回線解約の必要が出た場合、工事費残債の一括清算をする必要が有ります。1年で解約した場合には、残りの24回×毎月の工事費=工事費残債 が発生します。
申し込んでから工事完了開通するまでの期間は?
光回線の工事は、内容にもよりますが基本的に1日で完了出来る内容です。
しかし、申込みをしてから工事が行われるまでには時間が必要で、回線によって期間は変わってきます。
3月、4月の春先や9月、10月の秋口頃、引っ越しシーズンで人が動く時期では、限られた人員で工事を行う為、開通までの期間が長くなる可能性があります。
全国展開している、主な光回線の開通までの期間を見てみましょう。
auひかり
「auひかり」では、マンション集合住宅で概ね2週間から1ヵ月程度・戸建てでは概ね1ヵ月から2ヵ月程度が、工事完了までに必要な期間です。
NURO光
「NURO光」では、マンション集合住宅タイプで、1ヵ月から4ヵ月程度・一戸建てで1ヵ月から3ヵ月程度が、工事完了までの目安です。
地域によっては、NURO光では掛かる時間が更に伸びるケースがあります。
福岡県、佐賀県、岐阜県、北海道エリアは、その時の工事状況によって変わりますが、概ね1~2カ月程度を上記にプラスする必要があります。
また、通常は1日で完了する光回線の工事ですが、「NURO光」は、「宅内工事」「屋内工事」が別の日程で行われるケースが多くなっていて、その場合では合計2日間の工事立ち会いが必要になります。。
フレッツ光
「フレッツ光」では、概ね2週間から1ヵ月程度と、他の回線と比較して、概ね回線工事期間が短くなっています。
短い理由は色々有りますが、最も大きい理由として、NTTグループは実際に作業を行う工事業者との付き合いが古く、仕事量がコンスタントに多い事もあり、多くの動ける人間を確保している事が挙げられます。
光コラボって何?
ここまでにも、フレッツ光とプロバイダをセットにした「光コラボ」と解説してきましたが、光コラボについて、もう少し詳しくご説明します。
インターネット利用には、回線とプロバイダが必要です。
(出典:NTT東日本)
この図では回線がフレッツ光になっていますが、光回線だけでなく全ての回線で、インターネット利用には、プロバイダが必要です。
たとえば先述の、楽天モバイルのモバイルルーターRakuten WiFi Pockeでは、回線を楽天モバイル+プロバイダを楽天モバイル という形態でインターネットを利用しています。
契約先が楽天モバイルだけなので意識しませんが、フレッツ光では同じ回線でも、300を超えるプロバイダを別契約で利用する事が出来ます。
出典:NTT西日本*一部改変
2014年頃までは、この形態でしか利用出来なかったのですが、2015年頃からはNTT東西から回線の卸を受けたプロバイダが、ワンセットにしてサービスを提供する「光コラボ」が個人契約の主流になっています。
出典:NTT西日本*一部改変
「光コラボ」を扱う事業者は、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が有ります。
一見するとNTTグループのライバルにしか見えない、ソフトバンクが運営する「ソフトバンク光」や楽天が運営する「楽天ひかり」も、フレッツ光を利用する「光コラボ」のサービスの一つです。
それでは、光コラボを含めた全国展開している光回線の中から、人気のサービスをピックアップして、工事費や月額料金を見てみましょう。
人気光回線の工事費用や月額料金を一挙紹介
ごく一部の例外を除き同じ回線であっても、一戸建てとマンション集合住宅では月額料金が異なります。
マンション集合住宅の工事費用や月額料金
マンション 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
ソフトバンク光 | 月額4,180円 工事費26,400円 乗換は実質無料 |
25,000円 | SoftBank Y!mobile |
2年 | 4,180円 |
@TCOMヒカリ | 月額4,180円 工事費16,500円 → 実質無料 |
33,000円 月額割引をCB 換算3,960円 |
au LIBMO UQ mobile |
2年 | 2,200円 |
楽天ひかり | 月額4,180円 工事費16,500円 |
– | 無し | 3年 | 4,180円 |
ASAHIネット光 | 月額4,235円 工事費16,500円 → 実質無料 |
月額割引をCB 換算14,500円 |
au | 1年 | 4,488円 |
@nifty光 | 月額4,378円 工事費16,500円 |
22,000円 月額割引をCB 換算19,800円 |
au UQ mobile |
3年 | 3,630円 |
ビッグローブ光 | 月額4,378円 工事費16,500円 → 実質無料 |
20,000円 | au UQ mobile |
3年 | 3,360円 |
ドコモ光 | 月額4,620円 工事費16,500円 → 実質無料 |
20,000円 | docomo | 2年 | 4,180円 |
So-net光プラス | 月額4,928円 工事費26,400円 → 実質無料 |
50,000円 | au UQ mobile |
2年 | 3,480円 |
NURO 光 | 月額5,200円 工事費44,000円 → 実質無料 |
45,000円 | SoftBank | 3年 | 3,850円 +撤去費 |
auひかり | 月額4,180円 工事費33,000円 → 実質無料 |
40,000円 | au UQ mobile |
3年 | 2,730円 +撤去費 |
フレッツ光 | 月額3,575円~ +プロバイダ料 工事費16,500円 |
東日本 35,000円 西日本 45,000円 (業務用途が適用) |
セット割無し | 2年 | 東:1,650円 西:2,200円 |
一戸建ての工事費用や月額料金
戸建て 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
ソフトバンク光 | 月額5,720円 工事費26,400円 → 乗換は実質無料 |
25,000円 | SoftBank Y!mobile |
2年 | 5,720円 |
@TCOMヒカリ | 月額5,610円 工事費19,800円 → 実質無料 |
35,000円 月額割引をCB 換算5,280円 |
au LIBMO UQ mobile |
2年 | 3,300円 |
楽天ひかり | 月額5,280円 工事費19,800円 |
– | 無し | 3年 | 5,280円 |
ASAHIネット光 | 月額5,698円 工事費19,800円 → 実質無料 |
月額割引をCB 換算14,500円 |
au | 1年 | 5,698円 |
ビッグローブ光 | 月額5,478円 工事費19,800円 → 実質無料 |
20,000円 | au UQ mobile |
3年 | 4,230円 |
@nifty光 | 月額5,720円 工事費19,800円 |
22,000円 月額割引をCB 換算23,760円 |
au UQ mobile |
3年 | 4,840円 |
ドコモ光 | 月額5,940円 工事費19,800円 → 実質無料 |
20,000円 | docomo | 2年 | 5,500円 |
So-net光プラス | 月額6,138円 工事費26,400円 → 実質無料 |
50,000円 | au UQ mobile |
2年 | 4,580円 |
NURO 光 | 月額5,200円 工事費44,000円 → 実質無料 |
45,000円 | SoftBank | 3年 | 3,850円 +撤去費 |
auひかり | 月額5,610円 工事費42,250円 → 実質無料 |
40,000円 | au UQ mobile |
3年 | 4,730円 +撤去費 |
フレッツ光 | 月額4,730円~ +プロバイダ料工事費19,800円 |
東日本 35,000円 西日本 45,000円 (業務用途が適用) |
セット割無し | 2年 | 東:4,950円 西:4,400円 |
光回線を選ぶポイント
一部のサービスだけ並べても、結構なボリュームになります。
この中から、最適な光回線を選択するポイントを整理します。
個人契約で「フレッツ光+プロバイダ」はメリットが無い
表の一番下にある「フレッツ光」は、月額費用が安いので目が行きますが、別途プロバイダを契約する必要が有ります。
「フレッツ光+プロバイダ ソフトバンク」と、光コラボの「ソフトバンク光」を比較した場合、どちらも光回線にはフレッツ光を利用して、プロバイダにソフトバンクを利用しますので、契約形態が異なるだけで中身は同じです。
しかし、支払う料金は変わってきます。
@nifty光 | ビッグローブ光 | ソフトバンク光 | @TCOMヒカリ | ||
光コラボ | マンション 月額 | 4,378円 | 4,378円 | 4,180円 | 4,180円 |
フレッツ光+プロバイダ | プロバイダ料金 | 1,100円 | 1,100円 | 1,320円 | 1,320円 |
東日本マンション月額計 | 4,455円 | 4,455円 | 4,675円 | 4,675円 | |
西日本マンション月額計 | 4,235円 | 4,235円 | 4,455円 | 4,455円 |
同じ回線クオリティを利用しても、「光コラボ」の方が支払料金は安くなります。
たとえば、「フレッツ光(光回線)+@TCOM(プロバイダ契約)」で、東日本エリアでマンションにお住まいの場合には月額4,675円になりますが、「@TCOMヒカリ(光コラボ契約)」では月額4,180円になります。
現在個人契約の主流は「光コラボ」で、販売する正規代理店でもこちらに力を入れているため、月額料金が安い事に加えて、特典キャッシュバックも光コラボのみに展開しているケースが多くなっています。(ちなみに、法人契約については逆の現象が起きています)
個人で「フレッツ光+プロバイダ」を契約する理由は、基本的にありません。
スマホを含めたトータルで安い「セット割」
月額料金が安い方が、家計に優しいのは間違いありません。
しかし、光回線を選ぶポイントとしては、単純に光回線の月額料金だけでは無く、スマホの料金まで含めた通信費全体を抑える方策を取る方が、より家計に優しいと言えます。
自宅に光回線が入れば、スマホプランは小容量に変更
自宅に光回線を導入したら、最もスマホを利用する自宅では、Wi-Fi環境を使ってインターネット利用するため、通信会社の回線利用は外出時だけに限られます。
特にキャリアで無制限・大容量プランを契約中のスマホは、光回線開通後も継続するメリットの有る方は、殆ど居ません。
月に利用するデータ量は3GB程度までが多い
2022年1月27日に株式会社MM総研は、最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」を公表しています。
(出典:MM総研)
このグラフは、通信会社の回線利用で、月のデータ消費量のユーザー数を表したものです。
左側の小容量利用者が、一目見て多い事が解ります。
「1GB」31.5%・「2GB」10.7%・「3GB」16.5%の数値は、3GBまでの利用者がスマホユーザーの6割近くになっていて、75.4%のユーザーは累計「7GB」までに収まっています。
単純に平均をとれば8.95GBになりますが、数値の中央値は3GBである事を考えれば、多くの利用者は、3GB程度のプランでOKという事になります。
小容量の通信費は「格安SIM」が安く、セット割を適用させればもっと安くなる
キャリアは無制限・大容量プラン以外に、小容量プランも設定していますが、割高です。
家族割り等の割引きを考慮しても、3GBで月に4,000円から5,000円程度です。
小容量プランの利用なら、キャリアプランに変更するのではなく、格安SIMに乗り換えれば、大幅に通信料が下がります。
一例として、TOKAIコミュニケーションズが運営している「LIBMO」の月額料金を見てみましょう。
(出典:LIBMO公式)
3GBでは1,000円を切る価格で利用出来るため、家族で乗り換えれば、差額分で光回線の月額料金が捻出出来るだけでなく、通信費の総支払額も節約することが可能になります。
光コラボにある数多いサービスの中から、好みのスマホ回線を組み合わせて、毎月のスマホ料金が割引される「セット割」が適用されれば、さらに通信費を下げることが出来ます。
通信費を下げる「セット割」を最大限に活用出来る、オススメの光回線を見ていきましょう。
通信費を下げるオススメの組み合わせ「LIBMO」+「@TCOMヒカリ」
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
@TCOM(アットティーコム)ヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
「@TCOMヒカリ」は、auの「スマートバリュー」、UQモバイルの「自宅セット割」も適用されますが、最も安価に利用出来るのはドコモ回線の格安SIM「LIBMO」です。
LIBMOのセット割
(出典:LIBMO公式)
格安SIM「LIBMO」の月額料金と、「セット割」適用後の実質金額は、以下になります。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
@TCOMヒカリとLIBMOの組み合わせで、スマホ1台で月額220円の割引き、最大家族5人で1,100円が毎月割り引き適用されます。
マンションタイプの場合なら760円+4,180円=4,940円が、トータルの通信費になります。
キャッシュバック特典
お得なキャンペーンも展開してます。キャンペーン特典詳細は、以下をご覧下さい。
12ヵ月の間、月額料金割引
契約から12ヵ月間は、月額料金が割り引かれるキャンペーンを行っています。
工事費無料
光回線の導入には工事が必要で、実際に技術者や工事業者が動く為、工事費が必要です。
@TCOMヒカリの場合、最大19,800円の工事費が掛かりますが、今なら工事費が無料になるキャンペーンを行っています。
法人・店舗・事務所にはフレッツ光が最適
(出典:フレッツ光申し込みサイト)
光回線の個人契約なら光コラボですが、法人・店舗・事務所で利用する光回線なら、フレッツ光回線の契約が最適です。
NTTと直接契約する事で、法人や事業所には不可欠な電話について、ワンセットで契約出来る他、ニーズに応じたNTTの豊富なノウハウを活用出来ます。
フレッツ光を契約する事で、プロバイダを別途契約する必要がありますが、法人の発展や事業内容の変化に応じて、その時々にニーズにマッチしたプロバイダに契約を変更出来るのは、大きなメリットになります。
他にも色々なメリットが有ります。
固定IPの利用
フレッツ光の法人契約では、「固定IPアドレス」が利用出来ます。(*固定IPのサービスが利用できるプロバイダの契約が必要)
多くの法人契約が出来るプロバイダで、固定IPのサービスを提供しています。
(OCN光・GMOとくとくBB・ASAHIネット・インターリンクなど)
(出典:インターリンク公式)
VPNの利用
VPN(Virtual Private Network)とは、仮想の専用回線構築の事です。
専用線は多大な費用が掛かりますが、VPNを利用する事で安価に専用線に近いセキュリティを構築出来て、テレワーク・リモートワーク時の安全確保や、クラウドコンピューティングの安全な運用に最適です。
経費として計上し易い
フレッツ光は法人契約の場合、請求書での支払いが可能になります。
24時間サポートが受けられる
フレッツ光の法人契約では、24時間サポートが受けられるオプションサービスが有ります。
同時接続機器の台数
フレッツ光の個人契約では、端末の接続台数は10台までが推奨されています。
法人契約のオプション契約(NTT東日本ではフレッツ光ネクスト プライオ1やフレッツ光ネクスト プライオ10・NTT西日本ではフレッツ光ネクスト ビジネスタイプ)なら、同時接続台数に制限が無く利用出来る様になります。
キャッシュバック特典
フレッツ光の法人契約なら、オンライン代理店でキャッシュバック特典が受け取れます。
詳細は以下をご覧下さい。