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光回線はめんどくさい?開通までの流れと工事事例を解説

光回線

1639年(寛永16年)から1854年(嘉永7年)にかけて、200年以上も日本は鎖国状態にありました。

 

諸説有りますが、当時の為政者(江戸幕府)にとってキリスト教の考え方の浸透は、都合が悪いということが大きかったと考えられています。

 

現代の先進国で、他国との交流関係を断つ鎖国は、現実的には難しいです。しかし、2019年の年末にロシア政府は、国内のインターネットを海外から遮断する実験を完了したことを発表しています。

 

2022年3月7日に海外メディアが報じたのは、3月11日にロシアがインターネットを遮断する旨でした。

 

2022年2月22日、トンガのシャオシ・ソヴァレニ首相が、オーストラリアのテレビ局ABCの取材で、「インターネットに再び接続できてとてもうれしい」と語りました。

 

1月15日に発生した、大規模な噴火によって損傷していた海底ケーブルが、5週間ぶりに普及した時の、トンガ国民を代弁する喜びの声です。

 

被災後は人工衛星と無線で繋ぐ低速回線のみだったため、断片的で不鮮明だった映像が、鮮明な画像でトンガの現状を世界中で共有出来るようになり、殆ど途絶えていた友人や家族との連絡も再開することが出来ました。

 

普段は何気なく利用しているインターネットですが、日々の生活に欠かせないインフラになっています。

 

無線を使ったインターネットの利用は手軽で便利ですが、回線品質や速度・安定感に至るまで、有線ケーブルを使った「光回線」には及びません。

 

しかも、コスト面においても「光回線」の方が大きなメリットが有ります。

 

「魅力やメリットが有るのは解っても、回線導入工事もあるし、めんどくさい!」と、躊躇している方に是非お伝えしたい。「そんなこと、ないですよ!」

 

光回線が開通するまでの流れを、回線工事の事例も含めて解説いたします。

 

めんどくさい以上のメリットがあるから、光回線導入ユーザーが増えています

スマートフォンの利用が多くなるのに併せるように、光回線の契約者は毎年増加しています。

 

総務省が発表している2021年11月の契約者数は、4,350万を超えています。

 

我が国のブロードバンドサービス契約数
(推定値)
[千契約]
2004年 9月 17,661
10月 17,999
11月 18,337
2005年 5月 20,232
11月 22,073
2006年 5月 23,903
11月 25,486
2007年 5月 26,911
11月 28,098
2008年 5月 29,126
11月 29,977
2009年 5月 30,704
11月 31,513
2010年 5月 33,135
11月 33,876
2011年 5月 34,324
11月 34,775
2012年 5月 35,061
11月 35,268
2013年 5月 35,423
11月 35,715
2014年 5月 36,112
11月 36,481
2015年 5月 37,089
11月 37,533
2016年 5月 38,097
11月 38,662
2017年 5月 38,897
11月 39,199
2018年 5月 39,399
11月 39,893
2019年 5月 40,434
11月 40,906
2020年 5月 41,341
11月 42,200
2021年 5月 42,924
11月 43,536

 

(出典:総務省情報通信統計データベースより抜粋)

 

多くのユーザーが、面倒くさいと思われる回線工事を行い、自宅ではWi-Fi接続をして、外出時にのみ携帯電話会社の回線を利用するスタイルを選択しているのには、明快な理由があります。

 

光回線ならデータ通信容量の制限が無く、使いたい時に使いたいだけ利用出来る自由があり、大容量のコンテンツが増える昨今の事情にもマッチしています。

 

通信スピードや安定感も、現在考えられる最も優れた環境を実現出来るのは光回線です。

 

光回線を導入する事で、自宅のスマートフォン利用はWi-Fi接続で行うため、通信会社の回線を利用するのは外出時だけに限られます。

 

多くのユーザーは月に3GB程度の容量で収まるため、安価な小容量プラン・オンライン専用プラン・格安SIMに乗り換える事が可能になり、家族でキャリアの無制限・大容量プランに支払っていた差額で、光回線の月額費用は捻出が可能になり、トータルの通信費としては下げる事が可能になります。

 

たとえば、SoftBank回線をそのまま使う「LINEMO」では、月額990円で3GBの容量が利用出来ます。格安SIMとは異なり、回線品質はキャリア回線のSoftBankをそのまま利用しますが、大幅に価格が安くなります。

 

 

(出典:LINEMO公式)

 

auがオンライン専用プランとしてリリースしている「povo」は、インターネットを利用する時にだけトッピングと呼ばれるオプションを追加するスタイルで、3GB(1ヵ月の期限)の費用が990円です。

 

格安SIMを利用すれば、更に安くなります。

 

一例として、全国のドコモショップで契約が出来るドコモのエコノミーMVNOという位置づけの格安SIM「LIBMO」では、3GBのプランを月額980円で提供しています。家族3人で利用しても、合計2,940円程度でスマートフォンが維持出来ます。

 

 

 

(出典:LIBMO公式)

 

 

 

光回線を知る

光ガラス繊維で出来ている、光ファイバーケーブルを使った通信回線で、従来の銅線と比較して、より多くのデータを、距離による毀損が無いまま、やりとりが可能な最も速い通信回線です。基本的に利用量の制約が無く、自由に無制限に利用する事が出来ます。

 

光回線の敷設には莫大な資本はもちろんですが、回線を張り巡らせるのには、電柱が必要になります。そのため、実際に光ファイバーケーブルの敷設は、NTT(電話線の電柱)・各地の電力会社(電線の電柱)・各地のケーブルテレビ(有線の電柱)で大半を占めています。

 

数多く有ると思われる光回線サービスですが、実際の回線はNTT東西の「フレッツ光」・KDDIの「auひかり」・ソニーネットワークコミュニケーションズの「NURO光」が全国展開を行っていて、それ以外は地元エリア限定になります。

 

光回線利用には工事が必要

光回線を利用するのには、基本的に工事が必要になります。

 

具体的な工事内容を見ていきましょう。

 

戸建てとマンション集合住宅では、工事内容が異なります。NTT東日本の例で話を進めますが、どの回線も基本は同じです。

 

戸建て建物の工事内容

 

(出典:NTT東日本

 

光ファイバーケーブルを、電柱から戸建て建物の外壁まで引き込んで、屋内へケーブルを通します。

 

電話線の配線を利用して併用するケースや、エアコンのダクトの隙間等から引き込む事が出来れば、壁に穴を開ける必要はありません。他に手段が無い場合は、壁に1cm程度の穴を空けて引き込みます。

 

工事に必要な時間は、特に途中で問題が起きない限り1時間から2時間程度です

 

マンション集合住宅の工事内容

 

(出典:NTT東日本

 

マンション集合住宅の場合は、建物の共有スペースまで光回線が入っている場合と、これから引き込むケースでは大幅に工事内容と時間が異なります。

 

光回線が建物に入っていない場合は、近くまで来ている光回線を電柱から建物に引き込み、共用スペースの回線終端装置に接続します。

 

建物の状況や電柱からの距離等で作業時間は変わりますが、概ね2時間から3時間程度かかります。

 

光回線が引き込まれているマンションなら、宅内工事を行えば光回線は開通します。

 

その場合の工事時間も建物の形状や状況によって変化しますが、概ね1時間から2時間程度です。

 

開通するまでの期間

回線業者によって変わりますが、申し込んでから実際に回線工事を行い、光回線が開通するまでの期間は、概ね1ヵ月程度になるケースが多くなっています。

 

3月・4月の春先や9月10月の秋口頃、引っ越しシーズンで人が動く時期には、開通までの時間が大幅に伸びる可能性があります。

 

具体的な回線別の開通工事詳細を見てみましょう。

 

auひかり

「auひかり」の申し込んでから開通するまでの目安は、マンション集合住宅で概ね2週間から1ヵ月程度・戸建てでは概ね1ヵ月から2ヵ月程度です。

 

NURO光

「NURO光」の開通期間の目安としては、マンション集合住宅タイプで、1ヵ月から4ヵ月程度・一戸建てで1ヵ月から3ヵ月程度が掛かります。

 

エリアによっては、更に時間が掛かるケースも有ります。福岡県、佐賀県、岐阜県、北海道エリアは工事状況によって、さらに1~2カ月程度はプラスする必要が有ります。

 

「auひかり」「フレッツ光」の回線工事は1回で完了しますが、「NURO光」は、「宅内工事」「屋内工事」が別の日程で行われます。

 

どちらも立ち会いが必要で手間が掛かり、スケジュールの調整をすれば、さらに開通までの期間が延びる事になります。

 

フレッツ光

「フレッツ光」は、概ね申込みから開通するまでの期間としては2週間から1ヵ月程度で、他の回線と比較して短い傾向にあります。

 

 

 

回線提供エリアに入っている必要があります

光回線は、提供エリアになっていなければ、利用する事は出来ません。

 

個別の回線を見ていきましょう。

 

auひかり

 

KDDIが全国展開している「auひかり」ホームタイプの提供エリアは、携帯電話回線のauとは異なり、限られたエリアでしか展開していません。

 

「auひかり」は、提供している具体的なエリアとして、以下の地域でのみ利用できます。

 

【北海道エリア】 北海道

【東北エリア】 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島

【関東エリア】 東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木

【信越エリア】 新潟、長野

【中部エリア】 山梨

【北陸エリア】 石川、富山、福井

【中国エリア】 鳥取、岡山、島根、広島、山口

【四国エリア】 香川、徳島、愛媛、高知

【九州エリア】 福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島

 

人口が比較的多い、大阪を含む関西エリアと名古屋を含む東海エリアは、提供エリアになっていません。

 

auひかり提供状況の確認

 

無効のリンク

 

を利用して、住所から導入可能か調べることが出来ます。

 

NURO光

 

(出典:NURO公式

 

NURO光は、以下の地域でのみ利用できます。

 

【北海道エリア】 北海道

【関東エリア】 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県

【東海エリア】 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県

【関西エリア】 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県

【中国エリア】 広島県、岡山県

【九州エリア】 福岡県、佐賀県

 

エリア内に居住地があっても、必ずしも利用出来るとは限りません。光回線は、住まいのすぐ近くまで、実際にNURO光の回線が来ている必要が有ります。

 

NURO光公式サイト 提供状況の確認

 

フレッツ光

日本で最も広いエリアでサービスを提供しているのは、NTTが敷設した「フレッツ光」です。

 

NTT西日本エリア

富山県 / 石川県 / 福井県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県

 

NTT東日本エリア

北海道 / 青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 東京都 / 埼玉県 / 千葉県 / 神奈川県 / 山梨県 / 新潟県 / 長野県

 

 

 

工事が出来ないケースもあります

戸建ての場合は、回線が近所まで来ていれば大半は問題ありません。建物の構造上の問題で回線を引き込む事が出来なかったり、通常とは別の工事が必要だったりするケースはあります。

 

購入物件なら自分の意思だけで良いですが、賃貸物件の場合は大家さんの許可が必要になります。

 

マンション集合住宅の場合は、共有スペースまで既に光回線が引き込まれているなら、その回線利用に支障はありません。

 

しかし、光回線が何も引き込まれていなかったり、既に引いてある回線以外を利用希望だったりする場合は、自宅だけの工事では光回線を開通することが出来ません。

 

その場合は、建物の共有スペース内まで、光ファイバーケーブルを近くの電柱から引き込む事が必要になります。

 

工事を行う為には、賃貸物件なら大家さん・購入物件なら管理会社の許可と住民の同意が必要になってきます。時間や手間も掛かり簡単には出来ませんが、同意と許可が取れれば工事をする事は可能です。

 

しかし、建物に構造上の問題(たとえば共有スペースに、回線設備機器を置く場所が無いケースや、配管をする事が出来ない為に光ケーブルを引き込む事が出来ない等)が有る場合は、回線工事を行う事は現実的に困難です。

 

さらに、共有スペースから各戸への配線工事も必要になり、こちらも大規模な工事になるため、必ず同意と許可を取らなくてはいけません。また、建物の構造上の問題で配線が出来ないケースもあります。

 

 

 

工事や立ち会いが不要になる場合もあります

住宅内に既に光ファイバーケーブルが引き込まれていて、室内には光コンセントが設置されている場合は、工事や立ち会いも不要で光回線が開通するケースが有ります。

 

 

(出典:SoftBank公式ページ*一部改変しています)

 

光コンセントが有る場合でも、導入されている回線以外のサービスは利用出来ません。どの回線が利用出来る様になっているか?は、管理会社やオーナー・不動産会社にお問い合わせください。

 

 

 

光回線はフレッツ光が最適

 

(出典:フレッツ光申込サイト)

 

光回線でインターネットを利用するなら、日本に光回線を普及させた、世界トップクラスの技術力を持つNTT東西が運営する、「フレッツ光」回線が最適です。

 

光回線のシェア

ICT市場専門のリサーチ会社、株式会社MM総研の2021年3月発表のデータによれば、全国的に広く普及しているのは、NTTグループ(NTT東日本+NTT西日本)の2256.4万件であり、そのシェアは半数を大きく超える7割弱に達しています。

 

 

(出典:MM総研

 

圧倒的なシェアを誇るNTTの「フレッツ光」は、日本で最も多くのエリアで利用が出来て、数多くのマンション集合住宅に既に引き込まれています。

 

既に設置されている光コンセントの数も圧倒的に多いため、工事や立ち会い不要で開通するケースも多くなります。

 

開通までの期間が短い

他の回線と比較して、「フレッツ光」の回線工事期間は短くなっています。

 

その理由の一つは、NTTグループは実際に作業を行う工事業者との付き合いが古く、多くを確保している事が挙げられます。

 

もう一つの理由としては、「NURO光」では全部・「auひかり」でも多くの部分で、NTTが敷設した「フレッツ光」のダークファイバー(NTT東西が利用していない部分のこと)を利用している事にあります。

 

社内調整がスムーズに行く事に加えて、営利を追求する企業体として自社サービスを優先する事が出来る、光回線工事のスケジュール管理における主導権を、NTT側が持っている事にあります。

 

フレッツ光の契約形態は2つ

「フレッツ光」を利用する形態は、2通り有ります。

 

「フレッツ光」回線を利用するのには、別途に接続業者プロバイダとの契約が必要です。

 

回線利用費はNTT東日本・西日本に支払い、接続料をプロバイダへ支払う事が一般的でした。ユーザーにとっては、「フレッツ光」+「プロバイダ」と2箇所で契約を結んで、月額料金も別々に支払う必要があり、トラブルが発生した時や、要望を伝えたくても窓口が二箇所あるのは、ユーザーにとってデメリットが大きく、ワンストップで契約支払いが出来るシステムを望む声が大きくなってきました。

 

 

出典:NTT西日本*一部改変

 

光回線をユーザーとの直接契約を結ぶシェアが、巨大企業NTTの独占状態になれば、競争原理が働かなくなり、普及が加速しないと考えた国の意向もあって、NTT東西は、フレッツ光回線の卸業務への移行へ、大幅な方向転換をします。

 

NTTは光回線の卸事業へ注力して、卸し提供を受けたプロバイダを中心とした事業者が、プロバイダ機能と回線をワンセットにしたサービスを提供する「光コラボ」が、2015年2月から開始されました。

 

 

出典:NTT西日本*一部改変

 

現在個人の契約は「光コラボ」・法人の契約は「フレッツ光+プロバイダ」が主流になっています。

 

「光コラボ」を扱う事業者は、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が有ります。

「フレッツ光」が利用出来るエリアの戸建て・マンション集合住宅では、当然「光コラボ」が利用出来ます。

 

光コラボレーション | BBN
NTTフレッツ光の品質はNTT回線そのままに、価格を安くご利用するなら光コラボレーションが断然おトクです!

 

数多くある「光コラボ」を、何処で何を契約すれば良いのか?解説します。

 

光コラボは何処で契約する?

光コラボは、街中に数多く有る携帯電話ショップで、自社系列の光コラボを販売しています。家電量販店には、大型店舗だとワンコーナー設けて光コラボを販売している事も有ります。

 

公式ページや代理店もオンラインで販売しています。

 

開通までの流れ

事前準備

事前に利用したい回線のエリア確認をしておくと、スムーズに進行します。

 

光回線の機器や光コンセントを何処に設置するか?決めておきます。基本的に設置するのは一箇所で、後で場所を移動するためには再度工事が必要になります。

 

光回線を引き込む大元の場所になり、Wi-Fi接続を利用するにしてもパソコンを利用するにしても、利用頻度を考えた上で場所を検討してください。

 

一般的に設置場所として多いのは、リビングルーム・仕事部屋・寝室などです。

 

申込み

店頭かオンラインサイトで申込みを行います。

 

契約する方の、名前・生年月日・連絡先電話番号とメールアドレス・支払いに使うクレジットカード(もしくは銀行口座)を伝える必要があります。

 

光コンセントの設置が既に確認出来る方は、この時点で相談してください。

 

工事日の決定

回線サービスを行う会社から、申込み完了の確認と共に、工事日の問い合わせが入ります。電話が掛かってくる場合とメールで連絡が入る場合があります。

 

立ち会いが必要な工事では、ご自身のご都合と工事可能日を擦り合わせて、工事日の予約を行ってください。

 

書類と宅内機器

工事日の決定と前後して、契約内容の書面とサービス案内の書面が届きます。宅内機器は、事前に発送されてくるケースと、工事日に持ち込まれるケースがあります。

 

工事

光回線を事前に決めておいた場所まで、引き込み工事を行います。工事には立ち会いが必要です。

 

設定

工事完了後に接続設定を行ってください。届いている説明書通りに行えば、決して難しくありません。

 

光回線を使ってスマートフォンを利用するためには、Wi-Fiルーターと設定が必要になります。Wi-Fiルーターは、自分で用意するケースと、レンタル出来るケースやプレゼントされるケースも有ります。

 

光コラボの販売構図

光コラボの販売構図は、簡単に説明すると以下のようになります。

 

NTT東西      -フレッツ回線を卸し提供

光コラボ提供回線業者-ユーザーの窓口として契約・回線運用

正規代理店          -新規顧客獲得営業

 

「光コラボ」のサービスは、NTTの「フレッツ光」回線を使ったサービスですが、NTT東西では販売をしていません。

 

光コラボ提供回線業者は、自身のHP等で申込みを行っているケースも有りますが、新規顧客獲得にはコストが掛かり効率も悪いため、回線運用と契約者への対応に特化する事が増えています。

 

「光コラボ」を販売しているメインは、正規代理店です。

 

携帯ショップの窓口や、大型家電量販店に設けている窓口も、実際の回線業者が行っているわけではなく、別資本の代理店が請け負っています。

 

オンラインで契約窓口を設けているのも、別資本の正規代理店です。

 

「光コラボ」は、「回線業者HP」「ショップ窓口」「オンライン代理店」など、何処で契約を行っても、サービス内容や月額料金・サポートに有利不利は一切ありません。

 

実際の回線利用は同じでも、契約時の特典・キャッシュバックは、契約するところで異なってきます。

 

キャッシュバックの仕組み

契約ユーザーに支払われるキャッシュバックは、NTT東西や回線業者が支払っているわけではありません。キャッシュバックは、正規代理店が得る手数料を原資として出ています。

 

ショップや窓口の運営には、家賃・人件費・光熱費・広告宣伝費等の経費が多く掛かります。そのため、キャッシュバックに回せる原資の確保が困難で、ユーザーに大きなメリットを提示する事は難しい事情があります。

 

それに対して、オンライン契約に特化した正規代理店は、経費を徹底的に切り詰めて原資を確保し、ユーザーに対して大きなメリットを提示する事が可能になります。

 

多くの新規契約者をコンスタントに獲得してくれる正規代理店には、より高額な販売手数料が支払われる様になり、もっと大きなメリットを提示出来るようになります。

 

顧客から見て魅力あるキャッシュバックを提示出来る正規代理店には、益々新規顧客が集まり、好循環が生まれます。

 

光コラボ契約は正規代理店のオンライン契約がお得!

 

(出典:光コラボ申込サイト)

 

光コラボを契約するなら、オンラインに特化した正規代理店がお得です。公式の特典に加えて、正規代理店独自の特典も受け取ることが出来ます。

 

光コラボ選びは通信費トータルで考える

契約時のお得も大切ですが、契約してからの通信費トータルも大切です。

 

通信費トータルの中で、スマートフォンの利用料金は大きなウェイトを占める方も多いと思います。

 

光回線を導入したら、キャリアの大容量・無制限プランに加入している方は、外出時だけの容量(多くの方は月に3GB程度です)のプランに変更・乗り換える方が合理的です。

 

その上で、光回線との「セット割」が効けば、長期間に渡って通信費トータルを削減することが可能になります。

 

そんな、両取りが出来る「光コラボ」をご紹介します。

 

光コラボは「セット割」とキャンペーン充実の「@TCOMヒカリ」がオススメ!

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)

 

「セット割」が適用される光回線で、最もオススメするのは@TCOMヒカリです。

 

auの「スマートバリュー」、UQモバイルの「自宅セット割」、格安SIMであるLIBMO(リブモ)の「LIBMO×光セット割」など、複数のスマホキャリアとのセット割ができます。

 

@TCOMヒカリは自社データセンターを保有し、自社光ファイバーケーブルを運用するなど、単にプロバイダとしてだけで無く、豊富な技術力が有り人気があります。

 

@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。

 

数ある自宅セット割回線の中から@TCOMヒカリをオススメするのは、キャッシュバックを利用して、自宅セット割に加えてトータルの通信費を節約出来るからです。

 

 

(出典:UQ mobile 公式)

 

 

マンションタイプでは、光回線を導入してスマートフォンを維持しても、月額合計費用は6,150円~で収まります。

 

@TCOMヒカリがお得な理由

工事費無料

光回線の導入には工事が必要で、実際に技術者や工事業者が動く為、工事費が掛かります。@TCOMヒカリの場合、最大19,800円の工事費が掛かりますが、工事費が無料になるキャンペーンを行っています。

 

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キャッシュバック

新規契約だけのオプション無しで、キャッシュバックが受けられるキャンペーンを行っています。Wi-Fiが使える無線Wi-Fiルーターを選ぶ事も出来ます。

 

@T COM(アットティーコム)ヒカリ 最大50,000円キャッシュバック
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月額料金12ヵ月割引

契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。戸建てタイプで5,610円が12ヵ月間は5,170円になり、マンション集合住宅タイプでは、4,180円が12ヵ月間は3,850円になります。

 

auをスマートフォンでご利用中ならお得

現在auのスマートフォンをお使いなら、auスマートバリューが利用出来ます。1台あたり毎月最大1,100円の割引きが受けられ、年間では13,200円もお得になります。家族で利用していれば、大きなメリットになります。

 

格安SIM「LIBMO」がお得

 

(出典:LIBMO公式)

 

データ容量 データ+音声通話+SMS データ+音声通話+SMS
+10分かけ放題
@T COMヒカリ
月額割引額
3GBプラン 980円(税抜891円) 1,750円(税抜1,591円) 220円(税抜200円)/月割引
8GBプラン 1,518円(税抜1,380円) 2,453円(税抜2,230円) 220円(税抜200円)/月割引
20GBプラン 1,991円(税抜1,810円) 2,926円(税抜2,660円) 220円(税抜200円)/月割引
30GBプラン 2,728円(税抜2,480円) 3,663円(税抜3,330円) 220円(税抜200円)/月割引

 

UQ mobileのプランでは、3GBでちょっと足らないユーザーは次の15GBしか有りませんが、LIBMOでは8GBプランが有ります。

 

外出時に動画視聴などを利用する方は、UQ mobileでは25GBプランが自宅セット割で2,970円になりますが、LIBMOの30GBプランは割引き後2,508円になり、通信費が節約出来ます。

 

今使っているのがau回線プランのユーザーは、LIBMOに乗り換える事で、更に大きな通信費の節約が可能になります。

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