自分の生活スタイルや収入が変わっても、毎月変わらず出ていく支出があります。
サブスクや新聞代などは、必要に応じて解約する事が簡単に出来ますが、ローンの支払いなど、自己都合では変えられない支払もあります。
生命保険に加入する人は多く、最新の調査「生命保険に関する全国実態調査 速報版」では、世帯加入率は89.8%と9割に迫る加入率になっています。
月々の支払額は人によってバラバラですが、割合で最も多いのは、月額1万円から2万円程度で、年間にすると20万円程度ですが、平均値では高額支払者が加算されて38万円程度になります。
仮に年間20万円としても、生命保険は長期間支払が継続するので、40年間とすれば、総額800万円を支払うサービスという事になります。
この金額は、多くの人にとって住まいを購入する金額の次に、高額な買い物だと言えます。
これほど高額な買い物ならば、丁寧に時間を掛けてリサーチや比較を行い、慎重に吟味を重ねた上で熟考し、最終的な判断をするのが本来の姿だと思いますが、「知り合いに勧められた」「なんとなく勧誘を受けたので」など、比較的安易に契約をしているユーザーが多いという実態があります。
そういう意味では、光回線の契約も生命保険に近い契約実態があります。
「馴染みの携帯ショップで勧められた」「訪問営業の話を聞いて導入した」など、比較的安易に導入する事が多いですが、生命保険ほどではないにせよ、光回線は長期利用者の割合が多く、仮に月額6,000円程度の料金を20年間支払えば、総支払額は150万円近くになります。
どちらにも共通するのは、内容が解りにくく複雑で、簡単に比較検討が出来ず、支払期間が長期間に渡るということです。
光回線を解りやすく説明しながら、人気のサービスをピックアップして、安い価格順にランキングを付けると共に、僅かな差が長期的には大きな金額差になる、通信費全体の支払まで踏み込んで解説します。
一戸建てでの光回線基礎知識
光回線は無線と異なり、有線の光ファイバーケーブルを使用するので、実際に光回線へユーザーが接続して利用する形態です。自宅の近所まで光回線が来ているのが前提条件であり、個々に家の中まで光回線を引き込む事(回線導入工事)が必要です。
そのため、市町村単位で対象エリアになっていても、利用出来る場所と、出来ない場所が発生します。
各光回線サービスでは、自宅住所から利用の可否を調べることが出来ます。
サービス対象になっていれば、その光回線は利用出来ることになります。
実際に敷設されている光回線は?
大型家電店に行けば、色々なカラーの法被(はっぴ)を着たスタッフが待っていますし、多くのノボリが目を惹く事の多い光回線ですが、実際に敷設されている種類は、実のところそれほど多くは有りません。
光ファイバーケーブルで幅広いエリアをカバーするためには、既存のインフラである電柱や地下スペースを利用が出来る(または持っている)事が、光回線を敷設が出来る大きな条件になります。もちろん、大きな資本も必要です。
条件を満たして事業として光回線を敷設できる企業は限られ、NTT(電話線の電柱)・各地の電力会社(電線の電柱)・各地のケーブルテレビ(有線の電柱)に概ねは集約されています。
ICT市場専門のリサーチ会社、株式会社MM総研が2021年9月に発表しているデータでは、NTTグループ(NTT東日本+NTT西日本)が2303.4万件と、他を大きく引き離して大きなシェアを占めています。
(出典:MM総研)
次のKDDIは「auひかり」を展開していて、その次のオプテージは関西電力系の企業が、「eo光」を行い、ソニーネットワークコミュニケーションズは、「NURO光」を展開しています。
他のケーブルテレビ系や電力系は、その他に含まれています。
インターネットの利用にはプロバイダが必要
プロバイダは「インターネット・サービス・プロバイダー」を省略した呼び方で、ISPとも呼ばれています。
(出典:NTT東日本)
光回線だけに限らず、インターネットを利用するのには、プロバイダの存在が不可欠です。
たとえば、ドコモ契約のスマホでインターネット利用する場合、回線がドコモでプロバイダもドコモという形態で、インターネットを使っています。
実際の契約は支払がドコモで一本化されているため、ドコモを使っているという認識だけで、プロバイダは具体的に出てはきませんが、実際には利用しています。
光回線のインターネットサービスも、支払が複数に分かれない一本化されたサービスが、現在では主流になっています。
代表的な光回線
代表的な光回線サービスを、具体的に見ていきましょう。
全国幅広いエリアで展開しているサービスと、限られたエリアでのみ利用出来るサービスがあります。
NTT東日本・西日本
NTT東西は「フレッツ光」を敷設して運営しています。
フレッツ光を利用する形態としては、プロバイダを別契約して、回線のNTT東西と2箇所に支払をする方法と、一本化された「光コラボ」での契約があります。
フレッツ光はサービス開始以来、「フレッツ光+プロバイダ」で、インターネットを利用するスタイルしかありませんでした。
(出典:NTT西日本*一部改変)
2つの契約先と問い合わせ先・支払い先が存在していても、ユーザーにはメリットがありません。
先に説明したスマホ契約の様に、回線を持つ企業がプロバイダを兼ねれば、大きなシェアを持つNTTが独占状態になり、競争が促進されない事を懸念した、国の意向が強く働いています。
一本化を望むユーザーの声に応える形で、回線事業者に一本化するのではなく、NTTがプロバイダに光回線を卸し提供して、プロバイダで一本化する形態が2015年頃から始まりました。
(出典:NTT西日本*一部改変)
これが光コラボレーションで、略して「光コラボ」と呼ばれています。
巷に数多く有るように感じる光回線ですが、その多くは「光コラボ」だということです。
フレッツ光が利用可能なエリアは日本最大で、日本中の多くの戸建てで利用が可能になっており、当然「光コラボ」サービスも利用出来ます。
NTT西日本エリア
富山県 / 石川県 / 福井県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県
NTT東日本エリア
北海道 / 青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 東京都 / 埼玉県 / 千葉県 / 神奈川県 / 山梨県 / 新潟県 / 長野県
同じプロバイダを利用しても、「光コラボ」の方が合理的な契約と支払い、問い合わせ先の一本化が出来るだけで無く、月額料金も安くなるため、個人契約は「光コラボ」の利用が最適です。
NURO光
ソニーネットワークコミュニケーションズが、光回線を独自に運営していますが、実際の利用回線は、NTT東西のフレッツ光回線の中で、利用していない部分のダークファイバーを利用しています。
NTTとは異なる「G-PON」という技術を用いる事で、一般的なNTTの回線の2倍の速度である下り速度2Gbpsに標準対応しています。
NURO光のウィークポイントは、提供されているエリアが限られている事です。
(出典:NURO公式)
NURO光は、以下の地域でのみ利用できます。
【北海道エリア】 北海道
【関東エリア】 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
【東海エリア】 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
【関西エリア】 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
【中国エリア】 広島県、岡山県
【九州エリア】 福岡県、佐賀県
auひかり
自社で敷設した光ファイバーケーブルは極めて少なく、大半のエリアでNURO光と同じように、フレッツ光のダークファイバーを利用しています。
auは全国展開をしていますので意外ですが、「auひかり」の提供エリアは限られています。
提供している具体的なエリアは、以下の通りです。
【北海道エリア】 北海道
【東北エリア】 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島
【関東エリア】 東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木
【信越エリア】 新潟、長野
【中部エリア】 山梨
【北陸エリア】 石川、富山、福井
【中国エリア】 鳥取、岡山、島根、広島、山口
【四国エリア】 香川、徳島、愛媛、高知
【九州エリア】 福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島
コミュファ光
中部電力系の中部テレコミュニケーション株式会社(ctc)が運営している、東海地方を中心にサービスを展開する電力系光回線です。
対応エリアは、愛知県・静岡県・岐阜県・三重県・長野県ですが、全域では無く限られた地域でのみ対応しています。
eo光
関西電力系の、株式会社オプテージが提供している光回線です。
関西エリアを中心にサービスを展開していて、大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・和歌山県・滋賀県・福井県が対応エリアです。
ピカラ光
四国電力のグループである、株式会社STNetが運営しています。
対応エリアは、徳島県・香川県・愛媛県・高知県の四国限定です。
MEGA EGG
中国地方を中心にした電力系で、株式会社エネルギア・コミュニケーションズが運営しています。
対応エリアは、広島県、山口県、岡山県、島根県、鳥取県です。
BBIQ
九州電力系の光回線で、株式会社QTnetが運営を行っています。
対応エリアは、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県です。
auひかりちゅら
沖縄県限定でービスを提供しているKDDI系列の光回線です。
ケーブルテレビ系
ケーブルテレビの提供エリアは、電力系よりも更に狭い範囲になっています。
ケーブルテレビのサービスを行っている会社が、インターネット回線を提供しています。
一戸建て住宅の光回線月額料金ランキング表
光回線サービスは、戸建てで利用するサービスの月額料金と、マンション集合住宅で利用する月額料金は、異なっている事が一般的です。
一戸建ての月額料金に絞って、人気サービスの価格を見ていきましょう。
月額料金ランキング
月額料金だけを比較して、安い順番に並べてみます。
戸建て 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
GMO光アクセス | 月額4,818円 工事費19,800円 → 実質無料 |
5,500円 | 無し | 2年 | 無し |
Excite MEC光 Ipv6接続 |
月額4,950円 工事費19,800円 → 実質無料 |
月額割引をCB換算 6,264円 |
無し | 無し | 無し |
NURO 光 | 月額5,200円 | 45,000円 | SoftBank | 2年 | 3,850円 |
工事費44,000円 | +撤去費 | ||||
→ 実質無料 | |||||
楽天ひかり | 月額5,280円 | なし
(乗換は24,000円割引) |
無し | 3年 | 5,280円 |
DTi光 | 月額5,280円 工事費19,800円 |
20,000円 | au | 無し | 無し |
DTI SIM | |||||
ビッグローブ光 | 月額5,478円 | 20,000円 | au | 3年 | 4,230円 |
工事費19,800円 | UQ mobile | ||||
→ 実質無料 | |||||
@TCOMヒカリ | 月額5,610円 | 35,000円 | au | 2年 | 2,200円 |
工事費19,800円 | 月額割引をCB換算 | LIBMO | |||
→ 実質無料 | 5,280円 | UQ mobile | |||
auひかり | 月額5,610円 | 40,000円 | au | 3年 | 2,730円 |
工事費41,250円 | UQ mobile | +撤去費 | |||
→ 実質無料 | |||||
ASAHIネット光 | 月額5,698円 | 月額割引をCB換算 14,500円 |
au | 1年 | 5,698円 |
工事費19,800円 → 実質無料 |
|||||
ドコモ光タイプA | 月額5,720円 | 現在公式HPは | docomo | 2年 | 5,500円 |
工事費19,800円 | dポイントを | ||||
→ 実質無料 | 20,000ポイント | ||||
ソフトバンク光 | 月額5,720円 | 25,000円 | SoftBank | 2年 | 5,720円 |
工事費26,400円 | Y!mobile | ||||
(乗換は実質無料) | |||||
@nifty光 | 月額5,720円 | 22,000円 | au | 3年 | 4,840円 |
工事費19,800円 | 月額割引をCB換算 | UQ mobile | |||
23,740円 | |||||
ドコモ光タイプB | 月額5,940円 | 現在公式HPは | docomo | 2年 | 5,500円 |
工事費19,800円 | dポイントを | ||||
→ 実質無料 | 20,000ポイント | ||||
So-net光プラス | 月額6,138円 | 50,000円 | au | 3年 | 4,580円 |
工事費26,400円 | UQ mobile | ||||
→ 実質無料 |
月額料金ランキング1位 GMO光アクセス光
月額料金ランキング1位は、4,818円のGMO光アクセスです。
GMO光アクセスは、「フレッツ光」を利用した「光コラボ」です。
企業概要
GMOインターネット株式会社が運営しています。2005年に東証1部に上場しています。
大企業であるだけでなく、源流は1991年に創業した株式会社ボイスメディアで、パソコン通信のアクセス拠点を設置して、本格的にインターネットが普及し始めた1995年にはインターキュー株式会社に商号変更を行い、インターネットプロバイダ事業に参入しています。
特徴
「シンプルに安い」を標榜していて、期間縛りを設けていないため、違約金が掛からずに解約する事が出来ます。ただし、本来は2年契約縛りが有り、契約縛り無しは、特定ページからの申込み限定特典になっています。
月額料金ランキング2位 excite MEC光
月額料金ランキング2位は、4,950円のExcite MEC光です。
Excite MEC光は、「フレッツ光」を利用した「光コラボ」です。
企業概要
エキサイト株式会社が運営しています。1997年にアメリカのエキサイト社日本法人として設立されました。
その後は親会社が買収されましたが、その親会社が経営破綻したため、2002年に伊藤忠商事の子会社になっており、現在ではXTech HPの完全子会社になっています。
ポータルサイトの、exciteをご存じの方も多いかと思います。Googleと提携して、独自の検索エンジンを開発し一定の評価を得ていましたが、2002年には検索部門から撤退しています。
特徴
同社では、「excite MEC光」の他に「excite 光」も運営しています。
月額料金は「excite 光」の方が安く、一戸建てでは4,796円に設定されていて、「excite MEC光」より若干安くなっていますが、「IPv6 IPoE」が利用出来ないサービスを、これから導入する光回線の選択としてはオススメしません。IPv6は新世代の通信方式で、理論上は従来の10倍の速度が出ます。
エキサイトを利用するなら、IPv6の利用が出来る「excite MEC光」の導入が最適です。
もう一つ「BB.excite光Fit」というサービスが有りますが、通信量による従量課金制になっています。200GB以下の利用なら、月額料金が安くなる可能性が有ります。こちらも、光回線が持つ本来の大きなメリットである、無制限に自由に利用出来る事が犠牲になるため、オススメしません。
違約金が無いだけでなく、現在新規加入者に向けたキャンペーンでは、標準工事費も無料になっています。他社ではこの工事費が、形を変えた「縛り」になっている事も多く、契約期間の違約金が発生しなくても、工事費の残債は解約時に精算する必要が有ります。
「excite MEC光」は、この縛りさえ無くすだけでなく、最大12ヵ月495円の月額料金割引きを行うキャンペーンも行っています。
月額料金ランキング3位 NURO光
月額料金ランキング3位は、5,200円のNURO光です。
NURO光は、NTT東西が敷設した光ファイバーケーブルを利用していますが、ダークファイバーと呼ばれる、NTTが利用していない回線を利用していて、「フレッツ光」とは、全く別の扱いになっています。
そのため、光コラボではありません。
日本で展開する多くのサービス提供業者は、「GE-PON」という技術を使うのに対し、NURO光は「G-PON」を採用しています。
現在の光回線の主流スピードは、「GE-PON」を使う1Gbpsですが、「G-PON」を採用するNURO光では、普及タイプのNURO光G2Vでも、理論上は2倍である2Gbpsの速度が出ます。
上記の速さは理論上の公称値であり、実際にその速度が出る事はありませんが、提供エリアの対象になっていて、速い速度をお望みのユーザーにはオススメです。
月額料金だけ見ても本当の通信料金は計れない
月額料金だけを見て、最も安い回線サービスを選択するのは簡単ですが、他にも検証が必要な要素があります。それは、割引きやキャッシュバック特典の金額です。
光回線の利用期間
光回線の利用には工事が必要になるため、同じサービスを長期間利用する傾向がハッキリしています。
キャッシュバック等の実質割引き金額は、支払費用の負担を軽減させますが、長期間のスパンで考える必要が有ります。
令和2年6月に発表された、総務省による電気通信市場の分析結果を見ると、10年以上継続して、同じ光回線サービスを利用しているユーザーが33.2%と、最も大きな数字になっています。
(出典:総務省)
上位3つのサービスを、割引金額を算入して長期スパンで計算してみましょう。
月額料金 | 1年 | 2年 | 3年 | 5年 | 10年 | |
GMO光アクセス | 4,818円 | 52,316円 | 110,132円 | 167,948円 | 283,580円 | 572,660円 |
Excite MEC光 | 4,950円 | 53,136円 | 112,536円 | 171,936円 | 290,736円 | 587,736円 |
NURO光 | 5,200円 | 17,400円 | 79,800円 | 142,200円 | 267,000円 | 579,000円 |
ランキング3位のNURO光ですが、5年程度まではキャッシュバックが高額のため、支払総額は最も安くなります。
このように割引金額まで考慮すれば、支払金額が大きく変わってくる事が解ります。
しかし、この一覧表には出てきていない割引きがあります。
スマートフォンの通信料と、それにまつわる「セット割」です。
光回線が有れば、スマホプランは小容量で充分
自宅に光回線が有ればWi-Fi環境が出来て、スマホで契約している通信プランの回線は利用しません。
通信会社の回線利用は外出時だけの限定になり、無制限・大容量プランの契約は不要の場合が殆どです。
2022年1月27日に株式会社MM総研は最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」を公表しています。
(出典:MM総研)
グラフを見ても明らかですが、左側の小容量にユーザーが集中している事が、一目で解ります。
3GB以下のユーザーが大半で、8割弱のユーザーが月に7GB程度あれば大丈夫です。
グラフの右側の大量消費しているユーザーは、自宅に光回線などのWi-Fi環境が無いと推察出来ます。
小容量ではキャリアプランにメリットは無い
毎月必要な費用として支払うスマホ代は、固定支出のウェイトが高く、光回線と合わせて通信費として認識する事が合理的です。
ここで「セット割」の適用される、光回線とスマホを組み合わせれば、実質の支払料金から割引が受けられます。
光回線と同じかそれ以上に長期間に渡って、スマホ代は影響を及ぼします。
「セット割」は、キャリア各社で積極的に行われていますが、元々の価格が高すぎてメリットが有りません。
ドコモ ギガライトプラン
・ステップ1 ~1GB 月額3,465円 (セット割 無し)
・ステップ2 ~3GB 月額4,565円 (セット割 550円)
・ステップ3 ~5GB 月額5,665円 (セット割 1,100円)
・ステップ4 ~7GB 月額6,765円 (セット割 1,100円)
au ピタットプラン
・~1GB 月額3,278円 (セット割 無し)
・1GB超~4GB 月額4,928円 (セット割 550円)
・4GB超~7GB 月額6,578円 (セット割 550円)
SoftBank ミニフィットプラン+
・~1GB 月額3,278円 (セット割 1,100円)
・~2GB 月額4,378円 (セット割 1,100円)
・~3GB 月額5,478円 (セット割 1,100円)
小容量プランは格安SIMのセット割
小容量プランの利用には、格安SIMが最適です。
たとえば、3GBの月額料金を見た場合、「LIBMO」では980円で提供されています。
キャリアのセット割が適用された価格を、どちらも大幅に下回っています。
更に、光回線と組み合わせる事によって、両者とも月額220円の割引きが受けられます。
家族4人で利用した場合、月に880円の割引きが加わると計算が出来て、10年スパンで考えれば、105,600円の割引きが受けられる事になります。
この金額を加味して10年スパンで計算した場合、対象回線の「@TCOMヒカリ」は、トップ3の金額よりも安くなります。
豊富な特典とセット割の「@TCOMヒカリ」が実質安い
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
@TCOM(アットティーコム)ヒカリでは、ドコモ回線の格安SIMであるLIBMO(リブモ)の「LIBMO×光セット割」だけでなく、UQモバイルの「自宅セット割」も対象です。
LIBMOのセット割
(出典:LIBMO公式)
格安SIM「LIBMO」の月額料金と「セット割」は以下になります。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
1回線220円の割引きは、最大家族5人まで適用されます。
たとえば、3GBプラン980円が、@TCOMヒカリと「セット割」を適用することで、月額760円になり、一戸建ての場合では、760円+5,610円=6,370円 がトータルの通信費になります。
UQモバイルのセット割
(出典:UQモバイル公式)
上質なキャリア回線が、格安SIM並の月額料金で利用する事が出来ます。