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最低利用期間なしのインターネットはどこ?回線種類ごとに紹介

WiFi

かつて携帯電話・スマホの契約は、簡単に他社には乗り換えができない様にする、契約の「2年縛り」が存在していました。

 

この制度は契約期間が2年間で、その期間は他社への乗り換えはできません。契約期間中に乗り換えれば違約金が発生しますよ!・・・という単純なものではなく、2年後に訪れる違約金が発生しない解約月の経過後は、再び同様の契約期間がスタートするものでした。

 

たとえば、3年後に契約期間の2年は既にとっくに経過したから、乗り換えに支障は無いだろうと解約乗り換えを申し出ると、違約金が発生することが初めて解り、契約者に乗り換えを思い留まらせる効果を発揮していました。

 

スマホプランの契約では法改定があり、現在では基本的に2年縛りなどの契約期間の設定や伴う違約金については無くなっています。

 

しかし、インターネット回線については、この契約期間と違約金の制度が残っています。

「自由にいつでもインターネット回線は乗り換えられる環境にしておきたい」「インターネットを利用したい時期や期間が限定される」ニーズをお持ちなら、現在のスマホプラン同様に契約期間の存在しないインターネット回線が最適です。

 

インターネット回線には、無線を使う「モバイルルーター」「ホームルーター」と、有線の光ファイバーケーブルを使う「光回線」があります。

最低利用期間が無いインターネット回線は何があるのか?回線の種類ごとにご紹介します。

 

 

最低利用期間なし・月額基本料なしのインターネット回線はあるのか?

インターネット回線の利用には、契約期間が設定されているケースが多いだけでなく、利用している期間中は毎月利用の如何に関わらず月額料金が発生します。

 

しかし、「期間限定のイベント期間中だけ、インターネット回線を利用したい」「長期出張中だけインターネット回線を利用したい」などのニーズで、期間が限定される中でインターネットを利用したい場合は、無線タイプのWi-Fiルーターをレンタルする手段もありますが、料金は割高な設定になっているため、頻度が多い場合にコスパは良くありません。

 

かと言って、一般的なWi-Fiルーターを契約すれば、利用していない月でも同様の月額料金が発生して、これもコスパは良くありません。

 

「最低利用期間が無い」だけでなく、「月額料金も発生しない」も発生しないインターネット回線があればベストですが、そんな都合の良いサービスは残念ながらありません。

 

しかし、自分で構築する事は可能です。

ポイントになるキーワードは、「SIMフリールーター」+「プリペイドSIM」です。

 

「SIMフリールーター」+「プリペイドSIM」のインターネット回線

 

 

「SIMフリールーター」と「プリペイドSIM」について、ご説明しましょう。

 

SIMフリールーター

インターネットを利用するためには、Wi-Fi環境を構築する必要があります。

 

インターネットのWi-Fi基地局として手軽に利用できるのは、「スマートフォン」「モバイルルーター」「ホームルーター」の3つです。

スマートフォンはテザリング機能が搭載されている機種では、Wi-Fi基地局として利用する事ができますが、本来の利用方法とは異なるので今回は割愛します。

 

これらは携帯ショップで販売されている契約が必要な物以外に、家電量販店やAmazonなどのインターネット通販モールなどで、SIMフリーとして販売されている物があります。

 

このSIMフリールーターはプラン契約をする必要が無く、本体だけを購入する事ができます。

特定の通信会社に限定されるのではなく、幅広い通信会社の周波数帯(電波)に対応しているため、利用する通信会社を選ばないのもSIMフリールーターの特徴です。

(全ての電波利用を保証しているのでは無いので、利用については自己責任になります)

 

当然ですが、この機器単体ではWi-Fiを飛ばす事はできても、インターネット回線を利用する事はできません。

 

インターネット回線を利用するためには、契約情報が入力されているSIMと呼ばれるチップを入手してWi-Fiルーター本体に差し込む事によって、初めてインターネット回線の利用が可能になります。

 

SIMチップは一般的に通信会社でデータ通信のプラン契約を行って入手しますが、利用期間中は全く使わなくても月額料金が発生してしまいます。

 

データ料を先払いして、月額料金が発生しないのが「プリペイドSIM」です。

 

プリペイドSIM

プリペイドSIMは月額基本料金が無く、利用するデータ量に応じて先払いして入手するSIMです。

 

購入するSIMによって有効期限は異なり、利用日の有効期限があるタイプや、開通手続きをしてからの期間が定まっているなど様々なタイプが存在しています。

 

データ量を使い切ったら新たなプリペイドSIMを購入して、利用しない期間中は基本料も発生しません。

 

「SIMフリールーター」に「プリペイドSIM」を組みあわせる事によって、「最低利用期間が無い」だけでなく、「月額料金も発生しない」も発生しないインターネット回線が構築できます。

 

この組み合わせのインターネット回線は契約を交わさないので、身分証明が必要無く銀行口座やクレジットカードも必要としません。

そのため、誰でも利用する事ができます。

 

通信会社との契約無しでインターネットを利用する方法の詳細は、以下も是非ご覧下さい。

 

ワイファイを契約なしで利用する方法とは?簡単で具体的な手順を解説
契約なしでワイファイを利用する手段として、真っ先に思い浮かぶのは店舗や人の集まる場所に設置されているフリーWi-Fiです。 しかし、決められている限られた範囲でしか利用はできず、利用できる時間も限定されている事が多く、回線状態も良いものばか...

 

 

総評

「SIMフリールーター」+「プリペイドSIM」の組み合わせによるインターネット回線は、契約の必要が無く、最低利用期間も無ければ月額料金も発生しません。

 

しかし、以下のデメリットがあります。

 

コスパが良くない

プリペイドSIMは本来訪日外国人向けに提供されているので、長期間の利用は想定されていません。

そのため、日本人が利用するには割高になる事は否めません。

 

日本人が利用するなら、「povo」を契約する方がコスパは良くなります。

povoは月額基本料が無く、利用する時だけトッピングと呼ばれるチャージを行いますので無駄がありません。

 

たとえば、24時間データ使い放題のトッピングが1回330円です。

 

【公式】povo2.0|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン
ゼロから、君のやりかたで。基本料0円から始めるpovo2.0。au回線のスマホプランだから速度もエリアも品質も安定!eSIM対応、期間縛りなし、事務手数料なし、データ使い放題もトッピングが選べて、5Gにも対応!乗り換えにおススメ!

 

 

ただ、povoには最低利用期間はありませんが、180日間継続して利用が無い場合には解約されるルールがあります。

 

自己責任

「SIMフリールーター」+「プリペイドSIM」の組み合わせは、自由に選択できる反面、不都合が生じて利用できなくても自己責任になります。

 

SIMフリールーターとプリペイドSIMの相性や電波の適合性に問題があり、仮に購入したのに利用ができない事態になっても、問題や疑問をぶつけられる場所がありません。

これは、povoを利用する場合も同様です。

 

入手したSIMのAPと呼ばれるアクセスポイントを、Wi-Fiルーターに設定する必要があるなど、一定の知識も必要になります。

 

特別な事情が無ければ積極的にオススメしません

一般的に安易に利用できるのは、やはり機器とSIMがセットになってサービスが提供されているタイプです。

 

また、無線利用のインターネット回線だけでなく、光回線でも最低利用期間なしのサービスがあります。

「モバイルルーター」「ホームルーター」「光回線」で、該当するサービスをピックアップしていきますので、順番に見ていきましょう。

 

 

最低利用期間なしのモバイルWi-Fiルーター

Wi-Fiを利用するのに、最も簡単導入が可能な手段が「モバイルルーター」です。

 

モバイルルーターはコンパクトな設計になっているものが多く、自宅で利用するだけでは無く、持ち運んで外出先でも自分だけのWi-Fi基地局として利用出来ます。

 

携帯電話会社の回線を利用するよりも、割安に利用出来る他、パソコンやタブレットの接続も可能です。

 

最適利用期間が無く、契約期間の縛りも無いモバイルルーターのサービスを、具体的に見ていきましょう。

 

楽天ワイファイポケット

 

 

(出典:楽天モバイル公式

 

容量と月額料金

無制限 3,278円 (従量制で20GB以下の利用時には料金が安くなります)

 

スマホと同じ、楽天モバイルのプラン「最強プラン」は、3GBまでの利用なら月額1,078円・20GBまでなら2,178円・それ以上は無制限に利用しても3,278円の、従量制プランです。

 

本体料金

7,980円(本体購入と同時に回線申込みで1円)

 

楽天モバイルのモバイルルーターは、最低利用期間も違約金もありません。

本体価格も回線契約と同時に申し込めば、端末本体価格が7,979円割引きされて、1円で利用する事ができるので解約時の負担もありません。

 

ただし、この1円購入できる条件は初めて購入する時にだけ有効で、2台目や過去に利用した経験があるユーザーには適用されません。

 

 

縛りなしWiFi

 

 

(出典:縛りなしWiFi

 

容量と月額料金

「縛りなしWiFi」には、契約期間も違約金もありません。

 

10GBから90GBの容量プランを選べます。

無制限に利用できるプランはありません。

 

利用量に応じたプランで、月額料が変わります。

現在はキャンペーン中で、5ヵ月目までの月額料金が安くなります。

 

10GB30GB60GB90GB
1ヵ月~5ヵ月目1,980円2,800円3,480円3,940円
6ヵ月目以降2,178円3,278円4,103円4,818円

 

 

本体料金

無料(端末が無料でレンタルされます)

 

解約時には返却する必要があります。

利用中に破損や水漏れなどのトラブルが発生している場合は、19,800円を支払う必要があります。(通常利用でのトラブルで支払いを回避出来る、月額580円の保証オプションがあります)

 

縛り無しとは言っても、日割りではなく最初の1ヵ月分は支払います。

長期出張など短期間だけ回線を確保したい場合にも、「縛りなしWiFi」はメリットが有ります。

端末の種類は選べませんが、別途端末代の請求は無いので、解約時に返却すれば終了です。支払残もありません。

 

 

総評

工事も不要で気軽に利用出来るインターネット回線として、モバイルルーターを利用すれば、スマートフォンのプランを最小に出来て、通信量の節約に繋がります。

 

最低利用期間なしのモバイルルーターを選べば、いつでも自由に乗り換えが可能で、問題があると感じたり、より料金などでメリットのあるサービスを見つけたりすれば、費用負担無く乗り換えができます。

 

最低利用期間が無く、端末料金も「実質」無料になっているサービスもありますが、端末代金を分割払にして毎月の支払金額と同額を割り引いて実質無料になっている場合は、全額支払いを完了するまでの途中解約は、残債の支払いが発生するので注意が必要です。

 

モバイルルーターは、家族の主回線として利用するのには問題が有ります。

一人が持ち出すと、残された家族は当然利用が出来ません。

単身世帯のユーザーでも、容量利用制限に掛かる事も考えられ、主回線としての使い勝手には疑問があります。

 

使う場所によって、電波が入りにくかったり、時間帯等によって速度の低下や不安定が発生したりすることに加えて、有線接続が出来ない上に、利用出来る端末機器などにも制約が有ります。

 

 

最低利用期間なしの据え置き型無線ホームルーター

インターネットの使い方は、恒久的に同じでは無く、やりたいことを自由に出来る事が魅力の一つです。動画鑑賞を家族がそれぞれすれば、あっという間に利用量は増えます。

 

家庭に設置する据え置き型無線ホームルーターは、光回線が利用出来ない環境にあるユーザーにとっては、最適な選択肢です。モバイルWi-Fiルーターと比較して、通信速度が安定して、家族で利用することも問題無く、接続出来る端末機器の制約も大幅に緩和されて、LANケーブルによる有線接続も可能です。

 

工事不要で簡単に導入出来ることからホームルーターのニーズは増えていて、現在は通信キャリア4社からサービスが提供されています。

 

どのホームルーターも、最低利用期間や違約金は設けられていません。

 

ドコモ home 5G HR02

 

 

(出典:GMOとくとくBB ドコモ home5G

 

〇月額料金 4,950円

〇本体価格 71,280円 (月々サポートで毎月分1,980円割代金分を36回割引で実質無料)

 

上記キャンペーンサイトにて「home 5G プラン」の新規契約と「HR02」のご購入でamazonギフト券18,000円分がプレゼントされます。

 

Speed Wi-Fi HOME 5G L13

 

 

(出典:UQWiMAX公式

 

〇月額料金 1年目(13ヵ月)4,268円 2年目以降4,950円

〇本体価格 19,800円(月々550円×36回)*クレジットカードで通信料支払の場合

 

通常の月額料金で利用できる周波数帯(電波)は、auやUQモバイルで使われる物と異なる事から、利用できるエリアがKDDIのメインで提供しているものとは異なっていて、電波が入りにくいエリアが存在しています。

 

これを解消するためには、別途月額1,100円のプラスエリアモードのオプション契約を行って、幅広いエリアで利用できるauのメイン回線を利用する事になり、月間データ容量も無制限ではなく上限30GBに制限されます。

 

キャッシュバックキャンペーン(最大17,820円)は行われていますが、UQモバイルかauのスマートフォンプランと組みあわせる必要があり、支払方法などにも制限があるためキャッシュバックの利用は限定的になり、お得を享受するには少々使いにくいと言えます。

 

SoftBank Airターミナル5

 

(出典:ソフトバンクエアー公式

 

〇月額料金 1年目3,278円 2年目以降5,368円

〇本体価格 71,280円 (月々割で毎月分1,980円割代金分を36回割引で実質無料)

 

「SoftBank Air ハッピープライスキャンペーン」が行われていて、1年間お得な料金で利用できます。

 

60歳以上の方は更にお得で、「60歳以上向け!SoftBank Air 割引サポート」では2年間の間は月額3,080円で利用が可能になっています。

 

ソフトバンクエアーは、街にあるソフトバンクショップでも契約が出来ますが、オンライン代理店での契約の方が、キャッシュバックキャンペーンの分だけお得になりオススメです。

 

ソフトバンクエアーキャッシュバック 最大35,000円を現金還元
当サイトよりSoftBank Air(ソフトバンクエアー)をお申し込みいただくと最大35,000円キャッシュバック!さらにソフトバンク公式の乗り換えキャンペーンや月額料金割引キャンペーンとも併用可能♪お得にソフトバンクエアーを始めるならぜひ当サイトまで!

 

 

公式のキャンペーンや特典は、オンライン代理店でも同じ様に適用され、契約してからの月額料金やサービス内容なども含めて全く同じで、一切の不利益や差違はありません。

 

 

Rakuten Turbo5G

 

(出典:楽天モバイ公式

 

〇月額料金 1年目1,980円 2年目以降4,840円

 

〇本体価格 41,580円 (24回払いで月額1,732円・楽天カード支払限定で48回払いも可能になり月額866円 *初回請求分のみ24回は1,744円・48回は878円)

 

現在は、1年間月額料金が割引きになるキャンペーンを行っています。

楽天モバイルのホームルーターでは、キャッシュバックキャンペーンは現在行われていません。

 

スマートフォンやモバイルルーターで利用する「Rakuten最強プラン」と、このホームルーターの「Rakuten Turbo5G」では利用できる電波も異なり、楽天のホームルーターではスマホやモバイルルーターで利用ができるau回線は使えず、利用できるのは楽天回線のみになっています。

 

これは、自宅で楽天回線が利用できないユーザー(楽天回線の電波が受信できない)は、基本的にRakuten Turbo5Gを利用する事ができないという事になります。

 

総評

4社のサービスは全て最低利用期間を設けていないため、気軽に導入する事が出来ます。

導入工事も不要のため、急を要するニーズや回線エリアや建物の問題で光回線導入が困難な場合、据え置き型無線ホームルーターは最適な選択になります。

 

ホームルーターの注意点は?

4社とも提供されているホームルーターに契約期間の「縛り」はありませんが、分割払で機器の購入をした場合には、解約時に存在する残債は返済する必要が有り、形を変えた契約期間の「縛り」とも言えます。

 

最もお得なホームルーターは?

それぞれのサービスを2年間利用した場合の、キャッシュバックも含めて支払金額をシミュレーションしたのが、以下の一覧表です。

 

ドコモ home 5GHOME 5G L13ソフトバンクエアー楽天モバイル
Rakuten Turbo
基本月額 1年目4,950円4,818円3,278円3,712円
基本月額 2年目4,950円5,500円5,368円6,572円
機種代実質0円19,800円0円41,568円
2年間合計金額118,800円123,816円103,752円123,408円
キャッシュバック18,000円0円33,000円0円
2年間実質合計100,800円123,816円70,752円123,408円
実質月額料金4,200円5,159円2,948円5,142円

 

ソフトバンクエアーが圧倒的に安くなり、オススメです。

この金額で利用するのには、ソフトバンク店舗や公式HPでは無く、代理店で契約を行う必要があります、

 

オンライン専門代理店のキャンペーン詳細については、以下をご覧下さい。

 

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通信費トータル費用を含めてお得に利用するには?

各社ともスマートフォンとの「セット割」があり、1台につき最大1,100円の割引きが受けられます。

しかし、最大金額の割引きのためには、無制限・大容量のキャリアプランで有る必要が有ります。

自宅でホームルーターによってWi-Fi環境が構築出来れば、スマートフォンの携帯電話会社の回線利用は外出時に限られるため、多くのユーザーに大容量や無制限プランは必要無くなります。

 

たとえば、ソフトバンクエアーを利用してセット割を適用するなら、ソフトバンクの小容量プランにするよりも、サブブランドのUQモバイルに乗り換えた方が、通信費トータル費用は安くなります。

 

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回線導入工事が可能なら光回線がオススメ

ホームルーターは、光回線に比較すれば回線品質やスピードは劣ります。

 

モバイルWi-Fiルーターと比較すれば大きなアンテナを内蔵しているため、無線回線同士で比較すれば良好になりますが、やはり無線には限界が有り、利用するエリアやその時々の電波状況により不安定になる可能性は否定出来ません。

 

回線の導入工事が可能なら、インターネットを利用する回線として最適なのは光回線です。

速く安定した通信環境を、無制限に利用できる手段は光回線が圧倒的に優位です。

 

最低利用期間が無い、光回線サービスを検証してみましょう。

 

 

 

最低利用期間なしの光回線

インターネットを利用する回線としては、回線品質やスピード安定感等に加えて無制限利用が可能である、光回線が最も優れています。

 

無線利用のインターネット回線は、最低利用期間無しが主流になりつつありますが、光回線では多くのサービスに契約期間の「縛り」と共に違約金が存在しています。

 

ただ、知名度のある大手有名どころの光回線でも、一般的に標榜している月額料金とは別に、「縛り無し」のプランを設定しています。具体的に見てみましょう。

 

月額料金
戸建てマンション
ソフトバンク光(標準料金)6,930円5,390円
NURO光(契約期間なしプラン)6,100円6,100円
ドコモ光(契約更新なしプラン)7,370円5,500円

 

やはり、全体的に割高になっています。

月額料金が利用期間の設定されているプランよりも割高になっているだけでなく、契約時の特典などもメリットが無くなっているケースがあります。

 

たとえば、NURO光では契約時のキャッシュバックの適用が、契約期間なしでは適用されず、44,000円がかかる導入工事代も契約期間ありでは分割支払いで実質無料になりますが、契約期間なしでは工事費用を支払う必要があります。

 

では、範囲を広げて、一般的には知名度が低い準大手や新興の光回線サービスまで調査して、最低利用期間なしの光回線をキャンペーン・特典まで加味して、実質月額を見てみましょう。

 

月額月額工事費回数IPv6ルーターキャッシュバック等の割引き2年合計実質月額
GMOとくとくBB光
マンション3,773円0円00円0円5,000円85,552円3,565円
戸建て4,818円0円00円0円5,000円110,632円4,610円
enひかり
マンション3,520円19,800円1198円1,100円0円110,132円4,589円
戸建て4,620円19,800円1198円1,100円0円136,532円5,689円
excite MEC光
マンション3,850円0円00円2,640円2,340円92,700円3,863円
戸建て4,950円0円00円2,640円6,264円115,176円4,799円
DTI光
マンション3,960円16,500円10円0円17,000円94,540円3,939円
戸建て5,280円19,800円10円0円20,000円126,520円5,272円
おてがる光
マンション3,608円0円0165円0円0円90,552円3,773円
戸建て4,708円0円0165円0円0円116,952円4,873円

 

具体的に、最低利用期間や違約金縛りなしの光回線サービスの中から、オススメのサービスをご紹介しましょう。

 

 

最低利用期間・縛りなしのオススメ① GMOとくとくBB光

【限定特典】GMOとくとくBB光|シンプルに安い、速い光
基本工事費が実質無料で初期費用も月額料金も安い!シンプルに安い、速い光回線をお探しならGMOとくとくBB光!さらにv6プラス対応の高性能なWi-Fiルーターを無料でレンタル!

 

 

GMOインターネット株式会社が運営して、2005年に東証1部に上場しています。

 

源流は1991年に創業した株式会社ボイスメディアでは、パソコン通信のアクセス拠点を設置して通信事業に参入しています。

本格的にインターネットが普及し始めた1995年には、インターキュー株式会社に商号変更を行って、インターネットプロバイダ事業に参入しています。

 

最低利用期間や期間縛りが無く、違約金が掛からずに解約する事が出来ます。

 

月額料金が安く工事費も実質無料で、会社に資本力が有るため、回線品質も安定している傾向にあります。

 

安価に利用ができる最低利用期間の無い光回線サービスとして、コスパが非常に高いと言えます。

 

最低利用期間・縛りなしのオススメ② excite MEC光

光回線が安いのに速い!エキサイトMEC光(光コラボ・IPv6_IPoE・縛りなし)
「excite MEC光」は、次世代のネットワーク(IPv6 IPoE)を採用し、「混雑なく安定した通信」を可能とした新しいインターネット接続サービスです。初期費用無料キャンペーン実施中

 

 

エキサイト株式会社が運営しています。

その源流としては、1997年にアメリカのエキサイト社日本法人として設立されました。

その後は親会社が買収されましたが、その親会社が経営破綻したため、2002年に伊藤忠商事の子会社になり、現在はXTech HPの完全子会社となっています。

 

違約金が無いだけでなく、現在新規加入者に向けたキャンペーンでは、標準工事費も無料になっています。

 

他社ではこの工事費が、形を変えた「縛り」になっている事も多く、契約期間の違約金が発生しなくても、工事費の残債は解約時に精算が必要になります。

 

「excite MEC光」は、引っ越し時に再度必要になる工事費も無料になるキャンペーンを行っています。

 

月額料金が安価で、実質料金を考えてもオススメです。

 

 

スマホ代まで含めた通信費トータル費用を下げるには?

最低利用期間が無く、期間縛りと違約金が無い光回線サービスは確かに魅力的ですが、2022年7月以降は法律改正があり、それまでの違約金の金額から大幅に値下げされています。

 

1万円以上の違約金が1ヵ月の月額料金が上限に

 

(出典:総務省 消費者保護ルールの見直しに関する電気通信事業法施行規則改正について

 

2022年7月1日から施行された電気通信事業法の改定では、一律で違約金の上限が月額利用料金相当額までに変更されています。

 

それまでの光回線の違約金は、1万円から2万円程度に設定されていましたが、最大でも月額料金である4千円から6千円程度が上限になり、以前の価格からは大幅に下がりました。

 

仮に違約金を支払うことになっても、この程度の金額ならばキャッシュバックの金額だけで十分に回収が可能で、「最低利用期間なし・期間縛り違約金なし」だけに注力した光回線選びは、必ずしもコスパが良くなるとは限りません。

 

コスパを良くするなら「通信費トータル費用」で考える

自宅のインターネット回線だけでなく、現代のスマホ利用は無くてはならないものになっています。

 

毎月費用としてかかる通信費は、「自宅インターネット回線料金」+「家族のスマホ代」がトータル費用として必要になります。

 

この金額を下げるポイントは、毎月の家族全員のスマホ代を節約する事にあります。

 

3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)では、自社の光回線サービスを併用する事で、毎月のスマホ代が割り引かれる「セット割」を前面に押し出していますが、自宅でインターネット回線が利用できる環境があるなら、契約するスマホプランは外出時だけの容量が確保出来れば良く、多くのスマホユーザーは3GB程度の小容量プランで十分です。

 

しかし、キャリアの小容量プランは割高であり、格安SIMの方が安価になります。

更に、光回線サービスでスマホ代が割引きされる「セット割」を適用させることが、最もコスパが良く通信費トータル費用を下げる事が可能になります。

 

最低利用期間なしで安価に利用できる光回線サービスは、スマホのセット割が存在しないか、大手キャリア(auが多い)に限定されています。

 

通信費トータル費用を下げる組み合わせは、「光回線」+「格安SIM」にセット割適用です。

具体的に、オススメの組み合わせをご紹介しましょう。

 

 

光回線「@TCOMヒカリ」+格安SIM「LIBMO」のセット割

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)

 

NTT東西が敷設している光回線「フレッツ光」を使う光コラボの@TCOMヒカリは、積極的に行われている契約者数に応じた回線増強や、豊富なノウハウと技術力に定評があります。

 

月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円と割安です。

契約期間は2年の自動更新で、違約金はマンション集合住宅で2,200円・戸建て住宅で3,300円になっています。

 

違約金が存在しても、格安SIMの「LIBMO」に乗り換えれば、毎月のスマホ代にセット割が適用されて、安価な格安SIMが更に安くなり、通信費トータル費用の節約が可能になり、上記の違約金程度の金額は直ぐに回収ができます。

 

もちろん、2年ごとに2ヵ月間訪れる解約月での解約・乗り換えなら、違約金はかかりません。

 

 

LIBMOのセット割

 

(出典:LIBMO公式)

 

@TCOMヒカリと格安SIMのLIBMOを併用すると、スマホ1台につき毎月220円のセット割が最大5契約まで適用されます。

 

LIBMOのプラン別月額料金と、セット割適用後の価格は以下の通りです。

 

〇納得プラン
データ容量通常料金@T COMヒカリ
月額割引額
実質金額
3GBプラン980円1回線 220円/月割引760円
8GBプラン1,518円1回線 220円/月割引1,298円
20GBプラン1,991円1回線 220円/月割引1,771円
30GBプラン2,728円1回線 220円/月割引2,508円

 

LIBMOは安価に利用ができるだけでなく、他社に回線やシステムまで供給するMVNEとしての高い技術力を持ち、全国のドコモショップでも販売される「エコノミーMVNO」に認定されていてるので、安心して利用ができる格安SIMです。

 

通信費トータル費用を計算

家族3人で利用した場合の、自宅の光回線+スマホ代の通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

自宅では光回線の@TCOMヒカリをWi-Fiで利用するので、スマホプランは外出時に利用する容量だけで良く、多くのスマホユーザーは月に3GBのプランで事足ります。

 

マンション利用

(@TCOMヒカリ マンション)4,180円+(LIBMO 3GB 割引き後)760円×3人=6,460円

 

戸建て利用

(@TCOMヒカリ 戸建て)5,610円+(LIBMO 3GB 割引き後)760円×3人=7,890円

 

 

家族3人分のスマホ代と自宅の高速光回線が利用できる環境が、3大キャリアの無制限プラン一人分並の料金で収まる事からも、違約金の有無だけで選ぶよりもメリットが大きい事が解ります。

 

キャッシュバック

@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。

高額のキャッシュバックがあれば、それだけで違約金の金額は十分にペイできます。

 

キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。

 

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工事費無料キャンペーン

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12ヵ月間月額料金の割引

新規契約で契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。

戸建てタイプでは月額440円が割引きされ、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引きされます。

 

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