自宅で使うインターネットの利用方法で、コスパが良いのは?というクエスチョンに対して、「余分に費用をかけないのが一番だから、スマホの無制限プランだけをフル活用するのがコスパ最強!」というアンサーは、一見するとシンプルに真理だと考えがちですが、実はそうでもありません。
たとえば、家族5人がそれぞれ3大キャリアの無制限プランに加入すれば、割引制度を駆使しても1台につき5,000円程度がかかるので、家族全員分の通信費は月額2万円を大きく超えます。
しかし、自宅にインターネット回線をWi-Fiで利用できる環境ができれば、最もデータ消費をしている自宅でのスマホプランからのギガ消費は無くなり、外出時のWi-Fi環境の無い場所でのみギガを消費する状態になります。
一般的に外出時に利用されるwebチェックやLINEのやり取り等では、統計的に見ても月に3GB未満程度で済むユーザーが大半です。
自社での光回線の訴求を図っている3大キャリアでは、無論この事は認識していて、無制限プランでも月に3GBを下回るユーザーに対しては、従来行っている割引きに加えて、自動的に月額1,650円を割り引くシステムを導入しています。(ソフトバンクの新プランは2GBに基準変更しています)
単純に考えて、自宅にインターネットが利用できるWi-Fi環境を整えれば、利用している3大キャリアの無制限プランの利用を継続したままで、毎月1,650円×3人=8,250円の割引きが受けられるため、仮に自宅のインターネット回線の月額料金が5,000円程度かかっても、毎月3,000円程度は節約できる計算になります。しかも、自宅でパソコンやタブレット、IoT機器などの利用も快適に利用できる環境を加えてです。
これは、自宅のコスパの良いインターネット利用方法の、ホンの序の口です。
家族の人数やお住まいの環境によっても、コスパの良い最適なインターネットの利用方法は異なります。
それらを加味した上で、コスパの良いインターネットの利用方法を解説して、具体的なオススメのインターネット回線までご紹介していきます。
インターネットの利用でコスパが良い利用方法は?
インターネットをコスパ良く利用するためには、スマホプランだけで運用するのではなく、自宅で利用するインターネット回線を導入する事が基本です。
3大キャリアのスマホプランで行うインターネット利用は割高で、特に複数の家族で利用する場合は、最もデータ消費をする自宅でのインターネット回線を一本化することで、通信費トータル費用のコスパが良くなります。
通信費の支出を抑えるポイントは、自宅のインターネット回線と家族分まで含めたスマホプランの合計金額を通信費トータル費用と考えて、その削減方法を考える事です。
「セット割」をフル活用する
自宅で利用するインターネット回線と、利用するスマホプランの組み合わせで、毎月のスマホ代の割引きが受けられる「セット割」があります。
セット割で知名度が高いのは、3大キャリアが行っているものです。
家族の分まで含めてスマホ1台につき最大月額1,100円が割り引かれ、5人家族なら毎月この割引きだけで5,500円が割り引かれる事になります。
しかし、大きな割引きが提示されているのは、元の価格設定が高いからであり、3大キャリアで割引きを駆使しても、シビアに考えれば決してコスパが良いとは言えません。
スマホプランは小容量プランを安価に利用する方法に
(出典:MM総研)
3大キャリアのスマホプランは、大容量・無制限に利用してもらう方向に偏重していると言えます。
しかし、自社で展開する自宅に導入する光回線も積極的に推奨したい、これは相反するジレンマです。
このグラフは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用です。
Wi-Fi利用は含めずに、純粋に契約しているスマホプランのギガを、スマホユーザーが1ヵ月にどれくらい消費したかを表しています。
自宅にインターネットが利用できるWi-Fi環境があれば、冒頭でもご説明した様に外出時にはそれほど多くのギガ消費は行われていません。
多くのスマホユーザーは月に3GB未満に集中していて、最も多いのは月に1GB未満のユーザー層です。
3大キャリアでは、大容量・無制限のスマホプランの推奨と、自社光回線の訴求を両立させる手段として、月に3GBを下回るデータ利用量の無制限プランユーザーに対して、自動的に月額1,650円を割り引く制度を導入しています。
しかし、この割引きを含めて他の割引制度を駆使しても、月額料金はスマホ1台につき3,000円程度にはなります。
格安SIMなら月に3GB程度のプランは月額1,000円前後で利用が可能で、「セット割」を適用すれば更に安くなります。
サブブランドである、auの「UQモバイル」・ソフトバンクの「ワイモバイル」は無制限プランの設定はありませんが、自宅にインターネット回線が利用できる環境があれば無制限のデータプランは不要であり、3GB程度の小容量プランならメインプランに設定のある小容量プランよりも安く、「セット割」を活用すれば格安SIMと遜色の無い月額料金で利用が可能です。
単身世帯でコスパの良いインターネット利用方法
家族が他に同居していない単身世帯では、コスパの良いインターネット利用の方法は、ここまでご説明してきた内容とは別の方法があります。
セット割を積極的に活かすコスパの良い利用方法は、家族が多いほど効力を発揮するのに対して、他に家族が同居していない単身世帯では効果が減少します。
そのため、スマホプランとは別回線のWi-Fi利用を、自宅だけではなく外出先でも常に利用ができる手段を用いる事で、コスパが良くなります。
自分がいる場所で常にWi-Fiを利用してインターネットができる環境を構築出来れば、大容量・無制限のスマホプランはもとより、極論を言えばスマホプランは通話ができればOKという事になります。
現実的にはトラブル時等の保険の意味合いで、小容量が利用できるスマホプランにして置いた方が賢明ですが、通信費トータル費用は確実に削減できてコスパが良くなります。
インターネット利用の回線の種類には何がある?
スマホプランとは別に導入するインターネット回線の種類としては、「モバイルルーター」「ホームルーター」「光回線」の3つがあります。
モバイルルーター・ホームルーターは、無線を使うインターネット回線のため、利用するのにあたり導入工事が必要無く、電源を入れれば直ぐに自宅にWi-Fiが利用できるインターネット環境を構築できます。
光回線は、有線の光ファイバーケーブルを使うインターネット回線であり、個別で自宅に回線を導入する必要があり、そのためには導入工事が必要になります。
申し込みを行ってから直ぐに工事ができる事は基本的に無く、工事を行う業者のスケジュールと、工事には契約者の立ち会いが必要になるため、自分のスケジュールを擦り合わせた上で工事日程が決まり、工事が終了して開通します。
それぞれのインターネット回線を、簡単に解説していきます。
光回線
導入には3つの回線の中で最も手間がかかる光回線ですが、自宅で利用するインターネット回線としては、単身世帯も含めて全ての方に光回線をオススメします。
利用できる通信環境が群を抜く
インターネットをサクサク利用できる指標の一つとして、サービスを提供している各社は通信速度を発表しています。
この数値は計算上の理論値である「公称値」と呼ばれていて、現実のインターネット利用で公称値が使える事はありません。
利用する機器や端末のスペックや、ユーザーに到達するまでには環境などでも多くのロスが発生します。
公称値では光回線で最も多く利用されている標準の1Gbps(1,000Mbps)を凌駕する、無線の回線もありますが、現実として利用ができる通信速度では、光回線が圧倒的に快適です。
回線を利用しているユーザーが通信速度を計測しているサイト、「みんなのネット回線速度」で公表されている数値が、実際に利用できる回線速度として参考になります。
3つの回線で、直近3ヵ月の平均値を比較してみましょう。
回線 | Ping | 下り | 上り |
光回線 | 27.2ms | 359.5Mbps | 352.0Mbps |
ホームルーター | 81.4ms | 139.7Mbps | 18.8Mbps |
モバイルルーター | 86.0ms | 56.8Mbps | 14.4Mbps |
下りはダウンロードで、数値が大きいほど通信速度が速いという事です。
この数値はweb閲覧や動画視聴など、インターネットの快適性に直結する数値で、光回線はモバイルルーターと比較して6.3倍速く、ホームルーターと比較して2.5倍以上速くなっています。
上りはアップロードで、こちらも数値が大きいほど通信速度が速いという事になります。
多くのユーザーに上りの利用頻度は下りと比較して少ないですが、在宅ワークが増加している現状では、データの自社サーバへのアップロードでは業務効率が大きく違い、web会議を快適に利用するためには、上りで50Mbps程度が欲しいところですが、クリアしているのは光回線だけです。
Ping値は反応速度で、数値が小さいほどレスポンスが良い事になります。
こちらも光回線の数値が圧倒的に優秀で、オンラインゲームでは他回線と比較して明らかに優位であり、通常利用でもサクサク感が大きく異なります。
本当に無制限利用ができるのは光回線のみ
光回線は使うデータ量に制限が一切無く、無制限に家族で利用しても料金は定額です。
無線回線でも無制限利用を標榜しているサービスは数多くありますが、そんな各社のHPには利用の仕方や時間帯などによって、制限がかかる事がある旨が必ず明記されています。
本当の意味で無制限利用が可能なインターネット回線は、「光回線」だけだと言えます。
ホームルーター
申し込みをして機材が自宅に到着したら、コンセントに挿すだけでインターネットがWi-Fiで利用できる環境が直ぐ構築出来る手軽さがあります。
光回線が導入できない場合でも利用可能なインターネット回線
マンション集合住宅にお住まいの場合は、建物の共有スペース内まで引き込み工事が完了している光回線しか、原則として利用する事ができません。
そのため、共有スペース内まで引き込み工事が完了している光回線が無い建物では、事実上光回線の利用ができません。
また、一戸建てでも賃貸の場合では、大家さんが現状変更する事を許可せず、光回線が利用できないケースや、建物の構造上光回線を導入できない事があります。
仕事の都合などで、頻繁に引っ越しをする場合も、その都度導入工事が必要な光回線は積極的にオススメできません。
光回線はお住まいの直ぐ近くまで開通している必要があり、その場所は提供エリアと呼ばれています。
日本で唯一47都道府県全県を提供エリアにしていて、人口カバー率でも群を抜いている、利用しやすいNTT東西が導入管理している光回線「フレッツ光」でも、人口カバー率は100%に届いていません。
提供エリアにお住まいが無い場合は、光回線を利用する事ができません。
これらの何らかの光回線が導入出来ない事情がある方なら、自宅のインターネット回線として「ホームルーター」がオススメになります。
工事不要で直ぐに利用可能
何らかの事情で、インターネット回線を早急に準備しなければならなくなった場合にも、ホームルーターの導入がオススメです。
光回線の申し込みを行っても、工事が完了して開通するまでには一定の期間がかかります。
最も工事完了までの期間が短い、NTT東西の「フレッツ光」・フレッツ光を使う光回線サービスの「光コラボ」でも、開通するまでには2週間から1ヵ月程度を要し、他の光回線では数ヶ月先になる事も珍しくありません。
ホームルーターは申し込みをしてから、機材が届くまで数日で済む事が多く、直ぐにインターネットを利用したニーズの回線としては、「ホームルーター」が最適だと言えます。
ホームルーターの通信品質は光回線には及びませんが、家族で利用する事も可能です。
モバイルルーター
無線を利用するインターネット回線という意味では、ホームルーターと同じですが、モバイルルーターはバッテリー駆動が可能な小型の筐体のため、持ち運んで利用する事ができます。
自分の居る場所で常にWi-Fi利用が可能
モバイルルーターは自宅で利用するだけでなく、外出時にも鞄に入れておけば、自分の移動先でいつでも自分専用のWi-Fi基地局が利用できる環境があることになります。
スマートフォンだけでなく、パソコンやタブレットを外出先で自由に利用できます。
家族が居る場合では、モバイルルーターを持ち出せば自宅にインターネット回線の手段が無くなるため向いていませんが、単身世帯なら問題になりません。
スマホプランは電話通話だけでOKになりコスパも良くなる
スマホを持ち歩くのに併せて鞄にモバイルルーターを入れておけば、場所を問わずに契約しているスマホプランのギガを消費する事が無くなります。
ただし、外出先でモバイルルーターのバッテリーが切れた場合や、たまたま鞄に入れ忘れた時のインターネット回線の確保は必要であり、固定電話の電話番号も利用できる様に維持します。
最適なのは保険としての小容量プランと、安価な固定電話のかけ放題が組み合わせてあるプランです。
一例としてオススメなのが、格安SIM「LIBMO」のゴーゴープランです。
プラン | 通常料金 |
500MB + 5分かけ放題 |
1,100円 |
500MB + 10分かけ放題 |
1,320円 |
500MB + かけ放題 |
1,980円 |
モバイルルーターの月額料金に1,100円を加えれば、国内通話が5分まで何度でもかけ放題に、保険としての500MBのデータ容量が利用できる、コスパの良い利用方法が完成します。
コスパの良い「光回線」はどれ?
具体的に、人気の光回線サービスを比較して見てみましょう。
前述のようにコスパを良く利用するためには、「セット割」も重要なポイントですし、キャッシュバックや回線導入の工事費もコスパに影響しますので、その辺りも考慮して比較します。
光回線の月額料金は、マンション集合住宅での利用と一戸建て住宅での利用では、基本的に変わってくる事が多くなります。
光回線マンション料金
マンション 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
ソフトバンク光 | 月額4,180円 工事費26,400円 (乗換は実質無料) |
25,000円 | SoftBank | 2年 | 4,180円 |
@TCOMヒカリ | 月額4,180円 工事費16,500円 → 実質無料 |
33,000円 月額割引をCB換算 3,960円 |
au | 2年 | 2,200円 |
@nifty光 | 月額4,378円 工事費16,500円 |
22,000円 月額割引をCB換算 19,800円 |
au | 3年 | 3,630円 |
楽天ひかり | 月額4,180円 工事費16,500円 |
無し | 無し | 3年 | 4,180円 |
ASAHIネット光 | 月額4,488円 工事費16,500円 → 実質無料 |
月額割引をCB換算24,480円 | au | 1年 | 4,488円 |
ビッグローブ光 | 月額4,378円 工事費16,500円 → 実質無料 |
20,000円(工事費0円プランの場合) 45,000円(通常 |
au | 3年 | 3,360円 |
So-net光プラス | 月額4,928円 工事費26,400円 → 実質無料 |
50,000円 | au | 3年 | 3,480円 |
ドコモ光 | 月額4,400円 工事費16,500円 → 無料 |
dポイント 20,000円分 |
docomo | 2年 | 4,180円 |
NURO 光 | 月額5,200円 工事費44,000円 → 実質無料 |
45,000円 | SoftBank | 3年 | 3,850円 +撤去費 |
auひかり | 月額4,290円 工事費33,000円 → 実質無料 |
40,000円 |
au | 3年 | 2,730円 +撤去費 |
光回線戸建て月額料金
戸建て 料金 | キャッシュバック | セット割引 | 契約期間 | 途中解約の違約金 | |
ソフトバンク光 | 月額5,720円 工事費26,400円(乗換は実 |
25,000円 | SoftBank | 2年 | 5,720円 |
@TCOMヒカリ | 月額5,610円 工事費19,800円 → 実質無料 |
35,000円 月額割引をCB換算5,280円 |
au | 2年 | 2,200円 |
@nifty光 | 月額5,720円 工事費19,800円 |
22,000円 月額割引をCB換算23,760円 |
au | 3年 | 4,840円 |
楽天ひかり | 月額5,280円 工事費19,800円 |
無し | 無し | 3年 | 5,280円 |
ASAHIネット光 | 月額5,698円 工事費19,800円 → 実質無料 |
月額割引をCB換算28,080円 | au | 1年 | 5,698円 |
ビッグローブ光 | 月額5,478円 工事費19,800円→ 実質無料 |
20,000円(工事費0円プランの場合) 45,000円(通常 |
au | 3年 | 4,230円 |
So-net光プラス | 月額6,138円 工事費26,400円→ 実質無料 |
50,000円 | au | 3年 | 4,580円 |
ドコモ光 | 月額5,720円 工事費19,800円 → 実質無料 |
dポイント 20,000円分 |
docomo | 2年 | 5,500円 |
NURO 光 | 月額5,200円 工事費44,000円 → 実質無料 |
45,000円 | SoftBank | 3年 | 3,850円 +撤去費 |
auひかり | 月額5,610円 工事費42,250円 → 実質無料 |
40,000円 | au | 3年 | 4,730円 +撤去費 |
光回線を選ぶポイントは?
光回線を選ぶポイントを、こちらも簡単にご説明しましょう。
提供エリアの広い「フレッツ光」を使う「光コラボ」がオススメ
(出典:NTT西日本*一部改変)
光回線の利用には、居住している場所が提供エリアになっている必要があります。
前述のように、全国47都道府県全てで利用が可能になっているのは「フレッツ光」だけで、その人口カバー率も他回線に比べて圧倒的に高く、どこでも利用できる利便性は圧倒的に優れています。
また、マンション集合住宅の建物内にある共有スペース内まで引き込み工事が完了している光回線としても、圧倒的なシェアを誇っています。
フレッツ光の利用はコスパを考えれば「光コラボ」
フレッツ光を利用する形態では、回線をNTT東西と契約して、接続業者プロバイダを別途契約する方法もありますが、プロバイダがNTTからフレッツ光の卸し提供を受けて、プロバイダ業務とワンセットにして提供されている「光コラボ」の方が、コスパは良くなります。
「光コラボ」なら格安SIMにも「セット割」が適用されるケースがある
光コラボは、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社から提供されています。
数多い光コラボの中には、コスパを最も良く利用ができる、安価な格安SIMに「セット割」が適用されるものがあります。
先の一覧表では、最下部にある2つのサービス以外は全て「光コラボ」です。
安価な光回線を自宅では導入して、家族全員のスマホプランを格安SIMに乗り換え、セット割を適用させる事が、コスパ良く利用できる方法になります。
具体的にコスパの良いオススメの組み合わせサービスを、ご紹介しましょう。
コスパの良いオススメは光回線「@TCOMヒカリ」+格安SIM「LIBMO」にセット割
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプ5,610円・マンションタイプ4,180円で、安価に利用ができる光コラボです。
単に安価だけでなく、自社データセンターを保有していて、自社光ファイバーケーブルを運用するなど豊富なノウハウがあり、資金力も有するため適切な回線増強が行われていて、快適な通信環境を利用できます。
LIBMOのセット割
(出典:LIBMO公式)
光コラボ「@TCOMヒカリ」と格安SIM「LIBMO」を組み合わせる事で、「セット割」が適用されます。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
先ほどかけ放題プランをご紹介した格安SIMの「LIBMO」ですが、使いやすいデータ容量プランも充実しています。
@TCOMヒカリとLIBMOを組みあわせる事で、スマホ1台につき毎月220円のセット割が最大5契約まで適用されて、通信費トータル費用は大きな節約ができます。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
家族5人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
戸建て利用
(@TCOMヒカリ 戸建て)5,610円+(LIBMO 3GB 割引き後)760円×5人=9,410円
マンション集合住宅利用
(@TCOMヒカリ マンション)4,180円+(LIBMO 3GB 割引き後)760円×5人=7,980円
家族5人で自宅では快適な光回線のインターネット環境を利用しても、通信費トータル費用は1万円以下で収まるコスパの良さです。
キャッシュバック
@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
工事費無料キャンペーン
今なら、@TCOMヒカリの導入工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
12ヵ月間月額料金の割引
新規契約で契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。
戸建てタイプでは月額440円が割引きされ、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引きされます。
自宅のインターネット回線で、通信費トータル費用までコスパを考えれば、「@TCOMヒカリ」+LIBMO」にセット割り適用です。
コスパの良い「ホームルーター」はどれ?
ホームルーターは通信キャリア4社からサービスが提供されていますので、それぞれ比較してみましょう。
全てのホームルーターが、無制限利用できる事を標榜しています。
ドコモ home 5G HR02
(出典:GMOとくとくBB ドコモ home5G)
月額料金
4,950円
本体価格
71,280円 (月々サポートで毎月分1,980円割代金分を36回割引で実質無料)
キャッシュバック
上記キャンペーンサイトにて「home 5G プラン」の新規契約と「HR02」のご購入でamazonギフト券18,000円分がプレゼントされます。
セット割
ドコモのスマホプランでセット割が適用されます。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
(出典:UQ WiMAX公式)
月額料金
1年目(13ヵ月)4,268円 2年目以降4,950円
WiMAXで通常の月額料金で利用できる周波数帯(電波)は限定されていて、auやUQモバイルで使われる電波を利用するするためには、別途月額1,100円のプラスエリアモードのオプション契約が必要になります。その場合、月間データ容量も無制限ではなく上限30GBの明確な制限があります。
本体価格
19,800円(月々550円×36回)*クレジットカードで通信料支払の場合
キャッシュバック
キャッシュバックキャンペーン(最大17,820円)は行われていますが、UQモバイルかauのスマートフォンプランと組みあわせる必要があり、支払方法などにも制限があるためキャッシュバックの利用は限定的になり、現実的には少々使いにくいと言えるため、積極的にオススメできる材料にはなりません。
セット割
au・UQモバイルでセット割が適用されます。
ソフトバンクエアー ターミナル5
(出典:ソフトバンクエアー公式)
月額料金
1年目3,278円 2年目以降5,368円
「SoftBank Air ハッピープライスキャンペーン」が行われていて、1年間お得な料金で利用が可能になっています。
60歳以上の方は更にお得で、「60歳以上向け!SoftBank Air 割引サポート」では2年間の間は月額3,080円で利用ができます。
本体価格
71,280円 (月々割で毎月分1,980円割代金分を36回割引で実質無料)
キャッシュバック
ソフトバンクエアーは、街にあるソフトバンクショップや公式HPでも契約は出来ますが、オンライン代理店での契約の方が、キャッシュバックキャンペーンの分だけお得になる分、コスパは良くなりオススメです。
公式のキャンペーンや特典は、オンライン代理店でも同じ様に適用され両取りも可能で、契約してからの月額料金やサービス内容なども含めて全く同じです。
契約窓口の違いで、利用における一切の不利益や差違はありません。
セット割
ソフトバンク・ワイモバイルでセット割が適用されます。
Rakuten Turbo5G
(出典:楽天モバイル)
月額料金
1年目1,980円 2年目以降4,840円
現在は、1年間月額料金が割引きになるキャンペーンを行っています。
楽天のホームルーターの「Rakuten Turbo5G」では、利用ができるのは楽天の電波回線だけに限られて、スマホプランでは使えるパートナー回線(auの回線の一部です)は使えません。自宅で楽天の電波が利用できるユーザーに利用は限定されます。
本体価格
41,580円 (24回払いで月額1,732円・楽天カード支払限定で48回払いも可能になり月額866円 *初回請求分のみ24回は1,744円・48回は878円)
キャッシュバック
楽天モバイルのホームルーターでは、キャッシュバックキャンペーンは現在行われていません。
セット割
楽天モバイルでセット割りはありません。
コスパの良いオススメは「ソフトバンクエアー」+「ワイモバイル」にセット割
(出典:ソフトバンクエアー申込サイト)
シンプルにキャッシュバックや機種代などの費用まで含めた、2年間の実質費用の合計金額を比較してみましょう。
ドコモ home 5G | HOME 5G L13 | ソフトバンクエアー | 楽天モバイル Rakuten Turbo |
|
基本月額 1年目 | 4,950円 | 4,818円 | 3,278円 | 3,712円 |
基本月額 2年目 | 4,950円 | 5,500円 | 5,368円 | 6,572円 |
機種代実質 | 0円 | 19,800円 | 0円 | 41,568円 |
2年間合計金額 | 118,800円 | 123,816円 | 103,752円 | 123,408円 |
キャッシュバック | 18,000円 | 0円 | 33,000円 | 0円 |
2年間実質合計 | 100,800円 | 123,816円 | 70,752円 | 123,408円 |
実質月額料金 | 4,200円 | 5,159円 | 2,948円 | 5,142円 |
ソフトバンクエアーのコスパの良さが、圧倒的に際立ちます。
ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクのスマホプランで、ソフトバンクエアーを利用してもセット割は適用されますが、小容量プランで足りるので、安価に利用ができるサブブランドの「ワイモバイル」に家族で乗り換えた方がお得です。セット割も適用されます。
セット割が適用された、ワイモバイルの月額料金を見てみましょう。
シンプル2 | |||
プラン名 | S | M | L |
容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
セット割 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 |
割引き後 | 1,265円 | 2,365円 | 3,465円 |
自宅にインターネット回線が利用出来るユーザーに最適な、3GBの容量を合理的に使えるのは1GB余裕があるプランSが最適で、セット割を適用すれば月額1,265円で利用できます。
光回線が導入出来ない環境なら、インターネット回線に「ソフトバンクエアー」を導入して、家族でワイモバイルに乗り換えて、セット割を適用するのがコスパの良い利用方法です。
コスパの良い「モバイルルーター」はどれ?
単身世帯のインターネット回線として、気軽に利用するライトユーザーならモバイルルーターもオススメです。
コスパの良い、オススメのモバイルルーターをご紹介しましょう。
オススメのモバイルルーター① 「楽天ワイファイポケット」
(出典:楽天モバイル)
容量と月額料金
無制限 3,278円 (従量制で20GB以下の利用時には料金が安くなります)
3GBまでの利用なら月額1,078円・20GBまでなら2,178円・それ以上は無制限に利用しても3,278円の従量制プランです。
本体料金
7,980円(本体購入と同時に回線申込みで1円)
回線契約と同時申し込みで、端末本体価格が1円で購入できます。
ただし、この1円購入できるのは初めて購入するユーザーのみで、2台目や過去に利用した経験があるユーザーには適用されません。
キャッシュバック
楽天モバイルでは、キャッシュバックキャンペーンは現在行われていません。
オススメのモバイルルーター② 「クイックWiFi」
(出典:クイックWiFi公式)
容量と月額料金
100GB 3,718円
データ利用量は他のモバイルルーターとは異なり100GBが上限になっていますが、単身利用者なら多くの場合1ヵ月100GBのデータ量は、事実上の使い放題だと言えます。
日数や時間によって、データ利用量に制限がかかる事が多い無線回線のサービスですが、クイックWiFiは制限無く自由に100GBの容量を利用できるメリットもあります。
本体料金
端末本体価格は月額料金に込みなので、実質無料と言えます。
クイックWiFiの他のモバイルルーターに無い大きな特徴として、3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)の全ての電波の中から、利用する場所によって最適な電波を自動的に選択するクラウドSIMな事があります。
自宅だけでなく、日本中を縦横無尽に移動するユーザーの、何処でも繋がりやすいインターネット回線として最適です。
キャッシュバック
今なら、8,000円のキャッシュバックをしているため、2年間利用時の実質価格を計算すれば、月額3,385円で利用出来る事になります。
オススメのモバイルルーター③ 「GMOとくとくBB WiMAX」
(出典:GMOとくとくBB WiMAX公式)
容量と月額料金
無制限 12ヵ月目まで3,784円・35ヵ月目まで4,334円・36ヵ月目以降5,104円
高速な通信速度に定評があるWiMAXは、色々なプロバイダからサービスが提供されていますが、「GMOとくとくBB WiMAX+5G」はその中でも最安値級でオススメです。
WiMAXの電波が利用できないエリアではau回線も使う事ができますが、月額1,100円のプラスエリアモードのオプション料金が必要で、1ヵ月に利用できるデータ量も30GBまでの制限が設けられています。
本体料金
27,720円(770円×36回)
キャッシュバック
GMOとくとくBB WiMAXでは、現在25,500円のキャッシュバックキャンペーンを行っています。