ドコモはスマホプランで最も契約利用者が多く、言い換えるなら最も信頼されている通信キャリアだと言えます。日本にはドコモを含めて4つ(ドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイル)の通信キャリアがあり、それぞれ認可を受けて使っている周波数帯(電波)が異なり、アンテナ基地局の設置数や設置場所も各社で異なっています。
諸物価高騰の昨今、毎月のスマホ代に頭を痛めているユーザーは決して少なくありません。
しかし、スマホ代を安くしたい願望はあっても、信頼しているドコモの電波環境から未知の電波環境への乗り換えはどうしても躊躇してしまう・・・そんなお気持ちよくわかります。
ドコモのスマホユーザーが電波環境を変えないという前提で、毎月の通信料金の支払い額を節約する方法について具体的に解説していきます。
通信費の節約のために速攻でできることは?
ドコモのスマホユーザーが通信料金を節約する方法として、まず手始めに行いたいことから見ていきましょう。
利用しているドコモスマホプランの見直し
(出典:ドコモ公式)
最初に見直したいのは、「契約しているスマホプランのデータ量が最適なのか?」についてです。
ドコモのスマホプランには、「eximo」「ギガホプレミアプラン」などの無制限プランと、「irumo」「ギガライトプラン」などの小容量プランがメインプランとしてあり、それとは別にオンライン専用プランとして「ahamo」があります。これらは全てドコモのプランですから、どれも同じ電波環境を利用することができます。
eximo | |||
容量 | 1GB未満 | 1~3GB未満 | 3GB~無制限 |
基本月額 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 |
*新規受付終了の旧プラン「ギガホプレミアプラン」も月額料金は同じです。
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
ギガライトプラン | |||
容量 | ~3GB | ~5GB | ~7GB |
基本月額 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 |
*新規受付は終了
ahamo | ||
容量 | 30GB | 110GB |
基本月額料金 | 2,970円 | 4,950円 |
無制限プランが本当に最適ですか?ご確認ください
ドコモショップで一推しになっているメインプランは、「eximo」「ギガホプレミアプラン」などの無制限プランで、実際に契約しているユーザーが多くなっています。無制限プランは必要なときは大容量を利用できる利便性があります。それに加えて、あまり利用しない月は支払いが自動的に安くなるので安心です、と説明された方も多いと思います。しかしコスパの観点で見れば、どなたにも最適なプランだとは言えません。
110GB/月未満のユーザーは「ahamo」で節約
毎月100GB前後の大容量のギガを使っているユーザーは、無制限プランの恩恵を受けていると考えがちですが、コスパを考えればahamoに乗り換えた方が安くなります。「ahamo」の大盛りオプションで110GBの容量は月額4,950円であり、「eximo」「ギガホプレミアプラン」は7,315円なので単純計算で月額2,365円の節約が可能になります。
自宅にドコモ光などの特定のインターネット回線を併用していて、「セット割」(月額1,100円)が適用されていて、家族3人以上で利用する「家族割」(月額1,100円)が適用されていても月額料金は5,115円で、「ahamo」の4,950円の方が節約できます。
1ヵ月の利用量が30GB未満のケースがスマホユーザーでは圧倒的に多く、その場合は節約できる金額がさらに拡大します。
「eximo」「ギガホプレミアプラン」で30GB未満の料金は100GB利用した時と変わりませんが、「ahamo」の基本30GBでは月額2,970円で利用することができます。単純計算すれば「ahamo」に乗り換えることで、毎月4,345円の節約ができることになります。
「ahamo」では5分までの国内通話なら、何度かけても費用負担が無い「5分かけ放題」が付帯しているので、電話通話を行うユーザーはさらに節約できる金額が拡大します。
3GB/月未満のユーザーは「irumo」で節約
「eximo」「ギガホプレミアプラン」では、1ヵ月に3GB未満の利用に留まった場合、自動的に月額1,650円の割引が適用されます。しかし、割引が適用されても月額料金は5,665円で、3GBの小容量の利用料金としては著しくコスパが悪いと言えます。
「irumo」の3GBプランに乗り換えれば、月額2,167円で同じドコモ回線を利用することができて、毎月3,498円の節約になります。(*irumoは2025年6月4日で新規受付を終了)
旧小容量プランはコスパが良くない
ドコモの新規受付を停止している「ギガライトプラン」などの旧小容量プランを、継続利用しているユーザーも多いと思います。これらの旧小容量プランは従量制であり、利用したギガ容量で支払料金も変化するため、少しでも料金を節約しようとスマホ利用を躊躇(ためら)うユーザーも少なくありません。また、3GB未満の利用で月額4,565円になる料金のコスパは極めて悪いとも言えます。
旧小容量プランのユーザーは「irumo」で節約
「irumo」は一般的な固定容量プランで、3GBの契約をしたらオプションで容量を加えない限り、勝手に料金が上がることもなく安心して利用することができます。旧小容量プランユーザーは、「irumo」への乗り換えで節約が可能になります。
旧小容量プランの「ギガライトプラン」で3GB/月未満を利用した場合の料金は4,565円ですが、「irumo」の3GBなら2,167円で利用することができます。単純計算すれば、毎月2,398円の節約になります。「ギガライトプラン」3GB未満利用で「家族割」「セット割」を適用しても月額2,915円ですから、「家族割」の無い「irumo」でも「セット割」は適用できるので、月額料金は1,067円になり、毎月1,848円の節約になります。(*irumoは2025年6月4日で新規受付を終了)
1GB未満しか利用していない旧小容量プランの「ギガライトプラン」では、月額料金が3,465円ですから、「irumo」の3GB未満の方が安く、0.5GB未満なら月額550円で利用が可能です。
加入しているオプション契約の見直し
ドコモでは数多くのオプションが用意されています。本当に必要なものなら無駄ではありませんが、契約時に勧められて加入したオプションを、全く使っていないのに費用だけが継続して発生しているケースが数多くあります。無駄なオプションを解約することで、毎月支払う通信料金の節約に繋がります。
使っていないのに支払っているケースが多いオプション
オプションの中で、多くのドコモユーザーが契約している可能性のあるものを、いくつかピックアップしますのでご確認ください。
オプション | 月額料金 | 内容 |
いちおしパック | 550円 | スゴ得コンテンツ・クラウド容量オプション・mydaiz/iコンシェルの3つがセットになったオプション 初回31日間無料のためその後も継続しているケースが多い |
あんしんパックモバイル | 605円~1,342円 | ケータイ補償サービス・あんしんセキュリティ・あんしん遠隔サポートがワンセットになったオプション 初回31日間無料のためその後も継続しているケースが多い |
スゴ得コンテンツ | 418円 | ドコモが指定した天気・ニュース・レシピなどの多くの定番アプリやゲームや占いアプリ、お得な割引クーポンの定額使い放題 |
クラウド容量オプション | 110円~440円 | データ保管BOXとdフォトの無料分以上の追加 |
d系サービス | サービスで異なる | ドコモが提供しているdTVなどのコンテンツや家庭にあるデジタル機器の故障時の修理や代替品提供などのサービス |
電話回線の通話オプションに無駄は無いか?
これら以外に、国内通話のかけ放題オプションも、それほど利用していないのに契約したままのユーザーがいます。
24時間国内通話かけ放題オプションは、2023年6月30日以前までに契約している方は月額1,870円、2023年7月1日以降に契約している方は月額1,980円です。ドコモの電話回線利用の通話料は22円/30秒なので、毎月少なくとも40分以上は電話回線の通話を利用していなければコスパは悪くなります。
5分までの国内通話が何度でも無料のかけ放題オプションは、2023年6月30日以前までに契約している方は月額770円、2023年7月1日以降に契約している方は月額880円の費用が毎月かかっています。少なくとも5分以内の電話回線の通話を4回以上利用していない場合は、無駄な費用を継続して支払っていることになっています。
LINEなどで連絡を無料でとれる手段で代替できれば、通信料金の節約に繋がります。
留守番電話(月額330円)や電話をしている最中にかかってきた電話に出ることができるキャッチホン(月額220円)も、利用していないなら解約した方が通信料金は節約できます。(*2023年7月1日以降に「かけ放題オプション」または「5分通話無料オプション」を新たに申込んで、契約と同月内に留守番電話またはキャッチホンのいずれかまたは両方を契約している場合は同額の割引が適用されています)
割引制度の活用
ドコモには条件を満たすことで適用される、割引制度があります。
積極的に割引制度を活用することで、通信料金の節約ができます。
みんなのドコモ割(家族割)
(出典:ドコモ)
家族でバラバラの通信キャリアを利用している場合は、ドコモに家族全員をまとめることで、最大2人以上なら550円・3人以上なら1,100円の割引が適用されます。
すでに利用している方も多いと思いますが、ドコモの家族割は同居している家族だけでなく、代表回線から三等親以内の同居していない親族までひとまとめにすることで、全員に割引が適用されることはあまり積極的には活用されていません。
(出典:ドコモ)
eximo | |||
容量 | 1GB未満 | 1~3GB未満 | 3GB~無制限 |
基本月額 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 |
家族割(3人以上) | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
割引後 | 3,465円 | 4,565円 | 6,215円 |
*ギガホプレミアプランは1GB未満の括りが無いだけで料金は同じです
ギガライトプラン | ||||
容量 | ~1GB | ~3GB | ~5GB | ~7GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 |
家族割(3人以上) | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
割引後 | 2,365円 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 |
*新規受付は終了 irumoに家族割はありません
ドコモの家族間の電話回線を利用した通話は、無料になるメリットもあります。(ahamo・irumoなどの一部プランを除く)
代表的なドコモの割引制度としては他に、ドコモ光やホームルーターのhome 5Gを併用して適用される「セット割」がありますが、契約や導入工事が必要であり即効性はないため、分けて次に詳細を解説していきます。
「セット割」を活用して通信料金を節約する方法
(出典:docomo公式サイト)
ドコモのスマホプラン(ahamo・irumo0.5GBプランを除く)と、自宅のインターネット回線としてドコモ光(ケーブルテレビの光回線でも一部対応あり)や、ホームルーターのhome 5Gを併用することで、最大スマホ1台につき月額1,100円の「セット割」が適用されます。
ドコモのスマホユーザーなのに、セット割対象外の別の光回線やホームルーターを併用している場合は、セット割が適用されるインターネット回線にした方が通信料金は節約できる可能性が高いと言えます。NTT東西の光回線フレッツ光を使う「光コラボ」をご利用中の場合は、簡単な「事業者変更」の手続きをするだけで、工事不要でセット割対象のドコモ光に乗り換えることが可能です。
eximo | |||
容量 | 1GB未満 | 1~3GB未満 | 3GB~無制限 |
基本月額 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 |
家族割(3人以上) | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
割引後 | 2,365円 | 3,465円 | 5,115円 |
*新規受付終了の旧プラン「ギガホプレミアプラン」も月額料金は同じです。
irumo | ||||
容量 | 0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB |
基本月額 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
家族割(3人以上) | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
セット割 | 0円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
割引後 | 550円 | 1,067円 | 1,727円 | 2,277円 |
ギガライトプラン | ||||
容量 | ~1GB | ~3GB | ~5GB | ~7GB |
基本月額 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 |
家族割(3人以上) | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 | 1,100円 |
セット割 | 0円 | 550円 | 1,100円 | 1,100円 |
割引後 | 2,365円 | 2,915円 | 3,465円 | 4,565円 |
*新規受付終了
自宅にWi-Fi回線の無いユーザーはインターネット回線導入が節約に効果的
自宅にWi-Fiが利用できる回線が無く、スマホプランだけでインターネットを利用しているユーザーには、セット割が適用できるインターネット回線の導入によって通信料金の節約ができます。
家族の人数にもよりますが、高速無制限のWi-Fi環境が構築できる上に、スマホ1台1,100円の「セット割」×人数の割引額で、その費用負担が実質かからないケースが少なくありません。
それ以上に「セット割」の節約の効果が大きいのは、無制限プランや大容量のスマホプランが不要になり、小容量スマホプランで事足りるようになるからです。具体的にご説明しましょう。
インターネットのデータ消費は自宅が多い
(出典:ソフトバンク)
このグラフは、ソフトバンクの全国1,200人に聞く、スマホの通信利用に関する実態調査からの引用です。スマホを利用する場所は、自宅が圧倒的に多く94.6%になっています。
データ消費の多い自宅でのインターネット利用を、家族全員でスマホプランのギガ消費から、「ドコモ光」「home 5G」などのインターネット回線でWi-Fi利用に変更することで、契約しているスマホプランのギガ消費は大幅に抑えることができます。
どれくらいのギガ容量プランでOKなのか?
このグラフは、MM総研による「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態」(2025年1月調査)のデータをグラフ化したもので、契約しているスマホプランの毎月のギガ消費量の調査内容です。
最も多いのは月に1GB未満の利用者で、中央値になる3GB未満を利用しているユーザーが大半になっています。このグラフのデータには、スマホプランだけで運用しているユーザーも含んでいるため、自宅にWi-Fiがあれば概ねスマホプランの容量は3GB未満程度でOKになるユーザーが多くなることが推察できます。
光回線とホームルーターでおすすめはどちら?
光回線は申し込みをしてから立ち会いの必要な導入工事を経て開通するまでに、2週間から1ヵ月程度を要する手間がかかるのに対して、ホームルーターは機器が到着したらコンセントに挿すだけで自宅にWi-Fi環境を構築できる手軽さがあります。
しかし、長く使う自宅のWi-Fi回線には、手間をかけても「光回線」がおすすめです。無線回線のホームルーターは、周りの環境や利用する場所などで外部の干渉を受けやすいのですが、固定回線の光ファイバーケーブルを使う光回線の方が安定していて、実際に利用ができる通信速度も光回線の方が優れています。
利用者が通信速度を計測している「みんなのネット回線速度」で、「光回線」「ホームルーター」の直近3ヶ月の平均値データを比較すると、以下になります。
回線 | Ping | 下り | 上り |
光回線 | 18.3ms | 506.2Mbps | 433.2Mbps |
ホームルーター | 43.0ms | 219.9Mbps | 29.2Mbps |
*通信速度には上りと下りがあり、数値が大きいほど速い
*Ping値は数字が小さいほど、反応速度レスポンスが良い
通信料金節約には「ドコモ光」+「irumo」にセット割の適用
(出典:ドコモ光公式)
通信料金を節約できる最もおすすめの組み合わせは、自宅に「ドコモ光」+スマホプランに家族全員で「irumo」を利用して、セット割の適用をすることです。
ドコモ光はプロバイダの選択ができますが、おすすめするのはドコモ自らが運用しているプロバイダ「OCN」です。安価な月額料金のタイプAで利用できます。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

工事費無料キャンペーン
光回線を利用するためには、導入工事と工事費用が必要になります。
ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
「irumo」のセット割適用後の家族4人の通信費
(出典:ドコモ公式)
前述のように、ドコモ光と「irumo」を併用することで「セット割」が適用されて、3GBのプランを月額1,067円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ドコモ光 | irumo 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
通信費合計はマンション利用月額8,668円・戸建て利用月額9,988円になり、この組み合わせでドコモの電波環境を利用しながら通信料金が節約できます。
光回線が利用できない場合は「ドコモ home 5G HR02」+「irumo」にセット割の適用
(出典:GMOとくとくBB ドコモ home5G)
住んでいる場所で光回線が利用できない場合や、引っ越しが決まっている場合は、無線回線を使って自宅にWi-Fi環境が構築できるホームルーターの「ドコモ home 5G HR02」+スマホプランに家族全員で「irumo」を利用して、セット割の適用をさせることが通信料金を節約する方法としておすすめです。
月額料金は2025年6月まで4,950円ですが、2025年7月より既存ユーザーも含めて5,280円になります。
本体料金
71,280円 (月々サポートで毎月分1,980円割代金分を36回割引で実質無料)
キャッシュバック
「home 5G プラン」の新規契約と「HR02」のご購入でamazonギフト券20,000円分がプレゼントされます。

「irumo」のセット割適用後の家族4人の通信費
前述のように、ドコモ光と「irumo」を併用することで「セット割」が適用されて、3GBのプランを月額1,067円で利用することができます。
同様に家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ドコモhome5G | irumo3GB | 家族 | 合計 |
4,950円 | 1,067円 | 4人 | 9,218円 |
通信費合計は月額9,218円になり、この組み合わせでドコモの電波環境を利用しながら通信料金が節約できます。
ドコモ回線を使う「格安SIM」ならさらに節約が可能
自宅でWi-Fiが利用できる小容量プランでスマホプランが賄えるユーザーや、スマホプランだけで利用していても小容量しか利用していないユーザーは、さらに通信料金を節約する方法があります。
ドコモから提供されているスマホプラン以外にも、ドコモ回線を使っている「格安SIM」があります。この格安SIMはドコモの回線の一部を借り受けて運営されているため、アンテナ基地局や使う周波数帯(電波)においてドコモと全く同じ電波環境が安価に利用できます。
ドコモの電波環境が利用できる格安SIMで、irumoにセット割を適用した3GB程度利用時の月額料金1,067円よりも安く提供されているものをピックアップしてみましょう。
プラン名 | 容量 | 月額料金 |
エキサイトモバイル | 3GB | 690円 |
HISモバイル | 3GB | 770円 |
NUROモバイル | 3GB | 792円 |
LIBMO | 3GB | 980円 |
NUROモバイル | 5GB | 990円 |
これらのドコモ回線が利用できる格安SIMなら、ドコモの割引制度を利用した場合よりも通信料金を節約することができます。
格安SIMの利用なら「ドコモ光」の継続利用にメリットは無い
ドコモ光を利用しているユーザーが格安SIMに乗り換える場合、「ドコモ光」を継続利用するメリットは基本的にありません。
より通信料金を節約するには、さらに安価な月額料金で利用ができる「光コラボ」に「事業者変更」で乗り換えれば、セット割が無くなっても支払いは安くなります。これから光回線の導入をお考えのユーザーも同様です。
たとえば、光コラボで最安値級の「GMO光アクセス」なら、マンション利用で月額3,773円・戸建て利用で月額4,818円になり、ドコモ光よりも安くなります。

安価にドコモの電波環境が利用できる格安SIM「エキサイトモバイル」で、3GB未満程度を利用した場合の家族4人利用の通信料金を計算してみましょう。
GMO光アクセス | エキサイトモバイル | 家族 | 合計 | |
マンション | 3,773円 | 690円 | 4人 | 6,533円 |
戸建て | 4,818円 | 690円 | 4人 | 7,578円 |
ドコモ光+irumoの通信費合計はマンション利用月額8,668円・戸建て利用月額9,988円でしたが、この組み合わせならマンション利用月額6,533円・戸建て利用月額7,578円で、ドコモの電波環境を利用しながら通信料金が節約できます。
他の通信キャリアでまとめて節約する方法は?
ドコモの電波環境にこだわらずに、他の通信キャリアでまとめて通信料金を節約する方法についても解説しておきましょう。
通信品質とキャンペーンで選ぶなら「ビッグローブ光」+「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
光コラボの「ビッグローブ光」は、同じ光コラボのドコモ光からなら「事業者変更」の手続きを行うだけで、工事不要で乗り換え可能な光回線です。
auのサブブランドである「UQモバイル」をスマホプランに併用することで、「セット割」が適用されて通信料金の節約が可能になります。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、導入工事の費用が発生します。最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。

引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
「UQモバイル」のセット割適用後の家族4人の通信費
(出典:UQ mobile公式サイト)
ビッグローブ光とUQモバイル(ミニミニプラン 4GB)を併用して、「セット割」を適用した場合の通信料金を、同様に家族4人でシミュレーションしてみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル4GB | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
高速な光回線の利用と、家族4人で高品質なauの電波環境を利用しても、マンション利用月額9,801円・戸建て利用月額10,901円の通信料金で収まります。