So-net光プラスは軽快なイメージ戦略と、契約時の魅力的なキャッシュバックキャンペーンを展開する事で加入者数を増やしています。
しかし、実際に利用し始めると月額料金が高い事が気になるユーザーも多く、乗り換えを検討している方も多くなっています。
So-net光プラスはソニーネットワークコミュニケーションズという、ソニーグループによって運営されていて、同社はSo-net光とは全く別に「NURO光」も運営していますので、ソニーブランドにシンパシーを感じているSo-net光プラスユーザーさんなら、NURO光への乗り換えを検討している方もいらっしゃいますよね。
しかし、ここで問題になってくるのが、利用しているスマートフォンの割り引きである「セット割」です。
日本のスマートフォン契約で3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)のシェア占有率は高く、全体の8割を大きく超えていて、auは2位のシェアを誇っています。
So-net光プラスではauスマホプランの月額料金が、家族も含めて割り引きされる「セット割」の適用対象となっているため、NURO光に乗り換えることで割引対象から外れてしまいます。
特に家族でauスマホプランのセット割を受けていれば、毎月の割り引き額は小さくなく、光回線の乗り換えによって、確実に通信費トータル費用が増加する事態が避けられません。
そんなあなたに、コスパを重視したSo-net光プラスから乗り換える、オススメの光回線と契約プランを解説していきます。
So-net光プラスから乗り換える光回線サービスを考える
現在の日本で比較的広範囲にサービスが提供されている光回線としては、NTTの「フレッツ光」・KDDIの「auひかり」・ソニーネットワークコミュニケーションズの「NURO光」に加えて、地元電力系の「eo光・コミュファ光など」が主であり、よりドメスティックなケーブルテレビ系の光回線もあります。
auスマホプランのセット割適用重視で考える
auのスマホプランは大きく2通りの、使い放題の「使い放題MAX 5G/4Gプラン」と従量制で使った分によって支払い額が変わる「スマホミニプラン 5G/4G」(2023年2月から従来のピタットプランから変わっています)があります。
ショップでは積極的に「使い放題MAX 5G/4Gプラン」を勧めてきますし、割り引き額も大きいのと安心感からこちらを選ぶユーザーが多く、3人以上の家族で利用すればスマホ1台につき毎月1,100円・So-net光プラスのセット割であるスマートバリューで、毎月1,100円の割り引きが受けられています。
スマホ1台あたりの割り引きは合計毎月2,200円になり、家族5人で利用している場合なら、毎月の割り引き額は11,000円になります。
この割り引きを維持しながら、光回線の乗り換えを考えてみましょう。
光コラボ
(出典:NTT西日本*一部改変)
So-net光プラスはNTT東西の光回線「フレッツ光」の卸し提供を受けて、So-netが行うプロバイダ業務をワンセットにして提供されている「光コラボレーション」の形態です。
光コラボレーションは略して「光コラボ」と呼ばれる事が多く、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社からサービスが提供されていて、その中にはauの「セット割」が利用できる光コラボも多くあり、そこを重視して乗り換えればauのスマホ割り引きが維持できます。
So-net光プラスよりも安価な月額料金の光コラボに乗り換えれば、通信費トータル費用のコスパはその分だけ良くなります。
auひかり
auひかりでは、当然auのスマホプランの「セット割」が受けられます。
現在のauスマホの割り引きが、光回線を乗り換えても維持されます。
NURO光
NURO光では、auのセット割は行っておらず、「ソフトバンク」のセット割がメインになっています。
NURO光に乗り換えれば、auスマホの割り引きは家族割のみで、「セット割」は適用がされなくなります。
地元電力系
地元電力系の光回線では、eo光・コミュファ光など多くがauスマホプランの「セット割」を提供しています。
現在のauスマホの割り引きが、光回線を乗り換えても維持されます。
提供エリアになっていなければ光回線は利用ができない
ここで一点、注意しなくてはならない条件があります。
So-net光プラスは全国を幅広く網羅している、NTTの「フレッツ光」を利用していますので、現状So-net光プラスを利用している方は、別の光コラボへの乗り換えなら支障なく乗り換えが可能ですが、他の回線ではサービス提供エリアに入っていない可能性があります。
特にマンション集合住宅にお住まいの方は、利用できる光回線は建物の共有スペースまで光回線の工事が完了している回線に原則限られていて、フレッツ光は多くの建物の共有スペースまで既に入っていますが、他回線の同様な導入率は非常に低いと言えます。
もちろん、より提供エリアが限られる地元電力系やケーブルテレビ系の光回線も、利用には提供エリアに入っている必要があり、マンション集合住宅の場合は共有スペースまで引き込み工事が完了している必要があります。
全国展開している光回線の提供エリアを見てみましょう。
auひかり
auひかりが提供しているエリアは、以下の地域に限られています。
【北海道エリア】 北海道
【東北エリア】 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島
【関東エリア】 東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木
【信越エリア】 新潟、長野
【中部エリア】 山梨
【北陸エリア】 石川、富山、福井
【中国エリア】 鳥取、岡山、島根、広島、山口
【四国エリア】 香川、徳島、愛媛、高知
【九州エリア】 福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島
人口が比較的多い、大阪を含む関西エリアと名古屋を含む東海エリアは、提供エリアになっていません。
フレッツ光と比較すれば県内の提供されている範囲も狭く、マンション集合住宅の建物への導入は極めて少ないと言えます。
NURO光
(出典:NURO公式)
NURO光の提供エリアは更に限られています。
【北海道エリア】 北海道
【関東エリア】 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
【東海エリア】 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
【関西エリア】 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
【中国エリア】 広島県、岡山県
【九州エリア】 福岡県、佐賀県
都市部では比較的普及が進んでいますが、離れた場所では利用できるエリアは少なく、マンション集合住宅への導入も極めて希です。
乗り換えの工事と手間で考える
光回線を利用するためには、導入工事が必要になります。
工事を含めた手間がかからない事をポイントに、乗り換え先を考えてみましょう。
So-net光プラスから他回線への乗り換え
別の光回線に乗り換える時には、So-net光プラスを解約して新たに契約する回線工事を行う必要があります。
回線工事は直ぐに行えるわけでは無く、工事には立ち会いが必要になるため、自分のスケジュールと工事業者のスケジュールを擦り合わせて決める必要があり、工事を行う時期やエリアによっても変わってきますが、数ヶ月先になる事も珍しくありません。
NURO光では多くの場合、宅内工事と屋外工事が別途に行われるので、より手間がかかる事を覚悟しなくてはなりません。
工事費について
新たな回線工事を行うには、当然費用がかかってきます。
回線によって費用は異なりますが、数万円がかかる事も珍しくありません。
現在So-net光で利用中の光回線フレッツ光は解約になりますが、賃貸物件などにお住まいの場合は原状復帰のための回線撤去が必要になるケースもあり、回線の導入費用とは別に撤去費用がかかります。
回線によっては、キャンペーンなどで導入工事費が無料になっている事もありますが、多いのは回線工事を分割払いにして、毎月の工事費分割分の費用を割り引くスタイルです。
この場合は実質無料になりますが、たとえば36回払いが設定されていて、何らかの都合で3年以内に解約や乗り換えをする場合、残債になる工事費は一括清算する必要が出てきます。
So-net光プラスから別の光コラボに乗り換え
So-net光プラスはご説明した様にNTT東西の光回線フレッツ光を使う「光コラボ」なので、別の光コラボに乗り換えても、使う光回線は変わらずフレッツ光のため、「事業者変更」の簡単な手続きだけで、乗り換えによる回線工事は必要無く、当然新たな工事費も発生しません。
同じ光回線を乗り換え後も継続利用するため、乗り換えによるインターネットが利用できない期間も発生しません。
事業者変更とは?
(出典:NTT東日本公式)
「事業者変更」とは、2019年7月以降に可能になった、光コラボから別の光コラボに、フレッツ光はそのまま継続利用して、簡単に乗り換える手続きの事です。
So-net光プラスから事業者変更で別の光コラボに乗り換えるのなら、So-net光プラスに事業者変更承諾番号を申請して、有効期限内に乗り換え先の光コラボに入手した番号を伝えて契約をすれば、基本的にそれだけで乗り換えが完了します。
事業者変更で乗り換えれば、現在利用中のNTT東西に付帯するサービス、ひかり電話(So-net 光 電話)やフレッツ・テレビ(So-net 光 テレビ)なども、特別な手続きを行う事無く乗り換え先の光コラボで継続利用する事ができます。
かかる手間や費用面を考えれば、So-net光プラスからの乗り換えは、別の光コラボへの事業者変更が圧倒的にオススメです。
事業者変更で月額費用はどれくらい下がる?
auのセット割が適用される別の光コラボに乗り換えても、家族のスマホ代に変更はありませんから、So-net光プラスよりも月額料金が安い光コラボに乗り換えれば、確実に通信費トータル費用は下げる事が可能になります。
auのセット割適用が受けられる、人気光コラボの「@TCOMヒカリ」で計算してみましょう。
マンション集合住宅の場合
So-net光プラスのマンション集合住宅の月額料金は4,928円ですが、@TCOMヒカリの月額料金は4,180円です。
(So-net光プラス マンション)4,928円-(@TCOMヒカリ マンション)4,180円=748円 安くなる計算になります。
戸建て住宅の場合
So-net光プラスの戸建て月額料金は6,138円ですが、@TCOMヒカリの月額料金は5,610円です。
(So-net光プラス 戸建て)6,138円-(@TCOMヒカリ 戸建て)5,610円=528円 安くなる計算になります。
もっとコスパの良くなる乗り換えは?
快適に利用できる光回線の環境は変えずに、事業者変更を利用すれば通信費トータル費用は下げる事ができます。
もっと大幅に支払い費用を下げるためには、通信費トータル費用で大きな割合を占めるスマホプランにメスを入れる必要があります。
多くのスマホユーザーに無制限プランは不要
(出典:MM総研)
auで契約しているプランは、「使い放題MAX 5G/4Gプラン」をご利用の方が多いと思いますが、自宅に光回線が利用できる環境にあるスマホユーザーの多くは、無制限プランは不要なケースが圧倒的に多くなります。
自宅でのスマホ利用も光回線があればWi-Fiを使って行いますので、auのプランからギガは消費されていません。
外出時のWi-Fi環境が無い場所でのみ、ギガを消費する利用になります。そのため小容量の数GBで収まっているユーザーが大半です。
一般的なデータを見ても、その傾向は顕著です。
上記のデータは、2022年8月25日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2022年7月時点)」で、これはスマホ契約のプランギガを消費したユーザー数を表しています。
殆どのユーザーが月に3GB未満になっていて、最も多いのは1GB未満になっています。
そのため3GB程度のプランが、自宅に光回線があるスマホユーザーには適切だと言えます。
auプラン変更で変わる支払金額は?
auの小容量プランに乗り換えた場合の、支払金額をシミュレーションしてみましょう。
使い放題MAX 5G/4Gプラン
使い放題MAX 5G/4Gプランの月額料金は7,238円です。
auの「セット割」スマートバリューの適用が受けられる光コラボを利用して、家族5人で利用する場合、(使い放題MAX 5G/4Gプラン)7,238円-(家族割)1,100円-(光回線セット割)1,100円=5,038円 がスマホ1台分の料金で、5人家族なら25,190円になります。
小容量プラン
auの小容量プランは2023年2月1日に変更があり、スマホミニプランになっています。(既に旧プランのピタットプランは新規受付を停止しています)
このプランでは2GB超3GB未満の利用で月額料金は5,665円です。
auの「セット割」スマートバリューの適用が受けられる光コラボを利用して、家族5人で利用する場合、(スマホミニプラン)5,665円-(家族割)1,100円-(光回線セット割)550円=4,015円 がスマホ1台分の料金で、5人家族なら20,075円になります。
使い放題MAX利用時よりも、毎月5,115円の支払い費用が抑えられる事になります。
小容量プランなら格安SIMがお得
通信費のコスパを考えるなら、小容量プランの利用はauなどのキャリアプランよりも、格安SIMが圧倒的にお得になります。
無制限・大容量プランは通信キャリアの独壇場ですが、小容量プランの価格メリットは格安SIMの方が大幅に優れています。
3GB程度のプランなら月額1,000円程度で選択が可能で、家族5人で利用しても5,000円程度にしかなりません。
auの小容量プランで割り引きを受けた価格よりも、ざっくりと毎月15,000円が安くなる計算になります。
格安SIMにセット割が適用される事業者変更が更にお得!
先ほどの乗り換え先光コラボ選びでは、auの割り引きが適用される前提でしたが、視点を変えれば、もっとコスパ良く通信費トータル費用が下げられます。
安価に利用できる格安SIMに、セット割が適用される光コラボに事業者変更で乗り換えれば、通信費トータル費用はさらに下げる事が可能になります。
具体的に通信費トータル費用を下げる、コスパの良いオススメの光コラボ+格安SIMセット割プランをご紹介しましょう。
もっとお得な事業者変更先「光コラボ」は 「@TCOMヒカリ」+「LIBMO」
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
格安SIM「LIBMO」のセット割が適用されて、安価な月額料金が更に安くなります。
格安SIM「LIBMO」のセット割
(出典:LIBMO公式)
スマホ1台につき月額220円の「セット割」が最大5契約まで適用されます。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
外出先でもスマホプランでギガ消費する、動画視聴などの習慣がある方なら、OCNモバイルONEには設定の無い20GB・30GBプランがオススメです。
auには無制限プランと小容量プランしか設定が無く、ちょうど良い容量のプランにセット割が適用されて格安で利用ができます。
キャッシュバックキャンペーン
@TCOMヒカリでは、現在代理店申込みでキャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
So-net光の「事業者変更」乗り換え手順
So-net光から別の光コラボに乗り換える、事業者変更の手順を簡単にご説明します。
1.So-net光で事業者変更承諾番号を取得
事業者変更で乗り換える最初のステップは、利用しているSo-net光に事業者変更承諾番号の申込み電話で行います。
0120-45-2522
受付時間:午前9時~午後6時
申し込み完了後、『「事業者変更承諾番号」お申し込み受付のご連絡』のメール、SMSが届きます。
請求から2時間程度で届きますが、申込みの時間によっては翌日になる場合があります。
状況はマイページより確認ができます。
事業者変更承諾番号には15日の有効期限(払い出し日含む)がありますので、速やかに乗り換え先の光コラボで契約を行います。
2.乗り換え先の光コラボで契約
乗り換え先の光コラボの契約を行うのにあたり、新規契約ではなく事業者変更で行って下さい。
So-net光から取得した、事業者変更承諾番号を伝えて契約します。
オンライン専門代理店なら、お得な独自のキャッシュバックキャンペーンがあるだけでなく、複数の光コラボを取り扱っているので、乗り換えに最適な光コラボの相談もできて、事業者変更の詳細手順についてもフォローしてもらえます。
3.乗り換え先の光コラボから書面が届く
乗り換えの手順としては完了しているので、乗り換え先の光コラボからの連絡書面を待ちます。
概ね1週間程度で到着して、契約内容や接続設定に必要な情報などが記載されています。
So-net光から新しい光コラボに接続が切り替わる切り換え日以降は、新しい光回線サービスに切り替わります。(概ね申込みから1週間から2週間後です)
必要な設定がある場合は行って下さい。
4.乗り換え完了後にSo-net光からメールが届く
新しい光コラボが開通後、書面で「So-net光」の解約に関する案内が届きます。
Wi-Fiルーターなど、So-net光プラスからレンタルしている機材があれば、速やかに返送してください。
返却先の住所
〒343-0815
埼玉県越谷市七左町4-301
So-net光 レンタル品返送 御中
電話番号は不要です。
So-net光を乗り換えるベストタイミングは?
So-net光の乗り換えは、乗り換えるタイミングによって、かかる費用が変わってきます。
契約期間と違約金
契約期間はSo-net光の契約時期によってプランが異なり、内容は変わってきます。
現在主力のプラン「So-net光プラス」でご説明します。
契約期間
So-net光プラスの契約期間は、2022年6月30日以前の契約では3年、2022年7月1日以降は2年になっています。
契約期間中に事業者変更などの乗り換えや解約を行えば、違約金が発生します。
注意が必要なのは、契約期間満了しても違約金は発生する可能性があるという事です。
解約月
(出典:So-net光公式)
この表は2年契約の例になります。
契約期間が終了する24ヵ月目から3ヵ月間に解約月が発生して、その間の契約については違約金が発生しません。
しかし、27ヵ月目になると再度契約期間になり、それ以降の47ヵ月目までの解約については違約金が発生します。
48ヵ月目から2回目の解約月が3ヵ月間発生して、この間では違約金が発生しませんが、51ヵ月目から再度違約金が発生する期間になります。
3年契約の場合の解約月は、契約満了月の当月(36ヵ月目)・翌月(37ヵ月目)・翌々月(38ヵ月目)になり、2回目の解約月は6年後になる、当月(72ヵ月目)・翌月(73ヵ月目)・翌々月(74ヵ月目)になります。
どちらの契約もこのパターンが繰り返されて、契約年数経過後に解約月が発生します。
違約金
違約金も契約時期で異なります。
2022年6月30日以前の契約では20,000円、2022年7月1日以降は戸建て4580円・マンション集合住宅3,480円になっています。
So-net光プラス以前(プラスが付かないSo-net光など)の契約については、契約期間や違約金の内容が異なっています。
該当する方はマイページより確認してください。
ベストタイミングは?
乗り換えるベストタイミングは、言うまでも無く解約月のタイミングです。
しかし、解約月が近い場合は問題無いですが、実際に毎月の差額を発生させながら遠い解約月を待つよりも、思い立ったタイミングで乗り換えた方が、結果的に通信費トータル費用は抑えられます。
仮に乗り換えで通信費トータル費用が、毎月1万円の差額が発生するなら、2万円の違約金が発生しても2ヵ月で取り戻せて、その後はずっとお得が享受できます。
また、乗り換え時にキャッシュバックキャンペーンのある光コラボにすれば、かかる費用の多くは実質取り戻せる計算になります。
工事費残債
So-net光プラスの工事費は26,400円で、多くが36回の分割払いを選択しています。
毎月の支払い額と同額の割り引きが受けられているため、実質無料になっています。
3年以内の解約の場合、工事費の残債は一括清算する必要があります。
たとえば2年で解約した場合、残債は8,712円がかかります。
しかし、この工事費の支払いは事業者変更で他の光コラボに乗り換えを行う場合、同じフレッツ光を使うための費用でもあると考えられますから、無駄な支払いにはなりません。
乗り換えは思い立った時が吉日です。