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テレワークに必要なインターネット環境とは?

テレワークをするのに必要なインターネット環境とは? WiFi

世界を混乱に陥れたコロナ禍が、計らずもクローズアップさせる事になった「テレワーク」ですが、国と総務省はそれ以前から推進と提唱を行っています。

 

総務省職員を対象にしたテレワーク制度は、平成18年(2006年)から本格導入を開始していて、平成25年(2013年)には、「世界最先端IT国家創造宣言」が閣議決定されていて、「テレワーク導入企業数3倍(2012年度比)」「雇用型在宅型テレワーカー数10%以上」等の政府目標を打ち出しています。

 

雇用型の「テレワーク」形態には、自宅を就業場所とする「在宅勤務・在宅ワーク」と、どこでも仕事が可能な状態で、特定の場所に依存しない「モバイルワーク」に加えて、サテライトオフィスやテレワークセンター、スポットオフィス等を就業場所とする「施設利用型勤務」の3つが有ります。

 

国と総務省がテレワークを推奨しているのは、社会・企業・就業者の全てにメリットが有る「働き方改革」の一環によるところです。

 

テレワークによって、労働力人口の確保・地域活性化・環境負荷の軽減が社会に、生産性の向上・優秀な人材確保と離職抑止・ペーパーレス等のコスト削減・事業継続性の確保が企業に、多様で柔軟な働き方の確保・仕事と育児介護治要の両立、通勤時間の削減が就業者にメリットが有ると説明されています。

 

テレワーク3形態の中で、コロナ禍の人流抑制政策にピッタリと当てはまったのが、「在宅勤務・在宅ワーク」で、最近ではテレワーク=在宅ワークを指す言葉に変化してきています。

 

在宅ワークに不可欠なツールとして、インターネット回線があります。快適に在宅ワークが出来るインターネット環境について、解説します。

 

テレワークの定着

国の思惑通りにテレワークは普及せず、コロナ禍でやむを得ず導入した企業は多いですが、実際に行ってみると大きなデメリットも無く、むしろ生産性の向上が見られたり、オフィスの移転や縮小が可能になって、固定費の家賃が大幅に減少したりと、企業側が実際のメリットを感じるケースが多くなっています。

 

総務省が発表している令和3年の情報通信白書では、テレワークの実態調査を行った結果を公表しています。

 

 

(出典:総務省令和3年版白書

 

上記のデータは、パーソル総合研究所が正社員約2万人を対象に実施したテレワークの実態調査です。

 

2020年3月のテレワーク実施率は13.2%に過ぎませんでしたが、緊急事態宣発令後の2020年4月には27.9%へと大幅に上昇しています。

 

その後の推移を見ても、2020年5月調査では25.7%・2020年11月調査では24.7%になっていて、テレワークはコロナ禍の一過性のスタイルではなく、今後も一定数は定着していくと考えられます。

 

インターネット回線の手段

在宅ワークを行う場合には、利用する端末機器はパソコンが主流で、必要に応じてプリンターを組み合わせる事が多くなっています。

 

ただ、大前提としてオフィスを離れて行うテレワークでは、インターネット回線手段で繋がる事が大前提になっています。

 

「自社のサーバー・クラウドサーバーを利用する」「離れて仕事をするチームで会議を行う」「他社とリモート商談する」「資料を送付する・受け取る」などなど、インターネット回線が無くては成り立ちません。

 

インターネット回線利用手段としては、「光回線」「据え置き型無線ホームルーター」「モバイルWi-Fiルーター」の3通りがあります。

 

それぞれに、メリットとデメリットが有ります。

 

光回線 据え置き型無線ホームルーター モバイルWi-Fiルーター
メリット 通信速度が速い 工事不要でWi-Fiが使える 工事不要でWi-Fiが使える
通信制限がない 外でもWi-Fiが使える
(Wi-Fi使い放題) (端末の持ち運びが可能)
デメリット 工事が必要 電波干渉を受けやすい 通信制限がある
Wi-Fiが使えるのは家のみ Wi-Fiが使えるのは家のみ 電波干渉を受けやすい
通信制限が存在する バッテリーが切れると使えない
(外出時)

 

更に大きく分けると、固定回線である「光回線」と、無線回線である「据え置き型無線ホームルーター「「モバイルWi-Fiルーター」の2つに分けられます。

 

テレワークに必要なインターネット環境は、「一定以上の通信速度・品質」と「容量制限無し」です。

 

無線回線は工事不要の手軽さが有り、契約から使える様になるまでの時間も短い良さ等が有りますが、利用するサービスによって違いがあっても、何らかの通信制限が存在しています。

 

WiMAX系では、3日間で10GB・15GBの利用制限を明確にしていますし、無制限利用を謳っている「据え置き型無線ホームルーター」でも、注意書きには利用方法によっては通信制限が掛かる旨が明記されています。

 

無線回線による「通信速度・品質」は、利用するエリアや環境によっても大きく左右されます。

 

テレワークの普及は都市部で進んでいる

テレワークの実施率は、エリアによっても大きな差が有ります。前述の総務省による白書を見ると、東京圏・名古屋圏・大阪圏が高くなっています。

 

 

(出典:総務省令和3年版白書

 

しかし、それら都心部での無線回線の利用には、地方では無い固有の問題が存在しています。

 

基地局の同時接続数

人口に併せて無線基地局アンテナは設置されるため、人口の多い東京や神奈川・埼玉などの関東エリアや、大阪・名古屋では積極的にアンテナ建設を各社進めていますが、物理的な限界も有ります。

 

現在主流になっている4Gのアンテナ基地局では、同時接続出来る端末はそれほど多くは無く、実は100台程度しかありません。

 

近くに多くの基地局アンテナがありますから、飽和状態になっている基地局でも近くの基地局アンテナに接続するため、大規模な不具合はそれほど簡単には起きません。

 

しかし、電波は遠くなるほど弱くなる特性があるため、安定性や速度は欠けてしまう事態は日常的に起こっています。

 

基地局の多さ

人口の多いエリアでは、大量の接続をこなすために、アンテナ基地局を増やさざる得ません。しかし、逆に基地局の多さが災いする事もあります。

 

電波の特徴として複数の電波が重なり合うと干渉が起こり、回線速度や品質が低下することが起こります。

 

基地局設置者は綿密な計算を行いますが、電波はビルの反射や他社の動向もあり、簡単には解決出来ません。

 

鉄筋コンクリート建造物の多さ

電波の特性として、木やガラスは簡単に通り抜けるため支障になりにくく、木造建築家屋では殆ど問題になりませんが、金属やコンクリートは電波が通り抜けにくくなっています。

 

鉄筋コンクリートの建造物では電波が受信しにくく、電波の通り道にあれば建物と関係の無いユーザーにも影響を与えます。

 

数多くの鉄筋コンクリート建造物のある人口の多いエリアでは、電波が影響を受けやすく、弱まって質が低下する状況が数多く出てしまいます。

 

高層マンション特有の事例

人口の多いエリアに数多く有る、高層マンション特有の電波が安定しない事情もあります。

 

基地局の電波発射方向

アンテナ基地局の高さは、地上から40m程度が多くなっています。

 

その位置から地上に向けて(つまり下向き)電波は発射されているため、地上から40m以上に住んでいる場合は、電波事情は悪くなります。

 

階層で考えれば、概ね13階以上が40m以上に該当します。

 

電波が交錯する

高層マンションがある場所は、人が多い場所が多く、アンテナ基地局も数多く建設されています。前述の様に電波は干渉し合って、品質速度を低下させる特性が有ります。

 

届きにくい場所では、質の低下した電波が交錯することで、回線品質は一層低下します。

 

テレワークが浸透しているエリアでは、無線回線利用は向かない

テレワークが浸透しているのは、人口の密集するエリアが中心です。しかし、そのエリアでは通常よりもこれらの理由により、無線利用のインターネット回線は積極的にオススメ出来ません。

 

無線回線は簡単に導入出来ても、回線が不安定なことで、大事な会議の途中で会話が止まってしまったり、容量制限に引っかかって、仕事の継続が出来なくなったりしては意味がありません。

 

では、実際にどれくらいの回線速度が必要なのか?インターネット回線の速度の基礎知識を含めて見ていきましょう。

 

インターネット回線速度

回線速度の数値には、「bps」という単位が付いています。

 

この単位から見ていきましょう。

 

インターネット回線速度の単位

通信速度の単位は「bps」という単位で、数値が大きくなるほど高速になります。

 

bpsはBit per secondの略語で、1秒間にどれだけのデータ量を転送出来るかという意味です。

 

1,000bpsは1kbpsであり、1,000kbpsが1Mbpsになり、1,000Mbpsは1Gbpsになります。

 

ちなみに、1990年頃のインターネットが出現する前の時代には、「パソコン通信」がありました。当時のアナログモデムを使って、音声電話回線を利用していた時代の通信速度は300bpsでした。これが時代と共に14,400bps、28,800bpsへと進化しました。

 

現在の、光回線の主力になっている回線速度は1Gbpsです。

 

回線速度には「上り」と「下り」がある

通信速度には「上り」と「下り」があります。

 

同じ回線でも、この2つは通信速度が異なることが大半です。

 

「上り」と「下り」は、自分を起点に考えます。

 

回線速度の「上り」

自分から(自分の端末機器等)インターネットに情報を送り込む、いわゆる「あげる」場合が「上り」です。

 

メール・データファイル送信等のアップロードには、「上り」の回線速度が影響します。

 

通信速度が速いほど、アップロードの時間は短縮されます。

 

当然速ければ速いほど、使用感は快適になります。

 

Zoomなどを利用したミーティングでは、自分の画像や音声を他の参加者に届ける、こちらのデータを参加者に届ける等に影響するのが「上り」です。

 

回線速度の「下り」

自分に(自分の端末機器等)インターネットから情報を受け取る、受信する場合が「下り」になります。

 

クラウドサーバーや会社のサーバーにアクセスして、閲覧ダウンロードするのに関わるのが、「下り」の速度です。

 

zoomなどを利用したミーティングでは、参加者の画像や音声・ファイルなどを受け取るの影響するのが「下り」です。

 

ChromeやSafari等のブラウザーを利用して、ウェブサイトの閲覧をする場合の表示の速さは、利用する端末の性能(処理能力に関わるメモリーの大きさや、CPUプロセッサーの性能)や、表示するページの内容(文字だけなのか?大きなサイズの写真が多数含まれているか?)も関係してきますが、いずれにしても「下り」の回線速度が、表示されるまでの時間に大きく影響します。

 

公称値と実際の速度

インターネットの速度は、サービスを提供する回線事業者が、公称値と呼ばれる数値として発表しています。

 

これは計算上の理論値で、実際にこの数値が記録されることは、速度計測しても基本的にはあり得ません。

 

テレワークに必要なインターネット回線速度目安

快適に利用出来るの具体的な目安を羅列してみます。

 

この速度に達していなければ利用出来ないと言うことではなく、あくまで「快適にサクサク」利用出来るための目安です。

 

メール・LINE 128kbps~1Mbps

文字の送受信だけの場合が、最もデータ量は小さくなり、早い回線速度は必要ありません。少ない文字数の送受信だけなら、128kbpsの速度でも体感上は問題ありません。

 

最近のテレワークでは、チーム連絡にLINEを使う方が、メールよりもレスポンスが良いと感じるユーザーも多く、仕事上でもLINEの利用が広がっています。

 

気心の知れた他社との連絡にも、利用されるケースが増えています。

 

メール・LINEで文字だけの送受信は、大きな回線速度は必要としません。

 

ファイルデータ・画像を添付した場合には、128kbpsでは終了までに時間が掛かりイライラします。一般的に1Mbps程度の回線速度が出ていれば、何気に処理できてしまいます。

 

ただし、画像サイズが大きかったり、枚数が多かったりする場合や、WordやExcel等が大きなファイルになっている場合では、1Mbpsでは遅く感じる事もあります。

 

ウェブサイトの閲覧 1Mbps~10Mbps

情報収集などで、テレワークでもウェブページの閲覧は欠かせません。

 

文字だけのウェブサイトなら、1Mbpsの速度が出ていれば大きな支障は出ません。ただ、現在そのようなサイトは少数で、多くのサイトには大きな写真が混在しています。この写真表示に回線速度が大きな差をもたらします。

 

そんなサイトを快適に閲覧するには、10Mbpsの回線速度が出ていれば「サクサク」が実感出来ます。快適さは、メモリー等の利用する端末スペックにも大きく左右されます。回線速度が速くても、それにハードがついて行けない場合には、「サクサク」感は実現しません。

 

ビデオ会議 50Mbps以上

テレワークでは、「zoom」などを利用したビデオ会議も欠かす事が出来ません。

 

高品質な回線を利用すれば、目の前で話している様な臨場感が有り、資料の提示や交換も合理的に行う事が出来て、ペーパーレス化にも繋がりながら快適性が有ります。

 

利用する会議アプリケーションや、参加人数によっても左右されますが、ビデオ会議には50Mbps以上の回線速度が欲しいです。

 

多くの参加者が有る中で、一人だけ固まっているのは、回線速度を含めた回線品質が関わっているケースが多く有ります。

 

また注意が必要なのは、同じ時間帯に同居する他の家族がミーティングを行う場合です。

 

配偶者が他のミーティングに参加していたり、子供がオンライン授業を受けていたりする場合も、家族では同じインターネット回線を利用するので、快適に利用するためには150Mbpsから200Mbps程度の回線速度が必要になります。

 

具体的に、インターネットの速度を回線別に見てみましょう。

 

回線の実際の速度

「モバイルWi-Fiルーター」「据え置き型無線ホームルーター」「光回線」で、実際の速度がどれくらい出ているのか比べてみましょう。

 

実際の利用者が計測している数値を見るのに、みんなのネット回線速度があります。

 

それぞれ人気のサービスを、ピックアップします。

 

Rakuten WiFi Pocketの通信速度レポート「モバイルWi-Fiルーター」

 

(出典:楽天モバイル公式)

 

直近3ヶ月に計測された330件のRakuten WiFi Pocketの測定結果から平均値は

 

平均Ping値: 49.5ms

平均ダウンロード速度: 24.52Mbps

平均アップロード速度: 27.2Mbps

 

になっています。

 

ソフトバンクエアーの通信速度レポート「据え置き型無線ホームルーター」

 

(出典:ソフトバンクエアー公式)

 

直近3ヶ月に計測された13,214件のソフトバンクエアーの測定結果から平均値は

 

平均Ping値: 40.7ms

平均ダウンロード速度: 84.52Mbps

平均アップロード速度: 8.56Mbps

 

です。

 

フレッツ光ネクストの通信速度レポート「光回線」

 

(出典:フレッツ光申込サイト)

 

直近3ヶ月に計測された54,233件のフレッツ光ネクストの測定結果から平均値は

 

平均Ping値: 22.37ms

平均ダウンロード速度: 268.41Mbps

平均アップロード速度: 206.56Mbps

 

という数値になっています。

 

テレワークには、光回線が最適

テレワークでは、インターネット回線の速度・品質が業務効率に大きく影響します。

 

ストレス無く仕事が進められて、ミーティングも快適に参加が出来て、家族で同時に利用しても支障が起きにくい回線は、「光回線」です。

 

光回線の導入には工事が必要になりますが、前述の様にテレワークは一時的なものではなく、今後も継続すると考えられ、長期的に利用する前提で考えても、「光回線」の導入が最適です。

 

では、「光回線」は何を選べば良いでしょうか?検証してみましょう。

 

光回線について

「光回線」とは、光ガラス繊維で出来ている、光ファイバーケーブルを使った通信回線で、従来の銅線と比較して、より多くのデータを、距離による毀損が無いまま、やりとりが可能な最も速い通信回線です。基本的に利用量の制約が無く、自由に無制限に利用する事が出来ます。テレワーク利用には、とても大切なポイントです。

 

光回線の敷設には莫大な資本はもちろんですが、回線を張り巡らせるのには、電柱が必要になります。そのため、実際に光ファイバーケーブルの敷設は、NTT(電話線の電柱)・各地の電力会社(電線の電柱)・各地のケーブルテレビ(有線の電柱)で大半を占めています。

 

実際に敷設されている光回線の種類は、それほど多くは有りません。

 

光回線のシェア

ICT市場専門のリサーチ会社、株式会社MM総研の2021年3月発表のデータによれば、全国的に広く普及しているのは、NTTグループ(NTT東日本+NTT西日本)の2256.4万件であり、そのシェアは半数を大きく超える7割弱に達しています。

 

 

(出典:MM総研

 

グラフ中のその他は、限られたエリアでのサービス展開です。

 

KDDI(au)もNTTグループに続くシェアですが、実際に施設した光ファイバーケーブルのエリアは限られていて、大半のエリアはNTTの光ファイバーケーブルを使用していて、「ダークファイバー」と呼ばれる、NTTで使われていない部分を利用しています。

 

ソニーネットワークコミュニケーションズが提供する光回線「NURO光」も、auと同様にNTT光ファイバーケーブルを利用した「ダークファイバー」を使っています。

 

光回線が利用出来る条件

利用したい回線が、提供エリアになっている必要が有ります。マンション集合住宅では、建物の共用部分まで引き込まれている回線しか利用出来ません。

 

提供しているエリアは、サービスごとに異なります。

 

代表的な光回線「フレッツ光」「auひかり」「NURO光」の利用可能エリアは、大きく異なります。

 

auひかり

 

KDDIが全国展開している「auひかり」ホームタイプの提供エリアは、携帯電話回線のauとは異なり、限られたエリアしか展開していません。

 

「auひかり」は、提供している具体的なエリアとして、以下の地域でのみ利用できます。

 

【北海道エリア】 北海道

【東北エリア】 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島

【関東エリア】 東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木

【信越エリア】 新潟、長野

【中部エリア】 山梨

【北陸エリア】 石川、富山、福井

【中国エリア】 鳥取、岡山、島根、広島、山口

【四国エリア】 香川、徳島、愛媛、高知

【九州エリア】 福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島

 

人口が比較的多い、大阪を含む関西エリアと名古屋を含む東海エリアは、提供エリアになっていません。

 

auひかり提供状況の確認

 

を利用して、住所から導入可能か調べることが出来ます。

 

NURO光

 

(出典:NURO公式

 

NURO光は、以下の地域でのみ利用できます。

 

【北海道エリア】 北海道

【関東エリア】 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県

【東海エリア】 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県

【関西エリア】 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県

【中国エリア】 広島県、岡山県

【九州エリア】 福岡県、佐賀県

 

エリア内に居住地があっても、必ずしも利用出来るとは限りません。光回線は、住まいのすぐ近くまで、実際にNURO光の回線が来ている必要が有ります。

 

NURO光公式サイト 提供状況の確認

 

フレッツ光

日本で最も広いエリアでサービスを提供しているのは、NTTが敷設した「フレッツ光」です。

 

「フレッツ光」が利用出来るエリアでは、当然「光コラボ」が利用出来ます。

 

NTT西日本エリア

富山県 / 石川県 / 福井県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県

 

NTT東日本エリア

北海道 / 青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 東京都 / 埼玉県 / 千葉県 / 神奈川県 / 山梨県 / 新潟県 / 長野県

 

フレッツ光お申し込みサイト | BBN
NTTフレッツ光、光コラボのお得なキャンペーンお申し込みサイト。新品パソコン、タブレット、テレビ、PS5デジタルエディションのプレゼントやキャッシュバックなど、公式割引&限定特典で最大9万円以上もおトクです。フレッツ光のお申し込みはブロード...

 

最も多くのマンション集合住宅・全国の多くのエリアで利用出来るのは「フレッツ光」です。

 

テレワークにオススメのインターネット回線は「フレッツ光」「光コラボ」

 

(出典:フレッツ光申込サイト)

 

広いエリアをカバーしていて、光回線のパイオニアである高い技術力を持つNTT東西の光回線「フレッツ光」が、テレワーク時のインターネットの利用回線には最適です。

 

「フレッツ光」の契約形態は2種類あります。

 

「フレッツ光」だけを契約しても、インターネットの利用は出来ません。フレッツ光は光回線であり、プロバイダと呼ばれる接続業者と契約して、初めてインターネットの利用が可能になります。

 

 

出典:NTT西日本*一部改変

 

しかし、現在ではこの2箇所に契約する手段は、個人ではメリットが有りません。現在の個人契約の中心は、「光コラボ」という契約が主流で、契約先が一箇所で済みます。

 

 

出典:NTT西日本*一部改変

 

NTTは「光コラボ」の販売取り扱いはありません。光コラボ事業者がNTTへの回線使用料支払いも行うスタイルになるので、ユーザーがNTTと直接契約はしません。

 

「光コラボ」を扱う事業者は、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が有ります。

 

お住まいのマンション集合住宅に、「フレッツ光」回線が共有部分まで引き込まれていれば、この「光コラボ」を扱うサービスを自由に選ぶことが出来ます。

 

戸建てでも「フレッツ光」の対象エリアなら、自由に選んで「光コラボ」のサービスが利用出来ます。テレワークに最適な「フレッツ光」を利用するインターネット環境は、「光コラボ」を選択するのが最適です。

 

 

(出典:光コラボ申込サイト)

 

数多くある「光コラボ」で、オススメをご紹介します。

 

テレワークにはキャンペーン充実・スマホもお得な光コラボ「@TCOMヒカリ」がオススメ!

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)

 

通信費トータルで考えれば、スマートフォンの料金が大きなウェイトを占めます。通信費全体を下げるには、スマートフォンの「セット割」が有る「光コラボ」を選択する事が有効な手段です。

 

「セット割」が適用される光回線で、最もオススメするのは@TCOMヒカリです。auの「スマートバリュー」、UQモバイルの「自宅セット割」、格安SIMであるLIBMO(リブモ)の「LIBMO×光セット割」など、複数のスマホキャリアとのセット割ができます。

 

@TCOMヒカリは自社データセンターを保有し、自社光ファイバーケーブルを運用するなど、単にプロバイダとしてだけで無く、豊富な技術力が有り人気があります。

 

@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。

 

数ある自宅セット割回線の中から@TCOMヒカリをオススメするのは、キャッシュバックを利用して、自宅セット割に加えてトータルの通信費を節約出来るからです。

 

1年間の実質支払額を、自宅セット割+キャッシュバックを加えて、シミュレーションしてみましょう。

 

 

(出典:UQmobile公式)

 

自宅に光回線を導入すれば、外出時だけ携帯電話回線を利用するだけで良く、多くのユーザーは月に3GB程度の通信量で収まっています。UQ mobileの「くりこしプラン +5G」3GBを利用したと仮定します。

 

マンションタイプ 戸建てタイプ
月額料金 3,850円 5,170円
ヒカリ電話 月額料金 550円 550円
年間料金 52,800円 68,640円
キャッシュバック 33,000円 35,000円
UQ mobile 3GB 990円 990円
スマートフォン年間 11,880円 11,880円
通信費支払い総額 31,680円 45,520円
実質支払い月額 2,640円 3,793円

 

マンションタイプでは、光回線を導入してスマートフォンを維持しても、実質月額費用は2,640円で収まります。

 

@TCOMヒカリをオススメする理由

工事費無料

光回線の導入には工事が必要で、実際に技術者や工事業者が動く為、工事費が掛かります。@TCOMヒカリの場合、最大19,800円の工事費が掛かりますが、工事費が無料になるキャンペーンを行っています。

 

キャッシュバック

新規契約だけのオプション無しで、キャッシュバックが受けられるキャンペーンを行っています。Wi-Fiが使える無線Wi-Fiルーターを選ぶ事も出来ます。

 

@T COM(アットティーコム)ヒカリ 最大50,000円キャッシュバック
@T COM(アットティーコム)ヒカリの新規加入で最大50,000円を現金キャッシュバック!さらに工事費も最大19,800円が割引で実質無料!おトクに@T COM(アットティーコム)ヒカリを始めるチャンス!

 

12ヵ月の間、月額料金割引

契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。戸建てタイプで5,610円が12ヵ月間は5,170円になり、マンション集合住宅タイプでは、4,180円が12ヵ月間は3,850円になります。

 

auをスマートフォンでご利用中ならお得に

現在auのスマートフォンをお使いなら、auスマートバリューが利用出来ます。1台あたり毎月最大1,100円の割引きが受けられ、年間では13,200円もお得になります。家族で利用していれば、大きなメリットになります。

 

格安SIM「LIBMO」がお得に使える

 

(出典:LIBMO公式)

 

データ容量 データ+音声通話+SMS データ+音声通話+SMS
+10分かけ放題
@T COMヒカリ
月額割引額
3GBプラン 980円(税抜891円) 1,750円(税抜1,591円) 220円(税抜200円)/月割引
8GBプラン 1,518円(税抜1,380円) 2,453円(税抜2,230円) 220円(税抜200円)/月割引
20GBプラン 1,991円(税抜1,810円) 2,926円(税抜2,660円) 220円(税抜200円)/月割引
30GBプラン 2,728円(税抜2,480円) 3,663円(税抜3,330円) 220円(税抜200円)/月割引

 

UQ mobileのプランでは、3GBでちょっと足らないユーザーは次の15GBしか有りませんが、LIBMOでは8GBプランが有ります。

 

外出時に動画視聴などを利用する方は、UQ mobileでは25GBプランが自宅セット割で2,970円になりますが、LIBMOの30GBプランは割引き後2,508円になり、通信費が節約出来ます。

 

今使っているのがau回線プランのユーザーは、LIBMOに乗り換える事で、更に大きな通信費の節約が可能になります。

 

光回線が導入出来ないケースでは、「ソフトバンクエアー」がオススメ!

 

(出典:ソフトバンクエアー申込サイト)

 

光回線の対応エリアでない場合や、マンション集合住宅に光回線が導入されていない場合、共有スペースまでは来ているものの、配線方式がVDSL方式等で速度が出ない場合に加えて、早急に回線確保が必要で工事期間が待てない場合などは、据え置き型無線ホームルーターを検討するのが最善策です。

 

据え置き型無線ホームルーターを利用するなら、「ソフトバンクエアー」が最適です。

 

前述の様に、テレワーク利用率が高い、東京とその近郊都市・大阪・名古屋などの人口密集地での無線回線の利用は、多くの問題が出るケースが有ります。

 

一番のネックになるのは、同じアンテナ基地局へのユーザー集中です。

 

そんな場所の方にも「ソフトバンクエアー」をオススメするのは、同じエリアの加入者数が増えすぎることで、回線品質の悪化する事を避けるために、加入制限を行っている事です。

 

三大キャリアの中で、最も後発だったSoftBankは、当初プラチナバンドの割り当てが無く、「繋がらないキャリア」のレッテルを貼られた時代がありました。

 

猛烈にアンテナ基地局の整備に奔走して条件をクリアし、プラチナバンドの割り当ても受けて、その時の悪いイメージを完全に払拭しましたが、苦労した体験が今も残っている事にあります。

 

繋がらないサービスをユーザーに供給しない哲学から、申込みをしても、加入できない場合も発生しますが、加入できた場合は規定の加入者数内のエリアと考えられ、比較的混みにくい環境で利用することが出来ます。

 

また、価格的なメリットもあります。

 

「ソフトバンクエアー」は、据え置き型無線ホームルーターで高いシェアがあるだけでなく、他社では行っていない4Gのサービスが引き続き継続していることにあります。

 

多くのユーザーにとって、4Gと5Gの性能差は現状大きく有りません。

 

逆に価格は大きなメリットが有り、オススメです。

 

特に、店舗や公式ページではなく、申込みに正規代理店を利用する事で、公式の特典に加えて代理店独自の特典も享受出来るので、得られるキャッシュバック金額が大きくなります。

 

キャッシュバック詳細については、以下をご覧下さい。

 

ソフトバンクエアーキャッシュバック 最大35,000円を現金還元
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そのキャッシュバック金額を考慮して、他社の据え置き型無線ホームルーターも含めて2年間で実質どれくらいの価格で使えるのか?シミュレーションしてみましょう。

 

ドコモ home 5G WiMAX +5G ソフトバンクエアー
基本月額 1年目 4,950円 4,268円 3,080円
基本月額 2年目 4,950円 4,268円 5,368円
基本月額 3年目 4,950円 4,818円 5,368円
3年間合計金額 178,200円 160,248円 165,792円
キャッシュバック 18,000円 5,938円 33,000円
3年間実質合計 160,200円 154,310円 132,792円
実質月額料金 4,450円 4,286円 3,688円

 

キャッシュバックを含めた計算では、同タイプ他社だけでなく「光コラボ」と比較しても、「ソフトバンクエアー」のお得さが際立ちます。

 

コンセントを挿すだけの手軽さで、自宅にWi-Fi環境が安価に構築出来て、通信費トータルを大幅に削減することが可能です。

 

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