昨今、空いた時間に動画を見たり、仕事中はオンライン会議に参加したりと通信量を消費する日々が続いているのではないでしょうか?
スマホの普及と共にインターネットを利用したコンテンツは日に日に増えていますよね。
SNSやNetflixなどプライベートで利用するものから、zoomなどを利用したオンライン会議など、ビジネスシーンでもインターネット通信量は以前よりも多く消費しています。
通信制限にかかってしまうと低速度になってしまうため、出来るだけWi-Fiを利用する人も多いですよね。
自宅にWi-Fi環境を整えたり、外出先ではWi-Fiがある環境を探してインターネットを利用する方も多いのではないでしょうか。
しかし、Wi-Fiに接続しているのになぜか通信速度が遅く不便に感じることがないですか?
ビジネスシーンでWi-Fiを使用している際に通信速度が遅いと仕事にも悪影響を与えかねません。
この記事では、Wi-Fiを利用しているのに通信速度が遅くなってしまう原因と解決策を紹介しています。
最後まで、読んでいただければ問題が解決しますので、ぜひ最後まで読んで言って下さい。
Wi-Fiとは?
Wi-Fiとは、スマート機器(スマホ、タブレット、パソコンなど)を無線LANでネットワークに接続する技術のことを指します。
Wi-Fiは「無線LAN」の規定の一つなので同じ意味と捉えて良いでしょう。
Wi-Fiルーターからスマート機器へ電波を飛ばすことで、インターネットに接続することができます。
スマホ、タブレット、パソコンなどの画面の上部に扇型のマークが出ていればWi-Fiに接続していることになります。
通信速度とは?
通信速度が遅いとどのような影響があるのでしょうか?
速度が遅いと動画をスムーズに見ることができなかったり、zoomなどで意思疎通が上手くできない可能性があります。
仕事に支障が出ることもありますし、日々生活の中でインターネット速度が遅いとストレスにもなります。
インターネットを利用する上で通信量も大切ですが、安定した通信速度を確保することも大切です。
では、そんな通信速度について解説していきます。
「上り」「下り」について
通信速度には種類があります。
ダウンロードとアップロードでは速度が違うのです。
通信回線には「上り」と「下り」があります。
「上り」とはアップロードする時に使う回線のことを指します。
データや動画、写真などを送る時に使用する回線ですが、通信速度が速いほど、アップロードの時間は短縮されスムーズに作業が行えます。
「下り」とはダウンロードする時に使う速度のことを指します。
動画を見たりSNSを利用する時に使いますが、通信速度が必要な基準に満たない場合は、映像や音声が途中で停止したり、解像度の低いクオリティでの視聴に誘導されたりします。
通信速度の単位は「bps」
通信速度の単位は「bps」という単位で表し、数値が大きくなるほど高速になります。
bpsはBit per secondの略語で、1秒間にどれだけのデータ量を転送出来るかという意味です。
1,000bpsは1kbpsであり、1,000kbpsが1Mbpsになり、1,000Mbpsは1Gbpsとなります。
スムーズに利用するのに必要な通信速度とは?
スムーズに利用するのに必要な通信速度はどれくらいでしょうか?
メールやLINE利用する場合:128kbps~1Mbps
SNSを見る場合:1Mbps~3Mbps
ウェブサイトの閲覧:1Mbps~10Mbps
動画視聴:5Mbps~20Mbps
ビデオ会議:50Mbps以上
オンラインゲーム:50Mbps以上
あくまで目安ですが、これくらいの通信速度が望ましいとされています。
通信速度が遅い原因とは?
では、Wi-Fiを接続しているのに通信速度が遅くなってしまう原因はどんなことがあるでしょうか?
原因は一つではなく、いくつかあるため解説していきます。
・Wi-Fiルーターからスマート機器までに距離がある
・Wi-Fiルーターからスマート機器までに障害物がある
・通信が混み合っている
・接続機器の台数が多い
・Wi-Fiルーターの使用量を超過した
Wi-Fiルーターからスマート機器までに距離がある
Wi-Fiルーターからインターネットを使用したいスマート機器までに距離があると上手く通信が出来ないことがあります。
Wi-Fiの電波は50mから100mは飛びますが、それ以上にWi-Fiルーターから距離が離れていると通信速度が低下することがあるのです。
まずは、距離を確認してみて動かせるのであれば繋がりやすい位置へ移動させてみましょう。
そして、Wi-Fiルーターの置いてある部屋から少し離れて利用する場合、5GHzの電波よりも2.4GHzの方が遠くまで届く特性があるため、5GHzへ変えることで、問題が解決することがあります。
Wi-Fiルーターからスマート機器までに障害物がある
Wi-Fiルーターからインターネットを使用したいスマート機器までに障害物があると通信が遮断されることもあります。
Wi-Fiルーターがある部屋と違う部屋にいる場合、ドアや壁などの障害物で遮られてしまうと電波が届きにくくなります。
また、自宅Wi-Fiの周りにフリーWi-Fiや近隣住民のWi-Fiが飛んでいると、電波干渉がありパソコンやスマホがそちらを拾おうとして上手く繋がらない場合もあるのです。
テレビ、電子レンジ、IH調理器、Bluetooth端末なども通信障害が起こる原因となります。
テレビや電子レンジから発生する周波数帯は、Wi-Fiの2.4GHzと電波干渉しやすい特徴があるため、5GHzの電波に変えると使えることもあります。
通信が混み合っている
インターネットは、利用者数が多いと回線が混み合い速度が遅くなります。
一般的に夕方以降の帰宅して利用数者数が多い時間帯だと、速度が落ちることもあります。
マンションや寮などの集合住宅では、1つの回線を住民で分けているため、利用している人数が増えると回線が混雑するのです。
また、プロバイダによっては、接続数が多いと低速になってしまうことがあります。
接続機器の台数が多い
一台のルーターに対して接続台数が多いと通信が上手く出来ないことがあります。
まずは、ルーターに接続できる台数を確認し、利用していないものは接続を切り、出来るだけ必要な機器のみを接続して使用するように心掛けましょう。
Wi-Fiルーターの使用量を超過した
スマホの契約のように使用量に制限があるWi-Fiルーターの場合は使用量を超えれば低速になってしまうことがあります。
日数が経てばまた通常通り利用できるようになると思いますが、使用量を超えて低速になることが多い場合は、通信量の多い通信サービスに変えると良いでしょう。
無制限のサービスもありますので、自分が使用する通信量にあったプランを探してみることをおすすめします。
対処方法は?
上記で紹介したことが原因ではない場合、通信サービスを変えることをおすすめします。
古いWi-Fiルーターだと最新のものよりも高速で利用できなかったり、通信使用量が昔よりも増加していて契約プランと使用量が合っていない場合も低速になることがあります。
そのため、ルーターやプロバイダ、通信サービスを変えることで問題が改善され今よりも快適な通信環境が整うのです。
Wi-Fiを利用する為には様々な通信サービスがあります。
一般的に自宅にWi-Fi環境を作る方法としては、モバイルWiFiルーター、ホームルーター、光回線などです。
それぞれの通信サービスの速度を比較しながら解説していきます。
インターネットの回線速度は、サービスを提供する回線事業者が数値として発表しています。
しかし、これは公称値と呼ばれる数値で、計算上の理論値な為、実際に速度計測しても基本的にこの数値が記録されることはありません。
その為、公称値では無く、実際の利用者が計測した数値を見ることができる、みんなのネット回線速度を参考にしていきます。
モバイルWiFiルーター
どこにいてもWi-Fiを利用したい方には持ち運び便利なモバイルWi-Fiをおすすめします。
街中やカフェにもWi-Fiスポットは増えてきていますが、モバイルWi-FiがあればいちいちWi-Fiスポットを探す必要もないですし、安全性や速度を気にせず利用することができます。
(出典:楽天モバイル公式)
直近3ヶ月に計測された629件のRakuten WiFi Pocketの測定結果から平均値は
平均ダウンロード速度: 22.01Mbps
平均アップロード速度: 16.68Mbps
ホームルーター
ホームルーターとは、家に置いて利用する置き型のWi-Fiルーターのことです。
無制限で利用できるプランも多く、光回線の次に安定した回線が利用できるのが特徴です。
自宅にWi-Fi環境が必要で、工事せずに気軽に利用したい方にはおすすめです。
(出典:ソフトバンクエアー申込サイト)
直近3ヶ月に計測された10195件のソフトバンクエアーの測定結果から平均値は
平均ダウンロード速度: 84.52Mbps
平均アップロード速度: 8.56Mbps
光回線
通信速度を比較すると上りも下りも一番高速なのは光回線ということが分かりました。
光回線を有線のLANケーブルでパソコンに接続すると最もパフォーマンスが高くなる為、通信速度も気にせずに利用することができます。
無制限で利用できるプランも多い上に、光回線を自宅に引き、Wi-Fiルーターを設置することで最も高品質で無制限のWi-Fi環境が作れます。
また、外出時にはセット割のできる格安スマホを利用することで、通信費を安く抑えることもできるのです。
自宅では光回線で高品質かつ無制限のWiFi環境を作り、外出時には自分が使う容量の格安スマホを契約するのが最もおすすめな利用方法です。
しかし、光回線のデメリットは工事が必要であったり、マンションによっては導入できない可能性があるということです。
導入できる場合は安定した通信速度が手に入る光回線が一番おすすめの通信サービスです。
直近3ヶ月に計測された866件の@T COM(アットティーコム)ヒカリの測定結果から平均値は
平均ダウンロード速度: 311.52Mbps
平均アップロード速度: 243.57Mbps
光回線の中でおすすめは?
光回線の中にも様々なサービスがありますが、特におすすめは、フレッツ光です。
フレッツ光
(出典:NTTフレッツ光申込サイト)
フレッツ光は日本全国ほとんどのエリアがサービスエリアとなっており、マンションへの導入棟数も最も多い光回線です。
光コンセント設置の場合は工事不要で導入できることもあり、比較的早く利用することができます。
また、個人事業主や法人契約で利用する方に向けて、お得なキャンペーンもあります。
最大で85,000円のキャッシュバックキャンペーンも行っていますので、下記からご確認下さい。
光コラボ
(出典:光コラボ申込サイト)
個人で利用する場合は、フレッツ光回線を利用した光コラボをおすすめします。
光コラボとは、フレッツ光の卸しを受け、インターネットの接続速度や品質はそのままにプロバイダがセットになったサービスのことを指します。
元々は回線とプロバイダそれぞれと契約を結んで、月額料金も別々に支払う必要があったのですが、光コラボは回線とプロバイダが一体型のサービスなので契約も支払いも一括化されているのです。
また、一括化され便利な上にスマホとセット割が多くお得に利用できるのもおすすめのポイントです。
光コラボの中にも様々なプランがありますので自分に合ったプランを見つけたい方は、下記リンクよりご確認下さい。
光コラボでおすすめは@TCOMヒカリ
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
光コラボにも色んなプランがありますが、その中でも特におすすめは@TCOMヒカリです。
その理由は、スマホとのセット割が豊富で、キャンペーンが充実しているからです。
「@TCOMヒカリ」キャンペーン
・新規加入でキャッシュバック有り(最大50,000円)
・12ヶ月割引有り(月々最大440円割引)
・新規工事費が無料(最大19,800円分)
・スマホとセットで使えばお得(LIBMO、UQモバイル、au)
特に@TCOMヒカリとLIBMOの20GBプランを契約すれば、同じような内容のプランでは業界最安値級の価格で利用することができるのです。
(出典:LIBMO公式)
LIBMO(リブモ)は、格安SIMですが、NTTドコモの回線を利用しているので安い上に高品質な回線を利用できます。
自宅では光回線で高品質、無制限のWiFi環境を作り、外出時には自分が使う容量の格安スマホを利用するのが最もコスパが高く、おすすめできる利用方法だと言えます。
また、@TCOMヒカリではIPv6(IPoE)接続方式という次世代のインターネット接続方式なので、現在利用者が多く混雑しているIPv4方式に比べて、混雑することなく快適にインターネットがご利用いただます。
そのため動画や映画の視聴、ファイルのダウンロードなどスムーズに行うことができるのです。
申し込みや詳しく知りたい方は、下記よりご確認してみてください。
まとめ
Wi-Fiを使っているのに、通信速度が遅い原因とその解決方法を紹介しました。
Wi-Fiの通信速度が遅く、改善方法を試してみても直らなかったり、今以上に早い通信速度が必要になった場合は通信サービスを見直すのも一つの手段です。
様々ある通信サービスの中でも光回線を利用すれば安定して高速度の通信環境が手に入るので特におすすめです。
また、光回線の中でもフレッツ光を利用した光コラボを利用してスマホとセット割りにするともっとお得に利用することができます。
普段の生活の中でデータ通信量を消費する機会は日々増えてきているので、早めに通信環境を整えてストレスフリーにインターネットを楽しんで下さいね。