ADSLはインターネットの常時接続の利用を可能にして、広くインターネットの利便性を浸透させましたが、既に過去の技術として役目を終えています。
ADSL最大手のYahoo!BB ADSLや、ニフティなどのADSLサービスは2024年の3月に終了していますし、回線を提供しているNTTのADSLサービス「フレッツ・ADSL」も一部の例外措置を除いてNTT東日本は2025年1月、NTT西日本は2026年1月をもって終了します。
ADSLは電話線の銅線ケーブルを使っているので、全国津々浦々まで提供することを可能にしていましたが、これが無くなると、並ぶだけの広範囲をカバーしているネット回線は現実としてありません。
「フレッツ・ADSL」の提供が完全終了する今、乗り換えるネット回線はどうするのか?解説していきます。
フレッツ・ADSLからの乗り換えは「フレッツ光」が最適
「フレッツ・ADSL」の終了時期は、NTT東西が敷設管理をしている光回線「フレッツ光」が提供されているか否か?で異なっています。
これは、「フレッツ・ADSL」ユーザーのサービス終了後の受け皿として、「フレッツ光」が存在している立ち位置であることを如実に表しています。
「フレッツ・ADSL」からの乗り換えには、「フレッツ光」が最適です。
フレッツ・ADSLの終了日程
2023年1月までにフレッツ光が利用できた提供エリアでは、2025年1月末までにフレッツ・ADSLは終了しています。
2023年2月以降に新しく開通したNTT西日本のフレッツ光提供エリアと未提供のエリアでは、2026年1月末がフレッツ・ADSLの終了日になっています。(NTT東日本では例外無くフレッツ光の未提供エリアも含めて2025年1月末で終了しています。)
NTT東日本の終了時期が早いのは、西日本のエリアに比較して東日本エリアのフレッツ光の人口カバー率が上回っていて、概ね問題が無いという判断があったと推察できます。
フレッツ光なら幅広い提供エリアをカバー
電話線を使って日本全国を広く提供エリアとしてカバーしていたフレッツ・ADSLの終了に伴い、受け皿になるべく進められてきたのが光回線フレッツ光の提供リア拡大で、光回線の中で唯一全国47都道府県全てをカバーしているだけでなく、郡部までカバーしている提供エリアは他の光回線の提供エリアと比較して圧巻の広さを誇ります。
公式な発表は出ていませんが、フレッツ光の人口カバー率は、NTT東日本のエリアでは99%・NTT西日本のエリアでは93%をカバーしていると言われています。
マンションなどの集合住宅では、建物の共有スペース内まで導入工事が完了している光回線しか、原則として利用することができませんが、フレッツ光なら全国に数多い導入済みのフレッツ光対応マンションがあります。
フレッツ光が利用できるかどうかの詳細は、下記サイトへお問い合わせください。

エリアの調査だけでなく、光回線サービスの利用方法のアドバイスなどが受けられ、料金もかかりません。
契約時には代理店独自の特典もありますので、お得になります。
フレッツ光以外の光回線の提供エリアは?
フレッツ光ほど提供エリアは広くありませんが、他の光回線が利用できるケースがあります。
全国展開をしているのは、「auひかり」「NURO光」です。
auひかり

auひかりの戸建て住宅利用は、関西エリア・中部エリアでは提供されていません。
NURO光

電力会社系の光回線は、お住まいのエリアの電力管内のみが提供エリアになっています。代表例として、関西電力管内で提供されている「eo光」があります。
eo光
地域密着型のケーブルテレビ系光回線サービスもあります。多くは極めて限られた提供エリアになっていますが、J:COMのように複数の提供エリアを持っているケースがあります。
J:COM

フレッツ光の利用方法は? 大きく分けて2通り
(出典:NTT東日本)
どんな回線を利用しても、インターネットの利用にはインターネットの接続業者であるプロバイダが必要です。
このプロバイダの利用方法で、フレッツ光には2通りの契約方法が存在しています。
フレッツ光とプロバイダを別々に契約する方法
(出典:NTT西日本*一部改変)
1つ目の利用方法として、光回線「フレッツ光」をNTT東西と利用契約を結び、別途フレッツ光に対応しているプロバイダと契約して、インターネットを利用する方法があります。
この利用方法はフレッツ光のサービス提供開始時からありますが、現在は個人の新規契約はほとんど無く、ビジネス利用(店舗・オフィス・SOHOなど)の法人契約でフレッツ光を利用することが主流になっています。
その理由は、この後でご紹介する「光コラボ」と比較して、個人で利用するメリットが無いからです。
裏を返せば、ビジネス利用(店舗・オフィス・SOHOなど)には、この利用方法にメリットがあるということです。
ビジネス利用の場合、NTT東西と直接契約して付き合うことで、NTT東西が持っている豊富なノウハウを自社で効率良く利用ができて、電話も含めて自社ネットワークの構築がしやすくなるメリットがあります。
NTT東西側も、ビジネス利用ユーザーにメリットのあるオプションサービスを豊富に用意しています。
光コラボを契約する方法
(出典:NTT西日本*一部改変)
現在個人契約の主流になっている、もう一つのフレッツ光の利用方法として「光コラボ」があります。
光コラボは、NTT東西がプロバイダに対してフレッツ光の卸提供を行い、卸提供を受けたプロバイダが自社業務とワンセットにして、インターネット利用ができる光回線サービスとして提供されています。
光コラボは数多くの企業から提供されており、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社があり、ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光なども数多くある光コラボの一つです。
光コラボのユーザーはNTT東西の光回線フレッツ光を利用しますが、NTT東西とは直接契約を結ぶことはしません。
光コラボのメリット
光コラボが個人利用の主流になっているのには、多くのメリットがあるからです。
フレッツ光の提供エリアで利用可能
光コラボはフレッツ光を使うサービスなので、日本全国を広くカバーするフレッツ光の提供エリアで利用することができます。
光コラボ(フレッツ光)のマンションで利用は、数多いフレッツ光対応マンションで可能です。
フレッツ光とプロバイダを別々に契約するよりもコスパが良い
フレッツ光とプロバイダを別々に契約するよりも、ワンセットになっている光コラボの方が、コスパは良くなり安価に利用できます。
一例として同じプロバイダを利用する場合で、料金を比較してみましょう。
@TCOMヒカリ | ビッグローブ光 | @nifty光 | ソフトバンク光 | ||
光コラボ | マンション 月額 | 4,180円 | 4,378円 | 4,378円 | 4,180円 |
戸建て 月額 | 5,610円 | 5,478円 | 5,720円 | 5,720円 | |
フレッツ光+プロバイダ | マンションプロバイダ料金 | 1,320円 | 990円 | 1,045円 | 1,045円 |
東日本マンション月額計 | 5,445円 | 5,115円 | 5,170円 | 5,170円 | |
西日本マンション月額計 | 4,895円 | 4,565円 | 4,620円 | 4,620円 | |
戸建てプロバイダ料金 | 1,320円 | 1,100円 | 1,320円 | 1,320円 | |
東日本戸建て月額計 | 7,590円 | 7,370円 | 7,590円 | 7,590円 | |
西日本戸建て月額計 | 6,050円 | 5,830円 | 6,050円 | 6,050円 |
支払い費用が安く済むのが、光コラボの最も大きなメリットと言えます。
「セット割」が設けられている
光コラボの中には、毎月のスマホ代を安くする、特定の光コラボとスマホプランを組み合わせることで適用される、「セット割」を設けているものがあります。
「セット割」が適用されれば、家族分まで含めて毎月のスマホ代料金が割引されるため、通信費トータル費用の節約に繋がり、コスパ良く利用することができます。
対応窓口が1箇所で済む
フレッツ光とプロバイダを別々に契約すると窓口が2箇所になりますが、光コラボなら1箇所で済むのもメリットです。
光コラボなら、契約時やトラブル時の窓口が一つで済みますし、支払いも1箇所で済みます。
個人契約でコスパが良い「フレッツ光」の利用方法は?
個人契約の場合に、コスパ良くフレッツ光を利用するためには、「光コラボ」を利用することが最適で、通信費トータル費用を安く抑えるには「セット割」の活用をすることです。
自宅の光コラボでWi-Fiが利用できる環境になれば、家族も含めて快適な高速回線で無制限Wi-Fiの利用が可能になるため、スマホプランは外出時の利用分だけのギガ容量(データ通信容量)を契約すれば良いことになります。
その場合、多くのスマホユーザーは月に3GB未満程度の容量で事足りるため、スマホプランは小容量プランで良く、安価に利用ができる小容量プランで、光回線との併用で「セット割」が適用できれば、コスパ良く通信費トータル費用の節約が可能になります。
具体的におすすめの「光コラボ」に「セット割」が適用される、コスパの良いスマホプランの組み合わせをご紹介しましょう。
通信品質とキャンペーンで選ぶなら「ビッグローブ光」+「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
auの高品質な回線をそのまま安価に利用ができる、auサブブランド「UQモバイル」にスマホプランを乗り換えて、セット割が適用される光コラボの「ビッグローブ光」を導入することで、コスパ良く通信費トータル費用を抑えてフレッツ光が利用できます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。

引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割と4人家族の通信費トータル費用
(出典:UQ mobile公式サイト)
UQモバイルをビッグローブ光と併用して「セット割」を適用させると、自宅でWi-Fiが利用できるスマホユーザーに最適な、4GB/月の容量のスマホプラン「ミニミニプラン」が月額1,265円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータルの費用は、マンションタイプの場合は月額合計9,801円・戸建てタイプの場合は月額合計10,901円になりコスパは抜群です。
月額料金をとことん抑えるなら「@TCOMヒカリ」+スマホ「LIBMO」
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
ドコモ回線を安価に利用ができる、格安SIM「LIBMO」にスマホプランを乗り換えて、セット割が適用される光コラボの「@TCOMヒカリ」を導入することで、コスパ良く通信費トータル費用を抑えてフレッツ光が利用できます。
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
キャッシュバックキャンペーン
@TCOMヒカリでは現在、キャッシュバックキャンペーンの利用ができます。

月額料金12ヵ月割引キャンペーン
@TCOMヒカリの契約から12ヵ月間、月額料金が割り引かれます。
戸建てタイプでは月額440円が割引されて、マンションタイプでは月額330円が12ヵ月割引されます。

工事費無料キャンペーン
@TCOMヒカリの場合、最大22,000円の工事費が掛かりますが、今なら工事費が無料になるキャンペーンを行っています。

LIBMOのセット割と4人家族の通信費トータル費用
(出典:LIBMO公式)
格安SIMのLIBMOを@TCOMヒカリと併用して「セット割」を適用させると、自宅でWi-Fiが利用できるスマホユーザーに最適な、3GB/月の容量のスマホプランが月額760円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
@TCOMヒカリ | LIBMO 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 760円 | 4人 | 7,220円 |
戸建て | 5,610円 | 760円 | 4人 | 8,650円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータルの費用は、マンションタイプの場合は月額合計7,220円・戸建てタイプの場合は月額合計8,650円になりコスパは抜群です。
日本で最も利用される人気の「ドコモ光」も+スマホ「irumo」でコスパ良く利用可能
(出典:ドコモ光公式)
ドコモ回線を安価に利用ができる、ドコモの新しい小容量プラン「irumo」にスマホプランを乗り換えて、セット割が適用される光コラボの「ドコモ光」を導入することで、コスパ良く通信費のトータル費用を安く抑えてフレッツ光が利用できます。
ドコモ光は利用するプロバイダの選択ができますが、おすすめは安価な利用が可能なドコモ自ら提供しているタイプAの「OCN」です。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

工事費無料キャンペーン
ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
irumoのセット割と4人家族の通信費トータル費用
(出典:ドコモ公式)
irumoをドコモ光と併用して「セット割」を適用させると、自宅でWi-Fiが利用できるスマホユーザーに最適な、3GB/月の容量のスマホプランが月額1,067円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータルの費用は、マンションタイプの場合は月額合計8,668円・戸建てタイプの場合は月額合計9,988円になりコスパは抜群です。
店舗やオフィスなどのビジネス利用には「サポート」が充実した「フレッツ光」がおすすめ
(出典:フレッツ光申込サイト)
店舗やオフィス、個人事業主などでビジネス利用をする用途なら、直接NTT東西と「フレッツ光」の契約を行い、別途プロバイダの契約をする利用がおすすめです。
光コラボよりも割高になりますが、ビジネス利用に最適なオプションがNTT東西には多数用意されている他、ネットワーク全般についてNTT東西の豊富なノウハウを利用できるメリットの方が遙かに大きいと言えます。
キャッシュバックキャンペーン
NTT東西の公式HP申し込みでは、キャッシュバックキャンペーン等の特典がありませんが、オンライン代理店でビジネス利用での申し込みをすると、キャッシュバックを受けることができます。(個人利用は対象外)


「フレッツ光」が利用できない場合は無線回線
フレッツ光の提供エリアは広く日本全国をカバーしている光回線ですが、それでもフレッツ・ADSLで利用していた電話回線の提供エリアには残念ながら届いていません。
フレッツ光も含めて光回線が利用できない場所にお住まいのフレッツ・ADSLからの乗り換えは、無線回線を使った「ホームルーター」「モバイルルーター」がおすすめです。
家族で利用するなら「ホームルーター」が最適で、通信キャリア4社から提供されています。
自宅が光回線の提供エリアになっていなくても、スマホが利用できる場所(通信キャリアの電波が届く場所)ならコンセントに挿すだけで、工事不要でインターネットの利用ができるWi-Fi環境が簡単に構築できます。
「ドコモ home 5G」 ドコモ
(出典:GMOとくとくBB ドコモ home5G)
容量と月額料金
無制限 4,950円
本体料金
71,280円 (月々サポートで毎月分1,980円割代金分を36回割引で実質無料)
キャッシュバック
「home 5G プラン」の新規契約と「HR02」のご購入でamazonギフト券20,000円分がプレゼントされます。

「Speed Wi-Fi HOME 5G」 KDDI
(出典:UQ WiMAX公式)
容量と月額料金
無制限 1年目(13ヵ月)月額4,268円 2年目以降 月額4,950円
本体料金
27,720円ですが、「UQ WiMAXおトク割」が現在は適用されていて、21,780円が割引されて5,940円で購入ができます
キャッシュバック
現在、キャッシュバックキャンペーンは行われていません。
「ソフトバンクエアー」 ソフトバンク
(出典:ソフトバンクエアー公式)
容量と月額料金
無制限 6ヶ月目まで 月額1,980円・ 以降 月額5,368円
本体料金
本体機種代は71,280円ですが、毎月分割代金の同額1,980円を36回割引で実質無料になります。
キャッシュバック
ソフトバンクエアーを代理店契約すると、今なら29,000円のキャッシュバックキャンペーンが行われています。

「Rakuten Turbo5G」 楽天モバイル
(出典:楽天モバイル)
容量と月額料金
無制限 6ヶ月目まで 月額0円 7ヶ月目以降 月額4,840円
本体料金
本体代金が別途に月々1,732円(初回のみ1,744円)×24回=41,580円 かかります。
キャッシュバック
現在、キャッシュバックキャンペーンは行われていません。
おすすめホームルーターはコスパの良い「ソフトバンクエアー」
(出典:ソフトバンクエアー申込サイト)
最もコスパ良く利用ができる、おすすめのホームルーターは、「ソフトバンクエアー」です。
月額料金やキャッシュバックキャンペーン等の特典、機種代料金まで含めた2年間の費用を試算すれば、他社との違いは明らかです。
提供企業 | ドコモ | KDDI | ソフトバンク | 楽天モバイル |
サービス名 | ドコモ home 5G HR02 |
HOME 5G L13 | ソフトバンクエアー Airターミナル5 |
楽天モバイル Rakuten Turbo5G |
基本月額 1年目 | 4,950円 | 4,268円 | 3,674円 | 4,152円 |
基本月額 2年目 | 4,950円 | 4,950円 | 5,368円 | 6,572円 |
機種代実質 | 0円 | 5,940円 | 0円 | 41,568円 |
2年間合計金額 | 118,800円 | 116,556円 | 108,504円 | 128,688円 |
キャッシュバック | 20,000円 | 0円 | 29,000円 | 0円 |
2年間実質合計 | 98,800円 | 116,556円 | 79,504円 | 128,688円 |
実質月額料金 | 4,117円 | 4,857円 | 3,313円 | 5,362円 |
*ドコモHR02のキャッシュバックは、Amazonギフト券
*ソフトバンクエアー Airターミナル5の1年目料金は年間の平均月額
*楽天モバイル Rakuten Turbo5Gの月額料金は、24回分割の月額1,732円を含む
ソフトバンクの電波が利用できる場所なら、ソフトバンクエアーの利用が可能です。
ワイモバイルのセット割と4人家族の通信費トータル費用
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクエアーを自宅で利用して併用するスマホプランには、ワイモバイルが最適です。
4GB/月のプランSも「セット割」を適用させれば、月額1,265円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンクエアー | ワイモバスマホ 4GB |
家族 | 合計 |
5,368円 | 1,265円 | 4人 | 10,241円 |
家族4人の通信費トータル費用は、月額10,241円になりコスパは抜群です。
単身者のライトユーザーなら「モバイルルーター」も選択肢
無線回線を家族で利用するならホームルーターが最適ですが、単身利用のライトユーザーなら「モバイルルーター」も検討の余地が十分あります。
光回線やホームルーターほど回線速度は出ませんし、安定感などの面でも劣りますが、電波が利用できる場所であれば、ADSLの回線品質よりもモバイルルーターの方が上です。
気軽に利用したい単身者のライトユーザーなら、コスパ良くインターネットの利用ができます。
おすすめモバイルルーター①「楽天ワイファイポケット」
(出典:楽天モバイル)
楽天モバイルの電波が利用できる場所なら、楽天モバイルの「楽天ワイファイポケット」は安価に無制限Wi-Fiの利用ができます。
容量と月額料金
無制限 3,278円(3GBまで月額1,078円・20GBまで2,178円)
本体料金
1円(回線と同時契約時)
おすすめモバイルルーター②「GMOとくとくBB WiMAX」
(出典:GMOとくとくBB WiMAX公式)
通信速度に定評があるWiMAXは、多くの企業から提供されていますが、おすすめは「GMOとくとくBB WiMAX」です。
WiMAXの電波が利用できないところでは、auの電波を利用することもできますが、「プラスエリアモード」のオプション利用になり、月額1,100円の別費用が発生して30GB/月の容量制限がかかります。
容量と月額料金
無制限 4,807円
本体料金
27,720円(36回の分割払で、分割費用の同額が毎月割引されるため実質無料)
キャッシュバック
今なら、12,000円のキャッシュバックがあります。

おすすめモバイルルーター③「クイックWiFi」
(出典:クイックWiFi公式)
「クイックWiFi」は、他のモバイルルーターとは異なり100GB/月の制限がありますが、単身者のライトユーザーなら実質無制限の感覚で利用できます。
全ての通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)の電波を利用することができる「クラウドSIM」で、利用する場所で最適な電波を自動的に選択するため、他のご紹介したモバイルルーターと比較して繋がりやすく、光回線が利用できない場所にお住まいの単身ユーザーに、最もおすすめするモバイルルーターだと言えます。
容量と月額料金
100GB/月 3,718円
本体料金
月額料金に込み
キャッシュバック
今なら、8,000円のキャッシュバックをしています。

光回線・無線回線共に利用ができない場所なら衛星回線の「スターリンク」
(出典:スターリンク公式)
光回線も来ていない、無線回線の電波も利用することができない場所にお住まいの、ADSLユーザーの乗り換えるネット回線としては、衛星回線の「スターリンク」をおすすめします。

スターリンクなら日本全土をカバー
(出典:スターリンク公式)*一部改変しています
衛星回線とは、宇宙にある人工衛星と電波の送受信を行い、インターネットを利用する手段です。
人工衛星との交信は、地球上に設置したアンテナを利用します。
最も現実的なサービスを提供している衛星回線サービスとして、アメリカで2020年8月からサービスをスタートさせていて、日本でも2022年10月からサービスを開始している「スターリンク」があります。
スターリンクでは人口カバー率の概念が無く、日本全土が提供エリアになっています。
月額料金は6,600円で、スターリンクキットの費用として55,000円がかかります。
上空に障害物が無い場所にアンテナを設置する必要があります。
