毎月大容量が必要なスマホユーザーのスマホプランの選択肢としては、通信キャリア各社がメインプランとして推している「無制限プラン」に永らく限定されてきました。
一昔前に比べれば、スマホプランの選択肢は大幅に増えていますが、安価に利用ができる「格安SIM」や「サブブランド」の主戦場は小容量プランであり、大容量や無制限プランが必要なユーザーにとっては、選択の幅はそれほど増えていません。
そんな状況下で登場したオンライン専用プランの「ahamo」は、大容量が必要なユーザーにとって福音だと言えます。
2021年の登場時の「ahamo」は中容量の20GB/月が2,970円利用できるワンプランで、100GB程度の大容量が必要なユーザーが容量の追加オプションを用いて利用するのは、料金的に現実的では無かったのですが、2022年に行われたプラン改定で80GB/月の「大盛り」オプションが月額1,980円で用意されました。
さらに、2024年に行われたプラン改定では月額料金は据え置きで、20GBが30GBに増量されて、「ahamo大盛り」は110GB/月を月額4,950円で利用ができるようになりました。
この「ahamo大盛り」は、他のスマホプランと比較して本当にコスパが良く安いのか?
また、ahamo大盛りの単独利用の方が、Wi-Fi用の別回線を自宅に用意した場合と比較してもお得になるのか?について、徹底比較していきます。
「他の通信キャリアプラン」と比較してahamo大盛りは安いのか?
通信キャリアとは、総務省から利用する周波数帯(電波)の認可を受けて、自社で回線やアンテナ基地局の整備をおこなっている企業のことで、ドコモ・au(KDDI)・ソフトバンク・楽天モバイルの4社があります。
100GB/月~容量無制限が提供されているプランの中で、「ahamo大盛り」は安いのか?比較してみましょう。
通信キャリア100GB/月~無制限プランで比較
プラン名 | 容量 | 月額料金 | 備考 | |
ドコモ | eximo | 無制限 | 7,315円 | |
5Gギガホプレミアプラン | 無制限 | 7,315円 | *新規受付停止の旧プラン | |
ahamo大盛り | 110GB | 4,950円 | ||
au | 使い放題MAX + | 無制限 | 7,458円 | |
使い放題MAX | 無制限 | 7,238円 | *新規受付停止の旧プラン | |
povo | 100GB | 3,278円 | *300GB/90日間の1ヶ月あたり | |
ソフトバンク | メリハリ無制限+ | 無制限 | 7,425円 | |
メリハリ無制限 | 無制限 | 7,238円 | *新規受付停止の旧プラン | |
楽天モバイル | 最強プラン | 無制限 | 3,278円 |
ドコモと全く同じ周波数帯(電波)・回線を利用する「ahamo大盛り」は、ドコモの新旧を含む無制限プランと比較すれば、とても安く利用ができると言えます。
povoの方が割安
auが提供している、同じオンライン専用プランの「povo」は、通常のスマホプランとは異なり、必要な容量分だけ「トッピング」を購入して使うスタイルになっています。
300GB/90日間のトッピング(9,834円)を購入して利用すれば、1ヶ月あたり100GBを3,278円で利用ができるため、「ahamo大盛り」の4,950円よりも安くなります。
両者を比較すれば10GB/月の差がありますが、1,100GBを利用するための費用をそれぞれ計算すれば、povoが36,058円に対してahamo大盛りは49,500円になります。
「ahamo大盛り」では、5分間の国内通話が何度でも「かけ放題」になっているので、「povo」でも同条件のオプション月額550円を加えても3,828円で、ahamo大盛りよりも安くなります。
同様に11ヶ月分の5分かけ放題を加算したpovoの費用は42,108円で、ahamo大盛りの49,500円よりも安くなります。
楽天モバイルの方が割安
povoの1ヶ月あたり100GBと同金額の3,278円で、楽天モバイルの「最強プラン」は無制限利用が可能になっていて、通信キャリアの大容量・無制限プランとしては最安値になっています。
楽天モバイルでは、通常の電話通話品質よりも劣るインターネット通話の「Rakuten Link」アプリを使って行う電話通話は無料ですが、通常の国内通話は15分間の国内通話が何度でも無料になる「かけ放題」オプションが1,100円で用意されています。
このオプションを加えた月額は4,378円になり、ahamo大盛りよりも安くなります。
結論:ahamo大盛りは最安値ではないがコスパは良い
他の通信キャリアプランと比較すると、ahamo大盛りは必ずしも最安値ではありません。
しかし、povoでは3ヶ月分を前払いする必要があり、毎月自動的に月初めには110GBの容量が利用できるようになっているahamo大盛りよりも、その都度トッピングを行う手間が必要になります。
楽天モバイルの通信環境は、以前と比較すれば大幅に改善されていると言えますし、楽天モバイルの電波が完全に利用ができない場所では、パートナー回線としてauの電波が無制限で利用できるようになっています。
筆者も楽天モバイルを普段から利用して、それを実感しているのは間違いありません。
それでも、新たに認可を受けた遠くまで飛んで障害物にも強いプラチナバンドの整備は進んでおらず、奥まった場所にレジがあるコンビニでのスマホタッチ決済では、スムーズに決済ができないケースが多くありますし、移動中に利用していると電波が無くなってしまう事態にも度々遭遇しています。
手間無く高品質なドコモ回線の通信品質を安価に使える大容量プランとしては、ahamo大盛りのコスパは良いと言えます。
「格安SIM」と比較してahamo大盛りは安いのか?
「格安SIM」は文字通り、格安に利用ができるスマホプランですが、小容量から中容量プランが中心で、100GB以上の大容量が利用できるスマホプランを用意しているのは、極めて限られています。
格安SIMから提供されている大容量プランの中で、「ahamo大盛り」は安いのか?比較してみましょう。
格安SIMの100GB/月~無制限プランで比較
プラン名 | 容量 | 月額料金 | 備考 | |
ドコモ | ahamo大盛り | 110GB | 4,950円 | |
格安SIM 電話通話可能 |
イオンモバイル | 100GB | 6,358円 | ドコモ・au回線から選択 |
150GB | 9,108円 | |||
200GB | 11,858円 | |||
LinksMate | 100GB | 8,305円 | ドコモ回線 | |
200GB | 13,255円 | |||
300GB | 18,227円 | |||
1TB | 49,852円 |
結論:格安SIMと比較してもahamo大盛りが安い
表を見れば一目瞭然ですが、格安SIMの大容量プランと比較しても、ahamo大盛りの安さが際立ちます。
格安SIMは自社でアンテナ基地局や回線を持たず、通信キャリアの回線の一部を借り受けるスタイルで運営がされているため、通信速度を含めた回線品質でもahamo大盛りには敵(かな)いません。
では、こんな分の悪い大容量プランを、格安SIMで用意している理由は何でしょう?
イオンモバイルで用意している大容量プランは、一人で利用することを想定しておらず、家族でシェアする前提で提供している点で、一人で利用するahamo大盛りとは異なっています。
たとえば家族4人で100GBプランをシェアして利用すれば、1人あたり25GB/月の容量プランが月額1,892円で利用ができますし、8人で利用するなら1人あたり12.5GBが月額1,166円で利用ができる計算になり、コスパ良く利用ができます。
LinksMateは対象アプリの通信量を90%以上減らすことのできる「カウントフリーオプション」や、対象のゲームで特典を用意するなど、通常のコスパ以外の価値観で運営されており、ゲームのヘビーユーザーに特化している特殊なスマホプランになっています。
「データ通信専用の格安SIM」と比較してahamo大盛りは安いのか?
格安SIMの中には、電話通話ができない「データ通信専用の格安SIM」があり、大容量プランが提供されています。
データ通信専用の格安SIMから提供されている大容量プランの中で、「ahamo大盛り」は安いのか?比較してみましょう。
データ通信専用格安SIMの100GB/月~無制限プランで比較
プラン名 | 容量 | 月額料金 | 備考 | |
ドコモ | ahamo大盛り | 110GB | 4,950円 | |
格安SIM データ通信のみ |
どこでもフィットSIM | 100GB | 3,850円 | ドコモ回線 |
ウィズ ワイファイ | 100GB | 3,828円 | ソフトバンク回線 | |
300GB | 4,900円 | ソフトバンク回線 | ||
Nomad SIM | 100GB | 4,620円 | ソフトバンク回線 | |
ファストSIM | 無制限 | 7,260円 | ソフトバンク回線 | |
100GB | 3,718円 | ソフトバンク回線 | ||
FUJI WiFi | 100GB | 3,880円 | ソフトバンク回線 |
結論:手間と利便性に加えて安心を考えればahamo大盛りが安い
データ通信専用の格安SIMで、単純にコスパを考えればahamo大盛りよりも安いプランはありますが、一般的なスマホユーザーにはおすすめしません。
データ通信専用プランは、通話用の電話番号を持っていないので、電話をかけてもらうことができず、電話をすることもできないスマホになります。
多くがSMSにも対応していないので、最近増加しているSMS認証の利用もできません。
そのため、別の通話ができるスマホを用意する2台持ちにするか、1台のスマホで2つのSIMを利用するデュアルSIM運用をするのが現実的な利用方法で、広くおすすめすることができません。
また、格安SIMでデータ専用プランを提供しているのは小資本の企業も多く、突然プラン内容の改定を行ったり、募集の停止がなされたりするケースも散見していて、最悪の場合は事業を停止する事態が発生するなど、一定のリスク対策も必要になってきます。
大量のデータ量を使うことができても、許されているのはスマホ利用だけで、ahamo大盛りでは許されている他の機器でインターネット利用をするテザリングも、データ通信専用の格安SIMでは制限されていることもあります。
多くのスマホユーザーには、手間無く通常のSIMとして大容量が利用できる、「ahamo大盛り」のコスパが良く、安いと言えます。
データ通信専用の格安SIMも、キャリア回線の一部を借りて運用していますので、回線速度を含む回線品質は、キャリア回線のahamo大盛りの方がずっと優位です。
110GBのahamo大盛りで不足することは無いのか?
1ヶ月に100GB程度以上のギガ容量が必要になるスマホユーザーは、全スマホユーザーの中でもヘビーユーザーの範疇であり、スマホ使い方として動画視聴をコンスタントにしているケースが多いと言えます。
効率良くデータを消費する、言い換えるなら短時間に大量のデータを消費する使い方は、動画視聴が圧倒的だからです。
では、そんなユーザーがahamo大盛りの110GB/月で容量不足を感じることは無いのか?検証してみましょう。
動画視聴で消費するデータ量と視聴可能時間
YouTube
視聴する品質にもよりますが、フルHDの場合1分あたりの通信量は34.2MBです。
110GBで1ヵ月の単純計算をすると、30日として1日あたりの視聴可能時間は約1時間43分程度です。
HD720pでの視聴にクオリティを落とせば、1分あたりの通信量は17.6MBです。
同様に計算すれば、1日に約3時間少々の利用が出来ます。
Netflix
高画質の4Kクオリティが提供されています。
4K時の動画1分あたりの通信量は、116.7MBです。
110GBで視聴出来る時間は、トータルで15時間42分程度になります。
4Kでなく高画質に落とせば、1分あたりの通信量は50MB程度になり、1日あたりに換算すれば、毎日1時間少々の視聴可能です。
Amazonプライムビデオ
最高画質ではNetflixの4Kに近く、1分あたりの通信量は96.7MBです。
高画質に落とせば1分あたりの通信量は30MBで、1日あたり1時間57分程度の視聴可能です。
U-NEXT
最高画質での、1分あたりの通信量は35MBです。
110GBで視聴出来る時間は52時間22分程度で、1日あたりでは1時間41分程度になります。
Hulu
最高画質の1分あたりの通信量は30MBです。
110GBで計算すれば61時間6分程度で、1日あたりに換算すると3時間5分程度です。
使い方によってはahamo大盛りでも不足する可能性がある
(出典:総務省)
このデータは、総務省が2024年8月に発表している、「我が国のインターネットにおけるトラヒックの集計結果(2024年5月分)」からの引用です。
このデータから一人あたりの1ヵ月に消費するデータを計算すると、概ね100GB強程度になります。
しかし、この数値は光回線などの固定回線利用者の平均値ですから、動画視聴のヘビーユーザーなら平均値の100GB強以上を消費する可能性は極めて高いと言えます。
テレビ視聴時間の減少が顕著になっている背景には、インターネットを利用した動画視聴の増加が明らかで、たとえば、Netflixをコンスタントに利用しているユーザーは、110GB/月で利用ができる、1日あたりの視聴可能時間1時間少々では、容量が不足する可能性が出てくることは容易に想像がつきます。
そうなると、ヘビーユーザーには高額なメインスマホプランの無制限プランを利用するしか、方法が無くなるのか・・・・・と、お考えになるのは早計です。
自宅にWi-Fi回線を導入することで解決できる
動画視聴をコンスタントに利用するユーザーは、無制限利用が可能な自宅用のWi-Fi回線を導入することで、快適にインターネットが利用できる環境ができます。
毎日の通勤や通学で長時間の動画視聴をしているユーザーは別ですが、多くのスマホユーザーが動画視聴をしているのは自宅であることが多く、自宅以外の外出先では月に3GB未満程度の利用に留まっているケースが大半です。
そのため、自宅にWi-Fi回線を導入すれば、ahamo大盛りを利用する必要が無くなり、スマホプランはコスパの良い3GB程度の小容量プランで事足りるようになります。
自宅でWi-Fiが利用できるようになれば、利用するギガ容量を気にすることなく、テレビやパソコンなどの大画面で動画視聴を存分に楽しめるようになります。
では、コスパ的にはどうなのか?ahamo大盛りだけで運用する場合と、自宅にWi-Fi回線を導入して運用する場合を比較して、どちらが安いのか比較してみましょう。
「自宅Wi-Fi導入」と比較してahamo大盛りは安いのか?
ahamo大盛りの月額料金は4,950円と決まっていますが、自宅のWi-Fi回線を導入するのには数多くの選択肢があり、利用する料金は異なってきます。
自宅にWi-Fi回線を導入する場合の通信費トータル費用は、自宅Wi-Fi回線料金+小容量プランのスマホ代になります。
おすすめNo.1は光回線の「ドコモ光」+「irumo」
(出典:ドコモ光公式)
自宅に導入するWi-Fi回線で最もおすすめするのは、高速な通信環境が無制限利用できる「光回線」です。
光回線サービスには数多くの選択肢がありますが、ahamoの利用を検討しているのにはドコモユーザーが多く、スマホプランはドコモで購入したスマホを問題無く利用ができる、新しい小容量プランの「irumo」にして、併用することで「セット割」が適用される光回線の「ドコモ光」を併用するのが最適です。
ドコモ光は利用するプロバイダの選択ができますが、おすすめは安価な利用が可能なドコモ自ら提供しているタイプAの「OCN」です。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
irumoのセット割を適用して通信費トータル費用を計算
(出典:ドコモ公式)
「irumo」とドコモ光を併用することで「セット割」が適用されて、3GB/月が月額1,067円で利用することができます。
通信費トータル費用を計算してみましょう。
単身利用者の場合
ドコモ光 | irumo 3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 1人 | 5,467円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 1人 | 6,787円 |
単身利用のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用5,467円・戸建て利用6,787円になり、ahamo大盛りの4,950円と比較すれば高くなりますが、110GBに縛られることがない高速無制限の利用が可能で、テレビやパソコンなどの大画面視聴が存分に楽しめることを勘案すれば、コスパも決して悪くありません。
家族4人で利用する場合
ahamo大盛りを家族4人で利用する場合に、1ヶ月の通信費トータル費用は(4,950円×4人=)19,800円になります。
ドコモ光とirumoを利用する場合では
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用8,668円・戸建て利用9,988円になり、大幅に安くなります。
2人以上で利用するなら、ahamo大盛りだけで運用するよりも安くなります。
光回線が利用できない場合はホームルーターの「ドコモhome 5G」+「irumo」
(出典:GMOとくとくBB ドコモ home5G)
光回線の工事ができない場合は、ドコモのホームルーター「ドコモ home 5G HR02」がおすすめです。
「ドコモ home 5G HR02」は月額4,950円で無制限利用することができて、前述のドコモの小容量プラン「irumo」の併用で「セット割」が適用されます。
本体機種代実質無料
ホームルーターの利用には本体機種代の費用負担が必要で、「ドコモ home 5G HR02」の機種代は71,280円ですが、毎月1,980円の分割代金分同額が36回割引されるため、実質無料になります。
キャッシュバックキャンペーン
今なら「ドコモ home 5G HR02」の契約で、20,000円分のamazonギフト券がもらえるキャンペーンが行われています。
irumoのセット割を適用して通信費トータル費用を計算
単身利用者の場合
ドコモhome5G | irumo3GB | 家族 | 合計 |
4,950円 | 1,067円 | 1人 | 5,830円 |
単身利用のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は5,830円になり、ahamo大盛りの4,950円と比較すれば高くなりますが、110GBに縛られることがない高速無制限の利用が可能で、テレビやパソコンなどの大画面視聴が存分に楽しめることを勘案すれば、コスパも決して悪くありません。
家族4人で利用する場合
ahamo大盛りを家族4人で利用する場合に、1ヶ月の通信費トータル費用は(4,950円×4人=)19,800円になります。
ドコモのホームルーター「ドコモ home 5G HR02」とirumoを利用する場合では
ドコモhome5G | irumo3GB | 家族 | 合計 |
4,950円 | 1,067円 | 4人 | 9,031円 |
家族4人の通信費トータル費用は月額9,031円になり、大幅に安くなります。
2人以上で利用するなら、ahamo大盛りだけで運用するよりも安くなります。
単身利用でコスパを追求するなら「楽天ワイファイポケット」
(出典:楽天モバイル)
単身利用でコスパ良く無制限利用をするなら、モバイルルーターの「楽天ワイファイポケット」が月額3,278円で無制限利用ができます。
モバイルルーターは外出先にも持って出かけられるので、自宅だけでなく通勤通学で動画視聴をたっぷりしたいユーザーにもおすすめです。
併用するスマホプランは、前述のドコモの「irumo」ではセット割が対象外になりますが、そもそも常にモバイルルーターを持っていればスマホプランのギガは必要が無く、電話番号の維持と通話利用にはの0.5GBプランが最適で、月額550円で利用ができるため、「楽天ワイファイポケット」が月額3,278円と合わせても、通信費トータル費用は3,828円とahamo大盛りよりも安くなります。
ドコモユーザー以外がコスパ良くインターネット利用するには?
ここまでは、主に現在ドコモユーザーがコスパ良くインターネット利用をする方法について述べてきました。
ドコモユーザー以外の方が、自宅に光回線を導入してコスパ良く利用ができる方法についても、以下をご紹介しましょう。
auユーザーには「UQモバイル」+「ビッグローブ光」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
auのスマホをご利用中のユーザーは、au回線をそのまま使うサブブランド「UQモバイル」にスマホプランを乗り換えて、それにセット割が適用される光コラボの「ビッグローブ光」を自宅に導入することで、コスパ良く快適に自宅で高速無制限なインターネット利用ができます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバックキャンペーン
ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ビッグローブ光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割を適用して通信費トータル費用を計算
(出典:UQ mobile公式サイト)
「UQモバイル」はau回線をそのまま利用していますので、auで購入したスマートフォンの快適な継続利用ができます。
UQモバイルをビッグローブ光と併用して「セット割」を適用させると、4GB/月のミニミニプランが、月額1,265円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,801円・戸建て利用10,901円になり、安価に利用ができます。
単身利用の場合の通信費トータル費用は、マンション利用6,001円・戸建て利用7,106円になり、ahamo大盛りの4,950円と比較すれば高くなりますが、110GBに縛られることがない高速無制限の利用が可能で、テレビやパソコンなどの大画面視聴が存分に楽しめることを勘案すれば、検討の余地は十二分にあります。
ソフトバンクユーザーには「ワイモバイル」+「ソフトバンク光」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
ソフトバンクのスマホをご利用中のユーザーは、ソフトバンク回線をそのまま使うサブブランド「ワイモバイル」にスマホプランを乗り換えて、それにセット割が適用される光コラボの「ソフトバンク光」を自宅に導入することで、コスパ良く快適に自宅で高速無制限なインターネット利用ができます。
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバックキャンペーン
ソフトバンク光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。
工事費無料キャンペーン
ソフトバンク光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。
最大で26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。
ワイモバイルのセット割を適用して通信費トータル費用を計算
(出典:ワイモバイル公式)
「ワイモバイル」はソフトバンク回線をそのまま利用していますので、ソフトバンクで購入したスマートフォンの快適な継続利用ができます。
ワイモバイルでは4GB/月のプランSが、「セット割」を適用させれば月額1,265円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 指定オプション | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,603円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 11,143円 |
*PayPayカードで支払う場合
*セット割の適用には光電話等の[おうち割 光セット(A)]適用に必要なオプションの契約(月550円)が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,603円・戸建て利用11,143円になり、安価に利用ができます。
単身利用の場合の通信費トータル費用は、マンション利用5,808円・戸建て利用7,348円になり、ahamo大盛りの4,950円と比較すれば高くなりますが、110GBに縛られることがない高速無制限の利用が可能で、テレビやパソコンなどの大画面視聴が存分に楽しめることを勘案すれば、検討の余地は十二分にあります。