世界の先進各国と比較して、日本のデジタル化が遅れている現実が明確になってくると、国を挙げてデジタル庁を設置するなど、今後の国力に大きく影響してくるであろう「DX(デジタルトランスインフォメーション化」の推進を打ち出しています。
各省庁が一斉に同じ方向に舵を切る中で、通信事業を管轄する総務省は通信網を活性化させて、安価に高速の通信環境が誰でも使える様にする政策実現に熱心です。
携帯電話・スマートフォンが無線利用する通信キャリアや、光回線事業者への法改正を行うなど、管政権時代に始まったサービス横並びの打破のための政策を今日も継続しています。
対応を迫られる提供する企業は大変ですが、我々ユーザーにとってはメリットが大きく、積極的に活用する事で、毎月の支出に占める割合が大きくなっている通信費トータル費用の削減に繋げることができます。
敢えて「積極的に活用」と述べたのは、自分から行動を起こさない限り、メリットを享受する事は殆どできないからです。
国の意向を反映したメリットの大きいプランも、今利用しているプランが自動的に変わってメリットが出るケースは無く、法的な規制改定が入った場合でも、法律が施行された日時の前に行った契約には大半が適用されません。
「auひかり」を自宅でご利用のユーザーは、スマホプランにauを使っていて、スマートバリューという割引制度を適用している方が多いです。
確かに毎月のスマホ代が割引きされる額は大きく、家族がいる場合は家族全員に適用されますので、メリットは大きいのですが、毎月の光回線とスマホ代の支払い合計額が高いと認識されていらっしゃる方は少なくありません。
そんな方が、積極的に自ら行動して通信費トータル費用を下げる手段として、光回線を「OCN光」に乗り換えて、スマホプランを「セット割」が適用されるOCNモバイルONEに乗り換える事が最適です。
auひかりからOCN光へ乗り換える、具体的な方法や手順と共に両者を比較したメリットを含めて解説します。
auひかりからOCN光へ乗り換える「通信費トータル費用」メリットは?
「auひかり」から「OCN光」に光回線サービスを乗り換えて得られる、最も大きなメリットは通信費トータル費用の削減です。
auひかりをご利用のユーザーは、auのスマホプランで「セット割」が受けられるスマートバリューを適応している方が多く、その割引き額が大きいことから、他のスマホプランを魅力に感じる事があっても、この割引きが無くなるのはもったいないと考えるケースが多いのですが、冷静に比較検討してみる必要があります。
auスマートバリュー適用で多いパターン「使い放題MAX 5G/4Gプラン」
auのスマホプランは大きく分けて2つあり、無制限に利用ができる「使い放題MAX 5G/4Gプラン」と、使ったデータに応じて支払費用が変わる小容量プランの「スマホミニプラン」「ピタットプラン」があります。(ピタットプランは2023年1月末で新規受付終了)
全国のauショップでは新規ユーザーに対して、「使い放題MAX 5G/4Gプラン」を積極的に勧める事が多く、光回線との組みあわせや家族利用による毎月の割引き額も多い事もあり、「僅かな金額差で、ギガを気にする事無く安心して利用できますよ!」というセールストークと相まって、この無制限プランを契約するauユーザーが多くなっています。
スマートバリュー適用には自宅の別回線と電話が必須
(出典:auひかり公式)
auで割引きを適用するためには、スマートバリューへの加入が必須です。
スマートバリューは、auのスマートフォン+自宅のインターネット+電話への加入が基本になっています。
そのため裏を返せば、auスマホユーザー以外にauひかりはメリットが無いということです。
スマートバリューを適用して家族3人で「使い放題MAX 5G/4Gプラン」を利用した場合、スマホ1台につき割引き額は家族割1,100円+光回線セット割1,100円=2200円になります。
家族3人で利用した場合、2,200円×3人=6,600円の割引きが受けられるため、「おお!実質光回線は無料で利用できるということになるわ!こりゃお得だ!」と理解した方も多いですよね。
auひかり利用のスマホユーザーの大半は「使い放題MAX 5G/4Gプラン」は不要
(出典:MM総研)
自宅にauひかりが利用できる環境があれば、自宅でスマホを利用する場合もWi-Fiで光回線を使うため、仮に自宅で大量の動画視聴を行っている場合でも、auの契約プランギガの消費は基本的にありません。
プランのギガを消費するのは、外出時にWi-Fi環境の無い場所でのスマホ利用に限られ、LINEでのやり取りやSNSの利用、ニュースのチェックやメールのチェック等では、それほど多くのデータ量は消費していません。
上のグラフは、2022年8月25日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2022年7月時点)」で、1ヵ月にWi-Fi利用を含まず純粋に通信会社の契約プランギガを消費したユーザー層を表しています。
多くのスマホユーザーは月に3GB未満に留まっていて、最も多いのは1GB未満程度になっています。
自宅に光回線などのインターネット回線が無い場合は、無制限プランを利用する価値がありますが、auのスマートバリューを利用する前提で考えれば、無制限プランである「使い放題MAX 5G/4Gプラン」は、多くのスマホユーザーには必要が無く、3GB程度の利用なら小容量プランの方が安価に無駄なく利用ができます。
現在auで利用しているプランのギガ消費は、My auページで確認できます。
auスマートバリュー適用で「使い放題MAX 5G/4Gプラン」利用の通信費トータル費用
家族3人で、auの「使い放題MAX 5G/4Gプラン」を利用して、家族割とセット割を適用している場合の通信費トータル費用を計算してみましょう。(通話料と端末代の分割費用は入れません)
スマホ1台分の計算をすると、(使い放題MAX 5G/4Gプラン)7,238円-(家族割)1,100円-(光回線セット割)1,100円=5,038円 になります。
マンション集合住宅の場合
(auひかり マンション)4,730円+(使い放題MAX 5G/4Gプラン3人分割引適用後)15,114円=19,844円 になります。
一戸建て住宅の場合
(auひかり 戸建て)6,160円+(使い放題MAX 5G/4Gプラン3人分割引適用後)15,114円=21,274円 になります。
auスマートバリューに「小容量プラン」の通信費トータル費用
auの小容量プランは、「スマホミニプラン」「ピタットプラン」があり、スマートバリューを利用する(auひかりを利用する)なら、割引き額は小さくなっても「使い放題MAX 5G/4Gプラン」を利用するより、通信費トータル費用は節約出来ます。
auスマートバリュー適用で「スマホミニプラン」利用の通信費トータル費用
2023年1月以降のau小容量プランは、スマホミニプランのみ新規契約が可能です。
従量制プランで、利用量によって料金が変わります。
・~1GB 月額3,465円
・1GB超~2GB 月額4,565円
・2GB超~3GB 月額5,665円
・3GB超~4GB 月額6,215円
3GB未満程度を利用した場合の月額料金は、5,665円になります。
割引きを加味したスマホ一台分の料金は、(スマホミニプラン)5,665円-(家族割)550円-(光回線セット割)550円=4,565円 になります。
同様に家族3人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算します。
マンション集合住宅の場合
(auひかり マンション)4,730円+(スマホミニプラン3人分割引適用後)13,695円=18,425円 になります。
一戸建て住宅の場合
(auひかり 戸建て)6,160円+(スマホミニプラン3人分割引適用後)13,695円=19,855円 になります。
毎月どちらも使い放題MAXプラン比較で、1,419円ほど通信費トータル費用は安くなります。
しかし、この新しいプランは使い放題MAXプランへの誘導へを強めるため、3GB未満程度の利用で月額料金が値上がりして、家族割の金額も半減しているため、大きな節約には繋がりません。
auスマートバリュー適用で「ピタットプラン」利用の通信費トータル費用
2023年1月以前から既に小容量プランのピタットプランをご利用のユーザーは、継続して利用する事ができます。
改定した新しいプランよりも、メリットは大きいと言えます。
・~1GB 月額3,465円
・1GB超~4GB 月額5,115円
・4GB超~7GB 月額6,765円
3GB未満程度を利用した場合、月額料金は5,115円と安く、家族3人以上で利用した場合は毎月1,100円の割引きが適用されます。
割引きを加味したスマホ一台分の料金は、(ピタットプラン)5,115円-(家族割)1,100円-(光回線セット割)550円=3,465円 になります。
同様に家族3人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算します。
マンション集合住宅の場合
(auひかり マンション)4,730円+(ピタットプラン3人分割引適用後)10,395円=15,125円 になります。
一戸建て住宅の場合
(auひかり 戸建て)6,160円+(ピタットプラン3人分割引適用後)10,395円=16,555円 になります。
毎月どちらも使い放題MAXプラン比較で、4,719円ほど通信費トータル費用は安くなります。
OCN光+OCNモバイルONEに乗り換えると通信費トータル費用はどうなる?
(出典:OCN光申込サイト)
OCN光の月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで3,960円です。
OCNモバイルONEのセット割
(出典:OCNモバイルONE公式)
光回線にOCN光+スマホプランにOCNモバイルONEの組みあわせで、スマホ1台あたり毎月220円のセット割が、最大5台まで適用されます。
OCN光でOCNモバイルONEへのセット割適用には、別途スマートバリューの様な条件は無く適用されます。
家族割り引きはOCNモバイルONEには無く、セット割の金額もauと比較して小さくなっていますが、元々月額料金が安価に設定されている格安SIMのため、小容量プランでの価格メリットは圧倒的です。
通信容量/コース名 | 月額料金 | セット割 | 実質金額 |
500MB/月コース | 550円 | - | 550円 |
1GB/月コース | 770円 | 220円 | 550円 |
3GB/月コース | 990円 | 220円 | 770円 |
6GB/月コース | 1,320円 | 220円 | 1,100円 |
10GB/月コース | 1,760円 | 220円 | 1,540円 |
3GB利用時のスマホ一台分の月額料金は、(OCNモバイルONE 3GB)990円-(光回線セット割)220円=770円 になります。
同様に家族3人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
auひかりの月額料金はひかり電話の550円が込みなので、揃えて比較するためOCN光の月額料金にもひかり電話の月額料金550円を加算します。
マンション集合住宅の場合
(OCN光 マンション)4,510円+(OCNモバイルONE 3GB 3人分割引適用後)2,310円=6,820円 になります。
一戸建て住宅の場合
(OCN光 戸建て)6,160円+(OCNモバイルONE 3GB 3人分割引適用後)2,310円=8,470円 になります。
au各プランとOCNで通信費トータル費用を比較
auひかり+auでスマートバリューを適用後の各プランと比較しても、OCN光+OCNモバイルONEの組みあわせ利用の安さが際立ちます。
あらためて、auの各プランと比較してみましょう。
au使い放題MAX 5G/4GプランとOCNの比較
光回線+電話 | 大容量プラン | 家族数 | 家族割 | セット割 | total | |
auマンション | 4,730円 | 7,238円 | 3人 | 1,100円 | 1,100円 | 19,844円 |
au戸建て | 6,160円 | 7,238円 | 3人 | 1,100円 | 1,100円 | 21,274円 |
OCNマンション | 4,510円 | 990円 | 3人 | 0円 | 220円 | 6,820円 |
OCN戸建て | 6,160円 | 990円 | 3人 | 0円 | 220円 | 8,470円 |
家族3人で、auの使い放題MAXプランに各種割引きを適用した場合よりも、光回線をOCN光に乗り換えてスマホプランをOCNモバイルONEにした方が、毎月マンションでは13,024円・戸建てでは12,804円安くなる計算になります。
au小容量スマホミニプランとOCNの比較
光回線+電話 | 小容量プラン3GB未満 | 家族数 | 家族割 | セット割 | total | |
auマンション | 4,730円 | 5,665円 | 3人 | 550円 | 550円 | 18,425円 |
au戸建て | 6,160円 | 5,665円 | 3人 | 550円 | 550円 | 19,855円 |
OCNマンション | 4,510円 | 990円 | 3人 | 0円 | 220円 | 6,820円 |
OCN戸建て | 6,160円 | 990円 | 3人 | 0円 | 220円 | 8,470円 |
家族3人で、auのスマホミニプランに各種割引きを適用した場合よりも、光回線をOCN光に乗り換えてスマホプランをOCNモバイルONEにした方が、毎月マンションでは11,605円・戸建てでは11,385円安くなる計算になります。
au小容量ピタットプランとOCNの比較
光回線+電話 | 小容量プラン3GB未満 | 家族数 | 家族割 | セット割 | total | |
auマンション | 4,730円 | 5,115円 | 3人 | 1,100円 | 550円 | 15,125円 |
au戸建て | 6,160円 | 5,115円 | 3人 | 1,100円 | 550円 | 16,555円 |
OCNマンション | 4,510円 | 990円 | 3人 | 0円 | 220円 | 6,820円 |
OCN戸建て | 6,160円 | 990円 | 3人 | 0円 | 220円 | 8,470円 |
家族3人で、auのスマホミニプランに各種割引きを適用した場合よりも、光回線をOCN光に乗り換えてスマホプランをOCNモバイルONEにした方が、毎月マンションでは8,305円・戸建てでは8,085円安くなる計算になります。
auひかりからOCN光へ乗り換える「費用以外」のメリットは?
auひかりからOCN光へ乗り換えれば、前述の通信費トータル費用以外にもメリットがあります。
プロバイダの選択肢が大きく広がる
(出典:NTT西日本*一部改変)
OCN光はNTT東西が敷設管理している光回線「フレッツ光」の卸し提供を受けて、プロバイダ業務を行うOCNがサービスを提供している「光コラボ」です。
光コラボはOCN光以外にも、数多くのプロバイダから提供されていて、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社を数えます。
ドコモ光やソフトバンクも光コラボの一つなので、たとえば将来的にスマホでドコモを利用したい事情が発生すれば、簡単な「事業者変更」の手続きだけで、新たな回線工事は不要であり、インターネットが利用できない期間も生じずに、ドコモ光に乗り換えてドコモのセット割を適用させることも可能です。
スマホのセット割だけでなく、プロバイダが独自に行っているサービスは多種多様で異なり、その時の自分にメリットのあるサービスに乗り換えたり、定期的に通信契約を見直したりする事でキャッシュバックを得たりなど、光コラボの事業者変更で簡単にできるようになります。
auひかりでは、プロバイダが7社に限定されています。
利用できるエリアや場所が大きく広がる
auひかりとOCN光を含む光コラボでは、利用できる場所やエリアが大きく異なります。
将来引っ越しをしたり、地元にUターンしたりするなど利用するエリアが変わっても、全国の広い範囲で光コラボなら継続して利用する事が可能です。
また、マンション集合住宅で光回線を利用するためには、建物の共有スペースまで光回線が導入されている必要がありますが、光コラボで利用する光回線の「フレッツ光」は、全国の多くの建物に既に導入がされています。
auひかりの回線が同様に導入されているケースは極めて少なく、将来マンションに引っ越す場合の継続利用は困難だと言えます。
auひかり提供エリア
「auひかり」は、提供している具体的なエリアとして、以下の地域でのみ利用できます。
【北海道エリア】 北海道
【東北エリア】 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島
【関東エリア】 東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木
【信越エリア】 新潟、長野
【中部エリア】 山梨
【北陸エリア】 石川、富山、福井
【中国エリア】 鳥取、岡山、島根、広島、山口
【四国エリア】 香川、徳島、愛媛、高知
【九州エリア】 福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島
エリア内でも、県内全域で利用が出来るとは限りません。
フレッツ光
OCN光を含む光コラボでは光回線にフレッツ光を使っていて、全国47都道府県全県がカバーされているだけでなく、確な数字は発表されていませんが、人口エリアカバー率として、東日本では概ね95%以上、西日本では概ね93%以上だと言われる広範囲で利用が可能です。
auひかりの乗り換えで最適なタイミングは?
auひかりからOCN光への乗り換えにあたり、auひかりは解約する必要があります。
解約するタイミングで、支払費用が変わってきます。
契約期間と違約金
auの契約期間は概ね3年or 2年になっています。
契約期間中の解約は規定の違約金が発生しますが、注意が必要なのは契約期間以上の利用があっても、違約金は完全に無くならないことです。
契約期間が満了しても、3ヵ月の違約金が発生しない「解約月」が終了すると、自動的に同じ期間の契約期間が繰り返す契約になっています。
違約金無く解約できる「解約月」とは?
契約期間が満了する都度発生する3ヵ月間の解約月に解約するのが、ベストタイミングです。
2年契約の場合
(出典:ソフトバンク公式)
この図はソフトバンク光のものを引用していますが、解約月を表す内容としてはauひかりも全く同じです。
2年契約の場合は、契約満了月の当月(24ヵ月目)・翌月(25ヵ月目)・翌々月(26ヵ月目)での解約は違約金が発生しません。
しかし、それ以外の期間では、以下の違約金が発生します。
2022年6月30日までにauひかりを申し込んだ場合、違約金は10,450円
2022年7月1日以降にauひかりを申し込んだ場合、違約金は4,460円
初めての解約月が終了すると、再度訪れる解約月は2年後の契約から4年後になる、当月(48ヵ月目)・翌月(49ヵ月目)・翌々月(50ヵ月目)になり、それ以降も同様に自動的に契約が更新されます。
契約期間や解約月に関しては、My auページで確認できます。
3年契約の場合
3年契約の場合は、契約満了月の当月(36ヵ月目)・翌月(37ヵ月目)・翌々月(38ヵ月目)での解約は、違約金が発生しないベストタイミングになります。
しかし、それ以外の期間では、以下の違約金が発生します。
2022年6月30日までにauひかりを申し込んだ場合、違約金は16,500円
2022年7月1日以降にauひかりを申し込んだ場合、違約金は4,730円
初回の解約月が終了すると、再度訪れる解約月は3年後の契約から6年後になる、当月(72ヵ月目)・翌月(73ヵ月目)・翌々月(74ヵ月目)になり、それ以降も同様に自動契約が更新されます。
他に乗り換えでかかる費用は?
auひかりからOCN光へ乗り換え時にかかる、他の費用も確認しておきましょう。
工事費
auひかりとOCN光にかかる工事費があります。
auひかりの工事費
auひかりの導入工事費を分割で支払っていて、残債がある場合は一括清算する必要があります。
また、撤去費がかかるケースがあります。
2018年2月28日以前にauひかりを申し込んでいる場合は、解約後も光ファイバーケーブルおよび光コンセントが残ります。
撤去については原則任意ですが、賃貸物件で利用している場合は撤去が必要になるケースがあり、大家さんや管理会社に確認を行って下さい。
撤去する場合は工事費が11,000円発生します。
2018年3月1日以降にauひかりを申し込んでいる場合は、撤去工事が必要になります。
撤去費用として31,680円がかかります。
2022年7月1日以降にauひかりを申し込んでいる場合は、解約後も光ファイバーケーブルおよび光コンセントが残ります。
撤去については原則任意ですが、賃貸物件で利用している場合は撤去が必要になるケースがあり、大家さんや管理会社に確認を行って下さい。
撤去する場合は工事費が31,680円発生します。
契約時期や内容によって、工事費の残債や契約に伴う撤去費などの詳細は異なります。
My auページでご確認ください。
OCN光の工事費
OCN光の導入には工事費がかかります。
マンション集合住宅の工事費は16,500円・戸建ては19,800円で、20回の分割払いも可能です。(マンションの場合825円×20回・戸建ての場合990円×20回)
NTT東西の屋内配線が整っている場合、工事費は8,360円(分割の場合は418円×20回)になる他、フレッツ光が利用できる環境がある無派遣工事だけでOKの場合なら、工事費は2,200円です。
OCN光に乗り換えで入ってくる金額
OCN光を契約するなら、オンライン専門代理店がお得です。
OCN光の契約はどこで行っても、利用するサービス内容やサポートなどに差違は一切発生せず、全く同じです。
公式HPでキャンペーンが行われていなくても、オンライン専門代理店なら現在37,000円のキャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
auひかりの解約で違約金が発生しても、撤去費が発生しても、実質費用はキャッシュバックで補う事が可能なため、タイミングに拘わらず乗り換えた方が、その後に享受できる通信費トータル費用の節約金額を考えればお得ですよね。
auひかりからOCN光へ乗り換える手順
auひかりからOCN光への乗り換えで、インターネットが利用できない期間を発生させない様にするには、OCN光の開通後にauひかりを解約してください。
1.OCN光へ申込み
前述のように、オンライン専門代理店で申し込んだ方がお得です。
公式HPでキャンペーンが行われている場合は、特典の両取りができて、更にお得になります。
2.OCN光の回線工事日程を決める
OCN光では、光回線にNTT東西が敷設している「フレッツ光」を利用します。
光回線の工事を行う、確認の電話連絡が入ります。
回線工事が完了するまでに、概ね2週間から1ヵ月程度を要します。
工事には立ち会いが必要なので、ご自身のスケジュールと擦り合わせて、工事日程を確定させてください。
3.auひかりの解約手続き
ドコモ光の開通が確定してから、auひかりの解約手続きを行ってください。
auひかりの解約手続き窓口は、利用していたプロバイダによって異なります。
解約窓口
・au one net 0077-777 (9:00~20:00)
・ニフティ 0570-03-2210 (10:00~19:00)
・@TCOM 0120-805-633 (10:00~18:00)
・Asahi Net 0120-577-108 (10:00~17:00)
・BIGLOBE 0120-86-0962 (9:00~18:00)
・DTI 0570-00-4740 (10:00~17:00)
・So-net 0120-80-7761 (9:00~18:00)
前述のように撤去工事が必要な場合は、行って下さい。
4.レンタル品があれば返却
auひかりでレンタルしている機材等があれば、返却キット一式が届きます。
返却する内容については伝票に記載されています。
中身を確認しながら梱包を行って、速やかに返送してください。
auひかりからの乗り換え先として「@TCOMヒカリ」もオススメ
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。
@TCOMヒカリもOCN光と同様に、光回線にフレッツ光を使う「光コラボ」です。
格安SIMの「LIBMO」にセット割が適用されて、安価な月額料金が更に安く利用ができます。
LIBMOのセット割
(出典:LIBMO公式)
@TCOMヒカリ+LIBMOを組みあわせて利用する事で、セット割が最大5契約までスマホ1契約ごとに月額220円の割引きが適用されます。
OCNモバイルONEではカバーされていない、中容量の20GB・30GBのプランがLIBMOには用意されています。
外出時にもデータ消費をするスマホユーザーには、@TCOMヒカリ+LIBMOの組みあわせが通信費トータル費用を安くします。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
キャッシュバックキャンペーン
@TCOMヒカリでは現在代理店契約で、戸建て38,000円・マンション集合住宅35,000円のキャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
工事費無料
@TCOMヒカリの導入には光回線の工事が必要で、工事費は戸建てで19,800円・マンション集合住宅で16,500円ですが、現在実質無料になるキャンペーンを行っています。
月額料金割引
現在@TCOMヒカリでは、月額料金を12ヵ月間割り引くキャンペーンを行っています。
戸建てで440円×12ヵ月・マンション集合住宅で330円×12ヵ月の割引きが受けられ、一層コスパ良く利用ができます。