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フレッツ光とNURO光の比較、料金や特徴の違いを解説

WiFi

光回線を導入する際の選択肢はいくつかありますが、「フレッツ光」と「NURO光」は人気が高く知名度も抜群の二大巨頭であり、検討する候補に入るケースが多いと言えます。

 

この2つの光回線に抱く多くの人のイメージは、フレッツ光は世界的通信企業であるNTT東西が展開しているメジャーなもの、NURO光は新進気鋭の通信速度の速さがウリの光回線という感じではないでしょうか?

 

概ねそのイメージは当たっています。今回はその2つの光回線をもう少し深掘りして、料金や特徴の違いについて比較を行い解説していきます。

 

運営企業の違い 「どちらも大企業が運営」

フレッツ光 NURO光
運営企業 NTT東西

ソニーネットワークコミュニケーションズ

 

フレッツ光とNURO光の違いとして、まず運営企業について見ていきましょう。

 

フレッツ光

フレッツ光は、NTT東日本・NTT西日本が提供している光回線です。NTT東西は世界有数の巨大通信企業であり、豊富なノウハウと先進技術を有していて、日本の通信インフラを支えてきた筆頭としての信頼と実績があります。日本の光回線の普及においても業界全体を牽引して続けてきていて、その占有率は過半数を優に超えています。

 

光回線は全て自社敷設

光回線は有線の光ファイバーケーブルを使っていて、そのケーブルを利用者の元まで届ける必要があり、街中から郡部に至るまで縦横無尽に張り巡らして敷設しないことには、提供エリアを広げることができません。NTT東西は日本中に電柱などの電話線の設備を有していて、それを有効活用することが、日本の光回線で最も広い提供エリアを持つことに繋がっています。

 

NURO光

NURO光はソニーグループの子会社である、ソニーネットワークコミュニケーションズが提供している光回線です。サービスのスタートは2013年4月からで、最後発で参入したことを逆手にとって、ユーザーへの配信技術に既存の広く普及している技術「GE-PON」を敢えて採用せずに、通信速度でより優位性のある「G-PON」を採用することで、ソニーグループの持つシャープなイメージカラーを、光回線サービスに投影することに成功しています。

 

光回線は自社敷設していない

ソニーグループでは、光回線の敷設に利用ができる既存の設備を有しておらず、自社単独で全国に光回線を行き渡らせることはできません。そのため、NTT東西の光回線フレッツ光の利用していない部分の、「ダークファイバー」と呼ばれている光回線を利用して提供されています。運営管理はNURO光とフレッツ光は全く別で、別の光回線として取り扱われます。

 

提供エリアの違い 「フレッツ光が広い」

フレッツ光 NURO光
提供エリア 全国に広い

広がっているが限られている

 

光回線は無線回線とは異なり、有線の光ファイバーケーブルを接続する必要があるため、利用したい住居の近くまで光回線が来ている必要があります。この状態の場所が提供エリアと呼ばれています。お住まいが提供エリアでない場合は、その光回線は利用することができません。

 

戸建て住宅で利用する場合は、近くまで来ている光回線を直接引き込みますが、マンションなどの集合住宅の場合は、原則として建物の共有スペースまで引き込み工事が終わっている光回線を、建物内の配線設備を利用して各戸に接続します。そのため、共有スペースまで引き込み工事が完了していない光回線は、基本的には使うことができません。例外として、集合住宅の各戸に直接光回線の引き込み工事を行うことはありますが、その場合の月額料金は安価に設定されているマンション料金ではなく、戸建て料金が適用されます。

 

フレッツ光

広く普及している1Gbps(公称値)の光回線フレッツ光ネクストは、全国47都道府県全県が提供エリアになっていて、都市部だけでなく郡部まで幅広く提供エリアになっています。正確な数字は発表されていませんが、フレッツ光ネクストの人口エリアカバー率として、東日本では概ね95%以上、西日本では概ね93%以上だと言われています。

 

日本中の建物の共有スペース内まで、工事が完了している光回線としてもフレッツ光ネクストは圧倒的に多いと言えます。

 

NTT東日本 提供エリア検索

 

https://flets.com/app2/cao/

 

 

NTT西日本 提供エリア検索

 

NTT西日本公式|フレッツ光|光インターネット接続(光回線)

 

 

NURO光

 

(出典:NURO公式

 

NURO光の2Gbps(公称値)が利用できる都道府県は、以下の地域に限定されています。

 

【北海道エリア】 北海道

【関東エリア】 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県

【東海エリア】 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県

【関西エリア】 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県

【中国エリア】 広島県、岡山県

【九州エリア】 福岡県、佐賀県

 

利用できる都道府県になっていても、県内全域で利用が可能にはなっていません。

 

以前のNURO光は戸建て利用もマンション利用も月額料金は同一で、それくらいマンション内への光回線導入は進んでいませんでしたが、現在は普及も進んで月額料金もそれぞれ別に設定されるようになりました、

 

Requetst Error

 

10ギガのサービス提供エリアは?

従来の広く普及している光回線の通信速度を大幅に上回る、10ギガの光回線サービスは、フレッツ光でもNURO光でも提供されています。フレッツ光の10ギガはフレッツ光クロスで、既存のフレッツ光ネクストとは別の光回線になっていて、名称も異なっています。

 

フレッツ光クロス(10ギガ)提供都道府県
北海道・東北 北海道・宮城県・新潟県・福島県・青森県・岩手県・秋田県・山形県
関東 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県
中部 愛知県・静岡県・岐阜県・長野県・三重県
近畿 京都府・大阪府・滋賀県・兵庫県・奈良県・和歌山県
中国・四国 広島県・岡山県・愛媛県・香川県・徳島県・高知県
九州 福岡県・佐賀県・熊本県・鹿児島県・宮崎県・長崎県・大分県

 

NURO光10ギガ提供都道府県
北海道・東北 北海道・宮城県・福島県・山形県
関東 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県
中部 愛知県・静岡県・岐阜県・三重県
近畿 京都府・大阪府・滋賀県・兵庫県・奈良県
中国・四国 広島県・岡山県
九州 福岡県・佐賀県

 

どちらも県内全域で利用ができるのではなく、普及しているタイプと比較して一部の地域に現状では限られています。

 

プロバイダの違い 「フレッツ光は数百社」

フレッツ光 NURO光
プロバイダ 数百社

So-netのみ

 

インターネットを利用するためには、回線の他に接続業者である「プロバイダ」が必要です。

 

フレッツ光

NTT東西では、直接プロバイダ業務の提供を行っていません。これは光回線で大きなシェアを持つ巨大企業のNTTがプロバイダを提供することで、マーケットの寡占化が進んで競争が起きなくなることを懸念した国の意向が反映されています。そのため、数多くの企業がフレッツ光に対応したプロバイダ業務に参入をしていて、その数は数百社に上ります。

 

 

 

 

NURO光

NURO光のプロバイダは、ソニーグループの「So-net」に限定されていて、他のプロバイダを選ぶことはできません。

 

 

 

 

提供されている利用形態の違い 「フレッツ光は2タイプ」

フレッツ光 NURO光
利用形態 回線とプロバイダの別契約

または

ワンセットの光コラボ

回線とプロバイダ
ワンセットのみ

 

フレッツ光とNURO光のプロバイダの取り扱いの違いで、提供されている利用形態が違います。

 

フレッツ光

フレッツ光の利用形態には、光回線をNTT東西と契約を行い、別途プロバイダの契約をして利用する方法と、光回線(フレッツ光)とプロバイダがワンセットで契約ができる「光コラボ」を利用する方法があります。

 

フレッツ光+プロバイダの利用形態

 

(出典:NTT西日本*一部改変)

 

前述のように、NTT東西では直接プロバイダ業務の提供を行っていないため、フレッツ光でインターネットを利用するためには、別途で対応しているプロバイダと契約を結んで利用する形態が一つ目の利用形態です。

 

この利用形態はフレッツ光がサービス開始時からありますが、現在では店舗や業務利用などのビジネス法人契約が中心で、個人契約でこの形態を利用するメリットは殆どありません。

 

フレッツ光お申し込みサイト | BBN
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光コラボの利用形態

 

(出典:NTT西日本*一部改変)

 

2つ目のフレッツ光の利用方法が、フレッツ光とプロバイダがワンセットになっている「光コラボ」で、個人契約ではコスパの良さとワンストップで利用できることから新規契約の主力になっています。

 

NTT東西は光回線フレッツ光をプロバイダに卸提供を行い、プロバイダが自社業務と光回線を併せて提供することで、ワンストップの契約で光回線サービスが提供されています。この利用形態でもNTT東西の光回線フレッツ光を使いますが、ユーザーは直接NTT東西との契約は行なわず、契約先はプロバイダのみになります。

 

光コラボを提供している事業者は数多くあり、NTT東日本エリアでは530社・NTT西日本エリアで235社から提供されています。「ドコモ光」「ソフトバンク光」や、「楽天ひかり」「ビッグローブ光」なども、数ある光コラボの中の一つです。

 

フレッツ光の提供エリア・フレッツ光が建物の共有スペースまで導入工事が完了しているフレッツ光対応マンションなどでは、光コラボを利用することができます。

 

光コラボの数ある選択肢を比較検討することは、基本的にフレッツ光という光回線を、どのプロバイダで利用するのか?ということと同義語になると言えます。複数の光コラボを一つの窓口で取り扱う代理店なら、自分にとって最適な光コラボを相談しながら契約までできます。

 

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NURO光

NURO光の利用形態は、回線とプロバイダ(So-net)がワンセットになっているものしか存在していません。そのため、スマホプランなどと同様にプロバイダを意識すること無く、シンプルになっています。

 

Requetst Error

 

通信速度の違い 「NURO光が速い」

フレッツ光 NURO光
通信速度
(公称値)
1Gbpsと10Gbps

2Gbpsと10Gbps

 

通信速度はNURO光のウリであり、普及タイプでも他社の一般的な1Gbpsに対して、2倍の2Gbps(ダウンロード速度)を標榜しています。しかし、これらの数値は理論上の計算値でしかない、「公称値」とよばれているもので、実際に利用ができる通信速度は様々なロスがあるため大きく劣ります。

 

利用者が通信速度を計測している、「みんなのネット回線速度」で直近3ヶ月のフレッツ光とNURO光の平均値データを比較してみましょう。

 

下り(ダウンロード速度)・上り(アップロード速度)は、単位がbpsで表されていて、数値が大きいほど速い通信速度だと言えます。Pingは反応速度で単位はmsであり、数値が小さいほどレスポンスが良いと言えます。

 

通信速度が速いと言われている、NURO光から見ていきましょう。

 

NURO光の実際に利用されている通信速度

  • 平均Ping値: 11.18ms
  • 平均ダウンロード速度: 759.5Mbps
  • 平均アップロード速度: 656.05Mbps

 

※ 直近3ヶ月に計測された21632件のNURO光の測定結果から平均値を計算

 

NURO光のこの測定結果は、2ギガを利用しているユーザーと10ギガを利用しているユーザーが混在していて、全てのユーザーの平均値になっています。

 

フレッツ光の実際に利用されている通信速度

フレッツ光ネクスト (1ギガの光回線)

平均Ping値: 20.96ms

平均ダウンロード速度: 360.69Mbps

平均アップロード速度: 271.27Mbps

 

※ 直近3ヶ月に計測された47976件のフレッツ光ネクストの測定結果から平均値を計算

 

家族で利用する場合でも通信速度には十分に余裕があり、提供されているエリアも広くコスパも良いので個人利用には1ギガの光コラボがおすすめです。

 

 

 

 

フレッツ光クロス (10ギガの光回線)

  • 平均Ping値: 14.66ms
  • 平均ダウンロード速度: 1338.73Mbps
  • 平均アップロード速度: 1472.58Mbps

 

※ 直近3ヶ月に計測された9104件のフレッツ光クロスの測定結果から平均値を計算

 

 

 

 

フレッツ光の合算した通信速度

フレッツ光は、1ギガと10ギガを利用しているそれぞれのユーザーが分かれていて、結果のデータは明確に異なっていますが、NURO光のデータは合算されているため、単純には比較しにくいですよね?

大まかなそれぞれの通信速度のイメージを掴むために、フレッツ光でも回線全部を合算したダウンロード速度を算出してみましょう。

 

1ギガのフレッツ光ネクストのデータ件数に通信速度の平均値を乗算して、同様に計算した10ギガのフレッツ光クロスの値を足して、総件数で除算をします。

 

フレッツ光ネクスト

フレッツ光クロス

合算した平均速度

1Gbps

10Gbps
件数 速度 件数

速度

47,976件

360.69Mbps 9,104件 1,338.73Mbps

516.68Mbps

 

フレッツ光の合算した平均速度は、516.68Mbpsになります。

 

回線全体のダウンロード速度を比較

フレッツ光 NURO光
実際の平均ダウンロード速度数値 516.7Mbps

759.5Mbps

 

フレッツ光とNURO光のダウンロード速度を比較すると、NURO光の方が速いと言えます。最も通信速度が必要になる、高解像度の動画視聴でも概ね50Mbps程度の通信速度が利用できれば問題がありませんから、家族で利用する場合でも、どちらを選んでも通信速度で不都合が出るケースは極めて少ないと言えます。

 

フレッツ光の通信速度がNURO光よりも遅くなる理由

フレッツ光がNURO光と単純に利用ができる通信速度を比較したときに遅くなっているのは、普及タイプの通信速度の公称値が1Gbpsと2Gbpsで、比較すれば倍速の通信速度になっていることも理由の一つですが、他にも理由が考えられます。

 

古くからのユーザーが多い

フレッツ光は光回線がスタートした当時からサービスを提供していて、通信速度が遅い契約をしているユーザーが一定数いること、古いルーター・古いケーブルなどの機器で通信速度が出ていないユーザーの数値が反映されていることなどから、通信速度の平均値は遅くなる傾向になっています。

 

NURO光は新しいサービスであり、ルーターもNURO光側が提供している器材をレンタルしていることから、通信速度の平均値が保たれている傾向があります。

 

配線方式に問題があるユーザーが一定数存在する

フレッツ光をマンションで利用するには、前述のように建物の配線設備を利用して各戸に接続されています。VDSL方式やLAN配線方式の建物では、本来の光回線のスペックを活かすことができない通信速度しか利用ができず、平均値を下げる要因の一つになっています。

 

NURO光は直接引き込みを行うか、光配線方式のマンションに接続工事がされているので、通信速度の平均値を下げる要因がこの点ではありません。

 

利用プロバイダによって大きな差がある

フレッツ光は数百のプロバイダが存在していますが、設備投資やバックボーンなどで個々に大きな差があり、同じフレッツ光を利用してもプロバイダによって通信速度が大きく変わります。みんなのネット回線速度で「フレッツ光ネクストのプロバイダ速度ランキング」を見ると、同じ1ギガのフレッツ光でも速いプロバイダでは423.86Mbpsのダウンロード速度が出ていますが、遅いプロバイダのダウンロード速度は171.37Mbpsになっています。

 

NURO光はプロバイダがSo-netに限定されているため、ばらつきが起きません。

 

料金の違い 「NURO光が安い」

フレッツ光

NURO光

プロバイダ別契約

光コラボ
東日本ギガライン(一例)

ビッグローブ光

マンション

3,135円 4,378円

3,850円

戸建て

5,940円 5,478円

5,200円

プロバイダ

1,000円前後 込み

込み

 

月額料金だけを単純に比較すれば、全体的にNURO光の方が安くなっています。

 

普及タイプ(フレッツ光は1ギガ・NURO光は2ギガ)の月額料金を見ていきましょう。

 

フレッツ光の月額料金

フレッツ光は利用形態によって、月額料金が変わります。

 

回線とプロバイダの2箇所契約の場合

回線料金に加えて、プロバイダ料金を支払う必要があります。

NTTの東西の違いやプランの違いなどに加えて、マンション利用の場合は利用者の戸数でも変動します。上記は代表的な一例で、概ねマンション利用ではトータル5,000円前後程度、戸建て利用ではトータル7,000円前後程度になります。

 

光コラボの場合

光コラボごとに月額料金は異なっています。プロバイダと光回線がワンセットになっている料金で、上記は代表的な光コラボとして「ビッグローブ光」の月額料金を記述しています。契約期間などでも月額料金は変わり、概ねマンション利用では4,500円前後程度、戸建て利用では5,000円台後半程度になっています。

 

NURO光の月額料金

NURO光は月額料金に回線とプロバイダが込みになっているので、シンプルにコスパが良いと言えます。

 

NURO光をマンションで利用する場合には、最低契約戸数などの制約があり、建物によっては利用ができないケースもあります。

 

NURO光の2ギガプラン

NURO光の2ギガプランは内容の変更があり、2025年2月5日に新プランとして「NURO光ONE」が登場しています。

 

戸建て

マンション
NURO光ONE NURO光

NURO光

月額料金

5,500円 5,200円 3,850円
ルーター 0円 550円

0円

工事回数

1回 2回 1回
契約期間 無し 3年
解除料3,850円

2年
解除料3,850円

工事費

49,500円
実質無料
44,000円
実質無料

44,000円
実質無料

 

工事費と工事内容の違い

フレッツ光の工事費は20,000円から30,000円程度ですが、光コラボでは実質無料になっているケースも多くあります。NURO光では上記にもあるように40,000円を大きく超える工事費ですが、実質無料になっています。

 

実質無料とは、工事費を分割払にすることで毎月の分割費用と同額の割引が受けられて、実質の支払い費用がないということです。しかし、工事費の分割費用を完済前に解約した場合は、残債を一括で支払う必要があります。工事費が高いほど、短期間で解約するほど残債の金額は大きく支払い費用が増えます。

 

フレッツ光は解約時の撤去費用はかかりませんが、NURO光の場合はかかる場合があります。

 

通常のNURO光は宅内と宅外の2回に分けて工事が行われますが、フレッツ光では1回で終了します。

 

申し込みをしてから工事が完了して開通するまでの期間は、フレッツ光が2週間から1ヵ月程度なのに対して、NURO光では1ヵ月からエリアによっては数ヵ月かかるケースもあります。

 

「フレッツ光」と「NURO光」ではどちらがおすすめ?

フレッツ光とNURO光を比較してきました。では、どちらがおすすめなのか?考えてみましょう。結論から言えば、フレッツ光を使う「光コラボ」が個人利用ではおすすめです。

 

スマホの「セット割」を適用するなら「フレッツ光」の「光コラボ」がお得

光回線の月額料金だけではなく、スマホ代も含めた通信費トータル費用の節約を考えた時には、特定の光回線とスマホプランを併用することで適用される、「セット割」が大きく影響します。

 

自宅で光回線が利用できるようになれば、最も利用頻度の高い自宅でのインターネット利用はWi-Fiを使いますので、契約しているスマホプランのギガ消費は大幅に抑えることができます。スマホの使い方によって必要なギガ容量は変わりますが、多くの場合は3GBから5GB程度の小容量プランで賄うことができます。

 

そのため、安価な月額料金が提示されているスマホの小容量プランに「セット割」を適用して、コスパ良く利用ができる組み合わせで利用することが、通信費トータル費用の節約を実現するためのポイントになります。

 

フレッツ光を使う「光コラボ」には数百を超える選択肢があり、このポイントを押さえた組み合わせが複数ありますが、NURO光でセット割が適用できるスマホプランはソフトバンクのスマホプランに限られています。その小容量プランはセット割を適用させても割高でコスパが良くありません。

 

通信費トータル費用でコスパを考えれば、フレッツ光を「光コラボ」で利用して、安価な小容量プランに「セット割」を適用させるのがおすすめです。

 

利用できる可能性が高いのは「フレッツ光」

どんなに魅力的な光回線でも、自宅の提供エリアになっていない光回線、マンションの場合は建物の共有スペースまで工事が完了していない光回線は利用することができません。

 

家族で利用しても問題が無い、1ギガのフレッツ光であるフレッツ光ネクストは、全国の広いエリアをカバーしていて、多くの建物の共有スペース内まで導入工事が完了しているケースが多くなっています。

 

NURO光の提供エリアも広がっていて、利用ができるマンションも増えていますが、フレッツ光と比較した場合には大きな差があると言えます。

 

どんな場所でも利用ができる可能性が高く、引っ越すことがあっても安心して継続利用ができる光回線として、フレッツ光がおすすめです。

 

コスパ良く利用ができる「光コラボ」+「セット割」の組み合わせ3選

コスパ良く利用することができる、光コラボとセット割が適用できるスマホプランの組み合わせをご紹介しましょう。

 

通信品質とキャンペーンで選ぶなら「ビッグローブ光」+「UQモバイル」

 

(出典:ビッグローブ光申込サイト)

 

「ビッグローブ光」はフレッツ光を利用する光コラボで、全国で広く利用することができます。

 

auのサブブランド「UQモバイル」の併用で「セット割」が適用されて、快適な通信環境を利用しながら、通信費トータル費用の節約が可能になります。

 

ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。

 

キャッシュバックキャンペーン

ビッグローブ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

 

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工事費無料キャンペーン

ビッグローブ光を新規導入する場合には、工事の費用が発生します。

 

最大で28,600円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。(*転用・事業者変更の場合は工事不要です)

 

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引っ越し移転時の工事費用が無料

転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。

 

セット割と家族4人の通信費トータル費用

 

(出典:UQ mobile公式サイト

 

UQモバイルは2025年6月にプラン改定が行われて、現在新規契約できるプランは以下になりました。

 

プラン名

トクトクプラン2

コミコミプランバリュー

容量

5GB未満 30GB 35GB
基本月額 2,948円 4,048円

3,828円

セット割

1,100円 1,100円 0円
割引後 1,848円 2,948円

3,828円

 

自宅で光回線のWi-Fiが利用できる環境になれば、トクトクプラン2がおすすめです。

5GB未満/月の利用の場合は、セット割を適用させることで月額1,848円になります。

 

家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

ビッグローブ光 UQモバイル(5GB未満) 家族 光電話 合計
マンション 4,378円 1,848円 4人 550円 12,100円
戸建て 5,478円 1,848円 4人 550円 13,200円

*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より220円割引(表には適用済み)

*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります

 

auとUQモバイルの利用する電波は全く同じなので、auで購入したスマホがそのまま継続利用できます。auの使い放題MAX+のユーザーが多いですが、8月から値上げすることがアナウンスされています。同様に5GB未満程度利用した場合の家族4人の費用も計算してみましょう。

 

ビッグローブ光 au 使い放題MAX+ 家族 光電話 合計
マンション 4,378円 5,478円 4人 550円 26,620円
戸建て 5,478円 5,478円 4人 550円 27,720円

*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より220円割引(表には適用済み)

*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります

 

auを継続利用するよりもUQモバイルを利用した方が、大幅に支払費用を安くできます。

 

ドコモユーザーには「ドコモ光」+「ドコモmini」がおすすめ

 

(出典:ドコモ光公式

 

利用者が多いドコモユーザーは、フレッツ光を使う光コラボの「ドコモ光」と、小容量プラン「ドコモmini」を併用することで、コスパ良く利用することができます。

 

ドコモ光では複数のプロバイダから選択することができて、月額料金によって2タイプに分かれています。ドコモ光で最もおすすめするプロバイダは、NTTグループのインターネット中核ブランドとして数多くのノウハウを持ち、安価な月額料金の括りにあるOCNがおすすめです。

 

ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。

 

キャッシュバックキャンペーン

ドコモ光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

 

Requetst Error

 

工事費無料キャンペーン

光回線を利用するためには、導入工事と工事費用が必要になります。ドコモ光を新規導入すると、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。

 

セット割と家族4人の通信費トータル費用

 

(出典:ドコモ公式

 

ドコモの小容量プランは、それまでの「irumo」が2025年6月4日に新規受付が終了して、新たに「ドコモmini」が発表されています。

 

ドコモmini

容量

4GB 10GB
基本月額 2,750円

3,850円

家族割

0円 0円
セット割 1,210円

1,210円

割引後

1,540円

2,640円

 

自宅で光回線のWi-Fiが利用できる環境になれば、ドコモminiの4GBプランがセット割を適用させることで、月額1,540円で利用できます。

 

家族4人の通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

ドコモ光 ドコモmini 4GB 家族 合計
マンション 4,400円 1,540円 4人 10,560円
戸建て 5,720円 1,540円 4人 11,880円

 

ドコモでは使い放題プランのユーザーが多いですが、小容量プランに乗り換えた方がお得になります。無制限旧プランの「eximo」で、同様に4人の費用も計算してみましょう。

 

ドコモ光 eximo 3GB未満 家族 合計
マンション 4,400円 3,465円 4人 18,260円
戸建て 5,720円 3,465円 4人 19,580円

 

無制限プランを継続利用するよりも小容量プランを利用した方が、大幅に支払費用を安くできます。3GB/月を超過する場合は、さらに大きな差がつきます。

 

ソフトバンクユーザーには「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」がおすすめ

 

(出典:ソフトバンク光申込サイト)

 

「ソフトバンク光」はフレッツ光を利用する光コラボで、全国で広く利用することができます。

 

ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」の併用で「セット割」が適用されて、快適な通信環境を利用しながら、通信費トータル費用の節約が可能になります。

 

ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。

 

キャッシュバックキャンペーン

ソフトバンク光を契約すると、キャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

 

ソフトバンク光 キャッシュバック条件 | 高額現金還元
SoftBank 光(ソフトバンク光)のお申し込みでキャッシュバックをお得に受け取るならぜひ当サイトまで!当サイトならオプションの加入なしでも28,000円キャッシュバック♪電話サービスなどお得なオプションに加入する場合なら最大28,000...

 

工事費無料キャンペーン

ソフトバンク光を新規導入する場合には、プロの業者による導入工事の費用が発生します。

 

26,400円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンが行われています。

 

ワイモバイルのセット割適用後の家族4人の通信費

 

(出典:ワイモバイル公式)

 

現状ではワイモバイルのプラン改定の話は出ておらず、小容量プランをコスパ良く利用することができます。

 

プラン名

S

M

L

容量 4GB 1GB未満 30GB 1GB未満 35GB
基本月額 2,365円 2,915円 4,015円 2,915円 5,115円
家族割 0円 0円 0円 0円 0円
セット割 1,100円 1,650円 1,650円 1,650円 1,650円
割引後 1,265円 1,265円 2,365円 1,265円 3,465円

 

自宅で光回線のWi-Fiが利用できる環境になれば、プランSがおすすめです。

4GBの容量が利用できるプランがセット割を適用させることで、月額1,265円で利用できます。

 

家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

ソフトバンク光 ワイモバスマホ 4GB 家族 指定オプション 合計
マンション 4,180円 1,265円 4人 550円 9,603円
戸建て 5,720円 1,265円 4人 550円 11,143円

*PayPayカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)

*セット割の適用には光電話等の[おうち割 光セット(A)]適用に必要なオプションの契約(月550円)が必要になります

 

ソフトバンクでは無制限プランを利用しているユーザーが多いですが、そのまま継続利用するよりもワイモバイルに乗り換えた方がお得です。家族4人の無制限プランで4GB未満程度利用した場合を計算してみましょう。

 

ソフトバンク光 メリハリ無制限+ 指定オプション 家族 合計
マンション 4,180円 5,115円 550円 4人 25,190円
戸建て 5,720円 5,115円 550円 4人 26,730円

*PayPayカードで支払う場合、合計請求額より187円割引(表には適用済み)

*セット割の適用には光電話等の[おうち割 光セット(A)]適用に必要なオプションの契約(月550円)が必要になります

 

無制限プランを継続利用するよりも、ワイモバイルで小容量プランを利用した方が、大幅に支払費用を安くできます。

 

提供エリアにお住まいでセット割を利用しないなら「NURO光」もお得

 

(出典:NURO光 公式

 

NURO光はコスパが良く回線速度も速いのですが、フレッツ光と比較した場合のウィークポイントが問題にならないなら、おすすめの光回線になります。

 

提供エリアに住んでいる・NURO光が導入されているマンションに住んでいる

NURO光は提供されているエリアや、導入されているマンションがフレッツ光と比較して少ないことがウィークポイントですが、NURO光の提供エリアにお住まいの場合や、お住まいのマンションにNURO光の導入工事が済んでいる場合なら、それは弱点にはなりません。

 

セット割を利用しないで安価なスマホプランを利用する

NURO光と併用してセット割が適用されるスマホプランに、コスパメリットが無いことがウィークポイントの二つ目ですが、セット割を利用しないでも安価に利用ができる「格安SIM」などのスマホプランを併用することで、通信費トータル費用の節約ができます。

 

「エキサイトモバイル」を併用

 

(出典:エキサイトモバイルk公式

 

格安SIM「エキサイトモバイル」のFitプランなら、セット割等の割引制度を利用しなくても、3GBまでが月額690円で利用できます。

 

容量 月額料金
3GB 690円
7GB 1,430円
12GB 1,980円
17GB 2,750円
25GB 3,278円

 

このプランは従量制プランで、3GBを超過すると7GBまで月額1,430円になります。

 

このプランで3GB未満利用時の、家族4人の通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

NURO光 エキサイトモバイルFitプラン3GB未満 家族 合計
マンション 3,850円 690円 4人 6,610円
戸建て 5,200円 690円 4人 7,960円

 

コスパ良く利用ができて、自宅では高速通信でインターネットが楽しめます。

 

「iijimo」を併用

 

(出典:IIJmiok公式

 

格安SIM「iijimo」は従量制プランではなく、一般的な容量プランで安心して利用することができて、家族で利用すれば「家族割」の適用も受けられます。

 

2回線以上の家族で利用する場合は、月額100円の割引がされるのでさらにお得です。

 

容量

料金 2回線以上
家族割
2GB 850円

750円

5GB

950円 850円
10GB 1,400円

1,300円

15GB

1,800円 1,700円
25GB 2,000円

1,900円

35GB

2,400円 2,300円
45GB 3,300円

3,200円

55GB

3,900円

3,800円

 

ちょっと余裕がある5GBプランで、家族4人の通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

NURO光 iijimo
5GB
家族 合計
マンション 3,850円 850円 4人 7,250円
戸建て 5,200円 850円 4人 8,600円

 

余裕のあるスマホプラン容量で、自宅では高速回線を使っても、コスパ良く利用できます。

 

「LINEMO」を併用

 

(出典:LINEMO公式

 

ソフトバンクのオンライン専用プラン「LINEMO」のベストプランは、NURO光と併用してもセット割の適用はありませんが、ソフトバンクの高品質な通信回線を3GBまでなら月額990円で利用することができます。

 

このプランで3GB未満利用時の、家族4人の通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

NURO光 LINEMOベストプラン
3GB未満
家族 合計
マンション 3,850円 990円 4人 7,810円
戸建て 5,200円 990円 4人 9,160円

 

高品質なソフトバンク回線をスマホプランでは利用して、自宅ではNURO光の高速通信を利用しても、驚きのコスパで利用が可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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