光回線の工事費用はどれぐらい?人気光回線の工事費や内容をご紹介

フレッツ光

これから光回線を申し込むにあたって、どれぐらいの工事費用が発生するかは誰もが気になるところでしょう。

 

光回線の工事費用は事業者(プロバイダ)によって大きく異なり、最大で2万円以上の差額が出ることもあります。

 

また、一部の光回線では工事費用無料キャンペーンを行っていますが、これらのキャンペーンは利用期間に実質的な縛りがつくものばかりなので、場合によっては工事費を負担しなければならないケースも出てきます。

 

そこで本記事では、人気光回線の工事費用や内容についてわかりやすくご紹介していきます。

 

光回線の工事内容

 

まずは光回線の工事内容から確認していきましょう。

 

光回線の開通工事は、基本的に以下の手順に沿って1〜2時間ほどの工事が行われます。

 

  • 光ファイバーケーブルの引き込み
  • 光コンセント経由でONU(回線終端装置)と接続
  • ONU(回線終端装置)とWiFiルーターを接続
  • WiFiルーターとパソコン・スマホなどの通信機器を接続

 

昨今の開通工事では必ずしも壁に穴をあける必要はなくなってきているので、賃貸物件に住んでいても開通工事を行うことは可能です。

 

ただし、開通工事を行う際には基本的に契約者の立ち会いが必要となるので、スケジュール調整が必要になることは覚えておきましょう。

 

光ファイバーケーブルの引き込み

まずは最寄りの電柱からお住まいの物件まで光ファイバーケーブルを引き込みます。

 

光ファイバーケーブルは、以下の3つの方法で室内まで引き込まれます。

 

  • 電話線の配管を使って室内まで引き込み
  • エアコンダクトを使って室内まで引き込み
  • 壁面に直径10mmほどの穴を開けて室内まで引き込み

 

室内まで引き込まれた光ファイバーケーブルは、室内に設置される「光コンセント」まで引き伸ばされ、そのコンセントを経由することで初めて光回線が利用できるようになります。

 

なお、光ファイバーケーブルを固定するために外壁に引き止め金具などの器具を取り付ける場合があるので、工事実施当日になったら工事担当者まで確認しておきましょう。

 

光コンセント経由でONU(回線終端装置)と接続

光コンセントとONU(回線終端装置)と呼ばれる通信機器をケーブルで接続します。

 

ONUとは、光ファイバーケーブルを通して送受信された光信号と電気信号を相互に変換する機能を持つ通信機器のことです。

 

光回線の事業者によっては以下のように様々な名称の通信機器が登場しますが、一般的には光コンセントと接続する通信機器を「ONU」、ONUに接続して複数台の端末をWiFi接続できるようにする通信機器を「WiFiルーター」と呼びます。

 

  • ONU(回線終端装置):光ファイバーケーブルを通じて送受信される光信号を電気信号に変換する通信機器
  • ホームゲートウェイ:ひかり電話機能付きのWiFiルーター、ONU一体型WiFiルーターなど広い意味で使われる
  • モデム:電話回線などのアナログ信号を電気信号に変換する通信機器。ADSLやCATVを利用する場合にはONUではなくモデムが必要
  • WiFiルーター:複数台の通信機器をインターネットに接続するための通信機器。無線LANルーターとも呼ばれる

 

上記のようにそれぞれで正確な役割は異なりますが、一般ユーザーがわかりやすいように「ホームゲートウェイ」や「モデム」といった言葉で代替されることが多いです。

 

そのため、基本的には2台の通信機器(ONU+WiFiルーター)が設置されることになりますが、昨今ではWiFi接続が可能なONUも登場しているので、場合によっては設置される通信機器が1台のケースもあるので覚えておきましょう。

 

ONU(回線終端装置)とWiFiルーターを接続

光回線によって、設置されたONU(回線終端装置)とWiFiルーターを接続します。

 

ONUはあくまで光信号を電気信号に変える変換器なので、WiFiを飛ばす機能が付いていないことが多く、LANケーブルなどを用いてパソコンを有線接続することでしかインターネットが使えません。

 

そのため、複数台の通信機器を無線接続する場合にはWiFiルーターの接続が必須となるのです。

 

光回線の中には高性能なWiFiルーター(無線LANルーター)を無料でレンタルしてくれる事業者も多いので、WiFiルーターを持っていない人はそういったオプションを利用することをご検討ください。

 

WiFiルーターとパソコン・スマホなどの通信機器を接続

ONUとWiFiルーターを接続したら、あとはパソコンやスマホなどの通信機器をWiFiルーターに接続することで光回線が利用できるようになります。

 

基本的には担当者が工事を実施した後、すぐに接続テストを行うように指示してくれるので問題ないかと思いますが、万が一インターネットに繋がらない場合は申し込んだ光回線のカスタマーセンターまでお問い合わせください。

 

人気光回線の工事費用を一挙紹介

光回線の工事内容を確認したところで、人気光回線の工事費用についてもご紹介していきます。

 

フレッツ光をはじめ、ドコモ光やソフトバンク光といった人気の光回線11事業者をピックアップして工事費用をまとめました。

 

光回線によって工事費用が大きく異なるので、申し込む前に確認しておきましょう。

 

なお、多くの光回線では新規契約者向けに「工事費無料キャンペーン」を開催していますが、詳細については次の項目で解説していきます。

 

人気光回線の事務手数料・工事費一覧

光回線事務手数料戸建て工事費集合住宅工事費
フレッツ光880円19,800円

東日本(初回3,300円・2回目以降 687円×23回・最終月 699円)
西日本(初回 3,300円・2回目以降 717円×22回・最終月 726円)

16,500円

東日本(初回 3,300円・2回目以降 550円×24回)
西日本(初回 3,300円・2回目以降 573円×22回・最終月 594円)

ドコモ光3,300円19,800円

(12回・24回・36回・48回・60回の分割可)

16,500円

(12回・24回・36回・48回・60回の分割可)

ソフトバンク光3,300円26,400円

(24回・36回・48回・60回の分割可)

26,400円

(24回・36回・48回・60回の分割可)

So-net光プラス3,300円26,400円

(初回 990円・2回目以降 726円×35回)

26,400円

(初回 990円・2回目以降 726円×35回)

OCN光3,300円19,800円

(990円×20回)

16,500円

(825円×20回)

ぷらら光3,300円19,800円

(650円×30回)

16,500円

(550円×30回)

@TCOMヒカリ3,300円19,800円

(初回 924円・2回目以降 858円×22回)

16,500円

(初回 770円・2回目以降 715円×22回)

ビッグローブ光3,300円19,800円

(550円×36回)

16,500円

(初回715円・451円×35回)

ニフティ光2,200円19,800円

(825円×24回)

16,500円

(687.5円×24回)

TNCヒカリ3,300円19,800円

(初回 924円・2回目以降 858円×22回)

16,500円

(初回 770円・2回目以降 715円×22回)

auひかり3,300円41,250円

(初回 1,194.6円・2回目以降 1,178.1円×34回)

33,000円

(初回 1,443.2円・2回目以降 1,434.4円×22回)

NURO光3,300円44,000円

(1,222円×36回)

44,000円

(1,222円×36回)

※土日指定で開通工事を行う場合には出張料として3,300円の手数料が発生します

 

auひかりとNURO光の初期費用が高い理由

上記で光回線11事業者の工事費用をご覧いただきましたが、auひかりとNURO光の2社は4万円以上の高額な工事費用が発生します。

 

なぜ、この2社だけがこれほどの高額な工事費用を必要とするのかというと、フレッツ光や「光コラボレーション」と呼ばれる光回線とは異なる通信設備を利用するためです。

 

光回線には大きく分けると「光コラボレーション」「auひかり(KDDI系)」「NURO光(So-net系)」「電力会社系」の4種類があります。

 

このうち、ドコモ光やソフトバンク光、OCN光などの光コラボレーションと呼ばれる光回線は、すべてフレッツ光の回線設備を流用してサービスを提供しています。

 

そのため、フレッツ光から光コラボレーションに乗り換える場合は「転用」、光コラボレーション間の乗り換えは「事業者変更」という専用の手続きを行うことで、工事費用を大幅に節約できる可能性があります。

 

 

一方のauひかりやNURO光は、それぞれの運営元が独自に敷設する光ファイバー網を利用するため、フレッツ光からの転用や事業者変更といった手続きができず、回線設備の設置工事に多額の費用が発生してしまうのです。

 

この2社においても開通工事費無料キャンペーンが行われていますが、割引条件の対象外となってしまった場合には高額な工事費用を負担しなければならないので注意が必要です。

 

光回線の工事費用を安く抑えるためのポイントコツ

光回線の工事費用は、基本的にどこで申し込んでも15,000円以上の高額な費用が発生します。

 

ですが、以下の2つのポイントを踏まえて光回線を選ぶと工事費用を節約することができます。

 

光回線の工事費用を安く抑えるためのポイント

 

  • 工事費無料キャンペーンのある光回線を選ぶ
  • 新規契約時にもらえるキャッシュバックで工事費用を相殺する

 

工事費用を安く抑えるためのポイントについて解説していきます。

 

工事費無料キャンペーンのある光回線を選ぶ

光回線の工事費用を安く抑えるためには、工事費無料キャンペーンのある光回線を選ぶことが鉄則です。

 

以下、人気光回線の工事費無料キャンペーンの有無と、その内容についてまとめましたのでご参照ください。

 

工事費無料キャンペーン一覧表

 

 

光回線キャンペーン内容
フレッツ光なし
ドコモ光ドコモ光新規工事料無料特典ドコモ光の新規工事料が一括0円になるキャンペーン
ソフトバンク光SoftBank光乗り換え新規でキャッシュバック開通工事費に応じて1,100円×最大24回割引または普通為替24,000円キャッシュバックがもらえるキャンペーン(乗り換え限定)
So-net光プラスネット月額料金割引特典開通工事費が実質0円キャンペーン
OCN光なし
ぷらら光なし
@TCOMヒカリ新規工事費割引特典新規契約で最大19,600円の工事費を割引するキャンペーン
契約事務手数料実質無料特典@TCOMでインターネット接続サービスを利用中で@TCOMヒカリに申し込んだ人限定で契約事務手数料3,300円が無料になるキャンペーン
ビッグローブ光新規工事費実質無料特典ビッグローブ光の開通工事費が実質0円になるキャンペーン
ニフティ光なし
TNCヒカリ工事費実質無料特典安心TO快適スタート割適用でTNCヒカリの開通工事費が実質0円になるキャンペーン
契約事務手数料無料特典安心TO快適スタート割適用で事務手数料3,300円が無料になるキャンペーン
auひかり初期費用相当額割引(auひかりホーム)
初期費用相当額割引(auひかりマンション)
auひかりの開通工事費が実質無料になるキャンペーン
NURO光工事費実質無料特典NURO光の開通工事費が実質無料になるキャンペーン

 

なお、これらのキャンペーンを適用した場合に無料となるのは、基本的に「工事費用」に限られます。

 

事務手数料については特別なキャンペーンが適用されない限り、通常通り発生することになります。そのため、初期費用として3,000円ほどの費用を支払うことになるので覚えておきましょう。

 

工事費無料キャンペーンの「実質0円」に要注意

ドコモ光以外の工事費無料キャンペーンは、工事費の分割代金と同額の割引が利用料金から差し引かれる「実質0円」である点に気をつけましょう。

 

工事費無料キャンペーンの内訳は、「工事費の分割代金と同額の割引分」が「光回線の利用料金」から差し引かれ、その後で「工事費の分割代金」が上乗せされている状態となります。

 

簡単にまとめると、以下の計算式で表すことができます。

 

工事費無料キャンペーンの計算式

 

  • (光回線の利用料金-工事費の分割代金割引)+工事費の分割代金

 

ソフトバンク光を例に上げると以下の通りになります。

 

ソフトバンク光の工事費無料キャンペーン

 

  • (ソフトバンク光利用料金5,720円-工事費割引1,100円)+工事費分割代金1,100円

 

ソフトバンク光の場合は工事費分割回数が24回なので、24ヶ月間は上記の計算式から工事費が「実質0円」となっていることがわかります。

 

ただし、工事費が実質0円になっている期間中に光回線を解約してしまうと、解約月から工事費割引だけが終了となってしまい、本来であれば負担する必要のない工事費を支払わなければならなくなります。

 

つまり、工事費無料キャンペーンを適用する場合、通常の2年契約や3年契約とは別に分割支払期間にも縛られるということになるのです。そのため、分割支払期間が60回(5年)のSo-net光プラスやauひかりを利用する場合には特に注意が必要といえます。

 

逆に、ドコモ光は最初から開通工事費が割引される「一括0円」なので、いつ解約しても工事費の残債を請求されることはありません。

 

新規契約時にもらえるキャッシュバックで工事費用を相殺する

光回線を新規契約すると、数万円以上のキャッシュバックがもらえる場合があります。

 

工事費無料キャンペーンが行われていない光回線でもキャッシュバックを実施しているケースは非常に多いので、工事費用を支払っても後からキャッシュバックで相殺することができます。

 

以下、人気光回線のキャッシュバックキャンペーンをまとめたのでぜひご参照ください。

 

人気光回線のキャッシュバックキャンペーン一覧表

 

光回線キャッシュバック条件
フレッツ光西日本:45,000円

東日本:35,000円

法人・SOHO・個人事業主がフレッツ光を新規契約でプロバイダを同時加入
ドコモ光15,000円ドコモ光の新規契約
ソフトバンク光25,000円ソフトバンク光を新規契約
So-net光プラス60,000円So-net光プラスを新規契約
OCN光5,000円OCN光を新規契約
ぷらら光40,000円ぷらら光を新規契約
@TCOMヒカリ戸建て:30,000円

マンション:27,000円

@TCOMヒカリを新規契約
ビッグローブ光20,000円ビッグローブ光を新規契約
ニフティ光3年プラン:22,000円

2年プラン:17,000円

@nifty光を新規契約
TNCヒカリ戸建て:30,000円

マンション:27,000円

TNCヒカリを新規契約
auひかり50,000円auひかりを新規契約
NURO光45,000円NURO光のキャッシュバック専用ページから新規契約(他特典との併用不可)

※2022年1月時点のキャッシュバック金額を記載しています

 

キャッシュバックが受け取れる時期と条件に注意

なお、キャッシュバックの金額面だけで見ると上記の金額以上の申し込み窓口も多数存在します。

 

中には10万円を超える超高額なキャッシュバックを打ち出している窓口もありますが、金額だけで窓口を選んでしまうと確実に損をすることになります。

 

その理由は、キャッシュバックの条件として「複数オプションへの加入」「別サービスへの申し込み」が条件となっている場合や、キャッシュバックを受け取れるまでに1年以上の期間が空いているケースが多いためです。

 

複数のオプションへ加入すると毎月の利用料金が発生し、場合によってはオプションの加入期間にも縛りが設けられていることもあるので、下手をすると受け取れるキャッシュバック以上の出費となってしまうこともあります。

 

また、キャッシュバックを受け取るためには申請期限内に手続きを行う必要がありますが、その申請を行えるのが申し込んでから11ヶ月後や23ヶ月後とかなりの期間が空いてしまうケースが多いので、申請をし忘れてしまう人も続出しています。

 

申請期限を過ぎてしまうとそれ以降は二度とキャッシュバックの申請ができなくなってしまうので、結果的に損をすることになります。

 

そのため、キャッシュバック金額で選ぶ場合は「適用条件」と「受け取り時期」の2点に注意して窓口を決めるように心がけましょう。

 

迷ったときは総合的にバランスの良い「フレッツ光」「光コラボ」がおすすめ

光回線は非常に数が多く、キャンペーンも豊富なのでどのサービスに申し込むか迷ってしまう人も少なくありません。

 

もし、あなたが光回線選びで迷っているのであれば、総合的にバランスの良い「フレッツ光」や「光コラボレーション」をおすすめします。

 

これらの光回線がおすすめの理由は以下のとおりです。

 

フレッツ光や光コラボレーションがおすすめの理由

 

  • 工事費無料キャンペーンが行われている場合が多い
  • キャッシュバックやその他キャンペーンも豊富
  • 「転用」や「事業者変更」で初期費用を節約できる
  • NTT東日本・西日本の回線を利用していることからサポートも手厚い
  • 万が一解約する場合でも設備の撤去費用がかからない

 

auひかりやNURO光の場合、上述の通りそれぞれの独自回線を利用していることから必ず4万円以上の高額な工事費用が発生します。

 

工事費無料キャンペーンは行われているものの、分割支払期間が長期に渡る点や違約金が高額になりやすい点、さらに撤去工事費用がかさむ点を考慮するとあまりおすすめはできません。

 

一方のフレッツ光や光コラボレーションは、NTT東日本・西日本が日本全国に敷設している光ファイバー網を利用しているため、同じ設備を利用したまま別サービスへの乗り換えも可能です。

 

解約する際に撤去工事費用が発生することもないので、総合的なバランスの良さを考慮すると、フレッツ光や光コラボレーションを選んだほうが損をすることが少ないと言えます。

 

光回線の種類に強いこだわりがない人や無難なサービスを選びたいという人は、ぜひこの機会にフレッツ光や光コラボレーションへの申し込みをご検討ください。

 

まとめ

本記事では、光回線の一般的な工事内容と人気サービスの工事費用を一覧表にまとめてご紹介してきました。

 

光回線は、平均すると2万円程度の工事費用が発生しますが、工事費無料キャンペーンや新規契約者向けのキャッシュバックを活用することで工事費用の負担を大幅に減らすことができます。

 

各種キャンペーンには適用条件が設けられているので、条件をしっかりと確認した上で光回線をお選びください。

 

タイトルとURLをコピーしました