光回線は高速で快適にインターネットを利用できると聞き、調べて見たら実際どれを選んだらいいのか分からないくらい種類が多くてまだ契約できていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まず、光回線は速度が速く安定していて複数台スマート機器を接続してもスムーズに使えたりとメリットが多いので、ぜひ利用して頂きたい通信サービスの一つです。
光回線のそれぞれの種類の違いなどが分かればきっとすぐに自分に合った通信サービスが選べるはずです。
この記事では、「光回線の種類はいくつあるのか?」「どんな違いがあるのか?」「お得な光回線はどれなのか?」と疑問を持っている方に向けた内容となっています。
最後まで読んでいただければ問題が解決するはずです。
3分ほどで読める内容となっているので、この記事を読んでご自身に合った光回線を見つけて快適なインターネット環境を手に入れてください。
光回線とは?
光回線について簡単に解説していきます。
光回線とは光ガラス繊維で出来ている、光ファイバーケーブルを使った通信回線のことを指します。
光回線は電磁波の影響を受けないため、通信速度が速いだけでなく、非常に安定しているという特徴があります。
基本的に利用量の制約が無く、自由に無制限に利用する事ができるのも光回線の特徴の一つです。
また、光回線を利用する際の注意点として、供給エリアでなければ利用できない場合があったり、使用する場合は回線工事が必要ということです。
自宅でWi-Fiを利用するにはモバイルWi-Fiなどを利用する方法もありますが、回線に問題がない場合は、高速の光回線を自宅に引きWi-Fiルーターを設置する方法が一番快適なWi-Fi環境を作る方法となります。
光回線の種類はいくつある?
物理的な種類としては、大きく分けて3つあります。
電力系の光回線、独自の光回線、そしてNTTの光回線があり、地域によって提供されているサービスも違い、自分の住んでいる地域によって利用できる光回線が限られることがあります。
まずは、興味を持った光回線があれば自分の住んでいる地域で利用できるのか知っておく必要があります。
利用できる光回線を調べるには各サービスのサイトで判断できるためそこで確認することをおすすめします。
では、それぞれの特徴について紹介していきます。
電力系の光回線
電力系光回線は、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力など各地の電力会社が出している光回線のことを指します。
住んでいる場所ごとに利用できるサービスが違うのでそれぞれ自分の住んでいる場所ごとに探す必要があります。
また、全ての地域で利用できる訳でなく利用ができない県があるのがデメリットと言えます。
その反面、電気料金とのセット割があったり、速度が速かったり、キャンペーンでお得に利用できる場合があるというメリットがあります。
下記より、お住まいの地域のサービスのサイトから利用できるか確認してみて下さい。
中部電力/コミュファ光

関西電力/eo光
中国電力/MEGA EGG

四国電力/ピカラ光

九州電力/BBIQ
独自の光回線
NTTでもなく、電力系ではない独自の光回線としてNURO光とau光があります。
それぞれについて解説していきます。
NURO光
独自の回線と言われていますが、実際の回線はNTT東西のフレッツ光が利用していない部分のダークファイバーを利用しています。
しかし通信方式はNTTとは異なり、一般的なNTTの回線の2倍の速度である下り速度2Gbpsに標準対応しているため高速で利用ができます。
速度を重要視したい方にはNURO光がおすすめです。
しかし、デメリットとしてはサービスの提供エリアは限られていたり、サービスエリア内であってもお住まいのマンションなどの集合住宅の共有スペースまで、回線が引き込まれているケースは極めて少ないということです。
(出典:NURO公式)
auひかり
NTT東西のフレッツ光に次いで、全国的に使えるエリアが広いのがauひかりです。
自社のKDDIで敷設した光ファイバーケーブルとNTTフレッツ光のダークファイバー両方を利用しています。
しかしKDDIの光ファイバーケーブルは極めて少なく、多くのエリアではNURO光と同様にNTTフレッツ光のダークファイバーを利用しています。
そのため、auユーザーの方にはおすすめです。
メリットとしては、速度が早かったり、名前の通りauの携帯と同じ系列のためセット割が適用されます。
そのため、auユーザーの方にはおすすめです。
デメリットとしては、NTTよりも提供エリアが限られていたり、マンション集合住宅に引き込まれている対応物件が少ないことです。
また、NURO光や光コラボとは違いプロバイダを別途契約する必要があるので注意が必要です。

NTTの光回線
日本で1番広いサービスエリアの光回線は、NTTの回線を使ったサービスです。
NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光や、光コラボなどは全てこのNTTの回線を利用したものとなります。
他の光回線よりも使用可能エリアが広く、国内最大級の知名度があるので安心して使用することができるNTTの光回線が一番おすすめと言えます。
フレッツ光と光コラボの違いを紹介していきます。
フレッツ光
(出典:フレッツ光申込サイト)
フレッツ光は電話会社のNTTが運営しているサービスとなっており、フレッツ光だけを単独で契約しても利用することはできません。
フレッツ光を利用するためには一緒にプロバイダと契約することでインターネットの利用ができるという仕組みになっています。
フレッツ光は最も広いエリアに対応し、最も多くのマンションに導入されているため利用できる可能性は一番高く、また光コンセントが設置済みの場合は工事不要で比較的早く利用できます。
光コラボ
個人でフレッツ光を利用したいのであれば光コラボを利用することをおすすめします。
光コラボを利用することでフレッツ光と同じ品質で利用できる上に、フレッツ光よりもキャンペーンや割引も豊富なため月額料金が安いという特徴があるからです。
光コラボとは、NTT東日本・西日本が提供するフレッツ光の回線の提供を受け、インターネットの接続速度や品質はそのままでありながら、プロバイダがセットになったインターネット接続サービスのことを指します。
回線とプロバイダ一体型のサービスなので契約や支払いの窓口が複数にならず、トラブル時の対応も一箇所なので便利で安心のサービスとなっています。
また、光コラボを利用することで様々なスマホとのセット割が適用でき光回線とスマホの利用料金を通信費トータルで抑えることが可能です。
おすすめの光コラボとスマホサービス
自宅に高速で、安定した無制限の光回線があれば、スマホは外出時に使用する分のみのデータ容量があれば問題がありません。
そのため、大手キャリアの無制限プランなど金額が高いもので契約していると勿体無い可能性もあるのです。
光回線を利用する場合は、格安のスマホサービスを一緒に利用することをおすすめします。
では、おすすめの光コラボとスマホサービスを紹介していきます。
コスパ抜群の光コラボ3選をご紹介
それぞれの特徴とお得なキャンペーンを紹介していきます。
おすすめ①「ビッグローブ光」+スマホ「UQモバイル」
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
フレッツ光のコラボ「ビッグローブ光」に、スマホプランは高品質なau回線をそのまま使う、auのサブブランド「UQモバイル」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータル費用を抑えられます。
ビッグローブ光の月額料金は、マンション集合住宅4,378円・一戸建て住宅5,478円です。
キャッシュバック
ビッグローブ光はキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

引っ越し移転時の工事費用が無料
転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。
UQモバイルのセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
「UQモバイル」はau回線を利用していますので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。
また、auで購入したスマートフォンを利用中のユーザーにも最適です。
UQモバイルをビッグローブ光と併用して「セット割」を適用させると、4GB/月のミニミニプランが、月額1,265円で利用できます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ビッグローブ光 | UQモバイル | 家族 | 光電話 | 合計 | |
マンション | 4,378円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,801円 |
戸建て | 5,478円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 10,901円 |
*auPAYカードで支払う場合
*セット割の適用には固定電話の光電話オプション契約が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,801円・戸建て利用10,901円になり、通信費トータル費用を抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。
おすすめ②「ソフトバンク光」+スマホ「ワイモバイル」
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
「ソフトバンク光」に、スマホプランは高品質なソフトバンク回線をそのまま使う、ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータル費用を抑えられます。
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバック
ソフトバンク光はキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
「ワイモバイル」はソフトバンク回線を利用していますので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。
また、ソフトバンクで購入したスマートフォンを利用中のユーザーにも最適です。
ワイモバイルでは4GB/月のプランSが、「セット割」を適用させれば月額1,265円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ソフトバンク光 | ワイモバスマホ 4GB | 家族 | 指定オプション | 合計 | |
マンション | 4,180円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 9,603円 |
戸建て | 5,720円 | 1,265円 | 4人 | 550円 | 11,143円 |
*PayPayカードで支払う場合
*セット割の適用には光電話等の[おうち割 光セット(A)]適用に必要なオプションの契約(月550円)が必要になります
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用9,603円・戸建て利用11,143円になり、通信費トータル費用を抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。
おすすめ③「ドコモ光」+スマホ「irumo」
(出典:ドコモ光公式)
光コラボの「ドコモ光」に、スマホプランは高品質なドコモ回線の新しく登場した小容量プラン「irumo」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータル費用を抑えられます。
ドコモ光は利用するプロバイダの選択ができますが、おすすめは安価な利用が可能なドコモ自ら提供しているタイプAの「OCN」です。
ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。
キャッシュバック
ドコモ光はお得なキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

irumoのセット割
(出典:ドコモ公式)
「irumo」はドコモプランの一つなので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。
また、ドコモで購入したスマートフォンを利用中のユーザーにも最適です。
「irumo」とドコモ光を併用することで「セット割」が適用されて、3GB/月が月額1,067円で利用することができます。
家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
ドコモ光
タイプA |
irumo3GB | 家族 | 合計 | |
マンション | 4,400円 | 1,067円 | 4人 | 8,668円 |
戸建て | 5,720円 | 1,067円 | 4人 | 9,988円 |
家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用8,668円・戸建て利用9,988円になり、通信費トータル費用を抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。
光回線の種類はいくつある?解説あり!今選ぶべき光回線も紹介【まとめ】
ここまで、光回線の種類の解説とそれぞれのサービスの特徴とおすすめの光回線を紹介しました。
いかがだったでしょうか?
大きく分けると3つに分けることができるのですが、その中でもサービスエリアも広く、キャンペーンなどのサービスの多いフレッツ光を利用した光コラボがおすすめです。
光コラボを利用することで光回線だけでなくスマホも利用することで通信費がとても安くなるのでぜひ一緒に検討してみて下さい。
ご自身に合ったサービスを選んで快適なインターネット環境を整えてくださいね。