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フレッツ光とNURO光の比較、料金や特徴の違いを解説

フレッツ光

光回線の定番「フレッツ光」と、CMで話題の光回線「NURO光」。最適な光回線を選ぶため、こんな風に悩んでいませんか。

 

  • フレッツ光とNURO光の料金ってどちらが安い?
  • フレッツ光とNURO光の特徴や違いって何?
  • 結局この2社なら、正直どちらがおすすめ?それとも他社も考えるべき?

 

この記事ではフレッツ光とNURO光の料金や特徴の違いを徹底比較しました。さらに、オフィス・店舗利用、また個人用途にベストな光回線を紹介したため、記事を読み終える頃には、選ぶべき光回線が見つかるはずです。どうぞ最後までお読みください。

 

フレッツ光とNURO光のサービスエリア比較

まずは、フレッツ光とNURO光のサービスエリアの違いを比較しましょう。

 

フレッツ光は、47都道府県まさに全国で利用できる光回線です。「利用できないエリアはない」と言っていいほど、サービスエリアが広がっています。そもそも、日本国内で光ファイバーを敷設し、光回線を全国に広げたのはフレッツ光を提供するNTTです。そのため、フレッツ光は全国で利用でき、光回線の国内シェア率は70%を超えています。

 

東西に分かれるフレッツ光のサービスエリアは、

 

 

でご確認ください。

 

一方、NURO光は、利用できるエリアが一部地域に限られています。以下は利用できないエリアです。

 

 

(出典:NURO光公式)

 

  • 【東北】青森県・秋田県・岩手県・宮城県・山形県・福島県
  • 【北陸・中部】新潟県・岐阜県・富山県・石川県・福井県
  • 【関東】和歌山県
  • 【中四国】山口県・島根県・鳥取県・香川県・愛媛県・徳島県・高知県
  • 【九州】大分県・宮崎県・熊本県・長崎県・鹿児島県・沖縄県

 

上記の地域はNURO光が提供されていないため、必然的にフレッツ光を選ばざるを得ません。また、NURO光のサービスエリア内であっても、現在の住まいで利用できるとは限りません。

 

NURO光の「公式サイト」で確認しましょう。

 

アパート・マンションはフレッツ光が多い

東京都や大阪府のようにフレッツ光とNURO光のエリアが重なる地域のマンションでは、フレッツ光が導入されている場合が多いです。というのも、NURO光は2013年に始まった光回線であり、それ以前に建てられたマンションのインターネットにNURO光の選択肢はなかったからです。

 

ですから、NURO光のサービスエリアであっても、アパートやマンションに住んでいるならフレッツ光しか利用できないことがほとんど。それでも、アパートやマンションでNURO光を利用したいなら、管理会社の工事許可が必要で導入のハードルは高いと言えます。

 

フレッツ光とNURO光の工事比較

フレッツ光とNURO光の工事について、工事期間とその料金を比べます。

 

工事期間はフレッツ光が短い

だれでも「契約した光回線を早く使いたい」と思うものです。しかし、光回線は契約すれば即日で使えるわけではなく、工事が必要不可欠。この点、工事期間が短いのはフレッツ光です。

 

住居タイプ マンション集合住宅 戸建て
フレッツ光 2週間~1ヶ月 2週間~1ヶ月
NURO光 1ヶ月~4ヵ月 1ヶ月~3ヵ月

 

フレッツ光の工事期間が短いのは、すでにフレッツ光の光回線が浸透しているエリアが多く、また、NTTは自社保有の光回線のため、手続きがスムーズにいく可能性が挙げられます。

 

一方、NURO光の工事期間が長いのは、屋外工事と宅内工事が別日に行われるからです。工事は立ち合いが求められるため、スケジュールを上手く調整できなければ工事完了にどうしても時間がかかります。同日に工事をしたい場合は、追加料金5,500円を支払わなければなりません。

 

基本工事費用はフレッツ光が安い

基本工事費用は、NURO光に比べフレッツ光が安いです。

 

住居タイプ マンション集合住宅 戸建て
フレッツ光 16,500円 19,800円
NURO光 44,000円 44,000円

 

NURO光は、マンション集合住宅も戸建ても工事費は同じです。フレッツ光に比べ2倍以上の料金がかかります。

 

フレッツ光もNURO光も、工事費無料特典のあるプロバイダや正規代理店を選べば工事費は気にする必要がありません。ただし、どちらも工事費を負担してもらっている契約期間中に解約するなら、工事費残債が一括請求されます。この場合、自己負担額が安くなるのは基本工事費の安いフレッツ光です。

 

NURO光は解約撤去工事に費用がかかる

また、NURO光は解約時に屋内回線・機器を撤去する場合、11,000円の撤去工事費が発生します。一方、フレッツ光は解約撤去工事費用は請求されません。

 

NURO光は、回線の基本工事費が高いことに加え解約撤去工事費も発生するため、解約の可能性があるなら、費用面で比較するとフレッツ光が非常にお得です。

 

フレッツ光とNURO光の料金比較

フレッツ光とNURO光の料金を比較しましょう。

 

住居タイプ マンション集合住宅 戸建て
フレッツ光 東日本:3,300円~

西日本:3,125円~(3年目2,948円~)

東日本:5087.5円~

西日本:4,730円(3年目4,521円)

NURO光 5,200円 5,200円

※フレッツ光は、にねん割/光はじめ割を適用。マンションは16戸以上契約。
※NURO光は、2Gプラン。

 

フレッツ光の料金はやや複雑です。また、使用するプロバイダ料金として、別途550円〜1,320円程度が必要になります。

 

NURO光はマンションでも戸建てでも料金は同じです。戸建てならフレッツ光より安く利用できます。NURO光は、WiFiルーターが無料レンタルされ、セキュリティサービスも無料で付いてきます。

 

スマホとのセット割引は圧倒的にフレッツ光が優れている

スマホとのセット割引は、NURO光に比べフレッツ光が圧倒的に優れています。

 

NURO光でセット割引対象になるスマホは、ソフトバンクだけ。一方、フレッツ光は、光コラボを選ぶことで、ドコモ/au/ソフトバンクに加え格安SIMのセット割引も受けられます。

 

 

(出典:光コラボ申込サイト)

 

光コラボとは、フレッツ光の回線とプロバイダをセットにした光回線です。例えば、

 

 

等があります。NURO光では割引されないドコモ/auのスマホを使っているなら光コラボがお得です。スマホを使う家族が多いなら、割引合計額は非常に大きくなるため、積極的に光コラボを検討しましょう。

 

フレッツ光とNURO光の速度の違い

同じ光回線とはいえ、フレッツ光とNURO光の通信速度には違いがあります。ここでは、公称速度とユーザーの実測値を比べました。

 

公称速度

フレッツ光の公称速度は1Gbpsです。一方、NURO光の公称速度は2Gbpsであり、フレッツ光の2倍。

 

この数値だけ見ると、NURO光が圧倒的に速いように思えます。しかし、NURO光の公称速度2Gbpsはネットワークから宅内終端装置(ONU)までの速度です。宅内終端装置から各端末の接続速度は、有線接続時は1Gbps、無線接続時は1.3Gbpsになります。結局のところ、宅内終端装置がボトルネックとなるため、フレッツ光の公称速度と大幅に変わることはありません。

 

IPoE接続時の実測値

フレッツ光とNURO光ユーザーの実測値で速度を比較しましょう。公平な条件で比較するため、フレッツ光はIPoE接続時の情報に限りました。NURO光は、IPoE接続対応のルーターが無償提供されてきたからです。

 

実測値比較 ダウンロード(下り速度) アップロード(上り速度)
フレッツ光 333.25Mbps 241.51Mbps
NURO光 540.55Mbps 489.37Mbps

※参照:みんなのネット回線速度(2023年5月31日情報)

 

実測値を比べると100Mbps以上の大きな差が出ています。しかし、数字ほどの差を感じることはありません。というのも、フレッツ光もNURO光も実際の使用で求められる通信速度よりはるかに速いからです。

 

実際の使用で求められる通信速度を、以下に示しました。

 

メール・LINE送受信 128kbps~1Mbps
テキスト中心のWebページ閲覧 1Mbps
画像中心のWebページ閲覧 10Mbps
高画質動画 5Mbps~20Mbps

 

フレッツ光もNURO光も、必要十分な速度が出ているため通信速度を気にする必要はありません。

 

ただし、オンラインゲームなど通信速度を求めたい場合や大容量データをクラウド保存する場合などは、通信速度の違いがタイムラグやアップロード時間に影響します。

 

 

 

店舗やオフィス利用にはフレッツ光がおすすめ

 

(出典:フレッツ光申込サイト)

 

店舗やオフィス利用にはフレッツ光がおすすめです。個人名義による契約にも法人契約にも対応します。フレッツ光がおすすめな理由を3つに厳選し紹介します。

 

24時間サポートで安心

フレッツ光の法人契約は、24時間サポートのオプションを選択可能です。

 

通常サポートは午前9時から午後5時まで。しかし、店舗やオフィスは通常サポートより早い時間に始業し遅い時間に就業する場合がほとんどです。フレッツ光の24時間サポートがあれば、夜間・早朝を問わずいつでもサポートを受けられます。

 

トラブル時のリスクを最小限にコントロールし、店舗の集客やオフィスワークのパフォーマンスを高く維持してくれます。

 

固定IPとVPN対応でテレワークを推進しやすい

フレッツ光がおすすめなのは、テレワークを推進しやすいから。テレワーク導入には、固定IPアドレスとVPN対応が欠かせません。安全で便利にテレワークを進めるなら、どちらも必要です。

 

フレッツ光の法人契約で利用できるプロバイダの多くが、固定IPアドレスを提供します。社内サーバーに固定IPアドレスを割り当てれば、固定IPアドレス経由で社外から社内サーバーにアクセスできます。

 

ただし、IPアドレスを固定した場合、その情報が洩れると重要な社内サーバーに誰もがアクセスできるため、一定のリスクを伴います。

 

しかし、フレッツ光はVPN接続を有料提供。VPNとは、安全にインターネットに接続するため仮想のプライベートネットワーク環境を構築する技術です。VPNで固定IPアドレスに接続すれば、社内サーバーに安全にアクセスできます。

 

ただテレワークを導入するだけでなく、ビジネスに欠かせない安全を確保した上で始められるのはフレッツ光の大きなメリットです。

 

法人に欠かせない請求書&領収書を受け取れる

フレッツ光は、請求書払いが可能です。法人の経費計上は、請求書と領収書が求められます。法人に欠かせない請求書と領収書を受け取れるため、安心して経費計上できます。

 

一方、NURO光の支払方法はクレジットカード払いと口座振替の2つです。それで、経費計上の視点で法人に向いているのはNURO光よりフレッツ光と言えます。

 

個人用途には@TCOMヒカリがおすすめ

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)

 

個人用途であれば、フレッツ光と同じ回線を使った光コラボ「@TCOMヒカリ」がおすすめです。@TCOMヒカリは通信速度や提供エリアがフレッツ光と同じで、さらに特典が付いてきます。

 

工事費実質無料

@TCOMヒカリは、基本工事費が実質無料です。光回線の工事は、光ファイバーの配線状況により4種類の工事内容に大別されます。

 

  • 屋外・宅内工事 マンションタイプ:16,500円
  • 屋外・宅内工事 戸建てタイプ:19,800円
  • 宅内工事のみ:8,360円
  • 派遣工事なし:2,200円

 

@TCOMヒカリは、分割請求されるどの基本工事費も負担してくれるため、実質工事費は無料です。

 

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12ヶ月間の月額料金割引

@TCOMヒカリは、12ヶ月間の月額料金割引を提供しています。契約初年度は、以下の料金で使えます。

 

  • マンションタイプ:3,850円(通常4,180円)
  • 戸建てタイプ:5,170円(通常5,610円)

 

月額料金割引の適用に難しい条件はありません。2年バリューパックで、2年契約し@TCOMヒカリを2年間利用するだけです。

 

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スマホとのセット割引が選べる

@TCOMヒカリは、スマホとのセット割引が選べるためおすすめです。スマホとのセット割引はフレッツ光では利用できませんし、NURO光ではソフトバンクのキャリアに限定されています。

 

@TCOMヒカリは、格安SIMを含む

 

 

の3つの携帯キャリアでセット割引を受けられます。

 

 

(出典:LIBMO公式)

 

高額キャッシュバック

@TCOMヒカリは、高額キャッシュバックがあるためおすすめです。

 

  • マンションタイプ:33,000円
  • 戸建てタイプ:35,000円

 

を受け取れます。受け取りも簡単です。契約時の書類に記されたURLまたはQRコードから手続きしておけば、利用開始4ヶ月後に指定口座へ振り込まれます。

 

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まとめ

フレッツ光とNURO光の料金や特徴の違いを比較しました。NURO光は通信速度の速さが特徴とはいえ、フレッツ光に比べ提供エリアが狭く工事期間が長いため、導入のハードルが高いです。

 

そのため、フレッツ光とNURO光を総合的に比較した場合、

 

  • 店舗やオフィスでは「フレッツ光」
  • 個人用途では「@TCOMヒカリ」

 

をおすすめします。

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