動的IPアドレスと固定IPアドレス 法人や個人事業主に最適なのは?

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インターネットショッピングの利用者は、ここ数年毎年増加しています。

経済産業省が発表している、2020年の電子商取引に関する市場調査の結果では、物販系売上は12兆2,333億円にのぼり、物販系分野の流通額の8.08%を占めるまでになっていて、前年比較で21.71%の高い伸び率であった事が明らかになっています。

 

総務省が発表した、令和3年版情報通信白書では、普段利用しているインターネットサービスの調査で、支払決済・地図を押さえて、インターネットショッピングが1位になっていて、インターネット利用者の7割以上が利用しています。

 

インターネット通販サイトを運営する企業に話を聞くと、困っている事の一つに、購入者の住所が正しくない事があります。

過去に購入履歴のあるリピーターでは、この問題が発生する事は基本的に無いのですが、初めての購入者では、それなりの頻度で発生していて、店側としては初めて自社で購入して頂く、今後も顧客になってくれる可能性があるユーザーなので、大事にしたい思いは当然あります。

 

郵便番号の記載しかなかったり、番地がすっかり抜け落ちていたりするなど、明らかな不具合に対しては個別にメールで確認して、正確な住所を問い合わせる事で、一手間余分には掛かりますが問題は解決します。

難しいのは、途中の町名が抜けていたり、番地はあるものの後の記載が無かったりするなど、一見すると解らないタイプで、ベテランの配送担当者になると気が付くものも有りますが、全国全ての住所を把握している訳ではありません、

 

購入者は商品の到着を待っているのに届かない、商品は配送先不明で戻ってくるため、配送料運賃は店側で負担する必要が出て、だれにもメリットがありません。通販で正しい住所記載が無い場合、期日通りに到着する事は出来ません。

 

インターネットでは、自分の利用する端末から他のサーバーに接続して、情報やデータを自分のネットワーク上の住所まで持ってくる事で、欲しい情報やデータが表示される仕組みになっています。

 

インターネット上の住所は「IPアドレス」と呼ばれていて、動的IPアドレスと固定IPアドレスがあります。

 

個人の通常のインターネット利用では、動的IPアドレスで問題ありませんが、法人や個人事業主では、固定IPアドレスの利用が最適なケースがあります。

 

具体的な事例を挙げながら、最適な選択を解説します。

 

IPアドレスって何?

IPアドレスは、Internet Protocol Address(インターネット プロトコル アドレス)を略したもので、ネットワーク上の住所のことです。

 

「IPv4」と「IPv6」

最も多く利用されているインターネットプロトコルは、IPv4(Internet Protocol Version 4)と呼ばれているものです。

 

世界中のコンピュータ識別番号であるIPアドレスは32ビットという32桁の2進数で形成されています。(一例 198.51.100.11 など)

 

約43億通りの住所が設定出来て、登場当初は無限に利用出来る感覚がありましたが、インターネットの普及と接続する端末の増加で、現在では対応が難しくなってきました。

 

これに対処するための、IPv4に変わる新規格がIPv6です。

IPv6は、128ビットという128桁の2進数で形成される事で、事実上無限大とも言えるIPアドレスが作成出来ます。(一例 2019:0db7:3412:7856:90da:copf:0000:0000 など)

 

IPv6には、対応しているプロバイダと、対応していないプロバイダがあります。

使用する機器も、対応しているものと、していないものがあります。

 

以下、解りやすく多く普及しているIPv4に絞って、話を進めていきます。

 

「プライベートIPアドレス」と「グローバルIPアドレス」

プライベートIPアドレスは、LAN(Local Area Network)の中で使用するIPアドレスです。ローカルIPアドレスと呼ばれる事もあります。

 

限られたエリア内の中でのみの住所で、たとえば家庭内のパソコンは192.168.0.2で、タブレットは192.168.0.3.・スマートフォンは192.168.0.4 の様に住所番号が割り振られます。

個々に設定する事も可能ですが、接続するルーターが自動的に割り振りを行います。

 

グローバルIPアドレスは、インターネットに接続する際に使用されるIPアドレスです。

プライベートIPアドレスは、別のLANエリアに同じ番号が存在しても問題は無く、たとえば、隣の家のルーターに接続するパソコンが、自分のところと同じ192.168.0.2であっても、何の支障もありません。

しかし、グローバルIPアドレスは、インターネット上で重複しない住所が割り当てられています。

 

家庭内を例に考えると、ルーターが198.51.100.11という住所をインターネット上で持っている場合、世界中から認識される住所はこれだけで、LAN内のパソコンが192.168.0.2のプライベートIPアドレスを持っている事は、インターネット上からは認識出来ません。

 

プライベートIPアドレス192.168.0.2のパソコンでwebサイトを閲覧した場合、ルーターがNAT(Network Address Translation)というネットワークアドレス変換機能で、198.51.100.11に変換してインターネット上のサーバーにアクセスして、得た情報を198.51.100.11まで呼び込み、ルーターが192.168.0.2のパソコンに送る、という一連の作業が行われています。

 

「動的IPアドレス」と「固定IPアドレス」

プライベートIPアドレスにも、グローバルIPアドレスにも、動的IPアドレスと固定IPアドレスが、割り当て方法の違いにより、それぞれあります。

 

動的IPアドレスとは?

動的IPアドレスは、接続する度にアドレスが変わります。

 

プライベートIPアドレスでは、ルーターのDHCP機能で、ネットワークに接続する機器に必要な情報が割り当てられます。

 

グローバルIPアドレスは、接続業者プロバイダ(Internet Service Provider)が、その時点で使用されていないIPアドレスを、自動的に契約者へ割り当てます。

接続の度にIPアドレスは変更されて、一定の時間経過後にも変更される場合があります。

 

一般的に利用されているプロバイダは、動的IPアドレスである事が殆どです。

前述のようにIPv4アドレスには数的な限界が有り、無駄に利用する事が出来ないため、その時に利用する回線にだけ割り当てられる事で、合理的に使用していると言えます。

 

固定IPアドレスとは?

固定IPアドレスは、再接続してもIPアドレスが変更されません。

静的IPアドレスと呼ばれる事もあります。

 

プライベートIPアドレスでは、多くの場合IPアドレスが変わる事に問題は有りませんが、たとえば、ネットワーク内にプリンターを設置している場合、プリンターの再起動やルーターの再起動などによってIPアドレスが変わると、パソコンに設定してあるプリンタードライバのIPアドレスも変更する必要が有り、プリンターに固定IPアドレスを設定して置く事で、いつも同じようにネットワーク上のプリンターで印刷する事が可能になります。

 

グローバルIPアドレスでは、固定IPアドレスの割り当てサービスを提供している、プロバイダを選択する必要が有ります。

多くのプロバイダではオプションになり、プロバイダによって数千円から数万円程度の追加料金が毎月発生します。

 

動的IPアドレスと固定IPアドレス

 

別料金を支払ってでも、グローバルIPアドレスで、固定IPアドレスが有るから出来る一例を、具体的に見てみましょう。

 

固定IPアドレスで出来る事① 独自ドメインサーバーの運用

ドメインは、解りやすいインターネット上の住所です。

https://www.example.jp/ というURLでは赤い部分がドメインで、user@example.jp というメールアドレスでは赤い部分がドメインです。

 

このドメインは、解りやすい内容を独自に登録する事が可能で、たとえば「解りやすい解説サイト」のドメインとして「wakariyasui.com」のような感じです。

 

たとえば、198.51.100.11 が割り当てられたサーバーでは、https://www.wakariyasui.com が表示される様に、紐付けられています。

固定IPアドレスなら問題ありませんが、接続する度に変わる動的IPアドレスでは、198.51.100.12 などにIPアドレスが変更されるため、その場合インターネット上からは、https://www.wakariyasui.comにアクセスする事が出来なくなります。

 

ダイナミックDNS(ダイナミックドメインネームシステム)と呼ばれる、動的IPアドレスを紐付ける技術も有りますが、IPアドレスが変更されてから更新されるまでは正常に稼働しないため、安定的にサーバーを運営して、ホームページやメールアドレスに利用する場合、固定IPアドレスの利用が一般的です。

 

固定IPアドレスで出来る事② VPN

VPN (Virtual Private Network)は、仮想プライベートネットワークの意味です。

 

通常のインターネットは乗り合いバスの様なものですから、どれだけセキュリティに対して気を配っても、完全なリスク排除は難しい側面が有り、それを避けるために専用線が用いられます。

 

重要な情報を拠点間でやり取りする場合、専用線はセキュリティに極めて高い効果が有りますが、導入コストが非常に高額になるのがネックです。

 

これを専用線に比べて安価な費用で容易に導入するのが、インターネットVPNです。

従来のインターネット回線網を利用しながら、仮想で専用線を構築する技術です。

 

VPNの利用は、固定IPアドレスを用いる事で可能になります。

先述のダイナミックDNSを利用する事で、動的IPアドレスで有る程度は行う事も可能ですが、やはりタイムラグなどは避けることが出来ず、安定的な運用には固定IPアドレスを利用します。

 

固定IPアドレスで出来る事③ セキュリティの向上

VPNまでは必要が無くても、固定IPアドレスでセキュリティの大幅な向上が見込めます。

 

昨今リモートワークが広がりを見せていますが、社員のパソコンに固定IPアドレスを設定して、社外から社内のシステムへのアクセスを、限られたIPアドレスに制限を掛ける事で、不正なアクセスを遮断出来るため、セキュリティが向上します。

 

また、クラウドサービスを利用してデータを管理している場合では、グローバルIPアドレスを固定IPアドレスにする事で、クラウドサービスへのアクセスをその固定アドレス限定にする事で、社内のパソコンからのアクセスは自由に出来ても、社外からのアクセスは遮断する事が可能になり、セキュリティが大幅に向上します。

 

固定IPアドレスが必要な法人や事業者はフレッツ光が最適

 

(出典:フレッツ光申込サイト)

 

固定IPアドレスを含む、色々な機能やオプションは、プロバイダによって変わって来ます。

 

法人や事業所で光回線を利用する場合、事業規模の拡大や事業内容の変化に伴って、プロバイダへのニーズは変わってくる事が考えられます。
たとえば、一つだけのIPアドレスでスタートしても、後々数多くのIPアドレスが必要になることも考えられます。

必要な複数のIPアドレスを、最も割安に提供できるプロバイダに乗り換えれば、合理的に光回線が運用出来ます。

 

「フレッツ光」+「プロバイダ」の契約なら、プロバイダの変更だけで、簡単に光回線のバージョンアップが可能になり、新たな回線工事も必要無く、回線が不通になる期間も生じる事がありません。

 

それ以外にも、法人や事業所には、フレッツ光が最適な理由がいくつもあります。

個人事業主も、フレッツ光は法人契約が可能です。

 

300以上のプロバイダを自由に選べる

光回線のインターネット利用には、必ずプロバイダが必要です。光回線で最も豊富な、300以上のプロバイダから、自由にメリットの有る機能とコスパで選ぶ事が出来ます。

 

 

(出典:インターリンク公式

 

豊富なノウハウ

一般的な家庭に光回線を引く場合とは、法人や事業所の場合は事情異なる事が多く、NTT東西が運営するフレッツ光なら、NTTの豊富なノウハウを享受出来ます。

 

今も昔も、NTT東西は多くの企業法人ユーザーを抱えていて、どの通信会社よりも多くのノウハウを持っています。

 

比較的早く工事が完了出来るメリットも、法人や事業所にとって大きいです。

 

経費として計上し易い

フレッツ光は法人契約の場合、請求書での支払いが可能になります。

 

24時間サポートが受けられる

フレッツ光の法人契約では、24時間サポートが受けられるオプションサービスが有ります。

 

同時接続機器の台数

フレッツ光の個人契約では、端末の接続台数は10台までが推奨されています。

法人契約のオプション契約(NTT東日本ではフレッツ光ネクスト プライオ1やフレッツ光ネクスト プライオ10・NTT西日本ではフレッツ光ネクスト ビジネスタイプ)なら、同時接続台数に制限が無く利用出来る様になります。

 

電話オプションが豊富

法人利用に最適な、フリーダイヤルや複数番号などの電話オプションが、フレッツ光なら豊富に用意されています。

 

キャッシュバック特典がお得

プロバイダとフレッツ光が一体型の光コラボでは、法人の契約の場合の多くでキャッシュバック特典がありません。

 

https://bb-navi.jp/west_cb_campaign.html

 

https://bb-navi.jp/east_cb_campaign.html

 

フレッツ光の法人契約なら、オンライン代理店でキャッシュバック特典が受け取れます。

 

固定IPアドレスが必要無いなら「光コラボ」もコスパが高い

 

(出典:光コラボ申込サイト)

 

法人利用には「フレッツ光+プロバイダ」での契約をお勧めしますが、固定IPアドレスが必要無く、通常のアクセスが出来れば問題が無い法人や事業所では、「光コラボ」がオススメです。

 

 

出典:NTT西日本*一部改変

 

光回線とプロバイダを別契約するのではなく、NTT東西から回線の卸をしてもらうプロバイダが、一括して契約を請け負う契約形態が光コラボで、別契約するよりも多くの場合で月額費用が安価になります。

 

法人名や屋号で契約を結べる、コスパが高いオススメの光コラボをご紹介いたします。

 

法人や事業所にオススメ光コラボ① OCN光

 

(出典:OCN光申込サイト)

 

OCN光のバックボーンは、世界的なTier1 IPです。

Tier1とは、インターネットの品質を自らコントロール出来る世界規模の広帯域IPバックボーンを有するISPグループの事で、世界で数社しか無く、アジアでは唯一です。

 

「OCN光」の月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで3,960円です。

 

ビジネスタイプの光回線と比較して、大幅に月額料金が安くなります。

 

OCN光は、法人名義でも契約する事は可能です。その場合でも、キャッシュバックが受け取れてお得です。

 

キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。

 

https://ocn-h.com/campaign/cashback.html

 

 

法人や事業所にオススメ光コラボ② @TCOMヒカリ

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)

 

@TCOMヒカリは自社データセンターを保有し、自社光ファイバーケーブルを運用するなど、豊富な技術力に定評があります。

 

@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。

 

法人名義でも契約でき、キャッシュバックが受け取れます。キャッシュバック特典詳細については、以下をご覧下さい。

 

https://t-hikari.com/campaign/cashback.html

 

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