インターネットの契約乗り換えが面倒だ、わかりにくいと感じたことはありませんか?
実は調査によると、インターネット環境に違和感や不満を感じたことがあるひとはなんと52.7%にものぼるというのです。そして、その52.7%のうち実際に契約を変更したひとはたったの9.8%でした。
契約内容を変更した9.8%以外の人々が変更に至らなかった理由のTOP5は以下のとおり。
「契約に違和感を感じたけど変更するほどでもない」と感じていたことがトップ。2位と3位は「契約関係の乗り換え作業が面倒」という理由です。つまり、多くのひとがインターネット契約乗り換えはわかりにくくて面倒だと思っています。
この記事ではそんな面倒な「インターネット契約の乗り換え方法」をおすすめの回線と一緒に簡単に紹介します。
この記事を読めば、インターネット契約乗り換えなんて簡単だと思えるようになります。
インターネット契約乗り換えのメリット
インターネット契約の乗り換えには大きなメリットがあります。このメリットを無視して、面倒だからインターネット回線を変えないなんて非常にもったいないです。場合によっては、金銭的にかなりの損をしていたり、回線の遅さによってストレスを感じてしまうかもしれません。
ここではインターネット契約乗り換えのメリットを紹介します。
メリットがわかっていると面倒だなんて思わなくなるひともいるでしょう。「実際インターネット契約を乗り換えてもたいしたことは起きないでしょ」と思っている方はぜひ参考にしてください。
料金が安くなることがある
インターネット契約を乗り換えることによるメリットとして最初に挙げられるのが「料金が安くなることがある」ということ。
インターネット回線は事業者によって値段が違いますから、いま使っている回線契約よりも安いプランで契約することによって月額料金を節約できるのです。
たとえば、スマホがauの場合は「auひかり」で「auスマートバリュー」というセット割を使うと月額料金が最大1,410円も安くなります。
もちろん、料金が安めのプランに契約することによって従来とは少し違う部分が出てくると思いますが、しっかりと契約内容を確認しておけば問題なし。いまより安くて納得できるものを見つければいいのです。
回線速度が速くなることがある
インターネット回線を乗り換えることによって回線速度が速くなる可能性もあります。
実は「フレッツ光」「NURO光」「ドコモ光」などのさまざまな光回線事業者がありますが、それぞれによって回線速度が違うことがあるのです。また、同事業者のなかでもプランによって回線速度が違う場合もあります。
具体的に説明すると、一般的な光回線では下りの回線速度が1GbpsであるのにもかかわらずNURO光の下り回線速度は2Gbpsであること。ドコモ光のなかでも回線速度が1Gbpsのプランもあれば、10Gbpsのプランもあるということなのです。
自分がいま使っているインターネット回線に満足していないなら、契約の見直し・変更をすることによってストレスフリーなネット環境を手に入れられるかもしれません。
特典などが受け取れることがある
インターネット契約によって豪華な特典を手に入れられることもあります。具体的には、キャッシュバックやルーターのプレゼントなどがよくある特典。この特典があることによって、インターネット契約変更に必要な工事費が実質無料になることもあるのです。
しかしながら、特典を受け取るためには条件を満たす必要があるのが一般的。キャッシュバックがあると思って契約したのに条件を満たせてないから受け取れなかったなんてことにならないように気をつけましょう。
インターネット契約乗り換えのデメリット
もちろん、インターネット契約乗り換えにはデメリットもあります。メリットばかりに目がいってデメリットを無視していると、契約をしたあとに取り返しのつかないことになったり、後悔したりしてしまうかも。
ここではインターネット契約乗り換えのデメリットを正直にお伝えいたします。メリットとデメリットの両方を理解して初めて「インターネット契約を乗り換えるかどうか」の公正な判断ができます。デメリットもしっかりと頭に入れておきましょう。
乗り換え手続きに手間がかかる
乗り換え手続きに手間がかかってしまうことは大きなデメリットです。
- 現在の契約を確認して解約の連絡をする
- 新しい契約を見つけてきて契約の連絡をする
以上の2点だけでも一苦労。加えて、必要であれば工事の日程を決めなくてはいけません。もちろん各種設定もする必要もあります。
たくさんの手間がかかるとなると、いくらお得になるとはいえ「面倒くさい」と感じてしまうひとも多いはずです。
よい乗り換え先を探すのがめんどう
新しい契約先を探し出すのに労力がかかってしまうので、面倒に感じることもあるでしょう。これは多くのひとが陥っている現象で、現契約に不満を感じているけど契約プランを変更しないひとの10人に1人以上が同じことを思っています。
たしかに料金を比較したり、回線速度を比較したり、キャッシュバックなどの特典の有無を確認したりするのは非常に面倒なこと。最終的には「結局、いまのままでいいのでは?」なんてことが頭をよぎるようになります。
インターネット契約乗り換えによってよりよいメリットを手に入れるためには、避けては通れない道なのかもしれません。
ネットが使えない期間が発生するかもしれない
契約の仕方を間違ってしまうと、インターネットが使えない期間が発生してしまうかもしれません。ネット環境を使って仕事をしているひとや、YouTube鑑賞を趣味としているひとには非常に大ダメージを受けるデメリットです。
これは古い回線の解約から新しい回線がくるまでに時間が空いてしまうと起きる現象。ですので、新しい回線がしっかりと使えるようになってから古い回線を解約することによって簡単に対処できます。
このデメリットに関しては具体的な解決策を後述いたしますので、そちらも参考にしてください。
インターネット契約乗り換えの方法
インターネット契約は種類によって乗り換えの方法が違うことを知っていましたか?知らなないでいると「なんで乗り換えできないの?前はできたのに」とイライラしてしまうこともあるかも。
ここではそれぞれのインターネット契約乗り換え方法を紹介します。
自分がいま使っている回線と、これから契約する回線を意識して覚えておきましょう。現在、契約を変更しようと思っているというひとはぜひ参考にしてください。
「モバイルWi-Fi」からの乗り換え
モバイルWi-Fiからの乗り換えは他の乗り換えに比べると手続きが非常に簡単です。
- 新しいインターネットを契約する
- 古い契約を解約する
以上のたった2ステップで乗り換えは終了します。
しかし、モバイルWi-Fi端末を購入している場合には未払いの端末代、契約期間中の乗り換えの場合には違約金の確認はしておきましょう。
「フレッツ光」から「光コラボ」への乗り換え
フレッツ光から光コラボへの乗り換えは「転用」という扱いになります。これは「現在使っている光回線をそのまま利用して光コラボに乗り換える」という意味。
(出典:NTT東日本)
つまり、工事が不要なのです。よって、契約先をフレッツ光から光コラボに変更するだけでOK。
現在使っている回線がわからない場合には、プロバイダの契約書や会員サイトを見ると記載されていますので、そちらで確認してください。
「フレッツ光」から「NURO光」などへの乗り換え
フレッツ光からNURO光・auひかり・電力系の光回線に乗り換える場合には、一度解約してから新規契約を結ぶ必要があります。
なぜなら、フレッツ光が使っている回線と電力系の光回線は違うから。そして、厳密にはNURO光・auひかりもフレッツ光と違う回線を使っているからです。違う回線を使っているなら、フレッツ光から光コラボに乗り換えるときのようにはいきませんよね。
少々面倒な手続きとなっていますが、公式サイトや申し込みフォームに記載されているとおりの手順を踏んでいけばスムーズにできますよ。
「光コラボ」から「別の光コラボ」への乗り換え
光コラボを行っている事業者は日本に数え切れないほどあります。そして、事業者ごとに独自サービスがあるため、光コラボを使っていても「他の光コラボに変えたいな」なんて思うことがあるかもしれません。
そんなときには「事業者変更」を行いましょう。「事業者変更」なら立合い工事もなく、もちろん工事費も必要ありません。
(出典:NTT東日本)
手順は2ステップ。
- 契約している事業者から「事業者変更承諾番号」を取得
- 新しい契約先に申し込みをする
たったこれだけで完了するのです。
「NURO光」などから「フレッツ光」「光コラボ」への乗り換え
NURO光・auひかり・電力系の光回線からフレッツ光や光コラボへ乗り換えるときは、逆パターンと同じように、一度解約してから新しい契約を結ぶ必要があります。
手間のかかる手続きになりますが、これもNURO光・auひかり・電力系の光回線とフレッツ光などが使っている回線が違うので仕方がありません。
インターネット契約乗り換えの注意点
インターネット契約を乗り換えるときには3つ注意すべきポイントがあります。
この注意点を気にしないまま新しいインターネット契約をしてしまうと、インターネットが使えなくなったり、余計なお金がかかってしまったりします。
ここではインターネット契約乗り換えの注意点について紹介。
注意点さえ意識しておけば、問題なくインターネット契約の乗り換えができることでしょう。実際に乗り換える前には必ず読んで、頭に入れておくようにしてくださいね。
新しい回線が開通してから古いものを解約する
古い回線を解約するのは、新しい回線が開通してからにしましょう。そうでないと、インターネットが使えない期間が発生してしまうかもしれません。
新しい回線も開通していないまま古い回線を解約してしまうと、一時的になんの回線も引かれていない状態になってしまうので、インターネットが使えなくなってしまうのは当たり前ですよね。
なので、新しい回線が開通してから古いものを解約することでインターネットがつながっていない期間をなくすのです。つまり、一時的に回線が2つ引かれている状態にするということ。
インターネットが使えない期間があるのは非常につらいことですので、気をつけておきましょう。
工事費が払い終わっているかを確認する
新しい回線を契約する前に工事費が払い終わっているかは確認しておくべきです。そうでないと、もしかすると前回の工事費が一括請求されてしまうかもしれないから。
光回線を開通するためには工事が必要ですが、その工事費は基本的に毎月分割で払っているはず。その分割額がまだ残ったまま乗り換えをしてしまうと、工事費が一括請求されてしまうのです。
せっかくこれからお得な新プランに乗り換えようと思っていたのに、一気にお金がかかってしまっては意味がありません。
工事費が払い終わっていて未払いになっていないかはしっかりとチェックしておきましょう。
プロバイダメールアドレスの変更について確認する
光回線と一緒にプロバイダも変更するひとがいるでしょう。希望の回線に対応しているプロバイダを使う必要がありますから、これはしょうがないこと。
しかしながら、プロバイダを変更してしまったことによって今まで使っていたメールアドレスが使えなくなってしまうのです。
メールアドレスを使えるままにするためには新しくアドレスを発行するか、既存のアドレスをそのままにするオプションを利用する必要があります。
おすすめは「光コラボ」の光回線
どんな光回線を使うのか悩んでいる方には「光コラボ」の光回線がおすすめです。
なぜなら、格安スマホとのセット割があって非常にリーズナブルなうえ、さまざまなキャンペーンを利用できるから。さらに、万が一乗り換えたくなっても手続きがとても簡単です。
「光コラボ」をしている事業者は日本に数え切れないほどあります。それぞれの事業者によって独自のサービスなどが付与されていますので、自分のライフスタイルにぴったりな「光コラボ」を見つけて、お得に光回線を使いましょう。