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光回線の申し込み方法とは?お得に申し込める窓口はどこ?

WiFi

NTT東西は、2017年に固定電話のIP網への移行を発表しています。

 

具体的には、2024年1月から順次IP網に移行する予定となっていますが、随時最新情報を公表しています。

 

現在の固定電話からの固定電話機への発信時通話料は、利用する時間帯や、かける相手の距離に応じて、9.35円/4分(深夜早朝市内)から11円/45秒(昼間夜間遠距離)と細分化されていて、状況に応じて大きく変わります。

 

IP網へ移行する事によって、時間帯や距離は関係無く、全国一律・全時間帯9.35円/3分の料金体系に変わります。公衆電話から固定電話への通話料も、現状は最大8秒/10円だったのが、全国一律・全時間帯で10円/56秒へと変更されます。

 

報道される詐欺(サギ)の内容は、特殊詐欺(振り込め詐欺・オレオレ詐欺)が多く、注意喚起も盛んに行われていますが、NTT東西が進捗状況を含めて、定期的にIP網への移行について会見しているのは、加入者の詐欺被害防止の観点が常に有ります。

 

都合の良い部分だけを切り抜いた新聞記事・雑誌記事を片手に、「固定電話は今後利用出来なくなります」と不安を煽って、自社取り扱いの音声サービスへ誘導したり、「お使いの電話機は、新しいIP網への未対応機種なので、利用が出来なくなります」と、電話機を売りつけたりする便乗詐欺が後を絶ちません。(ちなみに、筆者のところにも来ました)

 

酷いのになると、「IP網へ移行するため、工事が必要です」と言い放ち、光回線を導入する輩も居るそうです。

 

IP網への移行に際し、既存のメタルケーブルを継続して利用するため、利用者側の工事は一切発生せずに必要もありません。当然、利用している電話機も継続使用が可能です。

 

少々解りにくいのは、ISDN回線です。INSネットと言い、ADSL普及前にインターネット利用手段として一世風靡しました。

 

現在必要な回線速度には全く届かず(64kbpsです)、利用時間に応じて電話通話料も加算される事から、実際の利用者は極限られると考えられますが、電話番号が複数必要な(自宅用・仕事用・FAX用)SOHO・個人事務所では、一定数の利用者が存在します。

 

このINSネットで停止されるのは、デジタル通信モードだけで、音声通話の利用は固定電話と同様に継続して利用する事が出来ます。便乗詐欺も固定電話と同じく、「このままでは電話が利用出来なくなる」と言って、光回線等の導入を迫ってくるケースが多く、注意が必要です。

 

通信サービスは解りにくい点も多く、そこに付け込む悪徳な人間が存在することも確かで、来た話を鵜呑みにするのでは無く、自分で情報を取って考え判断し、能動的に行動する事が必要です。

 

光回線の申込み方法と、お得に安心して申し込める窓口をご紹介します。

 

光回線開通までの流れ+α

光回線を利用するためには、回線工事が必要になります。契約即、利用開始にはなりません。

 

開通までの流れ

大まかな手順としては、

 

  • 光回線サービスを選択する
  • 光回線に申込みをする
  • 工事日程を擦り合わせる
  • 回線工事が行われる
  • サービス開始

 

という流れで進行していきます。

 

スマートフォン契約プランの見直し

光回線が自宅に開通したら、利用しているスマートフォン契約の見直しをしましょう。

 

特に大手三大キャリア(docomo・au・SoftBank)で、ショップが勧めてきた無制限・大容量のプランと契約している方なら、月額料金が安くなる小容量プランへの移行をすることで、新たに発生する光回線の月額料金は、安くなった携帯電話会社に支払う料金差額でペイ出来るか、お得になるケースが多くなります。

 

何故?小さな容量プランに変更しても問題が無いかは、明快に理由があります。自宅に光回線を導入すれば、自宅での利用時には光回線を利用したWi-Fi接続でインターネット接続を行うため、携帯電話会社の回線を使用しません。外出時にだけ、光回線以外の回線を利用する事になります。

 

2021年8月26日に株式会社MM総研は最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年7月時点)」を公表しています。

 

 

(出典:MM総研

 

このデータ使用量は、自宅以外での携帯電話会社の回線を利用した時のみです。

 

「1GB」31.8%・「2GB」11.7%・「3GB」14.1%で、57.6%のユーザーが3GB以下の通信量に留まっていて、約75.2%のユーザーは累計「7GB」までで収まっています。

 

単純に平均をとれば8.72GBになりますが、数値の中央値は3GBになります。

 

ユーザーの利用の仕方にも依りますが、多くのユーザーは、大容量・無制限プランを必要とせず、3GB程度の容量で足りる事が解ります。

 

大手キャリアの小容量プランへ移行するだけでも、料金は安くなりますが、新しく登場しているオンライン専用プランでは、更に大幅に安くなります。

 

たとえば、SoftBank回線をそのまま使う「LINEMO」では、月額990円で3GBの容量が利用出来ます。格安SIMとは異なり、回線品質はキャリア回線のSoftBankをそのまま利用しますが、大幅に価格が安くなります。

 

 

(出典:LINEMO公式)

 

同様にauがオンライン専用プランとしてリリースしている「povo」は、インターネットを利用する時にだけトッピングと呼ばれるオプションを追加するスタイルで、3GB(1ヵ月の期限)の費用が990円です。

 

 

全国のドコモショップでも契約が出来るドコモ回線のエコノミーMVNOである「LIBMO」では、3GBのプランを月額980円で提供しています。家族3人で利用しても、合計2,940円程度でスマートフォンが維持出来ます。

 

 

(出典:LIBMO公式)

 

 

利用可能な光回線サービスを調べる

光回線を利用するためには、利用したい居住地が、サービスエリアに入っている必要が有ります。

 

サービスエリアの確認

一戸建てへの導入は、直ぐ近くまで回線が来ている必要が有り、マンション集合住宅では、共有スペースまで回線の引き込み工事が完了している回線のみ、基本的には利用することが出来ます。

 

エリアはサービスごとに異なり、市町村単位でエリアになっていても、必ずしも全域がカバーされていない事もあります。

 

全国展開している「光回線」のサービス提供エリアを見ていきましょう。

 

auひかり

 

KDDIが全国展開している「auひかり」ホームタイプの提供エリアは、携帯電話回線のauとは異なり、限られたエリアしか展開していません。

 

「auひかり」は、提供している具体的なエリアとして、以下の地域でのみ利用できます。

 

【北海道エリア】 北海道

【東北エリア】 青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島

【関東エリア】 東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木

【信越エリア】 新潟、長野

【中部エリア】 山梨

【北陸エリア】 石川、富山、福井

【中国エリア】 鳥取、岡山、島根、広島、山口

【四国エリア】 香川、徳島、愛媛、高知

【九州エリア】 福岡、大分、佐賀、宮崎、熊本、長崎、鹿児島

 

人口が比較的多い、大阪を含む関西エリアと名古屋を含む東海エリアは、提供エリアになっていません。

 

auひかり提供状況の確認

 

を利用して、住所から導入可能か調べることが出来ます。

 

NURO光

 

(出典:NURO公式

 

NURO光は、以下の地域でのみ利用できます。

 

【北海道エリア】 北海道

【関東エリア】 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県

【東海エリア】 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県

【関西エリア】 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県

【中国エリア】 広島県、岡山県

【九州エリア】 福岡県、佐賀県

 

エリア内に居住地があっても、必ずしも利用出来るとは限りません。

 

光回線は、住まいのすぐ近くまで、実際にNURO光の回線が来ている必要が有ります。

 

NURO光提供状況の確認

 

フレッツ光

 

(出典:フレッツ光申込サイト)

 

日本で最も広いエリアでサービスを提供しているのは、NTTが敷設した「フレッツ光」です。

 

 

NTT西日本エリア

富山県 / 石川県 / 福井県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 / 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 / 鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 / 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 / 福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県 / 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島県 / 沖縄県

 

NTT東日本エリア

北海道 / 青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 東京都 / 埼玉県 / 千葉県 / 神奈川県 / 山梨県 / 新潟県 / 長野県

 

 

日本中の多くの場所・多くのマンション集合住宅で、「フレッツ光」なら高速な光回線を利用する事が出来ます。

 

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「フレッツ光」の契約形態

光回線でインターネットを利用する為には、光回線だけではなく接続業者プロバイダと契約する必要が有ります。

 

フレッツ光も、プロバイダとの契約が必要になります。

 

 

出典:NTT西日本*一部改変

 

しかし、現在ではこの2箇所に契約する手段は、個人ではメリットが有りません。現在の個人契約の中心は、「光コラボ」という契約が主流で、契約先が一箇所で済みます。

 

 

出典:NTT西日本*一部改変

 

NTTは「光コラボ」の販売取り扱いはありません。光コラボ事業者がNTTへの回線使用料支払いも行うスタイルになるので、ユーザーがNTTと直接契約はしません。

 

光コラボレーション | BBN
NTTフレッツ光の品質はNTT回線そのままに、価格を安くご利用するなら光コラボレーションが断然おトクです!

 

 

膨大な数のサービスを全部チェックするのは大変なので、後ほどピックアップしてみます。

 

何をポイントに選択して、何処で申し込むか?

光回線を選択するのには、色々な視点から見極める必要が有りますが、大切なのは「実際に支払う通信費としての出費が幾らになるのか?」です。

 

支払い内容トータルに大きな影響が出る項目は、以下の通りです。

 

セット割

利用しているスマートフォン契約が、「セット割」に対応している回線を選べば、トータルの通信費を大きく節約する事も可能になります。

 

工事費

マンションか?戸建てか?や、工事内容・光回線によっても費用は異なり、2万円弱程度から4万円強ほどの費用が掛かります。

 

この費用も通信費として考える必要が有り、「フレッツ光」「コラボ光」では掛かりませんが、引っ越しや回線乗り換え時には撤去費用が掛かるサービスも有り、これも通信費に入れる必要が有ります。

 

工事費がキャンペーン等で、無料になっているサービスも有ります。

 

キャッシュバック・特典

同じ光回線サービスを申し込んでも、何処で申し込むかによって、内容は大きく変わります。

 

申込先としては、「公式サイト」「携帯電話ショップ・家電量販店窓口」「オンライン代理店」があります。

 

携帯電話ショップは、基本的に直営店はありません。看板を掲げて店舗を構えていても、運営しているのは代理店です。公式サイト以外は、全て代理店契約になります。契約したサービスは、何処で契約しても内容は全く同じで、サポートも同様に公式が行う事に変わり有りません。

 

公式サイト

サービスを提供する企業の考え方にも依りますが、内容を精査すればキャンペーン内容が充実しているのは代理店には及びません。

 

新規顧客が欲しいのは確かですが、競争力を保ち効率良く運営するためには、回線運用することに専念して、無駄な顧客獲得経費を掛けずに、新規獲得は正規代理店に任せる傾向が強くなっています。

 

代理店に支払う費用は、成功報酬のインセンティブなので無駄が無く、幅広く集客窓口を広げている方が、合理的な新規顧客獲得方法として賢明と、判断しているケースが多くなっています。

 

特に、NTT東西は、「光コラボ」は回線の卸をしているだけで、直接販売していません。「フレッツ光」の販売は行っていますが、キャッシュバックキャンペーンは基本的に行っていません。

 

携帯電話ショップ・家電量販店窓口

キャッシュバックを行っている事も有りますが、契約するユーザーにとってのメリットは、それほど大きくありません。

 

その理由は、キャッシュバック原資の出所にあります。

 

キャッシュバックの費用としては、回線の運用会社は代理店には別途費用を支払っていません。そのため、キャッシュバック費用については、代理店で捻出する必要があります。

 

代理店の収益は、ユーザー獲得の成功報酬で成り立っています。店舗の運営には、家賃・光熱費・人件費・広告宣伝費等の多大な経費が掛かり、それらの費用を得た収益の中から支払い、一定の利益を確保した後の中からキャッシュバック費用は捻出されます。

 

経費が掛かる以上、大きな特典キャッシュバックは行う事は難しいと言えます。

 

オンライン代理店

同じ代理店でも、ショップを持たないオンライン代理店は掛かる経費が少なく、ユーザーにとってメリットの大きい、キャッシュバック費用の捻出が可能です。

 

先述の三大キャリアが始めたオンライン専用プランが、従来の価格よりも大幅に安価なのと、構造上は近いものが有ります。

 

それだけでなく、魅力あるキャッシュバック提案が出来る代理店には、当然集客力と営業力があります。

 

多くの新規契約者をコンスタントに獲得してくれる正規代理店には、より高額なインセンティブが、回線企業の新規顧客獲得資金から積極的に支払われます。

 

優秀なオンライン代理店は、豊富な原資を獲得する一方で、店舗や人件費にコストを掛けない徹底した合理化で経費を絞り、その差額を渾身の力で顧客に還元する事が、高額なキャッシュバックになります。

 

そんな代理店のお得なキャッシュバックを加味した上で、具体的に光回線サービスを見ていきましょう。

 

具体的な回線選び

具体的な光回線をピックアップします。表中のキャッシュバックは、オンライン代理店で契約した場合の、お得なキャッシュバック金額です。

 

多くのサービスでは、マンション集合住宅プランと、一戸建てプランの価格が異なります。

 

マンション集合住宅

マンション 料金 キャッシュバック セット割引 契約期間 途中解約の違約金
ソフトバンク光 月額4,180円
工事費26,400円
乗換は実質無料
25,000円 SoftBank
Y!mobile
2年 4,180円
@TCOMヒカリ 月額4,180円
工事費16,500円
実質無料
33,000円
月額割引をCB
換算3,960円
au
LIBMO
UQ mobile
2年 2,200円
楽天ひかり 月額4,180円
工事費16,500円
セット割無し 3年 4,180円