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格安スマホと光回線がセットで安くなるおすすめの3つの組み合わせをご紹介!

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日本の信サービスには、総務省の認可を受けて、自社で回線やアンテナ施設などを整備して運営するキャリア(MNO)と、MNOの回線の一部を借り受けることで、安価にサービスを提供する格安SIM(MVNO)があります。

 

MMD研究所による、18歳~69歳の男女40,000人を対象とした「2022年3月通信サービスの利用動向調査」では、「docomo(30.2%)」「au(19.4%)」「SoftBank(11.8%)」「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ(7.6%)」に加えて、オンライン専用プラン「ahamo(4.4%)」「povo(1.8%)」「LINEMO(0.8%)」、サブブランド「Y!mobile(8.9%)」「UQ mobile(5.2%)」になっていて、キャリア(MNO)回線利用者の割合は90.1%と9割を超えています。

 

3大キャリアと呼ばれる、ドコモ・au・ソフトバンクのシェアは、過半数を大きく超える61.4%を占めています。

これらのプランは各社概ね横並びの価格設定になっていて、契約者は何らかの各種割引の適用を受けているケース(これもほぼ横並びです)が圧倒的に多く、額面通りに支払っているユーザーは少数派です。

これは見方を変えれば、割引ありきの価格設定になっているとも考えられます。

 

解りやすい例でご説明しましょう。

バルミューダ製のAndroidスマートフォン「BALMUDA Phone(バルミューダフォン)」は、2021年11月26日に発売されました。

高級デザイン家電ブランドからの満を持したスマートフォンは、SIMフリー版が104,800円ですが、全く同じ機種のソフトバンク版の価格は143,280円に設定されていました。

 

同一機種のこの価格差は、ソフトバンクの「新トクするサポート」が前提になって設定されています。

これは、月額2,985円×48回払いの契約で購入して、半分の24回を支払った後にスマートフォンを返却すれば、残りの費用が請求されないシステムになっています。

2年後にソフトバンクが損をしないために、約40%もの価格が上乗せされているだけの事です。

 

3大キャリアでは、自社の光回線サービスの販売を、顧客に対して積極的に行っています。

そこで大きな武器として提示されるのは、光回線とスマホプランを組み合わせて利用する事で適用される「セット割」です。

毎月のスマートフォン料金から割引される事で、大きなお得感を演出しています。

 

この割引価格は本当にお得なのか?具体例を挙げながら、もっとトータルの通信費用が安くなる、3つの光回線とスマホプランの組み合わせをご紹介します。

 

最もコスパの悪い光回線と3大キャリアのスマホプランのセット割

最もコスパが悪いセット割の組み合わせは、3大キャリアの無制限・大容量プランと、光回線のセット割です。

 

具体的にドコモで計算してみましょう。

ドコモが特別高いということではなく、3大キャリアは概ね割引を含めてほぼ横並びになっています。

 

マンション住まいの家族3人で、光回線にドコモ光タイプB+スマホにギガホプレミアを使用している場合の月額料金を計算してみましょう。

 

スマホ料金は60GBまで利用出来て月額料金は7,205円ですが、3回線以上で適用される「みんなドコモ割」でスマホ1台あたり1,100円・「ドコモ光セット割」でスマホ1台あたり1,100円が適用されます。

 

スマホ代(7,205円-1,100円-1,100円)×3人分+ドコモ光4,620円=19,635円

月額19,635円が1ヵ月のトータル通信費になります

 

割引金額だけを見れば、スマホ料金から毎月1台あたり2,200円割引かれるので、家族3人では月額6,600円の割引が受けられ、年間では79,200円もの割引きが受けられて、大変お得になっています!というのが、ショップスタッフのセールストークです。

 

自宅に光回線があれば、大半のユーザーに3大キャリア無制限・大容量プランは不要

日本中の多くの場所で問題無く繋がり、高品質な回線品質を安定的に享受出来る3大キャリアの無制限・大容量プランは、インターネットのデータ利用容量を気にする事無く使う事が出来る、各社の屋台骨を支えているメインプランです。

 

各社の無制限・大容量プラン

 

ドコモ

5Gギガホプレミアプラン 容量無制限 月額7,315円

このプラン加入には、5G対応スマートフォンが必要です。

4Gのスマートフォンでは

ギガホプレミアプラン 容量60GB/月 月額7,205円

 

au

使い放題MAX 5G・4Gプラン 容量無制限 月額7,238円

 

ソフトバンク

メリハリ無制限プラン 容量無制限 月額7,238円

 

光回線が自宅にあれば、外出時の通信料は3GB程度が大半

株式会社MM総研は最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」を公表しています。

 

 

(出典:MM総研

 

このグラフは、スマートフォンの利用データ量の中で、通信会社の回線利用した容量のみの数値です。

 

スマホの利用内容は個別に大きく異なっていますが、データ量に著しい影響が出るのは主に動画視聴で、解像度にもよりますが1本の映画を鑑賞するだけで数GBを消費する事は珍しくありません。

サブスクリプションの充実などもあり、YouTubeの膨大な利用者を含めれば、スマホでのデータ利用が1ヵ月に数十GBになるユーザーの割合は大きいのにも係わらず、「1GB」31.5%・「2GB」10.7%・「3GB」16.5%と、多くのユーザーが3GB以下に集中しているのは、自宅で通信会社の回線利用をする事無く、光回線などの別回線でWi-Fi運用している事に外なりません。

 

自宅に光回線が有れば、通信会社の回線利用は外出時だけに限られ、多くのユーザーは大容量・無制限プランを必要とせず、3GB程度の容量プランで足りる事が解ります。

 

「いざという時でも、このプランなら追加料金が掛からず、安心して利用が出来ますよ!」というセールストークが、多くのショップでは頻繁に使われていますが、実際に過去においてどれだけの頻度で「いざ!」があったのか?冷静に見極めることが必要です。

多くのユーザーには、そんな事態は殆ど訪れていません。

 

光回線が自宅にあれば、自宅でのインターネット利用はスマホを含めてWi-Fiを利用するため、多くのユーザーにとって無制限・大容量プランは、割引き後の価格で考えても無駄な費用を毎月支払っていると言えます。

 

光回線+3大キャリア小容量プランではどうなのか?

光回線が自宅に導入されていれば、実際に利用する容量は3GB程度で事足りるユーザーが多い事は、3大キャリアでも当然把握していて、ショップで積極的に勧めてはきませんが、小容量プランも各社で展開されています。

 

こちらもマンションに住む家族3人で利用した場合の、トータル料金シミュレーションをしてみましょう。

ドコモのギガライトプランで、3GB未満程度を利用しているものとします。

 

スマホ料金はギガライトプランで3GBまでの利用時月額料金は、ステップ2で4,565円ですが、3回線以上で適用される「みんなドコモ割」でスマホ1台あたり1,100円・「ドコモ光セット割」でスマホ1台あたり550円が適用されます。

 

スマホ代(4,565円-1,100円-550円)×3人分+ドコモ光4,620円=13,365円

月額13,365円が1ヵ月のトータル通信費になります

 

3大キャリア小容量プランは、各社全て従量制プランになっていて、利用量によって月額料金が変化する様になっています。

ドコモでは最大ステップ4の7GBで利用が出来て、その場合はギガホプレミアと同様に光回線のセット割は月額1,100円になりますが、3GBまでのステップ2でのセット割は月額550円に減額されて、ステップ1の1GB未満では光回線のセット割は無くなります。

 

3大キャリアの小容量プランは割高

ドコモだけでなく、各社の小容量プランも見てみましょう。

 

各社の小容量プラン

 

ドコモ ギガライトプラン

・ステップ1 ~1GB 月額3,465円

・ステップ2 ~3GB 月額4,565円

・ステップ3 ~5GB 月額5,665円

・ステップ4 ~7GB 月額6,765円

 

au ピタットプラン

・~1GB     月額3,278円

・1GB超~4GB 月額4,928円

・4GB超~7GB 月額6,578円

 

SoftBank ミニフィットプラン+

・~1GB 月額3,278円

・~2GB 月額4,378円

・~3GB 月額5,478円

 

3大キャリア従量制プランは、お得なようでお得ではない

使った分だけの費用を毎月支払うだけで良いので、一見すると合理的とも思える各社の小容量プランですが、使いにくい大きな制約を伴っているとも言えます。

 

たとえば、最も利用者が多いと思われる3GB未満程度のデータ利用量の、auピタットプランでは、月額料金は4,928円になります。

1GB未満の利用で収める事が出来れば、月額料金は3,278円になるので、その差額は月額1,650円になり、家族3人で考えれば4,950円の差額が生じます。

 

毎月約5,000円という節約できる金額は決して小さくは無く、極力1GB未満に納めるように気を配って、インターネット利用をするユーザーが多くなります。

そのことは、先の利用量グラフを見ても顕著に出ています。

 

本来のスマートフォンで利用するインターネットの良さは、いつでも何処でも、必要と思ったときに使える事で、自宅に戻ってWi-Fi環境下ならギガを消費しないから、その場での利用を我慢するのは、決して賢明とは言えません。

 

小容量プランの立ち位置を客観的に捉えれば、たとえばドコモのステップ4の月額6,765円は、月に7GBまでの利用に制限がありますが、僅か440円を加えたギガホプレミアプラン7,205円なら、7GBを超過して50GBになってしまっても固定料金で使えるので、安心でお得ですよ!という、ギガホプレミアに誘導するためのセールスツールという側面があります。

 

小容量プランは格安SIMがお得!

3大キャリアの小容量プランは割高で、この容量帯では格安SIMの価格が圧倒的にお得です。

 

たとえば、ドコモもエコノミーMVNOブランドでTOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIM、「LIBMO」の月額料金を見てみましょう。

 

 

(出典:LIBMO公式)

 

〇納得プラン
データ容量 通常料金 @T COMヒカリ
月額割引額
実質金額
3GBプラン 980円 1回線 220円/月割引 760円
8GBプラン 1,518円 1回線 220円/月割引 1,298円
20GBプラン 1,991円 1回線 220円/月割引 1,771円
30GBプラン 2,728円 1回線 220円/月割引 2,508円

 

同じ3GBプランで比較した場合、ドコモのギガライトプランの同容量では、家族割りとセット割を適用した価格でも月額2,915円になりますが、LIBMOでは、月額980円で利用が出来て、差額は1,935円も出ます。

 

3大キャリアの小容量プランで1GBまでに、利用を無理に押さえ込むよりも、遙かに安価な金額で3GBまでの容量が利用出来る方が、本来のスマホでインターネットをする自由度の享受には最適です。

 

格安SIMの仕組みと疑問に回答

同じスマホ料金でも、大きな価格差が有るキャリアプランと格安SIM。

格安SIMの基本的な事を解説しながら、素朴な疑問にお答えします。

 

なぜ月額料金が安くなるのか?

キャリア(MNO)として通信会社を運営するためには、総務省の厳しい認可をクリアするだけの大きな資本力の裏付けが必要です。

 

自社運営の回線を持たない

日本中に回線を張り巡らして、アンテナ基地局を自前で建設する必要が有り、多大な先行投資を行う必要が有ります。

MNOとして歴史の浅い楽天モバイルが、現状は膨大な赤字を計上している事を見ても明らかですね。

 

格安SIMはMNOから回線の一部を借り受けることで、自社での設備投資を大幅に小さく抑える事が出来る事が、安価にサービスを提供出来る最も大きな理由です。

 

 

MVNOは通行車線の一部だけ走行可能になっているイメージで、通常走行するのには基本的に大きな問題は無く、目的地に到着出来るということです。

 

運営費を抑えている

3大キャリアはイメージ戦略を大切にしているため、年間では膨大な広告費を計上していて、広告業界にとってはトップクラスの上得意様です。

 

全国に多くのショップを展開(その多くは直接運営は行わず代理店ですが)していて、膨大な家賃や人件費等の運営費用が掛かっています。

 

格安SIMは、その大半が広告費を掛けてのイメージ戦略を行っておらず、リアル店舗展開も限られていて、オンライン契約が大半になっています。

運営経費が比較にならないほど安価な事も、格安SIMが安くプラン提供が出来る理由です。

 

電波の利用出来るエリアが限られないか?

いくら安くても、繋がらない場所が多く有るようでは、スマートフォンの何時でも何処でも利用出来る特性を、充分に発揮する事が出来ません。

 

格安SIMでは料金が安いから、繋がるエリアも一部に限られていると考えるのは、全くの誤解です。

ドコモ・au・ソフトバンク、それぞれ格安SIMに回線が提供されていますが、利用出来る回線の幅に制限があるだけで、利用が出来るエリアは全く同じです。

 

キャリア回線で繋がる場所なら、格安SIMでも同様に電波を利用出来ます。

 

格安SIMのデメリットは無いのか?

格安SIMの最も大きなデメリットは、回線の一部に利用が制限されているため、通常の利用時には問題がありませんが、同じ時間帯に利用者が重なる、たとえばお昼休みの時間帯には、回線速度が落ちるケースが発生します。

 

 

回線速度を検証するのには、公称値と呼ばれるサービス提供者による回線速度は計算上の理論値で有り、実際にどれくらいの速度で利用出来るのかには、全くと言って良いほど参考にはなりません。

 

実際に回線を利用しているユーザーが回線速度を計測して、その数値が公表されている「みんなのネット回線速度」からデータを拾って、比較してみましょう。

 

キャリアと格安SIMの回線速度の差を比較

 

auの通信速度レポート (キャリアMNO)

直近3ヶ月に計測された2362件のauの測定結果から平均値を計算

 

平均ダウンロード速度: 85.96Mbps

平均アップロード速度: 14.37Mbps

 

楽天モバイルの通信速度レポート (キャリアMNO)

直近3ヶ月に計測された2831件の楽天モバイル(キャリア)の測定結果から平均値を計算

 

平均ダウンロード速度: 48.62Mbps

平均アップロード速度: 24.14Mbps

 

LIBMOの通信速度レポート (格安SIM MVNO)

直近3ヶ月に計測されたLIBMOの測定結果から平均値を計算

平均ダウンロード速度: 40.82Mbps
平均アップロード速度: 7.84Mbps

 

 

時間帯を問わずに、多くのユーザーが計測した平均値のため、利用実態速度が極めて反映されている数値と考えられます。

 

スマートフォンがサクサク利用出来る大きな指針になるのは、ダウンロード速度です。

ネットの閲覧などの表示速度は、ダウンロード速度に大きく反映されます。

 

格安SIMの一例としてLIBMOの数値をキャリアの一例としてau・楽天モバイルと比較すれば、auの数値には流石に届いていませんが、大きく劣る事はありません。

 

格安SIMの通信速度が、実用的には問題の無い事がわかります。

 

さらにコスパ良くスマホを利用するためには?

光回線と組み合わせる事で、スマホ料金が安くなる「セット割」は、キャリアの専売特許というわけではなく、格安SIMにも光回線と組み合わせる事で、安価な月額料金が更に安くなる「セット割」が存在しています。

 

日本で最も広いエリアをカバーしていて、最も多くのマンション集合住宅の共有スペースまで引き込まれている光回線は、NTT東西の「フレッツ光」です。

 

 

 

フレッツ光の契約形態として、個人利用はプロバイダが回線と一体販売している「光コラボ」が圧倒的に多くなっています。

フレッツ光が利用出来る場所・建物では、光コラボを利用する事が出来ます。

 

 

(出典:NTT西日本*一部改変)

 

光コラボを扱う事業者は、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が有ります。

 

 

 

この数多い選択肢の中から、セット割で格安SIMが安価になる、コスパの良い組み合わせを具体的に3つご紹介します。

 

格安スマホと光回線がセットで安くなるオススメ① 「@TCOMヒカリ」+「LIBMO」

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)

 

@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。

 

格安SIMのLIBMOと組み合わせる事で、安価なスマホ料金が更に安く運用出来ます。

 

LIBMOとのセット割

 

(出典:LIBMO公式)

 

@TCOMヒカリとのセット割で、格安SIMのLIBMOはスマホ一台あたり月額220円の割引が適用されます。

 

最大家族5人まで有効です。

 

〇納得プラン
データ容量 通常料金 @T COMヒカリ
月額割引額
実質金額
3GBプラン 980円 1回線 220円/月割引 760円
8GBプラン 1,518円 1回線 220円/月割引 1,298円
20GBプラン 1,991円 1回線 220円/月割引 1,771円
30GBプラン 2,728円 1回線 220円/月割引 2,508円

 

こちらもマンションに住む家族3人で利用した場合の、トータル料金シミュレーションをしてみましょう。

LIBMOで、3GBプランを利用しているものとします。

 

スマホ料金はLIBMOの3GBで980円ですが、「セット割」でスマホ1台あたり220円が割引適用されます。

 

スマホ代(980円-220円)×3人分+@TCOMヒカリ4,180円=6,460円

月額6,460円が1ヵ月のトータル通信費になります。