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ソフトバンク光からOCN光へ乗り換える方法と手順、体験談を具体的にレポート

WiFi

光回線サービスを乗り換えるのは、とても大変で面倒くさい事という誤解があります。

確かに利用する光回線自体を変更して乗り換えるのは、回線の廃止作業や新たな回線の工事を行う必要があり、実際の工事日には立ち会いも必要で数ヶ月先になる事も多く、タイミングによっては、インターネットが利用できない期間も生じてしまいます。

 

しかし、NTT東西が敷設しているフレッツ光を利用する「光コラボ」なら、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が展開している光回線サービスの中から、簡単な手続きの「事業者変更」を行うだけで、乗り換える事が可能になっています。

 

この光コラボから別の光コラボに乗り換える事業者変更は、上手く乗り換える事で、「回線速度や品質の向上」「月々の支払費用の削減」「臨時収入のキャッシュバックをゲット」などの、様々なメリットを享受できる可能性があります。

 

今回、遠方に在住する高齢の父が利用している「ソフトバンク光」を同じ光コラボの「OCN光」へ乗り換える事業者変更を、移動に半日は掛かる場所に住む息子である筆者が、実際に行ってみました。

 

ソフトバンク光からOCN光に実際に事業者変更を行った、具体的な方法や手順を体験レポートとして公開します。離れて住む家族の回線の乗り換えの具体策として、また、光回線の乗り換えのやり方をトレースしていくだけで、沢山のメリットがある事業者変更が簡単に完了できます。

 

手元に何も契約資料が無い状態で、IDもパスワードも解らない、そんな遠方に住む家族の光回線の乗り換えが果たしてできたのか?

 

どうぞ最後までお付き合いください。

 

 

父のソフトバンク光への不満

筆者の父親は戦前生まれの高齢者で、既に現役は引退していますが知的好奇心は旺盛で、普段からパソコンを使う事が多く、日常的にスマートフォンも利用しています。

 

将棋の藤井聡太六冠の大ファンで、対局のある日にはAbema TVでの中継を楽しみにしています。

 

通信速度が遅い

久しぶりに会った父から、聞いたのはちょっと意外な話でした。

将棋中継を視聴している途中で、頻繁に画像が乱れたり止まったりする事がストレスになっているとのことです。

利用しているインターネット回線は光回線である、「ソフトバンク光」を利用している事は聞いていたからです。

 

普段は離れて暮らしている両親の元へ里帰りするのは年に数回で、居るのは数日間に限られているため、自分のスマホやパソコンを持ち込んでも、それほど多用する事は無かったですし、何となく通信速度が遅いなとは感じていましたが、それほど深く考えていませんでした。

高齢の父が使うのなら、まぁ・・充分かなぁとも思いましたし。

 

しかし、インターネットの利用がストレスになっているなら、改善する方法を探るのが親孝行ですよね。

 

通信速度とは?

まず、通信速度の基本的な事をご説明しましょう。

通信速度とは、文字通りインターネット通信を利用する時の速度で、単位は「bps」を用います。

bpsの意味は、Bit per secondの頭文字で、1秒間にどれだけのデータ量を送れるのかを表しています。

 

上り(アップロード)と下り(ダウンロード)では数値が異なる事が一般的です。

 

快適に利用するために必要な通信速度は、インターネットで何を行うかで異なってきます。

 

メールなどの文字送受信 128kbps~1Mbps

もっともデータ量が少ない、文字の送受信は1Mbps程度で支障がありません。

 

画像の送受信 1Mbps~3Mbps

文字と比較して画像はデータ量が多くなるため、快適に利用するためには3Mbps程度が必要になります。

 

web閲覧 1Mbps~10Mbps

webページは年々高度化していて、大きな画像が組み込まれているページも増えています。

多くのページを快適に利用するためには、10Mbps程度の通信速度の出ている事が目安になります。

 

動画視聴 5Mbps~20Mbps

動画視聴の場合は扱うデータ量が大きくなるため、快適に利用するには最低でも5Mbps程度は必要で、快適に利用するには20Mbps程度が欲しいところです。

 

ソフトバンク光の通信速度の公称値

ソフトバンク光はフレッツ光を使うコラボ光なので、通信速度はフレッツ光と同じ1Gbps(1000Mbps)が公称値になっています。

 

ただし、公称値は計算上の理論値のため、実際の利用ではロスが発生する事は考慮されておらず、そのため公称値通りの通信速度が出ることはありません。

 

ソフトバンク光の通信速度測定

実際に父が利用している環境下で、自分のスマホを使い通信速度を計測してみました。

 

実際の通信速度を計測する方法は色々有りますが、今回はSPEEDTESTというアプリを利用しました。

 

さっそく速度計測をスタート!

 

 

あれれ?・・・・・想像以上にメーターの針が上がりません。

ソフトバンク光の公称値である1,000Mbpsから落ちる事は覚悟していましたが、ここまで落ちるのは想定外です。

 

何度か計測を繰り返しましたが、最も通信速度が出たのが、ダウンロード3.06Mbps・アップロード2.86Mbpsという結果でした。

 

 

この通信速度では、動画視聴を行った場合に不具合が発生するのは当然ですね。

 

料金が高い

それまで使っていた回線よりも安くなると聞いて「ソフトバンク光」に乗り換えたのに、安くなっていない気がする・・・と聞いたのは、数年前でした。

 

毎月の支払額を尋ねると、1万円以上になっているとのこと。

父をソフトバンク光に勧誘した方の誘導に従って、アンテナを使わないテレビ受信と固定電話回線もソフトバンク光に変更したらしいのですが、詳細は失念している上に取り交わした書面も紛失しているので、詳細内容を現状は確認する術がありません。

 

My SoftBankにログインすれば、確認できるとは思うのですが、契約をした父がIDもパスワードも全く解らない状態なのでお手上げです。

 

ソフトバンク光サポートセンターに確認

現状を打破するため、ネット検索でソフトバンク光のサポートセンターの連絡先(0800-111-2009)を探して、現状の契約内容の確認と通信速度について問い合わせをすることにしました。

 

光BBユニットとWiFiマルチパック

Wi-Fiルーターとして、「光BBユニット」と「WiFiマルチパック」をオプション契約していました。

 

この費用は、毎月1,602円の支払が発生するオプションになっています。

1年間だけで考えても支払額は2万円近くになるため、このオプションは解約して、その日のうちに新しいWi-Fiルーターを入手する事を電話中に考えましたが、ソフトバンク光は一般的に販売されているWi-Fiルーターでは、新世代の接続方式「IPv6 IPoE」が利用できず、これ以上通信速度が遅くなっては困るので、結局このオプション契約は継続することにしました。

 

父が利用している「光BBユニット」は最も古いE-WMTA2.1で、最大通信速度は100Mbpsになっています。利用できるWi-Fiの規格も古く、低速でしか通信できない仕様です。

最新バージョンのE-WMTA2.4では2.4Gbps(2,400Mbps)になっていて、Wi-Fiの規格も新しくなっているため、変更することも考えました。古い「光BBユニット」は申し出れば新しいタイプに無料で交換する事ができますが、機器の交換や設定に加えて返送するまでの作業が、高齢の父にできるとは思えず、それも断念しました。

 

必要の無いオプション契約

契約内容を確認していくこと、それ以外にも以下のオプション契約が結ばれていました。

 

オプション 月額料金 サービス内容
公衆無線LAN
(おでかけアクセス)
319円 ホテルやファミリーレストラン、ファストフード店をはじめ全国に広がるBBモバイルポイントで、外出先でもワイヤレスでインターネットがご利用できます。
とく放題(B) 550円 食料品・日用品・レジャー&旅行が驚きの割引額で手に入る大特価SALEや、140万件以上の割引・優待、コンビニエンスストア人気商品の抽選プレゼントなどお得が満載!使えば使うほど生活がお得で楽しくなるサービスです。
BBライフ
ホームドクター
550円 専門医監修のもと、あなたの健康管理をいつでもどこでも24時間サポートするサービスです。症状のチェックはもちろん、電話での個別相談から専門医のご紹介まで、24時間健康生活をサポートします。
BBマルシェ by
大地を守る会
503円 安心食材13,000品目をインターネットでご購入、ご自宅へ配送!パソコンから24時間いつでも新鮮な食材が注文できる!食品1つから送料完全無料でお届け!

 

(出典:ソフトバンク光公式

 

念のため父に確認しましたが、これらのサービスは一度も利用したことが無く、契約時に最初は無料だから、必要が無ければ解約すれば良いという説明を受けていたものと推察されます。

 

こちらは繋がっている電話で、即解約を行いました。

 

なるほど、これらのオプションが加算されていれば、ソフトバンク光への毎月の支払額は、1万円を超えてしまうのも無理ありません。

 

解約後の月額明細

無駄なオプションを解約した後に、毎月のソフトバンク光への支払額は、(ソフトバンク光 戸建て月額)5,720円+(オプション料金月額)4,077円=9,797円になりました。

 

 

光電話とテレビの視聴サービスは、現状利用しているため解約はできません。

そのため、月額料金を下げるのはこれが限界です。

 

ソフトバンク光の解約違約金は?

父が契約していた「ソフトバンク光」は、2年契約になっていました。

 

本人に告げると、「ずっと前に契約しているから、2年なんかとっくに経過しているから問題は無いでしょ?」という返答が来ましたが、残念ながらそうではありません。

 

ソフトバンク光を「事業者変更」で別の光コラボに乗り換える場合、契約の2年ごとに訪れる3ヵ月間の「解約月」以外では、違約金10,450円が発生します。

 

ソフトバンク光2年契約解約月

 

(出典:ソフトバンク公式

 

2年ごとに訪れる解約月を逃すと自動的に契約更新がされるので、2年の契約期間を終えても、27ヵ月目からは違約金が発生します。

 

契約満了月の当月(24ヵ月目)・翌月(25ヵ月目)・翌々月(26ヵ月目)を終えると、次の解約月は4年後になる、当月(48ヵ月目)・翌月(49ヵ月目)・翌々月(50ヵ月目)になり、それ以降も繰り返されていきます。

 

この日にサポートセンターに電話で確認したところ、解約月を終えたばかりで、現状は違約金が発生する事が確認できました。

 

これ以上無駄なお金は払いたく無いのと、離れて住んでいる自分には、現実的に光回線のサービスを乗り換える「事業者変更」の手続きを解約月のタイミングで行うために、両親の元を訪ねるのは難しいと判断して、残念ですが乗り換えは断念しました。無論、それらを高齢の父が行う事は困難ですし、インターネット回線の無い生活は考えられません。

 

解約月の案内

サポートセンターに連絡をしてから2年近い歳月が流れ、お正月に実家を訪れた際にソフトバンク光からの葉書を偶然目にしました。

 

 

この葉書はめくって見開きになるタイプですが、父は内容を見てもいませんでした。

しかし、解約月が2023年2月から4月と明記してある内容である事を父に説明して話し合い、この時期に事業者変更で乗り換える事を具体的に考えることにしました。

 

そのためには自分が乗り換え先を調査して、事前に「事業者変更」の手続きを行い、解約月の期間内に再度実家を訪れて、乗り換えに伴う設定や、レンタルしている機器の返送を行う必要があります。

 

懸念材料として考えられるのは、契約者の父本人では無い遠方に住む家族が、事業者変更の手続きを行えるか?ということです。

 

乗り換えを相談するなら代理店が最適!そのやり取りを公開

ソフトバンク光からの乗り換えを行いたい意思は確定していますが、数多くある光コラボからどの光コラボを選んだら良いのか?遠方に住む家族の手続きで、実際に事業者変更が行えるのか?など、違約金が掛からない「解約月」は1ヵ月後にスタートするため、限られた期間で調べなくてはなりません。

 

光コラボに片っ端から連絡して尋ねるのは、膨大な手間を考えれば得策ではありません。

そんな時に頼りになるのが、光回線サービスを扱うオンライン代理店です。

 

申込窓口はどこで行っても、利用する光回線サービスの月額料金やサポートも含めて何ら変わらず同じです。公式HP以外の代理店で申し込む不利益は一切ありませんが、メリットは数多くあります。

 

代理店は特定の光回線サービスだけに限らず、幅広い取り扱いがあるため、広い視野からのアドバイスが貰える事が可能で、費用も掛かりません。

 

光コラボレーション | BBN
NTTフレッツ光の品質はNTT回線そのままに、価格を安くご利用するなら光コラボレーションが断然おトクです!

 

 

0120-93-2299に電話をして、ここまで述べてきた内容を説明して相談しました。

代理店とのやり取りした内容を、以下にまとめてみます。

 

本人以外の家族が事業者変更の手続きは可能か?

最近は個人情報保護の観点から、家族でも対応が難しいことが多く、高齢の父に代わって事業者変更の手続きができるのかは、最も不安な事でしたが、返ってきた回答は「できます」でした。

 

むしろ契約者が高齢者の場合、国も家族が対応する事は奨励しているとのこと。

懸念材料が一つ解消されました。

 

乗り換え先の光コラボは何処が良いか?

乗り換え先光コラボの条件としては、ソフトバンク光よりも月額料金が安く、通信速度が優れている事になります。

 

オススメされたのは、フレッツ光を運営しているNTTと同じグループ内にある「OCN光」です。

 

 

(出典:OCN光申込サイト)

 

世界有数のバックボーンを持ち、新世代の接続方式「IPv6 IPoE」にも無料で対応していて、ソフトバンク光とは異なり一般的な市販のルーターでも対応しています。

 

オプションを含まない光回線サービスだけの利用料としては、ソフトバンク光は「光BBユニット」と「WiFiマルチパック」のオプションレンタル料を加えた、父が住む一戸建てでは(ソフトバンク光マンション)5,720円+(オプション料金)1,602円=7,322円ですが、OCN光にする事で5,610円だけに収まり、それだけで毎月1,712円が安くなる事になります。

 

年間にすれば、確実に2万円以上がお得になりますね。

色々な光コラボを検討しつつ、最終的にOCN光へ事業者変更する事に決定しました。

 

Wi-Fiルータープレゼント

ソフトバンク光からOCN光に事業者変更で乗り換えを行うと、Wi-Fiルーターとしてレンタル利用していた「光BBユニット」と「WiFiマルチパック」は返却する必要があります。

そのため、Wi-Fiルーターを新たに購入する必要がありますが、先ほどの月額費用の計算では、購入するWi-Fiルーターの金額は入っていません。

 

費用計算に入れなかったのは、次に説明を受けたWi-Fiルーターのプレゼントがあったからです。

「ソフトバンク光でWi-Fiルーターをレンタルしていたのなら、新しいWi-Fiルーターが必要になります。OCN光に乗り換えるならWi-Fiルーターをプレゼントするキャンペーンを行っていますが如何ですか?」ということでした。

 

 

(出典:OCN光申込サイト)

 

公式サイトのHPや大型家電量販店にある窓口では、こんなメリットは享受できません。

 

新しいWi-Fiルーターを自分で用意しなくても、無料でWi-Fiルーターが届きます。

詳細は以下をご覧下さい。

 

404 File Not Found

 

 

キャッシュバックキャンペーン

Wi-Fiルータープレゼントは、キャッシュバックキャンペーンの一環とも言えます。

OCN光に事業者変更をすると、現在37,000円のキャッシュバックが行われています。

 

今回のようにWi-Fiルータープレゼントを利用すると、キャッシュバック金額が32,000円へ変更になります。

簡単な手続きの事業者変更を行うだけで、Wi-Fiルーターが貰えるのに加えて、臨時収入があるのにも驚きました。

 

これも、公式サイトのHPや大型家電量販店にある窓口には無いメリットです。

キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。

 

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これなら「解約月を待たずに、違約金を支払ってでも早く乗り換えた方がお得だった」と、少々後悔しました。

 

事業者変更前にやる事は?

次に説明を受けたのは、事業者変更を行うのにあたって手始めに行うのが、ソフトバンク光に連絡して事業者変更承認番号を取得する事です。

 

この番号を取得する事で、現在利用している光回線であるフレッツ光がそのまま利用できるだけでなく、固定電話やテレビ視聴のサービスも、別途の手続き無く利用を継続する事ができるようになります。

 

事業者変更承認番号は15日の有効期限があるため、取得後の期間内にOCN光への申込みを行う必要があります。

 

事業者変更の手続きを行った後は?

OCN光から書面が届くので、ソフトバンク光の設定からOCN光の設定に変更する必要があります。

 

回線の切り替え日は、申請後に10営業日が目処になるとの事なので、今回は実家に行くスケジュールから逆算して申し込む必要があります。

 

ソフトバンク光からOCN光へ乗り換える「事業者変更」の具体的な手順

 

(出典:NTT東日本公式

 

実際に行った、「事業者変更」の具体的な手順を整理します。

 

1.ソフトバンク光から事業者変更承認番号を取得

連絡先の電話番号

一般的なソフトバンク光のサポートセンターの電話番号は

0800-111-2009 (10:00~19:00 年中無休)

 

になっていますが、解約・事業者変更承諾番号の収得には専用の別番号があります。

0800-111-6710 (10:00~19:00 年中無休)

私はこちらに電話しました。

 

オペレーターに繋がるまでには、数十分の待ち時間が掛かりました。

電話サポート予約で、日時を指定して折り返し電話を受ける手段もあります。

 

実際のやりとり

オペレーターに、事業者変更承認番号が欲しい事を伝えます。

 

事業者変更承認番号は、家族が取得する事も可能になっています。

「契約者本人の名前」「契約者の住所」「契約時の登録電話番号」「契約者の生年月日」を伝え、本人が了承している事を伝えます。

 

乗り換え先を問われますが、決まっている場合は伝えても良いですし、決まっていない場合は伝えなくても問題ありません。

ただ、事業者変更の場合乗り換え先にも情報を開示する必要があるため、伝えた方が事はスムーズに運ぶと推察出来ます。

 

事業者変更承認番号の取得方法

電話をしたのは2023年4月1日です。

 

事業者変更承認番号は直ぐに伝えられるわけではなく、翌日の発行になると伝えられました。

その方法として、郵送で契約者の住所に送る方法と、スマートフォンの電話番号を登録してSMS(ショートメール)で送る方法があります。

 

郵送では時間が読めない上に、高齢の父に届いても不都合なので、迷わずSMSでの連絡方法を選択して、契約者の父ではなく私の電話番号を伝えました。

 

ソフトバンク光からのSMS 4月1日

ソフトバンク光のサポートセンターとの電話を切ってから程なくして、SMSが届きました。

 

 

リンクの内容を確認すると、ソフトバンク光の契約情報を変更先の事業者に開示する事や、事業者変更承諾番号は15日の有効期限がある事、切り換え日にソフトバンク光の利用が停止され解約される事などの記述があります。

 

その後、コールセンター満足度アンケートのお願いがSMSに届きました。

このアンケートは任意のようです。

 

事業者変更承認番号が届くのは翌日なので、この日にできる事は全て終了です。

 

ソフトバンク光からのSMS 4月2日

朝からSMSが届くのを待っていましたが、一向に届きません。

夕方まで待ってみましたが届かないので、昨日連絡した電話番号に届かない旨を連絡しました。

 

昨日とは違うオペレーターの方に確認をお願いすると、ソフトバンク光では既に事業者変更承認番号をSMSに送っているとの事。

私側のSMS不具合を指摘されましたが、昨日のSMSは到着していて内容も伝えたところ、再度SMSの送信作業を行って頂けました。

 

オペレーターさんと電話が繋がっているままで、SMSが到着しました。

 

 

電話を切って、リンク先を確認します。

 

 

無事に、事業者変更承認番号が取得できました。

2.オンライン専門代理店に申込み

予定通り4月2日に事業者変更承認番号が収得できたので、OCN光の申込み作業に移ります。

 

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0120-93-2299(フリーダイヤル)に電話をしても良いのですが、住所や氏名の漢字などを正確に伝えるにはオンラインの方が、手間は無いと考えてwebでの申込みを行いました。

 

 

(出典:OCN光お申込みサイト

 

申込み確認事項のページで「同意してフォームに進む」を押すと、名前や住所などの情報を入力画面に変わります。

 

 

(出典:OCN光お申込みサイト

 

私の場合、お名前欄には遠方に住む契約者である父の名前にして、住所欄も父の住所にしました。

ご連絡先の電話番号の記入には、家族である私の電話番号を入力しました。

 

必要事項を全て入力後、一番下に出てくる「確認画面へ進む」を押します。

すると、お申し込み内容確認画面に変わります。

 

 

(出典:OCN光お申込みサイト

 

内容を確認して問題が無ければ、申し込むボタンを押します。

これで完了しました。

 

3.オンライン専門代理店から電話連絡

入力を終えたのが4月2日の夕方6時近くだったので、電話連絡があるのは明日かなぁと思っていましたが、程なくして申し込んだオンライン専門代理店から電話が入りました。

 

そこでのやり取りは、先述のように丁寧で疑問も解消されました。

 

ソフトバンク光から入手した事業者変更承認番号を伝えて、固定電話とテレビ視聴もソフトバンク光で契約していた内容を、そのままOCN光でも継続利用できることを確認しました。

 

キャッシュバックキャンペーンの説明を受けて、Wi-Fiルータープレゼントもこの時に申し込みました。

 

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ソフトバンク光からOCN光への回線切替日は、OCNの10営業日が目処になる事を説明されたので、4月3日スタートで計算すれば4月14日が回線切替日になります。

 

4月12日に実家に向かい、16日には戻ってくる予定を立てていたので、何とかなりそうです。

 

OCNからの発送物は契約住所の実家になりますが、代理店からの書類や荷物の発送は、私の住所に送るようにお願いしました。

 

4.オンライン専門代理店から書類とWi-Fiルーターが届く

4月7日までに書類とWi-Fiルーターが届きました。

 

 

キャッシュバックキャンペーンは、この用紙にあるURLかQRコードを使って60日以内に申請を行う必要があるのでご注意ください。キャッシュバックキャンペーン申請の具体的な手順については後述します。

 

 

プレゼントのWi-Fiルーターは代理店から発送されたのではなく、通販大手のイートレンドから届きました。

 

当然新品です。

 

5.OCN光から書類が届く

手元に来た書類とルーターを持って、4月12日に実家に向かいました。

 

母に確認すると、OCN光から4月11日に封書が届いているとのこと。

 

 

書類を確認しましたが、回線の切り替え日については記載がありません。

 

OCN光 お客様サポート

0120-506-506 (月~金 10:00~18:00)

 

に電話して、回線の切り替え日について聞いてみました。

すると、予定している切り換え日は4月18日になっているとのこと。

 

16日には帰宅する予定になっているので、それは困ると食い下がりましたが、OCN光で受領したのが4月6日なので、この程度の日数は掛かるし前倒しはできないと返答がきました。

 

4月3日の処理になっていませんか?と、更に食い下がりましたが、あくまでOCN側の受領は6日ですという事を繰り返されました。

そこでハタと気が付いて、代理店から来た書類を確認すると・・・書類の作成日が4月6日になっています・・・。

 

これは代理店さんがサボっていたのではなく、回線やオプション等の利用している内容の確認と精査、信用情報の調査などに時間を有したためと推察されます。

何事も余裕をもって動かないと、駄目ということですね・・・・。

 

OCN光の支払手続きも、この電話で済ます事ができました。

クレジットカード決済の場合、オペレーターさんに直接番号を告げるのではなく、コンピュータ音声に誘導されて、電話のプッシュボタンを利用してカード番号等を打ち込みます。

 

正常に終了すると、再度オペレーターさんと話しができるようになりました。

 

6.回線切替作業の実施

ここまでは、到着した日の12日に行っています。

 

このまま切り換え日までは待てないので、OCNのテクニカルサポートに連絡しました。

先ほどの電話番号は契約に関する窓口で、接続などの技術的な事は窓口が異なります。

 

OCNテクニカルサポート

0120-047-860 (年末年始除く10:00~17:00)

 

切り換え日の前に手動切り換えは可能か?

切り換え日までは待てないので、手動切り換えが可能か確認したところ、OCN光から認証IDと認証パスワードが発行されていれば可能とのこと。

 

OCNから来た書類には、しっかりとその内容(赤枠で囲まれた部分)が記載されているので、ソフトバンク光からOCN光への切り換えが可能ということになります。

 

パソコンでONU(光回線終端装置)へ接続

現状のソフトバンク光で接続している機器は、NTTの黒い筐体の機器「光終端装置ONU」と、白いソフトバンク光のレンタルルーター「光BBユニット」です。

 

 

白いソフトバンク光のレンタル品に接続してある、パソコンからのLANケーブルを抜いて、黒いONUに差し込みます。

 

 

固定電話やテレビのケーブルは、挿したままにしておきます。

 

この状態にしてからパソコンでchromeなどのブラウザーを立ち上げます。

普段はURL(https://***など)が表示されている場所に、192.168.1.1 と入力してエンターキーを押します。ウィンドウが開いてユーザー名とパスワードを入力してログインします。

 

 

パスワードもユーザー名も解らない場合

黒いNTTの筐体に設定したユーザー名とパスワードが解れば、OCN光から来た接続情報を入力すれば良いのですが・・・私の父は当然覚えていませんでした。

 

OCN光の技術者の方は、ユーザー名「user」・パスワードも「user」になっているケースが多いと仰っていたので、解らない・忘れてしまった方はまずお試し下さい。

 

色々な組みあわせで入力しましたが、結局どれも合致せずログイン出来ません。

 

そこで、最終手段のONU初期化を行う事にします。

*初期化は設定を全て新しくしますので、予期せぬトラブルになる事があります。行う場合は自己責任でお願いします。

 

 

1.爪楊枝などの先の尖った細いもので、NTTマークの付いたONUにある初期化を押しながら、2.再起動ボタンを長押しします。

 

ランプが点滅から点灯に変われば初期化完了です。

 

同じ様にパソコンのブラウザーで、192.168.1.1と入力してエンターキーを押し、ユーザー名とパスワードを設定します。

その後、設定ウィザードが表示されます。

 

 

利用タイプの選択で、インターネットの接続先を設定するにチェックを入れます。

次に接続先名として入力をします。何でも良いのですが、解りやすくOCNとしました。

 

接続ユーザー名は、OCNから来た書類に記載されている、OCN接続用ID(認証ID)を入力して、接続パスワードは、同様に記載されているOCN接続用パスワード(認証パスワード)にある文字を、大文字小文字に注意して入力します。

 

入力が終わったら、左下にある設定ボタンを押します。

画面が接続先設定に変わります。

 

 

 

これで、光回線はソフトバンク光からOCN光に切り替わりました。

 

Ipv4には接続できましたが、切り換え日以降にならないとIpv6には接続できません。

この時点ではどうしようもないので、この日の切り換え設定作業は終了です。

 

固定電話への通話テストも問題無く、テレビも正常に写っている事を確認しました。

 

開通日(4月18日)以降になったら、先の設定ページで左側にあるIpv6の設定で、接続ボタンを押せるようになり、その後はIpv6での接続ができます。

 

 

7.Wi-Fiルーターの接続

 

プレゼント獲得したWi-Fiルーターは接続の特別な設定は不要で、NTTマークの付いたONUにWi-Fiルーターに付属してきたLANケーブルを接続するだけでOKです。

ただ、利用していたソフトバンク光のルーターは返却するので、接続するWi-Fiが変わります。そのため、Wi-Fi利用する機器の接続設定は行う必要があります。

 

今回頂いたWi-Fiルーターでは設定情報シートが付属していて、スマホでQRコードを読むだけで接続設定が完了できました。

 

8.ソフトバンク光にレンタル機器の返送

ソフトバンクのレンタル品は、以下に元払いで返却を行う費用があります。

 

〒272-0001

千葉県市川市二俣678-55

ESR市川ディストリビューションセンター3階北棟N8

ソフトバンク返品センター宛

0800-111-2009

 

返却するのは白いソフトバンクのマークが付いた機器のみで、黒いNTTマークの付いたONUは引き続き利用しますので返却しないようにご注意ください。

 

切り換え完了後、14日以内までを目処に返却を行って下さい。

未返却の場合は違約金(18,000円)が発生します。

 

乗り換えで通信速度は変わったか?

ソフトバンク光からOCN光へ乗り換えた事によって、通信速度が変わったのか?

具体的に確かめてみます。

 

数Mbpsしか出ていなかった、ソフトバンク光の時の通信速度はどう変わったのか?

Wi-Fiルーターが高速対応に変わった事で、確実に早くはなったと思うのですが、早速計測してみましょう。

 

 

同じ計測アプリを立ち上げると、接続先がソフトバンクだったものが、NTT コミュニケーションズ(OCNの事です)になっています。

 

スタートを押すと・・・おお!

 

 

メーターの上がり方が、ソフトバンク光の時とは根本的に違ってビックリします。

結果は・・・・・

 

 

ソフトバンク光で計測した時と比較して、別次元の速さが出ています。

 

ただ、これを計測したのはWi-Fiルーターの直ぐ近くなので、将棋中継を視聴するテレビの場所は距離があるため、テレビの近くで計測してみましょう。

 

 

同じ位置で、ソフトバンク光の計測と乗り換えたOCN光の通信速度を比較してみると、ダウンロード速度で1.84Mbpsが乗り換え後には182Mbps・アップロード速度で2.32Mbpsが乗り換え後には75.6Mbpsになり、大幅に通信速度は改善しました。

 

これで、動画視聴をしてもスムーズに利用ができそうです。

 

乗り換えに掛かった費用を総括すると?

通信速度には抜群の効果がありましたが、費用の面ではどうなのか?

総括してみます。

 

月額支払い額

支払額はOCN光の請求がまだ来ていないため正確ではありませんが、ソフトバンク光で利用していたレンタル機材の分の支払が無くなるのと、毎月の基本料金がOCN光の方が安くなるため、毎月1,712円は支払が抑えられる計算になります。

 

Wi-Fiルーターのレンタル支払が無くなったので、本来なら新しくWi-Fiルーターを購入する費用が掛かりますが、今回はオンライン専門代理店のWi-Fiルータープレゼントを利用しているので、費用も発生していません。

 

工事費は?

ソフトバンク光からOCN光への乗り換えは、同じ光コラボの乗り換え(事業者変更)なので、工事は必要無く費用も掛かりません。

 

インターネットが利用できない期間も生じていません。

 

ソフトバンク光の違約金は?

今回は解約月に事業者変更を行ったため、ソフトバンク光に支払う違約金は発生していません。

 

手数料は?

事業者変更手数料として、ソフトバンク光に3,300円を支払います。

 

OCN光には、契約事務手数料として3,300円の支払が発生します。

 

合計6,600円の支払になります。

 

キャッシュバックは?

本来なら37,000円のキャッシュバックが手に入れられますが、Wi-Fiルータープレゼントを利用しているため、今回のキャッシュバック額は32,000円になります。

 

収入と支出を総括すると?

手数料の合計6,600円を支払っても、キャッシュバックで充分お釣りがきますね。

月々の支払額も年間では2万円程度は浮きますから、今後はずっとお得になる計算が成り立ちます。

 

劇的に通信速度の改善ができた事に加えて、今後の支払も抑えられるため、良い親孝行ができました。

 

キャッシュバックキャンペーンの応募手順

キャッシュバックを受け取るには、開通から60日以内に申請を行う必要があります。

 

 

申請にはオンライン専門代理店から来た書類に記述があるURLをパソコンで打ち込むか、QRコードをスマホで読み込んで専用ページにアクセスします。

 

1.確認事項の同意

 

特典申請の確認事項が出てきます。

「同意する」を押して、「同意してフォームに進む」を押します。

 

2.申請フォームへの入力

 

まず、代理店から来たキャンペーンコードを入力します。

郵便番号を入力すると、住所が自動的に入力されます。

 

キャッシュバックの入金を受ける、銀行口座を登録します。

 

金融機関番号を入力すると、自動的に金融機関名が入力されます。

金融機関番号は、googleで「銀行名 金融機関番号」で簡単に出てきます。

たとえば、三菱UFJ銀行なら「三菱UFJ銀行 金融機関番号」で0005 になります。

 

支店名と支店番号は、預金通帳に記載があります。

 

口座名義は名字と名前の間にスペースは入れず、カタカナ全角で入力してください。

 

これらが正確に入力されていない場合、キャッシュバックを受け取る事ができなくなりますので、充分注意してください。

 

入力完了後に、「確認画面へ」を押します。

 

3.確認画面

 

入力した内容を慎重に確認します。

問題が無ければ、「申請する」を押して下さい。

 

4.受付完了

 

受付完了画面になります。

 

5.登録したメールアドレスでメールの確認

 

申請時に登録したメールアドレスに、特典申請受付メールが到着します。

 

入金されるのは、申請を1ヵ月目とした4ヵ月目ですから、今回の場合は申請が4月ですから7月に入金されます。

 

 

 

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