自社で回線やアンテナ基地局の整備を行い、総務省から認可を受けている携帯電話事業者(MNO)は、2020年に新規参入した楽天モバイルを入れて、ドコモ・KDDI(au)・ソフトバンクの4社があります。
楽天モバイルが参入するまでは、2006年にSoftBankが当時のVodafoneを買収によって参入して以来、横並びで無風状態が続いていました。
正常な競争がなされないマーケットでは、料金が高止まりする。事実MNOの3社は事業規模を考えれば世界有数の利益を叩き出していて、世界の主要国と比較しても日本の携帯料金は著しく高く、共有財産である電波を利用しているのにも関わらず、国民の利益を損ねている。と、真正面から切り込んだのは、2018年当時は官房長官だった菅義偉氏です。
2020年9月には管内閣が発足して、いよいよ本格的に形態電話料の値下げが。電波の認可元である総務省から、強い要請としてMNO各社に打診されました。
「諸外国と比べてまだ高い」と言った、根拠になるデータ「電気通信サービスに係る内外価格差調査」は、シェア1位のMNO事業者の、20GB月額料金を比較したものですが、いち早く反応したのは、シェア2位と3位のKDDIとソフトバンクでした。
2020年10月に、KDDIが運営するauの「UQモバイル」と、SoftBankが運営する「Y!mobile」は、相次いで月額4,000円程度の、高速通信容量20GBの料金プランを発表して応えました。
結果的にこのプランは、総務省から突き返されています。
収益の源であるメインプランを温存し、サブブランドでお茶を濁す姿勢が透けて見えたからです。
シェア1位のドコモは、良くも悪くも保守的な企業と言われます。
この時もシェア1位の当事者であるにも関わらず、具体的な動きを見せずに、他社の推移を見守ってきました。
熟考を重ねたドコモが、約1ヵ月後の12月に出した回答は、総務省や国を充分に満足させる「ahamo」でした。
新料金プラン「ahamo」は、20GB容量で2,980円(税抜)、5分の通話まで何度でも電話が掛けられる、「限定かけ放題」も込みの安さで、従来のプランを大きく下回る価格設定であり、20GBプランの世界主要国との比較でも、トップクラスの安さだからです。
程なくして、KDDI(au)は「povo」・ソフトバンクは「LINEMO(当時の仮称はSoftBank on LINE)」で、5分限定かけ放題まで入れれば、ほぼ横並びのプランを投入しました。
これらは安価に提供するため、全てオンライン専用プランになっています。
2021年春のスタート時当初は横並びだったプラン内容は、1年を経過して、ドコモの「ahamo」を除き、大幅に変わってきています。
その変わらなかった「ahamo」が、満を持す形で2022年6月9日からのスタートを発表したのが、月に100GBが利用出来る「ahamo大盛り」です。
「ahamo大盛り」の月額料金を比較検討して、本当に安いのか?検証し解説します。
オンライン専用プラン内容の変化
当初は横並びだったオンライン専用プランですが、サービス開始から1年足らずで、内容の改訂と各社の方向性の違いが出てきています。
20GBで月に3,000円(税抜)のプランが登場
開始当時のプラン内容は、国の要請以外にも、新興勢力楽天モバイルを強く意識したもので、楽天回線を利用すれば無制限に利用が可能で、月額2,980円(税抜)なのに対し、当時アンテナ基地局の整備が進んでいなかった、楽天モバイルの足下を見て(楽天回線が掴めないパートナーエリアでは月に5GBまでの制限)、全国で快適に繋がる3大キャリアが、20GB容量を同価格でぶつけてきた経緯があります。
小容量プランの追加
大は小を兼ねますが、月に数ギガ程度の利用で20GBのオンライン専用プランを利用するユーザーには、従来のキャリアより安価になるメリットはあっても、格安SIMやサブブランドなど別の選択肢が視野に入ってきます。
20GBを無駄なく利用出来る、月に16GBから20GBの容量利用者は、全体の10数%しかいません。
2022年1月27日に株式会社MM総研は最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」を見てみましょう。
*図1(出典:MM総研)
58.7%のユーザーは3GBまでの利用で収まっていて、7GBまで範囲を広げれば、8割に近いユーザーが入ってきます。
グラフで単純に平均をとれば8.95GBになりますが、数値の中央値は3GBになります。
3大キャリアのプランでは、無制限・大容量プランを必要としないユーザーには、最大で7GB(ソフトバンクは3GB)と、大きな差があるプランしかありません。
ドコモ ギガライトプラン
プラン名は4Gと5Gで異なりますが、月額料金は同じです。
5Gの利用には、対応スマホが必要です。
・ステップ1 ~1GB 月額3,465円
・ステップ2 ~3GB 月額4,565円
・ステップ3 ~5GB 月額5,665円
・ステップ4 ~7GB 月額6,765円
au ピタットプラン
・~1GB 月額3,278円
・1GB超~4GB 月額4,928円
・4GB超~7GB 月額6,578円
ソフトバンク ミニフィットプラン+
・~1GB 月額3,278円
・~2GB 月額4,378円
・~3GB 月額5,478円
これらの小容量プランは、他サービスと比較して各種割引きを適用させても、非常に割高です。
このユーザー層の離脱を防ぎ自社に留めるため、auとソフトバンクでは、複数の家族で利用する・自社の光回線とセットで利用する等の条件をクリアすれば、サブブランド(auはUQモバイル・ソフトバンクはワイモバイル)で、月額990円で利用出来るプランを用意しています。
しかし、単身世帯の増加などで、セット割が享受出来ない若い世代に対してのアプローチとして、オンライン専用プランの改訂を行います。
ソフトバンクの「LINEMO」は、従来のプランに3GBで990円のプランを追加しました。
auの「povo」では、従来のプランをご破算にしてpovo2.0として再出発し、基本料を徴収せず、トッピングと呼ばれるオプションを追加する形態になり、3GBを30日間利用出来るトッピングを990円で提供しています。
どちらも「セット割」など割引き制度は利用が出来ず、逆に言えば割引きを利用出来ないユーザーに、サブプランと同様の価格を提示している事になります。
「ahamo」が行ったプラン変更
この小容量プランをカバーする2社の動きに対して、「ahamo」では追従する動きは無く、従来通りの20GB容量ワンプランで静観していました。
ahamoは中容量プランの担い手
ドコモでは、メインプランを4G LTEでは60GBの大容量・5Gでは無制限で「ギガホプレミアプラン」を展開しています。
その次の選択肢としては、前述の最大7GBの「ギガライトプラン」になっていて、従来のプランには、中容量プランが抜け落ちている状態でした。
20GBの中容量利用者は、オンライン専用プランでも支障の無い若い世代が多く、この中容量ユーザーをカバーするプランとして、「ahamo」というピースを当て込んだと推察出来ます。
ahamoが行ったプラン改定で発表時と異なるのは、税抜で3,000円以下としていた月額料金を、サービス開始時には税込で2,970円にしたことだけでした。
ドコモの小容量戦略は?
ドコモが他の2社と異なるのは、サブブランドを持っていません。
小容量プランユーザーが、ドコモにシンパシーを持ちながらも、月額料金に対して不満を持つユーザーに対して、2021年10月からエコノミーMVNOという戦略をとっています。
MVNOは、一般的に格安SIMと呼ばれています。キャリア回線の一部を利用して、格安料金でサービスを提供する事業者です。
グループ内のNTTコミュニケーションズ(2022年7月からNTTレゾナントが運営)が、10GBまでのプランを「OCNモバイルONE」で、文字通り格安料金で提供する事で、小容量プランユーザーの社外流出に対応しています。
(出典:OCNモバイルONE公式)
また、ドコモの携帯電話事業の収益悪化も関係しています。
1ユーザーから得る平均収入を表す数値ARPUを決算報告で見ると、その金額は4,200円になっていますが、増加しているahamoの月額料金は2,970円であり、低価格な小容量プランをリリースする事で、これ以上のARPU値を下げる事を、避けたかった側面があることも見逃せません。
大容量「ahamo大盛り」の登場
これらの背景によって、ahamoは他社の様に小容量プランを設けずに、今回スタートした大容量の「ahamo大盛り」に繋がっています。
「ahamo大盛り」は、プランではありません。
スタート時からコンセプトとしてあった、解りやすいワンプランを踏襲して、80GBで1,980円の大盛りオプションを用意しました。
ahamoの基本は20GBで2,970円ですから、それに80GBの大盛りオプション1,980円を加えると、100GBで4,950円のプランになるということです。
このオプションが登場する前は、1GBの追加オプションは550円だったので、ahamoで100GBを利用する場合、550円×80GB=44,000円が追加オプション料金になりました。
つまり、20GB以上の大容量が必要なユーザーには、従来のギガホプレミアプランにどうぞ、というスタンスでした。
今回の新オプションの誕生は、これを打破する画期的なものです。
4GB以上の追加利用(トータル24GB)するユーザーは、大盛りオプションを利用すれば、遙かに安価に利用出来る環境が整いました。
月に100GBの容量で出来る事
ahamo大盛りの月に100GBの容量で、何が出来るのか?具体的に見てみましょう。
YouTube
視聴する品質にもよりますが、フルHDの場合1分あたりの通信量は34.2MBです。
100GBで1ヵ月の単純計算をすると、30日として1日あたりの視聴可能時間は約1時間34分です。
HD720pでの視聴にクオリティを落とせば、1分あたりの通信量は17.6MBです。
同様に計算すれば、1日に約3時間は利用出来ます。
Netflix
高画質の4Kクオリティが提供されています。4K時の動画1分あたりの通信量は、116.7MBです。
100GBで視聴出来る時間は、トータルで14時間17分になります。
4Kでなく高画質に落とせば、1分あたりの通信量は50MB程度になり、1日あたりに換算すれば、毎日1時間以上が視聴可能です。
Amazonプライムビデオ
最高画質ではNetflixの4Kに近く、1分あたりの通信量は96.7MBです。
高画質に落とせば1分あたりの通信量は30MBで、1日あたり1時間47分が視聴可能です。
U-NEXT
最高画質での、1分あたりの通信量は35MBです。
100GBで視聴出来る時間は47時間37分で、1日あたりではと1時間32分になります。
Hulu
最高画質の1分あたりの通信量は30MBです。
100GBで計算すれば55時間33分で、1日あたりに換算すると2時間49分です。
zoom
働き方改革やオンライン授業・在宅ワークの増加によって、zoomなどを利用するユーザーが増えています。
通常利用する場合、音声とビデオ通話を同時に行い資料の交換も行うため、意外とデータの消費が多く、このためにデータ容量プランの見直しをする方も多くなっています。
利用する内容等にもよりますが、スマートフォンでzoomを利用した場合、1分あたり約8MBを消費します。
5時間の利用では、概ね5GBの容量を消費します。
100GBでは、概ね100時間の利用が可能のため、1ヵ月に20日は5時間のオンラインミーディングが可能です。
月に100GBは事実上の無制限
前述の図1グラフを見ても、月に100GBを利用するユーザーは全体の数%しかおらず、出来る事を具体的に検証しても、かなりヘビーな使い方をしなくては到達出来ません。
殆どのスマホユーザーにとって、月に100GBの容量は無制限利用に等しいと考えられます。
ギガの消費を一切気にせず、使いたいだけ利用する事が、多くのユーザーに可能になります。
ahamo大盛りの月額料金を他のプランと比較
キャリアのメインプランは、ドコモの4G LTEプランを除き無制限です。
キャリアメインプランとの比較
単純比較
・ahamo大盛り 月額4,950円
・ドコモ 5Gギガホプレミアプラン 月額7,315円
・au 使い放題MAX 5G 月額7,238円
・ソフトバンク メリハリ無制限 月額7,238円
月額料金だけを単純比較すれば、ahamo大盛りの圧勝です。
自宅にセット割対象の光回線を導入していない・3人以上の家族で複数回線を利用していない等、これらの単身ユーザーに関しては、無制限に利用出来る手段として、ahamo大盛りは最適なプランと言えます。
しかし、セット割の効く対象光回線を自宅に導入していて、3人以上の家族で利用しているユーザーは、単純計算すれば様相が少々異なってきます。
割引きを入れて比較
・ahamo大盛り 月額4,950円
ahamoは割引きが無く、条件で価格が変わらないワンプランです。
・ドコモ 5Gギガホプレミアプラン 月額4,928円
「みんなドコモ割・3回線以上」で-1,100円・「ドコモ光セット割」で-1,100円・「dカードお支払割」で-187円 の割引きを入れると、ahamo大盛りの価格を下回ります。
・au 使い放題MAX 5G 月額4,928円
「家族割プラス・3回線以上」で-1,100円・「auスマートバリュー」で-1,100円・「au PAY カードお支払割」で-187円 の割引きを入れると、ahamo大盛りの価格を下回ります。
・ソフトバンク メリハリ無制限 月額4,928円
「新みんな家族割・3回線以上」で-1,210円・「おうち割 光セット」で-1,100円 の割引きを入れると、ahamo大盛りの価格を下回ります。
自宅に光回線が導入されていても無制限プランが必要か?
ここで一旦、立ち止まって考えたいのは、自宅に光回線でWi-Fi環境があるユーザーなら、本当に通信会社の回線利用で、無制限プランが必要なのか?という事です。
前述の図1では、ユーザーの多くが3GB程度の利用量になっていますが、スマートフォンで利用するデータ量はずっと多く、自宅ではWi-Fiを利用する事で、その程度の数値になっています。
逆にグラフ右側に近いユーザー層は、自宅にWi-Fiが利用出来ない環境であると推察出来ます。
自宅にWi-Fi環境があれば、通信会社の回線利用は外出時だけに限られるため、外出時にWi-Fi環境が無く、動画視聴などで頻繁に大量のデータ消費をする、数%の中の更に数%のユーザーを除けば、多くの方にとって無制限プランは無用の長物でしかありません。
一般的に無制限プランがコスパに見合うのは、自宅にWi-Fi回線が無いユーザーに限られるため、セット割を適用させて計算してもあまり意味はありません。
では、セット割の無い、他のオンライン専用プランと比較すればどうでしょうか?
ahamo大盛りとpovoの比較
LINEMOは、20GB以上の利用には向いていませんので除外します。
大容量利用はpovoの2.0で対応しています。
データのトッピングメニューでは、以下の選択肢が用意されています。
追加データ | 料金 | 有効期間 |
1GB | 390円 | 7日 |
3GB | 990円 | 30日 |
20GB | 2,700円 | 30日 |
60GB | 6,490円 | 90日 |
150GB | 12,980円 | 180日 |
最も大容量のトッピングとして、150GBで12,980円があります。
ahamo大盛りと比較する時に、問題になってくるのは有効期限です。
ahamo大盛りは100GBを1ヵ月で使い切りのプランですが、povoのトッピングは有効期限が180日になっていて、単純計算すれば1ヵ月に25GBを2,163円で利用出来る、半年分の先払いという捉え方も出来ます。
先払いする分だけ、ahamoの20GB(月額2,980円)よりも安くなる計算になります。
しかし、povoで月に100GBを利用するユーザーが、このトッピングを利用した場合、3ヵ月でトッピングを2回する必要が有ります。
3ヵ月の支払い額は25,960円で、1ヵ月あたりでは8,653円になり、ahamo大盛りの価格の方が、povoよりも大幅に安くなります。。
ただ、この計算では、実際の利用量が考慮されていません。
大容量を利用する頻度にバラツキが有る場合は、povoの方が割安になるケースもあります。
povoでは1ヵ月に150GBを使う事も出来るほか、ある月には50GB・ある月には10GBの利用方法の様な場合も、povoの方がお得になります。
目安の数値として計算すれば、月に57GBの容量を超えるユーザーなら、ahamo大盛りの方が明らかにコスパが良くなります。
また、普段の平日は使わないけれど、休みの日は大量に使う様なユーザーなら、povoで24時間330円のトッピングを利用する方が合理的です。
月に4回(4日間)利用するだけなら、1,320円で月額費用が抑えられて、ahamoよりも安くなります。普段使いの保険の意味で3GBを追加しても、合計2,310円にしかなりません。
他に大容量(100GB)を利用する方法は?
100GBの大容量や無制限の容量は、スマホプランの契約以外で利用する方法もあります。
パソコンやタブレットなど、他の端末機器を利用する場合、スマートフォンを基地局としてテザリングの利用をします。
ahamo大盛りは100GB・ドコモ5Gギガホプレミアプランでは無制限にテザリングが使えますが、auとソフトバンクの無制限プランでは、テザリングでの利用は30GB/月までに制限されています。
気軽に多様な機器端末を接続が出来る、別回線で大容量を使う方法と月額料金を検証してみましょう。
モバイルWi-Fiルーター
(出典:クイックWiFi公式)
スマートフォンのテザリングでの利用は、電池を大量に消耗しますが、別バッテリーを持つモバイルWi-Fiルーターなら、電話が掛かってきた時に電池が無くなっていた等のトラブルが回避出来ます。
たとえば、クイックWiFiの月額費用は100GBの容量で3,718円です。
今なら、8,000円のキャッシュバックをしているため、2年間利用時の実質価格は月額3,385円で利用出来計算になります。
ahamo大盛りと比較して、大幅に安くなります。
ホームルーター
(出典:ソフトバンクエアー申込みサイト)
機器をコンセントに挿すだけで、自宅にWi-Fi環境が簡単に構築出来るのが、据え置き型のホームルーターです。
オンライン代理店申込みなら、キャッシュバックキャンペーンも行われています。
その場合の2年間実質支払月額は、ahamo大盛りよりも大幅に安くなります。
家族で自由に利用出来るWi-Fi環境が出来るため、無制限・大容量プランを3GB程度で1,000円以下の格安プランに変更することで、通信費トータル費用を大幅に削減出来て、ahamo大盛りよりも安くなります。
光回線
無線を利用する回線と比較して、光回線は通信速度や安定性などで、最適なインターネット環境が構築出来ます。無線回線では利用法方によっては、制限が掛かる事が有りますが、光回線ではどれだけ利用しても完全に無制限で、自由度でも比較になりません。
光回線で自宅にWi-Fi環境を構築すれば、無制限・大容量プランやahamo大盛りは、多くのユーザーにとって必要無い事が、前述の図1を見ても明らかです。
3GB程度のプランは、キャリアの小容量プランよりも格安SIMを選択する方が、大幅に安くなります。
さらに、光回線とセット割の効く格安SIMと組み合わせれば、もっと通信費を下げることが可能になります。
具体的に、オススメの光回線と格安SIMの組み合わせを見てみましょう。
「OCN光」+「OCNモバイルONE」がオススメ!
(出典:OCN光申込サイト)
「OCN光」は、NTTのフレッツ光を使う「光コラボ」です。
フレッツ光は日本全国幅広いエリアで利用が出来て、多くのマンション集合住宅に導入されています。
月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで3,960円です。
家族何人で、どれだけ利用しても、この料金は変わりません。
格安SIM「OCNモバイルONE」は、「OCN光」と組み合わせて「セット割」が適用されます。
OCNモバイルONEの月額料金
(出典:OCNモバイルONE公式)
OCNモバイルONEの月額料金は以下の通りです。
通信容量/コース名 | 月額料金 |
500MB/月コース | 550円 |
1GB/月コース | 770円 |
3GB/月コース | 990円 |
6GB/月コース | 1,200円 |
10GB/月コース | 1,600円 |
自宅ではWi-Fi環境で無制限に利用が出来るので、外出時の利用に限れば3GBの容量で多くのユーザーは充分です。
この料金が、OCN光とのセット割を適用することで、更に安くなります。
(出典:OCNモバイルONE公式)
1台のスマホごとに月額220円の「セット割」が適用され、最大5契約月額1,100円まで割引きが受けられます。
通信容量/コース名 | 月額料金 | セット割 | 実質金額 |
500MB/月コース | 550円 | - | 550円 |
1GB/月コース | 770円 | 220円 | 550円 |
3GB/月コース | 990円 | 220円 | 770円 |
6GB/月コース | 1,200円 | 220円 | 980円 |
10GB/月コース | 1,600円 | 220円 | 1,380円 |
たとえば、マンションで「OCN光」+「OCNモバイルONE」の3GBを単身者で利用した場合、光回線3,960円+スマホ代770円=4,730円 になり、ahamo大盛りの4,950円よりも安くなります。
家族がいれば、更にお得な金額は大きくなります。
キャンペーン
さらに、キャッシュバックキャンペーンもあります。
「@TCOMヒカリ」+「LIBMO」もオススメ!
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
光回線「@TCOMヒカリ」も、先のOCN光と同様にフレッツ光を使う「光コラボ」です。
格安SIMであるLIBMO(リブモ)の「LIBMO×光セット割」が適用される他、auの「スマートバリュー」、UQモバイルの「自宅セット割」ため、povoに乗り換えるよりもお得です。
@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です
LIBMOの月額料金
(出典:LIBMO公式)
格安SIM「LIBMO」の月額料金と「セット割」は以下になります。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
220円の割引きは、最大家族5人で1,100円が割り引かれます。
たとえば、単身世帯のマンションで3GBプランに導入した場合、通信料の合計は4,940円になり、ahamo大盛りよりも安くなります。
キャッシュバック
新規契約だけのオプション無しで、戸建てタイプ38,000円・マンション集合住宅タイプで35,000円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンを行っています。Wi-Fiが使える無線Wi-Fiルーターを選ぶ事も出来ます。
詳細は以下をご覧下さい。