Wi-Fiルーターは縁の下の力持ちとして、日々黙々と働き続けています。
インターネットを利用する環境の中では、極めて重要な機器なのですが、敢えて普段は触る機会も少なく故障する事も少ない為に、長年に渡り放置されている方も少なくありません。
しかし、何だか最近使っていてもインターネットの反応が悪いなぁ・・・と感じているなら、Wi-Fiルーターが時代に取り残されている可能性があります。
比較的新しいWi-Fiルーターをご利用なら、再起動をする事によって本来の調子を取り戻す事がありますが、かれこれ10年くらいは利用しているなぁ・・・という場合なら、自宅のインターネット環境で、Wi-Fiルーターが通信速度・通信品質のボトルネックになって、そのためにインターネットが快適に利用できていない可能性があります。
Wi-Fiを自宅で利用し始めた当初は快適だったのに、最近は動画を視聴すればカクつくし、家族で別のインターネット利用を行っていると、通信環境がてきめんで悪くなるようでしたら、新しいWi-Fiルーターに買い換えるのが最適です。
新しいWi-Fiルーターの購入する場合、規格など数字の表記が並んでいても、ワケが解らず躊躇する方も多いと思います。
今、Wi-Fiルーターを購入するなら、どの規格に対応したものが最適なのか?
新しい規格Wi-Fi6Eについてまで含めてWi-Fiについて解説を行い、新しいWi-Fiルーターの購入のお手伝いをさせて頂きます。
インターネット利用時の反応が悪いのは通信速度が足りないから
インターネットを利用していて動画再生がカクつく、webページの表示が遅い・反応が鈍いなどのイライラの原因の多くは、通信速度が足りていないことにあります。
Wi-Fi環境を構築した当時は快適に利用できていても、時代が進んだ現代は、動画のデータサイズやwebページのデータサイズは確実に大きくなっているため、インターネットを快適に利用するためには通信速度の向上が不可欠です。
利用する端末を新しくすると本来は処理能力が上がりますが、時代に取り残されたWi-Fiルーターがそのままだと、自宅で利用するインターネット環境全体の通信速度を低下させている可能性が大きいと言えます。
そもそも、通信速度とは何か?についてから、簡単にご説明を始めましょう。
通信速度とは?
通信速度の数値は、「bps」という単位が用いられています。
bpsはBit per seconの意味で、直訳すれば「1秒間にどれだけのデータ量を転送出来るか?」という事であり、通信速度の意味合いを表しています。
現在主流にある光回線の通信速度の公称値(計算上の数値であり、実際に利用できる数値は大幅に落ちます)は1Gbpsです。
1Gbpsは1,000Mbpsの事であり、Ⅰ秒間に1,000Mのデータ量を転送出来るという意味になります。
通信速度には上りと下りがある
通信速度には、アップロード時の上り速度と、ダウンロード時の下り速度があり、同じ回線でも上りと下りでは数値が異なっています。
インターネットを利用していて反応の遅い事が問題になっているのは、基本的に下りのダウンロード時の事を指しています。
web閲覧や動画視聴などで、快適に利用するのに重要な数値は下りの通信速度です。
快適にインターネットが利用できる通信速度は?
快適にサクサクとインターネットが利用できるための通信速度は、何をインターネットで行うかによって変わって来ます。
最近のwebページは、利用数の多い端末であるスマートフォンでの閲覧時に、快適に利用ができる事を重視していて、縦長の構成でスクロールして見やすい仕様にするページが増えていて、1ページ当たりのデータ量が大幅に増えています。
複雑な仕掛けや豊富な写真をⅠページに詰め込んでいるwebサイトの増加で、快適に利用できるための通信速度は上がっていて、概ね5Mbps程度の通信速度を必要としている言えます。
動画も高密度の美しく繊細なものが増えていて、高画質な動画を視聴するためには、概ね30Mbpsから50Mbps程度の通信速度が必要になっています。
4Kや最高画質の動画を快適に楽しんだり、家族で別の動画視聴を同時に行ったりした時に、問題の無い通信速度になると、概ね100Mbps程度の通信速度が出ていればサクサク利用ができます。
実際の利用での光回線の通信速度は?
現在主流の光回線の通信速度は、前述のように1Gbps(1,000Mbps)ですが、これはサービスを提供している側が公表している、計算上の理想値としての通信速度であり、実際に利用できる通信速度ではありません。
光回線の通信速度は回線ごとに異なり、利用する接続業者プロバイダや使っている機器によっても大きく変わります。
光回線を実際に利用しているユーザーが計測した通信速度は、「みんなの回線速度」のページに公表されています。
光回線全体の直近3ヵ月の通信速度では、300Mbpsの半ば程度以上になっていますが、これはまだ普及が始まってから日が浅い、10Gbpsの回線も含まれています。
1Gbpsの光回線の実際に利用されている通信速度は、概ね200Mbpsから250Mbps程度の数値になっているとお考え下さい。
これらの通信速度の数値は、前述の快適にインターネットが利用できる通信速度を大きく超えているため、本来ならサクサクと楽しむのに問題は無いのですが、自宅に入っている光回線からのデータ量を途中でせき止めて、インターネット環境のボトルネックに古いWi-Fiルーターがなっていると、快適なインターネット利用環境は構築されません。
Wi-Fiの規格は年々進化して高速化している
インターネットでは扱うデータ量が年々増加していて、それに見合った機材などの進化も大幅に進み、Wi-Fiの規格も大きく進化を遂げており、進化に取り残された古いWi-Fiルーターを継続利用する事は、パソコンやスマホを最新にしても快適なインターネット環境は得る事ができません。
Wi-Fiの規格の進化
現在販売されているWi-Fiの規格と、利用されているWi-Fiの規格は以下の通りです。
規格名 | 新名称 | 周波数帯 | 最大通信速度 | 電波干渉 | 障害物 |
IEEE 802.11ax | Wi-Fi 6E | 2.4GHz | 9.6Gbps | 弱い | 強い |
5GHz | 9.6Gbps | 強い | 弱い | ||
6GHz | 9.6Gbps | 強い | 弱い | ||
IEEE802.11ax | Wi-Fi 6 | 2.4GHz | 9.6Gbps | 弱い | 強い |
5GHz | 9.6Gbps | 強い | 弱い | ||
IEEE802.11ac | Wi-Fi 5 | 5GHz | 6.9Gbps | 強い | 弱い |
IEEE802.11n | Wi-Fi 4 | 2.4GHz | 600Mbps | 弱い | 強い |
5GHz | 600Mbps | 強い | 弱い | ||
IEEE802.11g | 2.4GHz | 54Mbps | 弱い | 強い | |
IEEE802.11b | 2.4GHz | 11Mbps | 弱い | 強い | |
IEEE802.11a | 5GHz | 54Mbps | 強い | 弱い |
Wi-Fiは世界共通の無線LANの規格で、メーカーを問わず無線接続を保証している共通規格で、IEEE(アイ・トリプル・イー、Institute of Electrical and Electronics Engineers アメリカ電子学会)と、LANの標準化を目的とした団体である802委員会によって定められた、、「IEEE802.11」が規格名になっています。
従来のWi-Fi規格名は、このIEEE802.11の後にアルファベットの小文字を加えたものになっています。
ただ、この規格名は長く解りにくいとの声が広がり、Wi-Fiの後に世代を表す数字を付けた新名称に変わってきています。
たとえば、現在自宅で利用しているWi-Fiルーターが、「IEEE802.11b」時代のものだった場合には、公称値1Gbpsの光回線を利用していても、最大で11Mbpsの速度しか出す事が出来ない事になります。
そのため、実際に利用した時の通信速度は最大速度よりも落ちる事から、現実に利用ができる通信速度は数Mbps程度になっている事になります。
この数値では、前述の必要な通信速度を満たしておらず、快適なインターネット環境を利用する事ができません。
今Wi-Fiルーターを買うなら最適な規格は?
現在利用するのに、Wi-Fi5の規格Wi-Fiルーターを購入しても概ね問題無く利用が可能ですが、これから購入するなら、2019年にスタートした「Wi-Fi6」・2020年にスタートした「Wi-Fi6E」と表記されているWi-Fiルーターをオススメします。
この2つのWi-Fi規格は高速通信が利用できますが、そのポテンシャルを享受するためには、利用するスマホやパソコンなどの端末が同Wi-Fi規格に対応している製品である必要があります。
端末のWi-Fi6への対応は高額機種からスタートして、徐々に対応機種が広がりつつある段階であり、Wi-Fi6Eはこれから急速に普及が進んでいくと考えられる規格であるのが、2024年1月現在の新しいWi-Fi規格の立ち位置になっています。
しかし、手持ちの端末機器がWi-Fi5以下だけであったとしても、下位互換で問題なく本来のスペックの通信速度を利用できるだけでなく、長期間利用ができるWi-Fiルーターだからこそ、先まで見据えた新しい規格のWi-Fiルーターをオススメしたいのですが、他にも理由があります。
「Wi-Fi6」Wi-Fiルーターなら最新のセキュリティ機能が使える
比較的新しいWi-Fiの規格である「Wi-Fi6」のWi-Fiルーターも、対応する製品が増えていて、安価に購入する事が可能になってきています。
高速な通信速度を利用できるだけなく、セキュリティ面でも現在利用が推奨されている新しい暗号化方式「WPA3」が利用できるため、これから購入するWi-FiルーターにはWi-Fi6規格のタイプがおすすめです。
暗号化方式「WPA3」とは?
Wi-Fiを利用する場合、その通信内容を関係の無い第三者に不正に読み取られる事を防止するため、一般的には暗号化して利用されています。
これまで一般的に利用されてきた暗号化方式「WEP」は、悪意のある第三者には比較的容易に暗号解読がされる事が明らかになっていて、暗号化方式「WPA/WPA2/WPA3」も脆弱性が見つかっり、暗号化方式「TKIP」も比較的短時間で解読が可能な事が明らかになるなど、これまで広く普及してきた暗号化方式には不安があります。
現在最新のセキュリティ機能の高い暗号化方式「WPA3」の利用が、安全にインターネットをWi-Fiで利用できる環境であると言えます。
Wi-Fi6に対応しているWi-Fiルーターなら、暗号化方式「WPA3」を利用する事ができます。
より高速に利用できる「Wi-Fi6E」Wi-Fiルーター
Wi-Fi6よりも新しく登場した「Wi-Fi6E」がWi-Fi7にならず、イレギュラーな表記のWi-Fi6Eになったのは、完全に新世代になったのではなく、Wi-Fi6にプラスして利用できる周波数帯(6GHz帯 5,925MHz – 7,125MHz)が増えた事にあります。
先ほどの表をあらためて見て頂くと、Wi-Fi 6もWi-Fi 6Eも、そのどちらも「IEEE 802.11ax」の同じ規格名になっています。
Wi-Fiで新しい周波数帯が利用できるメリットは?
Wi-Fiで利用できる周波数帯が増えるのは、1999年に追加された5GHz帯以来20年以上ぶりです。
この背景にあるのは、パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末だけでは無く、IoT家電やゲーム機・照明やロボット掃除機など、年々Wi-Fiを家庭内で利用する機器の増加が続いている事があります。
これは、Wi-Fiの電波の種類である周波数帯が常に混雑している状況になっていて、特にマンションや隣家と近い戸建てなどでは近隣で利用するWi-Fiの干渉影響も多大で、常に混在している状況が続いています。
混雑するのに伴って、以前よりもWi-Fiの利用速度が落ちやすくなり、快適なインターネット環境を阻害する要素としての影響は少なくありません。
Wi-Fi6Eで新しく利用できるようになった周波数帯は、新しく開通した道路のようなもので、まだ利用者も対応している端末も少ないため、現段階ではとても快適に利用ができると言えます。
今後に利用者が増加しても、それを見越した上で同じ周波数帯の中で利用できるチャンネルも増加しているため、少ない干渉で当分利用ができると考えられます。
Wi-Fi6EのWi-Fiルーターを使用する場合、全ての利用端末がWi-Fi6Eに対応している事がベストですが、そんなご家庭は現状ありません。
しかし、明確なメリットとして、今後Wi-Fi6Eに対応した家庭内の利用端末が徐々に増えていく中で、利用する周波数帯が新しい6GHzに乗り換わっていく事により、既存のWi-Fi6やWi-Fi5以下の端末利用の周波数帯に余裕ができて、快適に利用できる可能性が大きくなるという事です。
自宅でWi-Fiが届かない場所があるなら「メッシュ」も
(出典:ソフトバンク)
光回線が開通した当初は、LANケーブルで接続したパソコンでのインターネット利用が多く、Wi-Fiを利用する事が限られていたユーザーなら、その後のWi-Fi利用端末の増加と家族での利用者が増える共に、利用する部屋も多様化していく中で、Wi-Fiが届きにくい部屋がある悩みがある方も多いと思います。
そんなケースに当てはまる様なら、この機会に単なるWi-Fiルーターの交換でなく、「メッシュ」Wi-Fiも視野に入れて解決するのがオススメです。
「メッシュ」Wi-Fiの機器を導入する事により、個々に異なるお家の事情に対応できる、幅広い範囲の部屋でWi-Fiが快適に利用できるようになります。
「メッシュ」Wi-Fiの詳細については、以下を併せてご覧下さい。
新しいWi-FiルーターでWi-Fi環境は良くなるが大元の光回線が大切
古いWi-Fiルーターを使用していた場合、Wi-Fiルーターを新しくすることで、家庭内のWi-Fi環境は大幅に良くなると言えますが、インターネット回線の大元になっている光回線の通信速度や品質が不充分では、本来のポテンシャルは到底発揮する事ができません。
光回線の通信速度は前述のように一定ではなく、回線や接続業者プロバイダ・契約内容によっても大きく変わってきます。
たとえば、日本で最も利用されている、NTT東西の光回線「フレッツ光」の公称値1Gbpsのサービスで、先にご紹介した「みんなのネット回線速度」の直近3ヵ月の平均値は、概ね250Mbpsを上回る通信速度になっています。
しかし、同じフレッツ光を利用している、InfoSphere(NTTPCコミュニケーションズ)の直近3ヵ月の平均ダウンロード速度は、平均値を大きく下回る150Mbps程度の速度になっています。
みんなの回線速度では、一定数のユーザーが計測を行っていない場合には、直近3ヵ月の平均値が掲載されないため、数多い光回線サービスの中には150Mbps程度の速度にも達しないものが存在している可能性があります。
Wi-Fiルーターを新調しても通信速度が思ったように出ない場合は、インターネット利用の大元である、光回線サービスの乗り換えも検討する必要があります。
光コラボは別の光コラボに簡単乗り換えが可能
(出典:NTT東日本公式)
日本で最も利用者の多い光回線「フレッツ光」の個人利用は、プロバイダが光回線とワンセットになっていて安価な「光コラボ」が多くなっていて、光コラボの代表的なものとして、「ドコモ光」「ソフトバンク光」などがあります。
光コラボなら、別の光コラボへの乗り換えが「事業者変更」の手続きだけで、簡単に行う事ができます。
光回線には乗り換えても同じフレッツ光を使うため、新たな工事も必要無く、インターネットが利用できない期間も生じません。
現在利用中の光コラボで「事業者変更承諾番号」の収得を行ってから、新しい乗り換え先の光コラボに申し込みを行う時に、新規契約ではなく事業者変更で手続きを進めて、収得した事業者変更承諾番号を伝えます。
新しい光コラボへの切り替えは1週間から10日程度がかかりますが、それまでの期間も従来利用中の光コラボでインターネットの利用が支障なくできます。
光回線サービスの乗り換えはオンライン専門代理店が便利でお得
事業者変更も含めて、光回線サービスの乗り換えはオンライン専門代理店がオススメです。
オンライン専門代理店は複数の光回線サービスを取り扱っていて、個々に異なるニーズに最適な光回線サービスの提案が受けられるだけでなく、独自のキャッシュバックなどの特典を設けているため、便利でお得に光回線サービスの乗り換えが進められます。
通信費トータル費用を下げるならスマホ契約の見直しも
(出典:MM総研)
通信環境の見直しをするなら、合わせて通信費トータル費用のコスパを下げる手段も考えましょう。
特に3大キャリア「ドコモ・au・ソフトバンク」の無制限プランを契約している方には、節約効果が大きいです。
自宅に光回線が開通しているユーザーなら、多くのスマホユーザーは月に3GB未満程度の容量しか利用していないため、月額1,650円の3GB以下割引きが適用されています。
上のグラフは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用ですが、このデータを見てもその傾向がはっきり出ている事が解ります。
動画視聴などのデータを消費する使い方をするのは自宅が多く、その場合はWi-Fiでインターネットを利用するため、契約しているプランのギガを消費する事が無く、ギガの消費は外出時のWi-Fi環境が無い場所での利用に限られるためです。
月に3GB程度の小容量プランは「格安SIM」「サブブランド」が安い
月に3GB程度のプランをスマホで利用するなら、「格安SIM」「サブブランド」の料金がお得になります。
現在3大キャリアの無制限プランで利用している、各種割り引きや光回線とのセット割を適用した料金よりも安くなり、数多い選択肢のある光コラボなら、格安SIMやサブブランドにもセット割が適用されるケースがあり、その組み合わせがコスパの良い通信費トータル費用を下げる手段になります。
コスパが良く通信品質も良い、そんな組み合わせを具体的にご紹介しましょう。
ドコモユーザーなら「@TCOMヒカリ」+「LIBMO」のセット割
(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)
現在ドコモユーザーでドコモ光をご利用の方の乗り換え先には、光コラボの「@TCOMヒカリ」がオススメです。
@TCOMはプロバイダとして定評があり、ドコモ光の月額料金が高い方であるタイプBの選択肢にも採用されていて、マンション集合住宅利用で月額4,620円・戸建て利用で月額5,720円になっています。
このドコモ光での利用は、(光回線)フレッツ光+(プロバイダ)@TCOMでインターネットを使いますが、光コラボの@TCOMヒカリも利用形態は全く同じになります。
それでいて月額料金だけが安くなり、@TCOMヒカリの料金は、マンション集合住宅利用で月額4,180円・戸建て利用で月額5,610円です。
それに加えて大きな節約効果が出るのが、@TCOMヒカリと格安SIMの「LIBMO」を併用する事で、安価なLIBMOの月額料金にセット割が適用されます。
LIBMOのセット割
(出典:LIBMO公式)
LIBMOはドコモ回線を使う格安SIMのため、ドコモと同じ周波数帯(電波)を利用しますから、LIBMOに乗り換えても、ドコモで購入したスマホをそのまま継続して利用する事が可能で、新たにスマホを用意する必要はありません。
LIBMOはドコモのエコノミーMVNOに指定されていて、全国のドコモショップでも取り扱いがある安心の格安SIMです。
@TCOMヒカリと併せて利用する事で、スマホ1台につき毎月220円の「セット割」が最大5契約まで適用されます。
〇納得プラン | |||
データ容量 | 通常料金 | @T COMヒカリ 月額割引額 |
実質金額 |
3GBプラン | 980円 | 1回線 220円/月割引 | 760円 |
8GBプラン | 1,518円 | 1回線 220円/月割引 | 1,298円 |
20GBプラン | 1,991円 | 1回線 220円/月割引 | 1,771円 |
30GBプラン | 2,728円 | 1回線 220円/月割引 | 2,508円 |
自宅に光回線がある場合に最適な3GBプランは、セット割の適用でスマホ1台の月額料金が760円になります。
家族3人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。
家族3人で利用するマンション集合住宅の場合
(@TCOMヒカリマンション)4,180円+(LIBMO 3GB セット割後 760円)×3人=6,460円
ドコモ光とドコモを併用して割引きを適用している場合よりも、通信費トータル費用は毎月概ね8,000円以上も安くなる計算になります。
家族3人で利用する一戸建て住宅の場合
(@TCOMヒカリ戸建て)5,610円+(LIBMO 3GB セット割後 760円)×3人=7,890円
こちらも、ドコモ光とドコモを併用して割引きを適用している場合よりも、通信費トータル費用は毎月概ね8,000円以上も安くなる計算になります。
キャッシュバック
@TCOMヒカリでは、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
auユーザーなら「ビッグローブ光」+「UQモバイル」のセット割
(出典:ビッグローブ光申込サイト)
auユーザーの方は、auひかりや電力系の光回線サービスをご利用の方も多いと思いますが、乗り換え先には光コラボの「ビッグローブ光」がオススメです。
特に今後引っ越す機会があった場合、マンション利用が難しいauひかりとは異なり、日本中の多くの建物の共有スペース内まで導入工事が済んでいる、NTT東西の光回線フレッツ光を使うので、数多くのマンションで利用する事ができます。
戸建てでも関西エリア・東海エリアではauひかりは利用できませんが、光コラボのビッグローブ光なら、全国の幅広い地域エリアで利用する事が可能になっています。
ビッグローブ光の月額料金は、マンションタイプ4,378円・一戸建てタイプ5,478円です。
ビッグローブ光ではauのセット割も適用されますが、auのサブブランドである「UQモバイル」を利用した方がコスパは良くなります。
UQモバイルでもセット割が適用されます。
UQモバイルのセット割
(出典:UQ mobile公式サイト)
UQモバイルはauのサブブランドで、どちらもKDDIが提供しているため、利用する電波も同じであるため、auで購入したスマホがUQモバイルに乗り換えても継続して利用可能です。
現在、UQモバイルで提供されているプランは3つあります。
トクトクプラン | コミコミプラン | ミニミニプラン | ||
1GB未満 | 15GB | 20GB | 4GB | |
月額料金 | 2,277円 | 3,465円 | 3,278円 | 2,365円 |
セット割 | 1,100円 | 1,100円 | 0円 | 1,100円 |
割引き後 | 1,177円 | 2,365円 | 3,278円 | 1,265円 |
自宅に光回線を利用できるユーザーに最適なのは4GBのミニミニプランで、セット割適用後はスマホ1台につき1,265円で利用が可能です。
支払いにau PAYカード指定の場合に受けられる、187円の割引きも含めて家族3人で通信費トータル費用を計算します。
家族3人で利用するマンション集合住宅の場合
(ビッグローブ光 マンション)4,378円+(UQモバイル 4GB セット割後 1,265円)×3人-(auPAY割)187円=8,173円
光回線のビッグローブ光を導入してUQモバイルに乗り換えれば、コスパは上記のように良くなります。
家族3人で利用する一戸建て住宅の場合
(ビッグローブ光 戸建て)5,478円+(UQモバイル 4GB セット割後 1,265円)×3人-(auPAY割)187円=9,273円
光回線のビッグローブ光を導入してUQモバイルに乗り換えれば、コスパは上記のように良くなります。
キャッシュバック
ビッグローブ光では代理店契約で、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。
工事費無料キャンペーン
現在auひかりなどをご利用になっている場合は、光コラボのビッグローブ光を導入するためには、回線の導入工事が必要になり費用もかかります。
ビッグローブ光の導入には最大で19,800円の標準工事費がかかりますが、今なら工事費が実質無料になるキャンペーンを行っています。
引っ越し移転時の工事費用が無料
ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になっています。
ソフトバンクユーザーなら「ソフトバンク光」+「ワイモバイル」のセット割
(出典:ソフトバンク光申込サイト)
ソフトバンク光の月額料金は、マンションタイプ4,180円・一戸建てタイプ5,720円です。
ソフトバンクをスマホで利用しているユーザーで、自宅に光回線を導入している場合は、ソフトバンク光を利用している方が圧倒的に多くなっています。
もし、スマホでソフトバンクのプランを利用しているのに、別の光回線サービスを利用しているなら、スマホ料金の割引である「セット割」が受けられるソフトバンク光に乗り換えた方が、通信費トータル費用は下げられるケースが多くなります。
ただし、通信費トータル費用をもっと下げるなら、ソフトバンクのサブブランドの「ワイモバイル」を利用した方が、セット割も適用されてコスパは良くなります。
ワイモバイルのセット割
(出典:ワイモバイル公式)
ソフトバンクサブブランドのワイモバイルは、同じソフトバンクが提供している回線サービスのため利用する電波も同じであり、ソフトバンクで購入したスマホがワイモバイルでも継続して利用可能になっています。
現在、ワイモバイルから提供されているプランは3つあります。
シンプル2 | |||
プラン名 | S | M | L |
容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
基本月額料金 | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
セット割 | 1,100円 | 1,650円 | 1,650円 |
割引き後 | 1,265円 | 2,365円 | 3,465円 |
自宅に光回線を利用できるユーザーに最適なのは4GBのSプランで、セット割適用後にはスマホ1台につき1,265円で利用が可能です。
支払いにPayPayカード指定の場合に受けられる、187円の割引きも含めて家族3人で通信費トータル費用を計算してみましょう。
家族3人で利用するマンション集合住宅の場合
(ソフトバンク光)4,180円+(ワイモバイル 4GB セット割後 1,265円)×3人-(PayPay割)187円=7,788円
ソフトバンクの無制限プラン利用時よりも、大幅に通信費トータル費用は下がります。
家族3人で利用する一戸建て住宅の場合
(ソフトバンク光)5,720円+(ワイモバイル 4GB セット割後 1,265円)×3人-(PayPay割)187円=9,328円
こちらも、ソフトバンクの無制限プラン利用時よりも、大幅に通信費トータル費用は下がります。
キャッシュバック
ソフトバンク光は代理店契約で、キャッシュバックキャンペーンを行っています。
キャッシュバック特典の詳細は、以下をご覧下さい。