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楽天モバイルを乗り換えるなら光回線も同時乗り換えがお得!?

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最後発で携帯キャリアに名乗りを上げた、日本では4番目のキャリアである楽天モバイルは、スタート直後から従来のキャリアには無い斬新なプランを提示してきました。

そのプラン推移については、別項の「楽天モバイル無料プラン終了!乗り換えるならどこ?」も、合わせてご覧下さい。

 

携帯電話契約は既に広く行き渡っているとも言え、楽天モバイルは新規契約者獲得のためには、既存のキャリアである3大キャリアの牙城を崩す必要が有り、そのためのキーワードとして「無料」を掲げてきました。

 

しかし、キャリアへの新規参入は、アンテナ設置など設備投資への先行投資だけでも膨大な先行投資が必要で、無料を継続していくのには更に大きな原資が必要になります。

楽天グループは楽天市場・楽天証券・楽天トラベルなどで収益を上げていますが、それをつぎ込み続けるにも限界が有ります。

 

期間限定のキャンペーンの無料なら解りますが、期間を限定しない正式なプラン「Rakuten UN-LIMIT VI」でも、月に1GBまでの利用なら「無料」を提示していました。

3大キャリアも手をこまねいていた訳では無く、総務省の要請もあってオンライン専用プランなどの対抗策を講じながらも、いつまでも「無料」が継続することは無理が有るというスタンスをとってきました。

 

楽天モバイルが、無理をしてでも存在感を示す(=契約者数を確保する)必要が有ったのは、プラチナバンドの確保が悲願だからだと推察出来ます。

プラチナバンドは4G LTEの周波数帯で、比較的障害物に強く、遠くまで届く特性を持っていて、3大キャリアには割り当てられていますが、楽天モバイルにはありません。

電波が何処でも繋がりやすい環境を構築するには、このプラチナバンド無しでは難しいのが現状ですが、その周波数の空きは現在無く、最後にプラチナバンドを獲得しているソフトバンクの例を参考にすれば、契約者数の確保が必須条件です。

 

楽天モバイルは2022年5月31日に、7月1日から1GB未満の無料利用を廃止した、「Rakuten UN-LIMIT VII」への移行を発表し、既存ユーザーも例外なく強制的にプラン変更される旨を発表しました。

これは、既存契約者の他社への流出を織り込まずには考えられず、現実的な資金の問題だけでなく、プラチナバンドの割り当てが現実的に難しいと判断したものと推察出来ます。

 

楽天モバイルからの転出者の受け皿になるべく、各社ともプランやキャンペーン特典等でのアピールが活発になっていますが、単純にスマホプランを乗り換える策だけではなく、同時に光回線も乗り換えた方が、ずっとお得になる事を解説いたします。

 

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」とは?

 

(出典:楽天モバイル公式)

 

新しいプラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の内容を、再確認しておきましょう。

 

それまでの「Rakuten UN-LIMIT VI」では、月に「1GBまでの利用なら基本料は0円」が、最大のセールストークでした。

1GB以上は、3GBまでは月額1,078円・20GBまでは2,178円・それ以上は無制限(楽天回線に限る)3,278円 というプラン内容です。

 

それに対して、2022年7月1日から全てのユーザーが移行している新しい「Rakuten UN-LIMIT VII」は、「1GBまでの利用なら基本料は0円」が無くなり、3GBまでは月額1,078円・20GBまでは2,178円・それ以上は無制限(楽天回線に限る)で3,278円になる料金体系です。

 

RakutenLinkアプリを利用した、電話通話が無料な事は変更ありません。

 

楽天モバイルを無料で利用継続する事は出来なくなり、最低月額料金1,078円掛かるようになります。

ただし、プラン強制変更後には、以下の猶予期間が設けられています。

2022年7月・8月は1GB未満の利用ユーザーは料金が請求されません。

9月・10月は1GB未満利用のユーザーには、月額1,078円が請求されますが、両月合計で2,161円の楽天ポイントが付与されるため、楽天ポイント利用者には実質無料で利用出来ます。

 

月額無料での利用者は、どれくらいの割合がいるのか?

キャンペーンでは無く、強制的なプラン変更で無料利用が終了する事に対して、憤るユーザーが多いのは確かですが、楽天側から見れば、プラチナバンドを諦めさえすれば、収益に貢献しないユーザーを一掃できるため、企業収支にはプラスに作用するという考え方もあります。

実際に無料利用するユーザーは、どれくらいの割合で存在しているのか?他の容量も含めて見ていきましょう。

 

MMD研究所では、8歳~69歳の男女25,000人を対象に2022年6月10日~6月13日の期間で「楽天モバイル0円廃止発表後の実態調査」の調査内容を発表しています。

 

 

(出典:MMD研究所

 

メイン利用とサブ利用

上図では、グラフが上と下の2つになっています、

 

上にあるのは楽天モバイルを主に使っているメイン利用者で、下にあるのはDSDVなど2枚のSIMを1台のスマホで利用しているか、eSIMで2つのスマホプランを利用しているユーザーと、スマホ2台利用で使い分けをするユーザーで、メイン利用以外のスマホに楽天モバイルを使っているなどの、サブ利用者です。

 

自分の利用する行動エリアで、楽天モバイルの電波が問題無く掴めるユーザーは、メイン利用していると考えられますが、殆どインターネットを利用していない状態で、RakutenLinkアプリを利用して、無料通話が主な利用内容というユーザーもいると推察されます。

 

サブ利用者は、インターネット利用には別のスマホかメイン回線を利用して、先日auで起こったような大規模通信障害等へのリスク対応のため・電話発信する時にだけRakutenLinkを利用する・メインの容量超過に対する備えとしての予備など、積極的に活用する中でも、「無料だからイイか」という考え方が見えます。

 

メイン利用者では半数近く・サブ利用者では6割以上が無料利用

 

メイン利用者の無料利用割合

調査では半数に近い48.9%が1GB以下の利用で、無料で利用しています。

電話発信に多くを利用していない、この利用量のユーザーは、継続利用するメリットがありません。

 

22.1%は2GBから5GBの利用者です。

グラフでは2GBからになっていますが、これは1GBを僅かでも上回るユーザーを全て含んでいます。

楽天モバイルのプランでは、1GBを超える3GB未満は月額1,078円ですから、格安SIMやLINEMOなどの安価な3GBプランでは、1,000円以下に設定されているサービスも多く、電話発信でRakutenLinkアプリを重宝しているユーザー以外では、電波事情も含めて継続する理由は少ないと言えます。

 

更に3GB以上では、楽天モバイルのプラン上の弱点が露わになります。

3GB以上の利用では、楽天モバイルのプラン括りは20GBまでの2,178円になります。

このデータ利用ゾーンでは、更に安価な他社プランとの価格差が大きくなります。

たとえば、OCNモバイルONEでは、6GBまでのプランが1,200円で提供されていて、楽天モバイルを継続するメリットがありません。

 

 

 

サブ利用者の無料利用割合

サブ利用で楽天モバイルを使っているユーザーは、無料利用している割合がメイン利用者よりも多くなる事は想像がつきますが、実態として62.8%が無料利用している割合になっています。

 

サブ利用者で10%を超えているのは、「利用してない」の11.1%しか無く、他の容量はいずれも一桁%でしかありません。

 

利用していないユーザーは、楽天ポイントの優遇か、サービススタート時にあったキャッシュバック特典狙いで、無料だから全く利用しなくても負担にはならず、契約だけはしておこうと考えたユーザーで、この数値は決して小さく有りません。

二桁の両者を合わせれば、ほぼ4人に3人が、新しい「Rakuten UN-LIMIT VII」からの離脱者予備軍になります。

 

小容量のデータ利用者が多い訳

旧プランの「Rakuten UN-LIMIT VI」では、1GBまでは無料という特殊なプランであるため、小容量の利用者が多くなっている側面は否定しませんが、楽天モバイル利用者だけだはなく、通信会社の回線利用するスマホ一台あたりのデータ量は、3GB以下が多くを占めています。

 

2022年1月27日に株式会社MM総研は最新の「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2021年12月時点)」を公表しています。

 

 

(出典:MM総研

 

1ヵ月のインターネット利用量は、概ね1人あたり70GBから80GBを利用している事を考えれば、通信会社の回線利用では「1GB」31.5%・「2GB」10.7%・「3GB」16.5%と、6割近い小容量利用ユーザーが占めていて、そのデータ容量差を埋めているのは、自宅では別の回線を利用している事に外なりません。

 

約75.4%のユーザーは、累計「7GB」までの利用という数値を見れば、先の楽天モバイルの利用データと大きな差はありません。

 

では、自宅で利用している別回線は何なのか?検証してみましょう。

 

総務省は、2021年7月に固定系ブロードバンドインターネットにおけるトラヒック(通信量)の実態を把握するためインターネットサービスプロバイダ(ISP)9社(「(株)インターネットイニシアティブ」、「NTTコミュニケーションズ(株)」、「(株)NTTぷらら」、「(株)オプテージ」、「KDDI(株)」、「JCOM(株)」、「ソフトバンク(株)」、「ニフティ(株)」及び「ビッグローブ(株)」)や、インターネットエクスチェンジ(IX)5団体等の協力の下で、2021年5月のインターネット回線の集計と試算を発表しています。

 

 

(出典:総務省

 

このグラフを見れば一目瞭然ですが、赤線の固定系ブロードバンド回線が圧倒的に多く、光回線を利用しているユーザーが多いのは明らかです。

 

これは、多くのスマホユーザーの通信費が、光回線+スマホ代 になっている事を示しています。

 

楽天モバイルを乗り換えるなら、光回線も同時乗り換えがお得!

通信費トータルの費用を考えれば、楽天モバイルから乗り換える時に、光回線の乗り換えも検討した方がお得になります。

 

楽天ひかり利用者は?

楽天ひかりは、NTT東西が敷設した「フレッツ光」を利用する、「光コラボ」のサービスです。

 

 

 

大手キャリアが提供する光回線のセット割は、契約中はずっと一定の料金をスマホ代から割り引くものですが、楽天ひかりは他のキャリアとは異なっていて、楽天モバイルとセットで使う事により、光回線の月額料金が1年間無料という政策になっています。

契約後に1年を経過した後は、メリットが有りません。

 

光コラボなら事業者変更で簡単に乗り換えられる

光コラボは、NTT東西が光回線の「フレッツ光」をプロバイダに卸す事によって、ワンストップで契約出来る契約形態です。

 

 

(出典:NTT西日本*一部改変)

 

楽天モバイルも、光コラボの一つです。

光コラボを扱う事業者は、NTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社が有り、楽天ひかりから「事業者変更」の手続きを行えば、回線工事は必要無く、乗り換える事でインターネットが利用出来なくなる期間も発生しません。

 

豊富な光コラボの選択肢の中から、スマートフォンの「セット割」でメリットの有るサービスを選択する事を主眼に、楽天モバイルからの乗り換えを考える事で、通信費のトータル費用が削減出来ます。

 

事業者変更の手続きは簡単です。

 

 

(出典:NTT東日本公式

 

事業者変更の手順

  • 事業者変更承諾番号の収得を、契約中の光コラボ事業者へ申し込む
  • 新しい光コラボ事業者に、「事業者変更」として申し込む
  • 事業者変更の手続きが完了(概ね1週間から2週間程度)すれば、利用できる様になります。

 

注意点としては、事業者変更承諾番号は15日間の有効期限があります。

 

楽天ひかりの違約金は?

光回線の違約金については、2022年の7月1日から電気通信事業法改正が有り、現在の楽天ひかりの違約金は、戸建てプランで5,280円・マンションプランで4,180円になっていて、縛りの期間は2年になっていますが、この条件が適用されるのは2022年の7月1日以降の契約者のみです。

 

それ以前の楽天ひかり契約者の違約金は、戸建て・マンションプランどちらも同じ10,450円で、縛り期間は3年です。

楽天モバイルのキャリアサービス開始は2020年の4月ですから、最短でも2023年の解約月に到達したユーザーは現状居ないことになります。

 

しかし楽天モバイルの乗り換えタイミングを考えれば、そこまで待つことは出来ません。

そこで、違約金を考慮しても乗り換えメリットのあり、スマホのセット割を考慮した光回線サービスを具体的にご紹介します。

 

楽天ひかりからのオススメ乗り換え① @TCOMヒカリ

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)

 

@TCOMヒカリは光コラボのため、楽天ひかりから事業者変更で乗り換えが出来ます。

 

@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプで5,610円・マンションタイプで4,180円です。

 

キャッシュバック特典で違約金を補える

「楽天ひかり」から「@TCOMヒカリ」に事業者変更で乗り換える場合、一戸建てタイプでは22,000円・マンションタイプで20,000円のキャッシュバックが受け取れます。

楽天ひかりの違約金を支払っても、お釣りが来ます。

 

もちろん、他の光コラボからの乗り換えでも適用されます。

キャシュバック詳細は以下をご覧下さい。

 

 

 

 

現在光回線を利用していない方にも、@TCOMヒカリはオススメです。

新規契約の場合のキャッシュバックは、一戸建てタイプでは38,000円・マンションタイプで35,000円に増額されますが、それは些末なことかもしれません。

 

自宅では家族で快適な光回線を利用して、スマホは格安SIMの「LIBMO」に乗り換える事で、楽天モバイルでは動画の一気見などの、利用の仕方によっては存在した通信制限が無くなり、無制限の自由なWi-Fi環境を自宅に構築出来る上に、通信費トータルも下がる可能性が有ります。

 

楽天ひかりからの乗り換えに伴う、スマホ同時乗り換えでも、新規でもメリットが有る「LIBMO」について詳しくご説明しましょう。

 

LIBMOのセット割

 

(出典:LIBMO公式)

 

@TCOMヒカリとLIBMOを組み合わせる事で、スマホ料金は以下になります。

 

 

〇納得プラン
データ容量 通常料金 @T COMヒカリ
月額割引額
実質金額
3GBプラン 980円 1回線 220円/月割引 760円
8GBプラン 1,518円 1回線 220円/月割引 1,298円
20GBプラン 1,991円 1回線 220円/月割引 1,771円
30GBプラン 2,728円 1回線 220円/月割引 2,508円

 

スマホ1台あたり220円の割引きで、最大家族5人で1,100円が割り引かれます。

 

3GBのプランでは、月々760円でスマホの運用が出来ます。

7GBから8GBのユーザーは、楽天モバイルでは2,178円ですが、LIBMOのセット割適用後では1,298円で利用出来ます。

 

楽天ひかりからのオススメ乗り換え② ソフトバンク光

 

(出典:ソフトバンク光申込サイト)

 

ソフトバンク光は光コラボのため、楽天ひかりから事業者変更で乗り換えが出来ます。

 

月額料金は、一戸建てタイプで5,720円・マンションタイプで4,180円です。

 

他社違約金を負担してもらえる