アクセシビリティとは、高齢者や障がい者などを含め、できる限り多くの人が等しく利用しやすいように配慮すること。またはその利用しやすさの度合い。

アクセシビリティとは、高齢者や障がい者などを含め、できる限り多くの人が利用しやすいように配慮することや、またはその利用しやすさの度合いのことをいいます。

コンピュータ利用においては、身体や視覚の障がいによりマウスを使うことができない人のために、キーボードだけで利用できるようにすることや、高齢者や視力が弱い人のために、画面の文字を大きく見やすく自分で簡単に設定できるようにすることなどがアクセシビリティの一例です。

アクセシビリティは、アクセスという言葉から派生した言葉で、文字通りアクセスのしやすさを示していて、たとえば病院に行く、学校に行くなどの場合に、その場所までたどり着きやすいか？というようなことです。また、Webサイトのアクセシビリティといった場合には、その情報への近づきやすさやたどり着きやすさのことをいっています。特に、ホームページの利用のしやすさは「ウェブアクセシビリティ」と呼ばれ、日本においては2004年、日本工業規格「JIS X 8341-3」が、誰でも見やすくアクセスしやすいホームページ制作のための指針を規定しています。

関連の深いことばに、ソフトウェアやホームページの使いやすさを示す「ユーザビリティ」という用語があります。