エンコードとは、アナログ信号やデジタルデータを、元のデータとは違う形式に変換すること。

エンコードとは、日本語では「符号化」といい、アナログ信号やデジタルデータを元のデータとは違う形式に変換することをいいます。なお、この変換は基本的に元に戻すことを前提に行われ、エンコードされたデータを元に戻すことを「デコード（decode）」または「復号化」といいます。

ファイルの形式を別の形式に変換することだけでなく、アナログ信号をデジタルデータへと変換することや、音声や動画のデータをより圧縮率の高い方式へ変換する(圧縮する)こと、判読不能にする(暗号化する)ことなどもエンコードと呼ぶことがあります。

また、利用者はあまり意識しませんが、電子メールで添付ファイルを送る場合、添付ファイルのエンコードが行われています。その際、ファイル容量が大きくなるため、大容量の添付ファイルを送信するときは注意が必要です。