パスワードとは、コンピュータやインターネットなどのネットワークにアクセスする際に、正当な利用者であることを判別するための文字列のことです。

パスワード(password)は通常ID(ユーザ名)と対で入力し、個人を認識します。また、何人かで共有のパスワードを設定し、アクセスできる人とそうでない人を区別し、制限をかけるというような使い方をする場合もあります。

パスワードが正しいかどうかでその利用者が正当かどうかを判断するため、他人が簡単に想像できるようなものは避けた方がいいでしょう。例えば、IDと同様のものや、生年月日や電話番号、名前にちなんだもの、英単語、連続する数字や同一の数字の羅列などはお勧めできません。万が一他人にパスワードを盗まれてしまうと、個人情報を流出されたり、本人のふりをして悪用されたりすることもあります。したがって、パスワードは複雑な文字列や記号の羅列にする他、定期的に変更したりして管理することが大切です。しかし、あまり複雑なものにしすぎると、使用するときに「思い出せない」などの問題も起こりがちなので、例えば、本人に意味のある文で”I have 3 cats.”の頭の文字をとって、”Ih3c”とするなどの工夫も必要になります。