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Dictionary of internet terms
改行コードとは、テキストファイルの中で改行を意味する記号に割り当てられた「しるし」で固有の番号のこと。
50音の表で「あ」は「1列目の1行目」とするならば「ほ」は「6列目の5行目」となります。コンピュータで文字を表示するときは、実際には常にこの対応表が働いています。携帯電話の絵文字にはパソコンでは読めないものがありますが、携帯電話の対応表の「X列目のY行目」に絵文字があっても、パソコンの対応表には「X列目のY行目」に絵文字がないため、表示できないのです。
この対応表には、文字そのもののほか、制御用の文字も含まれています。制御用の文字の中には文章をそこで改行する指示もあり、これを改行コードといいます。改行コードがあると、パソコンはそれを行の終わりだと認識して、画面に表示するときに改行を入れてくれるのです。
改行コードがない文章は、ひたすら横に長く表示されることになります。ただし、パソコンソフトが気を利かせて、画面上からはみ出さないように自動的に折り返してくれる場合もあるので注意が必要です。電子メールが、送信者の画面上では正常に表示されるのに、受信者の画面ではひたすら横に長く表示されるような場合は、改行コードが入っておらず、単に送信者側で「自動折り返し」機能が働いているだけのことが多いのです。
改行コードは一種類ではなく、OSによって異なります。サーバで使われているUNIX OSでは「LF」、Windowsでは「CR+LF」、Macintoshでは「CR」となっていて、改行コードが違うと文字化け(わけのわからない文字が羅列して表示される)したりします。
文字化けが起こっても、データそのものが壊れたわけではなく、改行コードが変わって読み取れなくなっているだけのこともあります。この場合は、改行コードを指定しなおしてやれば正しく読むことができる場合もあります。ホームページを見ているときに、文字化けが発生した場合には、ウェブブラウザの「エンコード」「改行コード」の設定を変えてみるとよいでしょう。