改竄(改ざん)とは、デジタルデータの内容を、権限のない者が勝手に書き換えること。

インターネット上の改竄(改ざん)とは、デジタルデータの内容を権限のない者が勝手に書き換えることをいいます。

90年代後半以降、官公庁やマスコミなどのウェブサーバに侵入したハッカーが、ハッキング成功の証としてウェブサイトのトップページを書き換える例が多発しました。これらは、改竄(改ざん)がすぐにわかる例であり、セキュリティホールを突破されたこと以外に実害は生じることがそれほどありませんでした。

しかし近年、会社内部で上司のコンピュータに侵入して人事評価を勝手に書き換えるとか、ネットワークゲームに不正に進入してゲームポイントを奪取するなど、実害をともなう改竄(改ざん)の例が増えてきており、セキュリティ対策の向上が課題となっています。