コンピュータの分野におけるデバイスとは、プリンタやマウス、USB機器など、パソコンに接続する周辺機器の総称のことで、元々は「装置」や「道具」を意味する単語です。ICやLSI、トランジスタなどの、電子回路を構成する基本素子のことをデバイスという場合もあります。

デバイスは、キーボードやマウス、プリンタ、USBメモリ、ディスプレイなどの、パソコンに外部接続する特定の機能を持った電子部品だけでなく、内蔵されているハードディスクドライブ（HDD）やCD-ROMドライブ、CPU、メモリなどもデバイスといいます。

デバイスを作動させるためにはデバイスドライバと呼ばれる専用のソフトが必要になり、これは単にドライバと呼ばれるのが一般的です。デバイスドライバは、OSに同梱されていることが多いので、単一でわざわざインストールしなくてもよい場合がほとんどですが、新しく購入した機器の接続をする場合などは、製品であるデバイスを製造したメーカーから提供されているCD-ROMや公式サイトからダウンロードするなどの形でドライバを取得して、OSにインストールすれば、そのデバイスを利用することができます。