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フレッツ光とドコモ光の違いとは?料金や特徴を比較して解説

フレッツ光

「フレッツ光」は、NTT東西が敷設管理している光回線です。

 

ドコモはNTTのグループ企業であり、言わずと知れた携帯通信企業の雄ですが、別の株式会社として存在していたドコモを、巨額のTOB(株式公開買い付け=他の株主から買い付けること)を行い、現在ではNTTの完全子会社になっています。

 

ドコモでは光回線サービスとして、「ドコモ光」を提供しています。

 

根っこは同じ会社であるにも関わらず、別の光回線サービスを行っている事を不思議に思っている方も多いと思います。

選択と集中が必要な昨今の状況において、合理的じゃ無いなぁ・・・とお考えの方もいらっしゃるでしょう。

それらの疑問を、今回は一気に解決いたします。

 

どちらも知名度が高い、光回線サービスの「フレッツ光」と「ドコモ光」の違いとは何か?それぞれの料金や特徴を比較しながら解説していきます。

 

フレッツ光とドコモ光の「光回線」の違いは?

フレッツ光とドコモ光が実際に使っている、光回線の違いから解説していきましょう。

 

結論から申し上げれば、どちらも同じ光回線です。

フレッツ光は光回線そのものですし、ドコモ光が使っている光回線もフレッツ光です。

 

一見すると「ややこしい」ですよね。

そもそも何でそうなっているのか?疑問を持つ方も多いと思いますが、フレッツ光はNTTの光回線サービスで、ドコモ光はドコモの光回線サービスと、単純に考えるのも少々実態とは異なっています。

 

全国に敷設されている光回線は数少ない

光回線をインターネットに利用するためには、光ファイバーケーブルという有線を利用者と個々に繋ぐ必要があり、街中を含めてケーブルの取り回しが必要になります。

 

光回線が敷設できる企業は限られる

そのため、電柱や地下に光ファイバーケーブルを設置しますが、既に何らかのインフラにまつわる事業を行っていて、これらの既存施設を運用管理している企業以外には、大規模に光回線を設置する事は事実上難しいと言えます。

 

そのため、実際に光回線のサービスを提供しているのは、電気を供給している電力会社やケーブルテレビ・有線放送を行っている企業が大半になります。

 

ただ、電力会社が提供している光回線は電力管内に限られ、ケーブルテレビ系は更に狭いエリアの範囲に限定されています。

これは、持っているインフラ施設の範囲が限られているためで、提供エリアを全国展開する事はできません。

 

フレッツ光は全国に敷設されている唯一の光回線

唯一全国レベルでインフラ施設を展開しているのが、古くから電話事業を行ってきたNTTで、電話で使っている電柱や地下設備を使って47都道府県全てに、光回線を敷設しています。

 

この光回線が「フレッツ光」です。

 

全国レベルで光回線のサービスを行っているのは、NTTのフレッツ光の他に「auひかり」「NURO光」がありますが、どちらもフレッツ光の使用していない部分である「ダークファイバー」を利用してサービスを提供していて、自社で敷設している光回線は少ないのが現状です。

 

フレッツ光を使う光回線サービスはNTTグループ以外の他社でも

実際に全国に敷設されている光回線は事実上NTT東西の「フレッツ光」だけなので、同じグループであるドコモ光が別の光回線を使う事はあり得ませんし、通信キャリアとしてはライバルになる企業が提供している光回線サービスの、「ソフトバンク光」や「楽天ひかり」も使用している光回線はフレッツ光です。

 

フレッツ光とドコモ光の違いは契約形態の違い

フレッツ光とドコモ光の違いは、光回線サービスでインターネットを利用する場合に必要な、接続業者プロバイダとの契約形態の違いです。

 

プロバイダが何か?から、ご説明していきましょう。

 

プロバイダとは?

 

(出典:NTT東日本

 

インターネットを利用するためには、回線の他に接続業者プロバイダが必要です。

 

これは光回線に限らず、どんな回線を使っても同じです。

スマホプランでドコモを利用しているユーザーは、回線にドコモ回線を使いプロバイダもドコモが行っていて、ドコモから一括請求されるためにプロバイダの存在を気にする必要が無いために、プロバイダを利用してネットを使っている認識が薄いと言えます。

 

回線はプロバイダまでの接続を行っていて、プロバイダは契約している顧客のリクエストに応えるかたちで、膨大なwebの中から目的のサーバーまで接続を行い、情報を回線経由で顧客にリターンするのが、インターネットの一連の流れです。

 

NTTでは直接プロバイダ業務を行っておらず、フレッツ光は回線だけなので、フレッツ光を契約するだけではインターネットの利用ができません。

 

フレッツ光でもプロバイダの利用は必須であり、その契約形態は2つあります。

 

フレッツ光+プロバイダ別契約

 

(出典:NTT西日本*一部改変)

 

光回線であるフレッツ光の契約をNTT東西と行い、別途で接続業者プロバイダと契約を行う事でインターネットを利用する形態は、フレッツ光がサービス開始当初から存在しています。

 

この利用形態の事を、一般的には「フレッツ光」を利用すると言われています。

 

光コラボ契約

 

(出典:NTT西日本*一部改変)

 

もう一つのフレッツ光の利用形態が、光回線と接続業者プロバイダをワンセットにした「光コラボ」です。

 

NTT東西がプロバイダに光回線を卸し提供することで、プロバイダがインターネットサービスとして顧客と契約を結ぶため、NTT東西とユーザーは直接契約を結びません。

 

NTT東西の光回線フレッツ光を利用するのに、NTT東西と直接契約をしないのが、光コラボの特徴で、前述のフレッツ光とは大きく違う点です。

 

ドコモ光ではドコモがプロバイダとしての立場で、NTT東西からフレッツ光の卸し提供を受けて、光回線サービスとしてユーザーに提供しています。

 

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フレッツ光とドコモ光の「ユーザー」の違いは?

フレッツ光とドコモ光は、契約するユーザー層に明確な違いがあります。

 

フレッツ光は法人契約が主流になっていて、光コラボは個人契約が主流であり、光コラボのドコモ光では更にドコモユーザーが大半になっています。

 

フレッツ光に法人契約が多い理由

フレッツ光をNTT東西と契約して、別途プロバイダを契約する利用形態は、法人契約が主流になっています。

 

その理由は以下の通りです。

 

NTTと直接契約のメリット

NTTは古くから電話を中心とした通信事業を行っていて、数多くの法人企業を顧客に持っている実績と歴史があります。

 

その豊富なノウハウは、NTTと直接付き合いが生じる事で享受ができるため、インターネットを含めた通信事業全般やITのビジネス利用など、法人が自社内に構築するシステムや回線に、NTTの持っているノウハウを如何無く活かすことができます。

 

ドコモ光を含む光コラボでは、NTTと直接契約を行わないため、法人の契約にはフレッツ光が多くなっています。

 

法人向けサービスが充実している

フレッツ光では、法人向けサービスが充実しています。

 

固定IPアドレスの利用や、VPNの利用・24時間サポートなど、数多くの使いやすい法人向けサービスが整っているため、フレッツ光は法人契約が多くなっています。

 

 

プロバイダを簡単に乗り換えられる

プロバイダによって、できる事や能力が異なっています。

 

法人が発展すると共に、システムの内容を一新する必要が出て来る可能性があります。

フレッツ光ではプロバイダが完全な別契約のため、現状契約しているプロバイダが対応できない場合でも、プロバイダだけを乗り換える事で対処ができます。

 

将来の発展性を見据えて、フレッツ光を選択する法人が増えています。

 

フレッツ光回線のプロバイダでおすすめは?契約形態ごとに解説
NTT東西が敷設管理している光回線「フレッツ光」は、改めて申し上げるまでも無く日本を代表する光回線で、圧倒的なシェアと世界有数の品質と技術力を誇ります。一般的に「この回線は速い!」だとか、「この回線はイマイチ遅い・・・」という感じで評価され...

 

経費計上が容易

フレッツ光の法人契約は、請求書でのシメ支払いが可能になっています。

 

それに対してドコモ光を含む光コラボでは、請求書・領収書の発行は無く、クレジットカードでの支払いが一般的になっています。

 

経費計上の処理が容易である事から、フレッツ光の法人契約を選択する法人が多くなります。

 

法人契約のキャッシュバックはフレッツ光に限定

フレッツ光では契約に伴うキャッシュバックキャンペーンは、公式のNTT東西では行われていないケースが大半ですが、取り扱いのある代理店ではキャッシュバックキャンペーンが行われています。

 

これは代理店ごとに独自で行っているキャンペーンで、経費のかからない運営を行っているオンライン専門代理店が、手厚い内容のキャンペーンを用意しています。

 

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代理店では複数のプロバイダも併せて紹介が受けられるため、疑問や質問なども併せてワンストップで行えて、利便性が高くなっています。

フレッツ光をNTTで契約しても代理店で契約しても、サービスや料金・サポートなど、一切の差違はありません。

 

フレッツ光の代理店契約で得られるキャッシュバックは、その対象が法人契約に絞られているケースが大半で、個人契約は対象外です。

逆に、光コラボでのキャッシュバックキャンペーン対象は個人限定で、法人は対象外になっています。

 

光コラボに個人契約が多い理由

フレッツ光の卸し提供を受けたプロバイダと契約する利用形態の「光コラボ」は、個人契約が主流になっています。

 

その理由は以下の通りです。

 

月額料金が安い

フレッツ光の月額料金とプロバイダの料金を足した金額よりも、ワンセットになっている「光コラボ」の料金の方が安くなります。

 

特にマンション集合住宅で利用する場合は、フレッツ光では同じ建物の利用者戸数によって月額料金が変わり、小規模なマンションや利用者数が少ない場合には月額料金が上がります。

 

しかし、光コラボをマンション集合住宅で利用する場合、同じ建物の利用者戸数に関係無く、月額料金は安価で一定になっています。

 

NTTと直接契約するメリットが無い個人契約では、安価に利用ができる光コラボの契約が当然多くなります。

 

窓口が1箇所で済む

フレッツ光の場合は、NTTとプロバイダの2箇所の窓口があり、支払い先も2箇所になりますが、光コラボの場合は1箇所で済みます。

 

そんな利便性だけでなく、トラブルが発生した時には窓口が一箇所で済むため、事態によって問い合わせ先を変える手間がありません。

 

窓口が1箇所で済む利便性を考えれば、個人契約に光コラボを選択するユーザーが多くなります。

個人契約だけでなく、インターネットが利用できれば良いと考える小規模法人やSOHOでは、代表者名義のクレジットカードで契約するケースも多くあります。

 

個人契約のキャッシュバックは光コラボに限定

光コラボでは公式HPでもキャッシュバックキャンペーンを行っている事がありますが、オンライン専門代理店では独自のキャッシュバックキャンペーンを展開しているケースも多く、公式で契約するよりも代理店契約の方が特典の両取りできてお得です。

 

光コラボレーション | BBN
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公式HPでキャッシュバックキャンペーンが行われていない場合でも、代理店では行われている事があります。

フレッツ光と同様に、契約窓口によって月額料金やサポートも含めたサービスの差違は一切ありません。

 

代理店が行っているキャッシュバックキャンペーン対象は、個人契約に限定されているケースが圧倒的に多く、法人は対象外になっています。

 

ドコモユーザーにドコモ光利用者が多い理由

ドコモ光ユーザーは、スマホプランでドコモを契約しているユーザーが大半になっています。

 

その理由は以下の通りです。

 

ドコモユーザーへのアプローチ

ドコモのスマートフォンでインターネットへの扉を開いたユーザーが、その利用が広がっていく中で発生する「自宅に光回線を引きたい」というニーズに対して、ドコモが的確なアプローチを行っている事があります。

 

光回線を自宅に導入したいと漠然と考えているユーザーは、何処で頼んだら良いのか解らない方も多く、解らない事への不安も少なくありません。

 

全国のドコモショップでは積極的に店舗を訪れるドコモユーザーに対して、ドコモ光のアプローチを行っていて、店舗を訪れない顧客に対してもDMなどで勧誘を行っています。

行きつけのショップや信頼しているドコモからのアプローチだからこそ、ユーザーは信用して耳を傾けます。

 

そのためドコモ光ユーザーは、スマホプラン契約でドコモを利用しているユーザーが多くなります。

 

セット割が適用される

アプローチを的確にするだけでは、ユーザーの納得は得られません。

 

背中を押す方策として、ドコモユーザーが光回線にドコモ光を導入する事で、毎月のスマホ代が割引きされる「セット割」が適用されます。

 

スマホ1台につき最大で月額1,100円の割引きが受けられるため、家族5人でドコモを利用している場合では、最大毎月5,500円の割引きが受けられる事になります。

 

フレッツ光ではセット割が無いため、通信費トータル費用では大きな差が出る事は明白であり、他の光コラボではドコモのセット割を適用しているサービスが無い事が、ドコモユーザーのドコモ光利用者が多くなる一番の理由です。

 

セット割りは、アプローチを実際の契約に繋げるツールとしてだけでなく、光回線の利用は導入工事が伴うため、比較的長期間に渡って継続利用される傾向にあり、長期的にドコモを継続利用してもらう方策として機能していて、ドコモからの離脱者を防ぐ役割も担っています。

 

 

 

 

 

フレッツ光とドコモ光の「料金」の違いは?

ドコモ光の月額料金は、利用するプロバイダによって2タイプがあります。

 

フレッツ光は月額の回線料として、西日本と東日本では異なり、マンション集合住宅では利用する戸数や配線方式でも異なります。

 

標準的な1Gbpsの場合の料金を見てみましょう。

 

フレッツ光の月額料金

東日本のフレッツ光月額料金

一戸建て

月額 6,270円+プロバイダ料金(1,100円から1,400円程度)

 

マンション集合住宅(標準的な利用戸数プラン1)

月額4,125円+プロバイダ料金(1,000円から1,400円程度)

 

西日本のフレッツ光月額料金

一戸建て

月額 4,730円+プロバイダ料金(1,100円から1,400円程度)

 

マンション集合住宅(標準的な利用戸数プラン1)

月額3,575円+プロバイダ料金(1,000円から1,400円程度)

 

ドコモ光の月額料金

光コラボは本来プロバイダから提供されているもので、光コラボを選ぶ事はプロバイダを選ぶ事に等しいのですが、ドコモ光では例外的に複数のプロバイダが選択できるようになっていて、利用するプロバイダ別に月額料金が2タイプあります。

 

どのプロバイダを選んでも、適用されるセット割りの内容は同じで、契約や請求も各プロバイダではなく、ドコモが一括して行っています。

 

戸建て料金 マンション料金
タイプA 5,720円 4,400円
タイプB 5,940円 4,620円

 

タイプA 利用出来るプロバイダ

タイプAで利用出来るプロバイダは、OCN・GMOとくとくBB・BIGLOBE・Tigers-net.com・DTI・andline・BB.excite・エディオンネット・@nifty・SYNAPSE・ic-net・楽天ブロードバンド・hi-ho・ネスク・TiKiTiKi・SIS です。

 

タイプB 利用出来るプロバイダ

タイプBで利用出来るプロバイダは、TNC・@TCOM・AsahiNet・WAKWAK・ちゃんぷるネット です。

ちゃんぷるネットは、サービス提供エリアが沖縄県内のみとなり、県外での利用は出来ません。

 

*2023年7月以降は「ドコモnet」「plala」「OCN(タイプB)」の新規受付は停止されています。

 

フレッツ光とドコモ光の料金比較

具体的に同じプロバイダで、1ヵ月の月額料金を具体的に比較してみましょう。

 

ドコモ光のタイプBにある、プロバイダ@TCOMを利用したケースで計算します。

 

フレッツ光+@TCOMの場合

(フレッツ光 東日本 マンション)4,125円+(@TCOM プロバイダ料金)1,320円=5,445円

 

(フレッツ光 西日本 マンション)3,575円+(@TCOM プロバイダ料金)1,320円=4,895円

 

(フレッツ光 東日本 戸建て)6,270円+(@TCOM プロバイダ料金)1,320円=7,590円

 

(フレッツ光 西日本 戸建て)4,730円+(@TCOM プロバイダ料金)1,320円=6,050円

 

ドコモ光(@TCOMを利用したタイプB)の場合

全国共通 マンション利用 4,620円

 

全国共通 一戸建て利用 5,940円

 

いずれも、光回線に「フレッツ光」+プロバイダに「@TCOM」でインターネットを利用する環境は全く同じですが、月額料金はドコモ光の方が安価になります。

 

家族で利用するなら「ドコモ光」ですが・・・

個人契約でフレッツ光を利用するなら、フレッツ光でプロバイダを別契約するよりも、月額料金が安価なドコモ光の一択になります。

 

さらに、ドコモユーザーの家族で利用する場合は、ドコモ光なら毎月のスマホ代が安くなる「セット割」が適用されてお得に利用ができます。

 

ここで考えたいのは、契約しているドコモのプラン契約を継続する必要は無いということです。

 

多くのスマホユーザーは月に3GB程度の利用に留まる

 

(出典:MM総研

 

現在自宅に光回線が無く、スマホプランだけでインターネットを利用している方なら、ドコモの大容量・無制限のギガホプレミアプランを契約しているケースが多いと思います。

 

しかし、自宅に光回線が導入されたら、多くのスマホユーザーに大容量無制限のギガホプレミアプランでも3GB以下の場合は割引きが受けられます。

 

どれだけ自宅でデータ消費をする動画視聴を行っても、Wi-Fiを使って光回線でインターネットを行う為、契約しているスマホプランのギガを自宅で消費する事は基本的に無くなります。

 

外出時にWi-Fiが無い環境下でのみ、契約しているプランのギガを消費しますが、一般的なスマホ利用のLINEでのやり取りや、webチェック等では多くのギガを消費していません。

 

上のグラフは、2023年3月1日に株式会社MM総研が調査した、「携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2023年1月調査)」からの引用です。

 

3GB未満のユーザーが大半であり、最も多いのは1GB未満のユーザー層になっています。

自宅に光回線を導入したら、多くのスマホユーザーに最適なスマホプランは3GB程度で良いと言えます。

 

家族5人で通信費トータル費用をシミュレーション

ドコモでは2023年7月より、それまでのプラン内容を一新しています。

ただ、現状のプラン利用者は既存プランがそのまま継続利用ができるため、実際に多く利用されているのは既存プランですから、そちらを中心に家族5人で利用した場合の、光回線とスマホ代を合計した通信費トータル費用をシミュレーションしてみます。

 

ギガホプレミアプランの場合

5Gギガホプレミアプランは、容量無制限を月額7,315円で提供されていて、4Gのギガホプレミアプランは、容量月に60GBを月額7,205円です。

 

家族で3回線以上利用すれば、毎月のスマホ代から1,100円の家族割が適用されるので、4Gギガホプレミアプランで家族5人の場合

 

月の支払料金は(7,205円-1,100円)×5人=30,525円

 

ドコモ光を利用する場合は、更にスマホ1台につき月額1,100円のセット割が適用されます。そのため

 

月の支払料金は30,525円-(1,100円×5人)=25,025円

 

になります。

 

光回線が自宅に導入されれば、3GB未満の利用になるため、1,650円の割引きが自動的に適用されます。そのため

 

月の支払料金は25,025円-(1,650円×5人)8,250円=16,775円

 

になります。

マンション集合住宅の通信費トータル費用

(スマートフォン料金)16,775円+(ドコモ光)4,400円=21,175円

 

になります。

 

戸建て住宅の通信費トータル費用

(スマートフォン料金)16,775円+(ドコモ光)5,720円=22,495円

 

になります。

 

ギガライトプランの場合

それほどインターネットを利用していないユーザーなら、従量制小容量プランのギガライトプランを契約している方も多いと思います。

 

ギガライトプランで月に3GB未満程度の利用はステップ2に当たり、月額利用料は4,565円になります。

 

家族で3回線以上利用すれば、毎月のスマホ代から1,100円の家族割が適用されるので、家族5人でギガライトプランを利用している場合

 

月の支払料金は(4,565円-1,100円)×5人=17,325円

 

になります。

 

ドコモ光を利用する場合のセット割りは、ステップ2の場合月額550円がスマホ1台につき割引きが受けられます。

 

月の支払料金は17,325円-(550円×5人)=14,575円

 

になります。

 

マンション集合住宅の通信費トータル費用

(スマートフォン料金)14,575円+(ドコモ光)4,400円=18,975円

 

になります。

 

戸建て住宅の通信費トータル費用

(スマートフォン料金)14,575円+(ドコモ光)5,720円=20,295円

 

になります。

 

小容量プランの方が安価に利用ができます。

 

ドコモの新プランirumoの場合

ドコモでは、2023年7月から新プランに改訂されています。

 

既存のプランを一つにまとめた「eximo」と、より安価な「irumo」になっています。

 

従来のプランに比べてirumoは制約もありますが、価格だけで見れば大いに魅力があると言え、セット割りを適用した3GBプランでは、月額1,067円で利用する事ができます。

 

ドコモの新プラン詳細については、以下も是非併せてご覧下さい。

 

https://bb-navi.jp/column/docomo%27s-new-plan-appearance20230625

 

光コラボならもっとコスパ良く利用が可能

家族でフレッツ光を利用するなら、プロバイダ別契約ではなくドコモ光の方がお得に利用できる事に間違いありません。

 

しかし、ドコモのスマホ利用者が、通信費トータル費用を下げるための手段として光回線にドコモ光を選択するのは正しくても、光コラボはNTT東日本エリアで530社・NTT西日本エリアで235社から多彩に提供されているため、他の選択肢を検討する事で更に通信費トータル費用は節約できます。

 

ドコモ以外にセット割りが適用される光コラボも豊富に用意されているので、自分の利用したいスマホ回線に、セット割りを適用している光コラボを探す事もコスパ良く利用できる方法です。

 

現在ドコモのスマホプランを契約しているユーザーにオススメな方法は、そのままドコモで購入したスマホが利用できる格安SIMへの乗り換えです。

ドコモ回線を利用している格安スマホなら、同じ周波数帯(電波)・アンテナ基地局を利用するためです。

 

格安SIMは小容量プランの利用で月額料期が安価であり、光コラボの中には格安SIMにセット割の適用が受けられるものも存在しています。

安価な光コラボ+安価な格安SIMに家族で乗り換え+セット割の適用が、最もコスパ良くインターネットが利用できる、通信費トータル費用を節約できる手段になります。

 

具体的に、一押しの組み合わせをご案内しましょう。

 

 

コスパ抜群のおすすめの光コラボとスマホの組み合わせ3選

通信品質とキャンペーンで選ぶなら「ビッグローブ光」+スマホ「UQモバイル」

 

(出典:ビッグローブ光申込サイト)

 

フレッツ光のコラボ「ビッグローブ光」と、スマホプランは高品質なau回線をそのまま使う、auのサブブランド「UQモバイル」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータルの費用を安く抑えられます。

 

ビッグローブ光の月額料金は、マンションタイプは月額4,378円、一戸建てタイプは月額5,478円です。

 

キャッシュバックキャンペーン

ビッグローブ光はキャッシュバックが受け取れるお得なキャンペーンを行っています。

 

ビッグローブ光 最大95,000円キャッシュバックを現金還元
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引っ越し移転時の工事費用が無料

転勤族の方や引っ越しする予定がある方にも、ビッグローブ光がおすすめです。

 

ビッグローブ光では何度引っ越しを行っても、その都度必要になる工事費が無料になる、お得に継続利用ができる光コラボです。

 

UQモバイルのセット割

 

(出典:UQ mobile公式サイト

 

「UQモバイル」はau回線を利用していますので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。また、auで購入したスマートフォンも、そのまま利用できるのでauユーザーにも最適です。

 

UQモバイルをビッグローブ光と併用して「セット割」を適用させると、4GB/月のミニミニプランが月額1,265円で利用できます。

 

家族4人で利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

ビッグローブ光 UQモバイル 4GB 家族 光電話 合計
マンション 4,378円 1,265円 4人 550円 9,801円
戸建て 5,478円 1,265円 4人 550円 10,901円

*auPAYカードで支払う場合、合計請求額より187円割引

*セット割の適用には光電話のオプション契約が必要になります

 

家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータルの費用は、マンション利用の場合は月額合計9,801円・戸建て利用の場合は月額合計10,901円になり、通信費トータル費用を安く抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。

 

 

月額料金をとことん抑えるなら「@TCOMヒカリ」+スマホ「LIBMO」

 

(出典:@TCOMヒカリ申込サイト)

 

光コラボの「@TCOM(アットティーコム)ヒカリ」とドコモ回線の格安SIM「LIBMO」のセット利用をおすすめします。

 

@TCOMヒカリの月額料金は、一戸建てタイプは月額5,610円、マンションタイプでは月額4,180円です。

 

@TCOMヒカリも、フレッツ光を使う「光コラボ」です。

 

5年連続表彰された回線品質

@TCOMヒカリは、通信速度を表彰するRBB SPEED AWARDに5年連続で表彰されました。インターネットの快適な通信に重要なのは、何より通信速度です。

 

光コラボはどれもフレッツ光と同じ光ファイバーを使っているため、最大通信速度は1Gbpsです。しかし、光コラボで利用するプロバイダによって実際の通信速度は変わります。光コラボであれば速度は一律というわけではありません。

 

自社計測ではなく、第三者機関により通信速度で高く評価された@TCOMヒカリなら通信速度も期待できます。

 

新規工事費無料

@TCOMヒカリは、新規工事費が無料です。光コラボで提供されるNTT回線には基本工事費が定められています。しかし、@TCOMヒカリはこれら基本工事費が実質無料です。

 

新規工事費を請求する光コラボもある中、基本工事費実質無料の特典が用意されているのはありがたいです。

 

月額料金12ヶ月割引

@TCOMヒカリは、月額料金12ヶ月割引の特典を受けられます。特典のおかげで、月額料金は

 

  • 戸建て:通常5,610円 → 1年目5,170円
  • マンション:通常4,180円 → 1年目3,850円

 

となり非常にお得です。

 

キャッシュバックキャンペーン

@TCOMヒカリは、キャッシュバックキャンペーを実施しています。

 

@T COM(アットティーコム)ヒカリ 最大50,000円キャッシュバック
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LIBMO セット割引

 

(出典:LIBMO公式)

 

@TCOMヒカリは、格安SIMの1つであるLIBMOとのセット割引を提供しています。セットで利用すれば、LIBMOの月額料金が毎月220円割引されます。

 

LIBMOは、20GBプランが業界トップラスに安い税込1,991円で提供されています。LIBMOは、ドコモ回線を利用しているため、今ドコモのスマホを使っていれば通信に必要なSIMカードを差し替えるだけで簡単に乗り換えられるのが魅力です。

 

格安SIM「LIBMO」の安価な月額料金が、光回線サービスを@TCOMヒカリにする事でセット割が適用され、通信費のトータル費用を下げるコスパの良い乗り換えになります。

 

〇納得プラン
データ容量 通常料金 @T COMヒカリ
月額割引額
実質金額
3GBプラン 980円 1回線 220円/月割引 760円
8GBプラン 1,518円 1回線 220円/月割引 1,298円
20GBプラン 1,991円 1回線 220円/月割引 1,771円
30GBプラン 2,728円 1回線 220円/月割引 2,508円

 

家族4人で@TCOMヒカリとLIBMOを利用した場合の、通信費トータル費用を計算してみましょう。

 

@TCOMヒカリ LIBMO 3GB 家族 合計
マンション 4,180円 760円 4人 7,220円
戸建て 5,610円 760円 4人 8,650円

 

家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータル費用は、マンション利用の場合は月額合計7,220円、戸建て利用の場合は月額合計8,650円になり、通信費トータル費用を安く抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。

 

 

NTTグループでまとめるなら「ドコモ光」+スマホ「irumo」

 

(出典:ドコモ光公式

 

光コラボの「ドコモ光」に、スマホプランは高品質なドコモ回線の新しく登場した小容量プラン「irumo」にすることで、セット割が適用されてコスパ良く通信費トータルの費用を安く抑えられます。

 

ドコモ光は利用するプロバイダの選択ができますが、おすすめは安価な利用が可能なドコモ自ら提供しているタイプAの「OCN」です。

 

ドコモ光OCN(タイプA)の月額料金は、マンションタイプ4,400円・一戸建てタイプ5,720円です。

 

キャッシュバックキャンペーン

ドコモ光はお得なキャッシュバックが受け取れるキャンペーンを行っています。

 

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irumoのセット割

 

(出典:ドコモ公式

 

「irumo」はドコモプランの一つなので全国で繋がりやすく、使いやすいと言えます。また、ドコモで購入したスマートフォンを利用中のユーザーにも最適です。

 

「irumo」とドコモ光を併用することで「セット割」が適用されて、3GB/月が月額1,067円で利用することができます。

 

家族4人で利用した場合の、通信費トータルの費用を計算してみましょう。

 

ドコモ光

タイプA

irumo3GB 家族 合計
マンション 4,400円 1,067円 4人 8,668円
戸建て 5,720円 1,067円 4人 9,988円

 

家族4人分のスマホ代と光回線を合計した通信費トータルの費用は、マンション利用の場合は月額8,668円、戸建て利用の場合は月額9,988円になり、通信費トータル費用を安く抑えられるコスパ抜群の組み合わせです。

 

店舗やオフィス等の業務用途なら「サポート」が充実している「フレッツ光」がおすすめ

 

(出典:フレッツ光申込サイト)

 

店舗やオフィス・個人事業主・SOHOなど業務用途の利用なら、NTT東西のフレッツ光の契約を行い、プロバイダを別々に契約する「フレッツ光+プロバイダ」の契約がおすすめです。

 

ビジネス利用でNTT東西と直接付き合えるのは、大きなメリットがあります。

 

光回線の個人利用では回線の卸提供をプロバイダに行う光コラボをメインとして、業務用途の利用ではNTT東西と直接契約をする方向でメリハリを付けているため、魅力のあるサービスを数多く用意しています。

 

安心な24時間サポート

フレッツ光は、「フレッツ光 24時間出張修理オプション」が用意されています。店舗・オフィスのインターネット回線は、ビジネスの効率や売上に直結するからこそ、安心して使えるバックアップ体制が重要です。

 

フレッツ光故障時のサポートは、通常9時から17時までに限定されています。しかし、多くの店舗・オフィスはこれより早い時間帯に始業し、これより遅い時間帯まで営業していることでしょう。フレッツ光 24時間出張修理オプションを使えば、夜間から早朝にかけて生じたトラブルもフレッツ光が対応してくれます。

 

フレッツ光 24時間出張修理オプションは、契約しているプランに応じ、月額2,200~3,300円で利用できます。初期費用はかかりません。

 

来店者向けWiFi「ギガらくWi-Fi」

フレッツ光は、来店者向けのWi-Fiサービス「ギガらくWi-Fi」があります。

 

フレッツ光を契約し、ギガらくWi-Fiを店内で提供すれば、来店者は無料でWi-Fiインターネットにつなげられます。集客しやすくなったり顧客満足度が高くなったりします。例えば、飲食店で” インスタ映え ”を狙っている場合等は、気軽にシェアできるインターネット環境を整備するのは重要ですよね。

 

フレッツ光のギガらくWi-Fiは無料のWi-Fiとして有名なため、来店者は安心して使えます。

 

安価で充実した「ひかり電話」

フレッツ光は「ひかり電話」が充実しています。

 

通常のひかり電話なら、月額料金550円から利用可能です。店舗やオフィスで1個の電話の場合は、通常のひかり電話を選べるでしょう。

 

フレッツ光では、さらに「ひかり電話オフィスタイプ」「ひかり電話オフィスA」を用意しています。

 

ひかり電話オフィスタイプは、法人・事業者向けの光IP電話です。最大32個の電話番号を提供可能で、さらに最大8件の同時発着信にも対応します。電話によるサービス受注やお客様対応を充実させたいオフィスに最適です。

 

ひかり電話オフィスAは、最大7,000個の電話番号を提供し、最大300件の同時発着信に対応します。

 

事業規模やニーズに合わせて、様々なひかり電話を選べるのがフレッツ光の強みです。

 

高額キャッシュバックでお得

フレッツ光の代理店は、個人向けのサービスではキャッシュバックを対象としていないことが多いため、キャッシュバックを受け取れないと思われがち。しかし、フレッツ光の法人契約では、法人や個人事業主向けの高額キャッシュバックが用意されています。個人向けより高額な場合も少なくありません。というのも、法人は引っ越しや乗り換えが比較的少ないからです。

 

「光コラボじゃないとキャッシュバックがない」と思っていたなら、一度フレッツ光の正規代理店のキャッシュバックをチェックしましょう。想像以上に高額でお得です。

 

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プロバイダのみの契約変更も可能

フレッツ光+プロバイダを別々に契約すれば、プロバイダのみの契約変更が可能です。

 

プロバイダの通信速度に不満があるなど、利用開始後に変更したい場合にも簡単に契約変更ができます。

契約変更後も光回線のフレッツ光を使う通信環境は変わらず、工事等の必要は無く手続きを行い、プロバイダの設定変更のみで完了します。

 

プロバイダのみ契約変更の窓口は、複数のプロバイダを取り扱っている代理店が相談しやすく、独自のキャンペーンを行っているのでお得です。

 

 

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